2016年2月8日、東京都港区のIWJ事務所において、『金融権力―グローバル経済とリスク・ビジネス』の著者で、京都大学名誉教授の本山美彦氏に岩上安身がインタビューを行った。
2016年2月8日、東京都港区のIWJ事務所において、『金融権力―グローバル経済とリスク・ビジネス』の著者で、京都大学名誉教授の本山美彦氏に岩上安身がインタビューを行った。
■イントロ
アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入より御覧になれます。
サポート会員 新規会員登録単品購入 550円 (会員以外)単品購入 55円 (一般会員) (一般会員の方は、ページ内「単品購入 55円」をもう一度クリック)
本山美彦名誉教授のお考えは、マルクス、カントに対する私の感じ方とほとんど同じです。マルクスの剰余価値などに対しては、評価できません。しかし、彼の社会改革に向ける情熱は、高く評価できます。カントについては、量子力学の相対性理論対する優越が、カント哲学の優秀さを証明しています。今の新自由主義は、使用価値をあざわっらた交換価値が、使用価値によって笑われる結果になります。金融資本の塊は、偽りの仮想社会に倒れるゴジラの様に思います。この頃、トルストイの民話の数々が時代の道しるべの様に感じます。資本主義の金利を求める欲望が、自らを滅ぼすのです。彼らの最大の弱点は、最後の審判の信仰です。