日刊IWJガイド・非会員版「ロシア国内での相次ぐテロ攻撃は、ウクライナがロシア国内の親ウクライナ派工作員を養成し、無人機を提供して攻撃を仕掛けさせていた!」2023.6.7号~No.3919号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ロシア国内で相次ぐテロ攻撃について、ウクライナがロシア国内の親ウクライナ派工作員を養成し、無人機を提供して攻撃を仕掛けていると『CNN』が報道! 欧米政府は、ウクライナの「テロ」を内々に支持!? プーチン暗殺という究極のテロにも言及するウクライナ国防省情報総局(GUR)の姿勢に対し、ロシアのメドベージェフ前大統領ら、プーチンをはるかに上回るロシア国内の強硬派は、核による先制攻撃を進言!! ロシア『RT』は、メドベージェフ氏の「ウクライナの国家崩壊についての3つのシナリオと世界大戦のリスク評価」を掲載!

■IWJは緊急事態が続いています! 5月のご寄付額は182万3000円でした! 5月の月間目標額の47%、207万7000円の不足でした! IWJは創業以来、最大の経済的危機に直面しています! 第13期の累積赤字は毎月増え続け、8月から5月まで10ヶ月間の累積の不足額は、1868万2900円となりました! 6月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成し、また累積の不足額を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

■【中継番組表】

■ウクライナへ送る米軍のTNT火薬の日本調達問題で、防衛装備庁よりIWJによる質問への回答が届きました!「防衛装備移転三原則」の「抜け道」を「大通り」にする目論見が防衛省で進行中!!

■<新記事紹介>石橋湛山政権が長期化し、自民党内の宿敵・岸信介政権の誕生を阻んだら、日本は全く違った国家になっていた!? ―6.1 超党派石橋湛山研究会 <第1回勉強会>―登壇:リチャード・ダイク氏(米日財団理事)

■背後に「暴力団」が関与し、凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」思想が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題!~5月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、3月13日と4月6日収録の「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!
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■はじめに~ロシア国内で相次ぐテロ攻撃について、ウクライナがロシア国内の親ウクライナ派工作員を養成し、無人機を提供して攻撃を仕掛けていると『CNN』が報道! 欧米政府は、ウクライナの「テロ」を内々に支持!? プーチン暗殺という究極のテロにも言及するウクライナ国防省情報総局(GUR)の姿勢に対し、ロシアのメドベージェフ前大統領ら、プーチンをはるかに上回るロシア国内の強硬派は、核による先制攻撃を進言!! ロシア『RT』は、メドベージェフ氏の「ウクライナの国家崩壊についての3つのシナリオと世界大戦のリスク評価」を掲載!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 5日付け『ロイター』は、「ロシア国防省は5日未明、ウクライナのドネツク州で同国による大規模な攻撃を阻止し、数百人の親ウクライナ部隊を殺害したと発表した」とした上で「この攻撃がウクライナによる領土奪還に向けた大規模な反転攻勢の開始を意味するかどうかは不明」だと報じました。

※ロシア、ウクライナの大規模攻撃を阻止 兵士250人殺害=国防省(ロイター、2023年6月5日)
https://jp.reuters.com/article/russia-ukraine-idJPKBN2XQ0GO

 一方、6日付け『CNN』は、このロシアの発表に対し「ウクライナ軍の報道官はCNNに、ドネツク州で大規模攻撃があったという情報はないと反論した」と報じています。

 攻撃すらなかった、というのはおとぼけでしょう。ウクライナは今後、こうした非正規的な戦闘や、そうしたテロ攻撃部隊について、存在も活動も「秘匿」してゆく姿勢なのでしょうか? とすれば、これらは正規戦の軍事行動ではなく、「テロ」攻撃ということになりそうです。

※ウクライナ軍、「大規模攻撃を撃退」のロシア発表を否定(CNN、2023年6月6日)
https://www.cnn.co.jp/world/35204802.html

 しかし、5月26日付け『スプートニク』(日本語版)は、ウクライナのミハイロ・ポドリャク大統領府長官顧問が、イタリアのテレビ局に対し「反転攻勢はすでに数日間続いている」「行動はすでに始まっている」と語ったと報じています。

 このポドリャク発言が正しいならば、ここ数日のロシア国内でのドローン攻撃とあわせると、戦闘開始のゴングが鳴る前に、ウクライナ軍は複数ヶ所で奇襲攻撃をかけ始めている、ということになりそうです。

 この『スプートニク』の記事によると、ウクライナの大統領府長官顧問のポドリャク氏は、「ロシアの管理下にあるドンバス地域やクリミアには西側の兵器を使用すると表明した」とのことです。

 ロシア領内ではもっぱらテロ攻撃、そして欧米から大量にプレゼントされた強力な新兵器による攻撃は、ロシア側に占領された地域に集中して、その砲弾を撃ち込み、破壊し尽くす、という宣言のようです。

※ウクライナ軍の反転攻勢、実は既に始まっていた(スプートニク日本、2023年5月26日)
https://sputniknews.jp/20230526/16086468.html

 他方で『CNN』は、英語版で5日、最近のロシア領内の無人機(ドローン)攻撃について、ウクライナがロシア国内の親ウクライナ派工作員を養成し、無人機を提供して攻撃を仕掛けているとの、米国政府の見方を報じました。

※Exclusive: Ukraine has cultivated sabotage agents inside Russia and is giving them drones to stage attacks, sources say(CNN、2023年6月5日)
https://edition.cnn.com/2023/06/05/politics/ukraine-sabotage-agents-russia-drone-attacks

 この『CNN』の記事によると、「複数の米政府関係者(情報筋)は、こうしたロシア国内の親ウクライナ派工作員が、ウクライナからモスクワに無人機を飛ばすのではなく、ロシア国内から無人機を発射して、5月初旬にクレムリンを標的とした無人機攻撃を実施したとみている」とのこと。

※【IWJ号外】ウクライナが、ロシア大統領府内のプーチン大統領を狙ってドローン攻撃!? ウクライナは「ロシアによる偽旗作戦」と強弁!ウクライナ紛争は、第3次世界大戦への非常に大きな分岐点へ! 2023.5.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515882

 この『CNN』の記事は、「米国当局は、ウクライナがロシア国内に、親ウクライナ派のシンパと共同で、この種の戦争でよく訓練された工作員で構成された破壊工作組織を構築したと考えている」とした上で、無人機をロシア国内に持ち込む方法についても、「情報筋の2人は『CNN』に、無人機や無人機の部品をロシアに送り、そこで組み立てることができるような、よくできた密輸ルートが確立されていると述べた」と報じています。

 さらにこの『CNN』の記事は、ウクライナの「実力者」である、キリーロ・ブダノフ情報総局長(※IWJ注)が、今年5月に米『ヤフーニュース』の取材で、ロシアの作家で哲学者のアレクサンドル・ドゥーギン氏の娘であるダリア氏が、昨年8月20日にモスクワ郊外で乗っていた車ごと爆殺された事件への関与を問われ、とんでもない回答を口にしています。

(※IWJ注)ブダノフ情報総局長は2020年にゼレンスキー大統領によって34歳で情報局長に抜擢されました。
元外務省国際情報局長の孫崎享氏は、今年4月26日に「国防省情報総局のトップであるブダノフ少将はウクライナ国外での軍事行動の責任者。ロシア侵攻記念日にロシア国内で大規模攻撃を計画。ロシア側の過激な報復を懸念し米国が阻止に動く。米はブダノフ少将の動きを監視。ウクライナ軍の行動は米側の承認後実施」とツイートしています。
・対ロシア秘密工作を指揮するウクライナの若き将軍、ブダノフ氏とは何者か? 幻となった「モスクワ攻撃計画」(TBS NEWS DIG、2023年6月3日)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/522508?display=1
・孫崎享氏のツイート(2023年4月26日)
https://twitter.com/magosaki_ukeru/status/1651007228080693248

 「私がこの問題についてコメントすること。それはすなわち、我々はロシア人を殺してきたし、ウクライナの完全勝利に至るまでこれからも世界中でロシア人を殺し続けるということだけだ」と答えたのです。

 肝心の質問の、ダリア・ドゥーギン氏をテロで爆殺したのかどうかに「ダー(Yes)」も「ニエット(No)」も言わず、代わりに、国内のロシア系住民を殺してきたことを認めた(我々はロシア人を殺してきた)だけでなく、世界中でロシア人を殺し続けると発言したのです。その「殺してきたロシア人」の中に、ダリア氏は含まれているということでしょう。

 これはテロの正当化、開き直りであり、さらには国内外を超えて、戦士と民間人との区別もなく、無差別殺戮にまで大きく広げると回答しているのです。なぜこんな言語道断の、過激で国際法に違反する危険な発言について、日本のメディアはろくに報じず、ウクライナの現政権をひたすら「応援」し、その本質的な危険性について、疑問や批判の目を向けないのでしょうか?

 ブダノフ情報総局長の発言は、まるでナチスによる、ユダヤ人やスラブ人の絶滅計画の「現代版」のようでもあります。これは国家と国家の戦争ではなく、ロシア民族という民族をまるごと、方法を問わずに殲滅する、絶滅するという「ジェノサイド」宣言であり、もちろん国際法違反であり、実行すれば(すでにしているが)、ナチスに科せられた「人道に対する罪」が問われるべきレベルです。

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■IWJは緊急事態が続いています! 5月のご寄付額は182万3000円でした! 5月の月間目標額の47%、207万7000円の不足でした! IWJは創業以来、最大の経済的危機に直面しています! 第13期の累積赤字は毎月増え続け、8月から5月まで10ヶ月間の累積の不足額は、1868万2900円となりました! 6月こそは少なくとも月間目標額390万円を達成し、また累積の不足額を少しでも減らせますよう、緊急のご支援・ご寄付・カンパのほど、どうぞよろしくお願いします!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 6月に入り、昨年8月1日から始まったIWJの第13期も、残り2ヶ月となりました。

 5月のご寄付額の集計が確定致しましたので、ご報告いたします。5月のご寄付額は31日間で、122件、182万3000円でした。月間目標額の47%にあたるご寄付をいただきましたが、残念ながら月間目標額に届かず、月間目標額の53%、207万7000円の不足となりました!

 厳しい経済状況の中、ご寄付をお寄せくださった皆さま、誠にありがとうございました!

 しかしながら、今期第13期5月末までの累積の不足額は、1868万2900円となりました。この累積の不足額を少しでも削れるように、引き続き、どうぞご支援をお願いします!

 6月は5日までの5日間で、13件、26万2000円のご寄付をいただきました。ありがとうございます!

 ぜひ、皆さま、今月6月こそは、まずは月間目標額を達成できますよう、どうぞ緊急のご支援をお願いいたします!

 IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、IWJにつなぎ融資をいたしました。

 私がこれまでにIWJに貸し付けて、まだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。

 私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます。

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、ご寄付が急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJの運営は会員の方々の会費とご寄付・カンパの両輪によって成り立っていますが、それが成り立たなくなってしまいます。

 日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか?

 皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!

 また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 岩上安身

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◆中継番組表◆

**2023.6.7 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】17:30~「NHK文書開示等請求訴訟・第7回口頭弁論後の原告団による記者会見・報告集会」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「NHK文書開示等請求訴訟原告団」主催の記者会見、報告会を中継します。これまでIWJが報じてきたNHK問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/nhkfact

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◆中継番組表◆

**2023.6.8 Thu.**

【IWJ_YouTube Live】13:00~「多摩地域の有機フッ素化合物(PFAS)汚染を明らかにする会 『650人の血液検査の結果についての最終報告』記者会見 ―登壇:原田浩二京都大学准教授、小泉昭夫京都大学名誉教授ほか」

 「多摩地域の有機フッ素化合物汚染を明らかにする会」による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきたPFAS関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/pfas

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「中国・香港から台湾に国際メディアや研究者、言論人が避難してきて知的コミュニティが台湾に移ってきている感がある」~5.29「香港、台湾、そして中国から見る東アジアの21世紀」―講演:野嶋剛氏(大東文化大学社会学部教授)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516261

6/15までの特別公開中★【IWJ号外】「米国は世界の平和のための力となるべきだ」とする「アイゼンハワー・メディア・ネットワーク(EMN)」に掲載された公開書簡をIWJが全文仮訳! 米国の「良心」が立ち上がった!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516143

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■ウクライナへ送る米軍のTNT火薬の日本調達問題で、防衛装備庁よりIWJによる質問への回答が届きました!「防衛装備移転三原則」の「抜け道」を「大通り」にする目論見が防衛省で進行中!!

 連日お伝えしているTNT火薬の日本調達について、6月3日に質問状を送付した防衛装備庁より回答が届きましたので、ご紹介します。

※はじめに~仰天! 米軍がウクライナ紛争で使用する155ミリ砲弾が足りずに、砲弾生産に使用するTNT火薬の調達を日本に泣きついてきた!(日刊IWJガイド、2023年6月3日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230603#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52351#idx-1

※「仰天! 米軍がウクライナ紛争で使用する155ミリ砲弾が足りずに、砲弾生産に使用するTNT火薬の調達を日本に泣きついてきた!」続報! 火薬は武器と法律で規定されている! 輸出貿易管理令にも、防衛装備移転三原則にも抵触! IWJは、輸出を管理する経産省へ直撃取材!(日刊IWJガイド、2023年6月6日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230606#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52364#idx-5

 防衛装備庁の回答は以下のとおりです。

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【IWJの質問】

「質問1 TNT火薬の調達について、米軍と日本企業が協議していることを把握していますか。

質問2 米国から日本のTNTメーカーに調達の打診があった件は、TNTの使用目的が、ウクライナ軍がロシア軍との紛争で使用する155ミリ砲弾の炸薬です。TNTそれ自体は、場合によっては、民生用にも使用されますが、米国が要請してきたこのTNTは、明らかに、軍需用です。

 使用目的が、ウクライナ軍用の155ミリ砲弾の炸薬だからです。したがって、TNTが民生用という理解は、詭弁であり、成り立ちません。よって、「防衛装備移転三原則」の「3)紛争当事国(武力攻撃が発生し、国際の平和及び安全を維持し又は回復するため、国際連合安全保障理事会がとっている措置の対象国をいう。)への移転となる場合」に該当し、移転が禁じられています。

 どのような法的根拠で、TNTの米軍調達に協力できるのでしょうか。法的根拠を明示してください」。

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■<新記事紹介>石橋湛山政権が長期化し、自民党内の宿敵・岸信介政権の誕生を阻んだら、日本は全く違った国家になっていた!? ―6.1 超党派石橋湛山研究会 <第1回勉強会>―登壇:リチャード・ダイク氏(米日財団理事)

 リベラルなジャーナリスト・政治家として戦前戦後を通じて活躍した石橋湛山(1884-1973)に学ぶことを目的に、国会議員を会員とする「超党派石橋湛山研究会」が発足しました。第1回勉強会が2023年6月1日、東京都千代田区の衆議院第二議員会館で開催されました。

 石橋湛山は、戦前、『東洋経済新報』主幹を務め、日本の植民地政策を批判、加工貿易立国論を唱えました。戦後は「日中米ソ平和同盟」を主張して政界で活躍。自由民主党の2代目総裁選で岸信介を制して、1956年12月内閣総理大臣に就任するも、病のため在任65日で退陣しました。退陣後は中華人民共和国との国交正常化に尽力したことで知られています。

 第一回研究会では、基調講演を、湛山研究者とビジネスマンの両面を持つ米国人リチャード・ダイク氏が行いました。ダイク氏は、現在、米国の民主主義が危機に瀕し、新冷戦下とも目される中で、湛山の思想を振り返る重要性を指摘。特に「湛山と岸信介を比較する面白さ」を強調しました。この比較は、IWJとしても大歓迎です。

 日本の戦後政権において、岸→佐藤→安倍ではなく、石橋湛山から、直系ではないが、日中国交回復を果たした田中角栄に至るまで、飛び石で続いた、対米隷属にならず、東アジアにおける現実的な平和と友好を築き、自由主義経済の繁栄を両立する道が、たしかに別に存在していたのです。それを日本人は思い起こす必要があります。

 IWJ記者はこの第1回勉強会を取材。テキスト記事として、IWJのサイトにアップしましたので、ぜひご一読ください。

(目次)
・共同代表・岩屋毅議員が「新しい冷戦がはじまろうとする今、石橋湛山に学びたい」!
・米国の民主主義が危機に瀕し、米中関係最悪の今、湛山が参考に!
・満州国建設に猛烈に反対した石橋湛山と、猛烈に力を入れた岸信介を比較するのは面白い!
・国家を作る目的は「人間として生きる為」で、「国民として生きる為」ではない!
・「新しい世代は前の世代の桎梏と闘わねばならない」とした湛山は、日本を愛していた!
・湛山が公職追放にならず、内閣もやめなかったら、日本経済はどう違っていたのか!?

※石橋湛山政権が長期化し、自民党内の宿敵・岸信介政権の誕生を阻んだら、日本は全く違った国家になっていた!? ―6.1 超党派石橋湛山研究会 <第1回勉強会>―登壇:リチャード・ダイク氏(米日財団理事)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/516414

■背後に「暴力団」が関与し、凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」思想が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題!~5月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、3月13日と4月6日収録の「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! ぜひ『まぐまぐ』からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

 IWJではメルマガサイト『まぐまぐ』で、『岩上安身によるインタビュー』をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!」として、毎月発行しています。

 5月は4月に引き続き、今年3月から4月にかけて行なった「岩上安身による『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー」の全4回から抜粋してテキスト化し、詳細な注釈をつけて、第601号から第604号まで4本の記事を発行しました!

 5月に発行する、3月13日収録の第2回インタビューの後半と4月6日収録の第3回インタビューでは、変化を繰り返す特殊詐欺の複雑な仕組みの中で、なかなか浮かび上がってこない核心部分、「誰がこの仕組みに投資して、リターンを得ているのか」について、岩上安身と田崎氏が考察を重ねました。

 以下、5月に発行した、『岩上安身のIWJ特報』の目次です。IWJ会員ではない方も、ぜひご購読ください。

(第601号の目次)
◆ミイラ取りがミイラに!? 現職警察官が特殊詐欺に加担! 首謀者は『俺たちは警察とつながってる。チクった奴はすぐわかる」と受け子たちを脅す!
◆犯罪収益のあるところに必ずいる「強い組織」、闇の資本主義の世界で犯罪に出資する「金主」の存在!「そういう人たち、表面には出てきません」

(第602号の目次)
◆特殊詐欺の現場を仕切る「番頭」は「金主」を守って絶対に口を割らない! 一方、使用者責任の追及など犯罪への投資を抑制する法整備は不十分!
◆「黒幕は反社」!? 暴対法ができて伝統的なシノギで稼げなくなった暴力団。トクサギやドラッグが最後の資金源になっている!?

(第603号の目次)
◆「任侠」の世界では高齢者を標的にした特殊詐欺をやるのは恥! 使用者責任を問われた暴力団が、被害者との和解に応じたケースも。被害に遭ったら、恐れずに被害届を出すことが大事!
◆稲川会最高幹部は「老人を狙い撃ちにする特殊詐欺への関与は厳禁」と通達! だが、その後も暴力団関係者が絡む詐欺事案は続出! ねじれる本音と建前!

(第604号の目次)
◆非合法的に荒稼ぎできるところには暴力団が入り込む! 始まりは訪問型のリフォーム詐欺。ターゲットは在宅の高齢者。訪問から電話、電話からネットへと形態を変えていく!
◆暴力団対策法により進んだ「暴排」によって、暴力団のシノギが複雑化・多様化!
◆トクサギが社会に与える害悪は計り知れない! 奪われた金は闇カジノ資金に! ギャンブルで借金を負った人間は闇バイトに手を出す!「反社会的な構造の中で人と金がグルグル回る」

 『岩上安身のIWJ特報!』は、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!

 まぐまぐ大賞2022は、2022年にもっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。

 『岩上安身のIWJ特報!』は、2021年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、昨年ついに1位を獲得しました。

※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額税込880円、初月無料)
https://www.mag2.com/m/0001334810

 岩上安身による田崎基氏インタビュー全4回の動画は、以下のURLから御覧ください。

※「今の特殊詐欺グループは、自転車の車輪がいくつも存在していて、そのハブのスポークが、また別の車輪のハブになっているみたいな円環構造」~岩上安身によるインタビュー第1111回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第1回 2023.3.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514596

※背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」思想が後押し! ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題! 岩上安身によるインタビュー第1112回 ゲスト『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏 第2回 2023.3.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/514705

※「1日1億円、年間360億円以上の被害」「グルグルグルグル、反社会的な構造の中で、お金と人が回り続けている」~岩上安身によるインタビュー第1117回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第3回 2023.4.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515232

※「特殊詐欺の背景と経緯、それを盤石とさせている者の言説が浮かび上がった」! ~岩上安身によるインタビュー第1119回 ゲスト 神奈川新聞報道部デスク・田崎基氏 第4回 2023.4.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/515394

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■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。

 ご応募の資格は、第一に穏やかな性格で明るく協調性のある方。第二にトラブルなく対外的な交渉をできるコミュニケーション能力の高い方。第三にPCスキルがある方です。時給は1200円から、仕事の習熟に伴って昇給していきます。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jpまでお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。

 雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jpまでお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230607

IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、木原匡康、前田啓)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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