「セシウムは雨どいで濃縮する。福島では、阿武隈川は雨どいにあたる」? 岩上安身によるインタビュー 第175回 ゲスト 山内知也氏 2011.12.18

記事公開日:2011.12.18取材地: テキスト動画独自

 「原子力ムラの入村資格は『放射能は安全だ』と堂々と言えること。私は入れてもらえなかった」――。

 2011年12月18日、兵庫県神戸市の神戸大学で、岩上安身が山内和也氏にインタビューを行なった。山内氏は専門である放射線計測学の知見と、汚染調査の経験を踏まえて、放射能汚染、放射性物質の濃縮、除染、がれき処理など、さまざまな問題について語り、未来を見据えた独自の見解を披露した。


ストロンチウム検出問題についての岩上安身による文科省への取材 2011.12.15

記事公開日:2011.12.15取材地: テキスト動画

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 2011年12月15日、横浜市港北区・東京都内3ヶ所でのストロンチウムの検出問題について、岩上安身が文科省と日本分析センターに取材を行った時の模様。


福島原発行動隊 第12回院内集会 2011.12.8

記事公開日:2011.12.10取材地: テキスト動画

 2011年12月08日(木)11時、参議院議員会館で、「福島原発行動隊 第12回院内集会」が行なわれた。福島原発行動隊は、福島第一原発事故の収束作業に当たる若い世代の被曝を軽減するため、若者に比べて放射能による影響が少ないとされる60歳以上の退役技術者や技能者を中心とする高齢者が現場に赴いて行動することを目的として結成された公益社団法人である。

 理事には理系・文系問わず様々な経歴の高齢者が名を連ねている。また、行動隊には約600名が隊員として登録しており、東京電力や政府に対して福島第一原発や周辺の立入禁止区域への赴任許可を申請しているが、許可が下りないため、現在のところは、政府や東電に対する提言、国会議員への啓蒙を目的とした院内集会の実施、シンポジウムの開催、放射線のモニタリング、福島第一原発の現状分析などを行っている。


第4回発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会 2011.12.8

記事公開日:2011.12.8取材地: テキスト動画

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 2011年12月8日(木)14時半、経済産業省別館(東京都千代田区)において、「第4回発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」が開かれた。

 今回の会合には委員8名のほか、原子力安全・保安院の担当者、管轄する原発がストレステスト1次評価の対象となっている関西電力および四国電力の担当者が出席した。


東京電力 緊急記者会見(22:30) 2011.12.8

記事公開日:2011.12.8取材地: テキスト

 2011年12月8日(木)、22:30から東電本社で緊急記者会見が開催された。

 福島第一原子力発電所1~4号機に対する「中期的安全確保の考え方」に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について(その2)、保安院へ報告した。

 原子炉格納容器、燃料の取り出し、乾式キャスクなどについての報告書を提出、内容について説明した。


第6回コスト等検証委員会〜「原発の核燃料サイクルコスト及び事故リスクへの対応コスト」について 2011.12.6

記事公開日:2011.12.6取材地: テキスト動画

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 2011年12月6日(火)13時、東京都千代田区の中央合同庁舎第4号館において、「コスト等検証委員会」の第6回会議が開かれた。

 同委員会は、民主党政権が掲げる「革新的エネルギー・環境戦略」の策定の第一歩として、発電方式によってコストがどれほど掛かるのか検証を行う必要があるとの考えに基づき、内閣府国家戦略室の「エネルギー・環境会議」における小委員会として設置されているもの。


第18回 原子力損害賠償紛争審査会 2011.12.6

記事公開日:2011.12.6取材地: テキスト動画

 2011年12月06日に行われた、第18回 原子力損害賠償紛争審査会の模様です。


岩上安身トークカフェ in 小樽「未曾有の原発震災、その後をどう生きるか」 2011.12.4

記事公開日:2011.12.4取材地: テキスト動画独自

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 2011年12月4日(日)15時、北海道小樽市の「たちかま料理『惣吉』」において、「岩上安身トークカフェ in 小樽」が開かれた。

 トークカフェは、全国各地のIWJ支援者の協力によって開かれている恒例行事で、IWJ代表の岩上が、長年にわたるジャーナリスト活動で培った経験や知識をもとに、既存メディアが報じない「真実」を伝える場として、また、IWJファンと岩上がダイレクトに顔を合わせ情報交換ができる場として、好評を博している。


第47回 原子力委員会定例会議~ライフルや機関銃、サブマシンガンなどで警察の銃器対策部隊が24時間体制で原子力関連施設の警戒警備の徹底を図っている 2011.11.29

記事公開日:2011.11.29取材地: テキスト動画

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 2011年11月29日(火)10時半、東京都千代田区の中央合同庁舎4号館において、「第47回 原子力委員会定例会議」が開かれた。今回の会議では、「平成24年度原子力関係経費概算要求ヒアリング」と「志賀原発の原子炉設置変更に関する諮問」の2点を主要議題とし、このうち、概算要求ヒアリングに多くの時間を割き、要求の内訳や理由について、各省庁の担当者から聞き取りを行った。


第3回発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会 2011.11.29

記事公開日:2011.11.29取材地: テキスト

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 2011年11月29日(火)16時30分、東京都千代田区の経済産業省別館において、原子力安全・保安院による「第3回発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」が開かれた。


第1回高経年化技術評価に関する意見聴取会 2011.11.29

記事公開日:2011.11.29取材地: テキスト動画

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 2011年11月29日(火)9時、東京都千代田区の経済産業省別館において、原子力安全・保安院による「第1回 高経年化技術評価に関する意見聴取会」が開かれた。東京大学名誉教授の井野博満氏(金属材料学)ら11名の有識者が参加した。


東京電力 「本賠償における請求書類の改善および賠償基準の一部見直しについて」に関する記者会見 2011.11.24

記事公開日:2011.11.24取材地: テキスト動画

 2011年11月24日(木)14時より、東京電力本店にて、「本賠償における請求書類の改善および賠償基準の一部見直しについて」に関する記者会見が行われた

 賠償請求書類が厚くてわかりにくいという声を聴き、かんたんガイドを送付、2回目用の書類一式できたのでお披露目、賠償基準見直しについて説明。全体の構成を見なおし、重複等々省いたと説明した。12/5から受け付け始めたい方針。補償基準は一年間一人あたり月10万円、避難所の方12万円になったことが分かった。

※映像記録はありません


【第 9号】岩上安身のIWJ特報!東京都内三ヶ所で初のストロンチウム検出! 2011.11.21

記事公開日:2011.11.21 テキスト動画独自

 (計測した3ヶ所の、セシウムとストロンチウムの検査報告書PDFのリンクを貼り忘れがありましたので、改めて訂正版を再送いたします。)

 第2号(10月9日)、第3号(10月12日)でお伝えしたとおり、福島第一原発から245kmも離れた、神奈川県横浜市港北区のマンション屋上の堆積物から、ストロンチウム90が195Bq/kg検出された。

 屋上でサンプルを採取し、民間の検査機関に分析を依頼したのは、そのマンションの住人であるAさん。工学博士号をもち、首都圏某大学に准教授として勤務する環境工学の専門家でもある。


保安院記者会見 16:10 2011.11.20

記事公開日:2011.11.20取材地: テキスト

 2011年11月12日(火)、原子力安全・保安院の記者会見(16:10)が行われた。

 衆議院科学技術・イノベーション推進特別委員会に未提出の手順書を提出したと発表した。これまで2回に分けて提出したものも含めて一式を委員会に提出した。

 各号機について事象ベース、兆候ベース、シビアアクシデントの3種類があり、各号機あたり1800ページ、全号機で5500ページほどにある。個人情報はマスキングし、知的財産も関係事業者の意見を踏まえて公開する。膨大なので紙資料の配布は省略、Webホームページには18時に掲載する予定。


第2回発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(ストレステスト)に係る意見聴取会 2011.11.18

記事公開日:2011.11.18取材地: テキスト動画

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 2011年11月18日(金)13時、原子力安全基盤機構(東京都港区)において、「第2回 発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」が開かれた。今回は、海外の専門家を交えての、「拡大意見聴取会」として開催され、「ストレステストに関する各国等の取り組みについて」を議題に意見聴取がなされた。


放射能汚染と除染について~岩上安身によるインタビュー 第172回 ゲスト 環境学者畑明郎氏 2011.11.18

記事公開日:2011.11.18 テキスト動画独自

 2011年11月18日(金)、岩上安身が、環境学者 畑明郎(はた・あきお)氏へインタビューを行なった。

 足尾銅山、イタイイタイ病など公害問題から始まって、築地市場移転先の豊洲の土壌汚染。放射能汚染や除染の効果など、環境汚染などが専門の畑氏に聞いた。


第19回 TPPを慎重に考える会 2011.11.18

記事公開日:2011.11.18取材地: テキスト動画

 2011年11月18日(金)10時、東京都内において、超党派国会議員や有識者らによる「TPPを慎重に考える会」の第19回勉強会が開かれた。11月12日にワシントンで開かれた日米首脳会談で、野田佳彦総理大臣がオバマ大統領に対し、「全ての品目・分野を交渉のテーブルに乗せる用意があると表明した」との報道がなされ、野田総理大臣の発言の真相について問題となっている。これに関連し、経済産業省の枝野幸男大臣が首脳会談前日に開かれたカーク米通商代表との会談時に手にしていた資料に「国民的議論の末、野田政権としてTPP交渉参加を決断した」「全ての品目・分野を交渉のテーブルに乗せる用意がある」と書かれていたとのテレビ報道を受け、野党側が国会で枝野大臣を追及する事態となっている。「国民的議論を経て慎重に判断する」という政府見解に反する重大事案ということで、前日17日に続き、連日の勉強会開催となった。


自由報道協会主催 古賀茂明氏記者会見 2011.11.17

記事公開日:2011.11.17取材地: テキスト動画

 2011年11月17日 自由報道協会主催、9月に経済産業省を退職した古賀茂明氏の記者会見の模様です。


「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原発」記者会見~肥田舜太郎氏(医師)、大石又七氏(元第五福竜丸船員)、 梅田隆亮氏(元原発労働者) 2011.11.15

記事公開日:2011.11.15取材地: テキスト動画

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 2011年11月15日(火)、日本外国特派員協会で行われた、「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原発」記者会見の模様。


主要メディアで発表できなかった真実とは? 低線量被曝の問題を追い続ける~岩上安身によるインタビュー 第171回 ゲスト 『原発事故20年―チェルノブイリの現在』著者、イタリア人フォトジャーナリストのピエルパオロ・ミッティカ氏 2011.11.15

記事公開日:2011.11.15取材地: テキスト動画独自

※2015年3月3日テキスト更新しました!

 チェルノブイリ原発事故後、低線量被曝の影響を調査し続けてきたイタリア人フォトジャーナリストのピエルパオロ・ミッティカ氏が、『原発事故20年―チェルノブイリの現在』(2011年10月、柏書房)を日本で出版した。

 ミッティカ氏は、2011年11月15日に岩上安身のインタビューに応じ、ベラルーシやウクライナで多くの子どもたちが被曝による健康被害を受けていることを指摘。さらに、IAEAなどの原子力推進機関によって、そうした健康被害が隠蔽され続けていることを強く訴えた。