「このままでは国民を裏切ることになる」江田憲司議員、川田龍平議員ら14名がみんなの党に離党届を提出 2013.12.9

記事公開日:2013.12.10取材地: 動画
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 みんなの党の江田前幹事長を含め14人が2013年12月9日に離党届を提出した。年内の新党結成を目指すという。離党届けを出したのは、江田憲司、林宙紀、青柳陽一郎、椎名毅、井出庸生、小池政就、井坂信彦、畠中光成の8衆議院議員と、川田龍平、小野次郎、柴田巧、寺田典城、藤巻幸夫、真山勇一の6参議院議員。

 離党の理由は、みんなの党の結党の原点に戻ることであるという。江田氏は、政界再編を目指して結党されたみんなの党だったが「最近では自民党にすり寄る姿勢が見られ、自由闊達な議論ができなくなってしまった。このままでは国民を裏切ることになる」と最近の党のあり方を批判した。そして、これからは他の野党と政治理念や基本政策を一致させて政界再編を目指し、「脱官僚、地域主権、原発ゼロ、増税より景気優先することを実現していきたい」と述べた。

 また、特定秘密保護法に関しては、今回離党届けを出した14人のうちで意見は分かれたが、「秘密保全の法体制が必要だということ」、および「今回成立した秘密保護法には不十分な点があるということ」の2点で意見は一致しているという。今後は議員立法によって「第三者機関などの問題も含め、機能しうる法を提案していきたい」とした。

 すでにみんなの党を離党している柿沢未途衆院議員も新党に合流する予定。今後、基本政策や党名を決める。

■全編動画

  • 日時 2013年12月9日(月)

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