ヘイトスピーチ解消法成立前に後戻り?有田芳生議員が法務省の態度に懸念を表明! 現状と今後の課題を識者らが報告――人種差別撤廃基本法を求める議員連盟主催の院内集会 2017.5.10
特集 IWJが追ったヘイトスピーチ問題
※5日24日テキストを追加しました。
民進党の有田芳生議員は、「法務省人権擁護局の岡村局長は、土・日は自らヘイトスピーチ・デモへと足を運び、その実態を自身の目で確かめていた」と法案成立のエピソードを明かした。
2017年5月10日、東京都の参議院議員会館にて、「ヘイトスピーチ解消法成立1年~求められる人種差別撤廃基本法」と題した院内集会が開催された。有田芳生参議院議員、弁護士の北村聡子氏、国士舘大学教授の鈴木江理子氏、武蔵大学教授のアンジェロ・イシ氏、神奈川新聞デジタル編集委員の石橋学氏らが登壇し、ヘイトスピーチ解消法の施行(2016年6月3日)から1年が経過した今、その成果と現状を報告した。