┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~停戦に向け、加速するトランプ政権! ロシアへの米国のサイバー攻撃を中止! ロシアへ急接近するトランプ政権は、ウクライナ問題を飛び越えて、イランへの仲介をプーチン氏に依頼! イランも、歓迎! 同時に経済制裁を解くことを要望! ロシアも、対露制裁の解除を求める! まるで米露は同盟国!? NATO加盟にこだわるゼレンスキー氏と対照的に、ウクライナ議会は米国の支援を切望! ウクライナ国内は分裂! 日本政府は、急展開するこの事態にまったく対応できず! 岩屋外相ら9人は、ロシアから無期限入国禁止扱いに!
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┠■3月も6日です! IWJの財政は崖っぷちです! 昨年8月から始まった第15期は、半期が過ぎ、7ヶ月連続で月間目標を割り込み、累積のマイナス額は1277万4502円です! IWJが3月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします!
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┠■【中継番組表】
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┠■トランプ大統領の施政方針演説に、議場は民主党と共和党が真っ二つ! 沈黙する民主党議員、スタンディングオベーションを連発する共和党議員! トランプ演説の9割以上は国内問題、政府コストの削減、製造業と農業の再建、アラスカ資源開発、大規模工場誘致、減税、不法移民問題! パナマ運河、グリーンランド、中東問題などへの言及はわずか、ゼレンスキー大統領との会談決裂で注目を集めるウクライナ問題に言及したのは5分だけ! ゼレンスキー大統領から「私のチームと私は、トランプ大統領の強力なリーダーシップの下で、永続する平和を実現するために働く用意がある」との書簡を受け取ったと明らかに!
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┠■<IWJ取材報告>「国民の税金からなるウクライナ支援金の拡大には、国民が納得できる説明が必要であり、これまでのウクライナ支援金の使途を調査し、キックバックや使途不明金の有無を確かめることもあわせて必要ではないか?」とのIWJ記者の質問に、岩屋大臣は「国民の皆さまに対して、その意義を説明する努力は不可欠だ」と答えながら、具体的な言及はなし!~3.4 岩屋毅 外務大臣 定例会見
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■はじめに~停戦に向け、加速するトランプ政権! ロシアへの米国のサイバー攻撃を中止! ロシアへ急接近するトランプ政権は、ウクライナ問題を飛び越えて、イランへの仲介をプーチン氏に依頼! イランも、歓迎! 同時に経済制裁を解くことを要望! ロシアも、対露制裁の解除を求める! まるで米露は同盟国!? NATO加盟にこだわるゼレンスキー氏と対照的に、ウクライナ議会は米国の支援を切望! ウクライナ国内は分裂! 日本政府は、急展開するこの事態にまったく対応できず! 岩屋外相ら9人は、ロシアから無期限入国禁止扱いに!
IWJ編集部です。
米ウクライナ露関係を中心に、国際情勢がダイナミックに急展開しています。
まず、変化は、ゼレンスキー氏に起きました。
トランプ政権による、ウクライナへの軍事支援などの停止を受け、ゼレンスキー大統領が、3月5日、強硬姿勢を転換する意向を示しました。
ゼレンスキー氏は、5日、「トランプ大統領の強力なリーダーシップのもと」で、「働く用意がある」と、X(旧ツイッター)に投稿したのです!
「私はウクライナの平和への献身を、改めて表明したい。
我々の誰も、終りなき戦争を望んではいない。ウクライナは恒久的な平和をより身近なものにするため、できるだけ早く交渉のテーブルに着く用意がある。(中略)
最初の段階としては、捕虜の解放。ロシアが同様の措置を取るのであれば、ミサイル、長距離無人機、エネルギーやその他の民間インフラへの爆撃の禁止、そして即時の海上での停戦が考えられる。その後、次の段階を迅速に進め、米国と協力して強力な最終合意に達したい。
ウクライナが主権と独立を維持できるよう、米国がどれほど尽力してくれたかを、我々は本当に高く評価している。トランプ大統領がウクライナにジャベリン・ミサイルを提供してくれたことで状況が変化した瞬間を、我々は覚えている。このことに感謝している。
金曜日(2月28日)に、ホワイトハウスで行われたワシントンでの会談は、想定されていたような形では進まなかった。このような結果になってしまったことは残念だ。今こそ、物事を正しく進めるべき時だ。今後の協力とコミュニケーションは建設的なものにしていきたい。
鉱物と安全保障に関する合意については、ウクライナはいつでも、どんな形式でも署名する用意がある。我々は、この合意を、より大きな安全保障と確固たる安全保証に向けた一歩ととらえている。そして、この合意が効果的に機能することを心から願っている」。
※Volodymyr Zelenskyy / Володимир Зеленський@ZelenskyyUaのXへの投稿(2025年3月5日)
https://x.com/ZelenskyyUa/status/1896948147085049916
このゼレンスキー氏の態度の豹変は、米国の武器支援の全面凍結が効いたからでしょう。
しかし、依然として、ゼレンスキー氏とトランプ大統領の主張は食い違っています。
ゼレンスキー氏は、トランプ政権が求める、謝罪が、まずありません。
また、トランプ大統領が、鉱物資源の二国間協定と、停戦を最重要と考えているのに対し、ゼレンスキー氏は、ウクライナの安全保障が最優先であり、依然としてNATO加盟を諦めず、停戦合意の条件である、占領された東南部の領土の割譲も、認めていません。これでは、交渉を白紙にして、振り出しに戻っただけです。
ゼレンスキー氏の勘違いは、3月2日付の『スカイ・ニュース』のインタビューでも現れています。
このインタビューで、「私(ゼレンスキー氏)は、自らの権力をNATO加盟と引き換えにする、と言いました。つまり、それは私が使命を果たしたことを意味するのです」と述べて、NATO加盟の機会と引き換えに辞任する、という申し出を改めて表明したのです。
ウクライナのNATO加盟は、NATOの東方拡大を容認することになり、国家としての生存がかかっているロシアには、絶対に受け入れることができません。占領し、併合した、クリミアやドンバスは、ロシア語話者の多い土地で、ウクライナに返還しても、彼らの人権が守られる保証は何もありません。
※Volodymyr Zelenskyy tells Sky News ‘I am exchangeable for NATO membership’ after PM announces missile plan for Ukraine(スカイ・ニュース、2025年3月3日)
https://news.sky.com/story/volodymyr-zelenskyy-rebuffs-republicans-calling-for-him-to-resign-13320559
同時に、ロンドンでのサミットの後に、ゼレンスキー氏は、「私(ゼレンスキー氏)を交代させるのは容易ではありません。ただ選挙を行うだけでは足りません。私の立候補を阻止しなければならない。それは少し難しいでしょう」とも語り、大統領職への執着を示しています。
※Zelensky re-offers to quit in exchange for NATO green light(RT、2025年3月3日)
https://www.rt.com/russia/613599-zelensky-resignation-nato-membeship/
セルフイメージがパンパンに肥大したゼレンスキー氏は、自分はそう簡単にやめさせられない大物のはずだと、自信満々です。
しかし、ウクライナの国内事情は、ゼレンスキー独裁体制のもとでも、ゼレンスキー氏の好戦的な方針とは異なる見解が、公然と語られ、ついこの前までとは、様相が異なってきています。
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■3月も6日です! IWJの財政は崖っぷちです! 昨年8月から始まった第15期は、半期が過ぎ、7ヶ月連続で月間目標を割り込み、累積のマイナス額は1277万4502円です! IWJが3月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします!
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
財政が危機的状況です! IWJが3月も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします!
IWJの今期第15期は、8月にスタート、半期が経過し、8ヶ月目に入りました。残念ながら8月からの今期第15期は、2月まで7ヶ月連続で一度も、目標額に達していません! この不足総額は、累計で暫定ですが、1277万4502円にもなります。
今期は月間目標額を達成するだけではなく、累計1277万円のマイナスを少しでも埋められるよう、皆さまのご支援をお願いしたいと存じます!
2月は1日から28日までの28日間の暫定値で、70件、247万9211円のご寄付・カンパをいただきました。この金額は、月間目標額350万円の71%にあたります。ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます!
11月からは、より一層、支出を絞り、ご寄付・カンパの月間目標額を400万円から350万円に下げることといたしました。目標額を下げても、目標額にはまったく手が届かないようならば、IWJは今後、活動を続けてゆくことが困難になります!
第15期が、赤字とならないようにするために、無料でご視聴の方は、有料会員登録と、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!
岩上安身は、コロナ後遺症と思われる体調不良から、養生しつつも、少しずつ回復しつつあります。一時期は、在宅で養生し、インタビューも1度もできない月もありました。しかし、昨年11月、12月、1月と、連続して重要なキーパーソンへのインタビューを実現し、配信しています!
また、1月27日の、お台場のフジテレビ本社で行われた約10時間半にわたるロングラン記者会見にも参加し、現場で質問もし、乗り切りました(その後、夜中の2時近くに帰社して、徹夜で『日刊IWJガイド』の作業をしたので、疲れが数日間残り、ダウンしましたが)。
また、インタビューを、お見逃しになった方も、会員であれば2ヶ月間全編視聴が可能です!
サポート会員ですと、過去のすべてのコンテンツについて、いつでも、いくつでも御覧になれます! 公開済みのコンテンツの本数は、動画とテキスト記事あわせて2万6113本あります。このうち、動画が2万3502本、テキスト記事が1万1196本、ブックレビューなどその他248本あります(カテゴリーは重複するものもあります)。
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2月末現在、IWJ会員の総数は2009人、このうちサポート会員の方は773人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします! 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営は格段に安定します!
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同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!
※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
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よろしくお願いします!
岩上安身 拝
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◆中継番組表◆
**2025.3.6 Thu.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2025.3.7 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5
「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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◆しばらくフルオープン! 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!◆
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「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918
※マスメディア内で横行する性暴力。ぜひ、フジテレビの性スキャンダルにご関心をおもちの方は、以下の大新聞内部での性暴力の実態を御覧になってください。「女性を丸め込む役割は女性」という点も、そっくりなことがよくわかります。
性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ~岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465919
中居正広氏の「慰謝料9000万円のSEXスキャンダル」の波紋が拡大! フジテレビの女性社員との食事会を設定し、自分はドタキャンして中居氏と女性社員を2人きりにしたフジ編成幹部は、松本人志氏と中居氏の番組『まつもtoなかい』の企画・立案者! フジは「当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」と否定! 中居氏のスキャンダルを一切報じないテレビ各局は、年が明けるとこっそり番組を差し替え! さらに各テレビのキー局とクロスオーナーシップでべったり癒着の大新聞もスルー! オールドメディアと芸能界で横行してきた「性上納」「枕営業」の実態に、どこの新聞・テレビも真実を報じることができず!
(日刊IWJガイド、2025年1月6日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54283#idx-1
【中居正広氏と元フジテレビ女性社員との間での「慰謝料9000万円のSEXスキャンダル」で、密会のお膳立てをしたと関与が疑われている、渦中のフジテレビが、昨年末12月26日の納会で各部署の女性社員達を大量に動員し、チアガールに扮装させ、全社あげてのどんちゃん騒ぎ! 大谷選手新居報道で取材拒否された「ニュース総局チーム」の社員は「大谷翔平選手のユニフォームを着ていた」との証言も!】フジテレビの辞書には「反省」「謹慎」の文字はなし!?(女性自身、2024年12月29日)(日刊IWJガイド、2025年1月7日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54286#idx-6
中居正広氏から「意に沿わない性的行為」を受けた局アナのX子さんは、フジテレビの当時のアナウンス室長、佐々木恭子アナウンス室部長、当時の編成制作局長に報告したが、フジテレビは事件を握りつぶしていた!『週刊文春』が明らかに!(日刊IWJガイド、2025年1月8日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54296#idx-1
中居正広氏MCのフジテレビ系『だれかtoなかい』が放送休止を発表! 中居氏への「性接待上納」当事者で、報道機関でもあるはずのフジテレビは「中居氏に関する報道を受け、状況を総合的に検討した結果」「当面の間休止とする判断に至りました」と、まるで他人事! 他のテレビ局も次々、中居氏の番組をさしかえ! 実際には、フジ以外にも、日テレ、テレ朝、テレ東のプロデューサーが、局アナやフリーアナウンサー、タレント志望の大学生にセクハラや猥褻行為のオンパレード! どこの局も最後は揉み消しに!! NHK『紅白』出場者は、芸能部長への「金と女」で決まるとの暴露も!!(日刊IWJガイド、2025年1月10日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54302#idx-5
中居正広氏が元フジテレビ女性社員との「トラブル」を認め、「お詫び」コメントを発表! これまで固く口を閉ざしていたメディアは、直後に一斉に報道! しかし、『週刊文春』が報じた「『意に沿わない性的行為』があったのか?」と言及したのは『ニュースZERO』のみ! 関与を指摘されている『フジテレビ』は「昨年来、事実確認を含め対応を継続しています」と表明! 前衆議院議員の丸山穂高氏は、『フジテレビ』の免許取り消しを国会で追及すべきと訴え! 12月下旬から『フジ』の株価は下がり続け!!(日刊IWJガイド、2025年1月11日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54307#idx-5
松本人志氏が性加害を行っていたとされるホテルスイートルームでの「部屋飲み」に、中居正広氏も参加していた!『フジテレビ』編成幹部A氏も飲み会メンバーの一人だった!! 元『テレビ朝日』法務部長の西脇亨輔弁護士は、X子さんの性被害報告を握りつぶしたアナウンス室部長(当時)佐々木恭子氏ら『フジテレビ』幹部の「初動」が「今日の混迷の一因」「なぜ中居氏を『出入り禁止』にしなかったのか」と指摘! 2020年に行われた岩上安身によるインタビューで、同僚から受けた性暴力を語った元大手新聞女性記者A子さんは、「同性である人事部女性が、話を聞きつつ、泣き寝入りに誘導された」と語っていた!
(日刊IWJガイド、2025年1月13日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54310#idx-1
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■トランプ大統領の施政方針演説に、議場は民主党と共和党が真っ二つ! 沈黙する民主党議員、スタンディングオベーションを連発する共和党議員! トランプ演説の9割以上は国内問題、政府コストの削減、製造業と農業の再建、アラスカ資源開発、大規模工場誘致、減税、不法移民問題! パナマ運河、グリーンランド、中東問題などへの言及はわずか、ゼレンスキー大統領との会談決裂で注目を集めるウクライナ問題に言及したのは5分だけ! ゼレンスキー大統領から「私のチームと私は、トランプ大統領の強力なリーダーシップの下で、永続する平和を実現するために働く用意がある」との書簡を受け取ったと明らかに!
ドナルド・トランプ大統領が、3月4日(日本時間5日午前11時)、上院・下院合同の下院議会議場で、第2期トランプ政権が始まってから初めての施政方針演説を行いました。
※President Donald Trump delivers speech to joint session of Congress(FOX5 Washington DC、2025年3月5日)
https://www.youtube.com/live/bAP7peFKTAM
議場には、上院と下院の議員らが集まり、演題から見て右手側に民主党議員、左側に共和党議員が座っていました。民主党議員らは、一貫してお通夜のように沈痛な面持ちで黙って座っていましたが、共和党議員は話の節目節目でスタンディングオベーションを行い、両者のあまりにも明瞭な対比は、米国の分断を象徴するかのようでした。
ナンシー・ペロシ氏をはじめとする民主党議員の女性達は、ピンク色で衣装を統一していました。女性の人権やダイバーシティ(多様性)を守る姿勢を象徴し、トランプ政権に対する抗議を示すデモンストレーションを行っているように見えました。
2月28日に、テレビカメラの前で、生放送で中継されたゼレンスキー大統領との鉱物資源協定の劇的な決裂についての言及や、ウクライナ軍事支援の停止、欧州との関係、特にNATOからの離脱についての発言があるのでは、などと注目を集めていました。
しかし、2時間近くに及んだ施政方針演説のほとんどは、国内問題であり、ウクライナ紛争やガザ戦争についての言及はごくわずかでした。
トランプ大統領の演説は、米国経済の再建など、米国民向けの演説であることを、強く意識した内容でした。トランプ大統領の演説は、大きく2つのテーマに分けられます。
1)トランプ政権が発足して1ヶ月余りで成し遂げたこと
2)トランプ政権の次の段階の基本方針
トランプ大統領は、犯罪の犠牲になった市民、トランス女性選手に怪我させられた女子バレーボール選手、犯罪の犠牲になった警官、国境警備の隊長、トランプ暗殺事件の犠牲となった消防士の遺族など多くの人々を議場に招いて、それぞれのエピソードを紹介するという、エモーショナルな効果のある演出を行いました。
トランプ大統領がウクライナ紛争について言及したのは、演説の最後15分ほどの、5分弱でした。その中で、トランプ大統領は4日の朝、ゼレンスキー大統領から、書簡を受け取ったことを明らかにしました。
「私は、ウクライナの残忍な紛争を終わらせるためにも精力的に活動している。
何百万人ものウクライナ人とロシア人が、この恐ろしく残忍な紛争で、不必要に殺されたり負傷したりしているが、終結の目処は立っていない。
米国は何の保障もなしに、ウクライナの防衛を支援するために数千億ドルを送っている。何の収入もないのに。
これをあと5年続けたい?『ええ、ええ』、米国のポカホンタス(※)は、イエスと言う。
毎週2000人が殺されている。それ以上だ。彼らはロシアの若者だ。ウクライナの若者だ。彼らは米国人ではない。しかし、私はそれを止めたいと思った。
一方、ヨーロッパは悲しいことに、ウクライナを守るために費やした以上の金額を、ロシアの石油とガスを買うために費やしていると、私は思う。彼らは守るよりも、ロシアの石油やガスを買うことに多くのお金を使ってきた。そして、私達は、赤子の手から飴を取り上げるように、多分、3500億ドルを費やしてきた。
これが起こったこと。彼らは1000億ドルを費やしてきた。なんと大きな違いだろうか。
海(大西洋)が私達を隔てているが、彼らはそうではない。
しかし、私達は彼らと非常にうまくやっているし、多くの良いことが起こっている。
バイデンは、ヨーロッパが何十億ドルも費やしたこの戦いに、さらに多くの追加資金を承認した。彼らがそれを止めず、ある時点で『さあ、平等にしよう。私達と平等になるんだ』と言わなかったとは、信じがたい。
それ(追加資金)は起こらなかった。
今朝早く、私はウクライナのゼレンスキー大統領から重要な手紙を受け取った。その手紙には、『ウクライナは持続的な平和をより身近なものにするため、できるだけ早く交渉のテーブルに着く用意がある』、と書かれていた。
『ウクライナ人以上に平和を望む者はいない』、と彼は言った。『私のチームと私は、トランプ大統領の強力なリーダーシップの下で、永続する平和を実現するために働く用意がある』、と」。
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■<IWJ取材報告>「国民の税金からなるウクライナ支援金の拡大には、国民が納得できる説明が必要であり、これまでのウクライナ支援金の使途を調査し、キックバックや使途不明金の有無を確かめることもあわせて必要ではないか?」とのIWJ記者の質問に、岩屋大臣は「国民の皆さまに対して、その意義を説明する努力は不可欠だ」と答えながら、具体的な言及はなし!~3.4 岩屋毅 外務大臣 定例会見
2025年3月4日午後1時40分頃より、東京都千代田区の外務省にて、岩屋毅外務大臣の定例会見が開催されました。
会見冒頭、岩屋大臣より、3月3日、オランダ、ハーグの国際司法裁判所(ICJ)において、裁判所長選挙が行われ、日本出身の岩澤雄司(いわさわ・ゆうじ)裁判官が裁判所長に選出されたことについて、報告がありました。
※岩澤雄司国際司法裁判所裁判官の裁判所長就任について(外務省、2025年3月3日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/pageit_000001_01661.html
続いて、各社記者と岩屋大臣との質疑応答となりました。
他社の記者からは、「ロシア政府による日本政府・企業関係者9名に対する入国禁止措置」、「米国によるウクライナへの軍事支援の一時停止、および日米安保の不確実性」、「米・ウクライナ首脳会談」、「米国の関税措置」、「ロシアとウクライナの停戦構想」、「日韓関係(韓国の3・1独立運動記念式典での崔相穆(チェ・サンモク)副首相の演説内容)」、そして、「日朝交渉記録の欠落」について、質問がありました。
IWJ記者は、ウクライナへの支援について、次のように質問しました。
IWJ記者「先ほどの質問にもありましたけれども、対ウクライナ政策について質問します。
トランプ・ゼレンスキー会談の決裂を受け、欧州諸国は、『有志連合』で、さらにウクライナ支援を拡大するようですが、日本も欧州にならい、支援を拡大するのでしょうか。
国民の税金からなるウクライナ支援金の拡大には、国民が納得できる説明が必要です。また、これまでのウクライナ支援金の使途を調査し、キックバックや使途不明金の有無を確かめることもあわせて必要だと考えますが、大臣のお考えをお聞かせください」
これに対し、岩屋大臣から、以下の答弁がありました。
岩屋大臣「ロシアによるウクライナ侵略で、今、欧州で起こっていることというのは、決して他人ごとではないと受け止めております。
その意味で、欧州とインド太平洋、アジアの安全保障は不可分であるという考え方のもとに、これまで、このような『力による一方的な現状変更の試み』は、世界のどこであっても許されてはならないという危機感にもとづいて、我が国はこの問題に取り組んできましたし、また、ウクライナを支援し、ロシアに制裁を課してきたということでございます。
今後のウクライナ支援に関しては、先ほど申し上げたように、これからの関係各国との協議にもとづき、また、ウクライナ側のニーズも踏まえて検討していきたいと思っておりますが、おっしゃるように、国民の皆さまに対して、その意義を説明する努力は不可欠だと思っておりますので、この記者会見はもとよりですけれども、私(岩屋大臣)も、様々な場、国会での議論もそうですが、様々な機会をとらえて、丁寧に説明を行っていきたい、その努力をしっかり尽くしていきたいと考えております」
IWJは、前回(2月28日)の岩屋外務大臣定例会見において、政治家や官僚の日本国民を無視した予算執行への怒りの表明としての『財務省解体デモ』について触れ、「国の予算は、国民の生活の底支えのためにこそ使われるべきではないか」と岩屋大臣に質しました。
※121億ドル(約1兆7000億円)にのぼる日本政府のウクライナ支援金!「国の予算は国民生活のためにこそ使われるべき」とのIWJ記者の質問に「ウクライナ支援などの外交政策については、記者会見などの機会をとらえ、その意義を伝える努力を尽くしていく」と岩屋大臣!! 財務省解体デモの次に国民の不満は外務省のバラまき外交に向かうのでは!?~2.28 岩屋毅 外務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526757
このたびのIWJ記者の質問は、「ウクライナ支援金」としてすでに支払われている「121億ドル(約1兆7000億円)」もの国民の税金が、適正に使用されているのかについて、確認を求めるものでしたが、大臣の答弁からは、その部分に対する説明が、一切抜け落ちていました。
IWJは、過去にも、「米国におけるウクライナ支援に対するキックバック」や「ウクライナでの支援金の横領」といった問題を指摘しつつ、日本のウクライナへの支援金の使途が適正なものであるのか、岩屋大臣に質問をしていますが、いずれの質問に対する答弁も、十分な説明とは程遠いものでした。
※「ウクライナの役人らが西側からの支援金を横領しており、米民主党へも還流しているといわれる現状について」IWJ記者が質問! しかし、岩屋大臣は「横領の話はまったく承知をしていない。これからも、ウクライナ政府を始め、国際社会と連携し支援を継続していきたい」と1兆8000億円ものウクライナへのたれ流しを見直す気はなし! ~12.3 岩屋毅 外務大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525912
※G7各国にも、法務省など国内の各省庁にも共有されているウクライナの厳しい汚職の現状認識を質すIWJ記者に対し「確かに、かつて、ウクライナには、汚職というものがはびこっていることが言われた時があったが、これからも、対ウクライナ支援を行っていく」と岩屋大臣!! ~12.17 岩屋毅 外務大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525985
IWJは、今後も、ウクライナへの支援金の使途の実態などについて、岩屋大臣に「丁寧な説明」を求めていくつもりです。
会見の詳細については、全編動画を御覧ください。
※「国民の税金からなるウクライナ支援金の拡大には、国民が納得できる説明が必要であり、これまでのウクライナ支援金の使途を調査し、キックバックや使途不明金の有無を確かめることもあわせて必要ではないか?」とのIWJ記者の質問に、岩屋大臣は「国民の皆さまに対して、その意義を説明する努力は不可欠だ」と答えながら、具体的な言及はなし!~3.4 岩屋毅 外務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526771
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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、浜本信貴)
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