日刊IWJガイド・ウィークエンド版「空前の死闘!どうなる、新潟県知事選!民進党・蓮舫代表がついに新潟入り!/市民から非難轟々の安倍内閣閣僚による『白紙領収書問題』、IWJは徹底追及!/今週、岩上さんは、鈴木庸介氏、泉田裕彦氏、本間龍氏に立て続けにインタビュー!」2016.10.15日号~No.1492号~


■■■日刊IWJガイド・ウィークエンド版「空前の死闘!どうなる、新潟県知事選!民進党・蓮舫代表がついに新潟入り!/市民から非難轟々の安倍内閣閣僚による『白紙領収書問題』、IWJは徹底追及!/今週、岩上さんは、鈴木庸介氏、泉田裕彦氏、本間龍氏に立て続けにインタビュー!」2016.10.15日号~No.1492号~■■■
(2016.10.15 8時00分)

 おはようございます。IWJで主にテキスト関係の業務を担当している平山と申します。

 10月16日(日)に投開票が行われる新潟県知事選挙。選挙戦は、いよいよ今日15日(土)が最終日となります。当初は「圧勝」と見られていた自公推薦の森民夫候補(前長岡市長)に対し、野党3党(共産・社民・自由)が推薦し「泉田路線の継承」を掲げる米山隆一候補が怒涛の追い上げをみせ、空前の大接戦と言える状況となっています。

 今回の新潟県知事選は、新潟県が擁する東京電力柏崎刈羽原発の再稼働が最大の争点です。最大野党である民進党は当初、支持母体である連合新潟に配慮し、7月の参院選で形作られた「野党共闘」の枠組みを壊して、「自主投票」とすることを決めていました。つまり民進党新潟県連は事実上、今回の選挙を「不戦敗」とすることを選択していたのです。

 しかし、選挙戦の中盤を迎えた頃から、米山候補が「原発再稼働反対」を願う市民からの広範な支持を得て、森候補に対して猛烈な追い上げを展開。近藤昭一議員、阿部知子議員、松野頼久議員、そして前原誠司議員など、民進党の国会議員が続々と新潟入りし、現地では実質的な「野党共闘」が成立。「オール原子力ムラvs民意」という構図での戦いへと突入することになりました。

※2016/10/12【岩上安身のツイ録】米山支持を鮮明にした、民進党新潟県連の黒岩宇洋代表に岩上安身が直撃!連合新潟の圧力は如何に!?︎ 新潟県知事選は「オール原子力ムラ」と民意の全面対決に!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337991

 このような状況の中、「いつ、蓮舫代表が新潟入りするのか」という点が最大の焦点となっていました。そしてついに昨日、蓮舫代表が新潟入り。新潟市内で行われた街頭演説でマイクを握り、米山候補への支持を熱く訴えました。

 蓮舫代表の新潟入りは、確かに遅きに失した感は否めません。共産党をはじめ、新潟の地元で「野党共闘」のために努力を続けた市民に対して、民進党執行部の姿勢は、あまりに礼を失した対応だと言えるでしょう。それでも、蓮舫代表が新潟入りしたことは、選挙戦最終盤の局面において、米山候補を押し上げる効果があることは間違いありません。

 IWJでは、蓮舫代表の街頭演説を中継するとともに、「速報記事」としてまとめましたので、ぜひ下記URLよりご一読ください!

※2016/10/14新潟県知事選最終盤で市民が実現させた「野党共闘」!「県連が決定した自主投票は覆さない」と冷ややかだった民進・蓮舫代表がついに新潟入り!「仲間の米山隆一さんを応援したい」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/338695

 IWJでは今週、岩上さんが新潟入りして泉田裕彦知事に単独インタビューを行った他、「自主投票」の方針を決めた民進党新潟県連代表である黒岩宇洋(たかひろ)議員を直撃取材。また、新潟現地から街頭演説や個人演説会の中継も行い、新潟県知事選を精力的に取材し続けました。後段の「★岩上さんによるインタビュー1週間総まとめ★」と「★IWJが報じた1週間総まとめ★」のコーナーで詳しくお伝えしていますので、メール文面をスクロールして先にお進みください!

 しかし、IWJが今週取材して報じたのは、新潟県知事選だけではありません。市民から「ふざけるな!」という怒りの声があがっている安倍内閣閣僚による「白紙領収書問題」や、10月11日に告示された衆議院補欠選挙、巨大広告代理店・電通の新入社員による過労自殺事件など、様々なニュースを報じました。

 本日の「日刊IWJガイド」は「ウィークエンド版」として、IWJがこの1週間に報じた内容のふり返りをお届けします。この「ウィークエンド版」をご一読いただければ、IWJがいかに幅広いトピックを扱い、精力的な報道を行っているか、お分かりいただけるかと思います。

 こうしたIWJの取材活動は、IWJ定額会員の皆様からの会費によって賄われています。取材には、人件費、交通費、機材費など様々な経費がかかっています。IWJの会員数は10月13日の時点で5919名となっており、6000名を下回ってしまっています。このままでは、現在の配信規模を縮小せざるをえません。どうか、IWJの定額会員にご登録いただき、IWJの活動をお支えいただけませんでしょうか。何とぞ、よろしくお願いいたします。

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 また、IWJの活動は、市民の皆様からお寄せいただいたご寄付・カンパがすべての原点となっています。IWJのスポンサーは、特定の大企業ではなく、市民の皆様方一人ひとりです。IWJがこれからも、市民の皆様方が本当に必要とする情報を伝え続けるために、ぜひ、ご寄付・カンパというかたちでIWJの活動をご支援ください。よろしくお願いいたします。

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★本日の日刊IWJガイドは「ウィークエンド版」として、一週間の振り返りをお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■<★岩上さんによるインタビュー1週間総まとめ★>「ドラム缶に入って川に浮かぶ」という陰湿な恫喝が――。新潟県知事選への出馬を撤回した泉田裕彦知事に岩上さんが単独インタビュー!/「自主投票」を決めた張本人の民進党新潟県連代表・黒岩宇洋議員を岩上さんが直撃!/「原発プロパガンダ」、その知られざる実態に迫る!岩上さんが本間龍氏にインタビュー、他(平山茂樹)
┠■<★IWJが報じた1週間総まとめ★>安倍内閣閣僚による「白紙領収書問題」を徹底追及!「国会ハイライト」記事の他、国税庁や総務省にも直撃取材!/熊本・大分大地震の「ふり返りレポート」第2弾を掲載!/白熱の新潟県知事選、現地ルポを2本掲載!他(平山茂樹)
┠■<★お知らせ★>本間龍さんの『原発プロパガンダ』(岩波新書)が早速入荷!著者サイン入り書籍が購入できるのは「IWJ書店」だけ!ぜひ、ご利用ください!
┠■わとはぷ~What happened today?(ぎぎまき)
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◆中継番組表◆

**2016.10.15 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】11:30~「TPPを批准させない!全国共同行動 呼びかけイベント『今国会で拙速な批准は、絶対許さない!』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「TPPを批准させない!全国共同行動」の呼びかけで開催されるイベントを中継予定です。

【Ch5】12:30~「『第1回 豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議』と終了後の記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※主な検討事項は、専門家会議提言に対する東京都の対応と経緯、現在生じている現象、今回の専門家会議設置後の調査・観測結果 など。

【IWJ_AOMORI1】13:40~「陸上自衛隊青森第9師団創立54周年記念行事 パレード」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=aomori1
※陸上自衛隊9師団が主催する、陸上自衛隊青森第9師団創立54周年記念行事のパレードの模様を中継します。

【再配信・Ch1】19:00~「『ドラム缶に入って川に浮かぶ』という陰湿な恫喝が――。新潟県知事選への出馬を撤回した泉田裕彦知事に岩上安身が単独インタビュー! 地元紙『新潟日報』との確執や米山隆一・野党統一候補の応援の可能性にせまる!」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337783
※2016年10月11日に行われた、岩上安身による泉田裕彦・新潟県知事インタビューを再配信します。

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◆中継番組表◆

**2016.10.16 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_HYOGO1】10:00~「九条の会.ひがしなだ講演会 アベ改憲と市民生活の行方 ~いま憲法と医療・福祉が危ない!!~ 講師 本田 宏さん(元埼玉県済生会栗橋病院院長補佐 外科医)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=hyogo1
※「九条の会.ひがしなだ」主催で開催される、本田宏氏(NPO法人医療制度研究会副理事長 、元埼玉県済生会栗橋病院院長補佐 外科医)の講演会の模様を中継します。

【IWJ_OSAKA1】14:00~「チッソ水俣病関西訴訟 最高裁判決12周年のつどい」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=osaka1
※「チッソ水俣病『知ろっと』の会」主催で開催されるイベントの模様を中継します。お話は、川上敏行氏(チッソ水俣病関西訴訟原告団長)ほか。

【IWJ_KYOTO1】14:00~「変えよう!日本と世界 第10回 反戦・反貧困・反差別共同行動in京都 ―講演 北上田毅さん、中嶌哲演さん」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=kyoto1
※「反戦・反貧困・反差別共同行動(きょうと)」主催の集会の模様を中継します。

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■<★岩上さんによるインタビュー1週間総まとめ★>「ドラム缶に入って川に浮かぶ」という陰湿な恫喝が――。新潟県知事選への出馬を撤回した泉田裕彦知事に岩上さんが単独インタビュー!/「自主投票」を決めた張本人の民進党新潟県連代表・黒岩宇洋議員を岩上さんが直撃!/「原発プロパガンダ」、その知られざる実態に迫る!岩上さんが本間龍氏にインタビュー、他

【1】「ドロップアウトした人間が元に戻れるように」――衆院東京10区補選に立候補した「元エリート」が見せた涙のわけとは? 岩上さんが民進党・鈴木庸介氏に緊急インタビュー!

 10月9日(日)19時より、岩上さんが衆議院東京10区補選に「野党統一候補」として立候補した民進党の鈴木庸介氏に緊急インタビューを行いました。インタビューは、後半で鈴木氏が思わず涙を見せるという、まさかの展開となりました。

 立教大学経済学部卒業、NHK入局、コロンビア大学大学院修了、LSE(ロンドン経済政治学院)修了という、「輝かしい経歴」を持つ鈴木氏。しかし33歳から2年間、いわゆる「ニート」の状態に陥り、定職に就かずに悶々とする日々を送っていたといいます。インタビューでは涙を浮かべながら、「僕みたいに、一度ドロップアウトしてしまった人間でも元に戻れるような社会を作りたい」と岩上さんに語りました。

 インタビューのあと、鈴木候補は岩上さんに、「引き出してもらって、ありがとうございました」と深々と頭を下げ、御礼の言葉を述べたそうです。謙虚な人格が伝わるエピソードです。

※2016/10/09 【衆院東京10区補選】小池都知事のお膝元、東京10区でどう戦う?「野党統一」候補・鈴木庸介氏に岩上安身が緊急インタビュー!コロンビア大学修了の「元エリート」が思わず見せた意外な弱点、その涙のわけとは・・・?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337458

【2】「ドラム缶に入って川に浮かぶ」という陰湿な恫喝が――。新潟県知事選への出馬を撤回した泉田裕彦知事に岩上さんが単独インタビュー!

 10月11日(火)14時より、岩上さんが新潟県庁で泉田裕彦知事への単独インタビューを行いました。インタビュー時間は40分と限られたものでしたが、泉田氏からは驚愕の事実が次々と語られました

 新潟県が抱える柏崎刈羽原発の再稼働を目論む東京電力と安倍政権に対し、これまで「壁」として立ちふさがってきた泉田知事。そんな泉田知事に対して、あらゆる方面から様々な圧力がかかっていたであろうことは、想像に難くありません。泉田知事はインタビューの中で岩上さんに対し、次のように語りました。

 「東電を取材していたある報道関係者が、『それ以上、取材するな。それ以上取材すると、ドラム缶に入って川に浮かぶぞ』と言われたそうです。その方から『ですから、知事も気をつけてくださいね』と言われました」——。

 こうした発言からも分かる通り、泉田知事は常に命の危険を感じていたに違いありません。まさに「命がけ」の戦いとなっている今回の新潟県知事選挙を、泉田氏はどのように見ているのでしょうか?気になるインタビューの内容は、下記URLよりご視聴ください!

※2016/10/11 「ドラム缶に入って川に浮かぶ」という陰湿な恫喝が――。新潟県知事選への出馬を撤回した泉田裕彦知事に岩上安身が単独インタビュー! 地元紙「新潟日報」との確執や米山隆一・野党統一候補の応援の可能性にせまる!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337783

【3】米山氏の出馬を「傍観」していた立場から、一転して「応援」に回った理由とは!? 「自主投票」を決めた民進党新潟県連の代表である黒岩宇洋議員を岩上さんが直撃!

 10月11日(火)、新潟県庁での泉田知事へのインタビューを終えた岩上さんは、その足で、米山候補の個人演説会が行われていた新発田(しばた)市に移動。講演会後、今回の選挙戦で初めて米山候補の応援に入った、黒岩宇洋(たかひろ)・民進党新潟県連代表を直撃しました。

 民進党新潟県連は、衆院補選の「前哨戦」とも位置づけられる今回の新潟県知事選で「自主投票」を決定し、野党共闘の枠組みを崩して、いわば「不戦敗」を自ら選択。連合新潟に「配慮」し、「自主投票」を決めた県連のトップが、この黒岩議員でした。

 その黒岩議員が、この日、米山氏の出馬を「傍観」していた立場から、一転して、米山候補を「応援」する立場に回ったのです。演説会の後、岩上さんの直撃取材に応じた黒岩議員は、消え入りそうな声で、このタイミングで米山候補の応援に入った理由を語りました。黒岩議員の発言は、文字起こしをして記事としてアップしましたので、下記URLよりご一読ください。

※2016/10/13 【岩上安身のツイ録】一転して米山隆一候補の応援にまわった民進新潟県連トップ・黒岩宇洋議員に10月11日、岩上安身が直撃取材! 黒岩議員「どう対応すべきかというのは、正直悩んだ」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/338477

【4】日本のメディアを牛耳る巨大広告代理店「電通」の実態に迫る!『原発プロパガンダ』著者・本間龍氏に岩上さんがインタビュー!

 10月13日(木)16時30分より、『原発プロパガンダ』の著者で元博報堂社員の本間龍氏に、岩上さんがインタビューを行いました。

 現在激しいデッドヒートが行われている新潟県知事選が行われるきっかけとなったのが、「原発プロパガンダ新聞」に堕した地元紙「新潟日報」による「泉田おろし」でした。

 戦後の日本社会において、原発広告や原発翼賛記事といった「原発プロパガンダ」を担ってきたのが、巨大広告代理店である電通や博報堂です。この日のインタビューでは、電通や博報堂に対する各種メディアへの圧力や、「原発プロパガンダ」の実態、さらには昨年末に起きた電通新入社員・高橋まつりさんの過労自殺について、岩上さんが詳しくお聞きしました。

 途中に休憩を挟みつつ、3時間を超えるロングインタビューとなりましたが、昨日だけでは予定の内容を終えられず、後編を行うことが決定しました。詳しい日時が決まりましたら随時告知しますので、どうぞご注目ください!

※2016/10/13 40年間で2兆4000億円もの「電気代」が原発プロパガンダに消えた!? 日本のメディアを牛耳る巨大広告代理店「電通」の実態に迫る!~岩上安身が『原発プロパガンダ』著者・本間龍氏に訊く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/338266

■<★IWJが報じた1週間総まとめ★>安倍内閣閣僚による「白紙領収書問題」を徹底追及!「国会ハイライト」記事の他、国税庁や総務省にも直撃取材!/熊本・大分大地震の「ふり返りレポート」第2弾を掲載!/白熱の新潟県知事選、現地ルポを2本掲載!他

【1】「白紙領収書」発覚でも「問題ない」!? 稲田防衛相と菅官房長官のデタラメ答弁、その内容とは? 共産党・小池晃議員による予算委員会質疑の様子を文字起こし!

 11月6日に行われた共産党・小池晃議員による参議院予算委員会での質疑により明らかとなった、安倍内閣閣僚による「白紙領収書問題」。この日の質疑では、菅義偉官房長官と稲田朋美防衛相が白紙の領収書に自身の事務所が日付や金額を記入したことを認める一方で、「何ら問題はない」などと開き直ってみせました。

 IWJでは、この質疑の模様を文字起こしし、完全可視化しました。安倍政権のデタラメぶりが改めて分かるテキストとなっていますので、ぜひ下記URLよりご一読ください。

※2016/10/10【国会ハイライト】衝撃の白紙領収書問題発覚も「何ら問題はない」~稲田防衛相、菅官房長官、高市総務相が違法行為を開き直り!? 開いた口が塞がらない前代未聞の国会質疑を全文掲載で完全可視化!!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337609

【2】「白紙領収書問題」で上脇博之氏(神戸学院大学教授)を直撃!菅、稲田両氏を「政治資金規正法違反だ」とバッサリ!

 この安倍内閣閣僚による「白紙領収書問題」を、専門家はどう見ているのでしょうか? 「政治資金オンブズマン」共同代表で神戸学院大学教授の上脇博之(ひろし)氏は、IWJの取材にこたえ、「政治資金規正法違反だ」「徴収義務違反と領収書の写しの添付義務違反に該当する」と指摘しました。

 また、予算委員会で「法律上の問題は生じない」などと開き直った高市早苗総務相に対しても、「自白はしているが、『だけど犯罪ではありません』と居直っているようにみえる」と厳しく指弾しました。

※2016/10/10 「犯罪者が犯罪を認めているのに『でも犯罪ではありません』と居直っているようなもの」~安倍内閣「白紙領収書問題」について上脇博之教授が一刀両断!ドミノ辞職続く富山市議らの不正受給問題との共通点は!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337635

【3】「本震」直後に誕生した新しい命――熊本・大分大地震での現地取材・支援をふり返るレポート第2弾を掲載!

 IWJでは現在、今年4月に発生した熊本・大分大地震に関して、現地で取材と支援活動にあたった安道幹(みちまさ)記者による「IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援」を連載しています。

 10月10日(火)には、その第2弾として、熊本市内にある「医療法人聖粒会 慈恵病院」で行った取材と支援の模様をレポート。同病院の看護部長である竹部智子氏に、被災状況や入院している患者さんの様子などをお聞きしました。

※【IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援2】「本震」直後の出産!強い余震が続くなか、「もう産むしかない」と決意~4月18日、IWJ特派チームは聖粒会慈恵病院へ支援物資を届け、看護部長と「本震」直後に出産された女性にインタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337689

【4】「白紙領収書問題」、高市総務相は「手引は国会議員に示されたものではない」と再度の開き直り!共産党・大門実紀史議員による質疑を完全フルテキスト化!

 大問題であるはずなのに、既存大手メディアがこぞって沈黙している、安倍内閣閣僚による「白紙領収書」問題。IWJでは11月6日の共産党・小池晃議員に続き、同じく共産党の大門実紀史(みきし)議員による参議院予算委員会での質疑の様子を全文文字起こししました。

 大門議員が、総務省ホームページに掲載されている「国会議員関係政治団体の収支報告の手引き」を読み上げ、「政治資金規正法上、『領収書』には『目的』『金額』『年月日』が記載されていなければならない、とある」と指摘するも、高市総務相は「この手引は、直接国会議員に対してこうしなさいと示されたものではございません」と開き直り。安倍総理も「法律上の問題は生じていない」という呆れた答弁に終始しました。

※2016/10/14【国会ハイライト】白紙領収書問題でなおも「正当化」を続ける安倍政権!総務省手引は「一般的な見解」だから国会議員は当てはまらない!?呆れた答弁を続ける高市早苗総務相
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/338527

【5】「白紙領収書、今日からうちもやりますよ!」――国税庁、総務省、検察庁を直撃!気になるその回答とは?

 白紙の領収書に手書きで日付と金額を記入して税務申告することが国会議員に許されるなら、民間の企業でも同様の行いが許されるのではないか――。IWJでは、国税庁東京都国税局や政治資金規正法を所管する総務省、さらには検察庁を直撃取材し、見解を聞きました。

 「大臣がやっているのですから、今日からうち(IWJ)も領収書は白紙でOKですよね?」と聞くと、いずれの担当者も、「そういうご意見もあると受け止めておきます」「個別の事案についてはお答えいたしかねます」など、なんともノラリクラリとした対応に終始しました。

※2016/10/14 稲田防衛相らの「白紙領収書」はIWJのような超零細企業でも許されるのか!? それとも安倍閣僚にのみ許された特権か!? 全国民が注目するその回答は!? IWJが国税庁東京都国税局、総務省、検察庁に突撃取材!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/338518

【6】原発事故の時のバス運転手手配について、「そんなこと、米山候補が考えれば?」、新潟入りした自民党・二階俊博幹事長が超弩級の無責任発言!ジャーナリスト・横田一氏による新潟県知事選ルポを2本掲載!

 IWJでは今週、新潟現地で県知事選の取材を精力的に行っているフリージャーナリストの横田一(はじめ)氏より、現地ルポを2本寄稿していただきました。

 第1弾では、近藤昭一衆議院議員や松野頼久衆議院議員など、「自主投票」を決めた民進党の国会議員が続々と新潟入りし、米山隆一候補を応援している様子をレポート。これに対し、焦った森民夫候補が、柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり、懸命に「争点隠し」をはかっている様子を伝えています。

※2016/10/11【IWJブログ・特別寄稿】大接戦の新潟県知事選、米山隆一候補が猛烈な追い上げ!民進党議員が続々と新潟入りで「野党共闘」再び!現職の泉田裕彦氏も実質的な「後継指名」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337805

 そして昨日アップした第2弾では、「引き締め」のために新潟入りした自民党の二階俊博幹事長への直撃取材をレポート。原発事故に際した「避難計画」のうち、バスの運転手確保について聞くと、二階氏はなんと「そんなことは、米山候補が考えればいいこと」と超弩級の無責任発言を行いました!詳細は下記URLより記事本文をご一読ください!

※2016/10/14【IWJブログ・特別寄稿】スクープ!「そんなこと、米山候補が考えれば?」――新潟県知事選、現地入りした自民・二階俊博幹事長が衝撃の無責任発言!原発事故後避難のバス運転手手配に関心なし!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/338626

【7】米山候補をバックアップする「新潟に新しいリーダーを誕生させる会」共同代表・佐々木寛教授(新潟国際大学)を新潟現地で直撃!米山候補に生じたある「変化」とは?

 大接戦となっているこの新潟県知事選挙に関しては、東京からIWJのぎぎまき記者も現地入り。「新潟に新しいリーダーを誕生させる会」共同代表で、新潟国際情報大学の佐々木寛教授に直撃取材を行い、いよいよ最終コーナーを曲がった選挙戦の見通しについて聞きました。

 佐々木氏は、選挙戦前と後で米山候補に生じたある「変化」や、「自主投票」を決めたにも関わらず、態度を豹変させて米山候補の応援にまわった民進党新潟県連代表の黒岩宇洋(たかひろ)議員について、「当初は『不戦敗』を考えていたのでは」と語りました。

※2016/10/11 新潟県知事選いよいよ最終盤!「背広」から「普段着」の政治へ!市民政治家に変貌した米山隆一候補は森氏を追い抜けるか!? ――民進党県議が苦言「自主投票は黒岩代表の保身のため」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/338462

■<★お知らせ★>本間龍さんの『原発プロパガンダ』(岩波新書)がたちまち完売!著者サイン入り書籍が購入できるのは「IWJ書店」だけ!ぜひ、ご利用ください!

 一昨日の10月13日、今年のノーベル文学賞が発表されましたね。受賞したのは、アメリカのシンガーソングライターのボブ・ディラン氏。「風にふかれて」「ライク・ア・ローリング・ストーン」など、公民権運動やベトナム反戦運動などに呼応した反体制的な曲が多くの若者の支持を集めました。

 ノーベル文学賞といえば、日本では毎年、小説家の村上春樹氏の受賞が取り沙汰され、出版社や書店はこの時期になると販促キャンペーンを強化します。今年も、ノーベル文学賞発表直前のタイミングで、村上氏の既刊『職業としての小説家』(新潮社)と『女のいない男たち』(文藝春秋)が文庫化され、書店にズラッと並ぶことになりました。

 「インターネット報道メディア」であるIWJも、「インターネット」の特性を活かし、Webサイト上で書籍の販売を行っています。その名も、「IWJ書店」!村上氏の小説やボブ・ディラン氏のCDは扱っていませんが、岩上さんがインタビューを行った有識者の方々の著書がサイン入りで購入できるなど、魅力的なラインナップを取り揃えています。

 昨日さっそく、岩上さんが10月13日にインタビューを行った本間龍氏の『原発プロパガンダ』(岩波新書)を入荷しましたが、たちまち完売しました!他にも、望月衣塑子氏の『武器輸出と日本企業』(角川新書)や畑明郎氏の『深刻化する土壌汚染』など、今という時代を読み解くために必須の書籍を販売していますので、ぜひご利用ください!

※【望月衣塑子さんサイン入り】『武器輸出と日本企業』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=262

※【畑明郎さんサイン入り】『深刻化する土壌汚染』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=259

※【尾松亮さんサイン入り】『原発事故 国家はどう責任を負ったか~ウクライナとチェルノブイリ法』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=246

※【山口二郎さんサイン入り】『いまを生きるための政治学』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=149

※「IWJ書店」のご利用には、IWJ定額会員へのご登録が必要です。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 IWJのWebサイトでは他にも、現行の日本国憲法と自民党憲法改正草案を逐条で比較・検討した『前夜~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』(現代書館)、原発再稼働からTPPまで、日本に対する米国からの圧力を読み解いた『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』(詩想社)など、岩上さんが著者の一人に加わった書籍も販売しています。

 特に『前夜』は、衆参両院で「改憲勢力」が3分の2議席を占め、自民党改憲草案にもとづく改憲が目前に迫っていると言われる中で、必読の内容です!昨年末に新しく刊行した『増補改訂版』では、安保法制「成立」後の状況を踏まえ、緊急事態条項を中心に扱っています。ぜひ、下記URLよりご購入ください!

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】『前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

※【岩上安身サイン入】『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159

※【岩上安身サイン入り】『「今を伝える」ということ』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=194

 では、今日も一日、IWJをどうぞよろしくお願いいたします!

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
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