■■■ 日刊IWJガイド・番組表「愛媛県西条市での『X国から弾道ミサイル』避難訓練に市民団体が中止申入れ!! 原発地元の伊方町は訓練に参加せず!?／本日の配信☆『不記載』でも『斡旋』でも政治資金規正法で『アウト』！ 加計学園から文科相に200万円の『見返り』!? 下村博文氏の違法献金疑惑について神戸学院大学・上脇博之教授に岩上安身が訊く！」2017.7.12日号～No.1762号～ ■■■
（2017.7.12 8時00分）

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします！

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■＜はじめに＞愛媛県西条市での「X国から弾道ミサイル」避難訓練に市民団体が中止申入れ!!　原発地元の伊方町は訓練に参加せず!?（城石裕幸）
┠■【中継番組表】
┠■＜ニュース・フラッシュ！＞
┠――【1】自民党支持の約8割が「自民党に対抗できる政党が『必要』」と回答！ 読売の世論調査で「支持しない」が52％と他社を抜き支持率最低に（ぎぎまき）
┠――【2】民進党蓮舫代表が二重国籍問題で「戸籍を示す」と表明!?国籍についての歴史的経過も知らず、さらに排外主義に屈服している!!
┠――【3】モンサント社「グリホサート」の残留基準値が「ひまわりの種子」で400倍！ 厚労省が今月20日までパブリックコメントを募集中！（ぎぎまき）
┠――【4】豊洲市場の観光施設「千客万来施設」の運営会社が小池百合子東京都知事の方針に撤退の意向!?（城石裕幸）
┠■＜★本日の配信告知★＞「不記載」でも「斡旋」でも政治資金規正法で「アウト」！加計学園から文科相に200万円の「見返り」!?　下村博文氏の違法献金疑惑について神戸学院大学・上脇博之教授に岩上安身が訊く！（原佑介）
┠■＜岩上さんのインタビュー報告＞日本で最初の立憲民主主義思想は現行憲法よりリベラルだった!?　幕末の思想家・赤松小三郎の暗殺に見る「明治礼賛」の虚妄！ ～岩上安身による拓殖大学関良基准教授インタビュー（その2）（城石エマ）
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＜はじめに＞愛媛県西条市での「X国から弾道ミサイル」避難訓練に市民団体が中止申入れ!!　原発地元の伊方町は訓練に参加せず!?
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　おはようございます。IWJ動画班カメラマンの城石裕幸です。

　昨日の日刊IWJガイド内で、スタッフ間の連絡が不十分であったことにより、テキスト記事がアップされていないまま、＜★新着記事★＞人種差別団体・極右政治団体が川崎でジェノサイドを思わせる「やり直しデモ」を告知!?「『オール川崎』に対する重大な挑戦だ!!」とのお知らせを出してしまいました。大変申し訳ありませんでした。

　テキスト記事は昨日中にアップいたしましたので、あらためてお知らせいたします。

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※人種差別団体・極右政治団体が川崎でジェノサイドを思わせる「やり直しデモ」を告知!?「『オール川崎』に対する重大な挑戦だ!!」～川崎で予告されたヘイトデモに抗議する緊急街宣
2017.7.8
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/388582
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　また、一昨日発行の日刊ガイド内ニュース・フラッシュ【1】で、「加計学園系列の千葉科学大学で（千葉県成田市）」との記載がありましたが、千葉県銚子市の間違いでした。加筆・校正作業中に生じた事実確認不足でのミスでした。

　お詫びして訂正いたします。

　7月10日に愛媛県西条市で「X国から弾道ミサイルが発射され、我が国に飛来する可能性があると判明」したという条件で避難訓練が行われました。今年3月以降、国と自治体が共同で行なうこうした訓練は全国で6ヶ所目です。

・西条で児童ら　弾道ミサイル　避難訓練（愛媛新聞、2017年7月10日）
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201707107083

・【7月10日】弾道ミサイルを想定した住民避難訓練を実施します（西条市ホームページ）
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kikikanri/misairu.html

　愛媛県と言えば現在稼動中の伊方原発の立地県です。日本一細長い佐田岬半島の付け根にある伊方原発がひとたび過酷事故を起こすと、半島の先に住む5000人の住民の避難は非常に困難であることがわかっています。

※【IWJ検証レポート】「3.11」の教訓はどこへ!?　被災県でさえ再発した「避難渋滞」！原発方向へ逃げる伊方原発の避難経路！地元住民は「事故が起きたらみな諦める」と証言！
2016.12.11
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/351558

※【川内・玄海・伊方3原発立地周辺レポート第3回】愛媛県伊方原発編〜再稼働直前！　立地も避難計画も問題だらけ！　40年の歳月をかけ地元に根を張った電力会社の影響力
2016.8.4
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/323450

　そして、「X国」として弾道ミサイルを発射すると想定されているのが北朝鮮であることは公然の事実であり、その北朝鮮はいざ日本を攻撃する際には、大都市、米軍基地、そして原発を狙うことは明らかです。

※被害は核兵器より甚大!?　ミサイル攻撃想定し高浜原発運転停止の仮処分を市民が申請！　河合弘之弁護士は「北朝鮮は日本の原発が防衛上の弱点と認識している」と懸念！
2017.7.6
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/388112

　ミサイル着弾を想定した避難訓練を愛媛県で行なうのであれば、まずは伊方原発周辺ではないかと思うのですが、訓練を行なう自治体は、どうやって決まるのでしょうか。内閣官房に問い合わせたところ、国が選定しているわけではなく、4月に全国の都道府県に訓練の実施を連絡し各県単位で参加市町村を募集、手を上げたのが西条市だったということです。

※弾道ミサイルを想定した住民避難訓練の実施について（内閣官房副長官補（事態対処・危機管理担当）付、2017年6月23日）

http://www.kokuminhogo.go.jp/pdf/290623hinan-ehime.pdf

　愛媛県のホームページによると「国からのエムネットによる情報伝達を受け、県と各市町との情報伝達訓練を実施」、「宇和島市、伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町で、防災行政無線等による住民への情報伝達訓練を実施」とあります。西条市での避難訓練に合わせて各市町で情報伝達訓練を行なったことがわかります。

・弾道ミサイルを想定した住民避難訓練の実施について（愛媛県ホームページ）
https://www.pref.ehime.jp/h15350/oshirase/20170516.html

　愛媛県の県民環境部防災危機管理課に「なぜ伊方町や隣の八幡浜市で訓練しないのか」と問い合わせると、担当者は「今回の訓練はミサイルが飛んできた際にどのような避難行動をとるかを周知するのが目的。原子力事故の避難訓練は別の部署が行なっている」との答えでした。

　また、情報伝達訓練に伊方町や八幡浜市が参加していない理由については、「西条市での訓練が決まった後、県内20市町村に情報伝達訓練への参加を呼びかけたところ、応募があったのが（上記の）6市町だけだった」ということでした。

　そもそも北朝鮮がミサイルを発射して日本に着弾するまで10分。全国瞬時警報システム（Jアラート）がこれまで発射直後、着弾前のタイミングで警戒警報を発令できたことは一度もありません。外務省でイラン・イラク戦争当時、イラクに参事官として赴任していた元外務省国際情報局長の孫崎享氏も、「どうにもできない。せめてガラスのそばから離れよう」と言っています。

※【ハイライト】「ガラスから遠ざかること、それ以外に打つ手なし」～ これがリアルの戦争で外交官の下した結論！　Jアラートは北朝鮮製ミサイルに間に合わない！元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー 2017.6.23
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/385182

　役に立たない避難訓練や、煽りCMを4億円近くも投じて流す政府の狙いは、北朝鮮に対する恐怖心や敵愾心を植え付け、憲法9条の改悪や緊急事態条項の新設を含む改憲を進めるためのプロパガンダであることは明らかです。

・投じた税金4億円 安倍政権「ミサイル避難CM広告」の思惑（日刊ゲンダイ、2017年6月25日）
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/208158

　この訓練に先立ち、愛媛県では市民団体が市長あてに訓練の中止を求める申し入れ書を提出したことも報道されています。

・必要なのは、対話の平和外交 ミサイル想定の訓練中止を　西条の市民団体要請（愛媛新聞、2017年7月6日）
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201707066561

　一方、原子力規制委員会の田中俊一委員長は7月6日、再稼働した関西電力高浜原発3、4機が立地する福井県高浜町での町民らとの意見交換会で北朝鮮のミサイル攻撃を想定した対応を問われ、「原発は航空機の衝突に耐えられる安全対策がなされている。北朝鮮の技術がどの程度かわかりませんが、小さな原子炉にミサイルを落とせるような精度はあると思えない。私だったら東京のど真ん中に落としたほうがいいと思う。半分冗談ですけど」と答えました。

　意見交換会のあと田中氏は「不適切だった」と発言を撤回しましたが、原発がミサイルで破壊される危険性や被害想定について、政府も規制委も地元行政も電力会社も、全く無関心であることがよくわかります。

・原子力規制委員長「ミサイル 東京の真ん中に」 発言後取り消す（NHK NEWS WEB、2017年7月6日）
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170706/k10011047131000.html

　話変わって、こちらの写真です。

・「男たちの悪だくみ」
https://www.facebook.com/akieabe/posts/10153801737461779

　IWJでも何度となくとりあげてきたこの写真ですが、この中の登場人物がまたクローズアップされつつあります。そして大きな疑惑が拡がっています。

・金融庁参与に三井住友銀行元副頭取（日経新聞、2017年7月3日）
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC03H15_T00C17A7EE9000/

　ここで採用された参与となる人物こそ、くだんの写真で加計孝太郎氏の隣に座る、高橋精一郎・三井住友銀行の元副頭取です。そして銀行にいた当時、市場営業部門統括責任役員として、自行のポートフォリオ（金融商品の組み合わせ）の割合を、国債の割合をこれまでの半分に、その分を株式投資にして株を倍にした人物です。

・日経平均は来年1万8000円台に―三井住友銀行副頭取インタビュー（WSJ、2014年9月25日）
http://jp.wsj.com/articles/SB12033870174369024309904580175642491535602

　「男たち」の一人の加計孝太郎氏に関しては、「岩盤規制にドリルを」と、あたかも公的な目的であるかのように謳っておきながら、蓋を開けてみると、規制緩和されて地方自治体のお金の流れ込む先はお友達の経営する学校法人だったという構図がありました。

　一方高橋氏に関しては、経済政策の最高意思決定者でもある総理大臣が「大胆な金融政策・機動的な財政政策・民間投資を喚起する成長戦略」を打ち出し、あたかも国が潤うかのような『アベノミクス』というマジックワードがメディアで頻繁に流れる中で、その総理大臣と私的な結びつきを持つ銀行の責任者が、3大メガバンクの中で最も大胆に、自行の金融資産の割合を株式投資へシフトしていったという構図が見えてきます。

　加計学園問題では地方自治体の予算が、大量に学校法人へ注ぎ込まれています。銀行では預金者のお金が運用にまわされます。学校法人と金融、一見まるで違う分野の問題ですが、既視感がありはしないでしょうか？

　そして今回、安倍総理のお友達でありアベノミクスの体現者である高橋氏が金融庁参与におさまれば、何が行なわれ、国民のお金はどこへと流れていくことになるのでしょうか？

　国による経済政策がお友達への利益誘導ということになれば、人々の心がリアルマネーから国家政策のかかわらない仮想通貨にシフトしていくのは、ある意味当然の流れかもしれません。

　そんな私たちとこれからの貨幣価値について、『中央銀行が終わる日　ビットコインと通貨の未来』という、どきりとするようなタイトルのご著書を持つ、早稲田大学大学院経営管理研究科教授の岩村充氏へ、岩上さんが2度目のインタビューを行ないます！

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【IWJ_YouTube Live】13：00～「岩上安身による『中央銀行が終わる日ビットコインと通貨の未来』著者・岩村充氏インタビュー・その2」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※岩上安身による早稲田大学大学院経営管理研究科・岩村充教授インタビュー
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　あわせて今夜は、第1弾インタビューのタイムリー再配信を行ないます！私たちIWJスタッフも、そして岩上さんも「金融商品」のことについてはまったく詳しくありません。が、「お金」と「人のこころ」のかかわりについての岩村先生のお話は、心理学を学んでいるような面白さがあります！ぜひご覧ください！

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【タイムリー再配信 23・IWJ_YouTube Live】18：00～「岩上安身による『中央銀行が終わる日ビットコインと通貨の未来』著者・岩村充氏インタビュー」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※6月15日に収録した、岩上安身による『中央銀行が終わる日　ビットコインと通貨の未来』著者・岩村充氏インタビューを再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/383532
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　ところでIWJの活動は会員の皆様の会費によって支えられています。昨日7月11日、その会員数がついに、6000名まであと6人となりました！会費を払ってでも見たい・読みたい・知りたいと思っていただけるコンテンツをお届けするために、大手メディアの伝えない情報を一人でも多くの会員の方にお伝えできるよう、わたしたちスタッフも努力しています。どうか会員になって私たちの活動を支えてください。

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◆中継番組表◆

＊＊2017.7.12 Wed.＊＊

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】13：30～「民進党 国会対策委員会『加計学園疑惑調査チーム会合』」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※民進党の国会対策委員会「加計学園疑惑調査チーム会合」を中継します。

【Ch3】14：30～「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
※原子力規制委員会 田中俊一委員長による記者会見を中継します。

【Ch5】18：30～「緊急シンポジウム『STOP安倍政治 -改憲を許さない市民集会-』」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「市民連合」主催によるシンポジウムを中継します。

【タイムリー再配信 23・IWJ_YouTube Live】18：00～「岩上安身による『中央銀行が終わる日ビットコインと通貨の未来』著者・岩村充氏インタビュー」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※6月15日に収録した、岩上安身による『中央銀行が終わる日ビットコインと通貨の未来』著者・岩村充氏インタビューを再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/383532

【録画配信・IWJ_YouTube Live】21：00～「『加計学園』からの200万円は違法献金？下村博文氏の疑惑に迫る！稲田大臣らにも斬り込む！岩上安身による神戸学院大学教授 上脇博之氏インタビュー・その1」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※7月6日収録の、岩上安身による神戸学院大学教授上脇博之氏インタビューを録画配信します。

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◆中継番組表◆

＊＊2017.7.13 Thu.＊＊

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】13：00～「岩上安身による『中央銀行が終わる日ビットコインと通貨の未来』著者・岩村充氏インタビュー・その2」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※岩上安身による早稲田大学大学院経営管理研究科・岩村充教授インタビューを中継します。

【Ch2】17：00～「東京電力 定例会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による記者会見を中継します。

【ツイキャス・IWJエリアCh1・大阪】18：30～「韓国ソウル市から学ぼう！大阪のあり方を問う学習集会」
視聴URL： http://twitcasting.tv/iwj_areach1
※※講師に在日韓国研究所所長の金光男さんを迎えて開催する学習集会を中継します。

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

福島第一原発敷地内の汚染水タンクは2年で一杯に!?新たな敷地造成には3年かかる!?規制委からは「つじつまが合わない」と指摘も!!～東京電力定例会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/388866

「官邸サイドからの働きかけが直接あった」閉会中審査に前川喜平・前文科事務次官が出席し、現役時代の実体験を暴露！総理の代弁者・萩生田官房副長官は「特区については記憶がない」と遁走！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/389008

「安倍晋三からです」〜昭恵夫人から受け取った100万円の寄付金について森友学園・籠池泰典前理事長が再び証言！大阪府議会・参考人招致で！昭恵夫人は名誉校長の申し出を1秒で快諾!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/388862

「日欧EPAでの日本の影響がどれ程かの試算データもなく大枠合意した!?」～山田正彦氏らが政府担当者と意見交換――TPP11、日欧EPAを考える院内集会・官邸前行動
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/388864

◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

被害は核兵器より甚大!?　ミサイル攻撃想定し、市民が高浜原発運転停止の仮処分を申請！河合弘之弁護士は「北朝鮮は日本の原発が防衛上の弱点と認識している」と懸念！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/388112

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＜★本日の配信告知★＞「不記載」でも「斡旋」でも政治資金規正法で「アウト」！加計学園から文科相に200万円の「見返り」！？下村博文氏の違法献金疑惑について神戸学院大学・上脇博之教授に岩上安身が訊く！
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　おはようございます。テキスト班の原佑介です。

　本日は21時より、先週6日に録画収録した、岩上安身による神戸学院大学教授・上脇博之氏インタビューの模様を初配信します！

　政治家のカネ問題を追及する市民団体のネットワーク「政治資金オンブズマン」の共同代表でもある上脇教授は、これまでも国会議員らの不透明なカネの流れや公選法違反などを追及し、悪質なケースは刑事告発するという活動を続けてこられた方です。これまで政治家の金銭スキャンダルが出るたび、IWJがお世話になってきた先生でもあります。

※改憲勢力を当選させるな！～「落選運動を支援する会」共同代表の上脇博之教授による「落選運動のススメ」（「落選運動」紹介編） 2016.6.13
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/308568

※都知事選最終盤！「大本命」小池百合子候補の真の「素顔」は「クリーン」からほど遠い極右政治家！～岩上安身による神戸学院大学教授・上脇博之氏インタビュー（小池百合子候補編）
2016.7.25
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/320432

※「犯罪者が犯罪を認めているのに『でも犯罪ではありません』と居直っているようなもの」〜安倍内閣「白紙領収書問題」について上脇博之教授が一刀両断！ドミノ辞職続く富山市議らの不正受給問題との共通点は!?
2016.10.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337635

　今回は、主に加計学園に関わる国会議員のスキャンダルを軸にお話をうかがいました。中でも、加計学園から200万円の違法献金を受けていた下村博文・元文科相について詳しくお聞きしています。

　この疑惑は週刊文春がスクープし、下村博文・自民党幹事長代行が6月29日には釈明会見を開催。文部科学相在任中の2013年と2014年に、パーティー券購入代として、加計学園の秘書室長（当時）が持参した計200万円を受け取ったことを認めました。その際、「11の個人、企業のパーティー券購入分を秘書室長が取りまとめたのであって、加計学園からの献金ではない」と強弁しました。

　下村氏関連の政治団体「博友会」の政治資金収支報告書には、この200万円の記載がなかったわけですが、法的に報告義務があるのは20万円を超えるパーティー券の購入に限られており、下村氏は一件あたりの購入額が20万円を超えないことから、「問題ない」と開き直っています。

　しかし、下村氏の弁明をそのまま信じることはできません。上脇教授は、「20万円を超えるパーティー券の購入は記載しなければならず、書いてないのは政治資金規正法違反、『不記載』です。もし下村氏の説明を受け入れたとしても、会見での説明はどう考えても、お金を集金させる『斡旋』だ」と指摘しました。

　斡旋そのものは違法ではありませんが、集金したのであればその内訳が必要です。下村氏からはこれに関する説明もなく、「不記載」でも「斡旋」でも、いずれにしても政治資金規正法で「アウト」となるそうです。

　インタビューでは、稲田朋美防衛相が都議選中に言い放った「防衛省・自衛隊・防衛相・自民党としてもお願いしたい」というトンデモ発言についても検証しています。今後、さらに「後編」も収録する予定ですが、まずは本日配信の岩上安身による上脇博之氏インタビューをぜひご覧ください！

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【録画配信・IWJ_YouTube
Live】「加計学園」からの200万円は違法献金？下村博文氏の疑惑に迫る！稲田大臣らにも斬り込む！岩上安身による神戸学院大学教授上脇博之氏インタビュー・その1
[日時] 2017年7月12日（水）21：00～
[YouTube Live]https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?view=2&flow=grid
[ツイキャス]http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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＜岩上さんのインタビュー報告＞日本で最初の立憲民主主義思想は現行憲法よりリベラルだった!? 幕末の思想家・赤松小三郎の暗殺に見る「明治礼賛」の虚妄！ ～岩上安身による拓殖大学関良基准教授インタビュー（その2）
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　おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します。

　「明治150年をきっかけとして、明治以降の歩みを次世代に遺すことや、明治の精神に学び、日本の強みを再認識する」――。

　「明治」を礼賛し、日本の「伝統」と勘違いしたこの考え方こそ、安倍政権の一つの「本質」を表していると言えそうです。

　明治維新の問題を鋭く指摘しているのが、昨日岩上さんがインタビューをした、拓殖大学准教授の関良基氏です。関氏は、「明治維新神話」が、日本で最初に近代立憲主義思想を唱えた幕末の思想家・赤松小三郎を忘却した上に構築されていることに注目。

　赤松の唱えた憲法構想が、「普通選挙による議会政治」「人民平等」「個性の尊重」を柱に据えた、日本国憲法と比べても遜色のない憲法構想であったという、驚きの事実を発見しました。

　当時の西洋諸国でさえ、男女平等の普通選挙が実現されていなかった時代。世界に先駆けた立憲民主主義を唱えた赤松の暗殺を指示したとされるのが、明治維新の「ヒーロー」として描かれている、西郷隆盛や大久保利通だったといいます。

　関氏は、西郷が後に、赤報隊を操って江戸で無差別テロを繰り返して、開戦の口実をつくり、用ずみになった赤報隊を口封じのために処刑していったとして、「西郷はすでに人の道を踏み外し、修羅の道を歩んでいた」と、厳しい口調で糾弾します。

　こうして、「テロリスト」と言うべき武士たちによって始められた「明治時代」は、日清・日露戦争、満州事変へと、日本の「侵略戦争」の歴史につながっていきました。

　ここで大事なのが、「明治時代」を礼賛する安倍総理が、まさにこの明治維新でテロを行い、対外的には覇権国に従属的にふるまった「長州レジーム」をまっすぐに引いている点です。

　「『我々が臣民で、国民主権は幻想だ』というのは長州の洗脳。それ以前の歴史においてこんなことを思っていた日本人はいない」

　関氏は、そのように述べました。こうして考えていくと、「国民の生活が大事なんて政治は間違ってる」などと述べる稲田朋美防衛相、「天賦人権論はやめよう」などと述べる片山さつき議員ら自民党員、そして、「我々臣民としては、国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」などとうたった請願書に賛成する「都民ファーストの会」の野田数（かずさ）代表らが、明治時代の「テロリスト」の思想に沿ってものを言っているのだということがよく分かるはずです。

　インタビューでは、こうした赤松の思想や、「長州レジーム」の問題に詳しく切り込んでいきました。下記URLで本日中にアップ予定ですので、配信をお見逃しになった方は、ぜひ、アーカイブよりご視聴ください！

※日本で最初の立憲民主主義思想は現行憲法よりリベラルだった!? 幕末の思想家・赤松小三郎の暗殺に見る「明治礼賛」の虚妄！ ～岩上安身による拓殖大学関良基准教授インタビュー（その2）
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/388960

　6月6日に行われた、前回インタビューの「その1」もぜひ、あわせてご覧ください！

※「長州レジーム」から日本を取り戻す！ 歴史から消された思想家・赤松小三郎の「近代立憲主義構想」を葬った明治維新の闇～岩上安身による拓殖大学・関良基准教授インタビュー・その1 2017.6.6
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/382111

　さらにさらに、赤松小三郎について、おそらく「日本一」詳しくわかりやすく書かれているであろう、関氏の『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』（作品社、2016年12月）を、関氏のサイン入りで「IWJ書店」にて再販売を開始しました。前回もあっという間に売り切れてしまったため、買い損ねてしまったという方は、今度こそお買い損ねのないよう、お早めにお求めください！

NEW!【関 良基さんサイン入り】赤松小三郎ともう一つの明治維新
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=313

・amazonサイト
https://www.amazon.co.jp/dp/4861826047

　それでは本日も一日、IWJをよろしくお願いします！

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20170712

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