「東京や大阪で同じことが起きれば大騒ぎになる」立教大・香山リカ教授、沖縄への構造的差別を指摘〜学者ら182人が賛同!政府による強権的・暴力的な制圧を非難する共同声明 2016.9.9
「安倍首相は国際会議でさかんに『民主主義、法治国家、環境先進国日本』を強調するが、それとは全く反対の行為が沖縄で行われている」
2016年9月9日(金)、参議院議員会館で行われた記者会見で、全国の学者や研究者達による「普天間・辺野古を考える会」代表である宮本憲一大阪市立大学名誉教授は、そう指摘した。
「高江で行われている暴力的な制圧を見ると、沖縄を一体何と考えているのか。植民地のごとく、日本国憲法を無視した行為が続けられている」と糾弾する宮本氏は、さらに「この問題は日本の平和・自治・人権の問題。日本人全体がこれを批判し、沖縄に平和と環境が蘇るような行動をしてほしい」と訴えた。