日刊IWJガイド「本日午後3時から『岩上安身による立憲民主党小川淳也衆議院議員インタビュー』を公共性に鑑み、全編フルオープンで生配信!」2021.04.05号~No.3126号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに〜白血病から復帰した池江璃花子選手が五輪出場内定の一方、国際水連が日本のコロナ対応を批判、国際3大会中止の意向! 大会組織委は『週刊文春』に続き、五輪をめぐる人件費の「闇」を報じた毎日新聞に圧力! 「闇」を抱えた「悪」は誰なのか!? 今こそ問うべき!! タブーなく五輪問題を報じるIWJをどうかご支援ください!
■【中継番組表】
■<本日の岩上安身によるインタビュー>本日午後3時から「岩上安身による立憲民主党小川淳也衆議院議員インタビュー」を生配信します!なお、公共性に鑑み、全編フルオープンで配信します!
■<本日のタイムリー再配信>「孤立している人をつなげたい」本日午後8時から「百人百話『第二十話』千葉由美さん」をお届けします!
■<新記事紹介>外資規制違反で処分されるのはなぜ東北新社だけ!? 地上波キー局は外資規制オーバーしてもなぜとがめられない!? IWJは総務省、日本テレビ、フジテレビに直撃取材!「李下に冠を正さず」との姿勢はどこに!?
■<IWJ取材報告>「経営の意思決定が株主総会における議決権の行使を通じて行われることを考えれば、議決権比率に着目して外資規制を行うことが適当」と、IWJの質問に一度は答えるも、IWJ記者が続けて挙手していることを無視して「他の記者にどうぞ」とうながし、質問を事実上拒否!~4.2武田良太総務大臣会見
■3月の「岩上安身のIWJ特報!」は昨年11月収録「岩上安身によるインタビュー 第1020回 ゲスト 東京都医師会会長・尾崎治夫氏」をフルテキスト化し、注釈をつけて発行しました! ぜひ、まぐまぐでのメルマガ登録をお願いします! IWJサポート会員の方は無料でバックナンバーが読み放題!
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■はじめに〜白血病から復帰した池江璃花子選手が五輪出場内定の一方、国際水連が日本のコロナ対応を批判、国際3大会中止の意向! 大会組織委は『週刊文春』に続き、五輪をめぐる人件費の「闇」を報じた毎日新聞に圧力! タブーなく五輪問題を報じるIWJをどうかご支援ください!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 東京五輪をめぐり、大きなニュースが続いています。

 昨日4日、白血病から復帰した競泳女子の池江璃花子選手が、東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の100メートルバタフライ決勝で優勝し、400メートルメドレーリレーの代表に内定しました。

※池江璃花子が涙の五輪内定「勝つのは先だと」奇跡V(日刊スポーツ、2021年4月4日)
https://www.nikkansports.com/sports/news/202104040000497.html

 4日付け日刊スポーツによると、池江選手は「24年パリ五輪を目指すと話していた中で、奇跡的な優勝」とのことで、記事は「優勝を確認した池江は涙が止まらなかった。プールから出た後も、しばらく嗚咽した」と報じています。

 その一方で、国際水泳連盟(FINA)が海外選手も参加する予定だった日本で開催される3つの国際大会を中止する意向を日本側に伝えていることが明らかになりました。

 3日付け読売新聞によると、3つの大会は「18日開幕の飛び込みワールドカップ(W杯)(東京アクアティクスセンター)、5月1日開幕のアーティスティックスイミング(AS)五輪世界最終予選(同)、5月29日開幕のオープンウォータースイミング五輪世界最終予選(福岡市)」だとのことで、「飛び込みとASは五輪テスト大会を兼ねており、会場は本番と同じ」だということです。

※【独自】「日本の対応不十分」「入国手続きに不備」国際水泳3大会、中止の可能性を通告(読売新聞、2021年4月3日)
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210403-OYT1T50127/

 読売記事によると、「FINAは中止に言及した理由として、入国後の隔離措置を不安視して審判などの関係者が渡航を拒否していること、日本側がFINAにコロナ対策費の負担を求めていることなどを挙げているとみられる」とのことで、日本側の受け入れ体制が批判されています。

 さらに五輪をめぐるニュースとして、東京五輪・パラリンピック組織委員会がまたしてもメディアに圧力をかけてきました。

 4月3日のこの日刊IWJガイドでお伝えしましたが、組織委は『週刊文春』が報じた、開会式責任者から排除された振付演出家のMIKIKO氏の演出案について、掲載誌の回収、オンライン記事の全面削除を求めています。

※東京五輪をめぐる「闇」の数々! 会場運営の人件費単価が一人1日最高30万円!? NHKと民放連以外のメディアは「生放送禁止・動画は72時間以内に削除」ルール! 「葬り去られた」開会式案を報じた文春に記事削除と掲載誌回収を要請!(日刊IWJガイド、2021年4月3日)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210403#idx-4

 このときあわせてお伝えした、「東京五輪人件費『一人1日30万円』」という、毎日新聞のスクープ記事に対し、組織委は2日付けで「毎日新聞社に対しては、書面で厳重に抗議を行い、紙面及びウェブサイト上で謝罪及び訂正を求めた」と、ホームページで公表しました。

※毎日新聞報道について(TOKYO2020、2021年4月2日)
https://tokyo2020.org/ja/news/news-20210402-07-ja

 五輪をめぐる「闇」を暴かれた組織委が、さらにメディアに圧力をかけているのであり、どちらが「悪」そのものであるか、明らかですが、東京五輪の「パートナー企業」である毎日新聞社がどう対応するのか、注目に値します。ここで、組織委の圧力に屈してしまい、報道機関としての矜持をドブに捨てるのか、それとも、五輪「パートナー企業」から外され、五輪利権を失っても、報道機関であることを貫くのでしょうか。

 IWJは聖火リレーが1936年のベルリン五輪でナチス・ドイツによるプロパガンダとしてはじめて作られた「捏造された伝統」であることを問題視してきました。

※東京五輪スポンサーの大手メディアはアンタッチャブル! 聖火リレーはナチスの発明だった! ナチスのプロパガンダに根差した聖火リレーは廃止すべき! 「パワーゲーム:オリンピックの政治史」の著者で、元プロサッカー選手、バルセロナ五輪の米国代表メンバーとしてブラジル戦やソ連戦などの国際試合に出場した経験を持つパシフィック大学政治学教授のジュールズ・ボイコフ氏がNBCニュースに緊急寄稿! IWJはこの寄稿を全文仮翻訳!(日刊IWJガイド、2021年4月3日)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210403#idx-5

※「聖火リレーはナチスのプロパガンダ、『捏造された伝統』」とのIWJ記者の問いに丸川大臣「聖火で日本中の気持ちがひとつになっていくことを期待する」政治家が国民の「気持ちをひとつに」するとは、まさしくファシズムなのだが!?~3.30丸川珠代大臣 定例記者会見 2021.3.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490495

 報道媒体に直接圧力をかける組織委の「ファシズム体質」に対して、IWJは報道・言論の自由を守るために戦いたいと存じます。ぜひ多くの人々のご支援、応援、ご賛同をお願いします。

 IWJは3月末日、前月同日比で会員数が増加し、社内が明るい雰囲気になりました。しかし、ご寄付の減少に加え、総合的に見れば会員減少による会費の減収は深刻です。まったく油断ならない状況が続いています。

 第10期の会費収入実績は、8322万円でしたが、第11期の会費収入予想は、会員の減少が下げ止まって、現状維持で推移すると仮定した上で経理が試算したところ、前年比20%減の6665万円となり、1657万円マイナスという大幅減の試算結果が出ました。

 昨年8月1日から始まった第11期は、今年2月末までの7ヶ月間、ご寄付・カンパが月間目標額100%に到達した月は1ヶ月もありません。第11期の赤字は、ご寄付・カンパの累積の不足分だけで、2月末時点で「1141万円」になっています。これに加えて、対前期比で「約1670万円」分の不足分がのしかかります。合計「約2800万円」もの不足分と格闘しなければなりません。

 IWJでは、月払いをお選びいただいた会員の方の会費納入期限を、毎月15日に設定させていただいています。そのため、15日を過ぎた段階で、会費をお納めいただけなかった方に対し、やむをえず、会員の資格を一時停止する手続きを取らせていただいています。

 どうか、まだ会費をお納めいただけていない方は、引き続き会費をお納めいただき、IWJ定額会員を継続していただけないでしょうか。

 現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方は、ぜひこの機会に再開をご検討ください!会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 4月が始まり、IWJの第11期は残すところあと4ヶ月となりました。岩上安身は、少なくとも今期末となる7月末まで自らへの報酬をゼロ円にすることを明らかにしています。

 他方、岩上安身が経営において、こだわり続けているのは、自社の雇用を守るという姿勢です。自らを無報酬と宣言する一方で、自社のスタッフには次のように語っています。

 「僕の報酬カットなど、支出を削れるものは削っていますが、一番大きな費目は、やはり人件費です。人件費は、前期とほぼ変わらず、ここはなかなか切れません。

 業務委託の方などで、働き方や働く量を変えたいという申し出があった時、話に応じて、条件の変更はしていますが、社員やアルバイトの常用雇用については、今まで、誰も解雇もしていませんし、労働の内容が変わらないまま、賃金(時給)を下げることもしていません。残業は減らす努力をしていますが。

 この先も、なんとか、賃下げなどで、誰も泣かずに済むように、頑張りたいと思います」

 このような思いの背景には、IWJの大切な資産の1つは、そこで働くスタッフであるという価値観があります。しかし、そうした理念を実践しようとしても、財源がなければどうしようもありません。

 IWJでは、会員の皆さまの会費と、ご寄付・カンパの両方を支えとして、運営しています。皆様からのご寄付・カンパがとても重要になってきます。

 IWJは第11期となる今期、皆さまからのご寄付・カンパが、毎月、450万円あれば収支のバランスが取れるように、必要最低限の予算を組んできました。

 これまで、毎月の不足分を、岩上安身個人が自分の貯金を崩しながらIWJに貸す形で経営を続けてきました。その貸し付け全額は993万5000円にのぼります。今期に入って、毎月出る赤字分を、岩上安身個人で埋めてきたことになります。

 しかし、それはもう限界にきています。岩上安身が会社にお金を貸す余裕がもうありません。

 すでに申し上げている通り、IWJから岩上安身への報酬は、前期、前々期は50%をカットしており、さらに今期は期首から70%をカットしてきました。しかし、これでは不十分であると岩上安身自身が責任者として判断し、100%カットしてゼロにしました。

 IWJは、岩上安身以下、スタッフ一同、IWJを必要としてくださる皆さまの期待に応えて生きのびられるように、死に物狂いで頑張りたいと思っています。

 そのためにもIWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です! ぜひ、ご支援、応援をよろしくお願いします!

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支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
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店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
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店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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 皆さまのお支えがあってこそのIWJです。我々もコロナ禍の「サバイバル」に向けて精いっぱい頑張りますので、どうぞ、今後とも何とぞご支援のほど、重ねてよろしくお願い申し上げます。

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◆中継番組表◆

**2021.4.5 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】15:00~「岩上安身による立憲民主党 小川淳也 衆院議員インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 岩上安身による小川淳也衆院議員インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた小川淳也氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%b0%8f%e5%b7%9d%e6%b7%b3%e4%b9%9f
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【タイムリー再配信 912・IWJ_YouTube Live】20:00~「百人百話『第二十話』千葉由美さん」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2011年9月27日に収録した、百人百話「第二十話」を再配信します。これまでIWJが報じてきた百人百話関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%99%be%e4%ba%ba%e7%99%be%e8%a9%b1

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/330874

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◆中継番組表2◆

**2021.4.6 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】12:00~「秘密保護法廃止!共謀罪法廃止! NO!デジタル庁 4.6『12.6・4.6を忘れない6日行動』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「共謀罪NO!実行委員会」、「 『秘密保護法』廃止へ!実行委員会」共催の抗議行動を中継します。これまでIWJが報じてきたデジタル庁関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E5%BA%81
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【IWJ・Ch5】13:30~「<院内集会>デジタル庁と監視社会 ―登壇:小倉利丸氏(批評家) ―内容:「超監視社会に向かうデジタル庁構想 -オールデジタルにならない社会を目指して」』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「共謀罪NO!実行委員会」、「 『秘密保護法』廃止へ!実行委員会」共催の院内集会を中継します。これまでIWJが報じてきた特定秘密保護法関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/specific-secret-protection-act
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【タイムリー再配信 913・IWJ_YouTube Live】20:00~「東京電力 記者会見 深夜25時(4月5日未明) ~低濃度汚染水放出について」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2011年4月5日未明に収録した、東京電力の記者会見を再配信します。これまでIWJが報じてきた汚染水問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B1%9A%E6%9F%93%E6%B0%B4%E5%95%8F%E9%A1%8C

[記事URL]
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/571
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/8093

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◆昨日再アップした記事はこちらです◆

(再掲載)問題は「アベノミクス偽装」の他にも山積!1時間49分の演説では収まらない!「ぜひとも伝えたい」幻のスピーチ!岩上安身によるインタビュー 第930回 ゲスト 会派「立憲民主党・無所属フォーラム」小川淳也衆議院議員(第2弾) 2019.3.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/444735

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■<本日の岩上安身によるインタビュー>本日午後3時から「岩上安身による立憲民主党小川淳也衆議院議員インタビュー」を生配信します!なお、公共性に鑑み、全編フルオープンで配信します!

 東京都では昨日4日の新型コロナ感染者が355人で7日間移動平均が前の週の111%と、増加し続けています。また、大阪府では4日の新規感染者が594人と発表され、6日連続で東京都を上回りました。

※(情報提供)新型コロナウイルスに関連した患者の発生について【速報値】(東京都福祉保健局、2021年4月4日)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/

※新型コロナウイルス感染症患者の発生状況について(大阪府)
http://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/happyo.html

 中途半端な緊急事態宣言を繰り返しながら国内の感染者を増大させ続ける政府の新型コロナ対策について、立憲民主党の枝野幸男代表は「その責任は極めて重い」「人災と言わざるを得ない」と厳しく批判しています。

※「この感染状況の下で、解散総選挙をやるなどという無責任なことは到底許されない。こんな流行で解散すれば、その無責任な姿勢こそが最大の争点になる」!~4.2 立憲民主党 枝野幸男代表定例会見 2021.4.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490606

 立憲民主党は今年2月25日に「zeroコロナ」戦略をまとめ、26日の枝野代表会見で公表しました。

※【代表会見】 枝野幸男代表が党の「zeroコロナ」戦略を発表(立憲民主党、2021年2月26日)
https://cdp-japan.jp/news/20210226_0824

 岩上安身は本日午後3時から、立憲民主党の小川淳也衆議院議員にインタビューを行います。

 小川議員は昨年11月に新型コロナに罹患、入院し、ツイッターなどでご自身の状況を報告されました。小川議員は自身の経験をもとに、国会でも政府の新型コロナ対策の不十分さや対応の遅さを批判しています。

 4月25日には、北海道で吉川貴盛元農相の辞職に伴う衆院補欠選挙、長野県では新型コロナで検査前に急死した羽田雄一郎元国交相の死去に伴う参院補選が、そして広島県で公職選挙法違反で有罪となった河井案里氏の辞職に伴う参院再選挙が実施されます。さらに衆院解散総選挙が近いとも噂される中、立憲民主党は政府・与党との違いをどのように打ち出し、訴えていくのか、お話をうかがいます。

 また、小川議員はツイッターで「#小川淳也千本ノック」と題し、有権者からのさまざまな質問に回答を続けています。質問はコロナ対策や五輪問題、経済対策や安倍・菅政権の政治とカネの問題など、多岐に渡ります。

 一方、小川議員の国会での鋭い追及や民主主義への真摯な姿勢は、昨年6月に公開されたドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』でも話題となり、DVD化もされるとのこと。

 旧自治省官僚出身の小川氏には、現在の総務省による不祥事の数々や、政権に忖度して不正行為を重ねる官僚についてなど、時間の許す限り、現在の日本の政治をめぐるさまざまな問題についてお話をうかがう予定です。

 公共性に鑑み、全編フルオープンで生配信しますので、ぜひ本日午後3時からのインタビューをご視聴ください。

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【IWJ_YouTube Live】15:00~
「岩上安身による立憲民主党 小川淳也 衆院議員インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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■<本日のタイムリー再配信>「孤立している人をつなげたい」本日午後8時から「百人百話『第二十話』千葉由美さん」をお届けします!

 IWJでは東日本大震災と福島第一原発事故から10年を期に、2011年を振り返るタイムリー再配信を連日お届けしています。

 本日は2011年9月27日に収録した「百人百話『第二十話』千葉由美さん」のお話を再配信します。

 いわき市に在住の千葉さんは当時42歳。会社員のご主人と3人のお子様を持つ5人家族です。千葉さんは、2011年3月に発生した福島第一原子力発電所事故がきっかけとなり、「放射能から子どもを守る福島ネット-ワーク」の測定班として活動していました。

 周囲の親たちが口を閉ざす中、家族の健康被害をどう感じているのだろうかと、千葉さんは思いを巡らせます。不安を抱えながらも、孤立を恐れて横並びの行動をとりがちな母親には、「子どもを守りたいのなら声を上げるのは当然のことだと伝えたい」と訴えます。その上で「今回の事故は、従来の社会システムをかえるきっかけになる」と希望のメッセージを語り、諦めずに行動しようとする姿が印象的です。

 再配信は本日午後8時から。以下のURLでぜひご視聴ください。

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【タイムリー再配信 912・IWJ_YouTube Live】20:00~
「百人百話『第二十話』千葉由美さん」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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■<新記事紹介>外資規制違反で処分されるのはなぜ東北新社だけ!? 地上波キー局は外資規制オーバーしてもなぜとがめられない!? IWJは総務省、日本テレビ、フジテレビに直撃取材!「李下に冠を正さず」との姿勢はどこに!?

 総務省は3月26日付で、株式会社東北新社メディアサービスに対する放送法第93条第1項の認定(平成29年10月14日付けで株式会社東北新社から認定基幹放送事業者の地位を承継。認定番号BS第125号(ザ・シネマ4K))について、2021年5月1日付けで取り消すと発表しました。

※株式会社東北新社メディアサービスの放送法第93条第1項の認定(BS第125号)の取消し(総務省、2021年3月26日)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/01ryutsu11_02000121.html

 しかし、外国人直接保有比率が規制をオーバーしている放送事業者が他に2社あります。1つは株式会社フジ・メディア・ホールディングスで32.11%。もう1社は日本テレビホールディングス株式会社で23.78%となっています。

 「東北新社は認定を取り消され、フジテレビと日本テレビがなぜ見逃されているのか?法の下の平等や公平性、公正性に反すのでは?」

 IWJは会見でこの疑問を武田良太総務大臣に質しましたが、「事実関係をよく確認した上で、適切に対処してまいりたい」と答えるに留めました。

※フジテレビと日本テレビが、ともに外資規制をオーバーしているにもかかわらず総務省は見逃していることをIWJが追及するも、武田総務大臣はまともに回答せず!~3.23武田良太 総務大臣 定例会見 2021.3.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490199

 この外資規制違反は、かねてより知られていたにもかかわらず、記者クラブメディアは、ずっと素通り。地上波のキー局の外資規制違反問題を総務大臣にこの問題を直接追及したのは、独立メディアのIWJ以外にありませんでした。

 このような背景から、IWJの「アンタッチャブルな質問」としてSNS上で話題になったことは、ご存じの方も多いことと思います。

※日刊IWJガイド・会員版「権力とマスメディアにとって『アンタッチャブル』な質問を繰り出すIWJがツイッターで話題に! みなさまのお力で、IWJをお支えください! 経営難のIWJへのご支援よろしくお願いいたします!」2021.03.25号~No.3115号
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210325

 IWJは、この問題について、あらためて総務省、そして当会社である日本テレビ、フジテレビの3者に緊急取材しました。この結果わかったことは、社会に大きな影響力を持つ日本の放送事業者とそれを管轄する総務省が外資支配に鈍感で危機感の薄い現実でした。

 詳細は下記のURLの記事に掲載しました。ぜひお読みください。

※外資規制違反で処分されるのはなぜ東北新社だけ!? 地上波キー局は外資規制をオーバーしてもなぜとがめられない!? IWJは総務省、日本テレビ、フジテレビに直撃取材! 「李下に冠を正さず」との姿勢はどこに!? 2021.4.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490464

 武田大臣の記者会見は4月2日にも行われましたが再質問には応じませんでした。IWJ記者は武田大臣に前回の質問の回答を求めました。詳しくは、次の報告記事を御覧ください。

■<IWJ取材報告>「経営の意思決定が株主総会における議決権の行使を通じて行われることを考えれば、議決権比率に着目して外資規制を行うことが適当」と、IWJの質問に一度は答えるも、IWJ記者が続けて挙手していることを無視して「他の記者にどうぞ」とうながし、質問を事実上拒否!~4.2武田良太総務大臣会見

 4月2日、武田良太総務大臣の記者会見が行われました。

 IWJ記者は、以下のように質問しました。

 「3月23日の定例会見で、外資規制違反を理由に東北新社が衛星放送事業の認定取り消しとなったことに関連して、株式の外国人等直接保有比率が、株式会社フジ・メディア・ホールディングスは32%超、日本テレビ・ホールディングス株式会社は23%超となっているのにそれが問題とされないのはどういうわけかを大臣におうかがいし、『事実関係をよく確認した上で、適切に対処してまいりたい』との言葉をいただきました。

 その後、適切な対処とはどのようなものとなりましたでしょうか?」

 これに対して、武田大臣の回答は以下のようなものでした。

 「放送法では、有限希少な周波数を専用し、大きな社会的影響力を有することに鑑み、経営の意思決定における外国勢を制限する観点から、外資規制というものを規定しております。

 法人等における経営の意思決定が、株主総会における議決権の行使を通じて行われることを考えれば、議決権比率に着目して外資規制を行うことが適当であると考えております。

 なお、日本テレビ・ホールディングスおよび、フジ・メディア・ホールディングスは、外国人の議決権比率はそれぞれ20%未満となっており、外資規制に適合していると判断しております」

 このあとIWJ記者は関連質問を行うため挙手、幹事社がIWJ記者を指名したにもかかわらず、武田大臣は、IWJ記者が挙手していることを無視して「他の記者にどうぞ」と促し、質問を事実上拒否しました。

※「経営の意思決定が株主総会における議決権の行使を通じて行われることを考えれば、議決権比率に着目して外資規制を行うことが適当」IWJの質問に一度は答えるも、IWJ記者を無視して「他の記者にどうぞ」とうながし、質問を事実上拒否~4.2武田良太総務大臣会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490603

■3月の「岩上安身のIWJ特報!」は昨年11月収録「岩上安身によるインタビュー 第1020回 ゲスト 東京都医師会会長・尾崎治夫氏」をフルテキスト化し、注釈をつけて発行しました! ぜひ、まぐまぐでのメルマガ登録をお願いします! IWJサポート会員の方は無料でバックナンバーが読み放題!

 IWJでは毎月、「岩上安身によるインタビュー」をフルテキスト化し、詳細な注釈をつけて、メルマガサイト「まぐまぐ」で「岩上安身のIWJ特報!」として発行しています。

 3月は、2020年11月24日に収録した「新型コロナウイルス『秋の第3波』到来! 東京都医師会の緊急提言でGoTo キャンペーンを一部見直し!冬場のコロナに日本は持ちこたえられるのか!? 岩上安身によるインタビュー 第1020回 ゲスト 東京都医師会会長・尾崎治夫氏」を発行しました。

 2020年11月24日、東京都医師会会長の尾崎治夫氏(※)に、岩上安身がインタビューを実施。(その1)から見てきたように、話題は多岐に渡りました。

※尾崎氏の「崎」の字のつくりは正しくは「立」に「可」。機種依存文字のため「崎」で代替させていただきます。

 豊洲市場でのクラスター発生のニュースを受けて、尾崎会長は「家族経営は14日休んだら、大変なことになる」と指摘。検査と補償のセットの必要性を訴えました。

 また、コロナ禍を恐れての受診控えによる、生活習慣病の悪化への危惧や、マスク、手洗い、アルコール消毒の徹底も改めて強調しています。

 グーグル社の「COVID-19感染予測」を、現実の感染拡大のスピードが越えたことに対して、「このカーブを緩めるために、何を一番すべきか」として、京大の西浦博教授が分析した、感染拡大の決定要因である「人口密度・気温・人の移動・コンプライアンス(個人が守るべきこと)」の重要性を指摘しました。

 さらに、国民の「自助努力」を期待する国に対して、「これまで十分に、国民も都民も医療従事者も努力した」と指摘。「国が、ひと頑張り、ひと肌脱いでもらわないと、どうしようもない事態に来ている」と総括し、改めて政府に対する、強い要望を表明しています。

 今月も盛りだくさんの内容です!2月にインタビュー前半にあたる第502号(その1)から第505号(その4)までを発行しました。3月は後半にあたる第506号(その5)から第509号(その8)までを発行し、完結しました。ぜひ御覧ください!

第506号(その5)目次
◆第2波で尾崎会長は安倍政権に苦言を呈していた!「休業補償をつけた休業要請を!!」
◆自民党員だが、政府に忖度しない尾崎会長。「抗議の電話もいただく。でも、都民の命を守ることが東京都医師会の役目。自分が正しいと思う判断で行動します」
◆「東京五輪は『国際版GoToトラベル』!」「ワクチンがある程度効いて激変しても、7月から皆さんがほとんど抗体を持って治った状態で日本にお迎えするなんて夢の夢」
◆「もう、東京の医療がもたない」と緊急提言! 冬場は新型コロナだけでなく、心筋梗塞や脳卒中も増える。高齢者や重症者が増加すると医療現場の負担は何倍にもなる!

第507号(その6)目次
◆危険因子は「タバコ、高血圧、運動不足、糖尿病」の4つ! コロナ禍で「持病あるから」と諦めず、逆にこのコロナ危機を生活習慣病見直しの契機に! 今こそ「GoToドクター」!
◆感染の流れは「会社から家庭へ」「大人から子どもへ」。大切なのは感染者を責めないこと。「責められると隠しちゃう。最近、検査を拒否する人が増えてるんです」
◆「感染が出た企業や施設は全員検査!」「感染は不明だが風邪様の症状が出たら、20~30代の『健康な人』なら1週間ぐらい休んでもらう!」「50~60代で持病ある人は、我慢すると重症化も!」
◆かかりつけ医がいなくても電話で相談を! 「東京都の発熱相談センターは土・日・祝日も24時間対応。新型コロナの診察可能なところを紹介できます」

第508号(その7)目次
◆クラスター発生の豊洲市場。関係者4000人に自主検査を呼びかけるも「陽性なら14日間休業、補償なし」の現状、受けたのは900人だけ! 検査と補償をセットに!
◆新型コロナウイルスは目、鼻、口から侵入。だから、予防の基本はマスク、手洗い、アルコール消毒。「感染しない、感染させない」の徹底を!
◆コロナ禍を恐れての受診控えで生活習慣病の悪化! 病院がコロナ患者で埋まると高齢者、心臓病、高血圧などの患者の行き場がなくなる!
◆グーグル社「COVID-19感染予測」の数字を現実が越えた!「予想以上に感染スピードが早い。国民は手洗いやマスクなどの予防徹底を。国は人の流れを止めること」

第509号(その8)目次
◆2020年4月、東京都医師会は地域PCRセンターを40ヶ所に設置。さらに、診療所でPCR検査を可能にするべく動いた。それを厚労省が「後追い」で全国展開へ!
◆IWJ記者の質問に西村大臣は「1日あたり検査能力54万件を目指す」と回答したが、「本当にできるとは言ってないんです、これ」と尾崎会長!
◆大量検査せず、クラスター政策だけなので、みんな逃げまくってるという「悪循環」を「政策転換しないといけない」!
◆コロナ第1波を「なんとなく」抑えた日本。政府は国民の「自助努力」で乗り切れると思ってる!? もう、国民は十分努力した。あとは国の「公助」の出番!

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 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、六反田千恵、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/