┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~<インタビュー報告>「統一教会って、要するに、正体がそもそもないんじゃないか。名前でも教義でもいくらでも変えるカメレオンのよう」と前川氏がバッサリ!「岸田改造内閣も旧統一教会による『汚染』をまったく拭えず! オウム以来の反社会カルトに対して文化庁宗務課ができることは? 岩上安身による元文科事務次官 前川喜平氏インタビュー」をお送りしました!
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┠■【中継番組表】
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┠■萩生田政調会長は旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)のセーフガード!? 鈴木エイト氏の注目発言! 旧統一教会は、安倍晋三元総理暗殺後という新局面で、政治家コントロールとメディア・コントロールを、同時に行い始めた!
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┠■<IWJ取材報告1>生前位階を受けていない安倍氏の業績に異議!~8.22 安倍元首相の「国葬」中止を求めるアピール賛同署名開始の記者会見―登壇:稲正樹 元国際基督教大学教授、五野井郁夫 高千穂大学教授、清水雅彦 日本体育大学教授ほか
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┠■<IWJ取材報告2>「原告本人の意見陳述」と「大法廷での裁判」を求める署名が8月23日現在で6395筆!! 311被曝の被害者である原告本人の苦しみの声をより多くの人々に届けるために!! ~8.23「311子ども甲状腺がん裁判」署名提出後の記者会見
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┠■8月1日からIWJは、第13期のスタートを切りました! 第13期の今も、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください! ご寄付の月間の目標額は、今期は390万円としました! ご支援をよろしくお願いします!
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┠■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。
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┠■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。
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┠■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円から、能力・実績に応じて昇給します。
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┠■【スタッフ募集・動画班】大臣会見やシンポジウムなどの取材と中継、撮影した動画の編集を行うスタッフを募集します。PCによる動画の編集作業の基本ができる方を特に優遇し、最優先で募集します! 経験が少なくとも、意欲ある若い方、研修を受ければ習熟していけるとの自信や情熱がある方も歓迎です!
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┠■【インターン(短期の方は無給実働なし研修見学のみ・中長期希望の方は実働、報酬あり)募集】IWJでは、テキスト班・パワポ作成担当班・動画班・WEB班など各部署で、ご本人の希望と適性を見た上での部署で、夏休み期間中に研修したり、働いていただいたりするインターンを募集しています。
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■はじめに~<インタビュー報告>「統一教会って、要するに、正体がそもそもないんじゃないか。名前でも教義でもいくらでも変えるカメレオンのよう」と前川氏がバッサリ!「岸田改造内閣も旧統一教会による『汚染』をまったく拭えず! オウム以来の反社会カルトに対して文化庁宗務課ができることは? 岩上安身による元文科事務次官 前川喜平氏インタビュー」をお送りしました!
おはようございます。IWJ編集部です。
8月24日午後6時半から、「岸田改造内閣も旧統一教会による『汚染』をまったく拭えず! オウム以来の反社会カルトに対して文化庁宗務課ができることは? 岩上安身による元文科事務次官 前川喜平氏インタビュー」を、IWJ事務所からお送りしました。
前川喜平氏は、1979年に文部省入省し、1997年に文化庁宗務課長を務め、2016年6月に文部科学省事務次官に就任しました。1997年に宗教法人を所轄する文化庁宗務科長だった前川氏は、旧統一教会が家庭連合へと名称の変更を希望していたことに対し、「『認証できないので、認証の申請は出さないでください』と伝え、教団側に納得してもらった」と証言していました。
※前川氏「統一教会名称変更に下村大臣の意志が働いたのは100%間違いない」! 報告記録など確認要請!~8.5 立憲民主党(野党合同)国対ヒアリング―内容:旧統一教会と政府与党の関係について、前川喜平氏、文部科学省より 2022.8.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509321
インタビュー冒頭、岩上安身は、岸田文雄総理の後援会長が統一教会系団体の議長だったとする『週刊文春』の24日のスクープを取り上げました。
「2020年7月31日。総裁選出馬を目指す岸田文雄政調会長(当時)は、熊本県を訪れていた。自身の後援会『熊本岸田会』の発足式に姿を見せたのだ。地方での知名度不足が課題だった岸田氏にとって、党員票の掘り起こしは急務。中でも熊本は重点県(中略)弱点でもある保守層が強い地域だからだ」
『週刊文春』は、熊本岸田会の貢献もあり、岸田氏は熊本で、河野太郎氏を抑えて1票を得た、と指摘しています。熊本岸田会の会長は、崇城(そうじょう)大学の中山峰男学長です。中山氏は、統一教会が進める「日韓トンネル熊本会議」の議長を2011年から務めている、と『週刊文春』が指摘しました。
※岸田首相後援会長は統一教会系団体の議長だった(週間文春デジタル、2022年8月24日)
https://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun/blomaga/ar2116639
この『週刊文春』の指摘を受けて、中山氏は、熊本市で記者会見を開き、「団体と旧統一教会に関係があると思っていなかった」として、報道を受けて議長を辞任したことを明らかにしました。
※旧統一教会の関連団体と認識せず 岸田首相の熊本県後援会長(京都新聞、2022年8月24日)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/864508
前川氏は、「統一教会は正体を隠してアプローチしてくるので、『知らなかった』と言われればその可能性もある」と認めつつも、「『知らなかった』という言い訳は通用しないのではないか」と述べました。
前川氏「統一教会の関連団体であるということを隠してアプローチされたら。しかも、いろんな名前を使い分けてくるから、新しい(団体の名前)をどんどん使いますからね。
趣旨そのものが世界平和だとか、スポーツイベントもやってましたからね。サッカーだとか自転車競技だったりだとか。そういうふうに、正体を隠してアプローチされたら、お付き合いしちゃうっていう危険性はあるかもしれません。
だから私は、中山さんが本当にあの関係があると思っていなかったのか、あるいはうすうす知ってたのか、ちゃんと知ってたのか、その辺は分かりませんし、岸田さんもどの程度まで認識だったのか分からないですけど。
ただ、岸田さんは総理総裁になろうという人なんですから。自民党の中にも、しっかりとした組織があると思うんですよね。この『国際ハイウェイ』っていう団体が実は統一教会なんだっていう、そのくらいのことはわかるはずだと思うんですよね。
本当に知っていたか、知らなかったはともかくとして、『知らなかった』という言い訳は通用しないんじゃないかと思いますけどね」
岩上「そうですよね。こういうことも含めて追及が厳しくなっていくと思います」。
岩上は、岸田総理は就任以来、70%以上の高い支持率を誇ってきたが、この統一教会問題以降、36%にまで落ちたことを指摘しました。岸田総理は8月10日に、統一教会との関係を見直すことを条件に内閣改造を行いましたが、その後、新たに任命した閣僚や党役員から、統一教会との関係が明るみに出て、支持率は急降下しました。岸田総理は改憲についても意欲的な姿勢を見せていましたが、低支持率で、しかも自民党の改憲案は統一教会=勝共連合がかねてより推し進めてきた内容であることも、一般に知れ渡り、行方が怪しくなりました。
岩上「このあと、改憲をやるんだ、とまで言ってたんですけど。その改憲というもの自体も、統一教会の看板で、もうこれをやれ、あれをやれと自民党に後押ししてきた訳ですよね。どうなると思いますか?」
前川氏「まあ、統一教会が自民党の改憲勢力の裏側にいた黒幕なんだ、とまでは思いませんけれども」
岩上「しかし、背中をしてきた応援団というのは間違いないですよね」
前川氏「背中押してたんでしょうね」
岩上「選挙も手伝ってまで」
前川氏「私は、統一教会が自民党のその右翼的な人たちに迎合して調子をあわせてたんだろう、というふうに見ているんですけどね。
改憲にしても、特に24条の改正とか。家族を大事にするとか、家族は基礎的な単位だとか。こういう考え方は、やっぱり統一教会の元々の考え方に近いと思います。やはり、家父長制的な考え方が元々統一教会にはあると思うので、そういうところは一致する部分はあると思うんですよね。
ただ、選択的夫婦別姓に反対するっていうのは、統一教会として筋が通らないな、と。韓国はもともと別姓なんだから。だったら、韓国で同姓にしろという運動するんだったら筋が通るけど。
だから、私は、安倍さんを中心とするような、自民党の極右的なグループの人たちに調子をあわせてたんじゃないか、そういう部分があるんじゃないかという気がしてならないんですけどね。
むしろ、宗教右派っていう意味では、日本会議やその構成団体となっている神社本庁のほうがずっと力が強いし、実際の影響力大きいと思うんですけどね。神社本庁と統一教会が呉越同舟で一緒に乗っているような感じがあるけれども。実際には水と油みたいな関係だと思うんですけどね」
岩上「その辺、どの程度の水と油なのか分からないですよね。呉越同舟のような、気持ちの悪い…」
前川氏「統一教会って、要するに、正体がそもそもないんじゃないかと。いくらでも名前を変えられるし、主張もいくらでもこう変えても、屁とも思わないというところなんじゃないかと思いますね。私は、カメレオンみたいなものだと思っているんですけども。名前も主張もいくらでも変えて、いろんな人を取り込んでいく」
岩上「その人をオルグする能力と、オルグした人を抱え続けるキープ力、そして、その人間たちを働かせて行く奴隷労働力のような人の駆使の仕方、それによって金を得る資金力。
それに、マンパワーですよね。選挙の時に日本会議や神道政治連盟が、どれだけ人をボランティアで動かせられるか。いることはいるでしょうけれども。圧倒的に統一教会の人間の方が、10万人足らずとは言っても、ものすごく献身的に動いたんじゃないかということは、いろんなところで聞くところではあります」。
岩上は、今、統一教会に注目が集まっているきっかけとなった安倍元総理銃撃事件についての受けとめをおうかがいしました。前川氏は、「これは、もちろん許されない行為だし、安倍さんに対しては非常にお気の毒だっていう気持ちを私も思います」と前置きをして、法治国家としての国家の責任が果たされていないことが、事件につながったのではないかという見方を示しました。
前川氏「日本は法治国家であって、反社会的な、あるいは公共の福祉を害するような行為をする団体があれば、それは法によって取り締まられなければいけないし、法を適用して犯罪を犯罪として摘発するのは、刑事司法、国家権力の責任なんですよね。私はそこの責任が果たされていなかったから、こういう私的制裁の挙に出る人間が出てきちゃったんじゃないかと。
こういう反社会的な団体をいわば野放しにしていたというところに問題があったんじゃないか、と思いますね」。
前川氏は、「近代国家としての、法治主義が破綻してるんじゃないか」と指摘しました。
岩上「秋葉原での無差別殺人事件と重なるようにして語られて。色々と、経済的に恵まれない状態、不況が背景にもあり、そういうときにやけくそになった人は『無敵の人』になる、と。『無敵の人』というキーワードが浮かんで、薄い社会学的な解釈で、こういう人はいくらでもいるんだ、みたいな。統一教会という特異性とか、山上容疑者が持った義憤みたいなものを薄める形で解釈されたりしてるんですけど。
秋葉原の事件を起こした加藤被告の心情と、この山上容疑者がターゲットを定めて制裁に乗り出すといった行動には相当の距離があるのではないかなと。『無敵の人』で、何もないからヤケのやんぱちができるという論理ではないと思うんですが」
前川氏「私もそこは一緒にはできないんじゃないかと思いますね。やはり、統一教会っていう存在抜きには説明できない犯罪だと思います」。
前川氏の2020年12月1日のツイート「1997年に僕が文化庁宗務課長だったとき、統一教会が名称変更を求めて来た。実体が変わらないのに、名称を変えることはできない、と言って断った」から、統一教会の名称変更問題が浮上しました。
※前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)@brahmslover(ツイッター、2022年12月1日)
https://twitter.com/brahmslover/status/1333616540160167938
このツイートは、本田由紀氏の引用ツイートに対するコメントだと、前川氏は述べました。
「hbol.jp/184068『下村と統一教会との関係を調べると、同教団系の日刊紙『世界日報』に直近の2年間で3回もインタビューや座談会記事が掲載されており、同紙の月刊誌『Viewpoint』にも転載されていた』」
※本田由紀@hahaguma(ツイッター、2022年12月1日)(元記事、hbol.jp/184068、は現在アクセスできず)
https://twitter.com/hahaguma/status/1333561858494590976
「『教団名変更に至った策動について、教団内では下村とつながった木下義昭・世界日報社長ルートと、萩生田光一とつながった太田洪量・国際勝共連合会長のルートとのせめぎ合いがあったという…いずれにしろ、統一教会が政治家工作によって名称変更に漕ぎ着けたことに違いはない』」
※本田由紀@hahaguma(ツイッター、2022年12月1日)
https://twitter.com/hahaguma/status/1333562071103860736
前川氏はこれらのツイートを見て、「私も2015年の名称変更を経験してたので、その裏にはこういう動きがあったのか? と、思って。それに追加の情報を加えて、ツイートしました」、と説明しました。このツイートが多くの人の注目を集め、前川氏を批判する声も含めて議論が沸き上がりました。
前川氏は、「名称変更は、宗教法人法でいえば、規則の変更」にあたると説明しました。規則の変更には、所轄庁の認証が必要です。所轄庁は監督庁とは違って「監督という行為はしない」が、「見守って面倒見る」といいます。具体的には「規則に書いてあることが実態と一致しているということを確認する」作業だということです。
前川氏「1997年当時、宗務課に統一教会が名称変更したいと言って事前相談に来たわけですけれども。この団体は、通称『統一教会』ですけども、正式名称は『世界基督教統一神霊協会』という名前で、名前がその教義も表しているんです。世界のキリスト教を統一するって言ってた訳ですよ。『ユニフィケーション・オブ・ワールド・クリスチャニティ(Unification of World Christianity)』って言って、『世界のキリスト教を我々が統一する」と。そういう協会(association)なんだと。
(この団体は)世界基督教統一神霊協会、通称統一教会という名前でずっと宗教活動をしてきているし、信者を獲得してきているし、社会的にも認知されているし、その名前で、名指しされて、訴訟が残っていると。
そういう社会的な存在として見た場合に、この団体の名前はやっぱり依然として統一教会であり、正式名称は世界基督教統一神霊協会である。それを変えるわけにはいかないでしょう、実態と違うことを規則に書くことはできないんだということで。
この時点(1997年)では、どういう風に対応したかといえば、『申請を出されても認証はできませんよ』という見通しを伝えて、『だったら、もう、申請しない方がいいんじゃないですか?』というセッションをすることによって、統一教会側が納得して引き下がってくれた。統一教会は自らの判断で申請を出さなかったってことなんですね。確かに我々が働きかけをしたということが前提にありましたけれども」
前川氏は、「規則変更の認証の申請が出された場合に、必ず認承しなければいけないっていう法律にはなってません。認証する場合と認証しない場がある」と説明しました。
前川氏「宗教法人法に照らして、宗教法人法に適合しないと考える理由があれば、これは認証しないっていう道があるわけです。ただ、認証しない場合には宗教法人審議会に諮問して、その意見を聞かなきゃいけないという手続きがあるんですけどね」
前川氏は、仮に統一教会側が申請を出していれば、宗教法人審議会に諮問することになったと思うが、1997年の時点では統一教会側が申請をそもそも出さなかったと説明しました。
しかし、第2次安倍政権時代、2015年に下村博文文科大臣のもとで、統一教会の名称変更が受理され、統一教会は、「世界平和統一家庭連合」に名称を変更しました。前川氏は、2015年には文部科学審議官だったと述べています。
前川氏「私は、この2015年の時点では文部科学審議官っていうポストだったんですね。大臣の下には三役として副大臣とか政務官がいますが、実際には大臣の直近の部下は事務次官です。事務次官の下にいるのが文部科学審議官なんですね。だから大臣から数えてナンバー3、事務方で言えばナンバー2。そういうポストです。
その時に当時の宗務課の課長が、『統一協会の名称変更を認証しようと考えている』っていう話を私のところに言いに来たんですね。私の了解を求めてきたんだけど。私は『それは了解できないぞ。これは認証すべきではないと、97年以来そうなってるじゃないか、そういう考え方じゃないのか、と。そういって認証すべきではないという私の考えを伝えたんですが」
岩上「97年時点での判断もあり、2015年時点でも、特段、統一教会が反社会性を失ったとか、大きな変化があったわけではない、変わらないと」
前川氏「変わらない、と。やはり、統一教会という名前で社会的に認知されているし、訴訟も継続してあった訳です。だから、やはり、この団体は統一教会として、つまり、世界基督教統一神霊協会として存在しているのであって、その名前を全部捨ててしまって、世界平和統一家庭連合なんて似ても似つかない名前にしてしまうと実態とあわないじゃないか、と。97年当時も2015年当時も同じだったと私は思っていますけどね」
しかし、結果的に、名称変更は認証されてしまいました。どこで、認証が進められたのでしょうか。
前川氏「(大臣から数えてナンバー3、事務方で言えばナンバー2のポストにある)私の考えを、オーバーライドできるのは大臣と事務次官しかいない訳なんですね。だから、大臣と事務次官の間でこれは認証するって決めたんだろうなと思います。何らかの政治的な圧力が働いたことは間違いない、と思っています。
ただ、その政治的な圧力がどこから来たのかっていうのは、私には今でも分かりません。下村大臣自身が『やれ』とおっしゃったのか、あるいはその官邸の誰かから、総理とか官房長官から言ってきたのか。あるいは自民党の中の有力な政治家から、『ぜひ、これは認証するよう指導してくれ』と圧力がかかったのか」。
下村博文氏は、「決裁をしたのは文化庁の文化部長」であり、自分自身は「まったく関わっていない」と主張しています。下村氏の主張は「ありえない」と、前川氏は、文部科学省内の指揮命令系統について、詳しく説明しました。
前川氏「文化庁の宗務課長の上に文化部長がいて、文化部長の上には文化庁次長がいて。次長の上には長官がいるんだけれども、文化庁長官自体はお飾りのようなもので、行政責任を負えないような人たちがなってるわけですよ。文化庁次長の実質的な上司は事務次官なんですね。で、事務次官の上が大臣ですから。
文化部長、次長、事務次官、大臣とつながっているラインがあって、その中で意思決定が行われていたと思います。
(文部科学審議官である)私はそのラインからは、ちょっと外れているんですよね。了解を求めておかないとマズいぞっていう程度で、私のところに話が来て、私はノーって言ったけども、最終的にはイエスという、認証するという結論になってしまった訳です」
岩上「でも、ナンバー3の方がノーと言っていて、ラインから外れているとは言っても、ノーと言っているのを覆せるというのは、いくらラインがあるといっても、文化庁の次長以下(のポジションの方々)でなし得る決断なのか。やっぱり頭の上の次官か、下村大臣か」。
前川氏の説明を聞くと、やはり名称変更の認証は、下村大臣と事務次官レベルで決定されたと考えないと筋が通りません。
前川氏「しかもこれ、大臣の名前でやる行為ですから。宗教法人法上の所轄者は文部科学大臣なんですよ。この名称変更を認証するのも、しないのを決めるのも法律上は文部科学大臣なんですから」
岩上「(文化部長が決裁したと下村氏が主張しても)内規上、ルーティンとなっている認証を文部科学大臣の意思決定を下の者に任せているだけであって、前例踏襲でつつがなく、それでいいだろうと。しかし、変更しますよ、いかがですか、大丈夫ですかっていったときに、『あなた責任とれますか』という意味ですよね」
前川氏「これは役人だって、自分たちだけで決められないですよ。これはもう確実に大臣の意向を確認するでしょう。だからその時点で、下村さんは彼の意思表示をしていなければおかしいわけで。『いや、自分は関係ない』とは、到底言えないと、私は思いますけども」
岩上「下村さんを文部科学大臣に任命したのは、これは安倍総理。安倍さんになるわけですから、その時に『しっかりやってくれよ』っていう、『前から懸案になっている、この名称変更のことも頼むよ』って、言っていた可能性ってあるんでしょうか?」
前川氏「可能性と言いますけど、それは私は確たる証拠を持ってませんが」
岩上「例えばこの問題が来た時に、下村さんが自分で判断するんじゃなくて、いったん官邸、安倍さんの意向を聞いて『やってくれ』っていうのを受けて、ハンコを押す、そういうこともあり得ますか?」
前川氏「それも私は確証を持ってませんが、その可能性はあると思いますね」。
この後インタビューでは、2015年の名称変更が、統一教会との関係が明らかになった時に、政治家たちが「名前が違っていたので、旧統一教会と同じ団体だと気付きませんでした」(元法相の森雅子首相補佐官の言葉)などと弁明する口実になっていること、今後日本で「反カルト法」をつくっていく必要性、旧統一教会に対して解散命令を出すための要件や可能性などについてお話をうかがいました。
ぜひ、IWJの会員となって、全編動画を御覧ください。
※冒頭オープン【8/24 18時30分頃~ライブ配信】岩上安身による元文科事務次官 前川喜平氏インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=tHpee4ffS8Q
統一教会を今後どうすべきか、問題提起と議論をしている、北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授へのインタビュー、全国霊感商法対策弁護士連絡会 代表世話人 山口広弁護士へのインタビューもぜひ御覧ください。
※統一教会問題「安倍元総理銃撃事件は、『来るものが来たのか』と思った」! ~岩上安身によるインタビュー第1089回 ゲスト 全国霊感商法対策弁護士連絡会 代表世話人 山口広弁護士 2022.8.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509526
※「統一教会を今後どうするのかということに収斂しない議論は意味がない」~岩上安身によるインタビュー 第1086回 ゲスト 北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授 2022.8.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509208
※「日本国自体が統一教会の被害者、自民党政治家等が開き直ることで被害が拡大」! ~岩上安身によるインタビュー 第1083回 ゲスト 北海道大学大学院文学研究科・文学部 櫻井義秀教授 2022.7.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509116
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◆中継番組表◆
**2022.8.25 Thu.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2022.8.26 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動(スタンディング)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5
「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
ロシア・ラブロフ外相インタビュー(第3回)バイデン政権は「民主主義サミット」で「反国連」を設立! ウクライナの停戦提案を米英が後退させた! ウクライナ代表団はゼレンスキーにロシア側提案を見せなかった!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509780
生前位階を受けていない安倍氏の業績に異議!~8.22 安倍元首相の「国葬」中止を求めるアピール賛同署名開始の記者会見―登壇:稲正樹 元国際基督教大学教授、五野井郁夫 高千穂大学教授、清水雅彦 日本体育大学教授ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509741
翻訳者キリチェンコ氏が語る秘話「ずっと『原爆の世界』の中に生きて体調も悪くなり、一回入院して、でももう離れられなくなった」~8.13 第十九回平和祈念集会『原爆の子』ロシア語版の今日的意義
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509509
【号外】米国のジャーナリスト、ロバート・パリー氏による旧統一教会の最暗部追及の報道シリーズ第2回(その1)!「反共」を看板の文鮮明の本質はビジネスを超えたコリアン・ナショナリズムだった!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509807
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■萩生田政調会長は旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)のセーフガード!? 鈴木エイト氏の注目発言! 旧統一教会は、安倍晋三元総理暗殺後という新局面で、政治家コントロールとメディア・コントロールを、同時に行い始めた!
東京新聞の望月衣塑子記者がキャスターを務めるYouTube番組「ARC TIMES」の8月23日配信で、ジャーナリストの鈴木エイト氏がゲスト出演し、注目すべき発言を行いました。
※● The News ○ 統一教会問題 萩生田氏ら自民の「不自然」説明を検証する<「教団隠し」、説明転々、矛盾も次々>【鈴木エイト/ 望月衣塑子/ 尾形聡彦】(20:10から、ARC TIMES、2022年8月23日)
https://youtu.be/E7lFbiEjnVo
現在、週刊誌やワイドショーなどを中心に、旧統一教会との深くて長い関係を批判されている自民党の萩生田光一政調会長について、元信者だけでなく、現役信者からも、証言が出てきている現状を聞かれた鈴木エイト氏が、次のように答えているのです。
望月衣塑子記者「こういう信者の声とか萩生田さんが関係は一切断ちますかというぶら下がりに対して、適切に対応していきたい、決して切るとは言わない。今、いろんな方たちの発言が出てくる中で、現役の信者さんが1990年代、つまり、八王子市時代からすでに統一教会の人達は応援してたのだというような一部表現が出てると。これをエイトさんから見ると、このこれは、あの元ではなくて現役の信者さんってことですね」
鈴木エイト氏「八王子市議時代から関係があったというこの現役の信者がインタビューで答えてるんですね。これちょっと裏はちゃんと読まなきゃいけないなと思っていて、この現役な信者がそういう自由な発言するってことは大抵ありえないんですよ。教団のコントロールのもとに発言している」
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■<IWJ取材報告1>生前位階を受けていない安倍氏の業績に異議!~8.22 安倍元首相の「国葬」中止を求めるアピール賛同署名開始の記者会見―登壇:稲正樹 元国際基督教大学教授、五野井郁夫 高千穂大学教授、清水雅彦 日本体育大学教授ほか
2022年8月22日、午後2時より、東京都千代田区の衆議院第一議員会館にて、安倍元首相の「国葬」中止を求めるアピール賛同署名開始の記者会見が開催されました。
署名の呼びかけ人として会見に登壇したのは、専修大学の石村修名誉教授、高千穂大学の五野井郁夫教授、日本体育大学の清水雅彦教授、東海大学の永山茂樹教授の4名です。
会見では4名それぞれが安倍元総理の「国葬」が中止されるべき理由を語り、上野千鶴子氏ら、その他の呼びかけ人からのメッセージが掲載された資料も配布されました。
7月22日に閣議決定された安倍元総理の「国葬」(9月27日実施予定)に対して、多くの疑問・反対の声が上がっています。
反対の理由はいくつかあります。
まず、個人の葬儀を国が行うための根拠法がないこと。次に、特定個人の葬儀費用を税金で執行することは、法の下の平等、思想・良心、信教、表現の自由を侵害すること。
そして、安倍氏の政治的な業績に対する評価が定まっておらず、むしろ、「行政の私物化」や「国会軽視」などの点については、いまだに、厳しい批判にさらされていることなどです。
政治学者である五野井教授は、安倍元総理が亡くなったことで「従一位」の位階を受けたが、最後の国葬となった吉田茂は「正三位」、国民葬の佐藤栄作は「従四位」、内閣・自民党の合同葬だった中曽根康弘は「従六位」を、それぞれ生前に授与されていたと述べた上で、次のように語りました。
「生前に位階を授かったということが、この国においては、一番わかりやすい政治の業績です。
そして、安倍元首相においては、その業績がありません。明確です。私が言っているのではなく、国が決めている基準です。
国が決めている基準として、生前に業績がなかったことが明々白々なんです」。
五野井教授は「国が冷静に判断した業績として、位階が安倍さんにはありません」と述べ、閣議決定に法的根拠がないこととあわせて「まず、『業績がない』、そして、もうひとつ、『法的根拠がない』、という、薄弱どころか、両方ともないんですね。ないものについて、我々の税金を使うというのは、やはり、いかがなものかと思っています」と語った。
五野井教授は、「コロナ禍で炊き出しに並んでいる人もまだたくさんいる」と指摘し、「国のためを思うのであれば、生きてる方、今苦しまれている方のために使うべきではないでしょうか」と訴えた。
詳細は、ぜひ全編動画を御覧いただきたい。
※生前位階を受けていない安倍氏の業績に異議!~8.22 安倍元首相の「国葬」中止を求めるアピール賛同署名開始の記者会見―登壇:稲正樹 元国際基督教大学教授、五野井郁夫 高千穂大学教授、清水雅彦 日本体育大学教授ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/509741
■<IWJ取材報告2>「原告本人の意見陳述」と「大法廷での裁判」を求める署名が8月23日現在で6395筆!! 311被曝の被害者である原告本人の苦しみの声をより多くの人々に届けるために!! ~8.23「311子ども甲状腺がん裁判」署名提出後の記者会見
2022年8月23日、午後1時30分より、東京都千代田区の衆司法記者クラブにて、「311子ども甲状腺がん裁判事務局」の主催により、「311子ども甲状腺がん裁判」署名提出後の記者会見が開催されました。
福島第一原発事故により、大量放出された放射線によって被曝し、甲状腺がんを発症した若者ら6人が、東京電力に損害賠償と救済を求める「311子ども甲状腺がん裁判」は、来月9月7日に第2回口頭弁論を迎えます。
それに先立ち、「原告本人の意見陳述」と「大法廷での裁判」を求める署名を提出することになりました。このたびは、その報告のための記者会見です。
会見冒頭、弁護団・事務局長の北村賢二郎 弁護士は、署名提出の経緯を以下のように説明しました。
「我々弁護団も、法廷の中では、『原告本人の意見陳述を聞いて欲しい』というのは、もう初回から伝えていることです。
この問題は、被害者本人、原告本人の苦しみ、どういう思いをしてきたのかということは、本人の声を直接聞くのが、我々としては、極めて重要なことだと考えています。(中略)
我々弁護団とは別に、原告とその支援団体の皆さまが呼びかけをして、今回、『原告本人の意見陳述』と『大法廷での裁判』を求める署名が、全部で6395筆(※)、集まりました。今日これを提出しに行く予定です。
※311子ども甲状腺がん裁判の原告全員の「意見陳述」と「大法廷」での弁論を求めます!(change.org)
https://www.change.org/p/311%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E7%94%B2%E7%8A%B6%E8%85%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E8%A3%81%E5%88%A4%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%91%8A%E5%85%A8%E5%93%A1%E3%81%AE-%E6%84%8F%E8%A6%8B%E9%99%B3%E8%BF%B0-%E3%81%A8-%E5%A4%A7%E6%B3%95%E5%BB%B7-%E3%81%A7%E3%81%AE%E5%BC%81%E8%AB%96%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99
『大法廷』というものも、第1回目の弁論については、112席ある法廷で裁判が行われました。この『311子ども甲状腺がん裁判』は社会的にも非常に関心が高いものなんですけれども、第2回以降は52席の806号法廷で行われる予定です。
で、弁護団・原告としても、やはり、できるだけ多くの方に関心をもっていただく必要があるし、メディアの方にも聞いてもらいたいので、『大法廷での裁判』も求めていくところです」。
北村弁護士の報告を受けて、会見に出席した原告(原告3)の女性が今回の署名活動についてコメントしました。
「このたびはお集まりいただき、ありがとうございました。北村弁護士から説明があったように、『大法廷での原告全員の意見陳述』を認める署名を集めています。
原告6人それぞれが、自分の言葉、そして声で、裁判官にしっかりと気持ちを伝えたいというふうに願っています。原告6人の被害の実情は、本当にそれぞれあります。
大学をあきらめたりとか、仕事をあきらめたり、夢をあきらめたりしている子たちもたくさんいます。
そして、再発したり、転移をして、今もなお苦しんでいる人たちがたくさんいます。
なので、この署名に参加してくださった人たちの力を借りて、大法廷での意見陳述をお願いしたいと思っております」。
原告女性は、質疑応答の中でも、次のように発言しました。
「この裁判に参加する頃は、自分の辛かった経験だったりとか、気持ちを他の人に話すことはほとんどない状況でした。
最初、原告6人と顔を合わせてから、期日までの2ヶ月の間で、その間でも原告同士で自分の苦しかった話だとか、つらい気持ちを話すことは正直なかった状況でした。
ですが、今回、原告2番さんの意見陳述を、2ヶ月かけて原告2番さんが自分の苦しみとしっかり向き合って言葉にして、今回裁判官に直接声を届けたことをきっかけに、同じような境遇の人たちの気持ちを知ることができて、原告同士も自分の気持ちを語れるようになってきました。そういうことがありました」。
裁判の今後の日程については以下のとおりです。
・第2回口頭弁論 2022年9月7日(水)14:00~ 東京地裁
(日比谷コンベンションセンター大ホールで報告集会[予定])
・第3回口頭弁論 2022年11月9日(水)11:30~ 東京地裁
・第4回口頭弁論 2023年1月25日(水)11:30~ 東京地裁
記者会見の詳細についてはぜひ、全編動画をご視聴ください。
■8月1日からIWJは、第13期のスタートを切りました! 第13期の今も、IWJへの会員登録と、ご寄付・カンパでIWJをご支援ください! ご寄付の月間の目標額は、今期は390万円としました! ご支援をよろしくお願いします!
おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
第12期の収支につきましては、7月31日時点で、残念ながら299万2676円のマイナスとなりました。第12期最後の7月31日まで、ご寄付・カンパの呼びかけにこたえてくださった皆さまに、私、岩上安身とIWJスタッフ一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
第12期の最終的な収支につきましては、9月末までに経理が決算報告書をまとめ、監査を受けてから税務署に提出します。その結果は、この日刊IWJガイドやIWJのサイト上でご報告いたします。
第12期が仮に最終的に赤字となっても、休むことなく、IWJは8月1日より、新たな第13期のスタートを切っています。
今期も、IWJにとってはまだまだ険しい道のりが続くと思われます。
今期は、支出をさらに減らした緊縮予算にします。スタート月の8月も半ばに差し掛かりましたので、現状をご報告いたします。
今期8月1日から24日までのご寄付額は75万7000円となっております。ご寄付いただきましたみなさま、厚く御礼申し上げます。
第10期の月間目標額は、450万円でした。第11期も、450万円でした。
前期の12期の月間目標額は、420万円で、途中4月から400万円に下げました。
今期は、さらなる支出の引き締めをして、ご寄付・カンパのお願いの目標額を390万円とさせていただくことになりました。今月も3週間が過ぎて、月末まで本日25日を含め残り1週間となりました。390万円の目標額に対し、達成率は現時点で19%です。目標額を引き下げて、なお未達が続き、結果として赤字になってしまうことは、なんとしても避けたいと思います。
毎月、月間目標額に到達するよう、ご寄付・カンパによるご支援を、よろしくお願いいたします。
すでにお伝えしている通り、私、岩上安身は、キャッシュフローが足りなかったIWJに対して約1000万円を貸していますが、まだ全額返済されてはいません。
個人として、IWJを経済的、物理的に底支えするのは、もはや限界です。これ以上は、私、岩上安身個人の力だけではいかんともしがたい状況です。
どうかIWJ会員の皆さま全員のお力で、IWJをお支えください!
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
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店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
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どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
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入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。
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■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。
ご応募の資格は、第一に穏やかな性格で明るく協調性のある方。第二にトラブルなく対外的な交渉をできるコミュニケーション能力の高い方。第三にPCスキルがある方です。時給は1200円から、仕事の習熟に伴って昇給していきます。
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■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円から、能力・実績に応じて昇給します。
テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任をもって携わっていただける方を募集します。時給は1500円です。雇用形態はアルバイト又は契約社員からのスタートになります。正社員登用の途もあります。業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。
パワポ作成には、書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集します。
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■【スタッフ募集・動画班】大臣会見やシンポジウムなどの取材と中継、撮影した動画の編集を行うスタッフを募集します。PCによる動画の編集作業の基本ができる方を特に優遇し、最優先で募集します! 経験が少なくとも、意欲ある若い方、研修を受ければ習熟していけるとの自信や情熱がある方も歓迎です!
動画班で、大臣会見やシンポジウムなどの中継・取材を行い、撮影した動画へのスーパー挿入やハイライトの作成等の動画編集を行うスタッフを募集します。
PCによる動画の編集作業の経験がある方を特に優遇し、最優先で募集します。
経験が少なくとも、意欲ある若い方、PC操作やカメラの撮影にも、研修を受ければ習熟していけるとの自信や情熱がある方も歓迎です。もちろん、必要な研修はIWJ内にて教えていきます!
時給は経験・ノウハウのある方ならば1300円から、能力・実績次第で昇給します。超過勤務の残業手当や深夜業務による手当は法にのっとった割り増し残業代を支払います。
雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。副業としての雇用や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
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