2012年1月24日(火)、文部科学省で平野博文大臣の定例記者会見が行われた。
(ボランティアスタッフ・遠田)
2012年1月24日(火)、文部科学省で平野博文大臣の定例記者会見が行われた。
■ハイライト
今国会1)について大臣は、被災者対応予算を含んだ、約2兆6千億円の第4次補正予算案を早期に成立させたいと語った。そして、「政府の一員として努力していきたい」と抱負を述べた。
政府は、運転期間が40年以上になった原子炉を廃炉にする法改正案に、20年延長できる例外規定を設ける方針だ。これについて大臣は、今までは40年という考え方が踏襲されてきたことから、どういう基準で延長されるのか明確にしなければ、国民の理解は得られないと述べた。
また、東日本大震災の教訓を生かし、防災時におけるマニュアルの問題点を含めた、防災教育の充実させていく方針を示し、津波被害にあった小学校などに対して、聞き取り調査を行うか検討すると述べた。
注一覧
(1)今国会=24日に招集された第180回通常国会のこと。社会保障と税の一体改革や一票の格差是正、議員定数削減などの重要法案が審議される予定。