「アメリカのような『軍産複合体』に舵を切るかどうかの分岐点。市民と大学関係者が一緒に声を上げることが重要です」――。
先の大戦で軍事動員に協力した反省から、「戦争を目的とする科学の研究には従わない決意」を表明してきた日本学術会議は今、軍事研究に対する姿勢の見直しを検討している。防衛省が大学などの研究資金を支援する「安全保障技術研究推進制度」を立ち上げたことに危機感をつのらせたのがきっかけだ。
2016年10月10日(月)、岡山県の岡山県立図書館にて、映画「太陽の蓋」が上映され、太陽の蓋制作者で元岡山県議会議員の橘民義氏、民進党の高井崇志議員、子ども未来・愛ネットワーク代表で岡山県議会議員補選予定候補者の大塚愛氏が、上映後、アフタートークを行った。
「罪を犯していない者が、理不尽に、無抵抗のままで命を奪われる。これは、凶悪な国家による殺人だと私は思います。そういうことは、あってはならない」――。
2016年10月6日(木)、福井県で日本弁護士連合会主催の「第59回人権擁護大会・シンポジウム」が開催され、翌日に行われる人権擁護大会で、「死刑廃止宣言案」が提案される見込みだ。これに呼応するかたちで、同日、日本外国特派員協会で、死刑廃止を推進する議員連盟会長・亀井静香衆院議員による記者会見が行われた。
2016年10月10日(月)、福島県二本松市の福島県男女共生センターにて、市民科学者国際会議が主催する「放射線防護に関する市民科学者国際会議」の4日目が開催された。ドイツ放射線防護協会のセバスチャン・プフルークバイル氏、上智大学 グリーフケア研究所の島薗進氏が共同議長を務め、円卓会議と4日間のまとめが行われた。
2016年10月6日(木) 17時30分より、東京都千代田区の東京電力本店にて、定例会見が行われた。
IWJ九州緊急特派チームが熊本市内に入って2日目の4月18日。特派チームは、熊本市内にある「医療法人聖粒会 慈恵病院」へ向かうことにした。これは、「本震」と呼ばれる地震が発生した4月16日に、代表である岩上安身のツイートで、「市内の医療機関、患者さん用の食事・水の備蓄が苦しくなっている」「コウノトリのゆりかごで知られている、慈恵病院、現在84名の入院患者18日(月)夕食の分でなくなる」という知らせを受けたためだ。
慈恵病院は、産婦人科が主な診療科であり、様々な事情で育てられない赤ちゃんを、親が匿名で託すことができる「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」を設置していることで有名だ。特派チームは、食料品や飲料水などの支援物資を届けるとともに、看護部長・竹部智子氏に病院の被災状況についてお話をうかがった。また、地震直後に出産した方が複数名おり、そのうちのお一人に、当時の出産状況についてインタビューすることもできた。
2016年10月9日(日)15時より、京都市下京区にある「ひと・まち交流館 京都」において詩人アーサー・ビナード氏の講演とフリージャーナリスト守田敏也氏との対談「アーサー・ビナードさんと守田敏也さんにきいてみよう!憲法・原発」が開かれた。ウチら困ってんねん@京都が主催した。
※10月23日テキストを追加しました!
小池百合子氏の東京都知事選出馬による失職にともない、10月23日に投開票が行われる、衆議院東京10区補欠選挙。来年1月に行われるとも噂される衆議院解散総選挙の「前哨戦」と位置づけられるこの東京10区補選に、「野党統一候補」として立候補することになったのが、民進党の新人、鈴木庸介(ようすけ)氏だ。
豊島区や練馬区の一部を含む東京10区といえば、小池百合子都知事のお膝元である。その東京10区に自民党が擁立するのは、都知事選で「除名覚悟」で小池氏の応援にまわり、「小池劇場」の立役者となった若狭勝衆議院議員。豊洲新市場問題などをめぐって、「小池都政」に対する都民の注目度が高いだけに、野党候補は苦戦を強いられる可能性が高い。
「各地で大規模な火山の噴火が起こる可能性も」――。
2016年10月8日午前1時46分、熊本県の阿蘇山の中岳第一火口で爆発的噴火が発生した。気象庁によると、この噴火による噴煙は高さ1万1000mまで到達。1kmを超える広い範囲に噴石が飛散した可能性があり、降灰は兵庫県あわじ市にまで及ぶ可能性があるという。熊本県の阿蘇市、高森町、南阿蘇村では入山規制が発令された。
10月8日20時現在、人的被害はまだ報告されていないが、引き続きの警戒が必要そうである。
次々と発覚する閣僚らの「白紙領収書疑惑」。
稲田朋美防衛相の資金管理団体の政治資金収支報告書に添付されていた領収書のうち、約260枚(約520万円分)の筆跡が同一人物によるもので、さらに菅義偉官房長官の資金管理団体が政治資金収支報告書に添付した領収書のうち約270枚(約1875万円分)の金額欄が同じ筆跡だったことが明らかになっている。高市早苗総務相にも同様の疑惑がかかっている。
「社会常識に欠ける」では済まされない。安倍内閣の閣僚が堂々と違法行為を働いたばかりか、国会の場で「何ら問題はない」と開き直っているのである。
2016年10月6日、参院予算委員会で日本共産党・小池晃議員が質問に立ち、稲田朋美防衛相、菅義偉官房長官の「白紙領収書疑惑」を追及した。
「白紙領収書疑惑」は共産党の機関紙「しんぶん赤旗」編集部が開示請求し、スクープで報じたものだ。
北海道電力泊原発の再稼働に反対して行われている「泊原発再稼働阻止集中行動」として、2016年10月9日(日)13時より泊原発を望む岩内港旧フェリー埠頭緑地(北海道岩内町)で現地集会が行われた。風雨の中およそ230人(主催者発表)が参加した。
2016年10月9日(日)13時過ぎより、新潟県知事選・米山隆一候補の選挙対策事務所(新潟市中央区)で翻訳家の池田香代子氏と佐々木寛氏(新潟に新しいリーダーを誕生させる会共同代表、新潟国際情報大学教授)とが対談を行った。
米山隆一・新潟県知事選候補応援などのために新潟を訪れた吉原毅氏(城南信用金庫相談役)と、新潟に新しいリーダーを誕生させる会共同代表・佐々木寛氏との対談が、2016年10月9日(日)午前、新潟市中央区の米山候補選挙事務所で行われた。
2016年10月8日(土)18時より、大阪・十三のシアターセブン(大阪市淀川区)で市民社会フォーラム第183回学習会が開かれ、イラク支援ボランティア・高遠菜穂子氏が「イラク戦争の教訓 ―暴力の連鎖の中で考える日本の平和憲法―」と題し講演を行った。
2016年10月8日(土)13時半より、兵庫県伊丹市のいたみホールで「第6回さようなら原発1000人集会〜福島事故は、終わらない 帰還政策は、なんのため?〜」が開かれた。海渡雄一弁護士の講演に続いて、福島からの避難者のうのさえこ氏、社民党の福島みずほ参議院議員が報告を行った。