┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~フジテレビに外資規制違反の疑い!? 武田総務大臣は、4月2日の記者会見でIWJ記者の質問に対し「適合している」と大嘘!? 公共性に鑑み、この記者会見の模様を含め、関連記事をフルオープンで公開中です。ぜひ御覧ください!!
┠■東京五輪・パラ組織委のメディアへの圧力が国会でも問題視! 報道の自由・国民の知る権利を守るためにも、ぜひIWJをご支援ください!
┠■【中継番組表】
┠■<昨日のインタビュー報告>昨日、岩上安身は新型コロナウイルス感染経験のある立憲民主党の衆議院議員・小川淳也氏にインタビューを行い、自身のコロナ体験のほか、感染当事者だからこそ言える政府のコロナ対策への率直な意見等をうかがいました!
┠■与野党一騎討ちの東京都小平市長選で、野党推薦の小林洋子氏が当選! 与党推薦の磯山亮氏は、丸川珠代五輪相や河野太郎コロナワクチン担当大臣の応援も及ばず落選!
┠■宮城、大阪、兵庫で「まん延防止等重点措置」が始まる! 新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は国会で「東京も、大阪のような状況になる可能性がある」と指摘! 大阪府の吉村洋文知事は「医療非常事態宣言を、もう数日後には発出する」との予測を表明! にもかかわらず、自民党二階幹事長は「GoToトラベル」再開を主張! 気は確かか!?
┠■<本日のタイムリー再配信>故・日隅一雄氏らが深夜の東電会見で福島第一原発の汚染水海洋放出を厳しく追及! 本日午後8時から2011年収録「東京電力 記者会見 深夜25時(4月5日未明) ~低濃度汚染水放出について」を再配信します!
┠■3月の「岩上安身のIWJ特報!」は昨年11月収録「岩上安身によるインタビュー 第1020回 ゲスト 東京都医師会会長・尾崎治夫氏」をフルテキスト化し、注釈をつけて発行しました! ぜひ、まぐまぐでのメルマガ登録をお願いします! IWJサポート会員の方は無料でバックナンバーが読み放題!
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■はじめに~フジテレビに外資規制違反の疑い!? 武田総務大臣は、4月2日の記者会見でIWJ記者の質問に対し「適合している」と大嘘!? 公共性に鑑み、この記者会見の模様を含め、関連記事をフルオープンで公開中です。ぜひ御覧ください!!
おはようございます。IWJ編集部です。
IWJが、これまで単独で先陣を切って追及してきた地上波キー局の外資規制問題で、新しい動きがありました。
4月5日18時過ぎにウェブ版の速報号外で、朝日新聞が、フジテレビなどを傘下にする持ち株会社「フジ・メディア・ホールディングス(FMH)」が2014年9月までの約2年間、放送法の外資規制に違反していた疑いがあると報じたのです。
その1時間後に、ウェブ版の記事で朝日新聞が伝えたのは、FMHが、12年4月に完全子会社化した会社の出資先である都内の制作会社が持つFMH株について、本来議決権が存在しないのに、誤って議決権総数に算入していた、というものでした。
※フジHD、外資規制違反の疑い 社長認める「甘かった」(朝日新聞、2021年4月5日)
https://digital.asahi.com/articles/ASP45675MP45UTIL03X.html
この結果、正しい総議決権数を分母にして計算し直すと、20%を0・0004~0・0008%超過していたことになり、放送法に違反することになります。
朝日新聞の論調は、放送事業者や総務省の見解と基本的に同じで、放送法の外資規制は、外国人株主の「保有比率」ではなく「議決権比率」を問題としているとしています。
IWJは、この問題を単独で先陣を切って取材しています。以下の記事も、本来は会員向けですが、公共性に鑑み、一定期間フルオープンにします。
※外資規制違反で処分されるのはなぜ東北新社だけ!? 地上波キー局は外資規制をオーバーしてもなぜとがめられない!? IWJは総務省、日本テレビ、フジテレビに直撃取材! 「李下に冠を正さず」との姿勢はどこに!? 2021.4.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490464
本日の武田良太総務大臣の記者会見は、国会議事堂院内で行われるためIWJは出席できません。
昨日、本日の記者会見の参加を総務省に電話で申し込み(IWJは記者クラブに所属していないため、毎回、毎回、都度、都度に申し込みが必要です)ました。行う場所はまだ決まっていないとのことでした。前述した通り院内で行う場合はIWJは出席できません。
するとしばらくして総務省の担当者から、IWJ宛に電話がありました。電話の内容は、記者会見の場所(院内か省内か)はまだ決まっていないのですがとの前置きから、記者会見でのIWJの質問の内容を問合せる電話でした。IWJは場所によっては参加できないことを知った上での問い合わせです。いかにこの問題でIWJの質問に総務省がピリピリしているかが伝わってきます。
IWJ記者は、外資規制問題で武田大臣が「議決権に着目」と述べられたことについて、所有権・議決権の問題についておたずねする予定でした。
このFMHの例からわかるのは、外資20%という規制枠が、地上波キー局の組織の複雑化に伴って、現実に守ることがいかに難しいのかということです。また、外資規制が、地上波キー局と規制庁との、主体性を放棄した不健全ななれ合い関係を育む土壌ともなっていることが窺われます。
IWJは、引き続き、この問題を追及していきます。
4月2日の武田大臣の記者会見でのIWJ記者と武田大臣とのやりとりや関連記事を、公共性に鑑みフルオープンで公開中です。ぜひ御覧ください。
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【フルオープン公開中】フジテレビ、日本テレビの外資規制違反を問うIWJ記者に、武田大臣は「議決権比率」を盾に「外資規制に適合」と回答のうえ、関連質問は拒否!~4.2武田良太総務大臣会見 2021.4.2
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490603
【フルオープン公開中】フジテレビと日本テレビが、ともに外資規制をオーバーしているにもかかわらず総務省は見逃していることをIWJが追及するも、武田総務大臣はまともに回答せず!~3.23武田良太 総務大臣 定例会見 2021.3.23
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490199
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■東京五輪・パラ組織委のメディアへの圧力が国会でも問題視! 報道の自由・国民の知る権利を守るためにも、ぜひIWJをご支援ください!
この日刊IWJガイドでも連日お伝えしているように、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会が、不透明な人事や人件費についての疑惑を報じた『週刊文春』や毎日新聞に、掲載誌の回収や記事削除、謝罪や訂正の要求など、不当な圧力をかけています。
※東京五輪をめぐる「闇」の数々! 会場運営の人件費単価が一人1日最高30万円!? NHKと民放連以外のメディアは「生放送禁止・動画は72時間以内に削除」ルール! 「葬り去られた」開会式案を報じた文春に記事削除と掲載誌回収を要請! 東京五輪はヤクザ者の祭典か!?(日刊IWJガイド、2021年4月3日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48595#idx-4
※はじめに~白血病から復帰した池江璃花子選手が五輪出場内定の一方、国際水連が日本のコロナ対応を批判、国際3大会中止の意向! 大会組織委は『週刊文春』に続き、五輪をめぐる人件費の「闇」を報じた毎日新聞に圧力! タブーなく五輪問題を報じるIWJをどうかご支援ください!(日刊IWJガイド、2021年4月5日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48604#idx-1
昨日5日の国会で行われた参院決算委員会では、立憲民主党の古賀之士議員が組織委から文春への抗議を取り上げ、丸川珠代五輪相に「これは言論の自由からして問題ではないか」と質問しました。
丸川大臣は「私もまだこの件について、詳しい説明を組織委員会から聞かせていただいておりません」と述べ、「コメントは差し控えさせていただく」としながらも「いずれにしても、まず詳細をよく把握させていただきたい」と答弁しました。
この答弁に古賀議員は「丸川大臣もメディアのご出身ですので、言論の自由とか、国民の知る権利というものは、基本的なものとしてご認識があるかと思い、質問させていただきました」と述べ、「情報を精査されて、別の機会で結構ですので、ぜひコメントをお願いいたします」と要求しました。
※決算委員会(参議院インターネット審議中継、2021年4月5日)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
IWJ記者が「ナチス発祥」と指摘した聖火リレーについて「聖火が日本全国を巡ることによって、日本中の皆さまの気持ちが、大会に向けて、ひとつになっていくと期待する」と答えるような「ファシズム」思想の持ち主である丸川大臣に、どこまで報道の自由や国民の知る権利についての理解があるかは疑問ですが、IWJは引き続きこの問題を追及していきたいと考えます。
※「聖火リレーはナチスのプロパガンダ、『捏造された伝統』」とのIWJ記者の質問に丸川大臣「聖火で日本中の気持ちがひとつになっていくことを期待する」!? ~3.30丸川珠代 東京オリンピック・パラリンピック大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490495
IWJは3月末日、前月同日比で会員数が増加し、社内が明るい雰囲気になりました。しかし、ご寄付の減少に加え、総合的に見れば会員減少による会費の減収は深刻です。まったく油断ならない状況が続いています。
第10期の会費収入実績は、8322万円でしたが、第11期の会費収入予想は、会員の減少が下げ止まって、現状維持で推移すると仮定した上で経理が試算したところ、前年比20%減の6665万円となり、1657万円マイナスという大幅減の試算結果が出ました。
昨年8月1日から始まった第11期は、今年2月末までの7ヶ月間、ご寄付・カンパが月間目標額100%に到達した月は1ヶ月もありません。第11期の赤字は、ご寄付・カンパの累積の不足分だけで、2月末時点で「1141万円」になっています。これに加えて、対前期比で「約1670万円」分の不足分がのしかかります。合計「約2800万円」もの不足分と格闘しなければなりません。
IWJでは、月払いをお選びいただいた会員の方の会費納入期限を、毎月15日に設定させていただいています。そのため、15日を過ぎた段階で、会費をお納めいただけなかった方に対し、やむをえず、会員の資格を一時停止する手続きを取らせていただいています。
どうか、まだ会費をお納めいただけていない方は、引き続き会費をお納めいただき、IWJ定額会員を継続していただけないでしょうか。
現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方は、ぜひこの機会に再開をご検討ください!会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます!
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
4月が始まり、IWJの第11期は残すところあと4ヶ月となりました。岩上安身は、少なくとも今期末となる7月末まで自らへの報酬をゼロ円にすることを明らかにしています。
他方、岩上安身が経営において、こだわり続けているのは、自社の雇用を守るという姿勢です。自らを無報酬と宣言する一方で、自社のスタッフには次のように語っています。
「僕の報酬カットなど、支出を削れるものは削っていますが、一番大きな費目は、やはり人件費です。人件費は、前期とほぼ変わらず、ここはなかなか切れません。
業務委託の方などで、働き方や働く量を変えたいという申し出があった時、話に応じて、条件の変更はしていますが、社員やアルバイトの常用雇用については、今まで、誰も解雇もしていませんし、労働の内容が変わらないまま、賃金(時給)を下げることもしていません。残業は減らす努力をしていますが。
この先も、なんとか、賃下げなどで、誰も泣かずに済むように、頑張りたいと思います」
このような思いの背景には、IWJの大切な資産の1つは、そこで働くスタッフであるという価値観があります。しかし、そうした理念を実践しようとしても、財源がなければどうしようもありません。
IWJでは、会員の皆さまの会費と、ご寄付・カンパの両方を支えとして、運営しています。皆様からのご寄付・カンパがとても重要になってきます。
IWJは第11期となる今期、皆さまからのご寄付・カンパが、毎月、450万円あれば収支のバランスが取れるように、必要最低限の予算を組んできました。
これまで、毎月の不足分を、岩上安身個人が自分の貯金を崩しながらIWJに貸す形で経営を続けてきました。その貸し付け全額は993万5000円にのぼります。今期に入って、毎月出る赤字分を、岩上安身個人で埋めてきたことになります。
しかし、それはもう限界にきています。岩上安身が会社にお金を貸す余裕がもうありません。
すでに申し上げている通り、IWJから岩上安身への報酬は、前期、前々期は50%をカットしており、さらに今期は期首から70%をカットしてきました。しかし、これでは不十分であると岩上安身自身が責任者として判断し、100%カットしてゼロにしました。
IWJは、岩上安身以下、スタッフ一同、IWJを必要としてくださる皆さまの期待に応えて生きのびられるように、死に物狂いで頑張りたいと思っています。
そのためにもIWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です! ぜひ、ご支援、応援をよろしくお願いします!
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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店番号 057
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城南信用金庫
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店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
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店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
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皆さまのお支えがあってこそのIWJです。我々もコロナ禍の「サバイバル」に向けて精いっぱい頑張りますので、どうぞ、今後とも何とぞご支援のほど、重ねてよろしくお願い申し上げます。
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◆中継番組表◆
**2021.4.6 Tue.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch6】9:05メド~「丸川珠代 東京オリンピック・パラリンピック大臣 定例記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6
丸川珠代 東京オリンピック・パラリンピック大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京五輪関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%82%aa%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%94%e3%83%83%e3%82%af
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【IWJ・Ch6】14:40メド~「西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6
西村康稔 新型コロナ対策担当大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた新型コロナ対策担当大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%96%b0%e5%9e%8b%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e5%af%be%e7%ad%96%e6%8b%85%e5%bd%93%e5%a4%a7%e8%87%a3
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【タイムリー再配信 913・IWJ_YouTube Live】20:00~「東京電力 記者会見 深夜25時(4月5日未明) ~低濃度汚染水放出について」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
2011年4月4日深夜(4月5日未明)に収録した、東京電力による記者会見を再配信します。これまでIWJが報じてきた汚染水問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b1%9a%e6%9f%93%e6%b0%b4%e5%95%8f%e9%a1%8c
[記事URL]
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/571
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/8093
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◆中継番組表◆
**2021.4.7 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】13:00~「日本外国特派員協会主催 渡辺周氏(特定非営利活動法人Tansa 編集長) 記者会見 ―内容:日本の弱点を追求する」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「日本外国特派員協会(FCCJ)」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた日本外国特派員協会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%a4%96%e5%9b%bd%e7%89%b9%e6%b4%be%e5%93%a1%e5%8d%94%e4%bc%9a
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【IWJ_YouTube Live】14:00~「入管法改悪に反対する記者会見 ―登壇:せやろがいおじさん、エリザベス氏(ナイジェリア出身・当事者)、デニズ氏(クルド人・当事者)ほか」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
「入管法改悪に反対する有志の会」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた入管法関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%85%a5%e7%ae%a1%e6%b3%95
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
外資規制違反で処分されるのはなぜ東北新社だけ!? 地上波キー局は外資規制をオーバーしてもなぜとがめられない!? IWJは総務省、日本テレビ、フジテレビに直撃取材! 「李下に冠を正さず」との姿勢はどこに!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490464
フジテレビ、日本テレビの外資規制違反を問うIWJ記者に、武田大臣は「議決権比率」を盾に「外資規制に適合」と回答のうえ、関連質問は拒否!~4.2武田良太総務大臣会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/490603
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■<昨日のインタビュー報告>昨日、岩上安身は新型コロナウイルス感染経験のある立憲民主党の衆議院議員・小川淳也氏にインタビューを行い、自身のコロナ体験のほか、感染当事者だからこそ言える政府のコロナ対策への率直な意見等をうかがいました!
昨日4月5日、岩上安身は立憲民主党の衆議院議員・小川淳也氏にインタビューを行いました。小川議員は昨年11月、新型コロナウイルスに感染。病床から自身の病状を伝える動画をツイッターに掲載し、回復後は感染当事者としての経験を活かして、国会質問やコロナ対策改善に向けた提言などを行っています。
小川議員には、まず自身のコロナ感染体験についてお話をうかがいました。昨年11月、39度の高熱に襲われた小川議員は、まず新型コロナウイルスに感染したか否か確かめるために検査を受けようとしますが、一筋縄ではいきません。
小川議員「まず検査にたどり着くのが大変で。近所のクリニックでは受けてもらえない。熱があると来ないでくれと。それから東京都の相談センターに一私人として電話して…」
岩上「国会議員だと名乗らずに?」
小川議員「もちろん」
小川議員は相談センターで、検査を受けられるクリニックの紹介を受けました。紹介先は近かったとはいえ1キロメートル弱の距離。「公共交通機関は使えないので39度の熱で歩いて行かざるを得なかった」といいます。
小川議員は「なってみて初めてわかることがありました。医療機関への指導と協力の要請が不十分だったのでは」、「病院の提供体制が完全に自由化されてることの矛盾も今回噴き出たと思う」と振り返り、政治・行政の問題点を指摘します。
コロナ陽性が判明し、入院することになった小川議員は、その当日、濃厚接触者を洗い出すために記憶を辿ることを求められたことを振り返ります。
小川議員「体がきついときに誰とどこで会ったか説明するのは負担だった。しかも、マスクを外して会った人は公費で検査、マスクをつけていたら自費で検査なので、濃厚接触者を洗い出す範囲が極めて狭く、不十分だと(感じた)」
自身のコロナ感染体験を語る中で、小川議員の口から「検査の拡大に失敗した日本」という言葉がこぼれました。自身が感染し、大変な思いをしてPCR検査に赴き、さらには12月27日、同じ立憲民主党の羽田雄一郎参院幹事長を新型コロナウイルス感染で亡くした小川議員が発したこの言葉は、重みのあるものでした。
小川議員「亡くなった羽田議員は検査にたどりつくまでに4日もかかっている。こういう思いをされている一般国民の方はたくさんいると思うんです」
岩上「ところが自民・公明はすぐに検査を受けられる。無症状なのに即入院」
小川議員も、ある高名な大学な先生に「うちの大学でPCR検査をしてあげる」と言われたそうです。しかし小川議員はそれを丁重に断り、都内の検査センターに自転車で赴き、列に並んだといいます。
小川議員は、「特別扱いを受けると国民の苦労や不安を肌で感じなくなる恐れがある思い、断って列に並んだんです。感性が鈍る恐れを感じた」といいます。
小川議員は政府・行政が進めてきた日本のコロナ対策全体について、「平時の体制で有事に向き合おうとした。平時の体制に混乱をもたらさないことを優先してしまった。結果として、そのしわ寄せは国民生活や患者不安によって補われている」と総括します。
岩上安身「なんか原発事故直後と似てますね。『とにかく落ち着いてください』を連呼するんだけど、落ち着いている状況じゃないんだって話ですよね」
小川議員「有事を想定する、有事に対応するということは最悪を想定し、早めに強めの措置を打ち出し、短期間でそれを終わらせ、平時を取り戻すというのが大原則なんでしょうが、事態を過小評価し、対応が遅まきで、小出しに終始し、従ってズルズルと1年以上経っても収まらないっていうことにつながっている気がします」
岩上が「コロナっていうのは国家安全保障ですよね」というと、小川議員は黙って頷きました。
国民が検査を受けられる体制の必要性について話題が及ぶと、検査を抑制した原因として、鈴木康裕・前医務技監に焦点が当たります。鈴木前医務技監は、政府の新型コロナウイルス感染症対策を最前線で指揮した人物です。
鈴木前医務技監は、退官後、「医師が必要と判断した人も検査できなかった」「やはりPCR能力は強化すべき(だった)」とPCR検査の軽視と対策の失敗を認めています。
小川議員「日本の感染症対策は結核をもとにできあがっているので、クラスターを追いかけるのは、当初は間違っていなかったと思います。だけど途中から無症状者がいる厄介なウイルスだと(わかった)。
都市部では、5割以上が経路不明の市中感染でした。クラスターを追いかけたって、経路確定の半分は追いかけられるけど、市中感染の半分以上は放置しているわけですよね。検査対象を圧倒的に拡大して、無症状者を拾い出し、早期に隔離するということに大方針を転換しなきゃいかなかった。
だけど官僚組織はいったん方針を立てると、それを大きく変えるときは、どうしても責任問題と表裏一体で。自分の出世が気になるんですよ。保身に走るんです。だから今までやってきたことは間違いじゃなかったと言い続ける『慣性の法則』が働き始めるんです。
それを正せるとしたら政治しかないんですけど、その時点で政治が無能だったと。総合的な判断力を行使するだけの力量がなかった」
頷きながら小川議員の指摘を聞いていた岩上安身は、ここで「政権交代したらできますか?」と問います。これに小川議員は「私が責任者なら圧倒的にやりたいです。一身をかけて」と答えました。
小川議員には、さらにコロナ対策に必要な政策、聖火リレーが始まった東京五輪の是非、そして5月23日総選挙説がある次回選挙に向けての抱負や国民へのメッセージをうかがいました。
現在、昨日配信したインタビューの様子をフルオープンで公開していますので、下記URLより、ぜひご視聴ください。明日まで全編視聴可能です。近日中にインタビューの様子を編集し、記事としてアップしますので、そちらもお楽しみにお待ちください。
※PCR検査抑制など失策続きの日本にコロナ第4波が迫る! 野党が示すコロナ対策、対案とは? 岩上安身による立憲民主党 衆議院議員・小川淳也氏インタビュー(2021年4月5日)
https://www.youtube.com/watch?v=hMcMHW_iiwk
■与野党一騎討ちの東京都小平市長選で、野党推薦の小林洋子氏が当選! 与党推薦の磯山亮氏は、丸川珠代五輪相や河野太郎コロナワクチン担当大臣の応援も及ばず落選!
与野党対決となった地方自治体の首長選挙で、またしても自民党が敗退しました。
4月4日に投開票が行われた東京都小平市長選で、立憲民主、共産、国民民主、生活者ネットが推薦する前市議の小林洋子氏が、自民、公明が推薦する前市議で市議会議長の磯山亮氏を破り、市長に当選しました。投票率は39.2%、得票数は小林氏は3万2180票、磯山氏は2万8615票でした。
※令和3年4月4日執行 小平市長選挙・小平市議会議員補欠選挙 開票結果(小平市、2021年4月4日)
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/087/087929.html
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■宮城、大阪、兵庫で「まん延防止等重点措置」が始まる! 新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は国会で「東京も、大阪のような状況になる可能性がある」と指摘! 大阪府の吉村洋文知事は「医療非常事態宣言を、もう数日後には発出する」との予測を表明! にもかかわらず、自民党二階幹事長は「GoToトラベル」再開を主張! 気は確かか!?
昨日5日、新型コロナウイルス感染の急激なリバウンドを受け、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、西宮市、尼崎市、芦屋市、宮城県仙台市の6市で、特措法にもとづく「まん延防止等重点措置」が始まりました。期間はゴールデンウイーク明けの5月5日までで、飲食店などに午後8時までの営業時間短縮要請が行われます。
国会で行われた参議院決算委員会では、立憲民主党の古賀之士議員が政府参考人である新型コロナ対策分科会の尾身茂会長に、緊急事態宣言解除後の現在の状況を踏まえた認識を質問。尾身会長は、以下のように答えました。
「現在の状況は、去年の暮れから今年の初めにかけて緊急事態宣言を出した頃から比べて、いくつかの特徴があると思います。
一つ目はクラスターが多様化しているということ。今までは飲食店が中心。それが今はかなり多様化しているということ。
2番目は人々の行動変容に対する協力が今まで以上にさらに得にくくなっていて、実際に昼夜関わらず、人流がかなり増えているということ。
それから変異株の割合が、東京なんかも含めて少し増加しているということで、感染対策の困難さという意味では一つ上の困難さに、今、突き当たっていると思います。
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■<本日のタイムリー再配信>故・日隅一雄氏らが深夜の東電会見で福島第一原発の汚染水海洋放出を厳しく追及! 本日午後8時から2011年収録「東京電力 記者会見 深夜25時(4月5日未明) ~低濃度汚染水放出について」を再配信します!
IWJでは東日本大震災と福島第一原発事故から10年を期に、2011年を振り返るタイムリー再配信を連日お届けしています。
本日は午後8時から、「東京電力 記者会見 深夜25時(4月5日未明) ~低濃度汚染水放出について」を再配信します。
2011年4月4日、東京電力は福島第一原発の廃棄物処理施設地下などに溜まっている汚染水1万トンを海洋に放出すると突然発表し、同日夜から放出を始めました。
東電の説明は「5号機、6号機のタービン建屋内の水位が上がり、ディーゼルエンジンの水没を防ぐため」「より高濃度の汚染水が溢れて漏出してしまうのを防ぐため」というもので、比較的低濃度とされる地下の汚染水1万トン以上を海洋放出しました。
日付が変わった5日午前1時から行われた記者会見で、汚染水の意図的な海洋放出の責任は誰か、本当に放出は必要なのか、と厳しく追及したのは、故・日隅一雄氏、木野龍逸氏、上杉隆氏らのフリーランス記者でした。
記者会見の詳細はぜひ、本日午後8時からの再配信をご視聴ください。
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【タイムリー再配信 913・IWJ_YouTube Live】20:00~
東京電力 記者会見 深夜25時(4月5日未明) ~低濃度汚染水放出について
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
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■3月の「岩上安身のIWJ特報!」は昨年11月収録「岩上安身によるインタビュー 第1020回 ゲスト 東京都医師会会長・尾崎治夫氏」をフルテキスト化し、注釈をつけて発行しました! ぜひ、まぐまぐでのメルマガ登録をお願いします! IWJサポート会員の方は無料でバックナンバーが読み放題!
IWJでは毎月、「岩上安身によるインタビュー」をフルテキスト化し、詳細な注釈をつけて、メルマガサイト「まぐまぐ」で「岩上安身のIWJ特報!」として発行しています。
3月は、2020年11月24日に収録した「新型コロナウイルス『秋の第3波』到来! 東京都医師会の緊急提言でGoTo キャンペーンを一部見直し!冬場のコロナに日本は持ちこたえられるのか!? 岩上安身によるインタビュー 第1020回 ゲスト 東京都医師会会長・尾崎治夫氏」を発行しました。
2020年11月24日、東京都医師会会長の尾崎治夫氏(※)に、岩上安身がインタビューを実施。(その1)から見てきたように、話題は多岐に渡りました。
※尾崎氏の「崎」の字のつくりは正しくは「立」に「可」。機種依存文字のため「崎」で代替させていただきます。
豊洲市場でのクラスター発生のニュースを受けて、尾崎会長は「家族経営は14日休んだら、大変なことになる」と指摘。検査と補償のセットの必要性を訴えました。
また、コロナ禍を恐れての受診控えによる、生活習慣病の悪化への危惧や、マスク、手洗い、アルコール消毒の徹底も改めて強調しています。
グーグル社の「COVID-19感染予測」を、現実の感染拡大のスピードが越えたことに対して、「このカーブを緩めるために、何を一番すべきか」として、京大の西浦博教授が分析した、感染拡大の決定要因である「人口密度・気温・人の移動・コンプライアンス(個人が守るべきこと)」の重要性を指摘しました。
さらに、国民の「自助努力」を期待する国に対して、「これまで十分に、国民も都民も医療従事者も努力した」と指摘。「国が、ひと頑張り、ひと肌脱いでもらわないと、どうしようもない事態に来ている」と総括し、改めて政府に対する、強い要望を表明しています。
今月も盛りだくさんの内容です!2月にインタビュー前半にあたる第502号(その1)から第505号(その4)までを発行しました。3月は後半にあたる第506号(その5)から第509号(その8)までを発行し、完結しました。ぜひ御覧ください!
第506号(その5)目次
◆第2波で尾崎会長は安倍政権に苦言を呈していた!「休業補償をつけた休業要請を!!」
◆自民党員だが、政府に忖度しない尾崎会長。「抗議の電話もいただく。でも、都民の命を守ることが東京都医師会の役目。自分が正しいと思う判断で行動します」
◆「東京五輪は『国際版GoToトラベル』!」「ワクチンがある程度効いて激変しても、7月から皆さんがほとんど抗体を持って治った状態で日本にお迎えするなんて夢の夢」
◆「もう、東京の医療がもたない」と緊急提言! 冬場は新型コロナだけでなく、心筋梗塞や脳卒中も増える。高齢者や重症者が増加すると医療現場の負担は何倍にもなる!
第507号(その6)目次
◆危険因子は「タバコ、高血圧、運動不足、糖尿病」の4つ! コロナ禍で「持病あるから」と諦めず、逆にこのコロナ危機を生活習慣病見直しの契機に! 今こそ「GoToドクター」!
◆感染の流れは「会社から家庭へ」「大人から子どもへ」。大切なのは感染者を責めないこと。「責められると隠しちゃう。最近、検査を拒否する人が増えてるんです」
◆「感染が出た企業や施設は全員検査!」「感染は不明だが風邪様の症状が出たら、20~30代の『健康な人』なら1週間ぐらい休んでもらう!」「50~60代で持病ある人は、我慢すると重症化も!」
◆かかりつけ医がいなくても電話で相談を! 「東京都の発熱相談センターは土・日・祝日も24時間対応。新型コロナの診察可能なところを紹介できます」
第508号(その7)目次
◆クラスター発生の豊洲市場。関係者4000人に自主検査を呼びかけるも「陽性なら14日間休業、補償なし」の現状、受けたのは900人だけ! 検査と補償をセットに!
◆新型コロナウイルスは目、鼻、口から侵入。だから、予防の基本はマスク、手洗い、アルコール消毒。「感染しない、感染させない」の徹底を!
◆コロナ禍を恐れての受診控えで生活習慣病の悪化! 病院がコロナ患者で埋まると高齢者、心臓病、高血圧などの患者の行き場がなくなる!
◆グーグル社「COVID-19感染予測」の数字を現実が越えた!「予想以上に感染スピードが早い。国民は手洗いやマスクなどの予防徹底を。国は人の流れを止めること」
第509号(その8)目次
◆2020年4月、東京都医師会は地域PCRセンターを40ヶ所に設置。さらに、診療所でPCR検査を可能にするべく動いた。それを厚労省が「後追い」で全国展開へ!
◆IWJ記者の質問に西村大臣は「1日あたり検査能力54万件を目指す」と回答したが、「本当にできるとは言ってないんです、これ」と尾崎会長!
◆大量検査せず、クラスター政策だけなので、みんな逃げまくってるという「悪循環」を「政策転換しないといけない」!
◆コロナ第1波を「なんとなく」抑えた日本。政府は国民の「自助努力」で乗り切れると思ってる!? もう、国民は十分努力した。あとは国の「公助」の出番!
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IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、仲川正紀、城石裕幸、中村尚貴)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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