日刊IWJガイド「本日から7月! IWJの今期第13期も残り1ヶ月! 累積不足額を少しでも減らせるよう、緊急のご支援をよろしくお願いいたします!!」2023.7.1号~No.3943号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~本日から7月! IWJの今期第13期も残り1ヶ月です! 暫定値で、6月は30日までの30日間で、126件、213万8000円のご寄付をいただきました。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約55%にあたります。7月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成したいと思います! また累積の不足額を少しでも減らしたいと願っています! ちなみに8月から5月まで10ヶ月間の累積の不足額は、1868万2900円となりました! 緊急のご支援・ご寄付・カンパを、どうぞよろしくお願いいたします!!

■「IWJは本当に頑張っている」「些少ですが、できる限りで応援します」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!

■【中継番組表】

■本日未明、「【IWJ号外】ノルドストリーム爆破のスクープで世界中の注目を集めた伝説の調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が『プーチンの立場がかなり強くなった』と『プリゴジンの乱』を分析!」を出しました!

■<IWJ取材報告>IWJ記者の「政府はワグネルのプリゴジン氏のクーデターについて、西側諸国と情報を共有していたのか?」との質問に対し「報道の逐一にお答えすることは差し控えたい」と林外務大臣!!~6.30 林芳正 外務大臣 定例会見

■【本日のニュースの5連撃!】

■【第1弾!『フィナンシャル・タイムズ』、6月29日】ロシアが、親ワグネル派エリートを弾圧!?「ハルマゲドン将軍」を拘束!?『フィナンシャル・タイムズ』がスロヴィキン将軍が拘束されたと断定調の見出しで報じたが!?

■【第2弾!『Baza(テレグラム)』、6月29日】「彼には何も起こらなかった。彼は職場にいる」! スロヴィキン将軍の娘が証言! スロヴィキン将軍は実は拘束されていない!?(全文仮訳)

■【第3弾!『SPUTNIK日本』、6月29日】これが「反乱」の原因だった!? 6月24日の反乱前に、今後ワグネルは特別軍事作戦に参加しないため、資金提供が打ち切られるとプリゴジン代表に伝えられていた! やっぱり金の切れ目が揉め事の原因か!?

■【第4弾!『読売新聞』、6月30日】警視庁が広域強盗事件の指示役「ルフィ」を今村磨人(きよと)容疑者と断定、再逮捕! 昨年京都の時計店強盗事件では、闇バイト募集で集められた実行役が、盗んだ時計を待ち合わせ場所で強奪され、報酬をもらえなかった!?

■【第5弾!『スマートフラッシュ』、6月30日】マイナンバーカードを取得したすべての人へ! 特殊詐欺に御用心!! マイナンバーカードは特殊詐欺グループにとって「宝の山」! 暗証番号とセットで騙し取れば、勝手に不動産を売られることも!!

■背後に「暴力団」が関与し、凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題!~6月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、4月11日収録の「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!
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■はじめに~本日から7月! IWJの今期第13期も残り1ヶ月です! 暫定値で、6月は30日までの30日間で、126件、213万8000円のご寄付をいただきました。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約55%にあたります。7月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成したいと思います! また累積の不足額を少しでも減らしたいと願っています! ちなみに8月から5月まで10ヶ月間の累積の不足額は、1868万2900円となりました! 緊急のご支援・ご寄付・カンパを、どうぞよろしくお願いいたします!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 本日から7月です! 昨年8月1日から始まったIWJの第13期も、明日からいよいよ最後の1ヶ月となります。

 厳しい経済状況の中、ご寄付をお寄せくださっている皆さま、誠にありがとうございます!

 6月は暫定値ですが、30日までの30日間で、126件、213万8000円のご寄付をいただきました。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約55%にあたります。

 6月の確定値が決まり次第、ご報告いたします。

 ぜひ、皆さま、今月7月こそは、まずは月間目標額を達成できますよう、どうぞ緊急のご支援をお願いいたします!

 また、今期第13期5月末までの累積の不足額は、1868万2900円となりました。この累積の不足額を少しでも削れるように、引き続き、どうぞご支援をお願いします!

 また、現状の会員数をお知らせします。

 5月末時点での会員総数は2648人(前年同日比:1113人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますが、会員数も会費も減少しています。

 経営は本当に赤字が連続し、厳しい運営状況が続いています。

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、独立系メディアの意義と、米国に忖度する日本政府、大手主要メディアの「情報操作」の恐ろしさについて、広めてください。

 IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、IWJにつなぎ融資をいたしました。

 私がこれまでにIWJに貸し付けて、まだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。近いうちに、また私がIWJにつなぎ融資をしなければならない見込みですが、本当に貯金が底を尽きます。

 私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、会費も減少し、ご寄付までもが急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。

 ウクライナ紛争に続き、「台湾有事」を口実とする米国の「代理戦争」が、東アジアで画策されている今、私、岩上安身とIWJは、破滅的な戦争を回避すべく、また、ウクライナ紛争報道で明らかになった、偏向マスメディアの不誠実な「情報操作」に代わるべく、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるよう走り続けたいと存じます。

 その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために、今後も全力で頑張ってゆきたいと思います。

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか?

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 岩上安身

■「IWJは本当に頑張っている」「些少ですが、できる限りで応援します」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!

 IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!

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 先日のアイゼンハワーメディアネットワークの翻訳(※)、どうもありがとうございました!この重要な声明の存在を、日本のメディアは全く伝えていません。IWJは本当に頑張っている。

 些少ですが、できる限りで応援します。(匿名希望)

(※)【IWJ号外】「米国は世界の平和のための力となるべきだ」とする「アイゼンハワー・メディア・ネットワーク(EMN)」に掲載された公開書簡をIWJが全文仮訳! 米国の「良心」が立ち上がった!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516143

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 匿名希望様

 ありがとうございます!

 先週の土曜日から、「プリゴジンの乱」のため、休日を返上して働くはめとなりました。昨日の金曜日あたりで、情報の散弾の嵐の中をかいくぐって、情報の真偽を判別しながら「乱」の終わりを見届けてお伝えしていたような次第です。

 その間、新コーナーの「ニュースの連撃」で、★印以降に我々の分析や論評を記しているのですが、やはり、というべきか、ロシア政府と、ワグネルを率いるプリゴジン氏との「縁の切れ目」は、「金の切れ目」であったことが明らかとなってきました。「本日のニュースの連撃」の第3弾!をお読みください。

 金の問題がからんでいるのだろう、という予測は、一昨日の6月30日発行の「日刊IWJガイド」の「ニュースの連撃」の第6弾の論評で書いています。ぜひ、そちらも御覧になってください!

※【本日のニュースの16連撃! 第6弾! RT、27日】プーチン大統領、「民間軍事会社」のワグネル戦闘員への賃金として、国が年間862億6000万ルーブル(約1500億円)支払っていたと明らかに!
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230630#idx-8
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52466#idx-8

 また、昨日、シーモア・ハーシュ氏の新記事の仮訳を号外で出しました! ハーシュ氏のレポートの定期購読もおすすめです!

 毎月、ご寄付・カンパは、目標額の半分に届くのがやっと、という日々が続いていますが、今日から7月! 第13期の期末の最後の月になりますので、精いっぱい頑張って、皆さまの評価を得て、ご支援を得られればと思っています!

 どうぞ、今月こそ、皆さまからのご支援をお待ちしています! よろしくお願いします!

 岩上安身


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◆中継番組表◆

**2023.7.1 Sat.**

 あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】14:00~改悪入管法の廃止と入管の収容・送還停止、在留特別許可を求めるデモ

視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 これまでIWJが報じてきた 入管法関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%85%a5%e7%ae%a1%e6%b3%95

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◆中継番組表◆

**2023.7.2 Sun.**

 あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・兵庫】13:30~尼崎から政治を変える7・2討論集会 ―登壇:内田聖子氏(東京・杉並区 2022年岸本聡子選対本長)

視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_areach1

 これまでIWJが報じてきた 内田聖子氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%86%85%e7%94%b0%e8%81%96%e5%ad%90

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

IWJ記者の「政府はワグネルのプリゴジン氏のクーデターについて、西側諸国と情報を共有していたのか?」との質問に対し「報道の逐一にお答えすることは差し控えたい」と林外務大臣!!~6.30 林芳正 外務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516945

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■本日未明、「【IWJ号外】ノルドストリーム爆破のスクープで世界中の注目を集めた伝説の調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が『プーチンの立場がかなり強くなった』と『プリゴジンの乱』を分析!」を出しました!

 ノルドストリーム爆破のスクープで世界中の注目を集めた米国の伝説の調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が、「プリゴジンの乱」を徹底分析しました!

 ハーシュ氏は、独自に持っている米国情報機関内部の情報源の証言を開示し、「最も重要なことは、プーチンの立場がかなり強くなったということだ」と指摘しています。

 6月24日に始まり一日で収束したワグネル創設者、エフゲニー・プリゴジン氏の乱について、日本メディアを含む、多くの西側メディアが、ロシアの分裂・弱体化とウクライナ紛争におけるロシアの敗北の願いを込めた、バイアスのかかった記事を配信し続けました。これは、2014年以降、特に激しくなってきた米国NATOによるウクライナを舞台にした外交・軍事戦略の目的に沿った形で、何の批判も加えずに、これと一体化する凄まじいプロパガンダと言えます。

 こうしたプロパガンダの代表的なものに、6月28日配信の『ウォールストリート・ジャーナル』(以下『WSJ』)の記事「ワグネル反乱で露呈、プーチン体制のリスク」があります。

※ワグネル反乱で露呈、プーチン体制のリスク(WSJ、2023年6月28日)
https://jp.wsj.com/articles/russian-turmoil-shows-a-forever-war-in-ukraine-hurts-putin-bf8bb20b?reflink=NL_Tokushu_Wagner_230630

 28日付『WSJ』は、「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の戦略は、ある大きな前提にもとづいている。それは、長く犠牲の大きい戦争では、自身の独裁政権の方が西側の民主主義政権より長く持ちこたえられる可能性があるというものだ」と冒頭から、「ロシア独裁政権」対「西側民主主義」という図式で、さっそく読者に対して「洗脳」を施していきます。

 「西側民主主義」の喧伝する「民主主義」が、軍産複合体など、国家権力と企業権力の複合体によって絶えず汚染され、ゆがめられてきた歴史的事実や、中国など、西側が「権威主義政権」「独裁者習近平」と非難する当の国家において、活発な自由主義的・資本主義的な経済活動を展開している現実には、まったく触れないのです。

 こうした都合のいい認識から出てくる結論は「プーチン氏の権威は、反乱を制圧できなかったことによって傷ついた」なのです。これは、西側プロパガンダ・メディアの一つのパターンとなっています。

 IWJでは、「プリゴジンの乱」のさなかに、西側がプーチンを「独裁者」と呼び、今度は「優柔不断」と非難する矛盾について、指摘してきました。「優柔不断な独裁者」など、語義矛盾もいいところです。

※【本日のニュースの3連撃! 第1弾 FNNプライムオンライン、26日ほか】プーチン大統領がプリゴジン氏をベラルーシで暗殺する!? 日本のメインストリームメディアが報じる「プーチンは裏切り者を許さない」は本当か!?(日刊IWJガイド、2023年6月27日号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230627#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52455#idx-5

 そして、再び、米国の願望がメディアの口から語られます。

 「アナリストらによれば、プリゴジン氏が表舞台から去ったとしても、戦争が長引けばロシアのエリート層の誰かが新たな反抗を計画する可能性が高いという。次の反発がどこで起きるのかは誰にも分からないとしてもだ」

 IWJは、こうした報道の皮を被ったプロパガンダをめくり上げるために、あえて、ロシア・メディアも多用し、ロシア内部からの声にも耳を傾けながら、可能な限り、公平に、「プリゴジンの乱」の真実を、「ニュースの連撃!」などでお伝えしてきました。

 真実に近い報道を行おうとするジャーナリズムは、IWJだけではありません。国家権力と企業権力の複合体と癒着せず、汚染されていない西側メディアやジャーナリストも、少数ながら存在します。

 その代表的な一人が、ノルドストリーム爆破のスクープで世界中の注目を集めた米国の伝説の調査報道ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏です。

 シーモア・ハーシュ氏は、29日に自身のホームページ公開した記事において、「プリゴジンの乱」を、米国情報機関の独自情報源から得た情報を開示し、的確かつ客観的に、「党派性」を交えることなく分析しています。

 ハーシュ氏は、プリゴジンの乱が本物の「反乱」でなかったがゆえに、むしろプーチン大統領の力を強めることになると、多くの西側メディアとは真逆の結論を導き出しています。これはIWJの見通しと重なります。

 詳しくは、ぜひ、【号外】をお読みください。

■<IWJ取材報告>IWJ記者の「政府はワグネルのプリゴジン氏のクーデターについて、西側諸国と情報を共有していたのか?」との質問に対し「報道の逐一にお答えすることは差し控えたい」と林外務大臣!!~6.30 林芳正 外務大臣 定例会見

 6月30日午前11時30分より、東京都千代田区の外務省にて、林芳正外務大臣の定例会見が行われました。

 冒頭、林大臣より、「グロッシー国際原子力機関(IAEA)事務局長の訪日」、および、「外務省独自の社会人経験者選考採用試験の実施」の2点について、報告がありました。

※グロッシー国際原子力機関(IAEA)事務局長の訪日(外務省、2023年6月30日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press5_000058.html

 質疑応答で、IWJ記者はウクライナ情勢について、以下の通り質問しました。

IWJ記者「ワグネルのプリゴジン氏が、クーデター未遂を起こす約1ヶ月前、5月15日付けの『ワシントン・ポスト』が、プリゴジン氏が『ウクライナの国防省・軍事情報局に通じていた』と報じています。

 この反乱について、ロシアのメドベージェフ元大統領は、『核大国でのクーデターは、世界が破滅の危機に瀕する』と、事の重大さについて警告を発しています。

 この報道が事実であれば、ウクライナ及び米国をはじめとする西側諸国がクーデター計画を知っていながら放置していたということになります。

 林大臣、松田邦紀(まつだ くにのり)・駐ウクライナ大使をはじめ、日本政府は、この情報を共有されていたのでしょうか?

 事実関係と大臣のご見解をお聞かせください」。

 この質問に対し、林外務大臣は、次のように回答しました。

林大臣「プリゴジン氏やワグネルの動向については、政府として、重大な関心をもって、注視してきておりますが、報道の逐一についてお答えすることは、差し控えたいと思います。

 いずれに致しましても、政府としては、引き続き、G7をはじめとする同志国と緊密に連携しつつ、適切に対応して参りたいと考えております」。

 他社の記者からは、「グロッシーIAEA事務局長の訪日と、ALPS処理水の海洋放出に関して、外務省幹部がIAEAに政治献金を行ったという偽情報」、「ALPS処理水の海洋放出」、「北方領土の元島民らによる洋上慰霊の実施」、「EUによる日本産食品輸入規制措置」、「中国の反スパイ法改正」について、質問がありました。

 定例会見の詳細については、ぜひ全編動画を御覧ください。

※IWJ記者の「政府はワグネルのプリゴジン氏のクーデターについて、西側諸国と情報を共有していたのか?」との質問に対し「報道の逐一にお答えすることは差し控えたい」と林外務大臣!!~6.30 林芳正 外務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516945

■【本日のニュースの5連撃!】

■【第1弾!『フィナンシャル・タイムズ』、6月29日】ロシアが、親ワグネル派エリートを弾圧!?「ハルマゲドン将軍」を拘束!?『フィナンシャル・タイムズ』がスロヴィキン将軍が拘束されたと断定調の見出しで報じたが!?

 先週のワグネルの反乱失敗を受け、プーチン大統領とクレムリンがワグネルの支持者らを弾圧する中、ロシア陸軍トップのセルゲイ・スロヴィキン将軍が拘束されたと、『フィナンシャル・タイムズ』が報じました。

 ロシアのエリート筋や、この問題に詳しい西側政府関係者によれば、ロシア軍の上級大将スロヴィキンは、ワグネルの指導者エフゲニー・プリゴジンと良好な関係にあることが知られており、彼はこの数日間音信不通で、拘束されているということです。

 ロシアのウクライナ侵攻軍の副司令官であり、航空宇宙部隊の責任者でもあるスロヴィキン将軍が、「プリゴジンの乱」を共謀したとして取り調べを受けているのか、それとも単に尋問のために拘束されたのか、またどこに拘束されているのかはまだ不明です。

※Russia detains ‘General Armageddon’ in crackdown on pro-Wagner elites –Sergei Surovikin was known to have had good relations with warlord Yevgeny Prigozhin(The Financial times、2023年6月29日)
https://www.ft.com/content/e937199c-a5c1-45d9-85bc-85cf75a3528d

★米国の『フィナンシャル・タイムズ』が「拘束(has been detained)」と断定した記事を出しました。

 昨日の「連撃」でお伝えしたように、スロヴィキン将軍が公の場に姿を見せていません。ロシア大統領府のペスコフ報道官も、自分の担当ではないので「それは国防省に聞いてください」と言葉を濁しています。

 不可解なのは、『フィナンシャル・タイムズ』が記事中段で、「正直に言って、いいえ、彼(スロヴィキン将軍)には何も起こっていません。彼は仕事中です」というスロヴィキン将軍の娘であるベロニカさんの証言を『バザ(Baza)』というロシアメディアが『テレグラム』に投稿したメッセージから孫引きしている点です。ベロニカさんは、「スロヴィキン将軍は通常通り勤務しており、まったく問題ない」と述べています。

 拘束されていることが事実ならば、こんなコメントを入れる必要はありません。もし、拘束が事実ではなかった時のために、「何も起こっていない」という娘のコメントも入れておき、どちらに転んでもいいように「保険」をかけているのではないか、という読み取り方もできます。

 『フィナンシャル・タイムズ』の記事は後半、「スロヴィキンはおそらく、何日もかけて何時間も取り調べを受けている」というロシアの元国会議員の証言を取り上げています。

 この記事は実は、題名で「拘束」と決め打ちをし、書き出しも「スロヴィキン将軍が拘束された」と断定的な形で切りだし、しかし、よく読んでいくと、反対の情報もあり、推測情報もあり、実は「拘束された」ことが確実であると、確認されてはいない、という構成になっているのです。

 忙しい日々を過ごしている一般の人々は、題名しか見ず、冒頭の数行しか読まないことも多いでしょう。『フィナンシャル・タイムズ』の記事、特にそのヘッドラインは、そうした多くの読者を誤誘導してしまうかもしれません。

 スロヴィキン将軍は昨年、ショイグ国防相ほかロシア軍トップに「ヘルソンからの撤退」を奏上して説得し、ドニエプル川の西側に位置する州都ヘルソン市から東側にロシア軍を撤収させ、短期間に数万人もの民間人を退避させました。

 スロヴィキン将軍は、ウクライナ軍がカホフカ・ダムの破壊を狙っていることから、仮にダムが破壊されたら破滅的な洪水が起きて住民に大きな被害が出ることを予見、ロシア軍がドニエプル川の東西で分断されることがないように、せっかく制圧していたヘルソン市を手放してドニエプル川の東に撤収させるべきだと、ロシア軍幹部を説得したのでした。

 こうした手腕を見ていると、スロヴィキン将軍という人物は、実は有能な指揮官であることがうかがい知れます。

※ウクライナ軍が、ロシアが併合を宣言したヘルソン州の州都ヘルソン市を奪還! しかしロシア軍は、自ら戦略的撤退をしたと発表! さらにカホフカ水力発電所を攻撃したのは、ロシア軍か、ウクライナ軍か!? この点でも、両者でまったく食い違う言い分!
会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51537#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20221114#idx-4

 ロシア軍が撤収した後、ウクライナ軍はヘルソン市に入り、「ヘルソン奪還」を大々的に宣伝しました。

※はじめに~ゼレンスキー大統領による新たな演出か!? ヘルソン州でのロシア軍の「悪魔化」宣伝が進行中! ロシアの「悪魔化」宣伝は、ウクライナの複雑な現実を覆い隠し、紛争の停戦を遠のかせる! 他方、ウクライナのネオナチ部隊もヘルソンに進攻! ロシア軍に協力したヘルソン市民の粛清が懸念される!
会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51542#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20221116#idx-1

 先月起きたカホフカ・ダムの破壊の「主犯」は誰なのか、まだわかりません。しかし、昨年のスロヴィキン将軍の英断がなかれば、数万人の被害者が出た可能性があります。また、ロシア軍も、ダムの破壊によって、ドニエプル川東西で分断され、西側に取り残されたロシア軍は、ウクライナ軍の「餌食」になっていたかもしれません。

 振り返ってみると、スロヴィキン将軍は、ウクライナ軍の作戦を無効化した、ウクライナ側にとっての「目の上のたんこぶ」であり、ロシア軍にとっては、戦場において、合理的な決断ができる頼りになるリーダーということになります。

 ウクライナと、ウクライナを支援する西側諸国にとっては、スロヴィキン将軍は「最も排除したい敵」の一人であるかもしれません。西側メディアが、こぞってスロヴィキン将軍の「行方不明」に焦点を当てたがる理由が、そこにひそんでいるようにも思えます。

 今のところ、カホフカ・ダムの破壊による洪水で亡くなった方は100名とされています。軍事評論家の小泉悠氏は、6月8日の日本テレビの『深層ニュース』に出演した際、カホフカ・ダムの洪水被害について「3.11」東北大震災の津波に例えました。

 「私、この映像を見てすごく思い出すのは、東日本大震災の時の映像ですね。いきなり住んでいるところに水が押し寄せてきて、洗い流されてしまう。(中略)おそらくそれ(救助)が間に合わず、もうすでに流されてしまった人がもう、相当いるということがわかってます」

※【小泉悠×渡部悦和】ウクライナ反転攻勢開始か南東部トクマクで攻勢・・・ダム決壊“渡河映像”情報戦激しく【深層NEWS】(日テレニュース、2023年6月8日)
https://www.youtube.com/watch?v=X8N1gklUL7Y

 一人一人の犠牲者とその家族にとっては、災害の規模は大きな問題ではありませんが、情勢分析の上では、2桁以上も犠牲者数の異なる事象を比較するのは、不適切だというべきでしょう。

 小泉氏は、「3.11」になぞらえて、この被害の大きを訴えているわけですが、小泉氏自身は、このダムを爆破したのが誰か、断言はしていません。

 しかし、この日本テレビの番組自体は、ロシアが爆破したと決めつける作りとなっています。番組を無防備に見ている人は、「3.11」の被害と同じような被害が、ロシア軍によってもたらされたのだ、ひどい、と感情を揺さぶられてしまうでしょう。

 常に訴えてくるプロパガンダほど悪質なものはありません。日本テレビは、自らの番組がプロパガンダではないというなら、ロシアがダムを爆破したとする根拠を、明確に示すべきです。

 それができたなら、全世界のメディアがまだなしとげていない「スクープ」となるでしょう。(IWJ)

■【第2弾!『Baza(テレグラム)』、6月29日】「彼には何も起こらなかった。彼は職場にいる」! スロヴィキン将軍の娘が証言! スロヴィキン将軍は実は拘束されていない!?(全文仮訳)

 「第1弾」でご紹介した『フィナンシャル・タイムズ』が、孫引きをしたロシアメディア『バザ(Baza)』のテレグラムメッセージの全文を、以下にご紹介します。

 「航空宇宙軍総司令官セルゲイ・スロヴィキンの娘は基地に対し、将軍を逮捕する者はおらず、彼には何も問題がなかったと語った。前日には、同氏(スロヴィキン氏)が『ワグネル』の反乱への関与の疑いで公判前拘置所に投獄されたという投稿が、『テレグラム』チャンネルに掲載された。

 セルゲイ・スロヴィキンの娘ベロニカは、『バザ』とのインタビューで、将軍の拘留に関する報道は真実ではないと述べた。彼女によれば、『航空宇宙軍総司令官には何も起こらず』、誰も彼を逮捕せず、今は『全員が仕事に就いている』という。彼女はまた、将軍が(これまでも)『毎日メディアに登場することはなく、発言もしなかった』と振り返った。スロヴィキン将軍の妻は『バザ』に対し、彼の逮捕に関する噂についてコメントすることを拒否した。

 スロヴィキンの逮捕は昨夜(28日)報じられた。戦争推進派の電報チャンネルは、将軍はワグネルの反乱の翌日である6月25日に拘束され、レフォルトヴォ公判前拘置所に入れられたと主張した。この逮捕は後に『フィナンシャル・タイムズ』が3人の関係者の話として報じた。

 西側メディアは諜報機関の話として、スロヴィキンは差し迫った軍事反乱について知っていたと書いた。しかし『ニューヨーク・タイムズ』は、米情報機関から説明を受けた当局者の話として、同氏(スロヴィキン氏)がプリゴジン氏の行動計画に協力したかどうかは不明だと報じた。同紙によると、ロシアの他の将軍も国防省の指導者を排除しようとするワグネリストの試みを支持する可能性があると彼らは考えているという。ドミトリー・ペスコフ氏はこれを『憶測とゴシップ』と呼んだ。

 反乱の開始後、スロヴィキンは『ワグネル』にビデオメッセージを送り、反乱を止めるよう促した。しかし最終的には、『モスクワへの行進』中に航空宇宙軍自体が最も大きな被害を受けた。PMC戦闘機は6機のヘリコプターと1機の飛行機を撃墜した」(以上、『Baza』のテレグラムメッセージ全文)

※С ним ничего не произошло, он на рабочем месте находится(「彼には何も起こらなかった。彼は職場にいる」)(Baza、2023年6月29日)
https://t.me/s/bazabazon

★『フィナンシャル・タイムズ』が孫引きした、スロヴィキン将軍の娘、ベロニカさんの証言をとった、ロシアメディア『Baza』の『テレグラム』への投稿です。ベロニカさんが父であるスロヴィキン将軍や母親と同居しているのかは、示されていません。そもそも、スロヴィキン将軍は、今は副司令官とはいえ、昨年来、ウクライナ戦線のトップを担っています。ロシア軍南部管区あたりか、前線に近い場所に、家族と離れて単身で駐留している可能性が高いと思われます。

 ベロニカさんの証言が事実かどうかはわかりません。咄嗟の判断で父親を庇った可能性もあります。決定的な証拠とは言えませんが、西側メディアが「拘束」と断定的な記事を出す中で、小さな反証となっています。(IWJ)

■【第3弾!『SPUTNIK日本』、6月29日】これが「反乱」の原因だった!? 6月24日の反乱前に、今後ワグネルは特別軍事作戦に参加しないため、資金提供が打ち切られるとプリゴジン代表に伝えられていた! やっぱり金の切れ目が揉め事の原因か!?

 「6月24日の武装反乱の前に、今後ワグネルは特別軍事作戦に参加しないため、資金提供が打ち切られるとプリゴジン代表に伝えられていた!」

 ロシア下院国防委員会のアンドレイ・カルタポロフ委員長は29日、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」のプリゴジン代表はロシア国防省と契約を結ばなかったとし、このように述べました。

 カルタポロフ氏によると、戦闘任務を遂行しているワグネルのようなすべての部隊が国防省と契約を結んだが、プリゴジン代表だけが契約に応じなかったということです。

※「ワグネルは特別軍事作戦に参加せず、資金提供もされない」武装反乱の前にプリゴジン代表に通達されていた=議員(SPUTNIK日本、2023年6月29日)
https://sputniknews.jp/20230629/16400385.html

★アンドレイ・カルタポロフ委員長の「プリゴジンの乱」の説明は、「プリゴジンの乱」の直接の原因が金の問題だったと指摘するものです。

 プリゴジン氏は、以前から、ショイグ国防相、ゲラシモフ参謀総長、ロシア正規軍、ロシアのエリート層に、大きな不満を抱いていましたが、この不満が一気に爆発したのが資金提供の打ち切りだったというのは、実に説得力があります。

 同じくロシアメディアである『RT』も29日、カルタポロフ氏は、「つまり、もう資金も物資も提供されないということだ。プリゴジン氏にとって、カネは重要な要素であり、決定的なものでさえあるかもしれない」と述べたと報じています。

 カルタポロフ氏は、その結果、資金枯渇の危機、「過剰で愚かな野心」、感情的な「興奮状態」が、「大逆罪と(プリゴジンの)戦友たちの欺瞞」につながったと述べています。

※Russian MP gives reason for Wagner mutiny(RT、2023年6月29日)
https://www.rt.com/russia/578906-russian-mp-names-reason-wagner-mutiny/

 プリゴジン氏の来歴を見れば、愛国者ではなく、権力志向でもなく、金が第一なのは察しがつきます。ワグネルは、プリゴジン氏の大切な金のなる木だったのでしょう(IWJ)。

■【第4弾!『読売新聞』、6月30日】警視庁が広域強盗事件の指示役「ルフィ」を今村磨人(きよと)容疑者と断定、再逮捕! 昨年京都の時計店強盗事件では、闇バイト募集で集められた実行役が、盗んだ時計を待ち合わせ場所で強奪され、報酬をもらえなかった!?

 フィリピンを拠点にした特殊詐欺グループの幹部として、今年2月に強制送還されて逮捕された4人のうち、警視庁は今村磨人(きよと)容疑者を、昨年5月に京都の時計店で起きた強盗事件の指示者「ルフィ」として再逮捕しました。

 6月30日付け『テレ朝news』は、フィリピンのビクタン収容所とみられる場所で撮影された映像を公開。この中で、今村容疑者が、同じ特殊詐欺グループの渡辺優樹被告(※すでに渡辺は立件され、「被告」となっている)に、「俺がルフィだっていうのはやめてよ」などと話しています。

 『テレ朝news』は、この映像について「誰がカメラをセットしたのかは分かりませんが、この映像は誰かの意図にもとづいて撮影され、メディアへの提供を含め意図を持って外部に送られた可能性も高いもの」だと報じています。

 また、30日付け『読売新聞』は、捜査関係者の話として、以下のように報じました。

 「警視庁が同時期に(フィリピンの収容)施設にいた関係者から参考人として事情を聞いたところ、今村容疑者が施設内で『ルフィ』と名乗っていたと説明した。関係者は、強盗被害に遭った京都市中京区の店名を今村容疑者が口にしていたことも記憶しており、今村容疑者が電話で『3分以内に終わらせろ。奪ったら早く逃げろ』『店の真ん中のショーケースに目当ての品がある。時計が傷つかないようにしろ』などと指示していたと証言したという」

※“ルフィ”と名乗り強盗指示か 今村磨人容疑者を逮捕(テレ朝news、2023年6月30日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000305368.html

※「3分で終わらせろ」今村磨人被告、比の入管施設から電話で指示か…京都の時計店強盗(読売新聞、2023年6月30日)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230630-OYT1T50081/

★この京都の時計店強盗事件では、これまでにSNSでの闇バイト募集に応募して集まった、実行役や盗品の運搬役、売却役など12人を含む、13人が逮捕されています。

 上記の『読売新聞』の記事は、盗んだ高級時計を売却した金のうち、約100万円が今村被告の口座に送金され、日本での指示役と見られる伊藤一輝被告に65万円が送金されたと報じています。

 また、29日付け『読売新聞』は、「『ルフィ』らによる事件は昨年5月以降、東京と京都、山口、広島、千葉の5都府県で少なくとも7件起きている」として、警視庁が6月14日に他の4府県警と合同捜査本部を設置しており、「計7事件を対象に捜査を本格化させる方針だ」と報じています。

 他方で29日付け『テレ朝news』は、この京都での時計店強盗事件で、闇バイト募集で寄せ集められた実行役らが、事件後「大阪・吹田市のパーキングエリアで奪った腕時計を別の者に渡す計画だったとみられますが、そこに何者かが現れて腕時計は奪われてしまった」として、警視庁は「実行役らに報酬を配らないですますためだった」とみていると、報じています。

 岩上安身は、『ルポ特殊詐欺』著者で神奈川新聞報道部デスクの田崎基氏への連続4回インタビューで、こうした特殊詐欺グループの構造や、SNSを使った闇バイト、さまざまな特殊詐欺の類型などについて、お話をうかがっています。ぜひ、御覧ください。

 また、この4連続インタビューは、『岩上安身のIWJ特報』として、メルマガサイト「まぐまぐ」でも配信しています。詳しくは、後段のお知らせを御覧ください。(IWJ)

※ロレックス6900万円相当奪った指示役か、「ルフィ」今村被告を再逮捕…7事件捜査本格化(読売新聞、2023年6月29日)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230629-OYT1T50173/

※【独自】「一銭ももらえない」実態 実行犯から時計奪う…強盗指示役“ルフィ”を逮捕(テレビ朝日、2023年6月29日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000305338.html

※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第1回 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596

※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705

※「1日1億円、年間360億円以上の被害」「グルグルグルグル、反社会的な構造の中で、お金と人が回り続けている」~岩上安身によるインタビュー第1117回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第3回 2023.4.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515232

※「特殊詐欺の背景と経緯、それを盤石とさせている者の言説が浮かび上がった」! ~岩上安身によるインタビュー第1119回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第4回 2023.4.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515394

■【第5弾!『スマートフラッシュ』、6月30日】マイナンバーカードを取得したすべての人へ! 特殊詐欺に御用心!! マイナンバーカードは特殊詐欺グループにとって「宝の山」! 暗証番号とセットで騙し取れば、勝手に不動産を売られることも!!

 先の通常国会で、誤登録やひも付けミス、別人の住民票交付などが次々に発覚し、岸田文雄総理が対策本部を設置して総点検を指示したマイナンバーカードをめぐり、30日付『スマートフラッシュ』が、「犯罪の温床」だと報じています。

 記事によると、マイナンバーカードがパスワードとセットで盗まれると、「勝手に銀行口座を開設できるし、住民票をはじめとする個人情報は読み取り放題」とのこと。

 さらに「日本ハッカー協会の理事で、IT系上場企業のCTOを歴任した石川英治氏」によると、「高齢者に『マイナカードにトラブルがあり、交換します』と持ち掛け、暗証番号とカードを詐取する事例が発生している」とのことで、石川氏は「カードと暗証番号があれば、自由に住民票や印鑑証明が取れてしまう。それをもとに、勝手に不動産が売られるなんてことが、今後絶対に発生しますよ」と警告しています。

 また、「裏社会にも通じる都内在住の男性(40代)」は「8万円あれば、ある”業者”に頼んで、マイナカードの顔写真を変えられますよ」と証言しており、健康保険証、雇用保険、銀行口座など、29項目もの個人情報がひも付けられているマイナンバーカードが、特殊詐欺で売買される「闇名簿」より高く取引できる「宝の山」だと語っています。

※裏社会でささやかれる「マイナカードは “宝の山”」8万円で顔写真を変更、偽造カードで病院に(Smart FLASH、2023年6月30日)
https://smart-flash.jp/sociopolitics/241846/1/1/

★マイナンバーカードと暗証番号をセットにして騙し取ろうとする手口については、総務省もすでに注意を呼びかけています。

 岩上安身による田崎基氏へのインタビューでは、銀行カードと暗証番号を騙し取る特殊詐欺の手口を、田崎氏が具体的に説明していますが、マイナンバーカードでも同様に、特殊詐欺が行われている、ということです。

※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第1回 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596

 ツイッターでは、「#マイナンバーカード返納運動」という動きも盛り上がり、実際に自治体に返納した人も増加しています。(IWJ)

※マイナンバー制度に便乗した不正な勧誘や個人情報の取得にご注意ください!(総務省)
https://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/12.html

※マイナカード返納した女性「政府は庶民の気持ちを無視」 SNSでも「返納運動」<ニュースあなた発>(東京新聞、2023年6月30日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/259867

■背後に「暴力団」が関与し、凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題!~6月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、4月11日収録の「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

 IWJではメルマガサイト『まぐまぐ』で、『岩上安身によるインタビュー』をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!」として、毎月発行しています。

 6月は5月に引き続き、「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」の全4回から、今年4月6日と11日に行なったインタビューから抜粋してテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました!

 全4回の連続インタビューの締め括りとなった、4月11日の、最終インタビューでは、高齢者に対する犯罪を助長させるような「老人ヘイト」の空気が、いつから、どのように日本の社会に醸成されてきたのかを考察しました。

 特殊詐欺が巨大化していく背景には「生産性の低い者は必要ない」という新自由主義的、優生思想的な考え方があり、それが先鋭化すると命の選別につながって「老人殺し」を正当化するのではないか、と岩上安身は投げかけました。

 2010年に出版された『「若者奴隷」時代』という漫画は、「高齢者が若者を搾取している」とし、若者が苦しい現状から逃れるためには「ジジババを殺らなきゃ」と高齢者へのヘイトをストレートに煽っています。

 岩上安身は、「老人ヘイトとか、『殺る』という表現。僕が見た限り、ここ(2010年)からスタートかなと思った」と指摘しました。

 田崎氏は、その危機感が13年たって現実のものになったと応じ、「おそらく、特殊詐欺の指示役が、応募してきた人間たちに、こういう話をしてるんだろう。俺たち貧しいじゃん、と。働いても働いても、全然、いい思いしてない。でも、70代、80代の人たちはバブル景気を経験し、いい思いしてるよね、と。年金も、ちゃんともらって。俺たちなんかもらえないんだよ、みたいな言説の中に絡めとっていって、これから行う犯罪の罪の意識を軽減化していく」と述べました。

 その後、優生思想的な言動の例として、元アナウンサーの長谷川豊氏の「人工透析患者は『殺せ』」という主張、2人の医師によるALS患者嘱託殺人事件、精神障害者や身体障害者に対する強制的な安楽死政策であるナチスのT4作戦、「高齢者は集団切腹、集団自決すべき」としたイエール大学助教授の成田悠輔氏の、決してメタファーではない、確信犯的発言などを取り上げました。

 岩上安身は、ソ連崩壊から民主ロシア誕生の時期に体験した、凄まじいハイパーインフレに触れて、「戦時でもないのに平均寿命がどんどん下がっていって、男性の平均寿命が58歳に。60歳からの年金受給前に死んでしまう。すると(国は年金を払わなくて済むので)、国の年金債務は縮小される。まったく銃弾が飛び交いあわないんだけど、戦場状態になることが可能なのはハイパーインフレ。たとえば20万円の年金もらってる人が、ラーメン1杯200万円という時代が来た時に、生きていけないじゃないですか。で、静かに死ぬんですよ」と振り返りました。

 田崎氏は、「『敵なき敗戦』が起きるんじゃないかなって気がしますね。(国はそういう政策をやって)リセットしたいと思ってるんじゃないか」と顔を曇らせました。

 終盤で田崎氏は、高齢者が最後まで豊かに死を迎えることができる社会を、どうやって築いていこうかという英知の積み上げが今の社会であり、それを高めていかなくてはいけないと語り、「だから、多くの人たちにとって生きやすい社会へと変えていかなければならない。それは一人ひとりを孤立させない社会だ」と力を込めました。

 以下、6月発行の『岩上安身のIWJ特報』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。

(第605号の目次)
◆被害者の9割が60代以上! 加害者の7割は10~30代! 若年層の貧困化が凄まじく、普通のお年寄りが金持ちに見える。「だから、取ってもいいだろ」と罪の意識も薄い!?
◆今日からできるトクサギ対策! 電話は常に留守電に、親族間の連絡を密にして、タンス預金はしない。ダミーの防犯カメラは逆効果。もし被害に遭ったら泣き寝入りせず警察へ!
◆騙されて加害者になる若者たち! ネットを見て「お年寄りの家に物を取りに行く高収入バイト」に応募した14歳の中学生、詐欺未遂で逮捕!
◆6000億円を超える被害総額にもかかわらず、特殊詐欺を焦点化した法改正と厳罰化が行われない不思議!?

(第606号の目次)
◆高齢者差別思想の蔓延と特殊詐欺の拡大化との相関関係! スタートは2010年の老人ヘイト漫画『「若者奴隷」時代』まで遡る!
◆日本の少子化問題を真剣に議論せず、先送りしてきたツケ!?「自分たちは奪われ続ける」と思い込んだ若者世代は怨嗟の眼差しを高齢者へ向ける!

(第607号の目次)
◆人工透析患者「殺せ」発言の長谷川豊・元フジテレビ・アナウンサーを公認候補にした日本維新の会! 当時の松井一郎代表はALS患者嘱託殺人事件に便乗、「国会で尊厳死の法整備の議論を」と発言!
◆「高齢者は集団自決すればいい」と社会保障制度に関するシンポジウムで発言したイエール大学助教授の成田悠輔氏!「比喩の話」と擁護したひろゆき氏は、明らかに事実誤認!

(第608号の目次)
◆医師免許を持つ自民党の古川俊治参院議員が成田氏を擁護、「法的に自殺は罪ではない」「楽に死ねる方法なら麻酔」と具体的手段にまで言及していた!
◆少子化を30年放置した国家。財政破綻を避けるために「リセット」を考えている? ハイパーインフレになれば、お金のない人は抵抗もできず静かに死んでいく!
◆個々人が思う豊かなありようで死を迎えられるのが「生きやすい社会」。それをどう築くのかが課題なのに、日本社会は「弱者切り捨てマインド」に満ちている!
◆少子高齢化対策を「まず安楽死ですよね」と言う自民党の国会議員は20年前からいた! ずっと背景にあった隠れた棄民思想が、今、顕在化してきた!?

 『岩上安身のIWJ特報!』は、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!

 まぐまぐ大賞2022は、2022年にもっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。

 『岩上安身のIWJ特報!』は、2021年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、昨年ついに1位を獲得しました。

※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
https://www.mag2.com/m/0001334810

 岩上安身による田崎基氏インタビュー全4回の動画は、以下のURLから御覧ください。

※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第1回 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596

※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705

※「1日1億円、年間360億円以上の被害」「グルグルグルグル、反社会的な構造の中で、お金と人が回り続けている」~岩上安身によるインタビュー第1117回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第3回 2023.4.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515232

※「特殊詐欺の背景と経緯、それを盤石とさせている者の言説が浮かび上がった」! ~岩上安身によるインタビュー第1119回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第4回 2023.4.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515394

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、浜本信貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
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