日刊IWJガイド「辺野古・県民投票は埋め立て『反対』が72.15%! 県知事選で史上最多得票だった玉城デニー知事の39万票を上回る43万票の圧倒的民意!」 2019.2.25日号~No.2356号~(2019.2.25 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ 辺野古・県民投票は埋め立て「反対」が72.15%! 県知事選で史上最多得票だった玉城デニー知事の39万票を上回る43万票の圧倒的民意!
┠■【中継番組表】
┠■3月20日から最高裁判事15名全員が安倍総理の任命に! 平成28年の辺野古最高裁判決に懐疑的な新任宇賀克也・東大教授は司法の独立を全うできるか!?
┠■<お知らせ>
┠■官邸による記者への質問妨害、アベノミクス偽装、米中貿易摩擦とデジタル覇権。様々なイシューで岩上さんのインタビューが続々と決まっています! 今後の岩上さんによるインタビューの予定にご注目ください!
┠■これからもどんどん岩上さんのインタビューをお届けしてまいります! 最前線で走り続ける岩上さんとIWJをどうかご支援ください! よろしくお願いいたします!
┠■現在IWJではテキスト班スタッフを募集中です!
┠■社外ライター・記者として寄稿してくださる方も求めています。また中継市民などのボランティアも常時募集中です。ぜひご応募ください!
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■はじめに~辺野古・県民投票は埋め立て「反対」が72.15%! 県知事選で史上最多得票だった玉城デニー知事の39万票を上回る43万票の圧倒的民意!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日、2月24日、沖縄県で辺野古新基地建設に必要な埋め立ての賛否を問う県民投票が行われ、即日開票されました。

 開票は午後9時から行われ、9時になると同時に、報道各社の出口調査などから埋め立てに「反対」を示す票が、「賛成」や「どちらでもない」を上回り、4分の1を超えることが確実と報じられました。

 県民投票条例では、最多得票となった選択肢が全投票資格者の4分の1を超えた場合、玉城デニー沖縄県知事は結果を尊重し、安倍総理やトランプ米大統領に結果を通知することが規定されています。

 2月15日から23日まで実施された期日前投票では、投票資格者115万6295人の20.54%にあたる23万7447人が投票を済ませました。全体の投票率は、52.48%と、昨年9月の沖縄県知事選の63.24%を下回ってしまいましたが、埋め立てに「反対」を投じたのは72.15%で43万4273票で、これは県知事選で玉城デニー知事が獲得した過去最高得票の39万6632票を上回りました。

 埋め立てに「賛成」は、19.1%、「どちらでもない」は8.75%でした。「辺野古新基地建設のための埋め立て反対」は、沖縄の「圧倒的民意」といえます。今回の県民投票では自民党、公明党、日本維新の会が自主投票としたことから、自民党支持層の間でも「反対」に投票した人が48%と、「賛成」に投票した40.6%や、「どちらでもない」に投票した11.4%よりも多かったことが、出口調査の結果から明らかにされています。

 玉城知事は25日未明、「政府は、辺野古の埋め立てを決して認めないという断固たる民意を真正面から受け止め、『辺野古が唯一』という方針を見直し、工事を中止するとともに、普天間飛行場の一日も早い閉鎖・返還に向け、県との対話に応じるよう、強く求める」と表明しています。

※玉城知事「政府は民意受け止め、工事中止を」対話求める(朝日新聞デジタル、2019年2月25日)
https://www.asahi.com/articles/ASM2R4H8MM2RTIPE00P.html

 IWJでは午後7時半よりIWJ_okinawa1で、随時、開票中の『新基地建設反対県民投票連絡会』事務所の模様を生中継しました。

 辺野古・県民投票に関する主なアーカイブ記事は、以下の記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。

※辺野古新基地建設をめぐる県民投票が、2月24日に投開票を迎える! IWJ沖縄が開票中の『新基地建設反対県民投票連絡会』事務所の模様を生中継! 2019.2.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443142

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◆中継番組表◆

**2019.2.25 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
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【タイムリー再配信 325・IWJ_Youtube Live】17:00~「『何を守ろうとして新辺野古基地を造ろうとしているのか!?』死の12日前、翁長雄志前沖縄県知事が命を削って臨んだ生前最後の記者会見」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年7月収録の、翁長雄志前沖縄県知事が命を削って臨んだ生前最後の記者会見を再配信します。これまでIWJが報じてきた翁長雄志氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%BF%81%E9%95%B7%E9%9B%84%E5%BF%97

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435586
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【タイムリー再配信 326・IWJ_Youtube Live】18:00~「辺野古埋立積み出し港で砕石と赤土を混ぜ合わせ!防衛省は『知らないふり』!? 辺野古の海を汚しながら『値の付かない』赤土と高額な予算との差額を懐に入れているのは誰だ!? 岩上安身による会派『沖縄の風』幹事長 伊波洋一参議院議員インタビュー」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2月18日に収録した、岩上安身による会派「沖縄の風」幹事長 伊波洋一参議院議員インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた伊波洋一氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E4%BC%8A%E6%B3%A2%E6%B4%8B%E4%B8%80

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442603

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◆中継番組表◆

**2019.2.26 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

官邸が内閣記者会に宛てた文書は「取材の自由、報道の自由への侵害」だとして弁護士、大学教授らが抗議!梓澤和幸弁護士「内閣記者会にいる、一人ひとりの記者の良心が問われている」~声明発表記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442679

「私と同じような障害を持つ人を、何十万何百万と一度に生み出してしまうような戦闘・戦争は、絶対に避けなければならない」障害者が安保法制に反対を訴え~第9回安保法制違憲訴訟差止口頭弁論後の報告集会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437626

日本共産党・宮本徹議員「高コストがはっきりしているのに、経済的コストは原発の方が良いんだと嘘をつき続ける!こんな方にこの国の舵取りを任せるわけには絶対にいかない!」~2.8再稼働反対!首相官邸前抗議
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/441587

ホワイトハウスの請願サイトで辺野古新基地建設中止を求める署名を呼びかけた日系4世のロバート・カジワラ氏が国会議員らと面会!「日米両政府とも、長年沖縄の権利を侵害し続けている」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442800

辺野古新基地建設をめぐる県民投票が、2月24日に投開票を迎える! IWJ沖縄が開票中の『新基地建設反対県民投票連絡会』事務所の模様を生中継!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443142

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■3月20日から最高裁判事15名全員が安倍総理の任命に! 平成28年の辺野古最高裁判決に懐疑的な新任宇賀克也・東大教授は司法の独立を全うできるか!?

 最高裁の岡部喜代子判事が定年退官することに伴い、政府は2月22日の閣議で、東京大学大学院法学政治学研究科教授の宇賀克也氏を後任の最高裁判事として任命することを決めました。3月20日付けで発令される予定です。

 最高裁の判事は最高裁長官を含めて15名です。日本国憲法により、最高裁長官は内閣の指名にもとづき天皇が任命し、判事は内閣が任命し、天皇が認証します。最高裁判事に任期はありませんが、70歳が定年です。今回、2010年に鳩山由紀夫内閣によって任命された岡部喜代子判事が定年退官することになり、全員が安倍内閣によって指名・任命された判事となります。安倍政権が長期に及んでいる弊害といえるでしょう。中でも2016年に任命された木澤克之判事は加計学園の元監事だったことが発覚し、安倍総理の「お友達人事」だったのではないかとの指摘もあります。

※最高裁判事に東大大学院教授の宇賀克也氏起用へ(NHKニュース、2019年2月22日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190222/k10011824331000.html

 新たに任命されることになった宇賀克也氏は行政法の専門家で、内閣官房情報保全諮問会議構成員や内閣府公文書管理委員会委員長なども務めています。

 その一方、判例の解説や講演会では高裁や最高裁による権力に都合の良い判決を問題視するなど、現時点では権力から一定の距離を置いている様子もうかがえます。例えば、沖縄県名護市辺野古の新基地建設をめぐり、仲井真弘多元知事の埋め立て承認を翁長雄志前知事が撤回し、国土交通省と裁判で争った際の2016年12月20日の最高裁判決については、「理論的には、職権取消しが違法かを判断する前提としてであっても、原処分の当不当まで司法審査が及ぶとなると、裁判所は適法性審査機関であって、当不当の審査はできず、当不当の審査は行政過程で行われるという司法と行政の機能分担についての従前の基本的考え方と抵触することにならないか、検討を深める必要があるように思われる」と、論評しています。

※職権取消しに関する最高裁判決(全国市町村国際文化研修所 機関誌「国際文化研修」2018年冬号)
https://www.jiam.jp/journal/98-03-02.pdf

 現時点ではこうした面も垣間見える宇賀氏ですが、「安倍人事」によって「官邸のいいなり」となってしまうことがないか、就任後の動向が注目されます。

 岩上さんはこの報道を受けて、ツイートで「NHKやテレ朝を見ていればわかるとおり、第四の権力と言われるマスコミを制したに等しい状態なので、事実上、四権の長。なのに、米国ならびに米軍には奴隷のごとくひれ伏している状態。ずーーーっと言ってきたことですが安倍政権は戦後レジームの脱却ではなく完成を目指している。即ち傀儡の独裁」と、貪欲に権力をかき集めてゆく安倍政権の現状を評しています。 

※岩上さんのツイート(2019年2月24日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1099335136301043713

 岩上さんは、2018年5月9日に、元東京高裁判事・明治大学法科大学院・瀬木比呂志教授に、官僚化してしまった現在の裁判官の構造的な問題などについてインタビューしています。是非あわせてご覧ください。

※日本の司法の根幹にある「統治と支配」と「人権軽視」!日本の司法水準は近代以前!~岩上安身による元東京高裁判事・明治大学法科大学院・瀬木比呂志教授インタビュー 2018.5.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420338

 また、安倍政権によって安全保障関連法案が強行採決された2015年9月30日には、青山学院大学特任教授で京都大学名誉教授の間宮陽介氏に、「対米従属の傀儡独裁」をテーマにインタビューを行っています。こちらも是非ご覧ください。

※「米国は従属国の独裁を好む」――基本的人権を停止する自民党「国定憲法」で日本の独裁国家化に王手をかける安倍政権! 「学者の会」呼びかけ人・間宮陽介氏に岩上安身が訊く! 2015.9.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/267190

 インタビューのご視聴には、サポート会員へのご登録がお得で便利です。単品購入ですと会員以外の方は500円、一般会員の方は50円で、お支払いからご視聴可能となるまで、手続きの時間をいただいておりますが、サポート会員にご登録いただきますと、すべてのインタビューをいつでもお好きな時間にご覧いただけます。この機会に是非、サポート会員へのご登録をご検討ください。

※会員、サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
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■<お知らせ>
■官邸による記者への質問妨害、アベノミクス偽装、米中貿易摩擦とデジタル覇権。様々なイシューで岩上さんのインタビューが続々と決まっています! 今後の岩上さんによるインタビューの予定にご注目ください!

 岩上さんによるインタビューの予定が続々と決まっています。

◇<2月26日、官邸による質問制限問題について、神奈川新聞の田崎基記者と、新聞労連中央執行委員長の南彰氏にインタビューを行います>

 岩上さんは2月26日、共同通信の記事削除問題をスクープした神奈川新聞の田崎基記者と、新聞労連中央執行委員長の南彰氏にインタビューを行います! 官邸の報道室の職員が記者の質問を妨害するのが常態化しているという、この「異常事態」に焦点をあてます。ぜひ、会員登録の上、岩上さんによる田崎・南両氏へのインタビューをご覧ください!

 インタビューは録画で行い、なるべく同日中に録画配信する予定です。配信時間は、インタビューが終了した後での判断になりますので、変更があるかもしれません。ご了承ください。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
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◇<田崎記者、南記者への質問を受付中です>

 岩上さんによる田崎・南両記者へのインタビューでは、事前に質問を受けつけています。以下のメールアドレスに、【田崎基氏/南彰氏への質問】という件名で質問をお送りください。質問は26日火曜日の午前10時が締め切りです。

※質問はこちらのメールアドレスへお送りください。
office@iwj.co.jp

◇<岩上さんは「アベノミクス偽装」について、小川淳也衆議院議員と明石順平弁護士へのインタビューも予定しています>

 岩上さんは、今、もっとも注目を集めているテーマといえる、「アベノミクス偽装」(統計不正問題)について、国会で鋭い追及を行っている、立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也衆議院議員へインタビューを行う予定です。詳細な日程は決まりしだいお知らせいたしますので、もうしばらくお待ちください。

 また、3月1日には、同じく「アベノミクス偽装」について、『アベノミクスによろしく』で知られ、新刊『データが語る日本財政の未来』(集英社インターナショナル、2019年2月7日発売)(https://amzn.to/2SpMLvG)の著者で弁護士の明石順平氏へ、インタビューを行います。

 このインタビューは、2月26日に行うとお知らせしていましたが、この日、明石弁護士が国会に参考人として招致されることが決まったため、日程が変更となりました。明石弁護士の国会での発言も注目です!

◇<3月5日、岩上さんによる中国通エコノミスト・田代秀敏氏インタビューの続編が決定! >

 岩上さんによる中国通エコノミスト・田代秀敏氏インタビューが、3月5日に決定しました! 今回は、2月13日に行った田代氏インタビューの続編です。

 前回は約8時間のロングインタビューとなったので、「統計不正によるアベノミクス偽装と東アジアのインバウンド需要について」「デジタル覇権をめぐる米中貿易摩擦について」「カジノよりも自動運転技術の実験区を日本に!」という、3つのテーマに分けて編集し、会員向けのサイトにアップしています。ぜひ、復習もかねて2月13日の岩上さんによる田代氏インタビューをご覧ください!

※統計不正でアベノミクスの失敗を偽装!? 国債危機はもうごまかしがきかない局面に!他方、中・韓・台のインバウンド需要の取り込みに必死の安倍総理は中国向けに春節祝いを発信!~2.13 岩上安身による中国通エコノミスト田代秀敏氏インタビュー1/3 2019.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442030

※中米貿易戦争はプロレスか!? デジタル覇権を争うスマホ業界の抜き差しならない米中相互依存!トランプ米大統領のオーバーアクションに適応する中国の交渉力と技術力!! ~2.13 岩上安身による中国通エコノミスト田代秀敏氏インタビュー2/3 2019.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442325

※日本のサバイバルのために、カジノよりも自動運転の開発のための実験区をつくれ!自動車産業の遺産をデジタル時代の成長産業に継承せよ!! ~2.13 岩上安身による中国通エコノミスト田代秀敏氏インタビュー3/3 2019.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442330

◇<メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」2月号は、2018年6月から7月にかけて行われた田代氏インタビューです!>

 田代氏へは、2018年の6月と7月にも岩上さんが連続してインタビューを行っています。

※異次元金融緩和の重大かつ深刻な弊害!出口を模索しようにもわずかな金利上昇で日本経済は大混乱!? アベノミクスの無残な最期!~6.18岩上安身によるエコノミスト田代秀敏氏インタビュー 2018.6.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/424996

※失敗したアベノミクス・異次元金融緩和の副作用!? 人口減少にも関わらずバブル化する不動産市場・サブリース契約の地獄!~日銀が発表した英語論文の謎に迫る!岩上安身が田代秀敏氏に7.1インタビュー第2弾! 2018.7.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/426176

 今月下旬の有料メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」は、この2018年の田代氏インタビューのフルテキスト版です! アベノミクスの弊害は全国の地方銀行を蝕み、ついには預金通帳の数字を改竄するという事実上の「偽金」作りまで横行! 必読です!!

 朝日新聞のインタビューに応じた日銀の黒田東彦総裁は、追加緩和策として、現在は「マイナス0.1%」の短期金利や「ゼロ%程度」の長期金利の水準の引き下げを挙げました。この黒田総裁の発言を受けて、岩上さんは2月23日、次のようにツイートしました。

 「マイナス金利に入っちゃったんだから、もっとマイナス幅を広げよう、てなことなんだろうか?反資本主義の権化か。本当に日本の資本主義は壊滅する。今月末にかけてさみだれで出す、岩上安身のIWJ特報!もぜひ、ご購読ください! アベノミクスのおかげで地銀が瀕死の状態。日本の金融システムが壊れる!」

※岩上安身ツイート(2019年2月23日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1099229437764067331

※勢い失われれば「当然、追加緩和」 日銀・黒田総裁語る(朝日新聞、2019年2月22日)
https://www.asahi.com/articles/ASM2P5217M2PULFA015.html

 「特報」田代氏インタビューは、1月までにその1からその8まで発行済みです。2月はその1からその5までをまとめた ePub版(前編)と、その9からその11までを発行いたします。ePub版(前編)はすでに発行し、昨日、第417号 その9を発行いたしました。

 田代氏が日本の経済の歴史をひも解きつつ、国民が知られざる日本経済の現在に岩上さんが迫りました! ぜひ「まぐまぐ」にご登録の上、「岩上安身のIWJ特報!」をご購読ください!

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額864円、初月無料)
http://www.mag2.com/m/0001334810.html

◇<会員様より矢部宏治氏とのインタビュー第2弾の感想をいただきました。岩上さんの回答を付し掲載させていただきます!>

 本日は、会員のT.T様よりいただいたメッセージをご紹介いたします。

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 岩上さんスタッフの皆様、お疲れ様です。

 矢部宏治氏とのインタビュー第2弾を見させてもらいました。このインタビューの最後のまとめのところで、岩上さんがアーミテイジレポートについて言及されていましたが、それについて一言ありまして、メールいたしました。

 IWJでのごく最近の録画で、「第14回 これでいいのか日本 2019 滋賀県集会」で、新外交イニシアティブ(ND)代表で弁護士、米議会ロビイストの猿田佐世氏の対米従属の日米関係と沖縄の問題について講演のなかで、猿田氏は「日本政府がお金を出してアーミテイジレポートを書いてもらっている部分もあり、日本政府自体がアーミテイジレポートに書かれている内容のことを望んでいる」というようなことを言っておられました。

 また、アーミテイジ氏の講演で、彼は米軍の新基地は別に「辺野古」じゃなくてもいいよと簡単にいっているそうです。猿田氏の話を聞いた感想としては、アーミテイジレポートに書かれていることと実際のアーミテイジ氏が考えていることとは少し違っていて、アーミテイジ氏は、書かされている部分もあるのかなと思いました。いわゆるこれもアメリカの軍産・軍と日本政府とのプロレスですかね。

T.T様
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 大変重要な疑問をご指摘していただき、ありがとうございます。T.T様の疑問について、岩上さんは以下のように回答しています。

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 すべては日本側から望んだ形にする、というのが、安保関連の日米関係の原理原則です。

 「隷従」を強いて、それをせめて「自発的隷従」に粉飾する。

 矢部宏治氏のインタビューをご覧になってください。

 具体的には1957年6月、総理になったばかりの岸信介が渡米し、アイゼンハワー大統領、ダレス国務長官と首脳会談を行った際に、どのような合意をしたのかが問題になってきます。そこでは、ダレスから「問題は、現在の共同声明の文言では、アメリカが軍を日本から韓国、台湾、グアムなどに派兵する決定をしたとき、協議が必要になるのかということです」と問われた岸が、驚愕の回答をしています。

 岸は、「その点は『実行可能なときはいつでも』という文言が入っているので問題にはなりません。というのもそうしたケースでは、アメリカは協議が可能と考えないでしょうから」と答えているのです。

 その後に発表された日米共同声明で上記の合意が確認されています。しかも、そうした重大な密約はことごとく後任の内閣、事務方に引き継がれなかったのです。そのため、日本側は日米安保の実情を把握して交渉に臨むことができなくなり、一層米国の言うがままになっていきました。

 これが日米対等の新時代と喧伝された、1960年の安保改定の性格を決定づけます。米国と交渉しているフリをするという、見かけ(アピアランス)だけの改定だったのです。そうした事実を知らない日本国民は新安保を喜んで受け入れてしまいました。

 そうした長い「調教」の果てに、「自発的隷従」が骨の髄まで染み込んでしまった状況に私たちは直面している、と考えなくてはなりません。しかしながら、そうした実態は、今日の現実を見ているだけだと理解できません。

 現状は、日本の支配層全体に、誘拐犯に惚れてしまう被害者のように、ストックホルム症候群が行き渡ったような状態ですが、それを日本の真の自発的な政治的意思であると言えるでしょうか。戦後70年余りかけて、進んだ過程があるわけです。この歴史をさかのぼって検証することが本当に必要です。
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■これからもどんどん岩上さんのインタビューをお届けしてまいります! 最前線で走り続ける岩上さんとIWJをどうかご支援ください! よろしくお願いいたします!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

◇<IWJ存亡の危機につき、ご支援をよろしくお願いいたします!>

 現在、IWJは活動費の約半分を会員の皆様の会費で、そして残りの半分を皆様からのご寄付・カンパで賄っています。IWJが、独立メディアとして精力的な活動を続けていくためには、皆様からの会費、そしてご寄付によるご支援がどうしても必要となります。

 IWJではこれまで、1年間の活動にかかる経費から計算して、年間のご寄付・カンパの目標額を1ヶ月500万円としていました。しかし、第8期で赤字となってしまったため、今期第9期は緊縮予算に改め、1ヶ月のご寄付・カンパの目標額を450万円に下げました。その分支出を切りつめなければいけません。

 しかし、IWJは、人件費以外に大きな支出費目がありません。とはいっても、「スタッフへの報酬を削るわけにはいかない」と岩上さんは考え、自らの決断で、自身の役員報酬を50%カットしました。岩上さんは、文字どおり身銭を切ってIWJを支えています。

◇<岩上さんが体調不良で3ヶ月間休んでいたことが、確実にご寄付・カンパの伸び悩み、会員数の減少につながってしまいました>

 昨年8月1日から始まったIWJ第9期は、1月末までの半年間で、ご寄付・カンパの目標額を達成できた月は昨年11月だけでした。

 岩上さんが体調不良で3ヶ月間休み、その間はインタビューもできなかったため、確実にご寄付・カンパの伸び悩み、会員数の減少につながってしまいました。

 ご寄付・カンパによるご支援をしていただいた皆様には、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございます。しかし、ご寄付・カンパが現在のような状況が毎月続きますと、IWJの活動を維持していくことが困難となります。大げさではなく、IWJは会社としての存続も危ぶまれる状態が迫りつつあります。

 IWJの危急存亡の非常事態につき、改めて皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
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■現在IWJではテキスト班スタッフを募集中です!

◇<現在、IWJではテキスト班のスタッフを募集しています。>

 IWJでは現在、週5日、フルタイムの専業で働ける方を最優先で募集しています。

 テキスト班は、毎日発行している現在お読みの日刊IWJガイドの執筆や編集、 IWJのサイトの記事の取材や執筆・編集、岩上さんによるインタビューのためのリサーチとパワーポイント作成が主な仕事になります。その他にも、記者会見での現場記者や、時にはインタビューアーも務めます。

 これらの仕事がすべてできる必要はありません。現在のスタッフにもそれぞれ得意・不得意があり、他班のスタッフとも助け合いながら仕事を行っています。

 メディアでの仕事の経験は問いません。経験のない方には、丁寧にご指導いたします。必要な条件は、旺盛な知的好奇心と、当方の指示・当社のルールを守れるチームワークです。

 現在、IWJでは、退職金を会社が積み立てている無期雇用の正社員、退職金はない有期雇用の契約社員、アルバイトの3種類の雇用形態があります。いずれも健康保険、厚生年金、雇用保険など、社会保険が完備されています。そのほかに、他の仕事と兼業するための業務委託、外注、などの働き方もあります。

◇<IWJはメディア界で常態化した裁量労働制=サビ残問題に一石投じます!>

 また、IWJでは、社会保険労務士と顧問契約を結んでおり、労働法規を過失であっても違反しないように気をつけています。残業には、すべて規定どおり割増賃金が付きます。深夜残業により終電を逃した場合は、車を運転できる人には社用車を貸し出し、運転できない人は運転できる人が自宅まで送ります。また、仮眠室も用意しています。週2日の休みは必ず取れるようにし、どうしても休日出勤せざるをえなかった場合には、必ず代休をとれるようにしています。

 IWJは、決してブラック企業ではありません。小さな会社ですが、税理士、社労士、産業医に報酬を払って顧問としてお願いしているのは、珍しいと自負しています。正社員に限らず、スタッフには健康診断を受診できるようにしています。慢性的な体調不良や病気がある場合には、産業医と面談し、適切な病院を紹介してもらうなど、スタッフの健康管理にも、細心の注意を払っています。

 一部の大企業の正社員並の高給が支払えるわけではありませんが、法規やルールはきちんと守り、約束した賃金は滞りなくお支払いしています。企業でも人間でも、一番大切なものは信用です。その信用は大切に守り通しています。

 ぜひ、ご応募ください!お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

■社外ライター・記者として寄稿してくださる方も求めています。また中継市民などのボランティアも常時募集中です。ぜひご応募ください!

 プロの外注ライターの方、地方を含む在宅ライターの方も募集しています。サマリーライターは、難解な文章を書く必要はありません。新聞・雑誌の一般的な記事程度の文章を書ければ大丈夫です。

 外部ライターの方は通年で募集しています。どんな分野でも書ける方であればとても助かりますが、自分は、原発だけ、貧困・格差問題だけ、といったワンテーマライターの方も歓迎です。他の仕事(メディア以外の仕事、メディアの仕事)との兼業も、話し合って調整できれば、可能です!

 フリージャーナリストの横田一氏のIWJへの寄稿回数が増えていますが、日頃から連絡をとりあう回数も増え、企画段階から話し合うことによって、寄稿者と媒体としての良好な関係が次第に築かれてきたものと思っています。こうした外部ライターの登用を、これからも心がけていきたいと思っています。

 また、IWJでは全国各地で、ライブストリーミングをやってくださる中継市民の方々を募集しています。ボランティアでも、ペイワークでも、ご相談に乗ります。機材の貸し出しもします。現場への交通費などの経費は全額IWJが持ちます。もちろん、ボランティアとして、中継を中心にお手伝い下さる方は、週に一度であろうと、月に一度であろうと歓迎です。その方のペースで、ご助力いただければと思います。

 ぜひ、ご応募ください!こちらもどうぞご検討よろしくお願いします。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、小野坂元、城石裕幸、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/