コンテンツ種別: テキスト
「たかが内閣の、たかが閣議決定。私たちは平和を次の世代に伝えるために闘っていく」 山中光茂松阪市長、伊藤真弁護士 2014.12.6
「日本は70年間、憲法9条の下で平和を守ってきた。しかし、たかが内閣、たかが閣議決定によって、立憲主義の枠を越えてしまう愚かな権力者が生まれてしまった」──。
三重県松阪市長の山中光茂氏は、安倍内閣による集団的自衛権行使容認の閣議決定について、市民が連帯して闘っていくことが重要だと呼びかけた。
12月6日、名古屋市中村区のウインクあいち(愛知県産業労働センター)にて、ピースウイング主催による「緊急対談 伊藤真・弁護士×山中光茂・松阪市長 ~たかが一内閣の閣議決定ごときで~」が開催された。
自主国防体制を望む市民からも辺野古基地建設に反対の声「自衛隊をアメリカの傭兵にしたいのか!」 2015.1.19
辺野古基地建設に反対する市民を強制的に排除する安倍政権と自民党に対して、1月19日(月)、自民党本部前で抗議行動が行なわれた。
この日、徹通塾塾長・基地問題を考える愛国者連絡会の芝田晴彦氏と、憂国我道会会長の山口祐二郎氏の連名で抗議文が読み上げられた。自主国防体制を望む彼らの抗議文では、「在日米軍の本質は、米国による、戦勝国によるわが国の再軍備阻止に他ならない」と主張する。
そして、独立国として当然ある自主国防を放棄し、辺野古への新基地建設を強行して沖縄を米国へ差し出すような現況があることに触れ、これが安倍政権が主張する「戦後レジュームからの脱却」なのか、と疑問を呈した。
落合恵子さん「この先はもう憲法改悪しかない」 国会を取り囲んだ7000枚超の「レッドカード」――戦争に反対する女性たちの思い 2015.1.17
※1月17日テキスト追加しました!
国会周辺が鮮やかな「赤色」に染まった。
集団的自衛権の行使に反対する女性たちが赤い衣服を身にまとい、国会を包囲する「ヒューマンチェーン」が1月17日、「『女の平和』実行委員会」によって開催された。赤い衣服は安倍政権への「レッドカード」を意味する。女性の地位向上を訴えたアイスランドの「レッド・ストッキング運動」から着想を得たという。
民主党代表選候補者がアピール、「改革政党」を主張する長妻氏、「新しい民主」に向かう細野氏、「原点回帰」を目指す岡田氏 2015.1.16
※1月20日テキストを追加しました。
民主党代表選挙候補者は1月16日(金)18時より、東京都新宿区の新宿NSビルで集会を行い、長妻昭・元厚生労働大臣、細野豪志・元民主党幹事長、岡田克也・民主党代表代行が登壇。代表選に向けた、政見と今後の政権戦略について語った。
この日の集会を主催した民主党中央代表選挙管理委員会の江田五月参議院議員は、冒頭挨拶で「全党挙げての議論の中、党員・サポーターの投票によって、国民との双方向の対話の中で民主党再生のきっかけをつかんでいこうと決断をした」と、集会の趣旨を述べた。
「オール沖縄」が東京集会、赤嶺議員「沖縄県民に挑戦する安倍内閣は必ず倒してみせる」/「屈したら負け」…徹夜で辺野古に座り込む糸数議員へインタビュー 2015.1.15
沖縄県議会は昨年末、辺野古新基地建設を断念し、普天間飛行場を閉鎖・撤去するよう日米両政府に求める意見書案と決議案を賛成多数で可決した。2015年1月15日、政府に決議文を提出するために上京した県議団は東京・連合会館で集会を開き、沖縄の現状を報告した。
集会には、上京した県議団の他に、昨年末の衆院選の沖縄小選挙区で勝利を収めた「オール沖縄」の衆議院議員や、連日、辺野古で市民らとともに座り込みを続ける糸数慶子参議院議員も参加した。
民主党代表選 街頭最後の訴え、長妻元厚労相・細野元環境相の両者「強い野党」「民主党再建」を強調、「戦争国家化」を進める安倍政権との違いもアピール 2015.1.16
1月7日に告示された民主党代表選挙。18日には臨時党大会を開き、新しい民主党の代表が誕生する。1月16日、JR新宿駅で民主党代表選挙の候補者街頭演説が行なわれた。
代表選挙に立候補しているのは、長妻昭・元厚労大臣、岡田克也代表代行(元外務大臣)、細野豪志元環境大臣(届け出順)の3者。3候補者は、いずれも民主党政権時代に閣僚を務めた。岡田候補は、網膜剥離の手術を受けたため、屋外での活動を制限しているとして、不参加だった。
「沖縄差別だ!」機動隊、海保による暴挙に反対、京都・三条駅前で訴え~辺野古新基地建設工事再開反対!京都緊急行動 2015.1.15
※1月16日テキストを追加しました。
2015年1月10日(土)~11日(日)の未明にかけて、沖縄県辺野古のキャンプ・シュワブに資材やミキサー車などの重機が搬入されたことを受け、15日(木)18 1月14日夜11時頃、辺野古ゲート前には沖縄県警と機動隊約200人が投入された。基地建設に反対する市民の動きを封じ込め、辺野古の埋め立て工事再開に必要な資材や重機を搬入するためだ。100人もの市民が身体を張ってゲート封鎖を試みたが、健闘むなしく、大型トレーラーやクレーン車の進入を阻止することはできなかった。2時間以上続いた攻防で、現場を訪れていた国家議員も、力ずくで排除された。
「残業代ゼロ法案」が再び――年収要件が明記されないまま適用対象拡大か ~塩崎恭久厚労大臣定例記者会見 2015.1.16
塩崎恭久厚労大臣は2015年1月16日、中央合同庁舎5号館9階の厚生労働省記者会見室で定例記者会見を行ない、記者会らの質問に応じた。
大臣からの発表は特になく、新たな労働時間法制「ホワイトカラーエグゼンプション」や、労働基準法改正案、障害年金の認定基準の地域差、そして、特に近年、生存者の減少が著しい原爆被爆者との協議などの問題について答えた。
フリージャーナリストが語る権力の横行、行政による弱者排除の実態~チバレイ・ウガヤの言論ギグ!第六回目 ―ゲスト 寺澤有氏、本間龍氏 2015.1.8
※1月16日テキストを追加しました。
ヨーガインストラクターの千葉麗子氏とジャーナリストの烏賀陽弘道氏によるトークイベント「言論ギグ!」の第6回が1月8日(木)19時より、東京都港区六本木のバニラムードで行なわれた。
日本は、首都圏は安全なのか――いつ起きてもおかしくない「大地震」「大噴火」のリスクを地震学者が解説 2015.1.10
2万人近くが不慮の死を遂げ、40万人もの人々が避難を強いられた「東日本大震災」から4年、「阪神・淡路大震災」からは20年を目前にし、生々しい記憶、恐怖感も薄れてきた2015年1月10日、たんぽぽ舎の学習会で、地震学者の島村英紀氏が講演した。
「東日本大震災の大地震は今後の地震や噴火に影響するのか」をテーマに島村氏は凝縮した豊富なデータでわかりやすく解説。政府の地震調査委員会が昨年2014年末、30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を前年比で10~20%引き上げた首都圏「大震災」のリスクや、「原発再稼働」一番手といわれる九州電力川内原子力発電所に近く、相当規模の噴火が懸念されている桜島などの「火山」についても言及した。
「民主党代表は日本の民主主義を守る最後の砦だ」~民主党代表選候補者による討論会 2015.1.15
民主党代表選候補者の長妻昭・元厚生労働相、細野豪志・元幹事長、岡田克也・代表代行(立候補届出順)3氏による討論会が1月15日(木)11時より、日本外国特派員協会で行なわれた。
討論会は、まず各候補者が代表選挙に立候補した動機・政治理念・民主党として掲げる政策等についてスピーチを行い、その後、記者からの質問に3氏が回答するという形をとった。
パリ銃撃テロ事件「背景に移民政策による格差の問題」9.11後の米国と近似するフランス、そして日本~ 岩上安身によるインタビュー 第501回 ゲスト 高橋和夫氏 2015.1.15
特集 中東
※1月27日テキストを追加しました。
2015年早々、パリで起きた風刺週刊誌「シャルリ・エブド」襲撃、警察官射殺、ユダヤ系食料品店での立てこもり。これら一連の事件には、国際テロ組織のアルカイダや、イスラム組織「イスラム国」の関与が報じられている。
食料品店に立てこもったアメディ・クリバリ容疑者は、「自分はイスラム国のメンバーだ」と仏テレビ局に語り、「シャルリ・エブド」を襲撃したクアシ兄弟との連動を主張していた。クアシ兄弟は、アルカイダから資金提供を受けたとされている。
しかし、中東問題に詳しい国際政治学者で、放送大学教授の高橋和夫氏は、アルカイダとイスラム国による共同テロという図式に疑問を投げかける。
「復興の加速」とその広報が大きな目標、課題は「汚染水の浄化完了」~東電会見 2015.1.15
2015年1月15日(木)18時30分から、石崎芳行復興本社代表と増田尚宏廃炉推進カンパニー・プレジデントによる記者会見が行われた。石崎氏は、復興の加速とその広報で住民の帰還意欲を高めてもらいたい、それが今年の大きな目標だと年頭の挨拶で述べた。
【IWJウィークリー78号】(PDF版を発行しました) 2015.1.15
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知事不在を狙った深夜の強行搬入! 民意を踏みにじられ続ける沖縄・辺野古でまたも機動隊が市民らを排除! 2015.1.15
※ 1月20日、会員ページに別アングルTwicas動画追加しました!
沖縄県民の民意を無視し、またしても深夜の強行搬入が、辺野古で行われた。
「1月14日、夜10時に辺野古に機動隊が投入される」という情報が流れ、現場には辺野古埋め立てに反対する市民らが駆けつけた。IWJも急遽、中継市民らが現地へ急行。現場から中継を行った。
再稼働が迫る川内原発の使用前検査「トラブルもあるだろうから」「動かしながら慎重に」進める考え/桜島・阿蘇山の噴火活動に規制委・田中委員長「火山モニタ検討会を緊急に開く必要があるとは思っていない」 2015.1.14
2015年1月14日(水)14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。再稼働が近づく川内原発は、まだ工事変更認可の審査、使用前検査が残っている。数年に渡り停止していたプラントを動かすため、使用前検査は「動かしながら相当慎重に」検査を行い、「トラブルもあるだろうから、一つ一つ潰しながら」検査を進めるとの考えを示した。
IWJは、桜島、阿蘇山の噴火活動が激しくなっていることについて質問。田中委員長は、「火山予知連絡会ではないので、我々は、火山モニタ検討会を緊急に開く必要があるとは今は思ってません」と回答した。
民主的手続きを踏まずに実施された「辺野古アセスメントの不当性」――翁長知事は埋立承認に対し法的な瑕疵がないか検証チームを立ち上げる方針 2015.1.12
沖縄防衛局は1月10日~11日の未明にかけて、辺野古のキャンプ・シュワブに資材やミキサー車などの重機の搬入を行った。米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する住民らは、ゲート前で24時間体制の抗議行動を続けた。
この緊迫した状況の中、1月12日(月)に第三回目となる「沖縄の地鳴りを聞く」が開かれ、沖縄大学名誉教授の桜井国俊氏が「辺野古アセスメントの不当性」をテーマに講演した。
「戦争国家化の進む今、抵抗する種を撒き続けねばならない」~秘密保護法に危機感を抱くキリスト教の牧師らが宗教弾圧を危惧 2014.12.9
特集 秘密保護法
※1月14日テキストを追加しました。
「戦時中、政府は治安維持法で牧師や信徒を弾圧した。検挙された牧師は134人。今の時代にも、秘密保護法によって宗教弾圧が再現されそうだ」──。特定秘密保護法に危機感を抱くキリスト教の牧師らが、教派の垣根を超えて連帯し、抵抗の意志を示した。
2014年12月9日、東京都千代田区の御茶ノ水クリスチャンセンターにて、特定秘密保護法に反対する牧師の会主催による記者会見と、施行直前緊急集会「抵抗の時代を迎えて、私たちはどう生きるのか」が開かれた。
「辺野古は、沖縄だけの問題ではない」――次の標的は佐賀か新潟か!? 地方自治を踏みにじる安倍政権に怒りの声 2015.1.13
安倍政権による沖縄差別に、東京でも怒りの声が上がった。
「辺野古新基地建設NO!」の民意を示した沖縄で、1月10日夜から11日未明にかけて、沖縄防衛局が、辺野古埋め立てに伴う資材を米軍キャンプ・シュワブに強行搬入した。現場では、深夜にも関わらず埋め立てに反対する市民らが集まり、身体を張って抗議。現場は騒然とした。
沖縄の民意を無視し、辺野古新基地建設を推進しようとする政府に憤った市民らは2015年1月13日(火)、急遽、東京都四ツ谷の防衛省前で「沖縄県民の総意『辺野古新基地建設NO!』を踏みにじるな!! 埋め立て工事を再開するな!! 防衛省抗議行動」を開催した。
福島第一原発1-2号機間の地下水観測孔で過去最高濃度のセシウム、コバルト60などを検出~東電定例記者会見 2015.1.13
2015年1月13日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1-2号機間の海側、護岸エリアの地下水観測孔で過去最高のCs-134、Cs-137、Co-60、全βを検出。地盤改良などの影響でピンポイント的に上昇したとも考えられるとして、直ぐに対策はせず、今後も観測、監視を続ける構えだという。