コンテンツ種別: テキスト
「アメリカという煮えたぎった鍋に、カモがネギを背負って自分から飛び込むような馬鹿げた制度」~TPP参加をとめる!5.25大集会 2013.5.25
特集 IWJが追ったTPP問題
2013年5月25日(土)12時、東京都港区の芝公園において、「TPP参加をとめる!5.25大集会」が開かれた。TPP反対を掲げる各種団体や組合などが横断的に構成した「STOP TPP ! !市民アクション」が主催したもので、全国各地から300を超える団体が賛同を寄せ、約2000名(主催者発表)が詰め掛けた。集会では14人の登壇者によるリレートークが行われ、TPPの危険性を参加者に訴えた。
集会の最後には、「貿易をはじめとする経済活動は、人々の豊かな暮らしのためにあるべきであり、主権を尊重しあうものでなければならない。まだ遅くない。日本はTPP交渉の席につくべきではない。日本のTPP交渉参加を撤回させよう」という集会アピールを、満場の拍手によって採択した。その後、トラクターを先頭に銀座方面をデモ行進し、沿道の市民らにTPPの危険性を訴えた。
RedGE(公平なグローバリゼーションを求めるペルーネットワーク)ポール・マルケ氏インタビュー@ペルー、リマ 2013.5.24
特集 TPP問題
2013年5月24日(日本時間)、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の第17回交渉会合が開かれているペルーのリマで、同国のNGO(非政府組織)、RedGE(公平なグローバリゼーションを求めるペルーネットワーク)のポール・マルケ氏が、IWJの安斎記者の取材に応じた。ペルーのTPP参加に強く反対しているマルケ氏は、「薬が買えない国民を増やしてはいけない」と力を込めた。
「公約破りでひどい条件の中でTPPに参加するということはありえない」~アジア太平洋資料センター事務局長、内田聖子氏帰国直前インタビュー@ペルー、リマ 2013.5.24
特集 TPP問題
現地時間24日0時、TPP交渉会合に米NGOパブリックシチズンのメンバーとして参加したアジア太平洋資料センター(PARC)事務局長の内田聖子氏に、帰国の直前、リマの空港にてインタビューを行った。ここでは、インタビューの模様と、内田氏がこれまでに発信している情報のまとめ、TPP関連での周辺情報なども合わせて報告する。
原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.5.24
2013年5月24日(金)14時より、 原子力規制庁にて 定例ブリーフィングが行われた。
新規制基準に沿った再稼働申請が7月から始まるが、その手順に関する記者からの質問に対し、申請者=事業者が必要な書類を添付して申請する。更に具体的な審査の手順や期間は、申請を受けてから考えると回答した。審査の方法が大きく変わるため、手探り的に考えながら進める方針のようである。
稲田大臣、従軍慰安婦制度について「戦時中、合法であったことは事実」 ~稲田朋美行政改革担当大臣 定例会見 2013.5.24
特集 戦争の代償と歴史認識
「戦時中、慰安婦制度は、悲しいことではあるけれども、合法であったということは事実だと思う」――先日、橋下徹大阪市長の慰安婦をめぐる一連の発言に関して「慰安婦制度は女性に対する重大な人権侵害だ」と述べた稲田朋美行政改革担当大臣は、この日の定例会見で、戦時中、従軍慰安婦制度は合法だったとの見方を示した。
橋下徹大阪市長 定例会見 2013.5.23
2013年5月23日(木)14時、大阪市北区の大阪市役所において、橋下徹大阪市長の定例記者会見が開かれた。
橋下市長自身の発言によって世界的な関心事となっている慰安婦問題について、記者から「公費での賠償を伴わなければ、責任を認めたことにならないというのが、基本的に韓国サイドの主張だと思うが」と問われた橋下市長は、「日韓基本条約があるので、賠償金の話と責任の話は別物と考えている」との見解を述べた。
また、翌日に予定されている韓国人元慰安婦との面会について、「市長が責任を認めてお詫びをすることで、改めて韓国サイドが本格的な賠償を求めるんじゃないかというような懸念もあるが」との記者の質問に対し、「僕は大阪市長であり、野党の党首。外交責任もないし、政府の立場でもない」とした。
都道328号線計画の住民投票、3日後に迫る 哲学者・國分功一郎氏「50年前の計画が『亡霊』のごとく息づいている」 ~小平市住民投票に関する街宣活動と市民インタビュー 2013.5.23
「積極的に推進している人はほとんどいない。一度決められた計画が破棄できないというルールが『亡霊』のように、今に息づいている」。高崎経済大学准教授であり哲学者の國分功一郎氏は、こう語った。
「『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』刊行記念-チェルノブイリから学ぶ-」 ~アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会 2013.5.22
2013年5月22日(水)18時30分、京都市下京区のキャンパスプラザ京都において、ロシア科学アカデミー評議員のアレクセイ・ヤブロコフ博士による講演会が開かれた。ヤブロコフ博士が共著者として名を連ねた報告書『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』の日本語版が、4月26日に発刊されたことを記念し、全国4ヶ所で来日講演を行っているもので、最終開催となる京都講演には、280名を超す来場者が詰め掛け、会場は超満員となった。講演はロシア語で行われ、ロシア語翻訳の第一人者である吉岡ゆき氏が通訳を担当した。
「年間5ミリシーベルトで帰村なら、子どもや孫は戻さない」 〜飯舘村の除染についての住民説明会 平成25年度行政区懇談会(小宮区) 2013.5.22
2013年5月22日(水)18時30分より、福島県福島市の飯舘村役場飯野出張所で、飯舘村の除染についての住民説明会「平成25年度行政区懇談会(小宮区)」が開かれた。飯舘村の菅野村長は「除染も始まる。村としては26年秋には帰村宣言をしたい」と語った。住民から「帰村の目安になる放射線量について明記がない」と質問が出ると、村長は「年間5ミリシーベルト以下を帰村の目標値にしている」と答えた。また、環境省担当者の説明が要領を得ず、「飯舘村の村民をバカにするのか!」と怒声が飛ぶ場面もあった。
TPPでどう変わる?!私たちの暮らし ~これから想定されること。私たちのできること~ 2013.5.22
2013年5月22日(水)15時半から、山口県熊毛郡平生町のこびとのおうちえんで「TPPでどう変わる?!私たちの暮らし ~これから想定されること。私たちのできること~」が、進行・冨田貴志氏、講演・安部芳裕氏(プロジェクト99%代表)で行われた。安部氏は、TPPの内容を具体的な資料を挙げながら解説し、7月の参議院選挙で自民党を落とすことが、原発とTPPを止める鍵だと強調した。
「橋下発言の背景には安倍首相」 ~女性の人権を尊重する政治を!橋下発言に抗議する緊急院内集会 2013.5.22
2013年5月22日(水)15時から、東京都千代田区の参議院議員会館講堂で、橋下徹氏(大阪市長・日本維新の会共同代表)の「慰安婦制度が必要なのは誰だってわかる」「米兵にはもっと風俗業を活用してほしい」などの発言に対する「女性の人権を尊重する政治を! 橋下発言に抗議する緊急院内集会」が行われ、約400人の参加者が抗議の声を上げた。集会の最後に、参加者によるアピール文が採択された。
東京電力 記者会見 17:30 2013.5.22
2013/05/22(水)17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が行われた。
地下貯水槽からの漏洩調査のため、No2貯水槽周辺の斜めボーリング調査の結果、微小ながら全βが検出されたことがわかった。また、廃炉対策推進会議でモックアップ施設の立地場所が決定、Jビレッジ西方にある楢葉工業団地に立地すると発表した。
「農業分野でも非関税障壁はある!そのひとつがトレーサビリティ(生産履歴)だ」 ~TPPを考える国民会議/TPPを慎重に考える会 第46回勉強会 2013.5.22
※全文字起こしを掲載しました(6月6日)
2013年5月22日(水)15時30分より、東京千代田区の衆議院第一議員会館にて「TPPを考える国民会議/TPPを慎重に考える会 第46回勉強会」が開かれ、TPP参加による影響試算が発表された。
TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会による、影響試算の第1弾の報告書によれば、北海道の農業への影響について、「現在、小麦、てんさい、じゃがいも、豆類などが輸作されているが、TPP参加によって、小麦、てんさい、ばれいしょでん粉は100%海外産に置き換わることが予想される」とあり、「このため、地力の低下や連鎖障害などによって、他の輸作作物までもが生産不可能になり、影響がさらに拡大する」と指摘されている。
「この場所での抗議は『表現の自由』として正当」 弁護団、初公判前日テントの正当性を訴える ~経産省前テントひろば 弁護団・応援団共同記者会見 2013.5.22
2013年5月22日(水)14時より、東京都千代田区の経済産業省前で「経産省前テントひろば 弁護団・応援団共同記者会見」が行われた。テント占有地の明け渡しをめぐる裁判を翌日に控え、作家の鎌田慧氏をはじめとする応援団、弁護団が記者会見を開いた。弁護団の一人である上杉崇子氏は、「この場所での抗議は『表現の自由』として正当」と話し、国の訴え自体が不適法であるとの認識を示した。
「活断層と認識。だが、再稼働申請があれば受け取る」 ~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2013.5.22
2013年5月22日(水)14時から、東京都港区六本木の原子力規制委員会で「田中俊一委員長 定例会見」が行われた。同日午前中の会合で、規制委員会が、敦賀原子力発電所(福井県)2号機真下に活断層あり、という有識者会合の報告を了承したことに関して、質疑応答が熱を帯びた。
「脱バビロン塾」 アベノミクスって何だろう?~その正体と影響 2013.5.22
2013年5月22日(水)14時より、山口県熊毛郡平生町の、こびとのおうちえんで「『脱バビロン塾』 アベノミクスって何だろう? ~その正体と影響」が行われた。脱バビロン塾は、昨年11月にスタートした不定期のネット放送である。
今回は、ゲストに安部芳裕氏と冨田貴史氏を迎え、経済を切り口にして、選挙、TPP、メディアの問題点を語り、これからの生き方を提案した。聞き手は堀永周平氏、DON弥五郎氏、東条雅之氏の3人。
「有識者個人宛に抗議文が送られたことは、科学的・技術的態度を欠いており、センスを疑う」 ~第7回原子力規制委員会 2013.5.22
2013年5月22日(水)10時30分から、東京都港区六本木の原子力規制委員会で「第 7 回 原子力規制委員会」が行われた。この日、規制委員会は、「敦賀原発の2号機直下の断層は、活断層である」という有識者会合の報告を了承した。一方、当該事業者(日本原電)が、有識者会合の個々のメンバー宛に抗議文を出した問題も取り上げ、更田豊志委員は「この一件を重く見ている」と、静な口調に怒りをにじませた。