日刊IWJガイド・非会員版「ウクライナはソ連から独立後、国家として障害者を虐待! ソ連邦の全体主義とネオナチの優生思想は親和性が高いのか!?」2022.12.30号~No.3760号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ウクライナは、ソ連から独立後に国民国家として障害者を虐待してきた!「障害者権利条約」にことごく違反! ソ連邦の全体主義とネオナチの優生思想は親和性が高いのか!?

■2010年12月の創業以来、IWJは最大の経済的危機です! 12月1日から12月26日までのご寄付は238万5900円。今月の月間目標額390万円の61%です。第13期が始まった8月から11月までの4ヶ月間の累積の不足額931万7470円を合計すると、12月末までに1321万7470円が必要ですが、現時点で18%にとどまっています! 1年の3分の1に相当する4ヶ月間で、すでに約1000万円不足していますから、このペースだと、第13期が終わる頃には、約3000万円近く不足することに! 皆さまの支持・応援、会費、そしてご寄付・カンパによるご支援がなければ、活動規模を縮小しても立ち行かなくなります。今後とも精いっぱい頑張ってまいりますので、緊急のご支援のほど、よろしくお願いします!

■「IWJの苦しい財政状況も続くと思いますが、何とか来年も大手メデイアが報じない事柄を発信し続けて貰いたいと思います」「まぐまぐ大賞おめでとうございます! 何とか続けてください、特にウクライナ戦争に関してIWJの報道は素晴らしいのですから」IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! 岩上安身がご回答させていただきます!

■【中継番組表】

■激動の2022年も残すところあと2日! IWJは2022年注目のハイライト・記事・日刊記事を集めた年末年始特設ページを開設しました! 年末年始にぜひじっくりと御覧ください! 非会員の方も、会員登録をすればすぐ御覧になれます!

■岩上安身のIWJ特報! が、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!

■急速な円安は「アベノミクス」の経済的帰結!? 日本はこれからどうなるのか?~12月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、9月16日、26日、10月10日収録の「岩上安身によるエコノミスト・田代秀敏氏連続緊急インタビュー」3回分を抜粋し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員に登録を!!
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■はじめに~ウクライナは国家として障害者を虐待してきた!「障害者権利条約」にことごく違反! ソ連邦の全体主義とネオナチの優生思想は親和性が高いのか!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 ウクライナ紛争勃発後、ロシアを過度に「悪魔化」し、ウクライナを過度に「美化」してきた西側のマスメディアに、微妙な変化の兆しが見られます。

 ロシアをバッシングするトーンは変わらないにしても、ウクライナの「実像」に気づいたのか、あるいは隠しきれなくなったのか、ウクライナへの過剰な「美化」の装飾を外し、実像を伝えようとするメディアが出てきました。

 そのひとつが、『BBC』です。

 『BBC』は、ウクライナの障害者虐待をシリーズで追っています。

 20日付『BBC』は、「ウクライナ戦争:『故郷が恋しい、でも息子にはここでチャンスがある』」というウクライナから避難してきた障害者のレポートを掲載しています。

 20日付『BBC』のレポートを書いた障害者ニュース・プロデューサーのルース・クレッグ記者は、「戦争が勃発したとき、何百万人ものウクライナ人が人生を変えるような決断を下し、国を離れなければなりませんでした。しかし、障害を持つ難民の中には、この移住が新たな機会を提供し、現在、家に帰るかどうかのジレンマに直面している人もいます」と抑制的に書き始めています。

※Ukraine war: ‘We long for home – but our son has chances here’(BBC、2022年12月20日)
https://www.bbc.com/news/disability-64000114

 このレポートで紹介されている障害を持つ20歳のローマンは、キエフから両親とポーランドへ脱出した難民の一人です。

 脱出のときの様子を、レポートはこう描写しています。

 「ミサイルが降り注ぐ中、キエフから逃げ出したキリチェンコ一家。両親は1時間の間に、3人の子どもと1匹の犬と2匹のモルモットを車に詰め込んだ。目的地を決める暇もなく、本能的に安全を最優先にしました。

 9ヶ月後、彼らはポーランド全土の小さなアパートや部屋、シェルターで暮らす140万人の難民の一人になったのです」

 まさに、着の身着のまま、ロシアのミサイル攻撃からクルマでキエフを脱出したことがわかります。

 クレッグ記者は、ローマンについてこう書いています。

 「脳性麻痺と学習障害を持つ長男のローマンは、初めて学校に行く機会を得ました。彼は20歳です。

 『ウクライナでは、この子は教えられない、この子のための学校はないと言われていました』と、母親のオルガは一家の小さなキッチンでお弁当を作りながら言います」

 これは、国家としてありえない事態です。ローマンは、20歳になるのに、ウクライナでは一度も学校に通った経験がなく、ウクライナの教育制度から完全に疎外されていたということです。

 さらに、クレッグ記者はウクライナの現状を告発しています。

 「ウクライナの多くの障害を持った子どもたちや若者にとって、教育へのアクセスはまれなものです。戦争前、普通学校(※)に在籍していたのは3%以下でした。

 ローマンは歩くのにサポートが必要で、音と表情でコミュニケーションをとります。彼が家に閉じこもって過ごす間、妹のソフィアは全日制の教育を受けていました。今、ポーランドでは、二人とも学校に行くために家を出ます。

 『学校に行かなかった数年間で、彼は多くのものを失いました。そして、私たち家族も多くを失いました』とオルガは言う」

※普通学校(mainstream school)は、特別支援学校(special-needs school)に対する言葉。

 これがどれほど異常なことかは、「障害者の権利に関する条約」と対照させるとよくわかります。

※ここから先は【中略】とさせていただきます。御覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して御覧ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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 二人にとっては、ウクライナよりも、ポーランドの方が、生きていく上での環境に恵まれているのは明らかです。

 ウクライナは、ゼレンスキー大統領が西側の支援を得るために、しばしば、表現するように、ウクライナが正義や自由や民主主義を体現している国家であると大見栄を切りますが、それは厚かまし過ぎる誇大宣伝と言うべきです。

 ゼレンスキー大統領は、稀代の役者であり、ずば抜けた訴求力をもつ弁舌家ですが、彼の言葉や演技力をみて、感情が揺さぶられた人がいたとしても、それはウクライナという国の真実に魂をふるえたことにはなりません。ゼレンスキー氏の巧妙な弁舌によって、「幻想のウクライナ」に、「偽の感動」を味わってしまっているのです。

 障害者の人権という点だけを見ても、ウクライナの真実は、ゼレンスキー氏の弁舌とはかけ離れたところに位置している、といわざるをえません。

 そして、障害者をどう扱っているか、というポイントは、その国が民主的かどうかをはかるリトマス試験紙の役割を果たします。

 ナチスは、国内でナチスの思想と実戦を浸透させていく過程で、障害者の排除と抹殺という、T-4作戦(注)から始め、最終的にはユダヤ人の絶滅(ホロコースト)へと突き進んでいきました。ナチスが犯した人道の罪の最初の罪は障害者への人権侵害だったのです。

(注)T-4作戦…ナチス・ドイツで精神障害者や身体障害者に対して行われた「強制的な安楽死」(虐殺)政策のこと。1939年10月から開始され、1941年8月に中止されたが、安楽死政策自体は継続された。

※【特別掲載!】30万人ものマイノリティーを虐殺した「ナチスの手口」を紐解く!相模原市のヘイトクライムの背景にあった「思想」とは!? 東大教授・石田勇治著『ヒトラーとナチ・ドイツ』を転載! 2016.8.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/328093

 ウクライナの障害者に対する差別・弾圧・人権侵害は、ソ連時代の遺産なのか、ナチスときわめて親和性の高いウクライナ民族主義の負の影響の産物なのか、その両方があわさったものなのか、検証していく必要があると思われます。

■2010年12月の創業以来、IWJは最大の経済的危機です! 12月1日から12月26日までのご寄付は238万5900円。今月の月間目標額390万円の61%です。第13期が始まった8月から11月までの4ヶ月間の累積の不足額931万7470円を合計すると、12月末までに1321万7470円が必要ですが、現時点で18%にとどまっています! 1年の3分の1に相当する4ヶ月間で、すでに約1000万円不足していますから、このペースだと、第13期が終わる頃には、約3000万円近く不足することに! 皆さまの支持・応援、会費、そしてご寄付・カンパによるご支援がなければ、活動規模を縮小しても立ち行かなくなります。今後とも精いっぱい頑張ってまいりますので、緊急のご支援のほど、よろしくお願いします!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 第13期が始まった8月から先月11月末までの4ヶ月間で、月間目標を下回る月が続き、この4ヶ月間の累積の不足額は931万7470円にまで膨れ上がってしまいました。

 12月に入り、8月から始まったIWJの第13期も、5ヶ月目を迎えました。1年の3分の1にあたる約4ヶ月間で1000万円近くが目標額よりも不足していますから、このペースだと、第13期が終わる頃には、3000万円近く不足することになりそうです。

 12月は、上記の累積の不足額932万770円に、12月分のご寄付・カンパの目標額390万円を加えた1321万7470円が、12月末までに必要となります。大変困難な、厳しい見通しです。

 12月1日から26日までの26日間のご寄付・カンパ額は、164件で238万5900円です。これは今月の月間目標額390万円の61%、累積額を合計した1321万7470円の18%に相当します。

 IWJの内部留保も底を尽き、今月12月は、キャッシュフローが不足したため、経理から依頼されて、私、岩上安身が、個人的な私財から、500万円をIWJにつなぎ融資することでしのぐことになりました。

 この状況が続くと、来月も同じように私が私財を出して支えないといけなくなり、私の貯えが尽きると、その時点でIWJは倒れてしまいます。

 IWJの規模と活動に、抜本的な改革が必要であり、規模を縮小し、コンパクトで最優先の情報をお届けする体制を再構築したいと思っています。今よりコンパクトなスペースのオフィスに移転することも真剣に検討中です。

 人員、活動ともに引き締めて行いますが、情報の質の部分は落としてはなりません。その分、発行する情報の量をコンパクトにせざるを得なくなるかもしれません。

 ご寄付・カンパをお寄せくださった皆さまには、あつく御礼申し上げます。誠にありがとうございます。

 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく、IWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 どうかIWJ会員の皆さま全員のお力で、IWJをお支えください!

 皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、ご寄付が急減してしまうと、私が私財を投じて一時的に支えても、私の蓄えなどたかがしれたものですので、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJの運営は会員の方々の会費とご寄付・カンパの両輪によって成り立っていますが、それが成り立たなくなってしまいます。

 IWJは、市民の皆さま、お一人お一人が会員となっていただくことと、ご寄付・カンパをいただくことで、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画した、独立市民メディアとしての活動を貫いてきました!

 私、岩上安身は、多くの研究者・専門家へのインタビューを通じて、米国が計画した「米露代理戦争」であるウクライナ紛争の実相を浮かび上がらせ、これが日本列島を戦場にする「米中代理戦争」につながる危険性があると、警鐘を鳴らしてきました。

 私がウクライナ問題についてインタビューを行なった方々は、以下の通りです。

 元外務省国際情報局長・孫崎享氏、国際政治学者・六辻彰二氏、ジャーナリスト・大野和基氏、エコノミスト・田代秀敏氏、ロシアNIS経済研究所所長・服部倫卓氏、経済産業研究所コンサルティングフェロー・現役経産官僚である藤和彦氏、国際政治学者・神奈川大学教授である羽場久美子氏、東アジア共同体研究所上級研究員・須川清司氏、JOGMEC(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)調査課長・原田大輔氏。

 私は、ソ連崩壊前後のロシアを足かけ6年かけて取材しています。ウクライナ紛争は2014年のユーロマイダン・クーデターからとらえるべきだ、という声がようやく少しずつ聞こえるようになってきました。さらに遡って、ソ連崩壊の1991年から見ると、また違う世界が見えてきます。絶版となっていた私の著作『あらかじめ裏切られた革命』を日刊IWJガイド誌上で掲載しましょう、という提案をIWJスタッフから受け、復刻連載を開始することにしました。

 岩上安身とIWJが2022年に行なってきたウクライナ紛争関連の報道・取材・インタビューを、2022年末から2023年初めにかけて公開する新春特番でまとめます。このような形で、ブレることなく、ウクライナ紛争の実相を伝えてきたメディアは他にはないと自負しています。ぜひ、IWJ会員となって御覧ください。

 我々のような、客観的・公平な視点に立つ独立メディアが存在しなければ、この事態を人々が正確に知る手がかりがひとつ失われてしまいます。独自の視点で真実の報道を続けるIWJの存在価値を、ご理解いただき、お支えいただければと思います。

 2022年のもう一つの大事件は、安倍晋三元総理の銃殺事件とそれによって引き起こされた統一教会問題です。

 安倍元総理の銃殺事件は、まさに私が、孫崎享氏にインタビューを行った日に起きました。孫崎氏は、その場で安倍氏銃撃事件に関する報道がおかしい、不自然だ、と看破しました。山上容疑者の殺害行為の認否も明らかにしないうちに、メディアが揃って「動機は政治信条とは関係ない」とまず打ち出したからです。

※安倍元総理襲撃事件の報道は統制されている!?「今必要なのは『平和を創る道』の探求! 第2弾」~岩上安身によるインタビュー 第1081回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏 2022.7.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/508501

 まさにその後、「動機」をめぐって、統一教会の名前が徐々に浮上し、岸田政権だけではなく、自民党という「保守」政党の根幹に関わるような、統一教会との癒着関係が次々と明らかになりました。

 IWJは、統一教会が反日・反社的な性格のきわめて強い組織犯罪であることを示す、米国人ジャーナリストの故ロバート・パリー氏の埋もれていた調査報告を発掘し、統一教会が行っていた犯罪行為や、北朝鮮への送金と核ミサイル開発に流用された疑惑までもお伝えしました。

 私、岩上安身も、統一教会の実態を描き出すために、研究者・弁護士・元信者・政治家など多くの人々にインタビューを行いました。統一教会の教義を示す『天聖経―文鮮明先生御言葉集』の内容の紹介と解説もしています。

 私が、統一教会問題でインタビューを行った方々は、以下の通りです。

 『統一教会―日本宣教の戦略と韓日祝福』の著者であり、北海道大学大学院文学研究科・文学部教授である櫻井義秀氏、『となりのカルト』の著者であり元統一教会信者である榊あまね氏、全国霊感商法対策弁護士連絡会代表世話人・弁護士の山口広氏、元文科事務次官・前川喜平氏、政治経済学者・植草一秀氏、ジャーナリスト・鈴木エイト氏、立憲民主党・参議院議員の小西洋之氏。

 大手メディアは、被害者救済法案が国会を通過したことで、まるで幕引きをしたかのように統一教会問題を扱わなくなりました。しかし、統一教会と自民党の癒着がどのように築かれ、安倍晋三氏がどのようにそこに関わり、統一教会がどのように日本の政治に影響を及ぼしてきたのか、韓国に本部を置く統一教会と韓鶴子総裁の「使用者責任」を問うにはどうしたらいいのかなど、統一教会問題はまだまだこれから解明されなければならない問題が残っています。

 12月16日、岸田総理は「安保3文書」の改定を閣議決定したと発表しました。改定された「安保3文書」では、「北朝鮮・中国・ロシア」という日本にとって最も近い隣国であり、かつ核保有国である3カ国を名指しで「脅威・懸念」と明記しています。

 その北朝鮮の核ミサイル開発に、統一教会が日本人信者から搾り上げた献金が使われたかもしれないのです。統一教会と癒着し、捜査も抑制してきた自民党が「何をか言わんや」です。

 岩上安身とIWJが2022年に行なってきた統一教会問題関連の報道・取材・インタビューも、2022年末から2023年初めにかけて公開する新春特番でまとめます。ぜひ、IWJ会員となって御覧ください。

 また、改憲による緊急事態条項の創設は、統一教会が自民党の背中を押して、実現に向けて推進してきた政策です。統一教会という「反日・反社会的カルト」を、日本社会から追放し、政治への介入をやめさせるとともに、この危険な緊急事態条項の憲法への導入を阻止するために、私と、IWJのスタッフは、全力で立ち向かいたいと思います!

 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく、IWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードを、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料会員の皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身

■「IWJの苦しい財政状況も続くと思いますが、何とか来年も大手メデイアが報じない事柄を発信し続けて貰いたいと思います」「まぐまぐ大賞おめでとうございます! 何とか続けてください、特にウクライナ戦争に関してIWJの報道は素晴らしいのですから」IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! 岩上安身がご回答させていただきます!

 IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます!

 ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!

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 虎の子渡しのカンパですが今日、振り込みました。激動の寅年もあと残りわずかになりましたが、来年は今年以上に不況と緊張が酷くなる年になるのではないでしょうか。IWJの苦しい財政状況も続くと思いますが、何とか来年も大手メデイアが報じない事柄を発信し続けて貰いたいと思います。

(M.T. 様)

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 M.T. 様

 ありがとうございます!

 おっしゃる通り、来年は今年以上に、「不況と緊張」がひどくなる年になるだろうと、私も思います。多くの人が、何が問題でこんなに自分たちが苦しめられているのか、問題の所在すらわからないうちに、足もとを掘り崩されてしまっているのが実状ではないでしょうか。

 「台湾有事」で日本が「対中戦争」に参戦する可能性があるので、ミサイル軍拡をしなくてはならない、という日本政府の強引な動きは、ウクライナ紛争とまったく無関係な話ではありません。対ロシア、対中国とも、どちらも、米国が単独覇権を強化していくために、叩きつぶし、屈服させたい、という米国の国家意志が存在するのです。実に、勝手な話ですが、この米国の「国家意志」に、欧州も、日本も、そして世界中がふり回され続けているのです。

 ロシアによるウクライナ侵攻は、米国と無関係に行なわれた、ロシアによる暴挙だ、という声が支配的であることは、十二分に承知しています。しかし、その見方は、ここに至るまでの歴史を踏まえていない見方です。

 米国は、冷戦崩壊時の約束を破り、NATOの東方拡大を進めました。

 米国は、ドイツとロシアの間で直接結ばれる天然ガスパイプライン・ノルドストリームの建設を妨害し続け、欧露間の経済が平和的に結びつき繁栄することを徹底的に嫌いました。

 米国は、ウクライナの大統領選に介入し、ユーロマイダン・クーデターを成功させ、その後、ウクライナ国内でロシア語話者が差別と暴力にさらされ続けるのを8年間放置し、結局、米国は、プーチンがウクライナ東部のロシア語話者を守るため、ロシア軍がウクライナの国境を超える決断を下すことに成功しました。

 その結果、完成したノルドストリームは使われず、何者かからのテロで爆破され、独露間を直接結ぶ夢は、文字通りの夢に終わりました。

 そして、長期化するウクライナ紛争は、事実上、NATOがウクライナ軍を直接支える形で、ロシア軍とのせめぎあいが続いています。ロシアもNATO将兵と戦っているのに、その事実を、公然と指摘し、問題視していません。NATO側も、ウクライナ軍の軍服を着てNATOの将兵が戦っている事実を認めていません。

 どちらかが認めた瞬間、この紛争は、ロシア対NATOの戦争となってしまい、ロシアと米国は直接の戦争当事国となってしまうからです。

 しかし、NATOの東方拡大は、ウクライナまで、そしてロシアの国境にまで迫り、ロシア領内に、長距離攻撃をかけるところまで到達しています。米国の戦略的目標は、結果として、すべてクリアしているのです。米国は、同盟国を使い、同盟国に犠牲を払わせながら、ロシア軍を屈服させる戦略を来年も展開してゆくでしょう。

 そして今年2022年、日本に自国を「ミサイルの島」とする第一歩を踏ませた米国は、東アジアでも戦略的計画通りに次のステップに「駒」を進めることでしょう。

 今のままでは、日本は、米国がゲームを進める上でのチェス盤上の「駒」に過ぎません。

 日本にとって、何の必要性もないのに、米国に操作されて「米中戦争」に投げ込まれ、「火ダルマの島」にさせられてしまうのを、指をくわえて黙って何もせずにはいられません。

 日本もインフレ下の不況という、スタグフレーションを思わせる状況にあります。一般の市民に支えられる零細企業であるIWJは、不況風が吹けば飛ぶような存在ではあります。

 しかし、真実を伝え、未来に向かって警告するという、自分たちが果たすべき、使命がある、という思いにかわりはありません。

 厳しい様ですが、ぜひ、皆さま、応援・ご支援のほど、よろしくお願いします!

 岩上安身

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 仕事がなくなり、こういう投げ銭的応援も厳しくなってきましたが、頑張るスタッフの給料の足しにしてください。そしてまぐまぐ大賞おめでとうございます! 何とか続けてください、特にウクライナ戦争に関してIWJの報道は素晴らしいのですから。

(匿名希望)

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 匿名希望 様

 ありがとうございます!

 ウクライナ報道についての私たちの姿勢や視座については、これまでも繰り返しお伝えしてきました。

 本日も、このメッセージへの回答欄のひとつ前で、また改めて述べています。

 繰り返しとなってしまいますが、日本の読者、視聴者の皆さまには、ウクライナ紛争を「他人事」としてながめるのではなく、日本が、ウクライナの立場に立たされる可能性が現実的にありえるのだ、ということをご理解いただきたいと思います。

 岸田政権の急ぐ、大増税を伴うミサイル軍拡、「安保3文書」の閣議決定などは、米国の戦略的要請に対して、「注文通り」の「回答」を与えたものでした。日本を「薪」として、「対中代理戦争」の炎の中にくべる算段が、日本国民が事態を深く理解しないうちに次々と進められています。何も隠されていません。私たちの目の前で、準備が進められています。

 目の前で起きていることを、目を見開いて見ているはずなのに、これを認識できないとするならば、見えてはいても、真実が見えない状態、脳が騙されている状態にある、ということです。

 今年、統一教会の信者たちへの洗脳やマインドコントロールが、いかに強力なものであるか、多くの国民が目にし、耳にしてきたはずです。

 中には、なぜあのような見えすいた嘘(地上天国の理想や先祖の因縁等)に騙され、自ら進んで自分の全財産を教団に差し出してしまうのか、理解できない、という人もいたはずです。いくらカルトに洗脳されかけても、自分ならば虎の子の財産を他人に差し出したりしないと。

 しかし、今の日本は、マインドコントロールされて、日本の国土をミサイル戦の戦場として差し出してしまう「カルト信者」のようなものです。日本人にとっては最大のドグマであり、最大の幻想である「日米安保」を、中身を検討せずに盲信し、言われるがままに、自衛隊の指揮権まで差し出してしまっているのですから。

 自分はカルトに騙されない、大事な権利や財産を捧げたりしない、という自信のある方は、こうやって日本の大事な権利が明け渡されていくことに、平気でいられるはずはない、と私は思います。

 あまりにも巨大な災厄は、自らの身にふりかかる時、「信じたくない」という思いが先行して、身がすくんでしまったり、頭がフリーズしてしまうことが、しばしば起きるものです。今、日本の政治家でも、官僚でも、大手メディアでの記者たちでも、事態が目に見えていても、脳がフリーズしてしまっている人たちがたくさんいることを、私は日々実感しています。

 「信じたくない」という思いから、脳がフリーズしてしまっている人々に、「ありもままを見よ! 日本を炎の中に投じるな!」と申し上げたい。日本全国の国民の「脱洗脳」が必要です。

 IWJは、来年も厳しい経済状況にさらされながら、生き残れるかどうかの戦いに挑みます。皆さまのご支援を得て、サバイバルを果たして、日本の国民の「脱洗脳」が進み、日本自体がサバイバルできるように、微力ながら死力を尽くす覚悟です。

 どうぞ皆さま、応援、ご支援のほど、よろしくお願いします。

 岩上安身


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◆中継番組表◆

**2022.12.30 Fri.**

 中継予定はありません。下段に記載の年末年始特設ページから、お好きな時間にハイライト動画を御覧ください。

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◆中継番組表◆

**2022.12.31 Sat.**

 中継予定はありません。下段に記載の年末年始特設ページから、お好きな時間にハイライト動画を御覧ください。

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■激動の2022年も残すところあと2日! IWJは2022年注目のハイライト・記事・日刊記事を集めた年末年始特設ページを開設しました! 年末年始にぜひじっくりと御覧ください! 非会員の方も、会員登録をすればすぐ御覧になれます!

 激動の2022年も残すところ、あと2日になりました。仕事納めの方、年末年始が稼ぎ時の方、社会を回していくためにお休みの取れない方、それぞれに、新しい年を迎えるご準備はお進みでしょうか?

 IWJでは、年末年始2022年12月29日から2023年1月7日(予定)まで、「新春特設サイト」を開設します。

 昨年2022年2月24日のロシア軍のウクライナ侵攻、7月8日の安倍晋三元総理の銃撃事件、事件に続いて政界に激震をもたらした統一教会問題、12月16日に閣議決定された「安保3文書」の改訂と防衛費の倍増…どの事件も出来事も、個人の人権の侵害と、戦争という最大の人権侵害と結びついています。

 「ウクライナ=善vsロシア=悪の二元論で世界を染め上げた米戦略の最終目標はロシアの弱体化・ロシア、ウクライナ侵攻編」、「自民党と癒着し日本を蝕む反日カルト・統一教会編」と2つの主題を中心に、皆さまにぜひみていただきたい今年の岩上安身によるインタビューやIWJ取材・ハイライト、そして日刊記事をまとめました。普段は忙しくてゆっくりインタビュー動画を見る時間がないという方も、ぜひこの機会にインタビュー全編とハイライトを御覧いただければと思います。

 「新春特設サイト」(その1)は、「ウクライナ=善vsロシア=悪の二元論で世界を染め上げた米戦略の最終目標はロシアの弱体化」と題して、岩上安身のインタビュー・IWJ取材記事と、関連する日刊記事をそれぞれまとめました。

 2月24日にロシア軍がウクライナに侵攻した後「ロシア=悪、プーチン=悪魔・狂人」、「ウクライナ=善、ゼレンスキー大統領=世界の自由と民主主義を守る英雄」の善悪二元論が世界のメディア・言論を席巻しました。

 スポーツ界でもロシア選手・ロシアチームの排除が始まり、テニス界の頂点に位置するウインブルドン大会でも、男子シングルス世界ランキング1位のダニール・メドベージェフ選手不在の寂しい大会となりました。

 文化・芸術分野でもロシア勢は排除されました。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の公演で指揮をとる予定だったロシアの指揮者ヴァレリー・ゲルギエフ氏の降板は、世界に衝撃を与えました。

 もちろん、そうした動きばかりではありませんでした。

 日本では、新国立劇場で11月、ロシアオペラの傑作『ボリス・ゴドゥノフ』が、指揮・大野和士氏、演出はポーランド人のマリウシュ・トレリンスキ氏のまさに今日的な演出で上演されるという素晴らしい「事件」がありました。

 YouTubeには、大野氏と、ロシア文学者の亀山郁夫氏、元外交官・作家の佐藤優氏が、ウクライナ紛争が続く中での『ボリス・ゴドゥノフ』上演の意義について語っています。

※オペラ『ボリス・ゴドゥノフ』オペラトーク
https://www.youtube.com/watch?v=mWEZWRZinLc

 日本および西側世界のメディアが「ウクライナ=善vsロシア=悪の二元論」一色に染まる中、岩上安身とIWJはウクライナ紛争の実相をお伝えすべく、善悪二元論から離れ、徹底的に中立の立場に立って客観的に報道・論評を行うことを貫きました。

 西側メディア、ロシアやウクライナのメディア、中国やインドなどの第三国のメディア、政治家、知識人の発言、米国の政策やシンクタンクのレポートなどを幅広く情報を集め、それぞれを付き合わせながら検証を行い、それぞれの時点で最も確からしいと思われる情報をお届けしてきました。

 2022年に岩上安身とIWJが公開したウクライナ紛争の関連コンテンツを一堂にまとめましたので、どうぞ御覧ください。

 また、このウクライナ紛争は、突如、2022年2月24日に始まったわけではありません。少なくとも、2014年のユーロ・マイダンクーデターまでさかのぼる必要があります。そうした「2022年ウクライナ紛争」の「前史」についても、IWJはずっと追いかけてきましたので、蓄積があります。それらもあわせて、ぜひ、御覧になってください。

※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine

1)IWJピックアップ集・2023年新春特設サイト ウクライナ=善vsロシア=悪の二元論で世界を染め上げた米戦略の最終目標はロシアの弱体化【ロシア、ウクライナ侵攻編】2022.12.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/513150

2)日刊IWJガイド2022年総まくり【ロシア、ウクライナ侵攻編】2022.12.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/513189

 「新春特設サイト」(その2)は、「自民党と癒着し日本を蝕む反日カルト」と題して、岩上安身のインタビュー・IWJ取材記事と、関連する日刊記事をそれぞれまとめました。

 7月8日、参議院選挙の只中に、安倍元総理が街頭遊説中に銃殺された事件は衝撃的でした。

 まさにこの日は、岩上安身は、元外務省国際情報局長・孫崎享氏にインタビューを行った日でした。孫崎氏は、インタビュー直前に続々と届き始めたニュースを見て、その場で安倍氏銃撃事件に関する報道がおかしい、不自然だ、と看破しました。山上容疑者の殺害行為の認否も明らかにしないうちに、メディアが揃って「動機は政治信条とは関係ない」とまず打ち出したからです。

 孫崎氏の直感は当たりました。山上徹也容疑者の「動機」をめぐって、統一教会の名前が浮上し、岸田政権だけではなく、自民党という「保守」政党の根幹に関わるような、統一教会との癒着関係が次々と明らかになりました。

 岩上安身は、統一教会の元信者である女性や全国霊感商法対策弁護士連絡会や統一教会問題に精通するジャーナリスト、政治家などに次々とインタビューを行い、IWJも立憲民主党によるヒアリング、大臣会見、全国霊感商法対策弁護士連絡会やジャーナリスト・元信者の会見などをできるかぎりお届けしてきました。

 2022年に岩上安身とIWJが公開したウクライナ紛争の関連コンテンツを一堂にまとめましたので、どうぞ御覧ください。

1)IWJピックアップ集・2023年新春特設サイト 自民党と癒着し日本を蝕む反日カルト【統一教会編】2022.12.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/513154

2)日刊IWJガイド2022年総まくり【統一教会編】2022.12.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/513199

※【IWJウィークリー41号】ウクライナ政変をどう見渡すか(ePub版・PDF版を発行しました!)2014.3.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/129443

※【IWJウィークリー43号】原発立地自治体の苦悩/ウクライナ政変2幕ドキュメント(ePub版・PDF版を発行しました!)2014.3.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/132389

※【IWJウィークリー46号】台湾とウクライナ ~2つの「ひまわり」の明暗/核安全保障サミット衝撃の舞台裏/IWJが追った一週間をダイジェストで振り返る(ePub版・PDF版を発行しました!)2014.4.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/135518

※【IWJウィークリー48号】内戦続くウクライナ東部/福島20km圏内の今(ePub版・PDF版を発行しました)2014.5.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/138728

※【岩上安身のニュースのトリセツ】「世界の戦場」ウクライナ情勢を読み解く マレーシア航空機”撃墜”事件を徹底検証―交錯する各国の主張(IWJウィークリー66号より)2014.10.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/172027

※【岩上安身のニュースのトリセツ】東部ウクライナ避難民の大多数が「侵略者」扱いされているロシアへ逃げこむ!――黙殺を決め込む西側各国の政府・主要メディア(IWJウィークリー67号より)2014.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/172963

※ロックの会「IWJ NIGHT」集団的自衛権、ヘイトデモ、日本のエネルギー戦略で激論 ~藤和彦氏×岩上安身の「ウクライナ問題」詳解も 2014.9.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/167732

■岩上安身のIWJ特報! が、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!

 岩上安身のIWJ特報! が、まぐまぐ大賞2022のジャーナリズム部門で1位になりました!

 まぐまぐ大賞2022は、今年もっとも輝いたメルマガを読者投票とまぐまぐ審査で選出するものです。

 「岩上安身のIWJ特報!」は、昨年の「まぐまぐ大賞2021」のジャーナリズム部門でも第2位に選ばれており、今年ついに1位を獲得しました。

 ちなみに、ジャーナリズム部門の2位以下には、第2位に上杉隆氏「ニッポンの問題点」、第3位に津田大介氏の「メディアの現場」、第4位に神保哲生氏、宮台真司氏の「マル激! メールマガジン」、第5位に山岡俊介氏の「アクセスジャーナル・メルマガ版」と続きます。

※まぐまぐ大賞2022部門別賞
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=journalism&aid=77

 読者のコメントとして、「毎回濃い内容で、国内外の出来事を把握するための貴重な情報源となっています」が紹介されています。

 今年2022年IWJが、1月から11月に発行した「岩上安身のIWJ特報!」をご紹介します。

 1月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、12月に引き続き、10月28日に収録した「岩上安身によるインタビュー第1058回 ゲスト 宇都宮健児弁護士、エコノミスト・田代秀敏氏」から、税制・財政問題について取り上げ、第542号から第545号までを発行しました。

【第542-545号】岩上安身のIWJ特報! 現役の矢野康治財務事務次官が与野党「バラマキ」批判!「このままでは国家財政破綻」と訴えた「矢野論文」の真価とは!?「不都合な真実直視」を言うなら、なぜ累進課税強化を言わない!? 岩上安身による宇都宮健児弁護士、エコノミスト・田代秀敏氏インタビュー「矢野康治財務事務次官による積極財政批判論文」検証編 2022.3.1

 2月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、1月27日に収録した「『この国(日本)には考える場所がない』東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ危機』が同時に迫る!~岩上安身によるインタビュー 第1066回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」から、「ウクライナ・クライシス」の本質に迫っていく部分を抜粋してお届けしました。

【第546-548号】岩上安身のIWJ特報!「この国(日本)には考える場所がない」東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ危機」が同時に迫る!(第1回)岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー 2022.4.1

 3月発行の「岩上安身のIWJ特報!」では、2月に引き続き、ロシアの侵攻開始前の1月27日と31日に収録した「岩上安身によるインタビュー ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」から、「ウクライナ・クライシス」の本質に迫っていく部分を抜粋してお届けしました。

【第549-552号】岩上安身のIWJ特報!「この国(日本)には考える場所がない」東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ危機」が同時に迫る!(第2回)岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー 2022.5.1

 4月は、2月18日収録の「岩上安身によるインタビュー ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」のテキストに詳細な注釈をつけて、第553号から第557号まで5本を発行しました。

【第553-557号】岩上安身のIWJ特報!ウクライナ東部独立は悪? 東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(第3回)岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー 2022.6.1

 5月は、3月3日収録の「ロシア軍侵攻で世界に衝撃! 東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」の前半部分を、第558号(その1)から第560号(その3)として発行いたしました。

【第558-560号】岩上安身のIWJ特報!ウクライナ東部独立は悪? 東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(第4回・前編)岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー 2022.7.1

 6月は、3月3日収録の「ロシア軍侵攻で世界に衝撃! 東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」の後半部分を第561号(その4)から第563号(その6)として発行いたしました。

【第561-563号】岩上安身のIWJ特報!ウクライナ東部独立は悪? 東の「台湾有事」危機と西の「ウクライナ有事」危機が同時に迫る!(第4回・中編)岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー 2022.8.1

 7月は、5月6月に引き続き、3月3日収録の「ロシア軍侵攻で世界に衝撃! 東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)岩上安身によるインタビュー 第1069回 ゲスト 元外務省国際情報局長 孫崎享氏」の後半部分を発行しました。

【第564-565号】岩上安身のIWJ特報!ロシア軍侵攻で世界に衝撃!東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回・後編)岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー 2022.9.1

 また、7月は、今年5月30日に収録した「『長期化するウクライナ紛争~米国の代理戦争の代償』『米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓』(第4回)~岩上安身によるインタビュー第1078回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏」から、後半部分「米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました。

【第566-567号】岩上安身のIWJ特報!「長期化するウクライナ紛争~米国の代理戦争の代償」「米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓」(第4回前半)岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビュー 2022.9.1

 8月は5月30日に収録した「『長期化するウクライナ紛争~米国の代理戦争の代償』『米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓』(第4回)~岩上安身によるインタビュー第1078回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏」から、後半部分「米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて、第568号(その3)から第571号(その6)まで、4本を発行します。

【第568-571号】岩上安身のIWJ特報!「長期化するウクライナ紛争~米国の代理戦争の代償」「米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓」(第4回後半)岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビュー 2022.10.1

 9月は、8月16日に収録した「岩上安身によるインタビュー第1090回 ゲスト 国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏」を、第572号から第574号として発行しました。

【第572号-574号】岩上安身のIWJ特報!「ウクライナ紛争のエスカレーションの背景にあるのは米国によるウクライナへの武器供与!」岩上安身による国際政治学者・神奈川大学教授 羽場久美子氏インタビュー 2022.11.1

 10月は、8月15日に収録した「岩上安身によるインタビュー第1089回 ゲスト 全国霊感商法対策弁護士連絡会 代表世話人 山口広弁護士」を、第575号から第577号として発行しました。

【第575-577号】岩上安身のIWJ特報!統一教会問題「安倍元総理銃撃事件は、『来るものが来たのか』と思った」!岩上安身による全国霊感商法対策弁護士連絡会 代表世話人 山口広弁護士インタビュー 第1弾 2022.12.1

 11月は、9月9日に収録した「岩上安身によるインタビュー第1095回 ゲスト 全国霊感商法対策弁護士連絡会 代表世話人 山口広弁護士」を、第578号から第581号として発行しました。

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■急速な円安は「アベノミクス」の経済的帰結!? 日本はこれからどうなるのか?~12月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、9月16日、26日、10月10日収録の「岩上安身によるエコノミスト・田代秀敏氏連続緊急インタビュー」3回分を抜粋し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員に登録を!!

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※「頑張って働いた分が海外に流出し、働けど働けど暮らしは楽にならず」の日本はこれからどうなるのか!~岩上安身によるインタビュー第1097回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2022.9.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510693

※「急速な円安は『アベノミクス』の経済的帰結!? 安倍元総理の国葬よりも『アベノミクス』の国葬を!」~岩上安身によるインタビュー第1099回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2022.9.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511025

※「円安で日本は『買い負け』、マグロの大トロなんて東京では食べたこともないが、上海で中国人に奢ってもらったという日がくる!?」~岩上安身によるインタビュー第1102回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2022.10.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511372

 田代氏は、日本のGDP(国内総生産)成長率が年率3.5パーセントに上方修正と報じられながら、GDI(国民総所得)が0パーセント(厳密にはマイナス0.03パーセント)であることを報じないのは「大本営発表だ」と批判しました。

 円安に関しては、これまでは「円安になると株価が反発して値上がりする」という公式があったが、今回はそれが効かず、日経平均株価は下がっています。

 その理由を岩上安身が尋ねると、田代氏は、「今の日本の金融市場では、株式も国債も最大取引主体は外国の金融機関。彼らは株価をドル換算する。円安が進めば、ドル換算の株価は安くなるが、『死に体』だと思われている日本の株を買いに来ない」と話しました。

 日経平均などが下がる「株安」、円が売られる「円安」、債券が売られて金利が上がる「債券安」の3つが同時に起きる「トリプル安」を警戒すべき事態ですが、政治家たちは静観の姿勢。田代氏は「彼らは気付いていないのかもしれない」と言います。

 責任者である財務省の神田真人財務官は9月8日、最近の円安進行について「明らかに過度な変動」と危機感を表明していますが、翌9日の岸田総理の発言は、「急激な変化は好ましくない」とマイルドな表現に終始しています。

 しかし、「24年ぶりの安値」と言われている円の価値は、実際には24年前と同じではありません。日本やアメリカの物価変動を考慮しなくてはならず、現在の主な貿易相手国である中国の人民元と円との為替レートも含めて考える必要があります。

 「それらを勘案した実質実効為替レートをみると、現状、円は1970年代の前半。1ドル360円時代の実力しかないんです」と田代氏が説明すると、岩上安身は「360円! 固定相場時代に戻っている」とため息をつきました。

 田代氏は、これから日本が稼ぐ道を冷静に考えなくてはいけないと説き、「中国は(日本の)生産拠点だという考え方を変えること。完全に頭を切り替えない限り、日本はこの蟻地獄から抜け出せない」と指摘しました。

(第583号目次)
◆国民生活に直結するGDI(国民総所得)はマイナス。しかし「GDP成長率3.5パーセント」「コロナ前に回復」だけを報じる記者クラブメディア!
◆もはや通貨危機レベルの円安! アメリカで食べるビックマックは日本価格の3倍に相当!「ジャンクフードなんて言える金額じゃない」
◆急激に進む円安で投資のプロは「日本は死に体」と判断、売りに走る! これこそ緊急事態なのに、政治家は気付いていない!?
◆9月14日に日銀がやったレートチェックは、口先だけで相手を牽制する典型的「チープトーク」だった!

(第584号目次)
◆短期金利が高くなった米国債。目先の利益を追いかけ、設備投資や研究開発投資など長期的な視点が欠ける懸念も!
◆「20数年ぶりの円安」どころか今の円の実力は「1ドル360円時代」。海外旅行がニュースになった半世紀前に戻ってしまった!
◆インフレと円安で「行きはよいよい、帰りは怖い」。これはアベノミクス初期にわかっていたこと。引き返す道は通り過ぎた?
◆物価高で仕入れ値も高騰! 商品に価格転嫁できなければ、売れてる店でも突然閉店。大倒産時代がやって来る!?

(第585号目次)
◆「中国は生産基地」という古い頭を切り替えて、最高に付加価値の高いものを、最大貿易相手国の中国に売る。これが日本の稼ぐ道!
◆景気縮小と物価上昇が重なるクライシス! このままだと「岸田スタグフレーション」に突入か!?
◆「日本円は最強」という過去のイメージは捨て、ドル、ユーロ、中国人民元、インドのルピーなど複数の外貨で資産形成を!

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、六反田千恵、尾内達也、前田啓、中村尚貴)

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