■■■ 日刊IWJガイド・番組表「日本のメディアを牛耳る2大広告代理店、電通・博報堂の実態に迫る!『原発プロパガンダ』著者・本間龍氏に岩上さんがインタビュー/いよいよ3日後に迫った新潟県知事選!民進党県議がIWJに赤裸々に語った党内の内情『党内の混乱を収束するには、黒岩氏が代表を辞任するしかない』~新着記事アップ!」2016.10.14日号~No.1491号~ ■■■
(2016.10.14 8時00分)
おはようございます。IWJで記者をしている、ぎぎまきです。
昨日13日に行われた、岩上さんによる元博報堂営業マンの本間龍氏のインタビューはご覧いただけましたでしょうか。
女性新入社員の高橋まつりさんの自殺が労災認定されたことで、「巨大ブラック企業」として一気に世間の注目を集めた電通ですが、一方でマスコミは、気味が悪いほどこの問題を深追いしません。「ワタミ」で過労自殺事件が起きたときは、当たり前のように報じるのに、電通だとぱったりと押し黙る。マスコミを押し黙らせるこの電通の正体はいったい・・・?
市民の皆様に支えられる独立メディアのIWJには、「電通タブー」など存在しません!見逃してしまった方のため、本間氏のインタビューの振り返りは、後段で城石エマ記者から報告します!
本間氏のサインが入った御著書『原発プロパガンダ』も、IWJ書店で販売開始しました!冊数限定ですので、ご希望の方はお早めに!
NEW!!【本間龍さんサイン入り】原発プロパガンダ
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※IWJ書店は、会員の方のみご利用いただけます。この機会にぜひ、IWJの会員にご登録ください。
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私は最近、事務所内で席を移動し、「会員管理班」の女性スタッフの横に座ることになりました。当然ですが、IWJスタッフは取材して報道するだけが仕事ではありません。会社として運営を続けるために、あらゆる部署のスタッフのチームワークによって活動が成り立っているのです。
会員管理班の女性スタッフとの会話の中で見えてきたのは、IWJの会員数の伸びが、今、非常に厳しいという状況でした。数字の伸び悩みの背景にあるのは、新規で会員になってくださる方の数が少ないということよりも、会費の支払いを継続されない(あるいは生活苦などからできない)方が多い、というのが大きな理由です。
もし、会費を振り込みなどの「都度払い」でお支払いいただいている方の中で、振込作業を忘れてしまったり、面倒だと感じたりされている方がいらっしゃいましたら、ぜひ、この機会に、「銀行自動引落」や「クレジットカード自動引落」への切り替えをご検討ください!「引落」は皆さまにとっても便利な上に、IWJのコスト節約にもつながっているのです!
以前、会員管理班の小野由紀子スタッフが本ガイドでご案内させていただきましたが、「都度払い」の方々の入金チェックや、お知らせメールの対応など、一人一人の対応は可能でも、これが100、200件ともなると、かなりのマンパワーを必要としてしまい、結局、人件費というコストにはね返ってきてしまいます。
IWJは今期も、会員数も現状のままで、ご寄付・カンパもいつも通りに推移したとすると大きな赤字が出てしまう見通しです。
経理は、キャッシュフローがあと2ヶ月で尽きてしまい、その後は岩上さんの貯えをあてにするしかない、といいますが、岩上さんにそんな潤沢な資金の余裕はなく、ヘタをすると来期末を赤字で迎えるどころか、来期末を迎えることなく、倒産、ということになりかねません。
しかも「饗宴」を12月23日に行うべく、会場を押さえ、手付金も払ったというのに、その開催を取りやめた方が良いのではないか、という声が、金庫番の経理から上がっています。
「饗宴」は毎年、単体では赤字のイベントですが、それでも協賛広告や、ご寄付、DVDの販売などでなんとかやりくりし続けて赤字を補填してきました。
IWJにとっては年間を総括するIWJの「シンボル」的な大事なイベントであり、楽しみにして下さる方々も多く、中止は大きなダメージです。しかし、それでも背に腹は変えられない、というほど、IWJの台所事情は苦しくなっています。
絶対に手をこまねいてみているわけにはいきません。岩上さんのリーダーシップのもと、どうやって経費削減を図れるか、日々、頭を抱えながら知恵を絞り出しています。そして支出削減だけでは、どうしてもこの難局は乗り越えられません!どうぞ、みなさまからのご寄付・カンパでIWJの運営をお支えください!
※ご寄付・カンパをどうぞお願いいたします!
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会費のお支払に関してさらに詳しく言うと、すべての会費が「自動引落」となった場合、なんと人件費のコストが1~1.5人分も浮くことが分かりました。年間にすると「数百万」も節約することができるのです。これはIWJにとって、決して軽くない、大きな数字です。
この数字を知って、私は本当に驚きました。これほど大変な手間のかかる作業を削減できれば、空いた時間で他の山積みとなっている作業をこなすことができます。スタッフの残業も減り、仕事のパフォーマンスもあがるでしょうし、会社としても残業代が節約できます。
そして何より大事なのは、経営難でいつも頭を抱えている岩上さんの負担やストレスが減ることです。今よりもジャーナリストとして仕事に取り組めますし、その分、IWJとしての発信力は今よりもずっと厚みを増すことになります。ぜひ、これを機に「引き落し」への切り替えを検討していただけたら幸いです!
もちろん、毎月の「都度払い」を忘れずに続けてくださっている方もいます。毎月、銀行や郵便局の窓口で「都度払い」をしてくださっている皆さまからは、IWJに対する愛情のようなものさえ感じます。とにもかくにも、お一人お一人からのご支援や応援には、いい尽くせない感謝の気持ちを感じています。なにとぞ、今後ともIWJをよろしくお願いいたします!
最後にIWJが一番おすすめするクレジットカード決済と銀行講座自動引き落しのご案内をさせていただきます。
《1》クレジットカード決済(※月払いのみになります)
※お申込書などは不要で、IWJウェブサイトから会費のお手続きをしていただく際に「クレジットカード自動引落」お選びいただくだけで、設定が完了。
《2》銀行口座自動引き落とし(※月払い、年払いもお選びいただけます)
※開始までに2か月ほどかかります。流れは以下のとおりです。
1.IWJウェブサイトで会費のお支払い手続きをしていただく際に「自動引落」をお選びいただく
(ゆうちょ銀行からか、それ以外の金融機関口座からか、お選びください)
2.後日、申込書が郵送されてくる
3.引落口座などをご記入・ご捺印していただき、IWJへ返送
4.自動引落開始までの会費をお振込みなどでお支払いいただく
5.IWJにて申込書を受領後、金融機関側の引落しスケジュールにあわせ申込書を発送
6.不備があればご返却(自動引落開始が遅れます)
7.口座自動引落開始
特に、金融機関口座からの自動引落の場合、書類のやり取りがあるため、どうしても自動引落開始までに約2か月お待たせすることになり、その間の会費は別途ご入金いただく、ということになってしまいます。
その辺りのお手間や、わかりづらさにより、「ちょっと面倒だから・・・」とお手続きをしていただけなかったかもしれません。
ただ、はじめの手続きにはお手数をおかけしてしまいますが、その後は振り込みなどをしていただく際の手間や手数料といったご負担もなくなるかと思いますし、申込書の発送もスピーディにできるよう体制を整えてお待ちしておりますので、お申込みをどうぞよろしくお願いいたします!
・下記URLからお申込みをお願いいたします!
【サポート会員の方】http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/23798
【一般会員の方】http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/23819
・ご不明な点については、下記お問い合わせまでお気軽にご連絡ください!
【お問合せ】shop@iwj.co.jp
┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>小池百合子都知事、「盛り土」問題で中央卸売市場長ら3人を更迭!/TPPで菅官房長官「国民皆保険制度や食の安全を脅かすルールではない」!?/「TPP反対で信念貫きなさいよ!」福島瑞穂議員が稲田防衛相に「喝」!/埼玉県・新座市の東電火災、原因は「ケーブルの劣化」35年間交換せず 世耕経産相が東電を叱責!(ぎぎまき)
┠■<★岩上さんインタビュー報告★>自身も博報堂営業マン時代は3徹!日本のメディアを牛耳る2代広告代理店、電通・博報堂の実態に迫る!『原発プロパガンダ』著者・本間龍氏に岩上さんがインタビュー(城石エマ)
┠■<★新着記事★>稲田防衛相らの「白紙領収書」はIWJも許されるのか、それとも閣僚のみに許された特権か!?全国民が気にしているその答えは!?IWJが国税局、総務省、検察庁に「怒り」の突撃取材を敢行した!(城石エマ)
┠■<★新着記事アップ★>いよいよ3日後に迫った新潟県知事選!民進党県議がIWJに内情を語る〜「党内の混乱を収束するには、黒岩氏が代表を辞任するしかない」(ぎぎまき)
┠■<★新着記事アップ★>シリア情勢で米国の同盟国「カタールとサウジアラビアがひそかにIS(自称『イスラム国』)を支援している」! ウィキリークスがヒラリー・クリントン氏のメールを暴露! APがディベートの事実関係を意図的に「誤報」!?(本田望)
┠■<岩上さんインタビューのお知らせ>(佐々木隼也)
┠■わとはぷ~What happened today?(平山茂樹)
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◆中継番組表◆
**2016.10.14 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
■□■□■新潟県知事選関連■□■□■
【IWJ_NIGATA1】17:40~「新潟県知事選 米山隆一候補 街頭演説 ―応援弁士 自由党 玉城デニー幹事長、社民党 小山芳元県連代表、共産党 小池晃書記局長、民進党 菊田真紀子衆議院議員ほか」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=niigata1
※新潟県知事選 米山隆一候補の街頭演説を中継します。
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【Ch4】14:00~「小池百合子都知事 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※小池百合子都知事による定例会見を中継します。
【録画配信・Ch6】17:00~「ドキュメンタリー映画 『知事抹殺の真実』記者発表会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※10月12日収録の記者発表会を録画配信します。出席者は、佐藤栄佐久氏(元福島県知事)、我孫子亘氏(映画監督・映像作家)ほか。
【録画配信・Ch4】18:00~「『もんじゅ西村裁判』国賠(第7回)東京地裁 証人尋問後の報告集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※10月12日に収録した、「もんじゅ西村裁判」国賠(第7回)東京地裁 証人尋問後の報告集会を録画配信します。
▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲
【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議 ―『南海トラフ地震・津波が襲うリスク、避難計画を置去りにし再稼働に突き進む安倍政権に徹底抗議!』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
【IWJ_AOMORI1】17:30~「青森駅前金曜日行動」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=aomori1
【IWJ_TOKYO8】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=tokyo8
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◆中継番組表◆
**2016.10.15 Sat.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【Ch未定】11:30~「TPPを批准させない!全国共同行動 呼びかけイベント『今国会で拙速な批准は、絶対許さない!』」
※「TPPを批准させない!全国共同行動」の呼びかけで開催されるイベントを中継予定です。
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それでは、ここからは各記者からの報告です!トップバッターは城石エマ記者からの、本間龍氏インタビュー報告です!
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■<岩上安身のインタビュー報告>自身も博報堂営業マン時代は3徹!日本のメディアを牛耳る2代広告代理店、電通・博報堂の実態に迫る!『原発プロパガンダ』著者・本間龍氏に岩上さんがインタビュー
おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します。
昨日、岩上さんは『原発プロパガンダ』著者・本間龍氏にインタビューをしました。
日本のメディアを牛耳る大手広告代理店2社の電通・博報堂。約18年間、博報堂に勤めたご経験をおもちの本間氏は、昨年末の電通新入社員の自殺をどう見ているのでしょうか。
「コネで入った人間が半分いるような電通で、亡くなった高橋まつりさんのような方は優秀だったのでしょう。だからインターネット広告の部門に配属されたのだと思います。電通がシステムを築いてきた高収益率を期待できるテレビ・ラジオ業界とは違って、インターネット広告は収益率が低い。バブル時代を過ごした電通の経営陣は、こんな収益率の低いところに人材をあてるのをバカバカしく思っているのです」
本間氏は、自身も博報堂の営業マン時代に3徹(3日連続徹夜)をしたといい、それでも呂律が回らなくなるほど辛かったと述べていました。
社員の生命をカラカラになるまで搾り取る鬼のような企業という顔をもつ一方で、電通・博報堂はメディアを萎縮させるほどの圧力を発揮します。「メディアが売り上げ収入をあげるための営業を代理店に全面依存する」という日本特有のいびつな構造の中で、メディアはつねに電通や博報堂の顔色をうかがいながら報道をしてきました。
インタビュー中、本間氏は電通問題を取り上げようとした東京MXの「ニュース女子」が、本間氏にも出演依頼をしていたものの、収録直前に中止になった話にも触れ、その裏側を語りました。
そんな電通・博報堂のメディア圧力がいかんなく発揮されてきたのが、「原発プロパガンダ」です。1970年代に原発誘致とともに始まった原発広告と原発翼賛記事の数々。今、県知事選の行われる新潟県で、地元紙「新潟日報」が展開する「泉田おろし」の裏に隠された原発プロパガンダとは…!?ぜひ、以下のインタビュー動画をご確認ください!
※40年間で2兆4000億円もの「電気代」が原発プロパガンダに消えた!? 日本のメディアを牛耳る巨大広告代理店「電通」の実態に迫る! ~岩上安身が『原発プロパガンダ』著者・本間龍氏に訊く 2016.10.13
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/338266
ちなみに、「新潟日報」による「泉田おろし」の実態については、先日岩上さんがインタビューした、泉田裕彦知事ご本人にもお話いただいていますので、ぜひ、こちらもご視聴ください。
※「ドラム缶に入って川に浮かぶ」という陰湿な恫喝が――。新潟県知事選への出馬を撤回した泉田裕彦知事に岩上安身が単独インタビュー! 地元紙「新潟日報」との確執や米山隆一・野党統一候補の応援の可能性にせまる! 2016.10.11
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337783
本間氏へのインタビューはとても終わりきらず、続編が決定しました。日程が決まり次第、みなさまにお伝えいたします。
本間氏のサインが入った御著書『原発プロパガンダ』も、IWJ書店で販売開始しました!冊数限定ですので、ご希望の方はお早めに!
NEW!!【本間龍さんサイン入り】原発プロパガンダ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=268
※IWJ書店は、会員の方のみご利用いただけます。この機会にぜひ、IWJの会員にご登録ください。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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続いては新着記事をご紹介します!
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■<★新着記事★>稲田防衛相らの「白紙領収書」が許されるなら、IWJのような全国の超零細企業や民間私人でも許されるのか!?それとも自民党の閣僚のみに許された特権か!?全国民が注目するその質問の答えは!?IWJが国税局、総務省、検察庁に突撃取材を敢行! 2016.10.14
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/338518
ふたたび、城石エマです。
稲田朋美防衛相・高市早苗総務相・菅義偉官房長官ら、安倍内閣の重要閣僚らが白紙領収書を常習化していた問題が、国民の怒りと呆れと驚きと失笑を買っています。
10月6日、参院予算委員会で日本共産党の小池晃議員がこの問題を追及すると、稲田防衛相はケロリとして、「白紙領収書でもなんら問題ない」と答弁。政治資金規正法を所管する高市総務相まで、「法律に(白紙領収書を禁ずる)規定はございません」と開き直る始末でした。
※【国会ハイライト】衝撃の白紙領収書問題発覚も「何ら問題はない」〜稲田防衛相、菅官房長官、高市総務相が違法行為を開き直り!?開いた口が塞がらない前代未聞の国会質疑を全文掲載で完全可視化! 2016.10.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337609
「白紙領収書」が明らかに政治資金規正法に違反していると述べたのは、政治資金オンブズマンの共同代表で法学者の上脇博之・神戸学院大学法学部教授です。こちらもぜひ、合わせてお読みください。
※「犯罪者が犯罪を認めているのに『でも犯罪ではありません』と居直っているようなもの」〜安倍内閣「白紙領収書問題」について上脇博之教授が一刀両断!ドミノ辞職続く富山市議らの不正受給問題との共通点は!? 2016.10.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337635
「白紙領収書でいいというなら、うちだってこれからは白紙領収書を集めて好き放題に金額を書き込むぞ!」と咆哮しているのは、IWJ代表の岩上さんです。
「いやいやダメでしょ…」と思ってしまいますが、考えてみれば閣僚がよくて民間企業はダメ、なんて到底、納得のいく話ではありません。領収書はそもそも架空の支払いではないことを証明する文書です。全部を好き勝手に書いたら、それはもはや「領収書」ではありません。
「領収書」ではない、好き勝手な金額を自分で書き入れた、「領収書もどき」を、政治資金収支報告書に添付して提出してもよいと、所管する総務大臣自ら「白紙領収書」の有効性を認めてしまうのなら、たしかに岩上さんの言うとおり、民間企業が「今日から白紙領収書にします」と言ったっていいはずです。
そこで昨日、IWJの福田玲子記者が、国税局や総務省、検察庁に電話をし、「今日からうちも『白紙領収書』にしますよ、いいんですか!?」と鬼気迫る突撃取材を敢行しました。
「もちろんダメです、大臣の答弁は間違っているんです」という、官僚の方々の明快なお答えを期待したのですが、どこからも返ってきたのは、予想を上回る「オトボケ」な回答でした。その中身は…必読の記事です!!ぜひ、昨日アップしたこちらの記事をご確認ください!
※稲田防衛相らの「白紙領収書」が許されるなら、IWJのような全国の超零細企業や民間私人でも許されるのか!?それとも自民党の閣僚のみに許された特権か!?全国民が注目するその質問の答えは!?IWJが国税局、総務省、検察庁に突撃取材を敢行! 2016.10.14
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/338518
■<★新着記事アップ★>いよいよ3日後に迫った新潟県知事選!民進党県議がIWJに内情を語る〜「党内の混乱を収束するには、黒岩氏が代表を辞任するしかない」
いよいよ今週日曜日の16日に投開票を迎える、新潟県知事選。
IWJは泉田裕彦現知事が出馬撤回を表明してすぐに新潟に記者を派遣し、泉田知事を撤退に追い込んだ新潟日報にも直撃取材を敢行。告示日前日の9月28日には、泉田県政を踏襲すると宣言して立候補した、米山隆一候補に岩上さんが単独インタビューを実施しました!
※新潟県知事選挙でさっそく露呈した「蓮舫路線」のリアル!野党共闘候補の容認を頑なに拒否した民進党の内部事情に迫る!~「泉田路線」の継承を鮮明にした米山隆一候補への岩上安身による緊急単独インタビュー! 2016.9.28
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/334635
さらに!民進党が「自主投票」を決めるまでの内部の混乱について蓮舫代表に記者が質問し、民進党執行部に直撃取材したジャーナリストの横田一氏による詳しい現場レポートも掲載したほか、10月11日には岩上さんが泉田裕彦知事本人に単独インタビューを敢行しました!
※「ドラム缶に入って川に浮かぶ」――。新潟県知事選への出馬を撤回した泉田裕彦知事に岩上安身が単独インタビュー! 地元紙「新潟日報」との確執や米山隆一・野党統一候補の応援の可能性にせまる! 2016.10.11
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337783
さらにさらに、岩上さんは泉田知事のインタビューを終えたその足で米山候補の個人演説会に飛び、「自主投票」を決定した民進党県連の代表・黒岩宇洋(たかひろ)衆議院議員に直撃インタビューもしました!
※【岩上安身のツイ録】米山支持を鮮明にした、民進党新潟県連の黒岩宇洋代表に岩上安身が直撃!連合新潟の圧力は如何に⁉︎ 新潟県知事選は「オール原子力ムラ」と民意の全面対決に! 2016.10.11
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337991
※火花散る新潟県知事選!「自主投票」決め込んだ民進新潟県連トップ・黒岩宇洋議員が一転、米山隆一候補応援へ!この後、岩上安身が黒岩氏に直撃取材敢行!取り残された蓮舫代表は最後まで米山候補応援に行かないのか?? 2016.10.11
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337865
振り返ると、IWJは新潟県知事選に関して、とても分厚い、重層的な取材・中継・配信・記事を波状攻撃的に重ねてきたと自負しています。
※【IWJブログ・特別寄稿】大接戦の新潟県知事選、米山隆一候補が猛烈な追い上げ!民進党議員が続々と新潟入りで「野党共闘」再び!現職の泉田裕彦氏も実質的な「後継指名」(ジャーナリスト・横田一) 2016.10.11
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/337805
岩上さんが泉田知事にインタビューした11日、実は私、ぎぎまきも新潟県入りしていました。
「新潟に新しいリーダーを誕生させる会」共同代表で、新潟国際情報大学の佐々木寛教授にお話をうかがうためです。IWJとしては、2度目となる佐々木教授インタビュー。本当は、新潟県連のトップである黒岩代表が、この選挙でどれだけ混乱を招いたのかという裏話をお聞きしたかったのですが、「今はまだ選挙中なので」という“大人の事情”で、今後の野党共闘にもつながるポジティブストーリーを語ってくださいました。
それでも佐々木教授のお話はとても貴重なものでした。しかし同じ日、民進党県連のある議員が「名前は出さないでください」という条件で、これまでの民進党県連の内部事情と今後の展開について、そして、黒岩代表に対する「思い」を明らかにしてくれました。両者の話を合わせて、一つの記事にまとめましたので、ぜひ、こちらの記事もあわせてご一読ください!
※新潟県知事選いよいよ最終盤!「背広」から「私服」の政治へ!市民政治家に変貌した米山隆一候補は森氏を追い抜けるか!? ――民進党県議が苦言「自主投票は黒岩代表の保身のため」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/338462
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続いては、翻訳やWEB作業を担当する本田望スタッフより、お伝えします。
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■<★新着記事アップ★>シリア情勢で米国の同盟国「カタールとサウジアラビアがひそかにIS(自称『イスラム国』)を支援している」! ウィキリークスがヒラリー・クリントン氏のメールを暴露! APがディベートの事実関係を意図的に「誤報」!?
おはようございます、本田望と申します。
ウィキリークスがあらたにヒラリー・クリントン氏のメールを暴露しました。今回の暴露はヒラリー氏の選挙対策本部長を務めるジョン・ポデスタ氏のメールで、その総数は5万通以上であると言われています。
今回注目したいのは、ヒラリー氏のメールでの次の発言です。日付は2014年8月17日。国務長官を退任した6ヶ月後で、大統領選への出馬を表明する8ヶ月前のやりとりです。
「ひそかにIS(自称『イスラム国』)に対する、金融および兵たん支援を行うカタールやサウジ政府に対し、我々は外交手段や昔ながらの諜報機関を使った手法で圧力をかけなくてはならない」
※Congrats!(ウィキリークスが公開した2014年9月27日付のジョン・ポデスタ氏からヒラリー・クリントン氏へのメール文面、下記に8月17日付のヒラリー氏のメールがスレッドとしてつながっている)
https://wikileaks.org/podesta-emails/emailid/3774
カタールとサウジアラビアはシリアの「内戦」(事実上、米露の代理戦争といったほうが実情に即しているとも言われている)の同盟国です。その同盟国がIS(自称『イスラム国』)を支援していることをヒラリー氏が認識していたことを前述のメール文面は明らかに示しています。
サウジとカタールによるISへの支援は、これまでにも様々な傍証があげられ、臆測が語られてきましたが、ここまで明瞭な証拠は初めてではないかと思います。これは、米国が傀儡国家を通じてISに対して間接的な支援をしているに等しいでしょう。しかも、それをヒラリー氏までが知っていたという事実。ヒラリー氏は、こうした米国の、ISへの間接支援戦略を是認していたということでしょうか!?
この対IS戦略で米国は迷走しているとよく言われますが、同じくメディアの報道も迷走しています。このウィキリークスの暴露は、今後の大統領選にどのように影響するのでしょうか?掘り下げて下記の記事にまとめましたので、ぜひご覧ください!
【スクープ!】米同盟国の「カタールとサウジアラビアがひそかにISを支援している」と述べるヒラリー・クリントン氏のメールをウィキリークスが暴露! APがディベートの事実関係を意図的に「誤報」!? 2016.10.14
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/338504
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次は、今後の岩上さんのインタビュースケジュールについてお知らせします!
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■<お知らせ>今後の岩上安身のインタビューラインナップ
いよいよ秋の寒さも厳しくなってきた10月中旬。岩上さんは11月にかけて、すでに6本のインタビューを予定しています。以下、ラインナップをどうぞご確認ください!
※10月24日(火曜日)に予定していた小口幸人弁護士へのインタビューは諸般の事情により中止となりました。ご了承くださいませ。
▼10月18日(火)14:30~ 早川タダノリ氏インタビュー
『「日本スゴイ」のディストピア』著者の早川タダノリ氏に岩上さんがインタビューします。
戦争や独裁は国民が民主的なプロセスで始めたものではなく、民衆のあいだに「空気」として自然発生したものでもありません。そこには、必ず「仕掛け人」たちがいて、巧みに、そして強行に民意を煽動していきました。第二次世界大戦中は、メディアはただひたすらに「大本営発表」を繰り返し、政府の戦意高揚に使われました。
『婦人倶楽部』や『幼年倶楽部』は「八紘一宇」をたたえた図版を載せ、『主婦之友』は勝ち抜くための「勝利の特攻生活」を説き、『少女倶楽部』は英霊への感謝を述べた感想文を募集していました。この「日本スゴイ」の大合唱を今、安倍政権が仕掛けています。その「手口」はどのようなものなのでしょうか。狡猾巧妙な戦争プロパガンダの実態について、岩上さんが詳しくお聞きします。
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▼10月27日(木)14:30~ 辻田真佐憲氏インタビュー
『大本営発表』『ふしぎな君が代』などの著者・辻田真佐憲(まさのり)氏に岩上さんがインタビューします。
「大本営発表」と言えば、今では「あてにならない当局発表」「当局に都合の良い情報」の代名詞となりましたが、第二次世界大戦中の日本で、大本営発表はどのようにして強大な力を持つようになっていったのか、辻田氏は歴史をさかのぼり読み解いています。
最初は地味だった大本営発表は、戦争が進むにつれて激しくなり、新聞や雑誌の文章やビジュアルから、ラジオを通して耳で「聴く」ものへと変化していきました。国歌である「君が代」の歴史と「真実」についてもひも解く辻田氏に、岩上さんが現代日本のメディアのプロパガンダについて、詳しくお聞きします。
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▼11月3日(木)14:00〜島薗進氏インタビュー
『愛国と信仰の構造~全体主義はよみがえるのか』『日本仏教の社会倫理』の著者であり宗教学者の島薗進・上智大教授に岩上さんが再びインタビューします。
10月3日には、安倍政権が目指す国家神道への回帰について、そして「日本会議」の実態や「国家神道」の実像について岩上さんがインタビューしています。今回は、その続編として、10月3日のインタビューでは掘り下げきれなかった様々なテーマについて改めてお聞きします。
【前回インタビューはこちら!】
※「改憲」の先にあるもの――日本会議と神社本庁は何を目指しているのか!?
安倍政権下で進む右傾化の真実に迫る!岩上安身による上智大学教授・島薗進氏インタビュー 2016.10.3
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/335795
知られざる靖国神社の歴史的「真実」とは何か。日本を戦争に導いた戦前の「国家神道」は、実は戦後も解体されずに息づいている!?といった驚きの事実などをお聞きする予定です。
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▼11月上旬 井上寛司氏インタビュー
『「神道」の虚像と実像』 や『日本の神社と「神道」』の著者・井上寛司氏に岩上さんがインタビューします。
「神道は太古の昔から連綿と続く、自然発生的な日本固有の民族的宗教である」という戦後最大のドグマへ疑問を呈しながら、国家神道の虚偽性を暴いていきます。今年5月26日・27日のG7伊勢志摩サミットで安倍総理は、各国首脳を伊勢神宮へと案内し、外国メディアから「政治利用」と批判されました。安倍政権が目指す国家神道への回帰については、10月3日の島薗進氏へのインタビューで迫っていますので、そちらもぜひ、ご参照ください。
※「改憲」の先にあるもの――日本会議と神社本庁は何を目指しているのか!?
安倍政権下で進む右傾化の真実に迫る!岩上安身による上智大学教授・島薗進氏インタビュー 2016.10.3
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/335795
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▼11月中旬 山崎雅弘氏インタビュー
『日本会議・戦前回帰への情念』の著者・山崎雅弘氏に岩上さんがインタビューします。
強烈に、異常とも言える執着をもって改憲への道をひた走る安倍政権。それを焚き付け、先導する日本会議。その情念は、どこから湧き上がり、何を成し遂げようとしているのでしょうか。
戦史・現代史研究家である山崎氏は同書の中で、日本会議を「肉体」(人脈・組織)と「精神」(戦前戦中を手本とする価値観)に分けて分析し、日本会議が国家神道を拠り所として戦前回帰しつつあることを指摘。安倍政権を支える極右団体に、肉薄しています。日本のメディアが決して触れようとしない、安倍政権最大のタブーに、岩上さんが切り込みます!
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▼日時未定 西崎雅夫氏インタビュー
関東大震災における朝鮮人虐殺の「語り部」として、荒川河川敷沿いにある追悼碑を守り続け、先日、『関東大震災朝鮮人虐殺の記録:東京地区別1100の証言』(現代書館)という大部の証言集を刊行した社団法人ほうせんか代表の西崎雅夫氏に、岩上さんがインタビューします。
関東大震災における朝鮮人虐殺に関しては、一昨年の2014年8月、『九月、東京の路上で』を刊行した加藤直樹氏とともにIWJスタッフが都内各所でロケを敢行し、特別番組を製作しました。西崎氏には、荒川土手でロケをした際、加藤氏とともにご登場いただきました。この特別番組のアーカイブは、下記URLよりぜひご視聴ください!
※2014/08/29 【IWJ追跡検証レポート】『九月、東京の路上で』~関東大震災・ジェノサイドの跡地を加藤直樹氏と歩く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/165254
それでは、本日もよろしくお願いいたします!
※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20161014
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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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