┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ 「私たちが求めてきた、介護を必要とする障害者が訪問介護サービスを使って就労するという要望は認められませんでした」初登院のれいわ新選組・木村英子参議院議員の重い一言! 維新の松井一郎大阪市長や吉村洋文大阪府知事は参院が介護費用を負担することを「優遇」「不公平」と批判!?
┠■【中継番組表】
┠■ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が7月の来日時、在日米軍の駐留経費大幅増額を要求! その額は従来の3倍以上とも5倍とも!? 本日午後6時半より、岩上安身による放送大学高橋和夫名誉教授インタビューを冒頭のみ公開で、その後は会員限定で生配信します!
┠■【私が見て来た参院選】~ IWJスタッフの参院選取材手記【8】
┠■8月1日からIWJ第10期がスタート! 前期第9期は一時IWJ存続の危機にも直面した苦しい1年間でしたが、何とか乗り切ることができました。収支は会計処理がすみ次第、報告いたします。ここまで活動を支えてくださった皆様、本当にありがとうございます!今期第10期もよろしくお願いいたします!
┠■岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!
┠■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!
┠■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!
┠■夏休みにIWJで学生インターンを経験してみませんか?
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■はじめに~「私たちが求めてきた、介護を必要とする障害者が訪問介護サービスを使って就労するという要望は認められませんでした」初登院のれいわ新選組・木村英子参議院議員の重い一言! 維新の松井一郎大阪市長や吉村洋文大阪府知事は参院が介護費用を負担することを「優遇」「不公平」と批判!?
参院選後の臨時国会初日の昨日8月1日、れいわ新選組から当選した舩後靖彦議員、木村英子議員が国会に初登院しました。国会正門前には重度障害のある舩後議員と木村議員を取材しようと多くのメデイアが集まり、木村議員が姿を表すと周りを取り囲んだ支援者と揉み合いになるなど、一時騒然となりました。
木村議員は正門に入る前、支援者に向かって次のようにあいさつしました。
「国会議員になるにあたって、重度障害者が初めて当選したということで、いくつかの問題に直面しました。参議院の皆様には、迅速に対応していただき、物理的な障壁を取り除いていただいて、本当に感謝しています。
しかし、私たち障害者にとって、最も重要な介護の問題が置き去りにされ、国会に一議員として参加することができない事態となりました。私たちは介護者がいなければ何一つできません。既に報道されているように、議員活動に際し、必要な介護費用について、参議院が当面負担することになり、それ以外については厚労省が負担することになりました。私たちが求めてきた、介護を必要とする障害者が訪問介護サービスを使って就労するという要望は認められませんでした。
制度の改定には時間がかかり、この大きな問題を改善していくために、私たち、これからは国会の中で頑張って取り組んでいきたいと思います。みなさんのご支援をよろしくお願い致します」
舩後議員、木村議員は国の障害福祉サービスを使って24時間介護を受けていますが、現行の制度では障害者が働き始めると通勤や仕事中にこのサービスを受けることができないことから、木村議員が「(このままでは)私たちは登院することはできません」、「せっかく議員に選ばれたのに仕事ができない。認められなければ、あからさまな差別だ」と訴えていました。
これについて、参議院が当面必要な介護費用を負担することになりましたが、日本維新の会代表の松井一郎大阪市長は7月30日、「参院が当面負担って、どういう事?参議院議員のポケットマネーなら特殊事情で対応も理解できるが、税金支出ならば、国会議員という職業の障がい者だけが、その他の就労中の障がい者の皆さんと比べて、公的支援優遇となります。立法府がその場しのぎで福祉施策ルールを変えるのはおかしいでしょ!」とツイート。
※松井一郎大阪市長のツイート(2019年7月30日)
https://twitter.com/gogoichiro/status/1156211588463878144
さらに吉村洋文大阪府知事は31日、「何故、重度訪問介護の公費負担が限定されてるか。財源論だ。莫大な財源が必要。参議院は立法府。これを国民に説明し、理解を得、国民たる重度障害者が利用できる公平な制度の検討が先だ。その際は高額所得者の所得制限も議論になるだろう。税金で国会議員だけは不公平だ」と、ツイートしました。
※吉村洋文・大阪府知事のツイート(2019年7月31日)
https://twitter.com/hiroyoshimura/status/1156746455815577601
松井氏は8月1日にも「障がい者の皆さんの社会保障制度拡充の話と、年収2200万、年間経費1200万、秘書3名があてがわれる国会議員に重度の障がいのある方が選任された場合に一般の障がい者に適用されない優遇制度が必要なのか?障がい者政策とは別の話です。社会保障制度は所得の再分配によって成り立っている」とツイートしています。
※松井一郎大阪市長のツイート(2019年8月1日)
https://twitter.com/gogoichiro/status/1156827850428649472
松井氏のツイートは、障害者が健常者と同じように国会において議員として活動を行えるように国が支援することが、あたかも障害者の特権であるかのような主張です。また吉村氏のツイートからは、障害者が社会活動に参加できないという問題を財源論にすり替え、障害者差別を容認することが「公平」だとの意図が見えます。松井氏、吉村氏の考えは、優生思想につながる危険な考えではないでしょうか。
その後登院した舩後議員は、介護タクシーでそのまま国会内へ入って行きました。
IWJは舩後議員、木村議員の登院を生中継しました。ぜひ、以下のURLよりご覧ください。
※木村英子・参議院議員「議員活動における介護費用の負担問題など制度改正に時間はかかるが国会の中で頑張って取り組みたい」~れいわ新選組 舩後靖彦氏 木村英子氏 国会初登院 2019.8.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454712
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◆中継番組表◆
**2019.8.2 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch4】13:00~「ホルムズ海峡有志連合問題 野党合同ヒアリング ―外務省、防衛省、内閣官房、経済産業省よりヒアリング」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
ホルムズ海峡有志連合問題 野党合同ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた中東有志連合関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/coalition-of-the-willing
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【IWJ・Ch4】14:30~「財務省『森友文書』改ざん問題 野党合同ヒアリング ―議題:前回の宿題返しなどについて、財務省、国交省航空局、会計検査院よりヒアリング」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
財務省「森友文書」改ざん問題 野党合同ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた野党合同ヒアリング関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/oph_moritomo_kake
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【IWJ_Youtube Live】18:30~「ホルムズ海峡有事の際、自衛隊は米国主導の有志連合に派遣され集団的自衛権を行使!? 日本国内では改憲への動きが進行!? 岩上安身による放送大学高橋和夫名誉教授インタビュー」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
岩上安身による放送大学名誉教授・高橋和夫氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた高橋和夫氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E5%92%8C%E5%A4%AB
▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲
【IWJ・Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
「首都圏反原発連合」の呼びかけで開催される首相官邸前抗議を中継します。これまでIWJが報じてきた首相官邸前抗議関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%A6%96%E7%9B%B8%E5%AE%98%E9%82%B8%E5%89%8D%E6%8A%97%E8%AD%B0
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◆中継番組表◆
**2019.8.3 Sat.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・OKINAWA1】11:00~「辺野古新基地建設阻止!第一土曜日ゲート前県民大行動」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1
「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」主催で、毎月第一土曜日、辺野古 米軍キャンプシュワブ・ゲート前で開催される県民大行動の模様を中継します。辺野古新基地建設問題関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%BE%BA%E9%87%8E%E5%8F%A4
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】16:00~「当事者の声から刑法改正を考える ~当事者への質的調査の結果を踏まえて~」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
5月23日に収録した、「一般社団法人Spring」主催「性暴力に関する調査研究チーム」共催の院内集会を録画配信します。これまでIWJが報じてきた性的暴力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%80%A7%E7%9A%84%E6%9A%B4%E5%8A%9B
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
木村英子・参議院議員「議員活動における介護費用の負担問題など制度改正に時間はかかるが国会の中で頑張って取り組みたい」~れいわ新選組 舩後靖彦氏 木村英子氏 国会初登院
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454712
「宮崎・早野論文」について福島県立医科大学が「倫理指針に対する重大な不適合に該当するものではなかった」と調査結果を発表 黒川眞一・高エネルギー加速器研究機構名誉教授「いかに恥知らずなことであるか!」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/453573
服も買えない! 友人の結婚式にも行けない!! 時給1000円でも人間らしい暮らしはできない!? 最低賃金大幅引き上げせず!? ~7.31中央最低賃金審議会へのアピール行動(中野サンプラザ前)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454563
◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆
野党議員の改憲勢力への鞍替えの懸念に対し、改憲をすべきでないとの民意は「どのような立場の人も理解している」として野党の足並みの乱れを否定!?~7.31立憲民主・枝野幸男代表 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454574
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■ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が7月の来日時、在日米軍の駐留経費大幅増額を要求! その額は従来の3倍以上とも5倍とも!? 本日午後6時半より、岩上安身による放送大学高橋和夫名誉教授インタビューを冒頭のみ公開で、その後は会員限定で生配信します!
7月21日、22日に来日していたジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が、在日米軍の駐留経費の日本側の負担について、従来の3倍以上とも5倍ともいわれる金額を示してきたと、7月31日、朝日新聞が報じました。
※米軍駐留費「日本は5倍負担を」 ボルトン氏が来日時に(朝日新聞デジタル、2019年7月31日)
https://www.asahi.com/articles/ASM702TJQM70UHBI00H.html?ref=tw_asahi
朝日の報道によると、ボルトン氏は22日に谷内正太郎国家安全保障局長と会談した際、駐留経費の負担増を要求、その額について、ある関係者は「5倍」、別の関係者は「3倍以上」と証言しているとのこと。現在、日本は在日米軍の駐留経費を1年間に総額約6000億円負担しています。5倍なら3兆円です。
米国は中東のホルムズ海峡を航行する民間船舶を護衛するための有志連合への参加を各国に呼びかけており、ボルトン氏の来日は日本の参加を促すためのものと考えられています。また、6月25日には米ブルームバーグが、トランプ米大統領が日本との安全保障条約が一方的だとして、側近に破棄する可能性を漏らしたことを報じています。一方で、「もう日本を守らない」と脅かし、他方で「みかじめ料」を一挙に5倍に引き上げる。どんなヤクザよりも悪辣なゆすりたかりです。
※トランプ大統領、日米安保破棄の考え側近に漏らしていた-関係者(ブルームバーグ、2019年6月25日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-06-25/PTMUOE6TTDS801
こうした一連の流れを見ると、トランプ大統領が米軍の軍事費削減と、その肩代わりを日本に押し付けようとしていることは明らかで、日本はこれまで以上に防衛予算を増大させられ、実質的な「イラン包囲網」である有志連合にも自衛隊を参加させられた挙句、対イラン戦争に巻き込まれるという最悪のシナリオも十分に考えられます。
岩上安身はこの報道を受け、次のようにツイートしています。
「戦争狂のボルトン米大統領補佐官は、米軍の駐留経費を5倍にしろと、日本政府に要求、という報道が。みかじめ料をいきなり5倍にしろ、喧嘩の出入りには出てこい、兵器は爆買いしろ、という理不尽。もういい加減、手を切ったらどうなんだ、あんな国」
※岩上安身のツイート(2019年8月1日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1156795965916848128
中東でイランを敵視するイスラエルに一方的に肩入れし、イラン核合意から離脱した米国が実質的なイラン包囲網である有志連合を各国に呼びかけることで、中東はにわかに緊迫感を増しています。そこで本日午後6時半より、岩上安身が、中東問題が専門の国際政治学者で放送大学名誉教授の高橋和夫氏にインタビューを行います。インタビューは冒頭のみ公開で、その後は会員限定で配信いたします。ぜひ、ご覧ください!
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【IWJ_Youtube Live】18:30~ ホルムズ海峡有事の際、自衛隊は米国主導の 有志連合に派遣され集団的自衛権を行使!? 日本国内では改憲への動きが進行!? 岩上安身による放送大学高橋和夫名誉教授インタビュー
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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■【私が見て来た参院選】~ IWJスタッフの参院選取材手記【8】
IWJの事務ハドル班に所属している中村尚貴です。入社して約1年半となります。主にIWJ代表の岩上安身のインタビューのアポ取りや外部との交渉、社内の調整、この日刊IWJガイドの最終チェックの担当を行っています。両親が高齢のため、介護が必要となっており、会社の理解をいただいて両親の介護と日常の業務とを両立しようと努力中です。
IWJのスタッフは、年齢層が幅広く、20代の若者もいれば、シニア世代もいて、同じような悩みを抱えた同僚も少なくありません。休みの日に、病院へ付き添ったり、業務が終了した深夜に、緊急搬送された親のお見舞いに病院に行ったりしているスタッフもいます。つい先日、ご高齢のお母様を看取ったスタッフもおりました。IWJは、現代日本の高齢化社会の縮図にもなっています。
一部の会社に散見される、20代~40代そこそこの男性ばかりを重用し、他の世代を、女性を、LGBTを、疾病患者を、宗教信者を、そして今やマジョリティーである年配者を切り捨てるような会社ではなく、むしろ、傷だらけの人生を送っている人たちや、老化していく人たち、子育てを終え、改めて社会に貢献したいと考えた主婦などや、勉強したいと志を持った若い人たちを育て、多様な人生経験をもつ人たちと、一緒に歩いて行くという強い意思を持っている会社のように感じます。
他方、ダンスの趣味が高じて、自身で極めている「サルサ」(南米のラテン音楽の1ジャンル)に「ロボットダンス」(ロボットのように動くストリートダンスの一種)を融合させて、世に出したいと意気込んでいる男性スタッフもおり、そんな陽気な若いスタッフにも、後ろから静かに見守っている会社でもあるようで、なかなか興味深いです。
IWJは、新参者の私が見るところ、私たちはエリートでもなんでもなく、ひとつひとつの現場に実直に出向き、現場の声を拾い、愚直に真実を報道する姿勢を持った、世間で言う「雑草集団」であると思っています。(もし、社内にエリートやインテリだと自認している人がいたらごめんなさい!)
そんな私たちが、総力上げて、真実の報道に挑んだのが、今回の参議院議員選挙です。
IWJではスタッフたちが、総がかりで候補者たちを総力を上げて取材にあたりました。現場で最後まで、街宣を撮り続けスタッフ達。後方支援組では、ハドル班が、遅くまで次の中継場所について先方の担当者とやり取りをして、スケジュールを決めていく作業に没頭していたり、総務経理班は、人手が足りていない中、スタッフ募集、人事の異動や、スタッフ達の体調を気遣ったり、連日の業務をこなしていました。WEB班は、動画班が撮影し中継するコンテンツの配信告知、プロモーションのバナーを制作しさまざまなSNSに投稿し、広く拡散に努めていました。
また事務班を中心に各党の党首や有識者、約200名余りの方々に、改憲の是非に関することなどのアンケートを送り、日刊IWJガイドなどに結果を公表しました。皆様が、投票する際の判断基準にしていただければという思いからの企画でした。
岩上安身が、選挙期間に突入直後に体調を崩し、腰痛と発熱に連日見舞われ、社民党の副党首・福島瑞穂氏や、大阪選挙区の辰巳孝太郎候補、亀石倫子候補、れいわ新選組の辻村ちひろ候補、大西つねき候補、他の候補者の皆様に選挙期間中に、予定していたインタビューができなかったことは、大変残念でした。
選挙活動最終日の7月20日には、関西中継市民(ボランティアスタッフ)さんお一人で、午前中に静岡選挙区の国民民主党の候補者と、静岡の別の場所での立憲民主党代表、枝野幸男氏の街頭演説を中継し、大阪に取って返し、日本共産党の志位和夫委員長の街頭演説を5ヶ所連続中継を敢行しました。関西中継市民さん、本当にありがとうございました。ご奮闘に深謝いたします。
他方、福島を始め、全国の中継市民の皆様、日頃の取材・中継のお手伝い、いつもありがとうございます。改めて深くお礼を申し上げます。
投開票日の7月21日は、立憲民主党、日本共産党、国民民主党、れいわ新選組、社民党の各開票センターへ中継・取材にスタッフが向かいました。
私が、深夜に終了した中継スタッフ達を、社用車で現場まで迎えに行き、帰社後、中継スタッフは機材のチェックや、映像の取り込みを行い終了後、中継スタッフを各人の自宅まで送り届け会社に戻ってきた時は、空も白々としていました。
大学生で短期アルバイト・インターンの中継スタッフの塩澤由子さんは、開票センターで日本共産党の志位委員長に質問を行うというミッションを与えられ、帰りの車の中で、「志位さんはとても優しく、大学生のこんな私の質問を丁寧に答えてくれ、嬉しかった。緊張で上手く質問できず、聞けていない内容もあったので、後のぶら下がり質問中に再度、頑張って聞いてみました」とやや上気した顔で話してくれたことが印象に残っています。
私は、投開票終了後、投票率の低さに嘆きました。自分たちの将来を付託する選挙をないがしろにしては、自分たちに良い結果をもたらす訳がないと思っています。
他方、地上波で選挙の振り返りのドキュメント番組があり、赤ちゃんを抱いた若いお母さんが「今のままで、現状維持でいいんじゃね」と発言し、与党に投票したというインタビューを視聴し、愕然としました。現状維持のままだとこの先、少子高齢化・人口減少・財政の悪化を抱えた日本は、現状を維持することもできないことはわかりきっているはずなのですが。地上波は、こうやって今回も、世論をミスリードしているのだ改めて実感しました。
同時に、私たちIWJの、真実を伝える力はまだまだ足りていないのだなとも痛感しました。
IWJは8月1日に、新しい第10期に入りました。期を新たに、前にもまして真実の追求、報道に邁進していきます。
今後とも、どうぞIWJにご支援、応援をよろしくお願い申し上げます。
■8月1日からIWJ第10期がスタート! 前期第9期は一時IWJ存続の危機にも直面した苦しい1年間でしたが、何とか乗り切ることができました。収支は会計処理がすみ次第、報告いたします。ここまで活動を支えてくださった皆様、本当にありがとうございます!今期第10期もよろしくお願いいたします!
8月1日から、新たにIWJ第10期が始まりました!
前期第9期は非常に厳しい財政状況が続いた1年間でした。一時は第9期の赤字予想が1000万円以上にものぼり、第8期の赤字を大きく上回ることが予想されました。
しかし、今年6月以降、岩上安身の緊急の呼びかけに応じてご支援してくださった皆様のおかげで、IWJの財政状況は大きく持ち直し、今月は7月1日から7月29日までのご寄付・カンパが、目標額の450万円を超え、458万3588円になり、7月の月間目標額を達成いたしました! 本当にありがとうございました。
今期の収支については決算処理が終わり次第ご報告いたします。ご支援してくださった皆様、本当にありがとうございます!
今期第10期は、臨時国会とともにスタートします。7月の参院選では、参院における改憲勢力が3分の2を割り込む結果となりましたが、改憲勢力による国民民主党切り崩しの動きなどが報じられており、緊急事態条項を含む改憲発議という危機は、まだ決して去っていません。日本の運命を左右する夏はまだ終わっていないのです。
こうした危機的状況にあるからこそ、独立メディアであるIWJは、権力に一切忖度せず、公共性・公益性・緊急性のある報道を貫きます! どうか、IWJへのご支援・応援をよろしくお願いいたします!
※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
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※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
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■岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!
これまでに岩上安身とIWJは、緊急事態条項の危険性を広く知らせていくために、様々な分野の識者へのインタビューやイベントに取り組んできました。
IWJでは、岩上安身が、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士と鼎談形式で2012年発表の自民党改憲草案を逐条的に読み解いた『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』を販売しています。緊急事態条項の危険性を詳しく、わかりやすく解説した貴重な書籍です。岩上安身の直筆サインも入っていますので、ぜひ、以下のURLよりお買い求めください。
※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171
また、2015年12月20日にIWJ主催で開催されたシンポジウム「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」のDVDも販売しています! こちらも、岩上安身の直筆サイン入りのDVDをご用意しています。ぜひ、『前夜』とあわせてお買い求めください!
※饗宴VI DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=25
どうか皆様、緊急事態条項の危険性について拡散していけるよう、ご協力をお願いいたします!
■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!
◇<Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「#ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」を作成いたしました!>
「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」でも大きなテーマに掲げているのが、緊急事態条項の危険性の問題です。
自民党の改憲4項目の中でも緊急事態条項ほど危険な条項はありませんが、その危険性、恐ろしさは、一般世間にいまだに周知されていません。
緊急事態条項は参院選では表立った争点にはなりませんでした。今回の改選で改憲勢力による3分の2議席確保はぎりぎりで阻止できましたが、安倍晋三総理は投開票が行われた7月21日夜、「国民民主党の中には、少なくとも議論はしていくとの考え方を持っている方がいるだろうと思う」と発言しており、緊急事態条項を含む改憲4項目が発議されてしまう可能性は十分にあります。少しでも、この危険な条項について警鐘を鳴らすため、このオープンコミュニティを開きます。
※ #ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会
https://www.facebook.com/groups/337211516972771/
こちらは会の趣旨に賛同する方であれば、どなたでもご参加いただけるオープンなコミュニティです。ぜひご参加ください!
◇<サポート会員への特典・サービスの一貫として、Facebookに、非公開グループ「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました>
以前から、会員同士で交流したいというお申し出もいただいておりました。個人情報保護の観点から、慎重に検討してきましたが、このたび、サポート会員限定ということで、Facebookで非公開のコミュニティグループを始めることにしました。
このグループは、岩上安身をはじめ、IWJスタッフとサポート会員との交流、そしてIWJサポート会員同士の交流を深めることを目的に、今後は交流会などの特典イベントも企画する予定です。グループへの参加申請には会員番号をお知らせください。また、一般会員の方や、まだ会員登録されていない方は、この機会にぜひ、サポート会員へのご登録をお願いいたします。
※IWJサポート会員限定コミュニティ
https://www.facebook.com/groups/674215856426347/
※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※一般会員から、サポート会員へのお切り替えのご希望などもありましたら、お気軽にご連絡ください。
※種別変更のご申請、お問い合わせはこちら
office@iwj.co.jp
現在、岩上安身のFacebookには1000人近い方から友達リクエストをいただいており、お待ちいただいている状態となっています。友達承認はIWJ会員の方を優先とさせていただいております。友達申請の際にはIWJ会員番号とご登録時のお名前をお知らせください。
※岩上安身のFacebook
https://www.facebook.com/iwakamiyasumi
■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!
IWJではテキスト班スタッフ、動画班スタッフ、事務スタッフを募集しています。
テキスト班はIWJのサイトにアップされる記事や毎朝発行しているこの日刊IWJガイドの編集者、記者として働き、同時に記事のリサーチ、執筆、編集を担当していただきます。また、岩上安身のインタビューのためのパワーポイント作成も重要な仕事になります。
IWJは政治、経済、社会、外交など広範なテーマを扱っています。テキスト班では、文章力、読解力を備えた優れた人材を求めているとともに、こうした分野に広く関心を持っている方を歓迎します! 専門的な知識が必須なわけではありませんが、世の中に対して幅広く関心を持ち、意欲的に学ぶことが、テキスト班スタッフとして大事な心構えです。
しかしご承知のように、昨今はどの業界でも人手不足が叫ばれています。IWJは皆様にご寄付・カンパをお願いしている厳しい状況ではありますが、コンテンツのクオリティを維持するため、テキスト班の時給を1300円からのスタートに改定しました。
動画班はカメラマンとして岩上安身のインタビューや、現場に出向いて中継、録画取材を行うほか、動画の編集を担当していただきます。IWJがYouTubeにアップしているハイライト動画を、今以上にインパクトと拡散力を持ったものに変えていきたいと思っていますので、動画編集作業の得意な方は大歓迎です。動画班の時給は、1100円からのスタートになりますが、編集スキルのある方、経験者はより高い時給からのスタートと、優遇いたします!
事務スタッフは、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、スケジュール管理、イベント開催の準備やその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。事務スタッフの時給は、1100円からのスタートになります。
いずれも残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。IWJには「サビ残」や「残業代未払い」はありません!
※【岩上安身のツイ録】まずは賃金不払い労働や残業代不払いをなくすべき!! ブラック企業撲滅、労基法の再強化、そしてタックスヘイブンを利用する租税回避者に追徴課税を! 2019.7.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452547
詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。
※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform
■夏休みにIWJで学生インターンを経験してみませんか?
IWJでは上記のような通常のスタッフの他に、大学生、大学院生のインターンも受け付けています。将来報道の仕事を目指している方、報道の仕事に興味をお持ちの方、ネットメディアに関心のある方など、ぜひ上記スタッフ応募フォームよりご応募ください。
以下は、現在動画班でインターンをしている塩澤由子さんのコメントです。
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動画班に所属する塩澤由子です。現在は、大分県の立命館アジア太平洋大学に在学中ですが、長期休み(夏休み)で東京に帰省しているため、短期アルバイト契約でインターン生としてIWJで働いています。今回は、私がIWJでインターンシップをすることになった経緯とインターン内容について書きたいと思います。
去年の夏から1年間、イギリスに留学をしていました。つい先月、6月に帰国したばかりです。高校在学中にも交換留学をしたり、国内でも小中高大すべて異なる都道県に行ったりして、引っ越しを繰り返しました。
しかし、この経験は行く先の地域に住む人々と交流するきっかけとなり、彼らの生活を見ることで私は、今まで住んできた地域を比べるようになりました。様々な文化や社会を見ることで、問題視することも多くなり、同時に問題解決に携わりたいと思うようになりました。問題解決といっても仕方は多様にあり、個人の努力とは儚いものですが、その中でもより大きな影響を与えるためには、映像を通して問題の認識を高めることが効果的だと考えました。
そこで、映像制作に関して無知であった私は、イギリスでFilm and TV production について学ぶことになりました。留学先ではカメラの使い方など実践的なことから映像が伝えるストーリーの効果など理論的なことまで勉強しました。とても有意義で刺激的な1年間でしたが、アウトプットする機会が少なかったため、帰国後は実践できる環境を求めてインターンシップを探していました。そこで見つけたのがIWJです。自由報道協会の方から紹介していただきました。
インターンシップといえば、企業が研修の名目で学生を無報酬で雑用などに使う例が多くありますが、IWJには有給の選択肢があります。(IWJでのインターンシップは短期・長期、報酬の有無など多様にあるので、詳しくはお問合せ下さい)私は夏休み中の短期間、報酬有りで働かせてもらっています。具体的には、動画班に所属し、その日のネタを現場から中継するという仕事です。参議院選で忙しかったこともあり、入って間もなく責任のある仕事を任せられることもありましたが、そこでプロとして働く人々と同じ土俵に立てることは貴重で、やりがいがあり、研修名目の雑用インターンより何十倍もの学びと成長があると実感しています。
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ぜひ、皆さんも仲間の一人として加わって下さい!
それでは、本日も1日よろしくお願いします。
IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、中村尚貴)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】