集団的自衛権の問題、公聴会も開かない安倍政権に官邸前で市民らが徹底抗議 2014.6.24

記事公開日:2014.6.24取材地: テキスト動画

 安倍総理が6月24日、通常国会閉幕を受けて記者会見し、解釈改憲の閣議決定について、「行政府が憲法を適正に解釈することは当然で必要」との認識を示し、「決めるべきときにはしっかり決める。答えを出さなければならない」と意欲を見せた。会見が行われた総理官邸前では、解釈改憲に反対する火炎瓶テツ氏らが抗議の声を上げ続けた。


「野次は一人ではなかった」 塩村文夏都議が、女性を蔑視する野次が飛び交う東京都議会の空気を批判 2014.6.24

記事公開日:2014.6.24取材地: テキスト動画

 6月18日、東京都議会本会議で塩村文夏(あやか)都議が初めての一般質問を行っている最中に差別的な野次を受けた問題について、6月24日、日本外国特派員協会で記者会見を行なった。塩村都議は「不規則発言をしたのは一人ではない。名乗りでてほしい」と述べた。


【岩上安身のツイ録】世界から厳しい視線 鈴木章浩都議の「言葉による痴漢行為」と尖閣上陸「モーニングバード!」で岩上安身がコメント 2014.6.24

記事公開日:2014.6.24 テキスト

 6月24日(火)放送のテレビ朝日「モーニングバード!」で、レギュラーコメンテーターとして出演している岩上安身は、都議会で「セクハラヤジ」を飛ばしたのは自分だと鈴木章浩議員が認めたニュース、大阪で女性ばかりを狙った連続スマートフォンひったくり事件、栃木県で路線バスが突然運休し住民の生活に影響を与えているニュース、再利用された廃校がロボット開発の実験場や、新しい市庁舎として生まれかわっているというニュースの、主に4点についてコメントした。


韓国の外交・安全保障戦略の新展開 日韓安保協力の将来とは〜国際地政学研究所2014年度第6回ワークショップ 2014.6.20

記事公開日:2014.6.24取材地: テキスト動画

 2012年末の第2次安倍政権発足後、従軍慰安婦問題をはじめとする歴史認識問題や、竹島をめぐる領土問題などにより、日韓関係は戦後最悪と言われるほど冷え込んでいる。政権発足から1年半が経過した現在も、安倍総理と朴槿惠大統領による日韓首脳会談は行われていない。

 閉塞した日韓関係を打開するには、何よりもまず、現在の韓国の外交・安全保障政策を知る必要がある。6月20日(金)に行われた国際地政学研究所の定例ワークショップでは、朝鮮半島の安全保障政策に詳しい政策研究大学院大学准教授の道下徳成氏が、「韓国新戦略の行方と日韓安保協力の将来」と題してプレゼンテーションを行った。


【緊急再配信】渡辺喜美議員の政治資金問題、特捜部が捜査本格化! 政治資金オンブズマン共同代表・上脇博之神戸学院大学教授インタビューを24日18時から再配信! 2014.6.24

記事公開日:2014.6.24 テキスト

 22日に閉会した国会。化粧品大手DHC(ディーエイチシー)の吉田嘉明会長から計8億円を借り入れていた問題で4月7日にみんなの党代表を辞任した渡辺喜美議員は、その後2ヶ月半の間、国会に姿を見せず、雲隠れを決め込んだ。

 その渡辺喜美代表に対し、いよいよ東京地検特捜部が捜査を本格化させたと、6月24日づけの日刊ゲンダイは伝えている。


九電・川内原発1、2号機の再補正申請を受理~規制庁定例ブリーフィング 2014.6.24

記事公開日:2014.6.24取材地: テキスト動画

 2014年6月24日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。本日24日13時半に規制庁は、九州電力川内原発1、2号機のこれまでの審査会合での指摘事項を修正した”再補正申請”を受理した。


【IWJウィークリー55号】「戦争はどこか遠くで起きるものではない」~集団的自衛権行使容認をめぐる安倍総理の「嘘」(ePub版・PDF版を発行しました) 2014.6.24

記事公開日:2014.6.24 テキスト独自

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福島第一5、6号機の汚染水漏洩の原因が判明~東電定例会見 2014.6.23

記事公開日:2014.6.23取材地: テキスト動画

 2014年6月23日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。福島第一原発5、6号機北側Fタンクエリアで運用しているモバイルRO装置からの汚染水漏洩は、処理途中の析出物が想定外に剥離し、流路を閉塞したことが原因だと判明した。


【岩上安身のツイ録】「戦争はどこか遠くで起きるものではない」集団的自衛権行使容認で日本も攻撃の対象に~岩上安身による孫崎享氏インタビュー 2014.6.23

記事公開日:2014.6.23 テキスト

特集 集団的自衛権
※6月20日の岩上安身の連投ツイートを再掲します

 6月20日、元外務省国際情報局局長である孫崎享氏へ、岩上安身がインタビューを行なった。解釈改憲による集団的自衛権行使容認を急ぐ安倍政権の実態にはじまり、イラクをはじめとする中東情勢の急展開とウクライナ情勢とのつながり、日中関係にも影響を及ぼす米国のネオコンの存在などについて話を聞いた。

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原発・米軍基地・秘密保護法…ジャーナリスト・有識者らが安倍政権に警鐘 2014.6.19

記事公開日:2014.6.23取材地: テキスト動画

 日本ジャーナリスト会議、マスコミ九条の会主催で6月19日(木)、「安倍政治と平和・原発・基地を考える緊急集会」が行われた。集会は当初、明治大学での開催を予定していたが、開催一週間前に利用が認められなくなり、急遽、文京区民センターで行われた。話題は、原発による汚染問題や特定秘密保護法、米軍基地問題など多岐にわたった。


沖縄慰霊の日――安倍総理が発した二枚舌を痛烈に批判 官邸前で解釈改憲へ抗議の声 2014.6.23

記事公開日:2014.6.23取材地: テキスト動画

 安倍政権による解釈改憲に反対の声を上げる市民らが6月23日、総理官邸前で「閣議決定で『戦争する国』にするな! 与党協議で勝手に決めるな! 緊急官邸前行動」を開いた。


「防衛省は被害者に寄り添うことはない」 〜米兵に妻を殺害された遺族が語る、米軍犯罪の危険と不条理 2014.6.23

記事公開日:2014.6.23取材地: テキスト動画

 「もし、米兵との交通事故が起きたら警察を呼ぶこと。米兵の所属、名前、基地名を調べるように。弁護士の人選にも注意しなければならない。米軍絡みの事件事故で裁判を起こすと、国は徹底的に圧力をかけてくる」──。

 2014年6月23日、京都府京丹後市の丹後文化会館で、「住民置き去り 米軍基地建設を許さない市民大集会『隣り合う米軍犯罪の危険』」が開かれた。京丹後市の経ヶ岬(宇川)では、米軍のXバンドレーダー基地建設が住民への十分な説明もないまま進められ、レーダーが搬入される今年10月以降は、最大160人の米軍人・軍属が小さな町に滞在することになる。今回、講師に招かれた山崎正則氏は、2006年、横須賀市で酒に酔った米兵に妻を殺害された。米軍基地があることによって犯罪被害に遭ったとして、米軍や国の責任を裁判で追求したが、最高裁に上告を棄却されている。


集団的自衛権行使容認をめぐる安倍総理の「嘘」 米艦による邦人輸送を米国は想定せず ~岩上安身によるインタビュー 第432回 ゲスト 辻元清美・衆院議員 2014.6.20

記事公開日:2014.6.22取材地: テキスト動画独自

 「紛争国から逃れようとしているお父さんやお母さんや、おじいさんやおばあさん、子供たちかもしれない。彼らが乗っている米国の船を今、私たちは守ることができない」――。

 安倍総理は5月15日の記者会見で、「邦人を輸送する米艦の防護」の重要性を強調し、集団的自衛権の行使容認が必要だと国民に訴えた。しかし6月11日、民主党の辻元清美議員が、米国は邦人輸送を想定しておらず、過去に邦人輸送の規定盛り込みを拒否していたことを国会で明らかにし、政府も「米国の方針はそのとおりだ」とこれを認めた。

 安倍総理は国民に「虚偽」の説明をしたのか――。


経ヶ岬Xバンドレーダー、10月搬入阻止に向け、市民ら決起 ~大湾宗則氏「米軍基地を子や孫に残したいか」 2014.6.22

記事公開日:2014.6.22取材地: テキスト動画

 「京丹後へのXバンド基地建設は、安倍政権が推し進める日本の武力強化と大いに関係する。一地域のローカル問題と見なしてはならない」──。

 2014年6月22日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で「Xバンドレーダー基地建設工事をただちに中止せよ!10月レーダー搬入反対!6.22京都集会」が開かれた。京丹後市の経ヶ岬(宇川地区)にある建設予定地で、5月27日、突然、工事が開始されたことに、基地に反対する市民らは怒りを表明した。特に、地元住民への説明役を担っている防衛省の、米軍にべったりの姿勢を口々に批判した。


「憲法とは『国民的記憶』」 水島朝穂氏、改憲限界論を展開 ~「立憲フォーラム」 第6回勉強会 2013.6.20

記事公開日:2014.6.22取材地: テキスト動画

特集憲法改正

※2013年8月21日、全文文字起こしを掲載しました。

 「安倍総理は今月17日、訪問先のポーランドで、記者団に対し、憲法改正の発議要件を緩和する96条の改正について、『平和主義や基本的人権、国民主権に関わるものは3分の2のままに据え置くべきだという議論もある。そうしたことも含めて議論していく』と語った」。


「あなたは、あなたらしく生きていい。これが自由や人権の根源」 〜「若者憲法集会」高遠菜穂子氏 黒澤いつき氏 2014.6.22

記事公開日:2014.6.22取材地: テキスト動画

 「国民は、自分たちの自由や人権を守るために、国家権力をコントロールできなければならない。法で国家を縛る。これが立憲主義という考え方」──。

 2014年6月22日、東京都内で「若者憲法集会」が開かれた。午前中の分科会に続き、めぐろパーシモンホールで14時から全体会が行われ、憲法の解釈を変更してまで「戦争する国づくり」を進める危険性について、ゲストの高遠菜穂子氏と黒澤いつき氏が警鐘を鳴らした。


【岩上安身のツイ録】戦争に「ちょっとだけよ」はない 辻元清美衆議院議員インタビュー 2014.6.22

記事公開日:2014.6.22 テキスト

※6月20日の岩上安身の連投ツイートをリライトして再掲します。

 辻元議員は11日の国会で、「戦争時に米輸送艦によって邦人が輸送された事例」が過去に存在しないこと、米国は基本的に他国民を救出しない方針であることを質問し、政府はこれを認めた。インタビューは、この話題から始まった。

★動画記事はこちら


ISISの台頭で緊迫する中東情勢と集団的自衛権の行方 〜岩上安身によるインタビュー 第431回 ゲスト 内藤正典・同志社大大学院教授 2014.6.18

記事公開日:2014.6.21取材地: テキスト動画独自

特集 中東|特集 集団的自衛権

 イラク北部では6月に入り、ISIS(イラク・シリア・イスラム国)と呼ばれるスンニ派の武装組織が急速に台頭し、北部の都市を支配下に置いた後、南部の首都バグダットに迫っていると伝えられている。またISISの動きを受け、これまで敵対関係にあった米国とイランとが、イラク情勢に関して協議を行うという異例の事態も起こっている。


【IWJブログ】核燃料再処理工場を抱える青森県六ヶ所村で注目される村長選挙、明日22日に投開票(IWJ青森中継市民・外川鉄治) 2014.6.21

記事公開日:2014.6.21取材地: テキスト独自

 古川健治村長の任期満了に伴う青森県六ヶ所村の村長選挙が、2014年6月17日に告示された。6月に入っても出馬表明をしていたのは現村長の後継指名を受けた戸田衛・前副村長のみで、無投票当選の見通しが高まっていたが、先週に入って無所属の新人3名が名乗りを上げた。

 六ヶ所村には日本原燃が所有する核燃料の再処理工場がある。1983年に事業指定申請書が提出され、1993年から工事がスタート。当初は2010年の本格稼動を予定していたが、相次ぐトラブルのため20回に渡って可動が延長され、現在のところ2014年10月に完成時期が設定されている。


解釈改憲による集団的自衛権は「コペルニクス的歴史的大転換」 自民党OBからも安倍政権に対して懸念の声 2014.6.19

記事公開日:2014.6.21取材地: テキスト動画

 自民党参議院議員会長などを歴任した村上正邦氏が代表を務める、一般社団法人「躍進日本!春風の会」は、6月19日、東京・永田町の憲政記念館で、「全国縦断シンポジウム・これでいいのか日本!」の第一回を開催した。当日会場に現れた亀井静香議員(無所属)をはじめ、自民党OBからも解釈改憲への道にひた走る安倍政権に対し、批判の声があがった。