12月19日(金)17時45分より、青森市の青森駅前公園で「原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動」が行われた。
電源開発(Jパワー)は、青森県大間町に建設中の大間原発の新規制基準に基づく審査を16日に原子力規制委員会に対して申請した。北海道函館市は稼働ありきの申請は遺憾だとして、東京地裁で係争中の裁判を通じて大間建設の差し止めを訴えるとしている。フルMOX燃料の新規原発の初の審査は長期化が予想されている。また、東北電力東通原発の敷地内活断層に関しては、原子力規制委員会の有識者会合での検討が22日の会合で評価案を提示する節目を迎える。一方、同じく22日に予定されていた日本原燃六ヶ所再処理工場の新規性基準適合性審査は原燃側の要望によりこの日延期が発表された。
青森市では、23日(火・祝)にリンクステーションホール青森で吉岡斉氏(原子力市民委員会座長、九州大学教授)による講演会「なぜ脱原発社会なのか」が行われる。