日刊IWJガイド・非会員版「本日午後4時から、岩上安身が元外務省国際情報局の孫崎享氏にインタビューを行います!」2023.7.6号~No.3948号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~本日、午後4時から、岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビューを行います。

■7月に入り、IWJの今期第13期もあと残り1ヶ月となりました! この11ヶ月間の累積の不足額は、2039万3900円と、2000万円を超えてしまいました!! 6月は30日までの30日間で、130件、218万9000円のご寄付をいただきました。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約56%でした。7月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成し、さらに不足分の赤字幅2000万円を皆さまのご支援で少しでも減らしたいと願っています! IWJを存続させてください! 今月末の期末まで緊急のご支援・ご寄付・カンパを、どうぞよろしくお願いいたします!!

■【中継番組表】

■ウクライナで見つかった劣化ウラン弾などに関するIWJの質問に防衛省から回答が届きました!

■フランスの暴動をめぐり、ロバート・ケネディ・ジュニア氏とダグラス・マクレガー退役大佐が対談! 暴動が最もひどいのは、アフリカに近いマルセイユだった! マクロン大統領は、今後のプランを社会に示せていない! 旧宗主国の西側諸国と旧植民地国のグローバルサウスの対立が、フランス国内で激化か!?

■【本日のニュースの連撃! 2連弾】

■【第1弾 『週刊文春』、2023年7月13日】木原誠二官房副長官の妻が、不審死事件の「重要参考人」として任意同行されていた!?

■【第2弾 『週刊文春』、2023年7月13日】故・ジャニー喜多川氏による性加害行為の被害者23人の被害状況まとめ!

■加速度的に進む日本の少子高齢化! 高齢者をターゲットに凶悪化する「特殊詐欺」を、「高齢者差別」思想が後押し! 高齢者に「集団自決」を求めたイエール大学助教授・成田悠輔氏の発言は、ルフィ事件と同根の大問題!~6月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、4月11日収録の「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!
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■はじめに~本日、午後4時から、岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビューを行います。

 おはようございます。IWJ編集部です。

 本日、午後4時から、岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビューを行います。

 このインタビューは、6月28日に行われたインタビューの続編となります。6月28日のインタビューでは、ロシアの民間軍事会社ワグネル創設者のプリゴジン氏による反乱の直後でしたので、その顛末、西側諸国の関与はなかったのかという疑問、NATOの大演習との関連などについて、孫崎氏にお話をうかがいました。

 6月28日の第1弾インタビューは、ぜひ以下のURLから御覧ください。

※「ウクライナ紛争というのは、本当に、米国覇権の終わりの始まり、その通りだと思います」~岩上安身によるインタビュー第1124回 ゲスト 元外務省国際情報局長・孫崎享氏 2023.6.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516860

 7月6日の第2弾インタビューでは、まず、前回のインタビューでは触れられなかった、グローバルサウスの国々の動きについて取り上げます。ウクライナ紛争をめぐって、グローバルサウスの国々は、西側諸国の動きには同調せず、独自にウクライナとロシアに停戦を求めました。

 また、ウクライナへどれだけ米国や欧州諸国が熱心に武器支援しても、前線でロシア軍に破壊され、ウクライナが「武器の墓場」と化している現状や、即時停戦の必要性、メドベージェフ元ロシア大統領の「紛争中であればウクライナはNATOに加盟できないのだから、ウクライナ紛争は永続化する」といった発言、さらには、旧宗主国(西側同盟国)対旧植民地国(グローバルサウス)の対立が、旧宗主国内部で先鋭化する「近未来」を先取りするかのうようなフランスの暴動、スウェーデンとトルコの3重の確執などについて、可能な限り、取り上げる予定です。

 ぜひ、ご視聴ください!

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【IWJ_YouTube Live】7/6(木)16:00~
岩上安身による 元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

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■7月に入り、IWJの今期第13期もあと残り1ヶ月となりました! この11ヶ月間の累積の不足額は、2039万3900円と、2000万円を超えてしまいました!! 6月は30日までの30日間で、130件、218万9000円のご寄付をいただきました。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約56%でした。7月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成し、さらに不足分の赤字幅2000万円を皆さまのご支援で少しでも減らしたいと願っています! IWJを存続させてください! 今月末の期末まで緊急のご支援・ご寄付・カンパを、どうぞよろしくお願いいたします!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 7月に入り、昨年8月1日から始まったIWJの第13期も、いよいよ最後の1ヶ月となりました!

 厳しい経済状況の中、ご寄付をお寄せくださっている皆さま、誠にありがとうございます!

 6月のご寄付が確定致しましたので、ご報告いたします。6月は月末までの30日間で、130件、218万9000円のご寄付をいただきました! ありがとうございます! 月間目標額390万円の約56%でした!

 これにより、今期第13期6月末までの、11ヶ月間の累積の不足額は、2039万3900円と、2000万円を超えてしまいました! 今月7月は第13期最後の月です! 月間目標額を達成し、さらに残り1ヶ月でこの2000万円の累積の赤字幅を少しでも圧縮できるように願っております! どうぞ緊急のご支援をお願いします!

 7月は1日から5日までの5日間で、26件、27万円のご寄付をいただきました。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約7%にあたります。IWJを存続させてください! 今月末の会期末まで、ぜひ、皆さま、緊急のご寄付・カンパ・会員登録・YouTube登録による、皆さまのご支援の力で、ご支援をよろしくお願いいたします!!

 また、現状の会員数をお知らせします。

 5月末時点での会員総数は2648人(前年同日比:1113人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますが、会員数も会費も減少しています。

 経営は本当に赤字が連続し、厳しい運営状況が続いています。どうぞ、会員登録、あるいは元会員の方は、再開をよろしくお願いします!

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、独立系メディアの意義と、米国に忖度する日本政府、大手主要メディアの「情報操作」の恐ろしさについて、広めてください。

 IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、IWJにつなぎ融資をいたしました。

 私がこれまでにIWJに貸し付けて、まだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。近いうちに、また私がIWJにつなぎ融資をしなければならない見込みですが、本当にもう貯金が底を尽きます!

 私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、会費も減少し、ご寄付までもが急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJも支出を減らし、業務を縮小し、効率化をはかるなどしておりますが、急な変化にはなかなかついていけません。

 ウクライナ紛争に続き、「台湾有事」を口実とする米国の「代理戦争」が、東アジアで画策されている今、私、岩上安身とIWJは、破滅的な戦争を回避すべく、また、ウクライナ紛争報道で明らかになった、偏向マスメディアの不誠実な「情報操作」に代わるべく、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるよう走り続けたいと存じます。

 その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために、今後も全力で頑張ってゆきたいと思います。

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか?

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 岩上安身

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◆中継番組表◆

**2023.7.6 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】16:00~「ウクライナ紛争への深入りは『米国覇権の終わりの始まり』? 米国依存から離脱する動きがグローバルサウス諸国で急加速! 岩上安身による 元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー 第2弾」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 岩上安身による孫崎享氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた孫崎享氏の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/magosakiukeru

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◆中継番組表◆

**2023.7.7 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

ハンター・バイデン氏の脱税捜査を米司法省が妨害!「バイデン政権への過度の追従は危ういのではないか?」とのIWJ記者の質問に「他国の内政についてコメントは差し控える」と林外務大臣!!~7.6 林芳正 外務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517019

「バイデンの外交戦略は、戦争すること。ウクライナ戦争は、戦争を継続するというアメリカのための代理戦争だ!!」~6.29「新しい戦前にさせない」連続シンポジウム 6・29 第4回―講演:「脅威論の真相を剥ぎ、平和への道を探求する」孫崎享氏ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516928

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■ウクライナで見つかった劣化ウラン弾などに関するIWJの質問に防衛省から回答が届きました!

 日刊IWJガイド6月29日号でお知らせした質問への回答が、防衛省から届きました。残念ながら、新事実は、何一つありませんでした。

※ロシア軍が劣化ウラン弾を本当に使用したのか、という点について会員の方から重要なご質問をいただきました! IWJは再度、詳しく調査・検証しました!(日刊IWJガイド、2023年6月29日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230629#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52461#idx-2

 IWJはウクライナにおける劣化ウラン弾の使用に関して、ロシア軍が使用したのか、ウクライナ軍が使用したのか、両軍が使用したのか、明らかにするために、6月29日に、日本の防衛省と、GICHD(ジュネーブ国際人道地雷除去センター)に、直接質問状を出しました。

 このうち、昨日、防衛省から回答が届きましたので、ご紹介します。

IWJの質問「ロシアが2005年から使用している戦車の装填される砲弾3BM60『Svinets-2』についてお尋ねいたします。

1. この戦車用の砲弾は、劣化ウラン弾と考えて間違いないでしょうか?

 種々の情報を調べると、劣化ウラン弾という記載とタングステンを砲弾の芯に使用したタングステンベースの砲弾だという説明、さらには、劣化ウランに硬度を強化するためタングステンを加えた合金という説明の3種類あります」。

防衛省報道室の回答「ご指摘の砲弾については、劣化ウランを含むとの見方のほか、劣化ウランを含まず、タングステンで製造されたものであるとの見方もあると承知しており、確定的なお答えは困難であることをご理解下さい。

IWJの質問「2. ウクライナ紛争において、ウクライナ軍が、2022年2月24日のロシア侵攻直後から、このロシア製の砲弾 3BM60『Svinets-2』を使用していたというウクライナ軍事専門家アレクサンドル・コバレンコ氏の証言と証拠写真があります。この情報を把握していますか。また、その真実性についてどのようにお考えになりますか。そのアレクサンドル・コバレンコ氏の証言とは以下のとおりです。

 『昨日、AFU(ウクライナ軍)が最も精度の高い152mm砲弾とされるロシアのトロフィー砲弾3OF39『クラスノポル』を使用したことが話題になったばかりだが、今日は侵攻開始時にAFU(ウクライナ軍)がトロフィー砲弾3BM60『Svinets-2』を使用していたことが判明した。

 3VBM23砲弾と3BM60『Svinets-2』弾は、ロシア軍で使用されている最も高度な砲弾である。

 ロステック国営企業のコンツェルン・テーマシュは、2019年の軍事革新テクノポリス・エラでSvinets-2サブキャリバー戦車砲を初めて発表した。

 この砲弾の装甲貫通力は20%以上向上しており、標準的なショットが230mmの装甲貫通力であるのに対し、『Lead-2』のショットは300mm(角度60°)である。しかし、『Svinets-2』は量産弾になれず、今でもロシア軍では非常に珍しいユニークなショットである。

 一方、AFU(ウクライナ軍)はこの砲弾に触れ、明らかに研究し、適切な結論とマーキングを行った。ロシアの戦車乗組員がこの砲弾のために祈っている間、そのメリットとデメリットはすべて、その意味するところとともに、長い間知られていた』

※アレクサンドル・コバレンコ氏のテレグラム(2023年2月11日)
https://t.me/zloyodessit/18308」。

防衛省報道室の回答「ウクライナにおける戦況をめぐっては、ご指摘の点を含め、さまざまな見方が出ているものと承知していますが、そうした見方の一つ一つについて、確定的にお答えすることは困難であることをご理解下さい」。

IWJの質問「3.ロシア軍が、この砲弾 3BM60『Svinets-2』を、ウクライナ紛争で使用したという情報をお持ちですか。ロシア側のメディアでは、戦車に装填して準備ができているという報道が2月の時点であります。

※В боекомплекстах российских танков появились новые снаряды 『Свинец-2』(radiovolna、2023年2月15日)
https://radiovolna.fm/news/federalnye-novosti/v-boekomplekstah-rossiyskih-tankov-poyavilis-novye-35126.html

 これについて、どのようにお考えになりますか」。

防衛省報道室の回答「ウクライナにおける戦況をめぐっては、ご指摘の点を含め、さまざまな見方が出ているものと承知していますが、そうした見方の一つ一つについて、確定的にお答えすることは困難であることをご理解下さい」。

IWJの質問「4. 1980年代にソ連で初めて作られた劣化ウラン弾、3BM-32弾が、すでにウクライナで見つかっていたという報告が、 GICHD報告書の109頁にあります。この報告書を御存じでしたか。

※EXPLOSIVE ORDNANCE GUIDE FOR UKRAINE SECOND EDITION(109頁、GICHD、2022年)
https://www.gichd.org/fileadmin/uploads/gichd/Publications/GICHD_Ukraine_Guide_2022_Second_Edition_web.pdf

 この劣化ウラン弾をウクライナ領内で使用した可能性のあるのは、ウクライナ軍、ロシア軍、その両方の3つの可能性があります。

 この可能性の中で、もっとも高い可能性のある使用主体はどれだと考えますか」。

防衛省報道室の回答「ウクライナにおける戦況をめぐっては、ご指摘の点を含め、さまざまな見方が出ているものと承知していますが、そうした見方の一つ一つについて、確定的にお答えすることは困難であることをご理解下さい」。

 防衛省は、ウクライナ紛争に関しては、BBM60『Soviet-2』が劣化ウラン弾なのか否か、という判定を含めて、明確なことは何もわからない、という回答です。IWJの調査を超える新事実は、何ひとつありませんでした。

 ウクライナに有利になる回答でもなく、ロシアに有利になる回答でもなく、政治的な配慮から、明言を避けたというよりは、本当に、「確定的にお答えすることは困難である」ということなのかもしれません。

 そうだとすれば、防衛省の情報収集分析能力が低いという可能性もありますが、それ以上に、本当に状況が複雑で確定的な分析が難しい、ということなのかもしれません。

 また、防衛省の情報収集分析能力自体が自律しておらず、米軍による情報提供に過度に依存していることを示すものとも考えられます。米軍に情報を絞られれば、何一つ国益に叶った判断はできなくなります。

 IWJは、そもそも、ウクライナで劣化ウラン弾を発見したと報告したGICHD(ジュネーブ国際人道地雷除去センター)にも、以下のような質問状を出しています。

 こちらは、まだ回答が届いていません。

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 GICHDの報告書『EXPLOSIVE ORDNANCE GUIDE FOR UKRAINE SECOND EDITION』について質問があります。

 1. 本報告書の 109 ページに、劣化ウラン弾 3BM-32 ‘Vant’ が発見されたとの記述があります。

 これは事実なのでしょうか。もしそうなら、報告書に掲載されている3BM-32「バント」の写真は、なぜ発見現場の写真ではなく画像なのでしょうか。

 2. ICBUWの3月23日の声明の「更新」によると、GICHDは、3BM-32の発見場所と数量に関するデータがないと述べたとされています。

 もし本当に発見されたのであれば、場所と数量に関するデータがないのは不自然です。ウクライナ領内で発見されたのですから。なぜ場所と数量に関するデータがないのでしょうか?それとも、データはあっても公表するには不都合な事実があるのでしょうか?例えば、ウクライナ軍によって使用された可能性が高いといった不都合な真実などです。

 3. 親ウクライナ派と親ロシア派の両メディアは、ウクライナ軍とロシア軍がそれぞれ最新の砲弾である3BM60「スビネツ-2」を戦車に装備、あるいは使用したと主張しています。

 これは劣化ウラン弾だと考えていいのでしょうか?それとも、劣化ウランではなく、タングステンベースの砲弾と考えるべきなのでしょうか? 専門家の皆さんにぜひお聞きしたい。

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 回答が届き次第、また、皆さまにご報告いたします。

■フランスの暴動をめぐり、ロバート・ケネディ・ジュニア氏とダグラス・マクレガー退役大佐が対談! 暴動が最もひどいのは、アフリカに近いマルセイユだった! マクロン大統領は、今後のプランを社会に示せていない! 旧宗主国の西側諸国と旧植民地国のグローバルサウスの対立が、フランス国内で激化か!?

 昨日も【ニュースの連撃!】で取り上げたフランス暴動ですが、ロバート・ケネディ・ジュニア氏が、ポッドキャストで、ダグラス・マクレガー米軍退役大佐と、フランスとウクライナの暴力について語り合っています。

※RFK Jr Podcast(2023年7月3日)
https://podcasters.spotify.com/pod/show/rfkjr/episodes/Violence-In-France-and-Ukraine-with-Col-Douglas-Macgregor-e26f4ge

ロバート・ケネディ・ジュニア氏「フランスで何が起きているか説明してください」。

ダグラス・マクレガー氏「40の都市で、騒乱が起きていると聞いています。最もひどいのが、マルセイユです。マルセイユは、北アフリカ人やアフリカ人、ムスリムが、欧州の他都市より格段に多いところだからです。

 ですから、これはそれほど驚くことではありませんが、それほど多くの情報がありません。マクロン大統領は、暴力を封じ込めるために警察官を増員する以外には、ほとんど何も決めていません。共和国大統領が何をするつもりなのか、ある種の明確な声明を誰もが待っていると思います」。

 マクレガー氏は、マルセイユの暴動が最もひどいと述べています。この点、日本のメディアはフランス全土で暴動が起きている、という伝え方だけで、マルセイユという都市にフォーカスして報じたり、論じたりすることはしていません。南仏の港町であるマルセイユは、アフリカ大陸に近いため、北アフリカイスラム系の移民が、他の欧州の都市より格段に多いとマクレガー氏は述べています。

 重要な点は、マクロン大統領が、暴力に対して警察力で対応しているだけで、今後、どうするのか、プランを何も示せていないという指摘です。

ロバート・ケネディ・ジュニア氏「ことの始まりは、交通違反の取り締まりで、若い男性が警官に射殺されたことです」。

ダグラス・マクレガー氏「はい、ご存じのように、状況ははっきりしていません。警官は謝罪しましたが、だからと言って、それで済むという問題では必ずしもありません。警官は悪いことをしたのです。

 これは一つの行動が、明確な暴力のきっかけになった、そういう状況の一つです。この暴力はフランス人やフランス社会、フランス共和国に向けられた暴力や破壊の程度から見て、起こるべくして起こったものです。この暴力と破壊は、非常に巨大なものです。

 ですから、彼らはこのようなことが起きるのを待っていたのか、それとも、これはフランス社会に対する怒りとフラストレーションと暴力の自然発生的な爆発にすぎないのかと考えてみなくてはなりません。私にはわかりません」。

 マクレガー氏は、このフランスでの暴動は、単なる、一過性の、自然発生的な騒動ではなく、「構造的な要因」があるのではないかと示唆しているように思えます。

 その構造は、民族と宗教がからんだ、二重の「差別」と大きく関連します。

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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■【本日のニュースの連撃! 2連弾】

■【第1弾 『週刊文春』、2023年7月13日】木原誠二官房副長官の妻が、不審死事件の「重要参考人」として任意同行されていた!?

 2018年10月9日、木原誠二官房副長官の妻・X子さんが、2006年に起きた不審死事件の「重要参考人」として任意同行されていたことが、『週刊文春』によって報じられました。

 問題になった「不審死事件」で、不審死を遂げたのは安田種雄氏(享年28歳、風俗店勤務)、当時はX子さんの夫でした。安田さんは頭上から喉元に向けてナイフで刺されて、失血死していました。

 当時、X子さんは「私が寝ている間に、隣の部屋で夫が死んでいました」と供述していました。安田さんの体内から致死量相当の覚醒剤が見つかったことから、当初、警察は「覚醒剤濫用による自殺」だと見立てたということです。

 しかし、安田さんのご遺体の引き取りをX子さんが拒否したことから、遺族との関係が悪化、警察は遺族が納得していないことから、「自殺」から「不審死」に切り替えました。

 X子さんと安田さんの夫婦関係は、当時すでに破綻した状態にあり、安田さんが不審死を遂げる1週間前には、X子さんは、安田さんの父親に、安田さんと離婚すると電話で告げていました。X子さんは安田さんの告別式にも参加しなかったということです。

 その後2008年に、X子さんは木原誠二氏と出会い、2014年に結婚しました。

 2018年、事件当時X子さんと親しかったY氏が「あのとき、X子から『殺しちゃった』と電話があった」と証言したことから、X子さんが「重要参考人」として任意同行されました。2006年に起きた不審死事件は、発生から12年経って再捜査となりました。

 しかし、結局この再捜査はスムーズに進みませんでした。当時の捜査員の1人は、安田さんの両親に「事件から外されることになりました。本当に悔しいです」と告げています。『週刊文春』の取材チームが集めた情報によれば、複数の捜査員が「自民党の政治家の家族ということで捜査のハードルが上がった」、と証言しているということです。

 木原氏の「愛人」といわれるA子さんによれば、木原氏は「俺がいなくなったら、(X子さんは)すぐ連行される」と話していたということです。A子さんが『週刊文春』に渡した、木原氏の音声は、『週刊文春電子版』で公開されています。

 詳しくは本日発売の『週刊文春』でお読みください。

※岸田最側近 木原副長官 衝撃音声「俺がいないと妻がすぐ連行される」(週刊文春、2023年7月13日号)

※岸田最側近・木原誠二副長官〈衝撃音声〉「俺がいないと妻がすぐ連行される」(文春オンライン、2023年7月5日号)
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b6361

★木原官房副長官にまつわる疑惑は、思いがけない展開を見せています。自民党の有力者であれば、警察の捜査も及ばないということが事実ならば、あってはならないことであり、単なる不倫騒動などとは違い、この問題は国会においても追及されるべきであると思います。(IWJ)

■【第2弾 『週刊文春』、2023年7月13日】故・ジャニー喜多川氏による性加害行為の被害者23人の被害状況まとめ!

 1999年に、故・ジャニー喜多川氏による性加害問題を暴く、キャンペーン報道を14日間にわたって行った『週刊文春』が、故・ジャニー喜多川氏による性加害行為の被害者23人の被害状況をまとめました。

 性被害者11人の証言と、23人の被害状況をまとめた一覧表からは、初めて被害を受けた時の年齢が13歳だった被害者が5人(1名は12歳か13歳)、14歳が6人、15歳が7人(1名は15歳か16歳)、16歳が1人、17歳が2人、18歳が2人と、10代前半の少年に被害が集中していることがわかります。

 体や性器を触られたり、抱きしめられたといった被害は11件(うち、ジャニー氏の性器を握らされたもの1件)、口腔性交被害12件、肛門性交は3件(うち、ジャニー氏の肛門に挿入させられたもの1件)、裸の写真を撮られた被害2件などとなっています(被害件数のカウントは1人当たり複数件もあります)。

 初めて被害にあった年代は、1970年台から2010年代まで40年以上にわたっています。

 詳しくは、本日発売の『週刊文春』でお読みください。

※ジャニーズ「23人の性被害調書」(週刊文春、2023年7月13日号)

※郷ひろみや姪のジュリー氏も泊まるホテルで…「暑いだろう。ズボンも脱ぎなよ」ジャニー喜多川氏は、母と姉を帰らせると13歳の少年を襲った(文春オンライン、2023年7月5日号)
https://bunshun.jp/articles/-/64128

★『週刊文春』の調書によると、故・ジャニー喜多川氏による性加害行為が、40年以上にわたって継続的に行われてきたことがよくわかります。

 裁判によって、ジャニー喜多川氏の犯行が認定された後も、ジャニー喜多川氏の性加害行為は続きました。裁判の結果すら報じなかったテレビ局や新聞などのマスメディアの「沈黙」が、どれだけ罪深いものだったかがわかります。

 マスメディアがこぞって報じなければ、犯罪の事実すら、存在しなかったことになってしまうのです。

 23人の性加害の対象者は、皆未成年でした。ジャニーズ事務所は、性被害者の救済のために誠意ある対応をすべきです。同時に、「沈黙」を保ち続け、ジャニー喜多川氏をアシストしたマスメディアの構造的な問題点についても、もっと、多角的な追及が行われるべきではないでしょうか。こうした「沈黙」による「共犯」関係が可能な構造を残したままだと、同様の加害/被害事案を見逃してゆくことになりかねません。

 芸能界、マスコミ、エンタメの業界などでは、こうした性的ハラスメントが日常的に行われているという噂が絶えません。そうした事実を「沈黙」によって隠蔽し、犯行に加担するようなマスメディアの構造を変えてゆく努力が必要と思われます。業界の自浄努力に「期待」しても、「期待外れ」に終わるのは、目に見えています。(IWJ)

■加速度的に進む日本の少子高齢化! 高齢者をターゲットに凶悪化する「特殊詐欺」を、「高齢者差別」思想が後押し! 高齢者に「集団自決」を求めたイエール大学助教授・成田悠輔氏の発言は、ルフィ事件と同根の大問題!~6月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、4月11日収録の「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

 IWJではメルマガサイト『まぐまぐ』で、『岩上安身によるインタビュー』をテキスト化し、詳細な注釈をつけて『岩上安身のIWJ特報!』として、毎月発行しています。

 6月は5月に引き続き、「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」の全4回から、今年4月6日と11日に行なったインタビューから抜粋してテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました!

 全4回の連続インタビューの締め括りとなった、4月11日の、最終インタビューでは、高齢者に対する犯罪を助長させるような「老人ヘイト」の空気が、いつから、どのように日本の社会に醸成されてきたのかを考察しました。

 特殊詐欺が巨大化していく背景には「生産性の低い者は必要ない」という新自由主義的、優生思想的な考え方があり、それが先鋭化すると命の選別につながって「老人殺し」を正当化するのではないか、と岩上安身は投げかけました。

 2010年に出版された『「若者奴隷」時代』という漫画は、「高齢者が若者を搾取している」とし、若者が苦しい現状から逃れるためには「ジジババを殺らなきゃ」と高齢者へのヘイトをストレートに煽っています。

 岩上安身は、「老人ヘイトとか、『殺る』という表現。僕が見た限り、ここ(2010年)からスタートかなと思った」と指摘しました。

 田崎氏は、その危機感が13年たって現実のものになったと応じ、「おそらく、特殊詐欺の指示役が、応募してきた人間たちに、こういう話をしてるんだろう。俺たち貧しいじゃん、と。働いても働いても、全然、いい思いしてない。でも、70代、80代の人たちはバブル景気を経験し、いい思いしてるよね、と。年金も、ちゃんともらって。俺たちなんかもらえないんだよ、みたいな言説の中に絡めとっていって、これから行う犯罪の罪の意識を軽減化していく」と述べました。

 その後、優生思想的な言動の例として、元アナウンサーの長谷川豊氏の「人工透析患者は『殺せ』」という主張、2人の医師によるALS患者嘱託殺人事件、精神障害者や身体障害者に対する強制的な安楽死政策であるナチスのT4作戦、「高齢者は集団切腹、集団自決すべき」としたイエール大学助教授の成田悠輔氏の、決してメタファーではない、確信犯的発言などを取り上げました。

 岩上安身は、ソ連崩壊から民主ロシア誕生の時期に体験した、凄まじいハイパーインフレに触れて、「戦時でもないのに平均寿命がどんどん下がっていって、男性の平均寿命が58歳に。60歳からの年金受給前に死んでしまう。すると(国は年金を払わなくて済むので)、国の年金債務は縮小される。まったく銃弾が飛び交いあわないんだけど、戦場状態になることが可能なのはハイパーインフレ。たとえば20万円の年金もらってる人が、ラーメン1杯200万円という時代が来た時に、生きていけないじゃないですか。で、静かに死ぬんですよ」と振り返りました。

 田崎氏は、「『敵なき敗戦』が起きるんじゃないかなって気がしますね。(国はそういう政策をやって)リセットしたいと思ってるんじゃないか」と顔を曇らせました。

 終盤で田崎氏は、高齢者が最後まで豊かに死を迎えることができる社会を、どうやって築いていこうかという英知の積み上げが今の社会であり、それを高めていかなくてはいけないと語り、「だから、多くの人たちにとって生きやすい社会へと変えていかなければならない。それは一人ひとりを孤立させない社会だ」と力を込めました。

 岩上安身は、高齢者をターゲットにした特殊詐欺事件の背景を、少子高齢化問題を先送りにしてきたツケだと指摘しました。

 7月3日の日刊IWJガイドの【本日のニュースの連撃!】のコーナーでお伝えしましたが、厚生労働省の発表によると、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は、2022年に1.26で、2005年に並んで過去最低となりました。

 さらに7月2日付けの『東京新聞』は、この合計特殊出生率の算出方法について、厚労省が、日本人の父と外国人の母の間に産まれた子は「日本における日本人」として統計に入れている一方で、その母を含めた外国人女性を統計に入れていないため、「過去最低」と発表された2022年の合計特殊出生率が、実態はさらに低い数値であることが明らかになった、と報じました。

 少子高齢化は、ますますひどくなっています。こうした根本的な要因の対策をおろそかにしていると、高齢者を標的とした詐欺事件、強盗傷害殺人事件も、この先、なくなることはないだろうと思われます。

 すべての人は、若くして死なない限り、必ず高齢者になります。この状態を放置することは、万人にとってリスクとなります。

※【第1弾!『日本経済新聞』、6月30日】2022年の合計特殊出生率、2005年と並び、1.26で過去最低! 西日本では2005年より高く、東日本では低くなる「西高東低」傾向が明確に!
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230703#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52478#idx-5

※【第2弾!『東京新聞』、7月2日】厚労省が発表した合計特殊出生率で、統計上の大問題が明らかに!「過去最低」1.26、実態はもっと低かった!!
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230703#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52478#idx-6

 以下、6月発行の『岩上安身のIWJ特報』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。

(第605号の目次)
◆被害者の9割が60代以上! 加害者の7割は10~30代! 若年層の貧困化が凄まじく、普通のお年寄りが金持ちに見える。「だから、取ってもいいだろ」と罪の意識も薄い!?
◆今日からできるトクサギ対策! 電話は常に留守電に、親族間の連絡を密にして、タンス預金はしない。ダミーの防犯カメラは逆効果。もし被害に遭ったら泣き寝入りせず警察へ!
◆騙されて加害者になる若者たち! ネットを見て「お年寄りの家に物を取りに行く高収入バイト」に応募した14歳の中学生、詐欺未遂で逮捕!
◆6000億円を超える被害総額にもかかわらず、特殊詐欺を焦点化した法改正と厳罰化が行われない不思議!?

(第606号の目次)
◆高齢者差別思想の蔓延と特殊詐欺の拡大化との相関関係! スタートは2010年の老人ヘイト漫画『「若者奴隷」時代』まで遡る!
◆日本の少子化問題を真剣に議論せず、先送りしてきたツケ!?「自分たちは奪われ続ける」と思い込んだ若者世代は怨嗟の眼差しを高齢者へ向ける!

(第607号の目次)
◆人工透析患者「殺せ」発言の長谷川豊・元フジテレビ・アナウンサーを公認候補にした日本維新の会! 当時の松井一郎代表はALS患者嘱託殺人事件に便乗、「国会で尊厳死の法整備の議論を」と発言!
◆「高齢者は集団自決すればいい」と社会保障制度に関するシンポジウムで発言したイエール大学助教授の成田悠輔氏!「比喩の話」と擁護したひろゆき氏は、明らかに事実誤認!

(第608号の目次)
◆成田悠輔氏が問題発言をしたシンポジウムに、同席していた医師免許を持つ自民党の古川俊治参院議員が、成田氏を擁護、「法的に自殺は罪ではない」「楽に死ねる方法なら麻酔」と「老人殺し」の具体的手段にまで言及していた!
◆少子化を50年放置した国家。財政破綻を避けるために「リセット」を考えている? ハイパーインフレになれば、お金のない人は抵抗もできず静かに死んでいく!
◆個々人が思う豊かなありようで死を迎えられるのが「生きやすい社会」。それをどう築くのかが課題なのに、日本社会は「弱者切り捨てマインド」に満ちている!
◆少子高齢化対策を考えるならば、「まず安楽死ですよね」と言いきる自民党の国会議員は、20年以上前からいた! ずっと背景にあった隠れた棄民思想が、今、顕在化してきた!?

 『岩上安身のIWJ特報!』は、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!

 まぐまぐ大賞2022は、2022年にもっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。

 『岩上安身のIWJ特報!』は、2021年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、昨年ついに1位を獲得しました。

※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77

※『岩上安身のIWJ特報!』ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
https://www.mag2.com/m/0001334810

 岩上安身による田崎基氏インタビュー全4回の動画は、以下のURLから御覧ください。

※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第1回 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596

※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705

※「1日1億円、年間360億円以上の被害」「グルグルグルグル、反社会的な構造の中で、お金と人が回り続けている」~岩上安身によるインタビュー第1117回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第3回 2023.4.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515232

※「特殊詐欺の背景と経緯、それを盤石とさせている者の言説が浮かび上がった」! ~岩上安身によるインタビュー第1119回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第4回 2023.4.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515394

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※シリーズ:IWJ特報
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/series/iwj-dispatch

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■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。

 ご応募の資格は、第一に穏やかな性格で明るく協調性のある方。第二にトラブルなく対外的な交渉をできるコミュニケーション能力の高い方。第三にPCスキルがある方です。時給は1200円から、仕事の習熟に伴って昇給していきます。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jpまでお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。

 雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也)

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