┏━━【目次】━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~日経に「参院に維新と会派構想」と報じられた国民民主党が、今度は衆院でれいわ新選組と合流案!? そのれいわ新選組の政策を右翼がネット番組で「全部実現可能」と絶賛! その理由はMMT理論にもとづいているから!?
┠■【中継番組表】
┠■吉本興業は今、沖縄で暗躍している! その目的とはカジノ・エンタメ利権!? そのための布石として吉本興業は「沖縄国際映画祭」に2009年から協賛!? さらに米軍基地跡利用懇談会に大崎会長就任! IWJは内閣府に直撃取材!
┠■「岩上安身のIWJ特報!」7月は、2018年7月1日に行われた「岩上安身による田代秀敏氏インタビュー」と、2018年11月10日に行われた「岩上安身による元朝日新聞記者で現・週刊金曜日発行人の植村隆氏・小野寺信勝弁護士インタビュー」です! 昨日は第434号「岩上安身による田代秀敏氏インタビュー」(その26)を発行しました! 本日は第435号(その27)を発行し、明日は第436号「植村隆氏・小野寺信勝弁護士インタビュー」(その1)を発行します!
┠■本日はIWJ第9期の期末です! 皆様、今期も1年間IWJをご支援いただき、ありがとうございます! 今期の収支については決算処理が終わり次第ご報告いたします!
┠■IWJが警告していた通りの事態に! 参院選後に手の平を返して、政府与党は米国の要請で対イラン戦争を念頭に有志連合入り!? 改憲発議のために野党議員の切り崩し工作開始! 憲法に緊急事態条項を入れさせてはいけない!!「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」で全登壇者が危機感を共有! 7月末までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方限定で、シンポジウムの録画アーカイブを8月15日まで自由にご覧いただけます!
┠■岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!
┠■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!
┠■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!
┠■夏休みにIWJで学生インターンを経験してみませんか?
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~日経に「参院に維新と会派構想」と報じられた国民民主党が、今度は衆院でれいわ新選組と合流案!? そのれいわ新選組の政策を右翼がネット番組で「全部実現可能」と絶賛! その理由はMMT理論にもとづいているから!?
7月21日投開票の参院選で、れいわ新選組は、比例区での得票数が228万票、総得票率が4.6%に達して政党要件を満たし、特定枠で難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)当事者の舩後靖彦氏と重度障害のある木村英子氏が当選、代表の山本太郎氏は比例史上最多の99万2000票を集めながら落選するなど、まさに台風の目となりました。
他方、国民民主党は、改憲発議のための「頭数」が欲しい安倍総理から選挙期間中から秋波を送られ続けています。開票日当日も、安倍総理は会見の場で改憲論議について「国民民主党の中にはそれぞれの考え方を持っている方、議論は少なくともしていこうという考え方の方がいる」と、国民民主党に対して名指しで切り崩しか一本釣りを示唆するようなコメントをしています。その後玉木雄一郎代表がネット番組「文化人放送局【緊急特番】吠えろ!玉木雄一郎!!+感想編」で、「私は生まれ変わりました」「憲法改正の議論を進めていきますし、安倍総理にもぶつけます」などと、改憲勢力への鞍替えを匂わせる発言をするなど、その動向が注目を集めています。
※選挙後、突如「生まれ変わった」と言い出した国民民主党・玉木雄一郎代表が「憲法改正の議論を進めていきますし、安倍総理にもぶつけます」と衝撃発言!「改憲の議論を進めること」は、5野党・会派と市民連合との政策協定違反!! 2019.7.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454328
7月27日には日本経済新聞が国民民主の参院側が日本維新の会との統一会派に向けた動きがあると報じましたが、国民民主党の参院会派会長である大塚耕平氏は、フリージャーナリストの横田一氏の取材に「日経から問い合わせがあって、『そういうことはない』と維新との統一会派構想を否定したのに、その翌日に記事が出た」、「事実無根です」と答えています。
※【特別寄稿】国民民主党・玉木雄一郎代表が改憲論議前向き発言の「釈明」会見! しかしその翌日、参院で国民民主が維新と統一会派を組むとの報道が! やはり国民民主は改憲勢力か!? 2019.7.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454379
そのような最中、今度は国民民主の衆院側に「れいわ新選組との合流案も出ている」と、日刊ゲンダイが報じました。
※早くもゴタゴタで…国民民主に「れいわ新選組」との合流案(日刊ゲンダイ、2019年7月30日)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/259394
日刊ゲンダイは、「山本代表は、次の衆院選には100人擁立すると宣言しています。無党派層から支持され、短期間で4億円の寄付金を集めたとはいえ、100人擁立するには20億円は必要でしょう。さすがに20億円を集めるのは大変です。候補者100人の大所帯となればサポートする人も必要です。その点、国民民主にはカネがある。組織もある。人もいます」という国民民主関係者のコメントを載せ、さらに「すでに玉木代表は、水面下で小沢(一郎)・山本氏との三者会談を準備中だという」と、報じています。
れいわ新選組に注目しているのは野党サイドばかりではないようです。
日本文化チャンネル桜は、代表取締役社長の水島総氏が司会を務める「闘論!倒論!討論!」の7月27日配信回で、「【討論】参議院選挙後の日本の近未来」と題してれいわ新選組を取り上げました。
※【討論】参議院選挙後の日本の近未来[桜R1/7/27]
https://www.youtube.com/watch?v=e_mGl6vQV6Q&feature=youtu.be
この番組の中で討論に参加した内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官の安藤裕衆議院議員は、日本の経済政策はこの20年間、緊縮財政で大失敗だったと解説し、「ところが今の既存の政治家は、与党も野党も含めてこういう危機感を全く持ってない」と批判。れいわ新選組について「少なくとも、経済政策は今回、彼らのことは正しい。綺麗事ばかり言ってるっていうけれど、全部実現可能ですから。消費税ゼロというのも可能だし、奨学金チャラっていうのも可能だし、可能な事を並べてます」と驚くべきことを断言しています。
しかし彼らの山本太郎氏やれいわ新選組を持ち上げるのは、山本氏の掲げる経済政策がMMT理論にもとづいているからです。水島氏は、山本太郎氏を「ド左翼」、「『山本太郎と仲間たち』の『仲間』は全部とはいわないが中核派」などと事実にもとづかない誹謗中傷を繰り返しながらも、れいわ新選組の選挙演説に多くの人が集まったことを指して「安倍政権を誕生させようというあの当時と、雰囲気が似てたですよ。渋谷の山本太郎のあれ(街宣)は」と語り、安藤議員が「安倍政権が政権を取り戻した時も、今の政策を変えるんだって言ってたじゃないですか。アベノミクスで、経済にしても財政出動すると。今までは緊縮財政やってたけれど、財政出動しなきゃだめなんだということで、アベノミクスを打ち出したわけです。1年だけしかやらなかった、だからうまくいってないわけで。ただ、そういう方向性を打ち出して、今までのこと間違ってましたよね、というと、響くんですよ。実際、間違ってたわけだから」と応じました。
さらに安藤議員は「やっぱり国民もわかってるんですよね。わかってる人は確実に増えてる。僕らもMMTとか一生懸命広めてきて、日本の財政は全く問題ないんだと。財政絞りすぎてるから成長しないんだってことが、ある程度、社長(水島氏)なんかもご尽力いただいて、浸透してきてますよ。浸透してきてるから、今回、彼らが200万票取るっていうことにつながっていったんだと思いますけど、我々の努力が今、彼の方に取られちゃってますからね。これが非常に今まずいわけです」と、評しました。
日本を代表する極右の番組が熱心に広めようとしているMMT理論とれいわ新選組の経済政策の論拠が同じであることは、真剣かつ早急に検討する必要がありそうです。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆中継番組表◆
**2019.7.31 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch5】11:45~「立憲民主党 枝野幸男 代表 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
立憲民主党 枝野幸男代表 定例会見を中継します。これまでIWJが報じてきた枝野幸男氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9E%9D%E9%87%8E%E5%B9%B8%E7%94%B7
——————-
【IWJ・Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3
原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。IWJは今まで、原子力規制委員会の委員長定例会見を毎週中継してきました。以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
——————-
【録画配信・IWJ_Youtube Live】19:00~「香港反逃亡条例改正にみる香港社会の自律的秩序形成―200万の香港人はどのように秩序を保って行動したのか― 登壇:伯川星矢氏・『香港バリケード』執筆者」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
7月1日に収録した、「香港反逃亡条例改正にみる香港社会の自律的秩序形成」を録画配信します。IWJが2014年10月に報じた伯川星矢氏の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/193274
========
◆中継番組表◆
**2019.8.1 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・Ch4】9:00頃~「れいわ新選組 舩後靖彦氏 木村英子氏 国会初登院」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
れいわ新選組 舩後靖彦氏 木村英子氏 国会初登院を中継します。これまでIWJが報じてきたれいわ新選組関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%82%8C%E3%81%84%E3%82%8F%E6%96%B0%E9%81%B8%E7%B5%84
——————-
【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2
東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
——————-
【IWJ・Ch5】19:00~「れいわ新選組 山本太郎 代表 街頭記者会見(新宿駅西口)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
れいわ新選組 山本太郎代表 街頭記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた、れいわ新選組関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E5%A4%AA%E9%83%8E
——————-
【タイムリー再配信 396・IWJ_Youtube Live】19:00~「サウジが『イスラムの盟主』の時代は終わり!? カショギ氏殺害と安田氏解放から米国覇権の陰りが見える!? 岩上安身が高橋和夫・放送大学名誉教授にインタビュー」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
2018年10月に収録した、岩上安身による高橋和夫・放送大学名誉教授インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた高橋和夫氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E5%92%8C%E5%A4%AB
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434645
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆昨日アップした記事はこちらです◆
坑道のカンテラが照らす現代日本の闇!~「作兵衛さんと日本を掘る」上映後豪華ゲストを招いて〈ゴットン・トーク!〉熊谷博子(監督)・永田浩三(元NHKプロデューサー・武蔵大学教授)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/454131
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■吉本興業は今、沖縄で暗躍している! その目的とはカジノ・エンタメ利権!? そのための布石として吉本興業は「沖縄国際映画祭」に2009年から協賛!? さらに米軍基地跡利用懇談会に大崎会長就任! IWJは内閣府に直撃取材!
吉本興業のブラック企業ぶりはIWJでも繰り返しお伝えしてきました。そのブラックぶりは労働条件に限りません。権力と結んで自社の利権をどん欲に拡大しようと沖縄で動いているのです。その一つが、日刊ガイド7月25日号でお伝えした株式会社ラフ&ピース マザー(2019年4月設立、2019年10月以降に事業開始)です。この企業は吉本興業とNTTが共同で設立し、官民ファンドのクールジャパン機構が、最大100億円も出資するのです。
その事業内容は、教育事業を謳っていますが、アトラクション施設の建設も含むエンターテイメント色の強いものです。
※吉本興業と NTT グループ、国産プラットフォーム事業開始、クールジャパン機構も出資(吉本興業株式会社、日本電信電話株式会社、株式会社海外需要開拓支援機構、2019年4月21日)
https://www.cj-fund.co.jp/files/press_190421-jp.pdf
吉本興業と沖縄の結びつきは、今に始まったものではありません。「沖縄国際映画祭」に2009年の第1回から協賛企業として参加しています。第1回は、2009年3月19日から3月22日の日程で開催され、松本人志監督作品『しんぼる』の制作発表が行われ、『ダウンタウンDX』『ぐるぐるナインティナイン』の拡大版特別番組では、映画祭と連動して沖縄から生放送されました。 このように、この映画祭は、当初から、吉本興業が深く関与しています。
※沖縄国際映画祭(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E7%B8%84%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%98%A0%E7%94%BB%E7%A5%AD
直近の第11回沖縄国際映画祭は、2019年4月18日から4月21日の日程で開催されました。主催は沖縄国際映画祭実行委員会ですが、運営は株式会社よしもとラフ&ピースです。期間中、ビーチステージイベントや舞台挨拶などで、176人の吉本芸人が出演しました。期間中の来場者数は約30万人といいます。
※島ぜんぶでお~きな祭
https://oimf.jp/news/detail/315/
現在、IWJはメールで吉本興業東京本部の広報に対して、沖縄国際映画祭についてメールにて質問を出しています。回答があり次第、ご紹介します。
この映画祭は、映画だけではありません。「沖縄41市町村全力応援芸人」として、沖縄の41市町村すべてに、担当の吉本芸人を任命して、各市町村の魅力を県外国外へPRしているのです。ホームページによれば「地元のお祭り、学校行事などどんなことにも積極的に参加し、全力で地域を盛り上げます! 」とあり、吉本興業が沖縄の地域振興に深く食い込んでいる様子がわかります。
※島ぜんぶでお~きな祭
https://oimf.jp/about/ouengeinin.html
吉本興業をめぐる問題の出発点は、所属芸人の「闇営業」問題でした。この問題をめぐって、宮腰光寛沖縄担当相は7月23日の記者会見で、所属芸人の「闇営業」問題が広がっている吉本興業の大崎洋会長に関し、沖縄の米軍基地跡地利用に関する有識者懇談会の委員を交代させる考えがないことを明らかにしたと沖縄タイムスは報じています。
※沖縄担当相、吉本興業・大崎洋会長の委員交代の考えなし 米軍基地跡利用懇談会(沖縄タイムス、2019年7月24日)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/449329?fbclid=IwAR1UnRvFV3pq9xI2zUh7hXErs_Kn6Camm78oTvBFBtKOmPEKBrSD3EpBN4I
この記事の中で、宮腰光寛沖縄担当相は大崎洋氏について「沖縄国際映画祭を開催している実績も考慮し、有識者として知見をお借りしている。現時点で特段の対応は考えていない」と述べています。
この米軍基地跡利用懇談会とは何でしょうか。
内閣府の資料によれば、この懇談会の目的は、「平成25 年 4 月に公表された『沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画』に基づき、今後返還される普天間飛行場、牧港補給地区及び那覇港湾施設を始めとする在日米軍施設・区域の跡地の利用について、その核となる施設・機能のありうるオプションの検討を行うため、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)の下、基地跡地の未来に関する懇談会を開催する 」となっています。
※基地跡地の未来に関する懇談会の開催について(内閣府、2019年6月7日、p.1参照)
https://www8.cao.go.jp/okinawa/7/7441_atochi_doc1.pdf
ここで、述べられている「今後返還される普天間飛行場、牧港補給地区及び那覇港湾施設を始めとする在日米軍施設・区域の跡地」の面積は、内閣府の資料によれば、約1,048ha+α(東京ドーム約220個分)なり、広大な跡地が発生するのです。それはとりもなおさず、内閣府主導の国家プロジェクトとして、莫大な利権が発生するということです。
※基地跡地利用の現状について(内閣府、2019年6月20日、pp.2-3参照)
https://www8.cao.go.jp/okinawa/7/7441_atochi_doc3.pdf
この米軍基地跡利用懇談会の委員に吉本興業会長の大崎洋氏が就任しているのです。
※基地跡地の未来に関する懇談会の開催について(内閣府、2019年6月7日、p.2参照)
https://www8.cao.go.jp/okinawa/7/7441_atochi_doc1.pdf
『沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画』が発表されたのが、2013年4月です。吉本興業が沖縄で映画祭を始めるのが2009年です。映画祭開始後3年目に統合計画が発表され、吉本興業は沖縄映画祭の開催実績が認められて米軍基地跡懇談会委員に大崎洋会長が就任するのです。
この裏には非常によく考えられた筋書きがあるように思えます。この点をIWJは内閣府に直撃取材しています。近日中に記事アップしますので、ぜひ、ご覧ください。
※「大さき」氏の漢字表記は機種依存文字にあたり、日刊IWJガイドをメールで送信できなくなりますため、本ガイドでは「大崎」と表記させていただいております。なにとぞご了承ください。
■「岩上安身のIWJ特報!」7月は、2018年7月1日に行われた「岩上安身による田代秀敏氏インタビュー」と、2018年11月10日に行われた「岩上安身による元朝日新聞記者で現・週刊金曜日発行人の植村隆氏・小野寺信勝弁護士インタビュー」です! 昨日は第435号「岩上安身による田代秀敏氏インタビュー」(その27)を発行しました! 本日は第436号「植村隆氏・小野寺信勝弁護士インタビュー」(その1)を発行します!
メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」7月は、2018年7月1日に配信した「岩上安身による田代秀敏氏インタビュー」の後編です! 昨日は第435号(その27)を発行し、完結しました!
田代氏は人口減少社会となった現在の日本について、「政治家たちは、昨日の日本を今日もやりたい、というふうになってるでしょ。2012年12月の衆議院選挙のときに、自由民主党が掲げたスローガンが『日本を取り戻す』でしたが、なるほどなと思いましたね」と、政治の無策を批判しています。
これについて岩上安身は「でも、そんなもの完全に夢ですよ。あのときの条件、人口動態の条件がないんだもの」と応じ、「本当にたわごとというか、完全に妄想のなかに入っているというか…。そういう妄想を言っている人にどんどん人が集まって、権力が生まれて、渦を巻いているような状況になってしまいました。最終的には戦争かハイパーインフレでチャラにしよう、なんて目論んでいるんじゃないかと思うんですけど」と語っています。
続きはぜひ、「まぐまぐ」にご登録の上、「岩上安身のIWJ特報!」をご購読ください!
※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額864円、初月無料)
http://www.mag2.com/m/0001334810.html
「IWJ特報!」のアーカイブは、IWJサイト内から単品購入も可能です。会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円で、サポート会員の方はすべて無料でお読みいただけます。こちらもぜひご検討ください。
※シリーズ: IWJ特報
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/series/iwj-dispatch
※会員種別の切り替えはこちらから(ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/changerank.php
※会員登録がまだの方へのご案内はこちらです。ぜひご検討ください。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
なお、今月の特報で取り上げた岩上安身による田代秀敏氏インタビューの録画は、下記URLよりご視聴ください。
※失敗したアベノミクス・異次元金融緩和の副作用!? 人口減少にも関わらずバブル化する不動産市場・サブリース契約の地獄!~日銀が発表した英語論文の謎に迫る!岩上安身が田代秀敏氏に7.1インタビュー第2弾! 2018.7.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/426176
◇<今月はさらに、2018年11月10日に行われた「『自称ジャーナリスト』櫻井よしこ氏への名誉毀損訴訟 まさかの不当判決!!「悪夢のような判決。言論で勝って、法廷で負けてしまった」~11.10岩上安身による元朝日新聞記者で現・週刊金曜日発行人の植村隆氏・小野寺信勝弁護士インタビュー」をフルテキスト化し、「岩上安身のIWJ特報!」第436号として(その1)をお届けします!>
元朝日新聞記者の植村隆氏(現・「週刊金曜日」発行人)が1991年8月、朝日新聞記者時代に執筆した元従軍慰安婦に関する記事をめぐり、植村氏はこの記事を「捏造」と繰り返し誹謗中傷した、ジャーナリストの櫻井よしこ氏と株式会社新潮社(週刊新潮)、株式会社ワック(月刊WiLL)、株式会社ダイヤモンド社(週刊ダイヤモンド)を名誉毀損で札幌地裁に訴えていました。しかし、2018年11月9日、岡山忠広裁判長は植村氏の請求をすべて棄却する判決を言い渡しました。
※【速報】櫻井よしこ氏のずさんな取材を司法が追認!? 植村隆氏の名誉を毀損したが「捏造」と信じたのは仕方なかった!? 「言論で勝って裁判で負けた、悪夢のような判決」! 2018.11.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435438
※櫻井よしこ氏は、なぜ司法に「特別扱い」されたか? 改憲運動を草の根で推進する「日本会議の広告塔」だからではないか!? 11.9 植村隆氏裁判札幌地裁判決後の報告集会でIWJ代表・岩上安身が緊急事態条項の加憲に警鐘を鳴らす! 2018.11.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435398
岩上安身はこの判決の翌日、札幌で植村隆氏と札幌訴訟弁護団事務局長の小野寺信勝弁護士にインタビューを行いました。「岩上安身による元朝日新聞記者で現・週刊金曜日発行人の植村隆氏・小野寺信勝弁護士インタビュー」の録画は、下記URLよりご視聴ください。
※「ジャーナリスト」櫻井よしこ氏への名誉毀損訴訟 まさかの不当判決!!「悪夢のような判決。言論で勝って、法廷で負けてしまった」~11.10岩上安身による元朝日新聞記者で現・週刊金曜日発行人の植村隆氏・小野寺信勝弁護士インタビュー 2018.11.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435456
■本日はIWJ第9期の期末です! 皆様、今期も1年間IWJをご支援いただき、ありがとうございます! 今期の収支については決算処理が終わり次第ご報告いたします!
IWJは、7月が決算月です。今期第9期も最終日となりました。
この日刊IWJガイドでもお伝えしていましたが、今期のIWJの財政は非常に厳しく、一時は1000万円を超える赤字予想となりました。
しかしながら、皆様からの温かいご支援のおかげで、今月は7月1日から7月25日までのご寄付・カンパが400万6588円となっており、月間の目標額である450万円まであと50万円ほどで達成できそうです!今期、有終の美を飾ることができればと思います。今期の収支については決算処理が終わり次第ご報告いたします。
これからもどうぞ、IWJをご支援のほど、よろしくお願いいたします。
ご支援くださった皆様には、心よりお礼申し上げます。6月にご寄付してくださった皆様の中から、ご本人から許可をいただいた上で、お名前をご紹介いたします。
―――――――
C.Y.様
中村啓二様
T.I.様
O.H.様
T.K.様
M.K.様
M.T.様
竹野 茂様
萩田 繁樹様
N.S.様
―――――――
IWJをご支援・応援してくださり、本当にありがとうございます!
参院選は終わりましたが、米国からの中東有志連合への参加の要請、韓国との外交問題の悪化、芸能事務所とマスメディアと政治権力の癒着の問題、そして何より国会での改憲発議のための多数派工作と、報道の手を緩めるわけにはいきません。
皆様に必要な情報をお届けできるよう、岩上安身、スタッフ一丸となって全力を尽くしますので、どうぞご支援のほどお願いいたします。
※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■IWJが警告していた通りの事態に! 参院選後に手の平を返して、政府与党は米国の要請で対イラン戦争を念頭に有志連合入り!? 改憲発議のためにあと4あるいは3議席! 野党議員の切り崩し工作開始! 紙一重で踏みとどまった日本の立憲民主主義! 憲法に緊急事態条項を入れさせてはいけない!!「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」で全登壇者が危機感を共有! 7月末までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方限定で、シンポジウムの録画アーカイブを8月15日まで自由にご覧いただけます!
IWJでは6月30日、「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」を開催しました。
シンポジウムは3つのテーマについて、以下のようなプログラムで進行しました。
ーーーーーーーーーー
第一部 「日米関係(日米安保・日本の対米従属路線)」
・京都精華大学専任講師・白井聡氏講演「『戦後の国体』の末期段階
安倍晋三政権の腐敗・迷走は、『戦後の国体』と化した日本の対米従属構造がその崩壊期を迎えたことの反映である 」
・ジャーナリスト・吉田敏浩氏講演「『日米両政府を拘束する』 日米合同委員会と横田空域」
・白井氏、吉田氏と岩上安身によるクロストーク
第二部 「経済政策・財政の現実-莫大な財政赤字」
・明石順平弁護士講演「賃金とGDPとMMTについて」
・エコノミスト・田代秀敏氏講演「100年不安:年金、MMTそして中国」
・明石氏、田代氏と岩上安身によるクロストーク
第三部 「改憲・緊急事態条項・ナチスドイツ化」
・永井幸寿弁護士「憲法に 緊急事態条項は必要か 」
・東京大学大学院・石田勇治教授「20分でわかるナチスの『手口』と 緊急事態条項」
・永井氏、石田氏と岩上安身によるクロストーク
登壇者全員と岩上安身によるクロストーク
ーーーーーーーーーーー
4時間半に及んだこのシンポジウムでは、対米従属の問題の本質や、日本が直面している金融財政危機と今話題のMMT理論、また、6月の大阪G20会議で急展開を見せた米中関係について、さらに安倍政権が狙う改憲に含まれる緊急事態条項の危険性とナチスドイツがどのように授権法を手にしたのかなどを、豪華ゲストの方々がそれぞれの専門分野の知見をもとに講演しました。最後のクロストークでは、「緊急事態条項」を憲法に入れられてしまえば、日本は取り返しのつかないことになってしまうという意見で一致しました。
石田教授は「よく今の日本はナチス前夜かと問われるが、違うと答えてきました。なぜならまだ現行憲法に緊急事態条項が入っていないからです」と語りました。しかし、と石田教授は続けて「緊急事態条項が入ってしまえば、ナチス前夜ということになります」と警鐘を鳴らしました。
永井弁護士は「被災者を改憲のだしに使うな」という東日本大震災の被災者の言葉を紹介し、さらに「いったん緊急事態条項を憲法の中に入れてしまえば二度と戻りません。覆すことはできない。だから入れる手前で食い止めなければいけないんです」と釘を刺すように語りました。
今回のファンドレイジングシンポジウムは、6月28日までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方限定で生中継しました。
この中継の録画アーカイブは、生中継をご覧いただいた方に加え、7月末までに1万円以上のご寄付・カンパをくださったIWJ会員の方にも、8月15日までご自由にご覧いただけるよう手配いたします!
ご寄付・カンパの金額と会員情報を確認できた方へご視聴に必要な情報をメールでお届けいたしますので、必ず、このお名前とメールアドレスと会員番号をお忘れにならないようにお気をつけください!
また、専用の申込みフォームもあります! こちらからご入力の上、お振込みいただきましてもご対応が可能です。上記の方法でも、専用フォームからの申し込みのどちらでも差し支えありません。今回はご参加・ご視聴が叶わなかった方は、ぜひ、イベントの録画をご覧ください! よろしくお願いします!
※ペイパービュー申し込み「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」ご視聴お申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScTMHYUuuKAa96N4rU3H1UVxibZpbFiIIovJKLbdhITyl7SDA/viewform
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■岩上安身の直筆サイン入りの書籍『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』とDVD「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」を販売中!
これまでに岩上安身とIWJは、緊急事態条項の危険性を広く知らせていくために、様々な分野の識者へのインタビューやイベントに取り組んできました。
IWJでは、岩上安身が、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士と鼎談形式で2012年発表の自民党改憲草案を逐条的に読み解いた『【増補改訂版】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』を販売しています。緊急事態条項の危険性を詳しく、わかりやすく解説した貴重な書籍です。岩上安身の直筆サインも入っていますので、ぜひ、以下のURLよりお買い求めください。
※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171
また、2015年12月20日にIWJ主催で開催されたシンポジウム「饗宴VI ――『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!――」のDVDも販売しています! こちらも、岩上安身の直筆サイン入りのDVDをご用意しています。ぜひ、『前夜』とあわせてお買い求めください!
※饗宴VI DVD
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=25
どうか皆様、緊急事態条項の危険性について拡散していけるよう、ご協力をお願いいたします!
■Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「 #ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」と「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました! 日々コンテンツを投稿しています! 皆様、ぜひご参加ください!
◇<Facebookに、緊急事態条項に反対する公開グループ「#ヤバすぎる緊急事態条項 の改憲発議を阻止する会」を作成いたしました!>
「IWJファンドレイジングシンポジウム・2019 改憲か否か!? 運命の夏」でも大きなテーマに掲げているのが、緊急事態条項の危険性の問題です。
自民党の改憲4項目の中でも緊急事態条項ほど危険な条項はありませんが、その危険性、恐ろしさは、一般世間にいまだに周知されていません。
緊急事態条項は参院選では表立った争点にはなりませんでした。今回の改選で改憲勢力による3分の2議席確保はぎりぎりで阻止できましたが、安倍晋三総理は投開票が行われた7月21日夜、「国民民主党の中には、少なくとも議論はしていくとの考え方を持っている方がいるだろうと思う」と発言しており、緊急事態条項を含む改憲4項目が発議されてしまう可能性は十分にあります。少しでも、この危険な条項について警鐘を鳴らすため、このオープンコミュニティを開きます。
※ #ヤバすぎる緊急事態条項の改憲発議を阻止する会
https://www.facebook.com/groups/337211516972771/
こちらは会の趣旨に賛同する方であれば、どなたでもご参加いただけるオープンなコミュニティです。ぜひご参加ください!
◇<サポート会員への特典・サービスの一貫として、Facebookに、非公開グループ「サポート会員限定コミュニティグループ」を作成いたしました>
以前から、会員同士で交流したいというお申し出もいただいておりました。個人情報保護の観点から、慎重に検討してきましたが、このたび、サポート会員限定ということで、Facebookで非公開のコミュニティグループを始めることにしました。
このグループは、岩上安身をはじめ、IWJスタッフとサポート会員との交流、そしてIWJサポート会員同士の交流を深めることを目的に、今後は交流会などの特典イベントも企画する予定です。グループへの参加申請には会員番号をお知らせください。また、一般会員の方や、まだ会員登録されていない方は、この機会にぜひ、サポート会員へのご登録をお願いいたします。
※IWJサポート会員限定コミュニティ
https://www.facebook.com/groups/674215856426347/
※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※一般会員から、サポート会員へのお切り替えのご希望などもありましたら、お気軽にご連絡ください。
※種別変更のご申請、お問い合わせはこちら
office@iwj.co.jp
現在、岩上安身のFacebookには1000人近い方から友達リクエストをいただいており、お待ちいただいている状態となっています。友達承認はIWJ会員の方を優先とさせていただいております。友達申請の際にはIWJ会員番号とご登録時のお名前をお知らせください。
※岩上安身のFacebook
https://www.facebook.com/iwakamiyasumi
■テキスト班(編集者・記者・リサーチャー、パワポ作成)・動画班(カメラマン・VTR編集者)・事務スタッフを募集中!! 特にテキスト班スタッフは時給最低1300円からのスタートです! 腕が上がり次第、ここから順次上がります! IWJのコンテンツ内容に関心と理解があり、文章の読解力のある人、筆力のある人、ぜひご応募ください! IWJに「サビ残」「残業代不払い」などは一切ありません!
IWJではテキスト班スタッフ、動画班スタッフ、事務スタッフを募集しています。
テキスト班はIWJのサイトにアップされる記事や毎朝発行しているこの日刊IWJガイドの編集者、記者として働き、同時に記事のリサーチ、執筆、編集を担当していただきます。また、岩上安身のインタビューのためのパワーポイント作成も重要な仕事になります。
IWJは政治、経済、社会、外交など広範なテーマを扱っています。テキスト班では、文章力、読解力を備えた優れた人材を求めているとともに、こうした分野に広く関心を持っている方を歓迎します! 専門的な知識が必須なわけではありませんが、世の中に対して幅広く関心を持ち、意欲的に学ぶことが、テキスト班スタッフとして大事な心構えです。
しかしご承知のように、昨今はどの業界でも人手不足が叫ばれています。IWJは皆様にご寄付・カンパをお願いしている厳しい状況ではありますが、コンテンツのクオリティを維持するため、テキスト班の時給を1300円からのスタートに改定しました。
動画班はカメラマンとして岩上安身のインタビューや、現場に出向いて中継、録画取材を行うほか、動画の編集を担当していただきます。IWJがYouTubeにアップしているハイライト動画を、今以上にインパクトと拡散力を持ったものに変えていきたいと思っていますので、動画編集作業の得意な方は大歓迎です。動画班の時給は、1100円からのスタートになりますが、編集スキルのある方、経験者はより高い時給からのスタートと、優遇いたします!
事務スタッフは、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、スケジュール管理、イベント開催の準備やその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。事務スタッフの時給は、1100円からのスタートになります。
いずれも残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。IWJには「サビ残」や「残業代未払い」はありません!
※【岩上安身のツイ録】まずは賃金不払い労働や残業代不払いをなくすべき!! ブラック企業撲滅、労基法の再強化、そしてタックスヘイブンを利用する租税回避者に追徴課税を! 2019.7.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/452547
詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。
※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform
■夏休みにIWJで学生インターンを経験してみませんか?
IWJでは上記のような通常のスタッフの他に、大学生、大学院生のインターンも受け付けています。将来報道の仕事を目指している方、報道の仕事に興味をお持ちの方、ネットメディアに関心のある方など、ぜひ上記スタッフ応募フォームよりご応募ください。
以下は、現在動画班でインターンをしている塩澤由子さんのコメントです。
―――――――
動画班に所属する塩澤由子です。現在は、大分県の立命館アジア太平洋大学に在学中ですが、長期休み(夏休み)で東京に帰省しているため、短期アルバイト契約でインターン生としてIWJで働いています。今回は、私がIWJでインターンシップをすることになった経緯とインターン内容について書きたいと思います。
去年の夏から1年間、イギリスに留学をしていました。つい先月、6月に帰国したばかりです。高校在学中にも交換留学をしたり、国内でも小中高大すべて異なる都道県に行ったりして、引っ越しを繰り返しました。
しかし、この経験は行く先の地域に住む人々と交流するきっかけとなり、彼らの生活を見ることで私は、今まで住んできた地域を比べるようになりました。様々な文化や社会を見ることで、問題視することも多くなり、同時に問題解決に携わりたいと思うようになりました。問題解決といっても仕方は多様にあり、個人の努力とは儚いものですが、その中でもより大きな影響を与えるためには、映像を通して問題の認識を高めることが効果的だと考えました。
そこで、映像制作に関して無知であった私は、イギリスでFilm and TV production について学ぶことになりました。留学先ではカメラの使い方など実践的なことから映像が伝えるストーリーの効果など理論的なことまで勉強しました。とても有意義で刺激的な1年間でしたが、アウトプットする機会が少なかったため、帰国後は実践できる環境を求めてインターンシップを探していました。そこで見つけたのがIWJです。自由報道協会の方から紹介していただきました。
インターンシップといえば、企業が研修の名目で学生を無報酬で雑用などに使う例が多くありますが、IWJには有給の選択肢があります。(IWJでのインターンシップは短期・長期、報酬の有無など多様にあるので、詳しくはお問合せ下さい)私は夏休み中の短期間、報酬有りで働かせてもらっています。具体的には、動画班に所属し、その日のネタを現場から中継するという仕事です。参議院選で忙しかったこともあり、入って間もなく責任のある仕事を任せられることもありましたが、そこでプロとして働く人々と同じ土俵に立てることは貴重で、やりがいがあり、研修名目の雑用インターンより何十倍もの学びと成長があると実感しています。
―――――――
ぜひ、皆さんも仲間の一人として加わって下さい!
それでは、本日も1日よろしくお願いします。
IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、城石裕幸)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】