地域: 東京都
「本気でアメリカと付き合いたいなら、きちんとした外交体制を築くべき」 ~ 岩上安身によるインタビュー 第314回 ゲスト みどりの風代表・谷岡郁子議員 2013.7.2
※全文文字起こしを掲載しました(2013年7月8日)
7月4日の参議院議員選挙の告示、そして7月21日の投開票に向け、各政党の動きをIWJなりに追い続けている選挙特集プロジェクト。告示をあさってに控えた7月2日(火)、参議院議員会館にて岩上安身によるみどりの風代表・谷岡郁子議員のインタビューが行われた。
先日、みどりの風は安倍総理に対し問責決議案を提出したが、これはみどりの風・生活・社民の、憲政史上初女性3人による3党共同提出によるものだった。これについて谷岡氏は「憲法99条で総理はもちろん大臣、国会議員もが憲法の擁護義務を負っている。憲法が守られない状況になった時には介入しなければならない。総理が自分を憲法の上に置いてしまうようなことがあれば、これは先制国家の出現で、もはや立憲政治でも法治主義でもない。その危険性というものは擁護しなければならない義務を負っている。その疑義があるだけでも不毛に付す訳にはいかない」と述べた。
原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.7.2
2013年7月2日(水)14時より、原子力規制庁定例ブリーフィングが行われた。
来週8日の新規準施工日の段取り、申請の受付、審査順序などについて決まったものは無く、申請の出方を見て判断したいと思っていると発言した。
消費税増税凍結、TPP反対、原発ゼロ みどりの風が公約発表 ~ みどりの風 記者会見 2013.7.2
みどりの風の谷岡郁子代表が2日、参院選に向けての党の公約を正式に発表した。公約は、「みどりの風の『約束』」と名付けられ、消費税増税の凍結、TPP反対、原発ゼロなど6つの柱からなる。
参院選に向けたCMを発表 ~ 生活の党 CM発表記者会見 2013.7.2
生活の党は2017年7月2日(火)、参議院選にむけたCM発表記者会見をおこない、15秒の動画の2パターンを公開した。6月24日に発表したポスターとの連動した作りとなった。
「”キャプテン小沢一郎”炎のセーブ」のCMタイトルの下、雇用不安解消・消費増税凍結・TPP反対・格差是正を掲げ、小沢代表がゴールキーパー役となり、生活を守ることの守護神と謳われている。
「貴様、上官の命令は天皇陛下の命令だ!」と言われた時代に戻してはいけない ~立憲主義から憲法を考える7・1集会 樋口陽一氏・村山富市元首相講演 2013.7.1
特集 戦争の代償と歴史認識
※樋口陽一東京大学名誉教授、村山富一元首相の講演全文文字起こしを会員ページに掲載しました。
2013年7月1日(月)18時、東京都千代田区の星陵会館において、「立憲主義から憲法を考える7・1集会」が開催された。集会では、「96条の会」を立ち上げた樋口陽一氏(東京大学名誉教授・東北大学名誉教授)と、1994年に三党連立政権(自民党・社会党・さきがけ)で首相を務めた村山富一氏が講演し、立憲主義の観点から憲法を守ることの大切さを訴えた。
「強い国」より「やさしい社会」を~岩上安身によるインタビュー 第313回 ゲスト 社民党党首・福島みずほ議員 2013.7.1
※全文文字起こしを掲載しました(2013年7月11日)
「憲法改悪は、国民の1%だけのものだ」ーー1日、岩上安身が21日に投開票を迎える参議院選挙について、社民党の福島みずほ党首にインタビューを行った。社民党の参院選の公約は、大きく分けて、アベノミクス反対・TPP反対・憲法改正反対・原発再稼働反対の四点。岩上安身はそのなかから、主に憲法改正、なかでも集団的自衛権の行使や敵基地攻撃論に関する社民党の認識について質問。福島党首は「一度戦争が始まると、ずるずるとどこまでも泥沼化してしまう」と述べ、あらためて護憲の必要性を説いた。
緊急院内集会:国連勧告「従う義務なし」に異議あり!国際人権基準に背を向ける国・日本 2013.7.1
2013年7月1日(月)14時から、東京都千代田区の参議院議員会館で「緊急院内集会:国連勧告『従う義務なし』に異議あり!国際人権基準に背を向ける国・日本」が行われた。冒頭、主催者であるアムネスティ・インターナショナル日本事務局長の若林秀樹氏は、橋下大阪市長の発言、さらに国連拷問禁止委員会での上田人権人道大使の「シャラップ」発言を酷評。さらに、国連拷問禁止委員会の勧告があり、日本政府が閣議で「法的拘束力はない」「従う義務なし」と言い切ったことに加え、これ以外にも日本は、国連の勧告を、ことごとく無視している実態が報告された。また、国連拷問禁止委員会に同席した小池振一郎弁護士は、上田大使発言の真意を分析した。
「日米同盟をおろそかにする総理は生き残れない」「歴史問題には『ノーコメント』で十分」 CIA協力者として知られるカーティス教授、参院選直前にあからさまな脅し ~FCCJ主催 記者会見 2013.7.1
※質疑応答の文字起こしを会員ページに掲載しました。
「安倍総理の歴史認識をめぐる発言は米国との緊張関係につながる」――。知日派のジェラルド・カーティス氏は、安倍総理の歴史問題への対応に苦言を呈した。
2013年7月1日(月)13時より、東京・有楽町で日本外国特派員協会主催「ジェラルド・カーティス コロンビア大学政治学教授&中野晃一 上智大学教授 記者会見」が行われた。会見はすべて英語で行われた。
どんぐりと民主主義 4回目シンポジウム「地方分権と民主主義」 2013.6.30
2013年6月30日(日)19時より、東京都小平市のルネこだいらで「どんぐりと民主主義 4回目シンポジウム『地方分権と民主主義』」が行われた。東京都小平市では、都市計画道路の計画案の見直しについて、住民の意思を問う住民投票が行なわれ、その投票率が50%に満たなかったために、投票は不成立・不開票となった。これを受けて、今後の対応や問題点について議論が交わされた。
排外差別主義者のデモ、コリアタウンを通らないコースへ変更 ~新大久保での排外デモとそれに対する抗議 2013.6.30
排外主義者が行う在日の方への差別デモが、2013年6月30日、新宿で行われた。今まで、新大久保のコリアタウンを通るコースを、彼らがデモを行うときの毎度のコースとしていた。
しかし、今回コースを変更してコリアタウンを通らずにデモを行った。一方、排外差別主義者のデモに対して抗議の声を上げる人々は、大通りの沿道を埋め尽くすほどの人数が集まり、排外主義者に対して「レイシスト反対」「帰れ」などのコールを行った。
第10回「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナール 中塚明氏講演 2013.6.30
特集 戦争の代償と歴史認識
2013年6月30日(日)13時から、東京都渋谷区の女性センター・アイリスで「第10回『慰安婦』問題とジェンダー平等ゼミナール」が開かれた。今回は、中塚明氏(奈良女子大学名誉教授)の講演が中心となり、題目は「歴史を踏まえずして未来を語れるか ―江華島事件から『慰安婦』問題へ、そしていまの日本―」であった。
参議院選挙党代表者討論会/東京都選挙区立候補予定者公開討論会 2013.6.30
2013年6月30日(日)13時30分から、東京都港区六本木のニコファーレで、東京青年会議所主催の政治シンポジウムが開かれた。第1部は「参議院選挙党代表者討論会」。民主、自民、公明、みんな、共産、維新の代表者が激論を交わした。第2部は、みんなを除く5党6名の参議院議員選挙東京都選挙区立候補予定者が登壇。若年層が関心を持つ社会保障などをテーマに「公開討論会」を行った。
「祝島の人たちは補償金を拒否し、原発建設も許可していない」 〜トーク&パレード〈新規建設おことわり—上関から原発のない未来へ—〉 2013.6.29
2013年6月29日(土)14時より、東京都千代田区の在日本韓国YMCAアジア青少年センターで「トーク&パレード 〈新規建設おことわり—上関から原発のない未来へ—〉」が行われた。上関原発への反対運動を続けている清水敏保氏は、31年におよぶ原発建設との戦いで一番つらいのは、「島の人間が対立し、分断されていること」と述べた。
「日米同盟関係をより強固に」 リチャード・アーミテージ氏、マイケル・グリーン氏、ジョセフ・ナイ氏ら「ジャパンハンドラー」と加藤良三元駐米大使、岡本行夫氏らが「日米安保研究会」を発足 2013.6.24
アーミテージ氏、マイケル・グリーン氏、ジョセフ・ナイ氏、いわゆる「ジャパン・ハンドラー」と呼ばれる米国の知日派が一堂に会し、日米関係の今後を話し合った。2013年6月24日(月)、東京都港区のホテルオークラ東京別館2階「オーチャード」にて、笹川平和財団主催「日米安全保障研究会」記者会見が開催された。
「日米安全保障研究会」は、昨今の東アジア・太平洋地域における安全保障環境の急激な変化を受けて発足されたという。約8時間にわたって第1回会合を開いた後、18時から18時45分まで記者会見が行われた。会見には、約50名の報道関係者が集まったものの、カメラの数はIWJを入れて3台ほどしかおらず、その後の新聞やニュースなどでもあまり報じられていない。
日米原子力協定の闇 ~「本当のこと言って何か不都合でも?」―山本太郎が学んじゃうよ― vol.4 2013.6.28
特集 山本太郎
2013年6月28日(金)19時30分から「『本当のこと言って何か不都合でも?』―山本太郎が学んじゃうよ― vol.4」が行われた。参院選の全国比例区で立候補する三宅洋平氏、ブロガーの座間宮ガレイ氏、デザイナーや映像作家として広く活躍している若野桂氏をゲストに、日米原子力協定について話し合った。この日は座間宮氏が講師役となって、プルサーマル原発の再稼働、原発輸出、六ヶ所村再処理工場の稼働と日米原子力協定との関連性を解説した。
村上正邦氏「司法を考えるだけでなく、正さなければ駄目だ」 ~第55回 日本の司法を正す会 2013.6.28
2013年6月28日(金)14時から、東京都千代田区永田町にある村上正邦事務所で「第55回 日本の司法を正す会」が開かれ、村上正邦氏(元労働大臣)が、KSD事件の再審請求を行うことを発表した。2008年3月に同事件で実刑判決を受け、すでに服役を終えている村上氏だが、公判では無罪を主張し続けた。この日、応援者らを前に村上氏は、「再審請求の認定が難しいのは承知している。これも私に課せられた使命だ」などと熱弁をふるった。
「原発事故で亡くなった方がいないとは、あまりに不勉強だ」 ~大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議 2013.6.28
28日首相官邸・国会正門前で、毎週金曜恒例のの反原発抗議行動がおこなわれた。国会正門前では、6月17日におこなわれたとされる自民党政調会長・高市早苗氏の講演で、「原発事故での死亡者はいない」との趣旨の発言に対して、自民党のHPに抗議文を送った参加者がスピーチ。「福島第一原発4号機のタービン建屋では津波によって亡くなった方が2名いる。民間事故調の報告書に記載されている。知らなかったとしたら、不勉強すぎる」と怒りの声を挙げた。
また、今週は関西電力・高浜原発に原発事故後はじめて国内にMOX燃料が、搬入された。参加者からも、この点について発言する人が多かった。