東京都知事選に出馬しているマック赤坂候補が、1月28日、IWJの単独インタビューに応じた。
石原都政について、マック赤坂候補は、「排ガス規制など良いこともあった」としながらも、石原氏の「右翼・ネトウヨ的体質が問題」と述べた。「元自衛隊の人を支援したり、原発を推進したり、集団的自衛権の行使や憲法9条の改正を言ったり・・・。この人に任せたら、本当に戦争が起きるんじゃないかなという怖さがある」。また、クラブや漫画を規制したことについて、「石原氏自身は、一橋大学の時に、若者が青春を謳歌する小説を書いた。自分がおじいさんになったら、若者潰しをした」と批判した。
また、昨年12月に成立した特定秘密保護法に話が及び、同法案審議中に自民党の石破茂幹事長が抗議行動のデモを「テロ」という趣旨の発言をしたことについて、マック赤坂候補は「とんでもない発言」と評した。マック赤坂候補は、正当な手続きを経て認められたデモは「直接民主主義のひとつの有効な手立て」であるとし、「それを否定するなら、彼(石破氏)は民主主義を守っている自民党の幹部だとは思えない。本当にレベルが低い」と痛烈に批判した。
マック赤坂候補は、1月17日の出馬会見で投票率の低さを懸念する発言をしている。これについて、インタビューでも「社会的問題」と述べ、「棄権と、投票に行って白票を投じることとは違う」、「投票に行くことを義務化すべき」と語った。
マック赤坂候補の主要政策の一つは、うつ病対策(副作用のある抗うつ剤の全面禁止)。この日行われた渋谷駅ハチ公前での街頭演説では、「医者に行ったら、うつ病でもないのに、朝昼晩3ヶ月分の抗うつ剤を出される。治るどころかどんどん酷くなる」と訴えた。マック赤坂候補のうつ病対策に共感する、江口友子・平塚市議会議員も応援演説に駆けつけた。