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福島第一原発タンク堰外側でベータ線・毎時35ミリシーベルトを観測、過去の漏洩との関係は不明、継続調査中 ~東電定例記者会見 2015.3.12

記事公開日:2015.3.12取材地: テキスト動画

 2015年3月12日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発H4タンクエリア外堰の外側で、β線で最大35mSv/hを観測した。3年前にタンクから汚染水が漏洩した箇所だが、それとの関係は調査中でいまだ漏洩の原因は判明していない。


【岩上安身のツイ録】心臓発作に見舞われて3.11に思うこと~セットで語られるべき「原発×戦争」リスク、3.11原発事故と3.10東京大空襲 2015.3.12

記事公開日:2015.3.12 テキスト

★3月12日、2013年10月に行われた「『破局しかない』“属国”日本の戦略なき軍事国家化をめぐって ~岩上安身による軍事評論家・前田哲男氏インタビュー」を会員限定配信いたしましたす!!ご視聴、ありがとうございました。
※サポート会員の方は、記事と動画の全編をいつでもご覧いただけます。

 東日本大震災の発災からまる4年。もう4年も経ってしまったか、と思う気持ちと、この間、とても消化しきれない、あれほどたくさんの出来事が起こってきたのに、まだ4年しか経っていないの?と驚く気持ちとが、同時に湧き起こり、交錯する。具体的に語り出すと時間がいくらあっても足りなくなる。


福島原発事故から丸4年、100回を超えた街頭演説「正しい意地を見せたい」――福島県浪江町「希望の牧場」の吉澤正巳氏が渋谷で訴え 2015.3.11

記事公開日:2015.3.12取材地: テキスト動画

特集 3.11
特集 百人百話

※3月12日テキストを追加しました。

 2011年の東日本大震災から丸4年がたった、3月11日(水)、福島県双葉郡浪江町「希望の牧場」の吉澤正巳氏が、渋谷ハチ公前で30分の演説を行った。

 「希望の牧場」は福島第一原発から14キロに位置し、原発事故による放射能汚染が続く現在も、避難区域に指定され、居住は許されていない。しかし、政府の避難指示に従わず、吉澤氏は今も、被曝牛を含めた約300頭の牛と共に、「治外法権化」した牧場で暮らしている。

 事故直後、警戒区域となった浪江町では、ほとんどの家畜が放置され、餓死した。国からは、全頭処分を求められたが、牛を見殺しにはできなかった吉澤氏は、被曝した牛たちを「生きた証拠」として研究目的で生かす道を選んだ。


原子力規制委がまとめた火山影響評価ガイドの欠陥が浮き彫りに、静岡大学防災総合センター教授・小山真人氏「専門家から見て明らかにおかしい」 2015.3.4

記事公開日:2015.3.12取材地: テキスト動画

※3月12日テキストを追加しました。

 「原発再稼働を考える超党派の議員と市民の勉強会」の第3回が3月4日(水)、東京都千代田区の参議院議員会館にて行われ、静岡大学防災総合センター教授・副センター長の小山真人氏が、「原子力規制―火山影響評価ガイドの問題点から考える」と題して講演を行なった。


築地市場の豊洲移転問題、水産卸売業者会長が再度東京都に苦言~基準値に迫るベンゼンの検出で残置汚染が疑われる豊洲新市場用地 2015.3.9

記事公開日:2015.3.12取材地: テキスト動画

 築地市場の移転予定地とされる豊洲新市場の「土壌汚染対策工事と地下水管理に関する協議会」の第6回が、3月9日、築地市場講堂で行なわれた。

 前回の開催が昨年2014年の2月24日で、1年以上ぶりの協議会の開催となった。さらに、今回の第6回の協議会は、昨年12月に開催予定を告知していたものの、開催前日になって急遽、開催延期をした経緯がある。


第32回月例11日原発反対集会 2015.3.12

記事公開日:2015.3.12取材地: | | 動画

 米カリフォルニア州サンフランシスコの日本総領事館前で現地時間3月11日(水)14時30分過ぎ(日本時間12日6時30分過ぎ)よりNo Nukes Action主催による月例の原発反対集会が行われた。


3.11神戸からの祈り 2015.3.11

記事公開日:2015.3.11取材地: 動画

特集 3.11|特集 百人百話

 3月11日(水)、兵庫県神戸市の神戸マルイ前にて、「3.11神戸からの祈り」が開催された。


3.11原発なくそう京都デモ 2015.3.11

記事公開日:2015.3.11取材地: 動画

特集 3.11|特集 百人百話

 3月11日(水)、京都府京都市下京区の東塩小路公園を出発点として、「3.11原発なくそう京都デモ」が開催された。


3.11いのちを思うキャンドルみとナイトアクション 2015.3.11

記事公開日:2015.3.11取材地: 動画

特集 3.11|特集 百人百話

 3月11日(水)、18時30分より、茨城県水戸市のJR水戸駅南口ペデストリアンデッキにて、「3.11いのちを思うキャンドルみとナイトアクション」が行われた。


ウクライナでの3年間にわたる医療プロジェクトの成果を医師らが報告、低線量被曝による身体の痛みが改善された実例を発表~チェルノブイリと福島 甲状腺がん多発と避難問題を考える 2015.3.2

記事公開日:2015.3.11取材地: テキスト動画

※当初、IWJ代表の岩上安身が司会役での参加を予定しておりましたが、医師の指導により欠席させていただきました。急遽代役を引き受けてくださったアワープラネットTVの白石草氏に感謝申し上げるとともに、ご迷惑とご心配をお掛けいたしましたこと、お詫び申し上げます。

※3月11日テキストを追加しました。

 「NPO法人 食品と暮らしの安全基金 東京実行委員会」の主催によるシンポジウム「チェルノブイリと福島 甲状腺がん多発と避難問題を考える」が3月2日(月)、東京都千代田区の衆議院第一議員会館にて行われた。チェルノブイリ事故により避難した女性が故郷の文化を残し、汚染地に住む人を支援する婦人団体「希望」の代表を務めるタチアナ・アンドロシェンコ女史が講演した。


東日本大震災から4年、廣瀬直己社長ら「安全最優先」「被災者に寄り添う」ことを強調、失った信頼を取り戻せるのか~東京電力、黙祷と役員訓示 2015.3.11

記事公開日:2015.3.11取材地: テキスト動画

 2015年3月11日14時46分、東京電力福島第一原子力発電所の免震重要棟緊急時対策室にて、黙祷と役員訓示が行われ、その後役員ぶら下がり取材が行われた。廣瀬直己社長は、安全最優先で、被災者に寄り添い、次の世代へ引き継ぐ復興と廃炉工程に社員の力を合わせることを期待すると鼓舞し、訓示を締めくくった。


「基地が好きだから容認しているわけじゃない」――街角インタビューで聞いた、県民それぞれの胸の内~ぎぎまき記者による沖縄取材4日目(3月8日) 2015.3.8

記事公開日:2015.3.11取材地: テキスト

 「(基地建設の)容認派は、本当に容認しているわけではなくて、(基地は)無い方がいいと思っています。基地が好きだから容認しているわけじゃありません」

 沖縄取材最終日の3月8日、キャンプ・シュワブのゲート前は、「島ぐるみ」(沖縄建白書を実現し未来を拓く島ぐるみ会議)バスに乗ってきた市民で溢れた。参加者が、国道に向けて「基地反対」のプラカードを掲げると、素通りする車両が大半だが、中には、手を振ったり、クラクションを鳴らし、呼応する運転手も少なくなかった。ゲート前での座り込み抗議は、すでに240日を超えた。地元にすっかり定着しているように見える。


脱原発でつながる日本と世界 ~福島原発事故4年目を迎えて~ 2015.3.10

記事公開日:2015.3.10取材地: 動画

特集 3.11|特集 百人百話

 3月10日(火)、東京都千代田区の日比谷コンベンションホールにて、ピースボート、FoE Japan主催による、「脱原発でつながる日本と世界 ~福島原発事故4年目を迎えて~」が開催された。


【岩上安身よりみなさまへ】ひとまずの復帰のご挨拶 〜突然の「攣縮(れんしゅく)」からのサバイバル、そしてニトロ片手のタイトロープウォークへ

記事公開日:2015.3.10

 皆さん、岩上安身です。ご心配をおかけしました。2月21日に、帯広で突然の発作に襲われてから以降、16日間、ほぼ半月の間、仕事をお休みしていましたが、明日のモーニングバード出演から、外の仕事にも復帰いたします。2週に渡って出演をお休みし、番組関係者の方々にはご迷惑をおかけしました。


「ほっと岡山」と10の支援団体の合同報告会 2015.3.10

記事公開日:2015.3.10取材地: 動画

 岡山県で東日本大震災の避難者受け入れ支援をしてきたさまざまな団体がつくる組織「うけいれネットワークほっと岡山」が10日(火)13時過ぎから、岡山市北区のきらめきプラザで、「ほっと」岡山と10の支援団体の合同報告会を開催した。


IWJのカメラが大浦湾海上へ! 国の埋め立て工事が頓挫する可能性?! 沖縄平和市民連絡会・北上田毅氏に聞く――ぎぎまき記者による沖縄取材3日目 2015.3.7

記事公開日:2015.3.10取材地: テキスト動画独自

※3月10日テキストを追加しました!

 新基地建設に伴う埋め立てに着工したい沖縄防衛局は、間もなく、海底ボーリング調査を再開しようとしているが、そもそも、辺野古海上での建設作業は順調に進んでいるのだろうか。

 毎週土曜日は、防衛局の作業が休みのケースが多いといい、海上保安庁のゴムボートも見られない。海上行動を続けるカヌー隊「辺野古ブルー」のメンバーらは、3月7日の土曜日、攻防戦のないチャンスを活用し、作業の進捗状況を確認するために、静かな大浦湾へと漕ぎ出した。中には、ボーリング調査のためのスパッド台船によじ上るメンバーの姿も見られた。

 この日、IWJは、メンバーたちの安全や進行をサポートするための並走船の1隻、「ラブ子」に乗船。船長の北上田毅氏(沖縄平和市民連絡会)に、防衛局による海上での作業状況や問題点などの解説をお願いした。


「戸建て+年金=老後の生活」の方程式が崩れてしまった被災地の現実──慣れない生活での精神的苦痛、仮設住宅撤去で生じる移住先での家賃支払いの不安、あらゆる経済的な問題が明らかに 2015.3.6

記事公開日:2015.3.10取材地: テキスト動画

※3月10日テキストを追加しました!

 東日本大震災から4年が経つ。ヒューマンライツ・ナウ震災プロジェクトのメンバーは、東日本大震災の直後から被災地に入り、現地調査や弁護士による法律相談を継続的に行ってきた。この報告会では、宮古市、釜石市、大船渡市、陸前高田市で活動したゲストスピーカーたちが、被災地の現状と課題を語った。

 2015年3月6日、東京都渋谷区の渋谷区勤労福祉会館にて、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ(Human Rights Now)主催による、「ヒューマンライツ・ナウ震災プロジェクト報告会:大震災から4年。私たちに何ができて何ができなかったか。そしていま、私たちにできることは。」が開催された。ゲストスピーカーとして、在間文康弁護士、夢ネット大船渡理事長の岩城恭治氏、瀧上明弁護士、小口幸人弁護士、報告者として吉田悌一郎弁護士が登壇した。


過酷な現場で多くの作業員が被曝していく実態――縄田和満・東京大学教授が電力会社社員と下請け作業員の待遇の差を問題視 ~福島第一原発における労働災害に関するヒアリング 2015.3.5

記事公開日:2015.3.10取材地: テキスト動画

※3月10日テキストを追加しました!

  「誰かが責任を持って一元的に管理しないと、今後40年も続く廃炉作業はできない」──。福島第一原発の労働実態に詳しい東京大学教授の縄田和満氏は、このように危機感を表明した。

 2015年3月5日、東京都千代田区の衆議院第1議員会館にて、超党派の国会議員によって構成される、原発ゼロの会の主催で、「福島第一原発における労働災害に関するヒアリング」が行われた。東京大学教授の縄田和満氏が原発作業員の重層下請け構造の問題点について、さまざまデータを提示して説明し、東京電力、厚生労働省、資源エネルギー庁などの担当者らが参加した。

 縄田氏は、長年、原発で請負労働者が使われて来た理由は、労働規制や使用者責任を回避ができるからだとし、特に、請負労働者の被曝が、電力会社の社員の何倍にもなることを問題視。安倍総理の標榜する「同一労働、同一待遇」は、原発下請け労働者にこそ適用すべきだと主張し、このように訴えた。


NHK籾井会長 NO!~NHKを国策放送にするな~ 2015.3.9

記事公開日:2015.3.10取材地: 動画

 3月9日(月)、東京都千代田区の参議院議員会館にて、「放送を語る会、日本ジャーナリスト会議(JCJ)」主催による「NHK籾井会長 NO!~NHKを国策放送にするな~」が開催された。


京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏、在職中最後のゼミ講演で「原子力廃絶」を力説――原発に警告を発し続けてきた半生を語る 2015.2.27

記事公開日:2015.3.10取材地: テキスト動画

※3月10日テキストを追加しました!

 大阪府熊取町にある京都大学原子炉実験所で、2015年2月27日、1980年から行われている自主講座「原子力安全問題ゼミ」の111回目があり、この3月に定年退職を迎える京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏が「原子力廃絶への道程」との演題で、退職前の最終講義を行った。

 小出氏は、原子力の安全性に長年警告を発し続けてきた「京大熊取6人衆」と呼ばれる学者グループの1人。この日の講義では、原発再稼働の阻止が難しくなりそうな気配を憂い、「私の現役中に、原子力を廃絶できなかったことが無念」と何度か口にするも、自分の信念を曲げずに、原子力利用のリスクに関する研究に精一杯取り組んできた学者としてマイクに向かう姿からは、清々しさが伝わってきた。

 原子力の危険性を従来以上に強く訴える、この日の講義は多角的だった。4年前に起きた福島第一原発事故が、いかに過酷なものであったかを、広島に投下した原発の脅威と比較しながら解説する場面では、「政府は、国民を(必要のある人間以外は立ち入れない)放射線管理区域に捨てたようなもの」との発言も飛び出した。