コンテンツ種別: テキスト
「核保有論者が集まる安倍政権」原発、戦争、東アジアの今後は ~伊藤千尋氏(元朝日新聞記者)・纐纈厚氏(山口大副学長)らが講演 2014.11.1
※11月10日、テキストを加筆しました!
世界から原発が消えている。しかし日本では、安倍政権下で、まるで福島第一原発事故などなかったかのように、原発の再稼働が進められている。
11月1日(土)13時過ぎより、福岡市・天神にある都久志(つくし)会館で「第25回反核医師のつどい in 福岡」が2日間の日程で開幕した。「反核医師のつどい」は、反核医師の会が中心となって毎年各地で開催されているもので、全国から200名を超える医師と医学生が参加した。
1人目は、元朝日新聞記者・伊藤千尋氏が「憲法を活かす・地球を守る」と題して記念講演。2人目は、山口大学副学長・纐纈 厚(こうけつ・あつし)氏が、「私たちは、東アジアにどう向き合うのか」題して学習講演を行った。
「トヨタ純利益、初の2兆円」!? 農業、保険などの産業を踏み潰してでも進めたいTPP、アベノミクスの正体 2014.11.7
「TPPの真の対立は国内にある」――。
リレートーク「いま言いたい!TPP交渉」と題した集会が11月7日、永田町で開催された。慶応大学の大西広教授は、トヨタなど、一部の輸出産業の利益のために農業などが見捨てられようとしていることを指摘。「ある産業、階級の利益を守るために、別のある人々の利益を踏みにじってでも、TPPを推進しようとする人たちがいる。このことが問題だ」と批判した。
【東京都知事選】舛添要一氏の嘘とごまかし 雇用、原発、福祉、そして「政治とカネ」 ~政策にも多くの矛盾点 2014.11.9
特集 2014東京都知事選
※冒頭、テキストを加筆しました(2014年11月9日更新)
東京都の舛添要一知事に再び、「政治とカネ」の問題が浮上している。
2014年11月6日付の記事によれば、舛添氏が参議院議員だった2011年2012年だけで、自身が代表を務める政治資金管理団体と政党支部から「調査研究費」の「資料代」という名目で、画廊やアートギャラリー、高級美術書専門の古書店などから物品896万円を購入していたという。
岡真理・京大教授「イスラエルが一切裁かれていないから続くのだ」ガザ攻撃を『芝を刈る』という隠語で表現するイスラエル軍の残虐さを暴く 2014.11.3
特集 集団的自衛権
昨今のイスラム国(IS)にまつわるイラク情勢について、高遠菜穂子氏は「去年(2013年)12月28日からファルージャ、ラマディでイスラム国とイラク政府の内紛が激化。イラク政府の市民デモへの締め付けが厳しくなった」と話し、これは2005年5月から行われた、イラク移行政府によるスンニ派や反政府的な市民への虐殺が原因であると説明した。
岡真理氏は、この高遠氏の話を受けて、「イラクの都市モスルは、最初はマリキ政権の大弾圧に抵抗するため、イスラム国を歓迎した経緯がある」と述べ、アメリカが支援するマリキ政権の蛮行は一切報道せず、イスラム国ばかりを悪者にするマスコミ報道に疑問を呈した。さらに、ガザのジェノサイドに関して、「イスラエルが、一切裁かれていないから続くのだ」と述べた。
「30年後、日本は100年間戦争のなかった国だと自慢できるように、僕はここにいる」 〜特定秘密保護法に反対する学生デモ FINAL@SHIBUYA 2014.10.25
「デモをしても世の中は変わらないと、人々は揶揄する。しかし、自分は自分の頭で考える道を選びたい。民主主義は国会議事堂の中に収まっているものではないし、さまざまな制度の中に埋もれているものでもない。
デモクラシーとは、自由に考え、判断し、行動する力のことだ。自分たちは、決してあきらめない、忘れない、終わらない」
【新宿区長選】区民は新しい区政を求めるか?!〜「憲法を壊す安倍政権と新宿区から対決する」岸まつえ候補インタビュー(聞き手:ぎぎまき記者) 2014.11.6
11月2日に告示された新宿区長選挙は、9日に投開票日を迎える。
候補者は、自公推薦で前都議会議員の吉住健一氏と、無所属・新人で弁護士の岸まつえ氏の二人。IWJは両候補にインタビューを申し込んだが、吉住候補については、選挙活動が多忙であることを理由にインタビューが実現しなかった。岸まつえ候補からは承諾を得て、11月6日、岸候補の選挙事務所でインタビューを行った。
川内原発再稼働を県も容認、「同意」の言葉は使わず ~廃炉決議した姶良市を「知識が薄い自治体」だと笑みを浮かべて話す伊藤知事 2014.11.7
新規制基準のもと、初めて、原発再稼働に必要である「地元の同意」がなされた。
鹿児島県議会が7日、臨時会の本会議で、川内原発再稼働を求める陳情を賛成多数で採択。その後、伊藤祐一郎知事は記者会見を開き、原発再稼働への同意を表明した。知事は薩摩川内市の岩切市長と同じく、再稼働を認めながらも「同意」という言葉遣いを避けた。
川内原発、市民による異議申立ての緊急行動に規制委、敷居を上げて手続きをより大変なものにしようとする姿勢が浮き彫りに 2014.11.7
「未来に『脱原発』をつなぐ最後のチャンスではないでしょうか」
川内原発再稼働をめぐり、11月7日(金)15時から、市民らは原子力規制委員会へ異議申立ての緊急行動を行い、16時30分より、衆議院第二議員会館で報告記者会見が開かれた。
「鹿児島薩摩・川内原発建設反対連絡協議会」会長・鳥原良子氏、「原発避難計画を考える水俣の会」代表・永野隆文氏、福岡核問題研究会・北岡逸人氏ほか、異議申立ての緊急行動参加者がそれぞれ発言した。
同日、鹿児島県議会臨時本会議にて、議会と県知事が再稼働への同意を表明した。
IWJ緊急レポート! 京都府警公安幹部にIWJが直撃取材! 京大への「潜入捜査」が発覚! 思想弾圧は進行中? 「第二のポポロ事件」の真相に迫る! 2014.11.4
京都大学で11月4日、京都府警の公安警察官が許可なく大学構内に立ち入っていたことが発覚した。私服の警官は公務として潜入していたものと思われる。学生や大学側は、これを大学自治の観点から問題視。
大学側は教室内で、約3時間にわたって警官を事情聴取したが、これに対し、警官の解放を求める京都府警側は、約100名の機動隊員を動員して大学周辺に待機させ、「威圧」するといった騒ぎに発展した。
シリア・イラク情勢とウクライナ危機を結ぶ線 中東の要衝・シリアをめぐり展開されるエネルギー地政学〜岩上安身によるインタビュー 第479回 ゲスト 元シリア大使・国枝昌樹氏 2014.11.6
特集 中東|特集 IWJが追う ウクライナ危機
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イラクとシリア北部で勢力を拡大しているイスラム武装集団「イスラム国」。9月下旬には、米国を主導とする有志連合がシリア領内での「イスラム国」に対する空爆を開始し、CNNやBBCなど欧米のメディアは、シリアとトルコの国境に位置するアインアルアラブ(クルド名コバニ)での攻防戦を連日のように報じている。
川内原発再稼働の県の「同意」を前に市民らが責任転嫁を繰り返す知事・県議会の推進派を批判 2014.11.5
「我が国の無責任体制を粉砕するのは、県民、国民の力しかないと思うんですよ」
11月5日(水)、鹿児島県議会臨時本会議が開会し、三日間の会期の末に県議会としての判断が示される見通しとなっている。県議会開会にあわせ、鹿児島県庁の前には、川内原発の再稼働に反対するグループのメンバーおよそ50人が集まり、報告集会が開かれた。
10月28日に行われた薩摩川内市議会と同様の拙速な議論を牽制し、批判する声が響くなか、IWJは集会に参加した市民に、臨時本会議を傍聴しての感想や、抗議運動の見通しについて聞いた。
「やむを得ない」ついに鹿児島県知事が川内原発再稼働に同意を表明 市民団体は「避難計画は、実効性がない」と緊急抗議声明を発表 ~伊藤鹿児島県知事 記者会見(報告ツイートまとめ) 2014.11.7
鹿児島県議会が7日、臨時会の本会議で、川内原発再稼働を求める陳情を賛成多数で採択。その後、伊藤知事は記者会見を開いた。知事は薩摩川内市の岩切市長と同じく、再稼働を認めながらも「同意」という言葉遣いを避けた。
以下、会見の模様を報告する。
【沖縄県知事選】「普天間問題を解決する熱い思いで3選目に打って出た」~ 仲井真弘多候補 総決起大会 2014.11.7
「仲井真知事だったから沖縄は良くなった。今や、日本のトップランナーだ」──。現職知事の仲井真候補に、安倍首相から届いた応援メッセージに会場は沸いた。
辺野古新基地建設の是非を問うにも等しい、沖縄県知事選挙を前にして、2014年11月7日、沖縄県那覇市の沖縄県立武道館で、沖縄県知事選候補の仲井真弘多氏の総決起大会「明日の決意~流れを止めるな なかいま弘多必勝総決起大会」が行なわれた。沖縄選出の衆参国会議員をはじめ、自民党本部からは三原じゅん子女性局長も応援に駆けつけ、仲井真候補の必勝を誓った。
川内原発、最終的な認可が出る際に委員会で議論する方針~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.11.7
2014年11月7日(金曜)14時から、原子力規制庁で米谷仁・総務課長による定例ブリーフィングが行われた。九州電力川内原子力発電所は、申請のあった工事変更認可申請、保安規定変更を事務方で鋭意精査している段階で、最終的な認可が出る際には、委員会で改めて議論する方針が示された。
反原発かごしまネット代表・向原氏「県民の土地から恣意的に排除する事態は呆れたもの」鹿児島県庁舎前、座り込み抗議者インタビュー(聞き手:IWJ記者) 2014.11.5
「負けるはずないと思っているんです。世論が後押しするのですから」
10月30日(木)、川内原発再稼働に反対する市民たちによって、鹿児島県庁前にテントが立ち上げられた。この日、テント前で集会が行われ、参加者らは240時間の座り込みを宣言した。他方、県当局は、職員50人、施工業者50人を動員して、テント周辺、車道と歩道の境界にフェンスを設置し、抗議活動を妨害する手段に出た。
福島第一、4号機使用済燃料の移送が完了、小野所長「順調に作業が進められた」~東電定例記者会見 2014.11.6
2014年11月6日17時30分から、東京電力で小野明・福島第一原子力発電所長の記者会見が開かれ、福島第一の状況などについて、報告した。4号機使用済み燃料の全てが共用プールへ移送を完了したと報告があり、共用プールでの冷却期間、その後の運び出しの有無などについては、いまだ決まっていないとした。
舛添知事がロンドン五輪施設の後利用の状況を視察、東京五輪について「議論が十分でない」 2014.11.4
東京都の舛添要一知事は11月4日(火)、定例の記者会見を行ない、先月10月27日から今月11月2日まで出張していたベルリン・ロンドン視察の報告をした。ベルリンには、友好都市20周年を迎えるのを機に訪問。ロンドンには、2020年東京五輪の大会運営や、競技施設の後利用などの参考等のために訪問した。
目標、達成度を定量的に数値評価する方針を発表~東京電力原子力安全改革プラン進捗報告会見 2014.11.5
2014年11月5日(水)15時より、姉川尚史・改革特別タスクフォース事務局長による「原子力安全改革プラン進捗報告記者会見」が開かれた。改革目標や目標達成度の定量化、評価方法、安全文化醸成のための7原則を10特性に変更したことなどを報告した。