日刊IWJガイド・番組表「本日13時半から!パレスチナ問題の背景に隠されたイスラエルによる『大災厄(ナクバ)=民族浄化』の歴史と今なお続く現実を暴く! 岩上安身による東京経済大学准教授・早尾貴紀氏インタビュー!/安倍総理への代表質問、立憲民主党の枝野幸男代表は佐川宣寿国税庁長官の更迭を主張! 安倍総理の憲法認識を『特異』と表現!/『非人道国家』としての歩みを進める日本政府~北朝鮮への人道支援再開に反対、北朝鮮からの漂流船の乗組員3分の2が死亡したのは制裁の『効果』!? /IWJでは現在、新規スタッフを緊急募集しています!」2018.1.25日号~No.1960号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「本日13時半から!パレスチナ問題の背景に隠されたイスラエルによる『大災厄(ナクバ)=民族浄化』の歴史と今なお続く現実を暴く! 岩上安身による東京経済大学准教授・早尾貴紀氏インタビュー!/安倍総理への代表質問、立憲民主党の枝野幸男代表は佐川宣寿国税庁長官の更迭を主張! 安倍総理の憲法認識を『特異』と表現!/『非人道国家』としての歩みを進める日本政府~北朝鮮への人道支援再開に反対、北朝鮮からの漂流船の乗組員3分の2が死亡したのは制裁の『効果』!? /IWJでは現在、新規スタッフを緊急募集しています!」2018.1.25日号~No.1960号~ ■■■
(2018.1.25 8時00分)

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>安倍総理への代表質問、立憲民主党の枝野幸男代表は佐川宣寿国税庁長官の更迭を主張! 安倍総理の憲法認識を「特異」と表現!/「非人道国家」としての歩みを進める日本政府~北朝鮮への人道支援再開に反対、北朝鮮からの漂流船の乗組員3分の2が死亡したのは制裁の「効果」!? /IWJでは現在、新規スタッフを緊急募集しています!(IWJ編集部)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>(ぎぎまき)
┠――【1】相次ぐ米軍機事故! ヘリ不時着で翁長知事「米軍全体がクレージーになっている」
┠――【2】山中教授に「辞めないで」の声相次ぐ! 京都大学iPS細胞研究所の論文不正を受けて~
┠■<★本日の岩上安身のインタビュー★>パレスチナ問題の背景に隠されたイスラエルによる「大災厄(ナクバ)=民族浄化」の歴史と今なお続く現実を暴く! 岩上安身による東京経済大学准教授・早尾貴紀氏インタビュー!(城石エマ)
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<はじめに>安倍総理への代表質問、立憲民主党の枝野幸男代表は佐川宣寿国税庁長官の更迭を主張!安倍総理の憲法認識を「特異」と表現!/「非人道国家」としての歩みを進める日本政府~北朝鮮への人道支援再開に反対、北朝鮮からの漂流船の乗組員3分の2が死亡したのは制裁の「効果」!? /IWJでは現在、新規スタッフを緊急募集しています!
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 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日午後、国会で、安倍晋三総理の施政方針演説に対する各党の代表質問がおこなわれました。

 最初に質問したのは、立憲民主党の枝野幸男代表。枝野代表は、待機児童問題や介護問題を解決するため、スタッフの待遇改善・賃金引き上げを提案。生活保護費の引き下げについては、「低い方にあわせて生活扶助基準を引き下げるのは本末転倒」であり、フルタイムで働きながら、生活保護よりも低い収入しか得られない人がいるならば、「最低賃金の仕組みなど労働法制の見直しで賃金引き上げを後押しすべき」だと指摘しました。

 また、枝野代表は、佐川宣寿国税庁長官(前・財務省理財局長)が森友学園問題に関して答弁した内容について、「虚偽答弁であったことは、既に明々白々」としたうえで、「このような方が徴税事務の最高責任者である国税庁長官に昇進しているというのは、常識では考えられません」「徴税事務の信頼を守るために、佐川長官を更迭すべきです」と強く批判しました。

 これに対し、安倍総理は佐川長官は「適材適所」と発言。国民から見て、一体どこが適材なのでしょうか。佐川長官は、安倍総理にとって都合のよい「適材」以外の何物でもありません。

 なお、岩上さんは21日、森友学園問題について情報開示請求し、近畿財務局の「相談記録」を入手した神戸学院大学教授の上脇博之氏にインタビューをおこなっています。以下のリンクからご覧ください!

※<スクープ!>森友学園関連で近畿財務局の『相談記録』が開示! 岩上安身による情報開示請求者・神戸学院大学教授 上脇博之氏インタビュー 2018.1.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410088

 さらに枝野代表は、「国のかたち、理想の姿を語るのは憲法です」という安倍総理独特の憲法認識について、「憲法の定義は『統治の根本となる基本的な原理原則に関するルール』であり、近代国家では、『主権者が政治権力を制限するルール』」だと指摘。「一党独裁国家でもない限り、理想の姿は、各政党が綱領や政策という形で示し、選挙等を通じてその都度国民の声にもとづいて選択し、修正していくもの」「これは、主義主張ではなく定義の問題」で、「定義について特異な認識を前提としたのでは、真っ当な議論ができるはずもありません」と述べました。

 そして、立憲主義に反し、集団的自衛権行使を容認する安保法を廃止し、領域警備法と置き換える法案を提出すると述べました。

 枝野代表は最後に、「今の政治に不信や不安をお持ちの国民の皆さん。こうした仕組みを利用していただき、民主政治の当事者として、政治参加し、日常の暮らしや働く現場の声を届けてください。その思いを込め、今年も引き続き国民の皆さんに訴えます。私にはあなたの力が必要です」と訴えました。

 なお、立憲民主党はFacebookで代表の質問原稿を公開しています。また、代表質問中にはツイッターの公式アカウントで実況していました。

・代表質問(立憲民主党Facebook、2018年1月24日)
https://www.facebook.com/rikkenminshu/posts/143130686373215
https://www.facebook.com/rikkenminshu/posts/143132469706370

・立憲民主党公式アカウント
https://twitter.com/CDP2017

 議席の上での野党第二党・希望の党の玉木雄一郎代表は、9条1項、2項を残し自衛隊を明記するという安倍総理の改憲案について、「自衛隊の役割は今までと変わるのか、変わらないのか」と総理に質問。「変わらないなら、立法事実がないということになります。我が党は、立法事実がない9条改憲案には反対です」と続けました。

 それに対し、安倍総理は「自民党総裁としての考えを申し上げるとすれば、自衛隊の任務や権限に変更が生じるものはない」と回答。変更が生じないなら改憲する意味がありません。変更が生じうるなら、なおのこと、変えるべきではないでしょう。どちらにしても、憲法9条を変えるべきではありません。希望の党は、玉木代表の言葉を聞く限り、「自衛隊の役割が変わる改憲」に賛成することを示唆しているようにも聞こえますが。

 また玉木代表は、今年は明治維新から150年にあたることを挙げ、「安倍総理は内閣を挙げてお祭りムードを盛り上げようとしていますが、今年は、戊辰戦争から150年にもあたります」と指摘。歴史は常に勝者に都合の良い史実を中心に形成されていくことに言及し、「単なる礼賛ではなく、明治維新を客観的、中立的にとらえ、急速な近代化の陰で積み重ねられてきた矛盾や課題に正面から取り組み、これを乗り越えていく新たな構想を示すべきではないでしょうか」と続けました。

 玉木代表は代表質問の中で、現在の日本の体制を「明治レジーム」と表現しましたが、拓殖大学の関良基准教授は、「長州レジーム」と表現しています。関氏は、薩長により暗殺された幕末の思想家・赤松小三郎の立憲主義構想を「発掘」し、『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(http://amzn.to/2GdvKfx)にまとめられました。

 関氏には、岩上さんが直接お話をうかがっています。現代まで続く明治維新神話の闇と、幕末に芽生えていたもう一つの日本(大日本帝国憲法ではなく、現行の日本国憲法に近い立憲主義国家)の可能性について、詳しくお話しいただきました。ぜひご覧ください!

※「長州レジーム」から日本を取り戻す! 歴史から消された思想家・赤松小三郎の「近代立憲主義構想」を葬った明治維新の闇~岩上安身による拓殖大学・関良基准教授インタビュー・その1 2017.6.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/382111

※日本で最初の立憲民主主義思想は現行憲法よりリベラルだった!? 幕末の思想家・赤松小三郎の暗殺に見る「明治礼賛」の虚妄! ~岩上安身による拓殖大学関良基准教授インタビュー(その2) 2017.7.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/388960

 1月23日、その明治時代とともに創立150年を迎える靖国神社で、徳川康久宮司が退任する意向を関係者に伝えていたというニュースが報じられました。

・靖国神社の徳川宮司が退任意向 明治維新巡る歴史認識で波紋(東京新聞、2018年1月24日)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018012301002514.html

 2016年、徳川氏は共同通信のインタビューを受けており、この際、徳川十五代将軍慶喜を曽祖父に持つ徳川氏の明治維新に関する歴史認識に関する発言について、靖国神社元総務部長が「会津藩士や西郷隆盛ら『賊軍』の合祀(ごうし)の動きを誘発した」と著書などで徳川氏を批判するなど、波紋が広がっていました。徳川氏は退任の理由を「一身上の都合」と説明していますが、これが明治維新と靖国神社創設150年に関連するものなのか、気になるところです。

・靖国神社の徳川宮司「明治維新という過ち」発言の波紋(NEWSポストセブン、2016年6月20日)
http://www.news-postseven.com/archives/20160620_422520.html

 北朝鮮への対応から、日本政府の人道無視の姿勢があらわになっています。

 河野太郎外務大臣は23日、先週カナダで開かれた外相級会合で、韓国が提案した北朝鮮に対する人道支援の再開に反対する考えを示しました。

・河野外相 韓国の北朝鮮人道支援再開に反対(NHK、2018年1月23日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180123/k10011299061000.html

 同じく河野大臣が出席したカナダの会合で、日本側が「(北朝鮮から)100隻以上の漁船が日本に漂着し、乗組員の3分の2が死亡した」ことを挙げ、「彼らは冬季にも関わらず、食料難のため、不十分な燃料で漁に向かうよう命じられた」として、制裁が効き始めている結果だとの見方を示したことを、アメリカのティラーソン国務長官が明らかにしました。

・Tillerson: Evidence sanctions ‘really starting to hurt’ North Korea(Reuters、2018年1月18日)
https://www.reuters.com/article/us-northkorea-missiles-tillerson/tillerson-evidence-sanctions-really-starting-to-hurt-north-korea-idUSKBN1F62UV

・北朝鮮の漂流船は「制裁効果」=米国務長官、日本の説明明かす(時事通信、2018年1月18日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011800331&g=use

 北朝鮮の一般国民に、一体何の非があるのでしょうか。3分の2が亡くなるという悲惨な状況をもって、「制裁が効き始めている効果」と認識するなど、言語道断です。人権意識のかけらもありません。一人ひとりのいのちを何だと思っているのでしょうか。

 安倍政権の先導により、平和国家・人道国家としての日本が失われ、醜悪な大日本帝国の復活が近づいているように感じます。

 通常国会がはじまり、本日は、午前中は参議院で、午後は衆議院で代表質問がおこなわれます。報じるべきことは増える一方ですが、岩上さんには今、報道の仕事に重ねて、非常に大きな負担がのしかかってきています。

 先日からお伝えしている通り、昨年末、元大阪市長の橋下徹氏が、岩上さんの削除済みリツイートを「名誉棄損」だとして、何の前触れもなく100万円の損害賠償を求めて提訴してきました。

※【橋下徹氏からの訴訟に対し、表現・言論の自由を守るため、応訴して闘い抜くことを決意いたしました 岩上安身】
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/34270

 これに対し岩上さんは、「表現・言論の自由を守るため、私は応訴して闘い抜く」と表明。22日に、司法記者クラブ、自由報道協会で記者会見をおこないました。会見の模様は、現在フルオープンで公開しています。

※「ツイートとリツイートは同一視できるのか」~橋下徹氏に訴えられた岩上安身が梓澤和幸弁護士らとともに会見――「リツイート行為に対する名誉毀損損害賠償請求事件」についての記者会見 2018.1.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410143

※「これは訴権の乱用だ」〜橋下徹・元大阪府知事がたった1本の「リツイート」でIWJ代表・岩上安身を提訴!「言論の自由に対する挑戦であることは間違いない」自由報道協会主催記者会見 2018.1.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410145

 今回の裁判は大阪で起こされたため、今後、岩上さんと弁護士は、公判のたびに大阪へ赴くことになります。現在、裁判所を東京へ移送する申し立てをしているものの、この裁判の負担は、自律神経失調症(特に睡眠障害)、狭心症を抱えつつも山のような仕事を抱えて休みなく働く岩上さんにとって、さらなる負担を課し、身体的にも経済的にも非常に大きな重荷となっています。

 こうした状況を見かねた皆様から、連日励ましのメッセージをいただいております。ごく一部ですが、以下でご紹介させていただきます。

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岩上様、IWJ皆様の貴重なご活動に深く頭が下がります。

大切な情報を届けてくださり深く感謝申し上げます。

このたびお知らせ頂きました橋下氏の件につきまして、申し立てを受けたのは、それだけ岩上様、IWJさんのお仕事の影響力が大きいからだと思われました。

橋下氏の非常識な申し立てで、岩上様に心労がかかっていらっしゃることは大変心配でございます。

微力でございますが、カンパで応援の気持ちを表明したく思っております。

(仕事の関係で)1週間くらいの間に、カンパの振り込みをさせて頂きたく思います。

岩上様のご健康が守られ、今回の訴訟を無事乗り越えて頂けることを願っております。

応援致しております。

Y.T. 様
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先程サポート会員の登録変更手続を完了しました。IWJに辿り着くまで、大手新聞の表面的な記事からしかこの世界を見られず、ずいぶん歯がゆく思っておりました。

先日のゴールデングローブ賞でのオプラ・ウィンフリー氏のスピーチの一部を引用します。#Metooに関して一人一人が上げる声の持つ力がいかに大きいか、につながるのですが、その前の、報道に寄せる思いをお時間あるとき是非ご一読ください。トランプ大統領がマスコミを嫌っているのとは状況違えど、日本でも同じことが言えるのではないかと思います。むしろ、権力とのバランスが崩れて切り込んでいける報道が少ない中、IWJさんのツイッターやyoutube、大変価値あるものです。これからも、ささやかな支援ですが、応援しております。

we all know the press is under siege these days. We also know it’s the insatiable dedication to uncovering the absolute truth that keeps us from turning a blind eye to corruption and to injustice.
To — to tyrants and victims, and secrets and lies. I want to say that I value the press more than ever before as we try to navigate these complicated times
(近ごろ、報道機関が厳しい包囲戦を戦っているのは皆さんもご存知の通りです。私たちはまた、報道機関の皆様が、汚職から不正・腐敗まで、私たちが見て見ぬふりを決め込まないように、飽くことのない献身を、まぎれもない真実を掴むために費やしていることも知っています。
独裁者から被害者、そして秘密から嘘までも。この難しい時代を生き抜くために私たちが努力しているいま、私はこれまでにないほど報道の力に価値を見出しています。)
*訳文はIWJが「ELLE ONLINE」より抜粋して付記

・全文はこちら(ELLE ONLINE、2018年1月8日)
http://www.elle.co.jp/culture/feature/cnews_Oprah_75th_GoldenGlobes_speach18_0107

・Read Oprah Winfrey’s rousing Golden Globes speech(CNN、2018年1月10日)
https://www.google.co.jp/amp/s/amp.cnn.com/cnn/2018/01/08/entertainment/oprah-globes-speech-transcript/index.html

高橋 様
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 Y.T.様、高橋様、どうもありがとうございます!皆様からいただくメッセージが、岩上さんにとって大きな支えとなっています。

 IWJの活動は、会員の皆様の会費によって支えられています。まだ会員にご登録いただいていない方、ぜひこの機会にご登録いただき、会費によってIWJをお支え下さい。また、会費をしばらく未納にして、休眠会員となられている方も、ぜひこの機会に再開をお願いします!

※会員登録はこちらから。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 またIWJの活動資金の半分は、皆様からの毎月のご寄付・カンパによって支えられています。何とか2017年は乗り切れたものの、年明け以降、カンパの件数・金額がともに激減しており、17日現在で毎月の目標額のおよそ5分の1以下にとどまってしまっています。今後も、IWJが活動を続けていくことができるよう、継続的なご支援を何とぞよろしくお願いいたします。裁判費用も非常に負担がかかります。どうぞ、そうした意味でも、ご支援いただければと存じます。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからお願いいたします。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 IWJでは現在、「テキスト」、「中継・動画」、「事務」の新規スタッフを緊急募集しています。「IWJを内側から支えていきたい!」とお考えの方は、以下の職種の概要をご一読の上、ぜひご応募ください。

 「テキスト班」は、現在お読みのこの日刊IWJガイドの執筆の他、日々の岩上さんのインタビュー用パワーポイント資料の作成やリサーチ、実況ツイートなどをおこなう他、「記者」として取材や記事作成も担当します。知力に恵まれているけれど、本当の戦いの場を見出だせていないという若い方、非常勤講師やポスドク、院生の方など、ぜひ、IWJで働きませんか?

 現場へ行く仕事以外にも、パワポ作成やリサーチなど、机に向かってこなす仕事もたくさんあります。事務所へ出社しフルタイマーのコアスタッフとなっていただける方があらわれれば一番ありがたいですが、能力と情熱さえあれば、兼業でも在宅でも構いません。資料の読解力や文章力、リサーチ能力といった情報処理能力と、チームで動く協調性、事務処理能力のある方をお待ちしています。

 現場で取材し、記者会見で質問することが得意な人もいれば、事務所内でのパワポ作業が得意だという方もいると思います。全員が能力をフルに備えている必要はなく、現在のIWJでも個性に応じて役割分担していますので、何かひとつ能力に自信があれば、ぜひ一度面接にいらしていただきたいと思います。ご応募をお待ちしております。

 「中継・動画班」はカメラマンとして現場に駆けつけ、取材をおこなった後、動画を編集するほか、簡単な記事を執筆することもあります。突然の取材にも飛び出して行ける俊敏性が命で、雨の屋外、厳寒の現場で取材することもあるため、心身ともに強堅な方を歓迎しています! また、現在、動画編集に詳しい方、得意な方も募集中です。数多あるYouTube動画の中でIWJを効果的にアピールする発想力や技術力をお持ちの方、ぜひご応募ください!

 「事務班」は、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのスケジュールを把握した上でインタビューのアポイントメント取り、講演や出張、各種イベントなどのスケジュール調整・準備などをおこなう他、IWJがおこなっている全国各地からの中継市民さんによる動画配信のスケジュール管理なども担います。IWJでは「事務・ハドル班」と名づけている部署です。「ハドル」とは、アメフト用語でいう「作戦会議」で、IWJのスケジューリングの基礎骨格を形作る、とても重要なお仕事です。

 例えば、大臣会見などは、大手メディアの記者クラブが仕切っているのが現状で、午前中に取材の申し込みをしたとしても、記者クラブ側から返事が来るのが夕方から夜になることも多いため、ハドル班の業務は9時~5時で帰れる仕事ではありません。夜の8時、9時ころまで働ける方を募集しています。そのかわり、朝のスタートは11時頃と遅めです。また、逆に事務班は朝早目の出勤となります。

 いずれの職種もチームで動く仕事のため、協調性とコミュニケーション能力の高い方を募集しています。ご興味のある方は、ぜひ以下のフォームからご応募ください。

※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

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◆中継番組表◆

**2018.1.25 Thu.**

 あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【ツイキャス・エリア Ch3・東京】11:30~「緑とひろばの平和の森公園を守る会『集まろう!区役所前0125アクション』」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach3

 「緑とひろばの平和の森公園を守る会」主催の樹木伐採ストップ・工事中止を求めるアクションを中継します。
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【IWJ_Youtube Live】12:30~「パレスチナ問題の背景に隠されたイスラエルによる『大災厄(ナクバ)=民族浄化』の歴史と今なお続く現実を暴く! 岩上安身による東京経済大学准教授 早尾 貴紀氏インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 岩上安身が東京経済大学准教授の早尾貴紀氏へインタビューします。
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【Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2

 東京電力による記者会見を中継します
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【Ch4】17:00~「『安倍政治を終わらせよう』1.25院内集会- 講師 石田勇治さん(東京大学教授)『ワイマール憲法の末路 緊急事態条項は何をもたらしたか?』」
視聴URL: https://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 「戦争をさせない1000人委員会」・「立憲フォーラム」主催の院内集会を中継します。
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【録画配信・Ch5】18:00~「『黙っているとトリチウムを海に流される!「更田豊志氏を規制委員長のポストから外せ」という運動を!!』 ~カナダ・オンタリオ湖は原子炉排出のトリチウム汚染で流産・死産が増加、ダウン症候群が1.8倍に―作家・広瀬隆が講演会で訴え」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

 IWJも協賛として参加した「福島応援プロジェクト茨城」主催の広瀬隆氏講演会を録画配信します。1月20日収録。

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◆中継番組表◆

**2018.1.26 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch未定】12:00~「緊急院内集会『もはや「詰み」だ! 森友/加計問題の責任を徹底追及!』」

 「森友学園問題を考える会」主催の院内集会を中継します。発言予定は、木村真氏(豊中市市会議員 森友学園を考える会)、醍醐聰氏(森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会)ほか。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
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◆昨日アップした記事はこちらです◆

F35にイージスアショア・武器は爆買い 結果は関知せず!~38ノースのシミュレーション「詳細は承知していない」ミサイル避難訓練「報道で知った」核攻撃による被害想定「行うつもりない」!? ――小野寺防衛大臣会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410235

即時原発ゼロは十分現実的! 原発が占める割合はわずか1% 日本は事実上の脱原発状態! 立憲民主が「原発ゼロ基本法案」について原子力市民委員会と対話集会~立憲民主党 エネルギー調査会 第4回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410239

イスラエルは今、「アパルトヘイト」国家へ!?「反ユダヤ」でも「パレスチナ側」でもない「平和側」によるイスラエル批判~ユダヤ人家具作家ダニー・ネフセタイ氏に岩上安身がインタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410241

<スクープ!>森友学園関連で近畿財務局の『相談記録』が開示! 岩上安身による情報開示請求者・神戸学院大学教授上脇博之氏インタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/410088

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<★本日の岩上安身のインタビュー★>パレスチナ問題の背景に隠されたイスラエルによる「大災厄(ナクバ)=民族浄化」の歴史と今なお続く現実を暴く!岩上安身による東京経済大学准教授・早尾貴紀氏インタビュー!
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 おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します。

 トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことを受け、再び「パレスチナ問題」にスポットライトが当たっています。

 しかし、そもそも、「パレスチナ問題」を報じる報道の中で、この問題の根本を見すえて本当に正しく伝えているニュースはどれだけあるでしょうか?

 パレスチナで起こっているのは「紛争」ではなく、「民族浄化」である――。

 入植者側のイスラエルが、歴史から消し去ろうとしている事実を、徹底的に暴いて世の中にさらけ出したのが、英エクセター大学教授のイラン・パペ氏です。イスラエル人でありながらイスラエルの犯した「罪」を直視するパペ氏は、『パレスチナの民族浄化~イスラエル建国の暴力』(http://amzn.to/2GcoUGQ)の中で、シオニストたちによるパレスチナ人への、目をそむけたくなるような残虐な行いを、詳細な記録にもとづき、描き出しています。

 第二次世界大戦中のヨーロッパで、ホロコーストの惨劇に見舞われたユダヤ人たちが、自分たちの「国」を求めて、聖なるエルサレムのあるイスラエルの地を目指し、そこで国連の決定にもとづきパレスチナとの間で土地を分け合った――というのが、現在のイスラエルの一般的なイメージではないでしょうか?

 しかし、パペ氏によると、シオニストは20世紀初頭から、パレスチナの地を占領しているパレスチナ人を制圧し、除去すべきだと考えていたというのです。

 第二次世界大戦中から、シオニスト指導部はこの建国計画を実行に移していきます。何世紀にもわたってパレスチナの地に住んできたアラブ人たちは、「除去すべき」対象として、シオニストの兵士たちによって残酷に殺されていきます。

 「(パレスチナの)デイル・アイユーブの住民500人は、村人たちでお金を出し合って建てた新しい学校の開校を祝っていた。すでに51人の生徒の入学も決まり、教師の給与も村人たちでまかなうことになっていた。この村に、ユダヤ人兵士20人が夜の10時に入り、数軒の家に無作為に火を放った。その年の4月に住民が力ずくで立ち退かされるまで、アイユーブ村は3度攻撃され、完全に破壊された」

 最初はパレスチナ人を攻撃する口実を見つけ、「報復」として攻撃していたシオニスト側は、徐々にアラブ民族のイスラエルからの全面追放を求めるようになります。「D(ヘブライ語でダレット)計画」のもと、組織的な「民族浄化」が行われていくのです。デイル・アイユーブ村のような悲劇は、その後、パレスチナ全土で繰り返されていきました。

 パレスチナの悲劇は、第一次世界大戦中のイギリスによる、無責任で身勝手な「三枚舌外交」に始まりました。ユダヤ人、アラブ人、フランスとの間で、一つのパレスチナをめぐり、それぞれに相矛盾する領土の分割を約束していたのです。

 自分たちの住んでいる土地を、シオニストという「植民地主義者たち」に明け渡そうとしているイギリスに対し、パレスチナ側は1929年と1936年の2回にわたり、暴動を起こしました。イギリスはこの暴動を鎮圧するために、パレスチナ人の指導層や民兵部隊に大打撃を与えました。パレスチナの地を力づくで奪おうとしているシオニストにとって、これは思わぬチャンスになります。

 一方で、シオニストの指導者らに、軍事力強化の重要性を教え込んだのもまた、イギリスでした。英軍将校のオーデ・ウィンゲートの指導のもと、ユダヤ人の民兵組織「ハガナー」は、武器の使い方を学び、実戦経験を積み、来るべきパレスチナへの「攻撃」に向け、力を蓄えていったのです。

 どう見ても違法なイスラエルの行為に拍車をかけたのは、あろうことか、国連でした。1947年11月29日に国連で決定された総会決議181は、パレスチナの土地の56%をユダヤ人に、42%をパレスチナ人に「分割」して与えることを決めました。ユダヤ人が当時、パレスチナ全土の6%以下の土地しか所有せず、人口のわずか3分の1しかいなかったことを考えると、いかに不公平な配分だったかがよくわかるのではないでしょうか。

 こうしたショッキングな事実を、一つ一つ暴いたパペ氏の『パレスチナの民族浄化~』を共翻訳したのが、東京経済大学准教授の早尾貴紀氏です。本日、岩上さんは、早尾氏をお招きして、イスラエル建国時の暴力を検証します。

 早尾氏は、週刊読書人の2018年1月12日号のインタビューで、「これ(パレスチナ問題)を2000年来の宗教対立として語ることには問題がある。あくまで軍事占領の問題であって、植民地主義や人種主義といった、政治のタームで語るべき出来事だ」と断言しています。

 イスラエルは今でも占領地域を広げ続け、各地でパレスチナ人の「追放」を続けています。「民族浄化」は、決して過去の出来事ではなく、現在まで続く問題なのです。

 早尾氏は前述の週刊読書人の中で、次のようにも述べました。「何もかもご都合主義でまかり通っているのを、国際社会は容認してしまっている。それがトランプ政権の今回の政策で、既成事実として追認されていく流れにある」。

 70年続いてきたイスラエルの暴力は、英国と米国の関与抜きには語れません。複雑な中東情勢や、米国の世界戦略も、パレスチナ問題を抜きには語れません。ぜひ、本日のインタビューをご視聴ください。

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★【IWJ_Youtube Live】12:30~「パレスチナ問題の背景に隠されたイスラエルによる『大災厄(ナクバ)=民族浄化』の歴史と今なお続く現実を暴く! 岩上安身による東京経済大学准教授 早尾 貴紀氏インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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 なお、岩上さんは2014年8月13日にも早尾氏にインタビューし、イスラエル建国時の暴力についてお訊きしています。ぜひ、こちらのアーカイブもご視聴ください。

※ガザの今を見ることは、「我々」の責任を知ること ~岩上安身による早尾貴紀・東京経済大学准教授インタビュー 2014.8.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/161440

 また、パレスチナ問題や中東情勢の問題については、岩上さんが年明けすぐの1月9日と10日に、東京大学名誉教授の板垣雄三氏にもインタビューして、お訊きしています。ぜひ、こちらもあわせてご視聴ください。

※中東情勢に地政学的大激変!? 米国はもはや「覇権国家」ではない! 極東と中東で同時に高まる戦争の脅威~岩上安身による東京大学名誉教授・板垣雄三氏インタビュー(前編) 2018.1.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409190

※「核」が結ぶシリア・イラン・北朝鮮――中東と極東で同時に高まる戦争の危機! 中核に位置するパレスチナ問題を紐解く~岩上安身による東京大学名誉教授・板垣雄三氏インタビュー(後編) 2018.1.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409287

 なお、日本で難民認定をされて暮らすパレスチナ難民、エル・マフムド・ホセイン・アリさんの記事が24日、朝日新聞で報じられています。イギリスの3枚舌外交に端を発し、その後アメリカという巨大な後押しを得たイスラエルの、「民族浄化」という名の圧倒的な暴力と迫害によって難民となった人々は、400万人とも500万人とも言われています。しかし日本で難民認定されたパレスチナ人は、アリさんが初めてです。

・(ひと)エル・マフムド・ホセイン・アリさん 「母国」料理のシェフを目指すパレスチナ難民(朝日新聞、2018年1月24日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13327113.html

・駐日パレスチナ常駐総代表部
http://www.palst-jp.com/jp/jp_tc_r.html

・パレスチナ子供のキャンペーン
http://ccp-ngo.jp/palestine/refgees-information/

 それでは今日も1日、IWJをよろしくお願いします!

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20180125

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