┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~カナダ国内でのインド移民シーク教「テロリスト」殺害で、トルドー首相がファイブアイズによるインド公館の通信傍受の情報から「インドの関与」を指摘し、「容認し難い主権侵害」だと主張! インド側は全面否定し、お互いに外交官を追放しあう大問題に発展! しかし情報提供したファイブアイズなど西側諸国は、クアッド結束の必要からこの問題に沈黙! 中国『グローバルタイムズ』は「同盟国は米国の戦略的利益を実現するためだけに存在し、その逆は決してない」と痛烈な分析!
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┠■IWJは消滅の危機に直面! 前期は2200万円を超える赤字に! 岩上安身は難病の次女の存在をカムアウトし、自らが背負う責任と使命についての思いを告白! 今期は徹底的な支出カットをしても、なお赤字ならばIWJをたたむ不退転の覚悟で経営再建に臨みます! IWJが金融機関から受けたつなぎ融資2500万円の連帯保証人は岩上安身個人! 岩上安身個人がIWJに私財を投じた金とあわせ、約5000万円を完済し、IWJの経営再建ができなければ、IWJも岩上安身も破産ですし、難病の次女も守れません! 必ずやサバイバルします! どうか、IWJ会員登録と、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!
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┠■【中継番組表】
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┠■【本日のニュースの1撃!】
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┠■【第1弾! 旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に対する解散命令請求、13日に東京地裁へ】(日本経済新聞、11日)グローバルに活動する「コングロマリット」団体である統一教会にどこまで迫れるのか? 立憲民主党は、教団の財産隠しを防ぐための「特別措置法案」を臨時国会に単独提出すると表明、与野党の協力を得られるのか?
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┠■<IWJ取材報告 1>孫崎・羽場両氏が訪中! 台湾危機防ぐ「日中共同声明」を継承、市民主導の「東アジアの国連」形成へ!~10.6 「村山首相談話の会 訪中代表団」記者会見―登壇:孫崎享氏(元外務省国際情報局長)、羽場久美子氏(青山学院大学名誉教授)ほか
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┠■<IWJ取材報告 2>「厚生労働省はmRNAワクチンと不活化ワクチンの副反応の違いについて調査を行っているか?」IWJ記者の質問に「mRNAワクチンと他のワクチンの比較は決して適切だとは思わない」と武見大臣~10.10 武見敬三 厚生労働大臣 定例会見
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■はじめに~カナダ国内でのインド移民シーク教「テロリスト」殺害で、トルドー首相がファイブアイズによるインド公館の通信傍受の情報から「インドの関与」を指摘し、「容認し難い主権侵害」だと主張! インド側は全面否定し、お互いに外交官を追放しあう大問題に発展! しかし情報提供したファイブアイズなど西側諸国は、クアッド結束の必要からこの問題に沈黙! 中国『グローバルタイムズ』は「同盟国は米国の戦略的利益を実現するためだけに存在し、その逆は決してない」と痛烈な分析!
おはようございます。IWJ編集部です。
10月4日付け英『フィナンシャルタイムズ』は、関係者による情報として、インド政府がカナダ政府に対し、ニューデリーに駐留する外交官62人のうち41人を、10月10日までにカナダに送還するよう指示したと報じました。インドは、10日以降残留したカナダ人外交官の外交特権を剥奪すると警告しているとのことです。
※India tells Canada to withdraw dozens of diplomatic staff(FINANCIAL TIMES、2023年10月4日)
https://www.ft.com/content/9663a97e-9ee3-4b70-a804-38ccbe432203
今年6月18日、カナダ西部バンクーバー近郊のサリー市にあるシーク教寺院の駐車場で、シーク教指導者のハーディープ・シン・ニジャール氏が、自分の車の中にいたところを、覆面の2人組によって射殺されました。
ニジャール氏はインドからの移民で、カナダ国籍を取得していましたが、出身地であるインド北部のパンジャブ州にシーク教徒の独立国を作ろうとする「カリスタン運動」に関わっていたとされています。
9月19日付け『BBC』は、カナダのトルドー首相が、「18日の議会で、ニジャール氏の死とインド政府を『結びつける可能性のある、信用できる訴え』を、カナダ情報当局が調べていると報告。『カナダの国土でカナダ市民の殺害に外国政府が関与するなど、どのようなものでも、我々の主権の容認しがたい侵害だ』と、首相は議会に向けて強調した」と報じました。
つまり、カナダ政府は、ニジャール氏殺害にインドの工作員が関わったとみているということです。
これに対してインド外務省は、9月19日に「カナダでの暴力行為にインド政府が関与しているとの主張はばかげており、政治的動機にもとづくものだ」と、トルドー首相の主張を「全面的に否定する」との声明を発表しました。
※カナダ首相、シーク教指導者殺害にインドが関与の可能性と主張 インドは強く否定(BBC、2023年9月18日)
https://www.bbc.com/japanese/66852871
さらにこの『BBC』の記事によると、カナダ政府は18日にインドの外交官を国外に追放。これを受けてインド外務省も、翌日の19日に、カナダの外交官1人に対し、5日以内に国外退去するよう通告した上で「カナダの外交官たちが我々(インド)の内政に干渉し、反インド活動に関与していると、インド政府の懸念が高まっている事態を反映する決定だ」との声明を発表しました。
※ここから先は【中略】とさせていただきます。御覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して御覧ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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9月29日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、トルドー首相は9月22日、カナダ議会でウクライナのゼレンスキー大統領が演説した際に、招待されたナチスの退役軍人を「英雄」だと紹介され、スタンディングオベーションで称えて、世界的な大問題に発展しました。
この出来事も、ウクライナ人移民が多いカナダに、第二次世界大戦後、多くのウクライナ人ナチスが逃亡したことに端を発しています。
※はじめに~驚愕! カナダ連邦議会でゼレンスキー大統領の演説直後、ロタ下院議長が招待した本物のウクライナ人ナチス退役軍人を「英雄」と賞賛! ゼレンスキー大統領、トルドー首相、議員らがスタンディングオベーションで熱狂!! 反ユダヤ監視団体の抗議声明にロタ議長は辞任を表明するも、トルドー首相は「我関せず」!! ウクライナ移民の多いカナダでは、以前から逃げ込んだウクライナ人ナチスが問題になっていた!! さらに現在のウクライナが、ゼレンスキー大統領下、ナチスのシンパであることも世界の前で明らかに!!(日刊IWJガイド、2023年9月29日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230929#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52786#idx-1
インド当局がニジャール氏をテロリストとして指名手配していたのであれば、カナダは移民に対し、ナチスにもテロリストにも寛容だということになります。
移民に「寛容」であるとして、世界中から賞賛されてきたカナダは、一転して、国内の特定のエスニック・グループの影響に左右される、不安的な国、という一面をのぞかせたことになります。
この点も解明されるべきではないでしょうか。
■IWJは消滅の危機に直面! 前期は2200万円を超える赤字に! 岩上安身は難病の次女の存在をカムアウトし、自らが背負う責任と使命についての思いを告白! 今期は徹底的な支出カットをしても、なお赤字ならばIWJをたたむ不退転の覚悟で経営再建に臨みます! IWJが金融機関から受けたつなぎ融資2500万円の連帯保証人は岩上安身個人! 岩上安身個人がIWJに私財を投じた金とあわせ、約5000万円を完済し、IWJの経営再建ができなければ、IWJも岩上安身も破産ですし、難病の次女も守れません! 必ずやサバイバルします! どうか、IWJ会員登録と、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!
おはようございます。岩上安身です。
10月に入り、急に冷え込むようになってきました。
正念場を迎えているIWJの第14期も、3ヶ月目となります。
私、岩上安身の訴えにお応えいただき、9月のご寄付・カンパは、804万9400円と、月間目標額の400万円の201%に届きました! また、今期第14期が始まった8月は赤字でしたが、その不足分107万4700円と、9月の目標額400万円をあわせた507万4700円に対しても、159%に届き、2ヶ月連続で赤字をまぬがれています! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします。皆さま、本当にありがとうございます!
10月は、11日までの11日間で、71件、132万2100円のご寄付・カンパ(月間目標額の33%)をいただいております! ありがとうございます! 今月10月も、引き続きどうぞよろしくお願いします!
しかし、これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、まだまだ5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。
皆さま、どうぞ今こそ、IWJの救済のために、ご支援をよろしくお願いします!
第13期の2200万円を超える赤字は、IWJ創業以来初めての危機です。これは私、岩上安身1人の力で乗り越えることは困難です。
当面のキャッシュフローを確保するために、8月1日からの第14期のスタートにあたっては、新型コロナウイルスに関する港区中小企業融資制度を利用することで、金融機関から2500万円の融資を受けることになりました。
今期、第14期からは、支出を徹底的に削り、赤字を出さないだけではなく、黒字分を累積した赤字への返済にあてて、今年は、私からの借り入れ2200万円を返済しきろうとすると、2200万円÷12ヶ月=183.3万円となり、この183.3万円の返済額と、直接の運営のための月間目標額の400万円とを合計すると、毎月583.3万円が必要になります。
他方、金融機関からの借り入れによって、キャッシュフローの不足で倒産する、という危機は当面、まぬがれましたが、私は若くはないので、長期ローンは組めず、返済期間は7年間と短く、毎月の返済額も約30万円ずつと、決して少額ではなく、毎月の返済負担は重いものとなります。
住宅ローンのように35年間、毎月少しずつ返済してゆけばいい、というものではないのです。前述の通り、毎月、583.3万円が必要であり、それに毎月30万円の銀行への返済額を合計すると、約612万円が毎月、必ず必要となります。
IWJは個人企業ですので、代表取締役・岩上安身が借りたこの銀行の融資は、個人である岩上安身が連帯保証人となっています。したがって、IWJとしてこの融資の返済が滞れば、岩上安身個人が全額返済しなければなりません。
できなければ、会社としてのIWJも、岩上安身も、自己破産ということになります。もちろん、私には、全額返済できるキャッシュを、現在、持ち合わせてはいません。それほどの現金があるなら、借り入れなどしません。返済のために自宅を売り払わなくてはならなくなるかもしれません。
しかし、私、岩上安身には、実は、難病の娘がおります。そのため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。
私にはふたりの娘がいますが、次女が20代の時に、難病である線維筋痛症を発症しています。線維筋痛症は、全身が強い痛みに襲われる原因不明の難病です。次女がこの病気で10年以上も苦しんできたことは、これまで公表してきませんでした。初めて、明らかにする話です。
次女は、健康に生まれ、明るく、快活にすくすく育ちました。子どもの頃から先天的な障害があったわけではありません。
国立看護大学校を出て、千葉県柏市にある国立がん研究センター東病院につとめ、看護師として、末期がんの病棟を担当していました。看護師は、かなりの激務です。末期がん病棟の夜勤を担当したことによる、多大なストレスも、もしかしたら発症に影響したのかもしれません。
発症しはじめた頃は、体全身に痛みがあるということで、仕事を休まざるを得なくなり、退職をして、療養していました。当初は短時間のアルバイト程度は可能でしたが、しかし、病状が好転してゆく、という淡い期待はかなわず、激しい全身の痛みという、次女の病状は、次第に重くなっていき、働くこともできなくなり、線維筋痛症という診断が下されました。
自己免疫疾患である線維筋痛症は、その原因もまだ未解明であり、治療法も確立されていない難病です。米国の歌手のレディ・ガガさんや、日本テレビのアナウンサーだった大杉君枝さん(故人)、元フジテレビのアナウンサーの八木亜希子さんも発症され、闘病されており、近年になって、この難病の存在が知られるようになってきましたが、まだまだ社会的理解は進んでいないと感じられます。
重い難病や、障害のある方やそのご家族が苦しみ、悲しみ、時に物理的に困窮している現実もあるという一方で、そうした方々への、悪意ある社会的な差別的な圧力の高まりも、日々、強く感じています。
生産性のない生命は早く死ねばいい、死なせるべきだなどという、弱者をさらに痛めつける、まさにナチス的な思想を公言するような、知識人、政治家が、近年、次々と登場してくるたび、私は全身の毛穴から血が吹き出すような怒りと恐れ、不安、そして悲しみを感じています。
※【特集】ナチスと同じく、生命の選別をしようとする者ども! 大西つねき、大久保愉一、山本直樹、成田悠輔、松井一郎、馬場伸幸、植松聖、麻生太郎!! 彼らの思想も政策も許さない!
https://iwj.co.jp/wj/open/life-screening-special
※<シリーズ特集>「相模原殺傷事件から4年」今ここにある優生思想に向き合う~ 大西つねき氏「命の選別」発言から ALS患者「嘱託殺人」事件まで
https://iwj.co.jp/wj/open/eugenic_thought
※【第605号-608号】岩上安身のIWJ特報!背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し!ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題!岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー(その4)2023.8.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517607
私の娘を含め、気の毒に、このような病いを得た方々は、何も悪いことをしていません。何の罪もありません。ひたすら、この不遇、不条理、苦しみ、悲しみに耐えているのです。
こうした、運がたまたま悪かったというべき弱い立場の人々に対し、生命を選別せよ、などと迫り、さらなる苦痛を与えようとする、ナチスと同根の輩を、私は誰一人、黙って許すことができません。
私は娘を守るために、娘と同じように、難病や障害のためにつらい思いをしている方々とそのご家族のために、私が生きている限り、このような悪意に満ちた弱者への攻撃とナチス的思想をまき散らす者たちに対して、言説をもって戦い続けてゆく覚悟です。
私の娘は、全身の痛みで、今ではほぼ寝たきりです。毎日、痛みと苦しさしかなく、人生に希望を持てないため、うつ病にもなりました。コミュニケーションを取るのも難しい状況です。何とか、線維筋痛症に効く、良い薬や治療法が早く開発されてくれないだろうかと、焦る気持ちで祈っています。
私は、自分の愛する娘に対してできるだけのことをしてやりたい、親としての最低限の責任を果たしたいと、親として当たり前の願いを強く心に願っています。自分が直接、守ってやれなくなる自分の死後も、この子が生きていけるように、雨露をしのげる部屋や、定期の収入が入る不動産など、何らかの私財をわずかでも残しておきたいと思っています。
長女は結婚して、子どももいます。家庭があるわけですから、次女の面倒のすべてを長女にまかせ、頼るわけにはいきません。私の死後は、生活面・精神面では長女にも頼らなければならないでしょうから、せめて生活と治療のための経済的側面だけは、私が責任をもって何とか今から備えをしておかなくてはならないと思っています。
ですから、私は無責任に借金を残して人生を終えるわけにはいかないのです。今期、IWJの第14期は、絶対に赤字を出さず、最低でも収支があうようにした上で、できれば黒字を出し、2200万円の私自身の貸付も、2500万円の金融機関からの借り入れも着実に、しかも私の年齢がかさんでいるので、なるべく早く、全額返済してしまわなければなりません。金融機関からの借り入れに対する返済は、前述したように、毎月約30万円弱で、7年間です。
IWJの活動を続けることによって、今年、赤字がこれ以上少しでも拡大し、それを私が補填しなければならないようであれば、結局、今ある借金も返済できなくなり、我が身だけでなく、娘をも巻き込んでの身の破滅となってしまいます!
赤字続きではIWJの活動はもう絶対に続けられない! というのは、私がそうした個人的な事情を抱えているためでもあります。私が生きて活動していられる時間には限りがあり、さらに意味のある生産活動をできる健康寿命の期間は、もっと限りがあります。
そのためには、全力で、この3ヶ月くらいでIWJの支出を大幅に削ります!! 他方で、皆さまに評価され、その結果として、収益の上がるような、新たな情報発信もやりたいと思っています!
会員様から最もご要望の多かった、私がソロで時事的テーマを話し、解説する動画番組(私がいわゆるYouTuberになる、と考えてもらっていいと思います)も、スタートさせる予定です!
正直なところ、この半年が勝負です! そこでご寄付が集まらず、支出も削れなければ、現在の事務所を引き払い、現在の体制も解体して、IWJの活動規模を極限までミニマムにして収支があうようにするか、あるいは本当に会社を清算するか、本気で腹をくくらなければいけませんし、本気でそうするつもりでいます。
時々、ウクライナ問題に力を入れているが、なぜなのか、という素朴な質問を受けることがあります。答えは簡単です。米国は、単独覇権の拡張と維持のため、思い通りに従わない、中国とロシアを強く敵視し、この両国を弱体化するためには手段を選ばないことを公式に国家戦略として掲げています。
2014年のユーロマイダンクーデター以降、米国とNATO、ウクライナ政府による、8年間にわたるウクライナ南東部のドンバス地方でのロシア語話者に対する民族浄化は、米国の思惑通りに、ロシアがその挑発に乗って介入してしまいましたが、ロシアを弱体化するには至りませんでした。ウクライナ紛争を仕掛けた米国の思惑は、失敗に終わっています。
ロシアと同様に、米国の単独覇権維持にとって邪魔となる中国に対する弱体化への、米国の仕掛けもこの数年続々と仕掛けられ、今後も着々と準備されています。日本における米国との集団的自衛権の行使容認も、安保法制も、改憲による緊急事態条項の導入も、日本を、米国の対中代理戦争の「道具」及び「戦場」として、便利に自由に使えるようにするための準備に他なりません。
私の編集方針は、IWJの設立時から一貫しています。日本が、戦前の天皇大権の国とは180度違う、国民主権の民主主義国家として、自立した国家主権を米国から取り戻し、周囲の国々と和解して平和共存するという、明治維新以来、近代日本が失敗し続けたテーマに、これからの日本は再チャレンジすべきだ、ということに尽きます。
私としては、日本が「第2のウクライナ」にされてしまい、米国の対中代理戦争の「捨て駒」として破滅的な戦争の危機に向かいつつあることを、多くの日本国民に知らせ、それを食い止める必要があると思っています。それはジャーナリズムとしての最低限度の責務であると確信しています。
日本のマスメディアがこの件について、すべて、ひとつの例外もなく、機能不全に陥っていて、米国のプロパガンダのたれ流しをしている状況を見て、なおさら、IWJだけは、このドロドロの濁流に、最後の最後まで抗おうと固く心に決めています!
私自身、第4コーナーを回って、残りの人生すべてをIWJとともに、日本のサバイバルのために死力を尽くして戦い、愚かな戦争を回避し、日本国民の生命と暮らしが犠牲とならないように、米国への従属から自立し、来るべき、希望のある多極的世界へと漕ぎ出してゆけるよう、全力を尽くしたいと真剣に思っています。
その闘志に衰えはありません! 志半ばで、IWJを閉じることになるのは、決して本望ではありません!
繰り返しになりますが、第14期は、背水の陣で臨んでいます。毎月、毎日が、IWJが生き残れるかどうかの勝負です! ぜひ、ご支援をよろしくお願いいたします!
どうか皆さま、IWJの経営再建に向けて、会員登録、特にサポート会員への登録、そしてご寄付・カンパ、あるいは協賛広告によるご支援をお願いいたします! また、YouTubeのチャンネル登録も、ぜひお願いいたします!
※【岩上安身より最後になるかもしれないご支援のお願い!】第13期2200万円の赤字を出し、加えて銀行から2500万円の融資を受けました。私には難病の娘がいて、この子を私の死後においても守るため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。赤字を止められなければ、第14期途中でも、IWJの活動を中止するサドン・デスの決断をくだします。赤字体質が脱却できれば、活動を継続します!IWJの経営再建に向けて、最後になるかもしれない勝負の時、会員登録と、ご寄付・カンパ、協賛広告によるご支援のお願いをします!
https://youtu.be/jZv9X2ojES8
※【岩上安身より最後になるかもしれないご支援のお願い!】私には難病の娘がいて、この子を私の死後も守るため、自己破産して我が身ひとつで散ることはできません。IWJの経営再建に向け、ご支援のお願いをします!
https://youtu.be/5oOoBcOJuh0
私たち親子にとっても、IWJにとっても、まだまだ険しい試練の道のりが続くと思われますが、試練は乗り越えるために、天から与えられているものだと私は受け止めています。
もし自分に天命というものがあるとしたら、日本を戦禍に巻き込まれることなく、米中対立の危機の難を逃れ、同時に、米国からの隷属をやめて自立し、21世紀後半だけでなく、22世紀以降も、世界と平和共存する国として、サバイバルできるように、微力でも貢献することにあります。生きている残りの期間は、そのための一助となるべく、微力ながら力を尽くしたいと思います。
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現状の会員数を、お知らせします。
9月末時点での会員総数は2582人(前年同日比:431人減、前々年同日比:944人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。その会員数と会費が減ることは、IWJにとって大きな痛手です。
ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますし、会員数も会費もこの不況のあおりを受けて著しく減少しています! コロナ禍と未曾有のインフレ下の不況の急速な進行と、細かい数字は、10月末にご報告しますが、わずか1年間で前年度の売り上げから約4割減となり、約6割となってしまったというのは、本当に大きなダメージです! 進む高齢化などが逆風として吹きつけている結果であると思われます!
この巨大な外部環境の変化自体は、私ごときが変えられるようなものではありません。少しでも家計を楽にするように、様々な支出を減らそうとし、その結果、IWJの月額の会費も削る人々が増えた、その結果でしょう。
現在のIWJの編集方針が不満なので会員をやめる、という内容のメールをもらうことは、最近は本当にめったにありません。今、お支えくださっている会員の方々、特にサポート会員の方々は減ることがなく、我々の編集方針を支持してくださっていると思われます。
皆さま一人一人の会費は、積もり積もれば、大きくもなりますし、一人一人が削ってゆけば大きなマイナスともなります。皆さまに会員としてお支えいただけなければ、IWJは、存続ができません! ご寄付の負担を減らし、目標額のハードルを下げるためにも、できるだけ、新規の会員登録をお願いいたします!
休会中の方は、再開の手続きをお願いいたします! 会費が増えれば、毎月のご寄付・カンパのお願いも、もう少し少なくてすむようになります。よろしくお願いいたします!
ただ、ここにきて、嬉しいニュースも届いています。先月末、7人の方が一般会員に、9人の方がサポート会員になってくださった、ということが分かりました。嬉しくて、そして明日に希望がもてます!
どうか、会員登録をしたことがない方は、新規で会員登録を、休会していた方は、再開をぜひ、よろしくお願いします!
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日本は、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を背負わされています。その「宿命」を、日本人ならば1人として、決して忘れてはなりません。
エネルギーと食料が確実に輸入できるようにするためには、戦争によって、他国に海上封鎖をされないようにすることが一番重要です。それには、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な平和外交の姿勢を目指し、貫くべきではないでしょうか!?
また、米国から押しつけられた新型コロナワクチンの危険性について、報じることも、論じることもできず、国の言われるがままにワクチンを接種して、コロナから守られるどころか、死に至るまでの副反応被害を招いていることも、日本という国に主権がなく、その従属国の政府とべったりの関係を築いている記者クラブメディアが、権力から自立した報道を行うことができない、しようともしないために起きている「悲劇」ではないでしょうか。
国民の皆さまの「知る権利」を現実に実現し、事実・真実を伝えるには、権力と癒着せず、市民の皆さまから直接支えられるIWJのような独立メディアが存在しなければ、風穴を開けることもできません。
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店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
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口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
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岩上安身
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◆中継番組表◆
**2023.10.12 Thu.**
調整中
========
◆中継番組表◆
**2023.10.13 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5
「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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■【本日のニュースの1撃!】
■【第1弾! 旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に対する解散命令請求、13日に東京地裁へ】(日本経済新聞、11日)グローバルに活動する「コングロマリット」団体である統一教会にどこまで迫れるのか? 立憲民主党は、教団の財産隠しを防ぐための「特別措置法案」を臨時国会に単独提出すると表明、与野党の協力を得られるのか?
11日付『日本経済新聞』は、文化庁が12日に、宗教法人審議会を開催すると発表した、と報じました。宗教法人審議会は、文部科学相の諮問機関です。宗教法人審議会では、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に対する解散命令請求について、盛山正仁文科相が説明し、委員らの意見を聞く方針だということです。
文化庁は昨年、2022年の11月から、同教団に対する調査を開始し、今年7月までに7回にわたって、宗教法人法にもとづく質問権を行使しました。これに対して、教団側が500項目のうち、100項目以上の質問に回答しなかったということです。文化庁は、宗教審議会の了承が得られれば、13日にも東京地裁に解散命令請求をする方針です。
解散命令請求が認められた場合、教団から法人格がはく奪されます。清算人が選定され、法人の財産を整理し、教団への税制上の優遇はなくなります。(任意団体としての活動は可能)。
教団側は、「(09年のコンプライアンス宣言以降は)社会的、法的に問題がある行動をしないよう指導を徹底しており、解散命令を請求されるような活動は教団としておこなっていない」と『日経』の取材に対してコメントしています。
また、教団側は「質問権の行使自体が違法」と主張して10月6日に、東京地裁に反論陳述書を提出しています。質問に回答しなかった行政罰の科料についても、争う姿勢です。
※旧統一教会の解散請求、12日審議へ 司法判断へ最終局面(日本経済新聞、2023年10月11日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE081400Y3A001C2000000/
※旧統一教会 過料手続きに反論文書 “質問権の行使自体が違法”(NHK、2023年10月6日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231006/k10014217251000.html
★11ヶ月に及んだ、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に対する解散命令請求までの道のりが、一つの節目に差し掛かろうとしています。
立憲民主党の西村ちなみ代表代行は11日、教団の財産が国外などへ散逸することを防ぐ、「特別措置法案」を20日の臨時国会に提出することを、表明しました。この「特別措置法案」は、立憲民主党が単独での提出になるということです。教団の財産は、もともとは日本国民の財産なのであり、他の与野党は、この法案になぜ協力・賛同しないのか、不可解です。
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■<IWJ取材報告 1>孫崎・羽場両氏が訪中! 台湾危機防ぐ「日中共同声明」を継承、市民主導の「東アジアの国連」形成へ!~10.6 「村山首相談話の会 訪中代表団」記者会見―登壇:孫崎享氏(元外務省国際情報局長)、羽場久美子氏(青山学院大学名誉教授)ほか
日中関係の改善に向け、「村山首相談話を継承し発展させる会」(村山首相談話の会)が、「第6次訪中代表団」を2023年10月16日から中国に派遣します。
これを前に、同会は10月6日、衆議院第一議員会館で記者会見を開催。IWJでもお馴染みの孫崎享氏や羽場久美子氏が団長・団員として登壇しました。
はじめに村山首相談話の会・理事長の藤田高景氏が、経緯を説明しました。
1995年、当時の村山富市総理が、いわゆる「村山談話」で、アジア諸国への植民地支配と侵略を公式に謝罪しました。
※「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(いわゆる村山談話)(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/07/dmu_0815.html
しかし安倍晋三総理は、2012年の第二次安倍内閣での就任直後、村山談話を見直すとして、侵略を認めませんでした。
これに抗して、村山首相談話の会が2013年に発足。同会では、日中の理解促進のため、2015年から例年、中国平和軍縮協会(CAPAPD)の招きで訪中団を派遣してきましたが、コロナ禍で中断していました。
今回の訪中団は、以下の4人で構成されます。団長に孫崎享氏(村山首相談話の会・共同代表、元外務省国際情報局長、東アジア共同体研究所長)、秘書長に藤田高景氏(村山首相談話の会・理事長)、団員に羽場久美子氏(村山首相談話の会・共同代表、青山学院大学名誉教授、世界国際関係学会(ISA)アジア太平洋会長)、吉池俊子氏(村山首相談話の会・理事、アジア・フォーラム横浜代表)、和田久美氏(村山首相談話の会・理事)。
訪中団は10月16日から20日まで北京、天津を訪れ、学者・文化人との会談や、プーチン大統領も参加予定とされる一帯一路に関するサミット等に参加、記者会見等を行います。孫崎、羽場の両氏はその後も中国に滞在し、北京大学・精華大学等によるシンポジウムに参加するとのことです。
登壇した孫崎氏と羽場氏は共に、米国の覇権とG7支配の終焉を見据え、日本外交の転換を求めました。特に、中国の台頭への危機感から米国が作り出す台湾危機に抗するため、台湾が中国の一部と実質的に認めた1972年の「日中共同声明」等の重要性を訴えました。
そして孫崎氏は、武力紛争への「挑発」を避け、「長期的繁栄と安定の疎外」を避けるために、「(1)中国の発展に世界平和が不可欠なことを中国の指導者は理解している」「(2)日本が日中共同宣言と日中平和友好条約を、米国が米中共同宣言を守れば台湾問題は生じない」「(3)東アジアを不安定にしたいとする勢力に対抗する力を形成すべき」と訴える必要性を強調しました。
羽場氏は、「(1)日中戦争は絶対に避け、世界経済をリードする両国が連携して平和・発展を作る」「(2)そのために知識人や市民のホットラインを形成し、『東アジアの国連』のような場を、沖縄等に作る」「(3)戦争を望まない世界の多数派・グローバルサウスと連携する」ことを訴えました。
詳しくは、ぜひ全編動画を御覧ください。
※孫崎・羽場両氏が訪中! 台湾危機防ぐ「日中共同声明」を継承、市民主導の「東アジアの国連」形成へ!~10.6 「村山首相談話の会 訪中代表団」記者会見―登壇:孫崎享氏(元外務省国際情報局長)、羽場久美子氏(青山学院大学名誉教授)ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518915
IWJが報じてきた、村山首相談話の会等の記事、直近の孫崎氏、羽場氏への岩上安身のインタビューは、以下を御覧ください!
※日中関係改善は「焦眉の急」――戦後70年の節目に歴代政権が踏襲した精神を覆す「安倍談話」が公表されることへ危機感、元外務省OBらが訪中へ 2015.3.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/236471
※村山談話を継承し発展させる会 『検証「安倍談話」戦後70年・村山談話の歴史的意義』に関する記者会見 2015.10.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/272306
※【岩上安身のニュースのトリセツ】安倍談話はやはり村山談話の否定だった!浮かび上がる「積極的平和主義」と「TPP」の正体 ~単なる米国の「属国宣言」に過ぎないという本質と本音 2015.8.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/258098
※「山上容疑者は真犯人ではない!? 安倍晋三元総理暗殺事件とウクライナ紛争をめぐる世界情勢の激変はつながっている!?」 ~岩上安身によるインタビュー第1118回 ゲスト 元外務省国際情報局長・孫崎享氏 2023.4.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515371
※【第609-611号】岩上安身のIWJ特報!ウクライナ紛争への深入りは「米国覇権の終わりの始まり」?米国依存から離脱する動きがグローバルサウス諸国で急加速!岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー(その1)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518123
※【第613-615号】岩上安身のIWJ特報!ウクライナ紛争への深入りは「米国覇権の終わりの始まり」?米国依存から離脱する動きがグローバルサウス諸国で急加速!岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー(その2)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518685
※安倍元総理を銃殺したのが山上徹也容疑者ではないとすると、日本という国があまりにも自主的に物事を判断できない国というところにまでつながっていく ~岩上安身によるインタビュー第1126回 ゲスト 元外務省国際情報局長・孫崎享氏 2023.7.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517054
※「正しいことを追及するということを日本という国民はやめてしまった!」『同盟は家臣ではない』~岩上安身によるインタビュー第1133回 ゲスト 元外務省国際情報局長・孫崎享氏 2023.9.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518512
※【第572号-574号】岩上安身のIWJ特報!「ウクライナ紛争のエスカレーションの背景にあるのは米国によるウクライナへの武器供与!」岩上安身による国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏インタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511594
※「ウクライナ紛争のエスカレーションの背景にあるのは米国によるウクライナへの武器供与!」 ~岩上安身によるインタビュー第1090回 ゲスト 国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏 2022.8.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509539
※即時停戦を!「ウクライナ問題は少なくとも2004年と2014年の二つの革命から見ていく必要がある」ウクライナ紛争と米国の戦略~岩上安身によるインタビュー第1098回 ゲスト 国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏(続編) 2022.9.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510889
■<IWJ取材報告 2>「厚生労働省はmRNAワクチンと不活化ワクチンの副反応の違いについて調査を行っているか?」IWJ記者の質問に「mRNAワクチンと他のワクチンの比較は決して適切だとは思わない」と武見大臣~10.10 武見敬三 厚生労働大臣 定例会見
10月10日午前10時55分頃より、東京都千代田区の厚生労働省にて、武見敬三厚生労働大臣の定例会見が開催されました。
会見冒頭、武見大臣からの報告事項はなく、そのまま、各社記者との質疑応答となりました。
IWJ記者は、前回に続き、以下の通り、新型コロナワクチンに関する質問を行いました。
IWJ記者「新型コロナウイルスパンデミックに対して、中国やインド、ロシアなどでは、国産の不活化ワクチンが主として用いられました。
2021年6月のジェトロの記事によると、中国における副反応の報告総数は3万1434件、重篤なケースは188件、死亡は報告されていません。接種10万回当たりでは11.86件です。
厚生労働省の方で、メッセンジャーRNAワクチンと、不活化ワクチンの副反応の出方の違いについて調査を行っているでしょうか? あるいは、今後行う予定はおありでしょうか?」
これに対して、武見厚労大臣は以下のように答えました。
武見大臣「まず、ワクチンの安全性について、それぞれの接種の対象となる感染性が、それぞれに異なりますよね。そのことを踏まえて、製品ごとに評価を行っています。
mRNAワクチンについては、他のワクチンと比較して論じることは決して適切だとは思いません。
で、mRNAの新型コロナワクチンを含めて、ワクチンの副反応を疑う症状については、副反応疑い報告制度などにより、新型コロナワクチン接種後の副反応が疑われる症状について、医師や製造販売業者等から報告があった場合には、審議会でこの安全性等を評価した上で、必要な対応を行うこととしており、現時点で審議会において、新型コロナワクチン接種を見合わせる等の意見はまったくいただいておりません。
今後とも、ワクチンの安全性の評価を適切に行っていきたいと考えております」。
また、他社の記者も、新型コロナワクチンに関する質問を行いました。
詳しくは、ぜひ全編動画を御覧ください。
※「厚生労働省はmRNAワクチンと不活化ワクチンの副反応の違いについて調査を行っているか?」IWJ記者の質問に「mRNAワクチンと他のワクチンの比較は決して適切だとは思わない」と武見大臣~10.10 武見敬三 厚生労働大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/518983
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、浜本信貴)
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