┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ <昨日の岩上安身のインタビュー>戦争する国は弱くなる! 戦争しない国は栄える! 米国がイラクやアフガニスタンで無駄な金と血を流し続けてきた間に戦争をしなくなった中国が台頭した! 日本は米国主導の有志連合に自衛隊を派遣するのか!? 岩上安身による放送大学高橋和夫名誉教授インタビュー
┠■【中継番組表】
┠■日本政府が韓国をホワイト国から除外することを閣議決定! 韓国の文在寅大統領は「明白な経済報復だ」「盗っ人たけだけしい」と非難しながらも、悪循環を止める唯一の方法は「日本政府が一方的で不当な措置を一日も早く撤回し、対話の道に出てくることだ」と、対話での解決を要求!
┠■8月1日からIWJ第10期がスタート! 前期第9期は一時IWJ存続の危機にも直面した苦しい1年間でしたが、何とか乗り切ることができました。収支は会計処理がすみ次第、報告いたします。ここまで活動を支えてくださった皆様、本当にありがとうございます!今期第10期もよろしくお願いいたします!
┠■岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!
┠■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!
┠■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!
┠■夏休みにIWJで学生インターンを経験してみませんか?
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■はじめに~<昨日の岩上安身のインタビュー>戦争する国は弱くなる! 戦争しない国は栄える! 米国がイラクやアフガニスタンで無駄な金と血を流し続けてきた間に戦争をしなくなった中国が台頭した! 日本は米国主導の有志連合に自衛隊を派遣するのか!? 岩上安身による放送大学高橋和夫名誉教授インタビュー
参院選以降、国内問題に目が向けられがちですが、米国が構想する中東ホルムズ海峡での有志連合に日本が参加し、自衛隊を派遣するかどうかは、日本が米国の戦争の泥沼に巻き込まれるかどうかという点で、とても大きな分岐点になります。
岩上安身は昨日8月2日、中東問題が専門の国際政治学者で放送大学名誉教授の高橋和夫氏にインタビューを行いました。
冒頭、高橋氏は8月2日という日にちについて、1990年にイラクがクウェートを制圧した日であることを指摘しました。これが湾岸戦争の始まりですが、この湾岸戦争で米国は「有志」を募って有志連合を結成し、イラクを攻撃しました。日本は多国籍軍へ135億ドル(約1兆8000億円)もの資金協力をしましたが、そのうち約1兆1500億円が米国の懐に入ったことがわかっています。そしてその挙句、米国を中心とした参戦国から金だけを出し人的貢献がないことを非難されました。
現在、米国が中東で構想している有志連合は、ホルムズ海峡を航行する民間船舶の護衛が目的だと主張していますが、「対イラン包囲網」であることは明らかです。高橋氏は「安倍総理は、たぶん、憲法の話をするのに実際にペルシャ湾で戦争が始まったり、自衛隊に犠牲が出てほしくないんですよ。この問題は関わりたくないと思いますよ」と解説しました。これに対して岩上安身が「オリンピックが終わった2020年秋までに改憲をやると公言しましたが、前倒しになるんじゃないですか?」と懸念しました。
中盤、高橋氏は次のように解説しました。
「21世紀に入って『中国の台頭』って言いますけど、その最大の理由の一つはもちろん中国の経済発展ですけど、もう一つは、イラクだアフガニスタンでアメリカが無駄なお金、無駄な血を流してきたからなんですよ。ちょうど60年代、70年代にベトナムでアメリカが泥沼で苦しんでいる時にソ連が軍事力を高め、アメリカを上回るんじゃないかと言われた時代があったが、今まさにそうなんですよ。だから戦争すれば国は弱くなるんですよ」
これに対して岩上安身は「軍備はしっかりしていても、戦争をしない国は成功するんですね。中国も70年代末の中越紛争以後、戦争してないですね。戦争しなかった中国と、戦争し続けてきたアメリカの差が出てるんじゃないですか? 中国だって戦争始めればガタガタになるだろうし、同じことが日本にも当てはまりますよね。やれば、ボロボロになりますよね」と、応じました。
このインタビューの録画は、準備ができ次第、アップいたしますので、しばらくお待ちください。
昨日は、ホルムズ海峡有志連合に関して、外務省、防衛省、内閣官房、経済産業省より野党合同ヒアリングが行われ、IWJが中継しました。
ヒアリングでは現在は無所属の山井和則衆議院議員が「もし、海上自衛隊なり自衛官を派遣することになると、大きな判断だと思います。どういう法的根拠であれ、この場合、与党の判断という次元の話ではなく、政府として国会で審議をする必要があるのか、それとも必ずしも必要と考えてないのか? 私たちが心配しているのは、夏の間に『国会を開け、開け』と言っても、与党は開かないわけですから、重要な、大きな、自衛隊派遣を決めながら国会審議を1ヶ月も2ヶ月もしない、つまりそれは国民に説明をしないということですから。そうなるのを危惧している」と問い質しました。
これに対して防衛省の政策企画官が、「重要影響事態という事態認定をする場合は、原則事前の国会承認をいただくということですが、緊急の必要がある場合は、事後承認でも可であるという規定になっています。国連決議がある場合は例外なく事前に国会に承認いただくという規定になっています」と答えました。
IWJはこの野党合同ヒアリングを生配信し、録画をアップしました。ぜひ、以下のURLよりご覧ください。
※「安倍総理がトランプ・米大統領の親書をイランに持って行って突き返された」という一部報道を外務省が完全否定するも、防衛省はホルムズ海峡への自衛隊派遣の法的根拠は明言せず ~ホルムズ海峡有志連合問題 野党合同ヒアリング ―外務省、防衛省、内閣官房、経済産業省よりヒアリング 2019.8.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454776
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◆中継番組表◆
**2019.8.3 Sat.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・OKINAWA1】11:00~「辺野古新基地建設阻止!第一土曜日ゲート前県民大行動」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1
「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」主催で、毎月第一土曜日、辺野古 米軍キャンプシュワブ・ゲート前で開催される県民大行動の模様を中継します。辺野古新基地建設問題関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%BE%BA%E9%87%8E%E5%8F%A4
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【IWJ・Ch4】14:00~「どうする?どうなる?憲法9条『コクミンテキ☆ギロンしよう! 第5回 ゲスト:国民民主党 玉木雄一郎 代表』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
国民民主党 玉木雄一郎 代表がゲスト出演するトークイベントを中継します。これまでIWJが報じてきた国民民主党と改憲関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/partyconcept_for_constitutional_revision
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】16:00~「性暴力は被害者の人生にどのような影響を及ぼすのか― 当事者の声から刑法改正を考える ~当事者への質的調査の結果を踏まえて~」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
5月23日に収録した、「一般社団法人Spring」主催「性暴力に関する調査研究チーム」共催の院内集会を録画配信します。これまでIWJが報じてきた性的暴力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%80%A7%E7%9A%84%E6%9A%B4%E5%8A%9B
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】19:00~「とことん話そう、ここがオカシイ!日本の選挙!―登壇:弁護士氏 宇都宮健児氏、ジャーナリスト 畠山理仁氏、元新宿区議選候補 李小牧氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
7月29日収録した、「グレイン」主催の「とことん話そう、ここがオカシイ!日本の選挙!」を録画配信します。これまでIWJが報じてきた選挙制度関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%81%B8%E6%8C%99%E5%88%B6%E5%BA%A6
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◆中継番組表◆
**2019.8.4 Sun.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】18:00~「#FREEUSHIKU 緊急街頭アピール(新宿東口)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「Freeushiku」が主催する、外国人収容所の問題を訴える緊急街頭アピールを中継します。これまでIWJが報じてきた入管法関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%85%A5%E7%AE%A1%E6%B3%95
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】19:00~「フジロックフェスティバル ’19 アトミックカフェ・トーク<沖縄> ―登壇:津田大介氏、玉城デニー沖縄県知事、元山仁士郎氏、YOH氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
7月28日収録した、フジロックフェスティバル内で開催された「アトミックカフェ・トーク」を録画配信します。これまでIWJが報じてきた沖縄問題関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%B2%96%E7%B8%84%E5%95%8F%E9%A1%8C
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
東京電力の廃炉計画破綻!? 福島第一の廃炉は30年から40年、福島第二は40年とした計画に対し、第二より第一が短いのは理解ができないとの指摘に明確な根拠を示せず!! ~8.1東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454714
東電福島第一原発の1・2号機排気筒解体の進捗について問われ「7月下旬の解体を目標に作業を進めている」~6.20東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/451038
透明性は確保されるのか!? 福島第一原発の廃炉に関する東電への指示を政府内で調整し一本化!? エネ庁、原賠機構、東電に規制委員会を加えた場を設定!? ~7.31原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454583
「第三者が検証できないような状況にあるというのは大きな問題」! 分析手法、結論ともに「適切ではない」!! ~7.30福島県の甲状腺検査における「部会まとめ」の問題点に関するブリーフィング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454508
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■日本政府が韓国をホワイト国から除外することを閣議決定! 韓国の文在寅大統領は「明白な経済報復だ」「盗っ人たけだけしい」と非難しながらも、悪循環を止める唯一の方法は「日本政府が一方的で不当な措置を一日も早く撤回し、対話の道に出てくることだ」と、対話での解決を要求!
8月2日、日本政府は韓国をホワイト国から除外することを閣議決定しました。8月7日に政令を公布し、8月28日に施行します。
ホワイト国とは、貿易上、軍事転用や武器開発につながる物資の輸出手続きの簡略化が認められた国です。日本は、軍事転用の可能性がある輸出品を規制するために「リスト規制」や「キャッチオール規制」を導入しています。「リスト規制」は、軍事転用が可能であると定められた特定の物資を規制し、「キャッチオール規制」はリスト規制対象外のものを全て一括して規制します。
韓国は、今回の除外が決まったことでキャッチオール規制の対象となります。キャッチオール規制は、輸出先だけでなくエンドユーザー(流れる先)も含めて武器開発の可能性がないか考慮します。今後は契約ごとに、それぞれの物資に許可が必要となり、輸出管理が強化されます。
※「ホワイト国」 韓国を除外 閣議決定28日発動 (東京新聞、8月2日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019080290135419.html
日本政府が韓国をホワイト国から除外しようとする動きに対し、韓国大統領府は撤回を求めていましたが、日本政府による見直しはありませんでした。政府は否定していますが、韓国への輸出規制強化が、元徴用工問題を念頭に置いた「報復」的な政治的措置であることは明らかです。
日本と韓国の間には、第2次世界大戦中、日本が労働力不足を補うために朝鮮半島から朝鮮人を動員した際、朝鮮人が奴隷のように扱われたとして訴訟を求めている徴用工問題が横たわっています。2018年10月30日、韓国の元徴用工による訴訟問題で日本企業である新日鉄住金は、計4億ウォン(約4千万円)の支払いを命じられました。
日本は1965年の日韓請求権協定で、この問題に関しては解決済みであると主張していますが、1991年、外務省条約局長は「日韓両国の外交保護権(相手国の責任を追及する権利)を相互に放棄したが、個人の請求権は消滅していない」と答弁しました。日本政府も昨年11月、初鹿明博議員(立憲民主党)の質問主意書に対して「1991年答弁を含めて政府の見解は一貫したものだ」と回答し、個人の請求権は消滅していないことを認めています。問題は、なぜ、安倍政権になってから日本政府のこれまでの一貫した外交姿勢をひっくり返し、事を荒立だてているのか、ということです。問題にされるべきは安倍政権なのです。
元徴用工問題に関しては、弁護士有志声明の呼びかけ人の一人、岩月浩二弁護士からの特別寄稿をぜひご一読ください。
※7.21参院選の前に必読!韓国の輸出管理を批判し輸出規制を強化した日本が、実は北朝鮮に軍事転用可能な物資を密輸出していた!? 元徴用工問題に関して弁護士有志声明の呼びかけ人の一人、岩月浩二弁護士からの特別寄稿を参院選中に限りフルオープンで再掲載中! 2019.7.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452968
2日午後、韓国大統領府は臨時閣議を開き、今回の日本政府の決定を非難しました。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、日本に交渉を提案したにも関わらず、韓国をホワイト国から除外したことは、徴用工問題に対する「明白な経済報復だ」と指摘し、「問題解決に向けた外交的努力を否定し、事態を一層悪化させる非常に無謀な決定」と強く反発しています。
文大統領はさらに「加害者である日本が、盗っ人たけだけしく、むしろ大きな声で騒ぐ状況は絶対に座視しない」と非難しながらも、「悪循環は望まない。止まることができる方法はたった一つ、日本政府が一方的で不当な措置を一日も早く撤回し、対話の道に出てくることだ」と、語っています。
アメリカはこの日韓関係に対して、貿易における優遇措置から韓国を除外することは、両国の外交問題に支障をきたすのではないかと懸念していると明かし、交渉の時間を作るために「休止協定」を検討するよう促しました。文大統領は、日本がアメリカの呼びかけにも応じなかったことに対し、「今後起こる事態の責任も全面的に日本政府にある点をはっきり警告する」と述べました。
※文大統領「日本、盗っ人猛々しい」 ホワイト国除外で(朝日新聞、8月2日)
https://www.asahi.com/articles/ASM824JR2M82UHBI01B.html
日本の輸出入の統計を見ると、韓国は、輸出入の総額について、米国、中国に次いで3位に位置しています。2018年の統計調査では対韓国との輸出入の総額が9兆3430億円に達しています。さらに輸出が輸入を大きく上回り、韓国に対しては、「貿易黒字」といっていいでしょう。政府は、このように大切な「お得意様」である韓国に対して「ホワイト国除外」という、「お得意先」を失いかねない措置をとって、いったい何の得があるというのでしょうか?
また、今や、日本経済を支える柱といってもいい、インバウンドにも大きな負の影響が出る可能性があります。日本に訪れる外国人の総数は、2018年の統計で3119万人にもなっています。うち韓国からの訪日者は753万人余りとなっており、30%以上を占めています。これは中国に次いで第2位です。たくさんの韓国の方々が、日本を訪問し、観光し、買い物をし、お金を落としていく。本当にありがたい話です。2018年の調査では、訪日客全体で、年間4.5兆円を消費し、うち韓国の方々は5842億円を消費、中国につぐ第2位となっています。中国からの訪日客は、1兆5870億円も消費しています。しかしながら、「ホワイト国除外」決定や徴用工問題の対応は、この大切なお客様に、不快な思いをさせ、訪日意欲を削ぎ、大きく訪問者を減らすような結果にならないとも限りません。嫌韓、反中と騒いでいると、中国と韓国あわせて約2兆円(全体の約半分弱)の売り上げが、消えてなくなるかもしれません。
また、BS-TBSの「報道1930」という番組の7月31日放送の中で元経産相の甘利明氏が、「地方の旅館は韓国客に頼りすぎ、政府が日韓関係を悪化したお蔭で今後旅館が客のバランスをし直す貴重なチャンスを得て政府に感謝すべき」とトンデモ発言をしていました。この件については多くの方々がツイートしていて、「旅館経営者は納得しないかも」とまとめていた方もいました。まったくその通りです。顧客獲得に必死に頑張っている全国のホテルや旅館経営者の方々にとっては死活問題となる話です。
■8月1日からIWJ第10期がスタート! 前期第9期は一時IWJ存続の危機にも直面した苦しい1年間でしたが、何とか乗り切ることができました。収支は会計処理がすみ次第、報告いたします。ここまで活動を支えてくださった皆様、本当にありがとうございます!今期第10期もよろしくお願いいたします!
8月1日から、新たにIWJ第10期が始まりました!
前期第9期は非常に厳しい財政状況が続いた1年間でした。一時は第9期の赤字予想が1000万円以上にものぼり、第8期の赤字を大きく上回ることが予想されました。
しかし、今年6月以降、岩上安身の緊急の呼びかけに応じてご支援してくださった皆様のおかげで、IWJの財政状況は大きく持ち直し、今月は7月1日から7月29日までのご寄付・カンパが、目標額の450万円を超え、458万3588円になり、7月の月間目標額を達成いたしました! 本当にありがとうございました。
今期の収支については決算処理が終わり次第ご報告いたします。ご支援してくださった皆様、本当にありがとうございます!
今期第10期は、臨時国会とともにスタートします。7月の参院選では、参院における改憲勢力が3分の2を割り込む結果となりましたが、改憲勢力による国民民主党切り崩しの動きなどが報じられており、緊急事態条項を含む改憲発議という危機は、まだ決して去っていません。日本の運命を左右する夏はまだ終わっていないのです。
こうした危機的状況にあるからこそ、独立メディアであるIWJは、権力に一切忖度せず、公共性・公益性・緊急性のある報道を貫きます! どうか、IWJへのご支援・応援をよろしくお願いいたします!
※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!
これまでに岩上安身とIWJは、緊急事態条項の危険性を広く知らせていくために、様々な分野の識者へのインタビューやイベントに取り組んできました。
IWJでは、岩上安身が、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士と鼎談形式で2012年発表の自民党改憲草案を逐条的に読み解いた『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』を販売しています。緊急事態条項の危険性を詳しく、わかりやすく解説した貴重な書籍です。岩上安身の直筆サインも入っていますので、ぜひ、以下のURLよりお買い求めください。
※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171
また、2015年12月20日にIWJ主催で開催されたシンポジウム「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」のDVDも販売しています! こちらも、岩上安身の直筆サイン入りのDVDをご用意しています。ぜひ、『前夜』とあわせてお買い求めください!
※饗宴VI DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=25
どうか皆様、緊急事態条項の危険性について拡散していただけるよう、ご協力をお願いいたします!
■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!
◇<Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「#ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」を作成いたしました!>
「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」でも大きなテーマに掲げているのが、緊急事態条項の危険性の問題です。
自民党の改憲4項目の中でも緊急事態条項ほど危険な条項はありませんが、その危険性、恐ろしさは、一般世間にいまだに周知されていません。
緊急事態条項は参院選では表立った争点にはなりませんでした。今回の改選で改憲勢力による3分の2議席確保はぎりぎりで阻止できましたが、安倍晋三総理は投開票が行われた7月21日夜、「国民民主党の中には、少なくとも議論はしていくとの考え方を持っている方がいるだろうと思う」と発言しており、緊急事態条項を含む改憲4項目が発議されてしまう可能性は十分にあります。少しでも、この危険な条項について警鐘を鳴らすため、このオープンコミュニティを開きます。
※ #ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会
https://www.facebook.com/groups/337211516972771/
こちらは会の趣旨に賛同する方であれば、どなたでもご参加いただけるオープンなコミュニティです。ぜひご参加ください!
◇<サポート会員への特典・サービスの一貫として、Facebookに、非公開グループ「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました>
以前から、会員同士で交流したいというお申し出もいただいておりました。個人情報保護の観点から、慎重に検討してきましたが、このたび、サポート会員限定ということで、Facebookで非公開のコミュニティグループを始めることにしました。
このグループは、岩上安身をはじめ、IWJスタッフとサポート会員との交流、そしてIWJサポート会員同士の交流を深めることを目的に、今後は交流会などの特典イベントも企画する予定です。グループへの参加申請には会員番号をお知らせください。また、一般会員の方や、まだ会員登録されていない方は、この機会にぜひ、サポート会員へのご登録をお願いいたします。
※IWJサポート会員限定コミュニティ
https://www.facebook.com/groups/674215856426347/
※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※一般会員から、サポート会員へのお切り替えのご希望などもありましたら、お気軽にご連絡ください。
※種別変更のご申請、お問い合わせはこちら
office@iwj.co.jp
現在、岩上安身のFacebookには1000人近い方から友達リクエストをいただいており、お待ちいただいている状態となっています。友達承認はIWJ会員の方を優先とさせていただいております。友達申請の際にはIWJ会員番号とご登録時のお名前をお知らせください。
※岩上安身のFacebook
https://www.facebook.com/iwakamiyasumi
■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!
IWJではテキスト班スタッフ、動画班スタッフ、事務スタッフを募集しています。
テキスト班はIWJのサイトにアップされる記事や毎朝発行しているこの日刊IWJガイドの編集者、記者として働き、同時に記事のリサーチ、執筆、編集を担当していただきます。また、岩上安身のインタビューのためのパワーポイント作成も重要な仕事になります。
IWJは政治、経済、社会、外交など広範なテーマを扱っています。テキスト班では、文章力、読解力を備えた優れた人材を求めているとともに、こうした分野に広く関心を持っている方を歓迎します! 専門的な知識が必須なわけではありませんが、世の中に対して幅広く関心を持ち、意欲的に学ぶことが、テキスト班スタッフとして大事な心構えです。
しかしご承知のように、昨今はどの業界でも人手不足が叫ばれています。IWJは皆様にご寄付・カンパをお願いしている厳しい状況ではありますが、コンテンツのクオリティを維持するため、テキスト班の時給を1300円からのスタートに改定しました。
動画班はカメラマンとして岩上安身のインタビューや、現場に出向いて中継、録画取材を行うほか、動画の編集を担当していただきます。IWJがYouTubeにアップしているハイライト動画を、今以上にインパクトと拡散力を持ったものに変えていきたいと思っていますので、動画編集作業の得意な方は大歓迎です。動画班の時給は、1100円からのスタートになりますが、編集スキルのある方、経験者はより高い時給からのスタートと、優遇いたします!
事務スタッフは、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、スケジュール管理、イベント開催の準備やその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。事務スタッフの時給は、1100円からのスタートになります。
いずれも残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。IWJには「サビ残」や「残業代未払い」はありません!
※【岩上安身のツイ録】まずは賃金不払い労働や残業代不払いをなくすべき!! ブラック企業撲滅、労基法の再強化、そしてタックスヘイブンを利用する租税回避者に追徴課税を! 2019.7.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452547
詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。
※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform
■夏休みにIWJで学生インターンを経験してみませんか?
IWJでは上記のような通常のスタッフの他に、大学生、大学院生のインターンも受け付けています。将来報道の仕事を目指している方、報道の仕事に興味をお持ちの方、ネットメディアに関心のある方など、ぜひ上記スタッフ応募フォームよりご応募ください。
以下は、現在動画班でインターンをしている塩澤由子さんのコメントです。
―――――――
動画班に所属する塩澤由子です。現在は、大分県の立命館アジア太平洋大学に在学中ですが、長期休み(夏休み)で東京に帰省しているため、短期アルバイト契約でインターン生としてIWJで働いています。今回は、私がIWJでインターンシップをすることになった経緯とインターン内容について書きたいと思います。
去年の夏から1年間、イギリスに留学をしていました。つい先月、6月に帰国したばかりです。高校在学中にも交換留学をしたり、国内でも小中高大すべて異なる都道県に行ったりして、引っ越しを繰り返しました。
しかし、この経験は行く先の地域に住む人々と交流するきっかけとなり、彼らの生活を見ることで私は、今まで住んできた地域を比べるようになりました。様々な文化や社会を見ることで、問題視することも多くなり、同時に問題解決に携わりたいと思うようになりました。問題解決といっても仕方は多様にあり、個人の努力とは儚いものですが、その中でもより大きな影響を与えるためには、映像を通して問題の認識を高めることが効果的だと考えました。
そこで、映像制作に関して無知であった私は、イギリスでFilm and TV production について学ぶことになりました。留学先ではカメラの使い方など実践的なことから映像が伝えるストーリーの効果など理論的なことまで勉強しました。とても有意義で刺激的な1年間でしたが、アウトプットする機会が少なかったため、帰国後は実践できる環境を求めてインターンシップを探していました。そこで見つけたのがIWJです。自由報道協会の方から紹介していただきました。
インターンシップといえば、企業が研修の名目で学生を無報酬で雑用などに使う例が多くありますが、IWJには有給の選択肢があります。(IWJでのインターンシップは短期・長期、報酬の有無など多様にあるので、詳しくはお問合せ下さい)私は夏休み中の短期間、報酬有りで働かせてもらっています。具体的には、動画班に所属し、その日のネタを現場から中継するという仕事です。参議院選で忙しかったこともあり、入って間もなく責任のある仕事を任せられることもありましたが、そこでプロとして働く人々と同じ土俵に立てることは貴重で、やりがいがあり、研修名目の雑用インターンより何十倍もの学びと成長があると実感しています。
―――――――
ぜひ、皆さんも仲間の一人として加わって下さい!
それでは、本日も1日よろしくお願いします。
IWJ編集部(岩上安身、塩澤由子、城石裕幸、中村尚貴)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】