┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに〜急増する日本国内の新型コロナ感染! 国内の新規感染者は2日連続で過去最多を更新!
┠■米大統領選でのバイデン勝利と新型コロナワクチンの治験結果を受けて9日に急騰したNYダウは米国内の感染拡大を受けて12日まで続落! 8営業日連続で上がり続けていた東証日経平均は13日反落、135円安の2万5385円! 一方、13日のNYダウは210ドルの反騰!
┠■【中継番組表】
┠■IWJは今年8月1日から始まった第11期の第1四半期、最初の3ヶ月を経過し、経営に必要なご寄付・カンパ1350万円に対して785万円以上が不足しています! 過去に例のないほどの経済的なピンチです! このままではIWJが存続できなくなります! どうか、皆様からの緊急のご支援をお願いいたします!
┠■10月も皆様からの温かいご支援をいただきました。ここに感謝を込めて、ご寄付・カンパをくださった方々のお名前を掲載させていただき、御礼のしるしとさせていただきます! 本当にありがとうございます! 今後もご支援をよろしくお願いします!
┠■菅・バイデン電話会談で外務省は「バイデン次期大統領からは、日米安保条約第5条の尖閣諸島への適用についてコミットする旨の表明があり」と発表! しかしバイデン氏公式サイトには「尖閣諸島」への言及なし! 「実際は日本側の追加確認では?」とのIWJ記者の質問の途中で、茂木敏充外相は「違います」と。はぁ!?
┠■<本日の再配信> 11月12日、衆院農水委員会で日本の食料安全保障を民間企業に売り渡す種苗法改正案が審議入り! 本日午後8時より、2020年5月24日収録「国民の声が日本の農家と食卓を守る! 『種苗法』改定を廃案へ 多国籍企業に日本の種を支配させるな!! 岩上安身によるインタビュー 第997回 ゲスト『日本の種子を守る会』元農林水産大臣 山田正彦氏 後編(後半)」を再配信します!
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■はじめに〜急増する日本国内の新型コロナ感染! 国内の新規感染者は2日連続で過去最多を更新!
おはようございます。IWJ編集部です。
日本各地では、紅葉の美しいシーズンを迎えていますが、人混みが気になり、紅葉の名所へ向かうには二の足を踏みます。
欧米をはじめ世界中でコロナは春の第1波を数倍上回る規模で感染拡大中ですが、日本でも、春の第1波、夏の第2波に続く、秋の第3波の到来が確実になってきているからです。
東京都は昨日13日、新型コロナの新規感染者が、3日連続300人を超える374人確認されたと発表しました。過去最多は夏の第2波のピークだった8月1日の472人ですが、昨日の374人は過去8番目の記録です。一昨日の12日の393人は、過去5番目の記録です。
※都内の最新感染動向(東京都)
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
また、大阪府は13日、過去最多となる263人の新規感染を確認したと発表しました。大阪のこれまでの過去最多は、11月11日の256人でした。大阪府で新規感染者が200人を超えたのは4日連続です。
※新型コロナ大阪263人過去最多(NHK関西、2020年11月13日)
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20201113/2000037246.html
13日の国内の新規感染者は、2日連続で過去最多を更新し、1685人と発表されました。東京では、夏の第2波をまだ超えていませんが、全国で見れば、すでに第3波は、第1波、第2波を上回っています。厚生労働省によれば13日0時までに確認された、12日の新規感染者数は1623人です。
※【国内感染】13日 9人死亡1685人感染 過去最多(午後6時20分)(NHK、2020年11月13日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201113/k10012710681000.html
※新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省、2020年11月13日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
■米大統領選と新型コロナワクチンの治験結果を受けて9日に急騰したNYダウは米国内の感染拡大を受けて12日まで続落! 8営業日連続で上がり続けていた東証日経平均は13日反落、135円安の2万5385円! 一方、13日のNYダウは210ドルの反騰!
※米欧で新型コロナ再感染爆発!フランスは1日の新規感染5万人超え! 陽性20倍!! 米国は1日の新規感染10万人突破で世界最高記録を更新中! 陽性310万人と第1波の3倍!! 日本も1日の陽性者が第1波超え! 「出入国制限の新たな緩和」に踏み切るのは危険!!(IWJ、2020年11月3日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483939
米大統領選で民主党バイデン候補の当選確実と米製薬会社ファイザーの新型コロナワクチン治験結果を受けて9日に急騰していた米NYダウが、その後、下がり続けています。
※ニューヨークダウが急騰!バイデン政権誕生、200兆円コロナ対策などで先行き不透明感払拭、米ファイザーの新型コロナウイルス治験の成果発表へも市場が好感!!(日刊IWJガイド、2020年11月10日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47767#idx-3
前の週の終値の2万8323ドル40セントから急騰し、9日、2万9467ドル90セントで始まったNYダウ平均株価は、最高値2万9933ドル83セントを記録し、9日は2万9157ドル97セントで取引を終えました。
その後、10日から11日にかけてゆるやかに値を上げていましたが、11日午後の2万9593ドル11セントを境に下落に転じ、11日の終値は2万9397ドル63セント。12日は2万9231ドル91セントで始まり、一時2万8902ドル13セントまで値を落し、終値は2万9080ドル17セントでした。前日比317ドル46セント安、マイナス1.1%でした。
※NYダウ続落、317ドル安 コロナ感染拡大で景気懸念(日本経済新聞、2020年11月13日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66172350T11C20A1000000/
※ニューヨークダウ平均株価(ストックブレイン)
https://nikkei225jp.com/nasdaq/
米国では現地時間の12日、国内の1日の新型コロナ新規感染者が、これまでで最も多い14万543人を記録しました。10月8日に世界で初めて1日の新規感染者が10万人を突破し大きなニュースになっていたのが、はるか昔のようです。この伸び率だと、1日あたり20万人を突破するのも時間の問題です。
また、世界的な新型コロナ感染拡大と、それにともなう各国でのロックダウン などの対策によって経済活動が制限されたことで、売りが優勢となりました。
※米国のコロナ新規感染者、14万人超え 連日の最多更新(CNN、2020年11月12日)
https://www.cnn.co.jp/usa/35162370.html
こうした流れを受けて、東京市場では12日まで8営業日連続で上がり続けていた日経平均株価が、13日、反落。前日比135.01円安の2万5385.87円で取引を終えました。
※【市況】日経平均13日大引け=9日ぶり反落、135円安の2万5385円(Kabutan、2020年11月13日)
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202011130597
一夜明けて、米国NY市場の11月13日、前場スタートから1時間後の午前10時半の時点(日本時間13日午後11時半)での株価は、2万9286ドル16セント、昨日(現地時間12日)から210ドル高と昨日(現地時間12日)の売り優勢から、買いが優勢になっており、後場へ向けて、反発しました。再び3万ドルをうかがう状況になっています。
※米国株、ダウ反発で始まる ワクチンの早期普及を期待した買い(日本経済新聞、2020年11月13日)
https://www.nikkei.com/article/DGXLAS3LANY01_T11C20A1000000/
こうしたNY市場の株価の乱高下は、中国と米国の覇権争いとも、無関係ではないと思われます。一昨日12日に、岩上安身によるインタビューを行った東アジア共同体研究所の須川清司上級研究員も、席上懸念を示していました。詳しくは、下記のURLから御覧になってください。
※米中戦争前夜における日本主体の安全保障論(2) バイデン新大統領の誕生で米中関係は? 米中覇権交代がコロナ禍で加速か!? 自発的対米隷従国家・日本はどうする!? 岩上安身によるインタビュー 第1017回 ゲスト 東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員 2020.11.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484505
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◆中継番組表◆
**2020.11.14 Sat.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【録画配信・沖縄 IWJ_YouTube Live】17:00~「おきなわ憲政塾『目からウロコの憲法学』―登壇:高良鉄美 参議院議員」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
10月31日に開催された「おきなわ憲政塾」の講座「目からウロコの憲法学」を録画配信します。これまでIWJが報じてきた高良鉄美氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%ab%98%e8%89%af%e9%89%84%e7%be%8e
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【タイムリー再配信 793・IWJ_YouTube Live】20:00~「国民の声が日本の農家と食卓を守る!『種苗法』改定を廃案へ 多国籍企業に日本の種を支配させるな!! 岩上安身によるインタビュー 第997回 ゲスト『日本の種子を守る会』元農林水産大臣 山田正彦氏 後編(後半)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
5月24日に収録した、岩上安身による山田正彦氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた種苗法関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%a8%ae%e8%8b%97%e6%b3%95
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/475177
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◆中継番組表◆
**2020.11.15 Sun.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】13:00~「救援連絡センター連続講座 『獄中医療問題について考える』 ―講演:中島直氏(多摩あおば病院副院長、元横浜刑務所医務技官)、赤池一将氏(龍谷大学刑事法学教授)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「救援連絡センター」主催の連続講座 「獄中医療問題について考える」を中継します。これまでIWJが報じてきた人権問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%ba%ba%e6%a8%a9%e5%95%8f%e9%a1%8c
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【タイムリー再配信 794・IWJ_YouTube Live】17:00~「米国覇権の陰りと中国の台頭、数年以内に起こる米中覇権交代は21世紀最大のテーマ! 日本のマスメディアが決して伝えない中国の真の姿とは!? ~岩上安身によるインタビュー 第915回 ゲスト 中国通のエコノミスト・田代秀敏氏! 第3弾(前半)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2018年10月に収録した、岩上安身による田代秀敏氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた田代秀敏氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%94%b0%e4%bb%a3%e7%a7%80%e6%95%8f
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434358
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【タイムリー再配信 795・IWJ_YouTube Live】20:00~「米国覇権の陰りと中国の台頭、数年以内に起こる米中覇権交代は21世紀最大のテーマ! 日本のマスメディアが決して伝えない中国の真の姿とは!? ~岩上安身によるインタビュー 第915回 ゲスト 中国通のエコノミスト・田代秀敏氏! 第3弾(後半)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
2018年10月に収録した、岩上安身による田代秀敏氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた中国経済関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e7%b5%8c%e6%b8%88
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434358
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
福島第一原子力発電所1号機、原子炉ガス管理設備の排気ファン全台停止!排気ファンの停止と水素爆発防止のための窒素封入との関係を、何度聞いてもはぐらかす東京電力!~11.12東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484690
東京電力、柏崎刈羽7号炉の使用前事業検査を申請!更田委員長は「運用について組織としての姿勢を問う」!「小早川社長とお目にかかる」~11.11原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484594
議論、検討を欠く拙速な「種苗法改正案」を止める、廃案にする! 政府、農水省の唱える新品種保護の欺瞞、農家に対する無理解に抗議! 寒風のもと集った有志の真摯な訴え!~11.12 #種苗法改正案 反対抗議行動 国会前アクション
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484662
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■IWJは今年8月1日から始まった第11期の第1四半期、最初の3ヶ月を経過し、IWJの運営に必要なご寄付・カンパの目標額1350万円に対して785万円以上の不足となっています! 過去に例のないほどの経済的なピンチです! このままではこれまでのような活動を続けることが困難になります! どうか、皆様からの緊急のご支援をお願いいたします!
いつもIWJをご支援・応援していただき、ありがとうございます。岩上安身とスタッフ一同、心より感謝申し上げます。
IWJは今年8月1日に、第11期をスタートしました。IWJは現在、活動費の半分を会員の皆様からの会費で、もう半分を皆様からのご寄付・カンパによって活動しています。今期は、前期、前々期に引き続き、事業規模を縮小して、必要最低限の予算を組んでいます。この予算では、皆様からのご寄付・カンパは、月額450万円あれば、収支のバランスが取れる見通しでした。
しかしながら、8月のご寄付・カンパは167万4160円にとどまりました。月間目標額の450万に到達するには遠く及ばず、282万5840円も不足しました。
翌月の9月のご寄付・カンパは、187万2500円でした。9月も月間目標額450万円に到達せず、262万7500円不足となりました。
10月のご寄付・カンパは210万1969円でした。やはり、月間目標額450万円に届かず、239万8031円も不足してしまいました。
今期第11期は、第1四半期にあたる、8月、9月、10月の3ヶ月の合計目標額1350万円に対し、ご寄付・カンパの総額は564万8629円です。この3ヶ月で不足となった金額は、785万1371円になります。
IWJは現在、過去に例のないほど経済的なピンチに直面しています。
IWJ代表である岩上安身は、IWJの緊縮財政にあわせ、前期、前々期から3期連続で、今期も役員報酬を50%カットし続けています。その上で、現在の財政ピンチに対処するため、今月個人の貯金から400万円をIWJに貸し付けました。岩上安身はこれまでにもIWJに貯金を貸し付けており、その貸付残高は593万円になります。
岩上安身は富裕層でも資産家でもなく、IWJの財政危機を丸ごと救えるような私財があるわけではありません。
加えて岩上安身は、11月7日に家の近くの路上で、左足を路面の窪みにとられて転倒。左足を骨折してしまいました。また、先日ご報告したように、総合病院での睡眠時無呼吸症候群の精密検査の結果、睡眠時にかなりの回数と長い時間、無呼吸状態になり、血中酸素飽和濃度が極端に低くなっていることがわかりました。
これに対処するため、岩上安身は現在、CPAPという鼻から空気を送り込む装置を装着しての治療を開始しています。これほど睡眠が取れていないのでは、体調が悪いのは当然なのですが、そこに加えての転倒、骨折。弱り目に祟り目です。この体調の報告は、岩上安身が近々行う予定です。
岩上安身自身は、「必ず、骨折も睡眠時無呼吸症候群も治して、また、バリバリと仕事をしますので、それまで、IWJをお支えください」と、決意を表明しています。
ですが、財務がこのような状況では、IWJはこれまでのような活発な活動を継続することはできそうにありません。
それでも、私たちは何としてもこれまでと同様、ジャーナリズム本来の志をまっとうした活動を継続し、できれば新たなネット環境にも適応する新しい技術にも挑戦し、独立市民メディアとしての使命を果たしていきたいと強く願っています。
また、先日からお知らせしていますように、IWJでは現在、生き残りをかけて、全配信チャンネルをYouTubeへ移行する計画を進めています。そのためには、LiveUという機器の導入が必要となります。連日お伝えしてきた内容を以下の記事にまとめました。お時間のあるときにどうぞお目通しください。
※IWJの財政が本当にピンチです! 10月末は岩上安身個人から400万円を借り入れてしのぐことに! 他方、激変する情報環境の中で、生き残りをかけて新機材を導入、全チャンネルでYouTube Liveによる生中継を行えるように改革を断行します! IWJへのご支援を、ぜひ、よろしくお願いいたします! 2020.10.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483507
IWJは政治的に権力におもねらず、大資本にも組み伏せられない、独立した自由な市民のためのインターネット報道メディアとして、時代の変化にあわせて柔軟な改革を進め、敏感に果断に対応していくことで生き延びていきたいと考えています。どうか、IWJの生き残りをかけた取り組みにご理解をいただき、ご支援をよろしくお願いいたします!
コロナ禍の状況下で、誰もが経済的に苦しい状況であると思います。そんなただ中で皆様にご寄付・カンパのお願いを続けることは非常に心苦しいことではありますが、特定のスポンサーに頼らない独立市民メディアであるIWJが、活動を継続していくためには、市民の皆様の会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせません!
ぜひ、会員登録と、ご寄付・カンパによる緊急のご支援を、よろしくお願いいたします!
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
また、ご友人や知人にIWJの活動をお知らせいただき、ご支援の輪を広げていただけるようお願いいたします! ぜひ、みなさまのお力で、口コミやSNS等でIWJへご支援を呼びかけていただければと思います。11月13日時点で会員登録いただいている会員様の総数は、4344名です。この数を皆様とともに、ぜひ伸ばしていきたいと考えております!
下記URLに、ご寄付・カンパくださった皆様のお名前を記して感謝の意を捧げております。ぜひ御覧いただければと存じます。
※いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。取材・報道活動にお力添えいただきましたみなさまへ心より御礼を申し上げ、お名前を掲載させていただきます<ご寄付・カンパのお礼とご報告>
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/category/information/donation
※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします! 1000円からクレジットカードの使用も可能です。ぜひご検討ください。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
■10月も皆様からの温かいご支援をいただきました。ここに感謝を込めて、ご寄付・カンパをくださった方々のお名前を掲載させていただき、御礼のしるしとさせていただきます! 本当にありがとうございます! 今後もご支援をよろしくお願いします!
皆様、IWJへのご支援、ありがとうございます! 岩上安身とIWJスタッフ一同、この場をお借りして深くお礼申し上げます。ありがとうございます!
ここに、感謝を込めて10月にご支援くださった方々のお名前を、順次ご紹介させていただきます。
——
T.S. 様
斉藤道俊 様
K.Y. 様
なるもも 様
M.T. 様
S.N. 様
O.F. 様
S.R. 様
山田谷 勝善 様
サトウ カズコ 様
炭谷克己 様
K.O. 様
K.M. 様
寺倉清之 様
Sung-Gi Kim 様
井出隆太 様
服部裕美子 様
井上 様
松村 比奈子 様
吉田俊一 様
——
皆様、ありがとうございます! 今後とも、どうぞ、IWJをよろしくお願いいたします!
■菅・バイデン電話会談で外務省は「バイデン次期大統領からは、日米安保条約第5条の尖閣諸島への適用についてコミットする旨の表明があり」と発表! しかしバイデン氏公式サイトには「尖閣諸島」への言及なし! 「実際は日本側の追加確認では?」とのIWJ記者の質問の途中で、茂木敏充外相は「違います」と。はぁ!?
昨日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、菅義偉総理は12日、米大統領選で当選を確実にしたバイデン次期大統領と電話会談を行いました。この会談の内容は、外務省のホームページに掲載されています。
※菅総理大臣とバイデン次期米国大統領との電話会談(外務省、2020年11月12日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page3_002922.html
この外務省の発表の中で、日米安保条約について、以下のように書かれています。
「バイデン次期大統領からは、日米安保条約第5条の尖閣諸島への適用についてコミットする旨の表明があり、日米同盟を強化し、また、インド太平洋地域の平和と安定に向けて協力していくことを楽しみにしている旨発言がありました」
ところが、バイデン氏が選挙後に立ち上げた、「政権移行チーム」の公式サイトには、以下のように書かれています。
「The President-elect underscored his deep commitment to the defense of Japan and U.S. commitments under Article V, and he expressed his strong desire to strengthen the U.S.-Japan alliance even further in new areas.(次期大統領は、日米安保条約第5条にもとづく米国の深いコミットメントを強調し、新たな分野で日米同盟をさらに強化していきたいとの強い思いを表明した)」
※Readout of the President-elect’s Foreign Leader Calls(BIDEN-HARRIS TRANSITION、2020年11月11日)
https://buildbackbetter.com/press-releases/readout-of-the-president-elects-foreign-leader-calls/
外務省の発表ではバイデン氏が「尖閣への適用」を言い出したように読めますが、バイデン氏の公式ページには、「尖閣諸島」という文字は出てきません。
日米安保条約第5条とは、次のような条文です。
「第五条 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、国際連合憲章第五十一条の規定に従つて直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執つたときは、終止しなければならない」
※日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku.html
そこで、IWJ記者は昨日12日に行われた茂木敏充外務大臣定例会見で、この点を質問しました。以下が、IWJ記者の質問と茂木外相の答弁です。
IWJ記者「昨日の菅総理とバイデン次期米大統領との電話会談についてお聞きします。
外務省は『バイデン次期大統領からは、日米安保条約第5条の尖閣諸島への適用についてコミットする旨の表明があり』と発表していますが、バイデン氏の政権以降チームの公式発表には『日米安保条約第5条の下での米国の深いコミットメントを強調し』とあり、『尖閣諸島』にはひとことも触れられていません。
外務省の発表では、バイデン氏側から尖閣の話題を持ち出したように読めます。
確認したいのですが、実際は日本側があとから、バイデン氏に対して尖閣諸島について追加確認しただけ、ということはないですか?
『尖閣諸島』の部分について、バイデン氏が何と言い、菅総理が何と言ったのか…」
茂木外相「あの。あの、すみません。違います」
IWJ記者「はい。…正確に…」
茂木外相「違います」
IWJ記者「違う?」
茂木外相「はい。答えです」
IWJ記者「違うというのは?」
茂木外相「あの、あなたの言っていることは違います。まあ、そういうことです(嬉しそうな笑顔)」
IWJ記者「それが回答ということで?」
茂木外相「はい」
司会「よろしいでしょうか?」
IWJ記者「…はい。わかりました。ありがとうございます」
続いて、IWJ記者は米大統領選にともなう、米中関係について、質問しました。IWJ記者の質問と茂木外相の答弁は、以下の通りです。
IWJ記者「残り任期70日もないトランプ政権で、エスパー国防長官に続き、国防総省高官3人も辞任したと報じられています。
中国のグローバルタイムズはこの報道以前に『トランプ氏が中国との関係の中で「最終的な狂気」に陥る可能性がある』と指摘しており、台湾や南シナ海などをめぐる米中の緊張がさらに高まる可能性が高いと分析しています。
これについて外務省がどのように分析しているのか、お聞かせください」
茂木外相「あの、日本とアメリカの間、トランプ政権においてもそうでありますが、まあ、次期政権におきましてもですね、えー、地域の様々な情勢について、意見交換、すり合わせをおこない、認識の共有、そして、対処にあたっての方針、のすり合わせをしっかり行っていきたいと思っております」
茂木外相の答えは、質問の意図とはまったく異なるものでした。
■<本日の再配信> 11月12日、衆院農水委員会で日本の食料安全保障を民間企業に売り渡す種苗法改正案が審議入り! 本日午後8時より、2020年5月24日収録「国民の声が日本の農家と食卓を守る!『種苗法』改定を廃案へ 多国籍企業に日本の種を支配させるな!! 岩上安身によるインタビュー 第997回 ゲスト『日本の種子を守る会』元農林水産大臣 山田正彦氏 後編(後半)」を再配信します!
11月12日、衆議院農林水産委員会で種苗法改正案の審議が始まりました。種苗法改正案は先の通常国会で継続審議となり、今国会に持ち越されました。
※農林水産委員会(衆議院インターネット審議中継、2020年11月12日)
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=50841&media_type=
種苗法とは、1978年に農林水産省により制定された、農作物や園芸植物の新品種開発者(「育成者権者」といいます)を保護するための法律です。植物に関する特許制ともいうべき法律なのですが、自家増殖、すなわち登録品種について収穫物の一部を次期作の種苗として使うことは、これまでは農家に認められてきました。
この自家増殖を、従来の「原則自由」から「原則禁止」に変え、育成者権者の許諾なしには使えないようにするというのが、今回の改正案の主な目的です。審議入りに際して、野上浩太郎農水相は、「わが国の農林水産業の発展を図るためには登録品種の海外流出を防止できるようにすることが重要だ」と述べました。農水省は自家増殖を禁止する理由について、ブランド力のある国内の登録品種を勝手に海外に持ち出されるのを防ぐためだと説明しています。
※種苗法の一部を改正する法律案について(農林水産省)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/shubyoho.html
農水省は、自家増殖に許可が必要となるのは登録品種だけであり、一般品種や在来品種は今まで通り自由に自家増殖できると説明しています。しかし、自家増殖原則禁止の対象品目は、続々と追加されています。
また、法改正で許諾制がスタートすれば、これに係る事務手続きや費用負担の増加などが見込まれます。何より、海外の大手種苗メーカーが生産した種子を日本国内で品種登録し、高額な許諾料を設定する可能性があります。大きな負担を農家が背負わされることが、地域の、ひいては日本の農業の衰退を招来することは、火を見るより明らかです。
消費者側にも深刻な影響をもたらすことが予想されています。高額な登録料を支払うことができる大手企業だけが生き残るでしょう。そうなれば、種子の独占や市場の寡占化が進み、品種の多様性や選択肢が急激に狭まっていきます。
また、グローバル企業が日本の農業を、危険な遺伝子組み換え作物やゲノム編集作物だらけにしてしまう可能性もあります。これはもはや、日本の豊かな食文化とそれが支えてきた国民の健康とを、破壊することに他なりません。
安倍前政権は、2018年に主要農産物種子法(種子法)の廃止を強行しました。東京大学大学院農学生命科学研究科の鈴木宣弘教授は、種子法について、「命の要である主要食料の、その源である種は、良いものを安く提供するには、民間に任せるのでなく、国が責任を持つ必要があるとして、国がお金を出して、都道府県がいい種を開発して農家に安く提供する法律」だったと解説しています。
安倍前政権は、これを廃止するとともに、それまで国や都道府県が開発した種子を民間企業に譲渡するための法律「農業競争力強化支援法」を作ったのでした。鈴木教授は、今回の種苗法改定について、この種子法廃止とセットをなし、日本の礎である農業の中に「民間企業がもうけやすい構造をつくる」ものだと指摘しています。
※「食料は武器、標的は日本」TPP11、日米FTA、日欧EPAで日本農業は壊滅!安倍政権に貿易政策は任せられない!~岩上安身によるインタビュー 第878回 ゲスト 東京大学大学院農学生命科学研究科 鈴木宣弘教授 2018.6.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/424311
※コロナ禍のドサクサに検察庁法改正など悪法を次々成立させようとする安倍政権!「種苗法」改定阻止! 多国籍企業に日本の種を支配させるな!! 岩上安身によるインタビュー 第995回 ゲスト「日本の種子を守る会」元農林水産大臣 山田正彦氏 2020.5.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/474250
※わかりやすい種苗法改定Q&A【鈴木宣弘・食料・農業問題 本質と裏側】(JA、2020年6月4日)
https://www.jacom.or.jp/column/2020/06/200604-44664.php
※種苗法改定案が今国会に上程!自家増殖(採種)一律禁止になり、違反すると10年以下の懲役1000万以下の罰金共謀罪の対象!? 日本の農業政策の未来にあるのは強欲アグリビジネスの支配体制! 2020.2.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468513
この種苗法改正案が審議入りした12日、こうした一連の政策に反対する活動を続けている「日本の種子(たね)を守る会」や農民運動全国連合会などが国会前で抗議行動を行い、元農林水産大臣の山田正彦氏らがスピーチしました。
※議論、検討を欠く拙速な「種苗法改正案」を止める、廃案にする! 政府、農水省の唱える新品種保護の欺瞞、農家に対する無理解に抗議! 寒風のもと集った有志の真摯な訴え!~11.12 #種苗法改正案 反対抗議行動 国会前アクション 2020.11.12
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/484662
また、北海道では、道内の農業者や市民有志によってつくられた「北海道たねの会」が12日、札幌市の北海道庁で記者会見を行い、慎重な審議を求めました。
※種苗法改正「年月かけた議論すべき」 北海道たねの会が会見(北海道新聞、2020年11月12日)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/480996/
岩上安身は、この一連の法改正の危険性にいち早く注目してきました。そして、先の通常国会で種苗法改正案が審議入りするとみられていた5月17日と、継続審議となったあとの5月24日、「日本の種子を守る会」の山田正彦元農水相に連続インタビューを行っています。
11月11日に、この山田氏の連続インタビューの中から24日に行われた後編の前半を再配信いたしました。本日11月14日は、午後8時からその続き、後編の後半を再配信いたします!
11日にお届けした前編では、山田氏は、TPP違憲訴訟の判決文、「とねのめぐみ」(日本モンサント)の契約書、つくばSD(住友化学)の契約書を写真で紹介。種子法廃止の背景にTPPがあることや、種子企業の契約書にいかに農業者に不利な規定が盛り込まれているかを明らかにしました。
さらに、種苗法21条4項、農業競争力強化支援法、ユポフ条約など、種苗法改定に関連する法律や条例の重要な規定をひとつひとつ丁寧に紐解き、種苗法を改定しなくても海外への持ち出しは禁止されていることや、政府が行う対策の「矛盾」について指摘しています。
本日午後8時からお届けする後編では、種苗法改定によってどのような事態がおこりうるのか、不正確な品種判断による新品種登録や、民間への育種権売却、農地の汚染といった種々の問題点について、わかりやすく解説しています。
山田氏はまた、種苗法改定を阻止することに加えて、改定が強行された際にも農業者や市民ができる抵抗の具体的方策も提案しました。実際、2018年に種子法が廃止された時、全国の道県が種子法にかわる独自の条例を制定し、穀物の種子を守る動きが広がりました。
山田氏の「種は皆のものなんです。私は種に国境はないと思ってるんです」という言葉は、温かくも力強く心に響きます。「今、農水省は、種子条例歓迎とコロッと変わった。国会でも強硬に種子法廃止をやったが、撤回法案の審議に自民党は応じてる」「我々はあきらめちゃいけない。対抗できるんです」と訴える山田氏のインタビュー! 今夜午後8時より、ぜひ、ご視聴ください!!
なお、再配信は冒頭のみオープンで配信し、その後は会員限定となります。まだIWJ会員でない方は、この機会にぜひ、IWJ会員へのご登録もお願いいたします! 会員のお支えなくして、IWJの活動は成り立ちません! 何とぞよろしくお願いいたします!
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【タイムリー再配信 793・IWJ_YouTube Live】20:00~
「国民の声が日本の農家と食卓を守る! 『種苗法』改定を廃案へ 多国籍企業に日本の種を支配させるな!! 岩上安身によるインタビュー 第997回 ゲスト『日本の種子を守る会』元農林水産大臣 山田正彦氏 後編(後半)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
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それでは、本日も1日よろしくお願いします。
IWJ編集部(岩上安身、浜本信貴、辻部亮子、城石裕幸、中村尚貴)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】