2月11日(火)、大阪市立西区民センターで、千葉大学の三宅晶子教授を講師に招き、「教育の国家支配に反対する2.11大阪集会」が開催された。IWJでは大阪1CHで、この集会後に行われたデモ行進の模様を中継した。
2014年2月11日10時より、愛媛県伊方町の伊方原発ゲート前で、伊方原発の再稼働に反対する市民たちが、座り込みの抗議行動が行った。現在、原子力規制委員会では、新規制基準による原発の安全審査が進められており、伊方原発は再稼働の最有力候補といわれている。当日は強風が吹き荒れる中、市民たちは伊方原発ゲート前で座り込み、それぞれの思いをアピールした。
四国電力の千葉昭社長は、伊方原発の安全審査について、「課題だった中央構造線断層の基準値振動が決まれば、一歩前進する。再稼働に全力を尽くし、原発の信頼回復に努めたい」と語っている。なお、再稼働には立地自治体の同意が必要で、愛媛県では11月に県知事選挙を控えていることから、伊方原発再稼働の是非が、選挙の争点となる可能性が高い。
福島原発事故によって、移住や転地保養を希望する人たちを支援しようと活動を続けている「あかいわエコメッセ」。スタッフの原田さんが、岡山県赤磐市にある、避難者向けシェアハウス・短期滞在施設「赤坂適塾・布都美林間学校」を紹介。
国が、経産省前に設置されている「脱原発テント」の撤去を求めている裁判で2月10日、第5回口頭弁論が行われた。約200人の市民らが駆けつけたが、抽選で選ばれた約90人が裁判を傍聴した。
裁判の終了後、参議院議員会館で報告会が開かれ、被告人であるテントひろば代表の正清太一氏と渕上太郎氏が登壇。意見陳述の内容を報告した。
2014年2月10日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。汚染水サンプリングのSr-90の分析値が7ヶ月後に初めて公表され、その理由として、「当時は速報値として公表するところまで考えが至らなかった」と釈明した。
特集 2014東京都知事選
「都知事選、負けてないんだよね」――。
東京都知事選から一夜明けた2月10日、生活の党の小沢一郎代表が定例の記者会見を行い、都知事選で支持を表明していた細川護熙氏が敗れたことについて、「体制を整えれば絶対勝てた選挙、残念に思う」と語った。
特集 2014東京都知事選
2月9日に投開票が行われた東京都知事選挙。自民・公明が支援した舛添要一氏が大差での当選を決めた。
しかし、舛添氏には様々な疑惑が浮上している。2月7日付けの日刊ゲンダイは、「有権者に五輪バッジを配布…舛添氏に『選挙違反疑惑』が浮上」という見出しで、舛添氏の公職選挙法違反を伝えた。
特集 2014東京都知事選
2月9日(日)、投開票された東京都知事選。IWJでは、開票状況を見守る主要4候補の選対事務所から中継を行った。
開票時間20時を過ぎて間もなく、NHKが舛添要一候補の当確を報じ、その後、拍手に迎えられて舛添候補が入場。組織票を駆使した勝利であるからか、余裕の勝利であるからか、迎える議員らの笑みは少なめだった。
舛添事務所の会場は、溢れかえるほどの報道陣、関係者、支援議員・団体がつめかけるも、当選があらかじめ分かっていたかのような、落ち着いた熱のない雰囲気につつまれていた。
特集 2014東京都知事選
「東京都知事選挙、舛添要一さんの当選が確実になりました」――。
2月9日、都知事選の投票が締め切られると同時に、NHKは舛添要一候補当確の速報を出した。
固唾を呑んでテレビを見守っていた宇都宮選対スタッフらは、驚嘆の声を上げた。悔し涙を流すスタッフもいた。宇都宮健児候補は組んだ腕を崩さず、舛添インタビューを流すテレビをじっと見つめ続けた。
テレビの電源を切り、静まり返った宇都宮事務所では、大勢の報道カメラのフラッシュ音だけが響いた。
特集 2014東京都知事選
2月9日(日)、投開票された東京都知事選。IWJ Ch7は、開票状況を見守る細川護熙氏の選対事務所を取材。20時ちょうど、テレビモニターから舛添要一氏当確の速報が流れると、細川護熙氏の選挙事務所では、待機していた支持者から一斉にため息が漏れ、支持者の表情を捉えるシャッター音が鳴り響いた。
20時30分頃、真剣な面持ちで細川氏が選挙事務所に到着、記者会見を開き、選挙結果に対する受け止めを語った。
特集 2014東京都知事選
東京都知事選の投開票が行われた2月9日、自民・公明が支援した舛添要一氏の当確が報じられるなか、元航空幕僚長の田母神俊雄氏が午後8時半過ぎに選挙事務所を訪れ、会見を行った。
事務所には、田母神氏を支援した日本維新の会の中山成彬衆院議員をはじめ、評論家の三橋貴明氏など多くの支援者が集まり、田母神氏の労をねぎらった。一方、日本維新の会共同代表の石原慎太郎衆院議員は、体調不良を理由に姿を見せなかった。
特集 2014東京都知事選
日付が変わった。2月9日。いよいよ今日、東京都知事選の投開票をむかえる。
都知事選はドラマの連続だった。まだ投開票も終わっていないので、過去形にしてはいけないけど、本当にそう思う。こんなに考える素材、後日に解くテーマを残した選挙はなかったのではないか?
選挙戦の最終日は、大雪の中、4人の主要候補のうち、日が暮れてもマイクを握り続けた細川候補と宇都宮候補の両者の姿が際立った。この選挙期間中、我々IWJの取材チームは各候補者たちにずっと併走し続けてきたが、やはり両候補、両陣営の情熱は他を引き離していたように思う。
今回の都知事選ほど「争点」を選びにくい選挙はない、という声がある。しかし、今回ほど東京の、そして日本の「争点」がはっきり浮かび上がった選挙も珍しいのではないだろうか。
2014年2月9日(日)、福島県郡山市のホテルハマツで民主党定期大会が行われ、2日間の日程を終えた。2日目日程前には、福島県下の自治体首長との朝食懇親会も行われた。
2014年2月9日(日)10時より、京都府亀岡市のガレリアかめおかで「第1回桂川流域フォーラム」が開催された。保津川下りなどで知られる桂川(保津川)流域の環境保全活動などに取り組む団体・企業が一堂に会し、それぞれの取り組みを報告・議論した。
2012年に海岸漂着ごみの問題を話し合う「海ごみサミット」が亀岡市で開かれたことを契機に「亀岡保津川宣言」「川のごみや海のごみをともに考える京都流域宣言」が出され、河川や海の「つながり」を重視した一体となった対策の重要性が強調された。今回の1回目となるフォーラムはその具体化を目指している。
特集 2014東京都知事選
かつてないほどの盛り上がりを見せた、今回の東京都知事選挙。その投開票日が、いよいよ2月9日に迫りました。
IWJではこの間、各候補者の記者会見や集会、街頭演説を数多く中継するとともに、キーパーソンへのインタビュー、さらには識者からの寄稿を募るなど、勢力的に取材を積み重ねてきました。
東京都に、様々な解決すべき問題があることは言うまでもありません。急速に進む少子高齢化問題、8000人を超えるといわれる待機児童問題、築地市場の豊洲への移転問題、「ブラック企業」に見られる雇用問題、そして安倍政権が押し進める「国家戦略特区」構想。
しかし、細川護熙氏が「脱原発」を政策の柱に掲げて立候補し、小泉純一郎元総理が「応援団長」として名乗りをあげたことで、数ある争点の中から、今回の都知事選では「脱原発」が最大の争点としてクローズアップされることになりました。
特集 2014東京都知事選
東京都知事選候補の舛添要一氏の政策案の中に、以下のような一文がある。
「免震・制震の超高層縦型都市化、木造住宅密集地域の改善」
災害対策の一つとして舛添候補が打ち出している、「超高層縦型都市化」。実はこの「超高層」都市改造計画こそ、舛添氏が長年温めている構想であることをご存知だろうか。
特集 2014東京都知事選
厚生労働大臣時代、生活保護の母子加算を廃止に追い込んだことで知られる舛添要一氏。母子家庭に極めて冷淡な舛添氏の姿勢は、公私ともに一貫していたことが今回、明らかになった。
先日、IWJは「【東京都知事選】舛添要一氏のドメスティックでパブリックな問題〜「介護の舛添」という化けの皮 2014.1.25」という記事を載せた。その記事のコメント欄に、1月27日、ある文章が寄せられた。