日刊IWJガイド「先制攻撃もできる! 攻撃しないと言っている相手も攻撃できる!…日本が超好戦的国家に? 安倍政権、そろそろいい加減にしてもらえる!?」2015.7.29日号~No.1050号~


■■■ 日刊IWJガイド「先制攻撃もできる! 攻撃しないと言っている相手も攻撃できる!…日本が超好戦的国家に? 安倍政権、そろそろいい加減にしてもらえる!?」2015.7.29日号~No.1050号~ ■■■
(2015.7.29 8時00分)

 おはようございます。IWJの原です。

 昨日、参院特別委員会での実質的な安保法案審議が始まりました。

 強行採決によって、ついに本来は安倍政権べったりの読売、日経の世論調査でも、内閣支持・不支持率が逆転し、意気消沈中の安倍政権。

 ここから安倍政権の巻き返しが始まるかと思いきや、民主党議員らの猛攻によって(昨日は与党を除けばすべての質問者が民主党議員)、参院の第1ラウンド目にして早くもKO負け寸前というところまで追い詰められていました。

■昭和47年見解は「当てはめ」

 最初に質問に立った民主の福山哲郎議員は、礒崎陽輔首相補佐官が大分市内の講演で、安保法案について「考えないといけないのは、我が国を守るために必要な措置かどうかで、法的安定性は関係ない」とトンデモ発言をしたことに言及しました。

 あのー、日本は法治国家のはずなんですけど。憲法はすべての法律の土台なので、土台がぐらつけば、それは「法治国家」という建物がぐらつくのは当然です。倒壊してしまうかもしれない。それを関係ない、と首相補佐官があっさり公言してしまうんですから、腰を抜かします。日本は無法国家になってもいいっていう腹なんでしょうか!?

 福山議員はたたみかけました。

 「総理の補佐官は政府の人間です。法的安定性を放棄して集団的をやる、と政府内部の人間が認めている。どういうことか。総理、この補佐官は更迭すべきでは?」

 これに対して安倍総理は「礒崎補佐官の話は、憲法との関係とともに、安保環境の変化を捉える必要がある、というものです。法的安定性は必要です」と、庇えるはずもないものを庇おうとするものだから何が何やら。そのうえで、「すでに官房長官が注意しました」として、礒崎補佐官の処分を否定しました。

 福山議員はさらに「政府が集団的の根拠とする『昭和47年見解』の作成者、吉國長官は、昭和47年9月の答弁で、砂川判決に言及した上で『自衛権はあるが』『集団的自衛権は行使できない』と述べられています」と追及しました。

 安倍総理の答弁は、「安全保障環境が変わりました。我が国の存立が根底から覆される危険があるときには『自衛権を行使できる』と認められているので、集団的自衛権も行使できると判断した。『当てはめ』です」といったものでした。

 つまり総理のいう「当てはめ」とは、自衛権は認められている→環境が変わった→だから今は集団的自衛権も行使できる・・・というご都合主義の拡大解釈です。環境がどう変わったのかの説明もありません。「中国の脅威」を強調しているので、そのことだろうとは推測がつくのですが、それならなんで地理的制限を取っ払って地球の裏まで米軍についていくんだ! 日本周辺はがら空きになるじゃないか! と、これは何度も岩上さんも指摘していますね。この矛盾、総理は、全然、説明できません。

 となると、もうこれは完全に勝手な想像の産物なので、昭和47年見解が「根拠」と言われても困るのですが…

 議場には「昭和47年見解の矛盾」に気づいた張本人である小西洋之議員の姿もありました。「ん?
昭和47年見解の矛盾とはなんぞや?」という方は、岩上さんによるスクープ、小西洋之議員インタビューをご覧ください! 今後の審議を観察するうえでも欠かせない重大情報です!

・【スクープ!】「集団的自衛権行使容認の閣議決定」が覆る決定的根拠! 「昭和47年政府見解」の知られざる真実を小西洋之議員が暴露!!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/246547

 ちなみに、この「中国の脅威」とは一体何を指すのでしょうか? 最近では、政府は櫻井よしこ氏や産経新聞と協調し、東シナ海での中国のガス田建設をことさらに煽っています。そして南シナ海での領有権問題と同列化し、防衛白書で「中国の脅威」「今、そこにある危機」として煽っています。「ほら、だから安保法制が必要でしょ?」とばかりに。

 しかし、本当に東シナ海で起こっていることは中国の「一方的な侵略行為」なのでしょうか? 南シナ海と同列に語れるものなのでしょうか? そもそも、南シナ海の問題にしても、本当に中国一国の侵略、と安易に考えて良いのでしょうか?

 こうした疑問に、本日17時より、中国研究家の矢吹晋・横浜市立大名誉教授が岩上さんのインタビューに応えてくれます。大手メディアでは、ぜっっっっっっったいに語られない、東アジア情勢の「真実」に、ぜひご注目ください!!

 配信はCh1で!お見逃しなく!

 【Ch1はこちら】
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.7.29 Fri.**

【Ch4】10:00~「『子ども・被災者支援法』基本方針改定に関する政府交渉と記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※子ども・被災者支援法の基本方針改定に関する政府交渉と記者会見の模様を中継します。

【録画配信・Ch5】14:00~「定例セミナー 『タネが危ない』農民の手に種を取り戻そう~講師:野口 勲さん」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※7月6日に行われた、定例セミナー「 『タネが危ない』農民の手に種を取り戻そう」を録画配信します。講師は、野口勲さん。

【Ch6】15:00~「日本外国特派員協会主催 村山富市元首相 記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※元内閣総理大臣・村山富市氏が日本外国特派員協会で記者会見を行なう。

【Ch4】15:30~「安倍首相の歴史認識を糾す『戦後 70 年市民宣言』全国報告会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「戦後70年市民宣言」を出す全国各地の市民グループからの報告・アピールと、学者・文化人・諸団体からのスピーチ等が予定されている。

【Ch1】17:00 ~「岩上安身による矢吹晋・横浜市立大学名誉教授インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※岩上安身による矢吹晋・横浜市立大学名誉教授インタビューの模様を中継します。

【Ch3】17:15~「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
※原子力規制委員会・田中俊一委員長による定例会見の模様を中継します。

【IWJ_AICHI1】18:30~「安倍内閣の暴走を止めよう!共同行動 戦争法制を許さない!集会・デモ」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aichi1
※「安倍内閣の暴走を止めよう!共同行動実行委員会」が主催。久屋大通公園のひかりの広場で行われる予定のデモ&集会を中継します。

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(前半の続き)…

■なぜ「他国の領域で武力行使は憲法違反」なのにホルムズ海峡へ行けるのか

 元法務大臣の民主党・小川敏夫議員は、安倍総理がフジテレビでグロテスクな「生肉」模型を使って集団的自衛権の必要性を訴えたことに触れ、「燃えている建物を消火するなら私も反対しません(笑)。しかし、危険の中身が違います。集団的自衛権の例えで武力行使じゃない例をあげてフジテレビで90分も使って説明するのは一国の総理としておかしい」と一刀両断。

 安倍総理は「あの例えはわかりやすかったという人もいます」と反論しましたが、それは無理がありすぎますね。

 さらに小川議員は、「『他国の領域で武力行使は憲法違反だからできない』と言っているのに、ホルムズ海峡など、なんで『新3要件』に合致すればそれができるというのか」と指摘。

 安倍総理も中谷大臣も何やら言い返していましたが、理由にもならない理由をああだこうだと並べた後に…「安倍総理は憲法をわかっていません」「ちょっと話が噛み合いませんね」と小川議員に笑われていました。

 ポツダム宣言はつまびらかに読んでいないと言うわ、憲法は理解していないわ、なのに憲法9条を「禁治産者」と差別語まで使ってののしっているわ、こういう方が我が国のトップであることに、僕ははげしく不安を抱くのですが、同感の人、これを読みながら挙手をお願いします。

 小川敏夫議員にも、岩上さんはかつてインタビューしています。検察の不祥事を受け、法務大臣時代に指揮権を発動してタブー中のタブーである「検察改革」を行おうと考えていた人でもあります。

 残念ながら大臣の交代で、指揮権発動はなりませんでしたが、なかなか気骨のある議員の1人でもあると思いますので、是非、インタビューをご覧ください。今後の審議でも、ひときわ輝きを放つお一人でしょう。

※2012/06/14 岩上安身による小川敏夫議員インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/19794

■日本は先制攻撃できる上に、相手に日本を攻撃する意思がなくとも攻撃できる?

 民主党の大塚耕平議員は、「衆院で政府は、『日本は密接な国の先制攻撃を追認して助ける』『日本を攻撃する意思もない他国に対し武力行使することもある』としている。これは先制攻撃ではないか?」と詰め寄りました。

 これについて岸田外相「国際法上、先制攻撃です」と応じ、日本が先制攻撃をできる国になろうとしていることをあっさり認めました。え、え、え、日本は「専守防衛」の国でしょ、なんてこと言うんですか!

 さらに安倍総理は、米国などを攻撃した国が、日本への攻撃意思を表明していなくても、意思の有無を推測して集団的自衛権の行使に踏み切る場合があるとの認識を改めて示しました。

 「攻撃国の意思、対応を総合的に判断する。日本を攻撃するつもりはないといいながら、攻撃の意図を隠している場合もある。意思も総合判断のひとつの要素です」

 僕もネット中継を見ていましたが、これにはさすがに背筋が凍りました。相手の隠している意図を読むって、読心術ができんのかっ!

 これは、米国の「例外主義」を思い出さないわけにはいきませんね。

 岩上さんは、「『ならず者国家』の先制攻撃を許さないが、我々の先制攻撃は例外とする『ブッシュ・ドクトリン』に、日本は付き合わされるのではないか」と分析してきました。「米国だけは何をしても許される!」という米国例外主義の典型例です。それの模倣をさせられるというわけです。

 そして、学習院大学大学院教授の青井未帆さんも先日、岩上さんのインタビューの中で、「米国はもはや先制攻撃ではなく『予防的な』先制攻撃を行う国になっています。これは、何もしていないのに『危険がある』と自分が判断しただけで、攻撃するものです」と指摘。日本が米国とともに、無法な先制攻撃を行う、超好戦的な国家になることを懸念していました。

 もう、めちゃくちゃな話ですが、安保法案が成立すれば、十分に現実として起こりうる懸念だと思います。現に、日米新ガイドラインを前提に、自衛隊の「頭脳」を米軍が乗っ取るシステムづくりが進行しています。このあたりも青井未帆教授インタビューで詳しく触れていますので、今こそアーカイブをご覧ください!

 あとちょっと、この大塚議員の質疑は非常に重要なものなので、明日にでも可能であれば詳細に記事化したいと思っています(時間が取れれば)。少々お待ちください。

※2015/07/08 「日本全体が米軍の巨大な兵站部隊になる懸念がある」――日米の「調整メカニズム」で自衛隊が米軍化する? 学習院大学教授・青井未帆氏に岩上安身が緊急インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/member/archives/36415

■IWJはデモ情報、デモレポートを募集中! 地方ページ強化も実施中!

 しかし安倍政権も、よくもまぁ殴られても殴られても立ち上がるものだと関心しそうになりますが、これはボクシングではありません。違憲か合憲かの議論は根性で乗りきっていいものではないのです。答弁できないのであれば、素直に誤りを認め、出直さなければならないはずです。ようするに廃案にすべきだ、ということです。対案を出せとか、自民党がいうこと自体、おこがましい話です。

 現在、全国各地から「廃案にしろ!」「安倍政権は退陣しろ!」と訴えるデモが行われています。IWJでは、皆さんからデモの写真やレポートをお寄せいただくようお願いしておりますが、先日、第一弾が届きました! 温泉のメッカ・湯河原(神奈川県)からです!

 7月19日午後2時、JR湯河原町を出発した約60名(主催者発表)の市民は、温泉の町湯河原町内を約一時間半かけて一周したということです。

 記事内の写真を見ると、先頭を歩いてコールしている女性の浴衣姿がとても涼しげで、「あぁ~いいなぁ、温泉街のデモを中継して、温泉入ってから帰京なんてしてみたいなぁ(遠い目)」と感じました…。夢のまた夢ですが。

※2015/07/19 【全国デモ・抗議行動レポート1 神奈川・静岡】「普通の市民が普通に考えた結果だ」~戦争法案STOP湯河原アピールウォーク
http://iwj.co.jp/wj/open/report-001

 ということで、IWJでは全国の(温泉街に限らず)デモ情報も集約しています! デモレポートとともに、どしどし情報をお寄せください!

※「集団的自衛権・戦争法案 反対」全国デモ・抗議行動情報
http://iwj.co.jp/feature/demo/

 IWJは現在、地方ページの強化に力を注いでいます! いただいたデモレポートはもちろん、全国の中継市民の皆さんが中継してくださった中継アーカイブスも、全国マップからクリックしてご視聴いただけます!

 日頃、僕は、永田町や霞ヶ関など、コンクリートジャングルを舞台に生活しているので、湯河原デモの写真を見ているだけで「ああ、これ東京じゃない。何かすごい良い景色だなぁ…」と思いを馳せてしまいました。地域地域の良さというものがどの地域にもあって、それをどんどんIWJページに詰め込んでいきたいと思います!

※全国マップメニュー
http://iwj.co.jp/maps/

 いろいろお願いしましたが、これらの情報はオフィス宛にお寄せください! PC前にて仁王立ちして待ち構えております!
→office@iwj.co.jp

 IWJの取材活動は、皆さんのご支援によって成り立っています! 最近、現場で「最近、記事に写真が付いていてスマホで電車内でも見やすくなりました」などとお声がけいただくことも増えましたが、機材もすべて会員さんの会費、カンパなどで揃えております。その分、これまでよりもクオリティをあげたものをご提供できるかと思います。

 どうかIWJの取材活動を、これからもお支えください! 現在の会員数は4960名です! もう少しで、久しぶりの5000人台に回復します! スタッフや機材を強化し、もっと発信量を増やしたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いします!

※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※寄付・カンパもお願いしております!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■「安保法案反対!」のコメント、ご寄稿を募っています!

 安倍政権は「自衛隊も最初は違憲と言われていた」として、学者の意見に耳を傾けず、ひたすら安保法案推進の道をひた走っています!

 これに対し、IWJでは現在、「ふざけるな!」と声を上げる学者のみなさまにご寄稿をお願いしています! すでにいただいているものは順次HPにアップしていますので、今日もチェックお願いします! どしどし御寄稿ください!

 また、学者の皆さんに限らず、世界中のすべてのみなさまから「安保法案反対!」のコメント、ご寄稿を募っています! 皆さんの胸中をIWJにお寄せください! よろしくお願いします!

・2015/07/13 「安全保障関連法案に反対する学者の会」呼びかけ人の皆様へ
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252770

◇安全保障関連法案に反対する学者の皆様からの寄稿◇

※2015/07/13 【安保法制反対 特別寄稿 Vol.1】横田喜三郎先生の講演(「安全保障関連法案に反対する学者の会」呼びかけ人 京都大学大学院法学研究科教授(刑事法):高山 佳奈子さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252796

※2015/07/14 【安保法制反対 特別寄稿 Vol.3】戦場の〈恋〉 ―
戦時下、若者が愛した『建礼門院右京大夫集』―(名古屋大学准教授(日本文学・女性教育史):榊原千鶴さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252930

※2015/07/14 【安保法制反対 特別寄稿 Vol.4】日本のことは日本が決める:アメリカ合衆国に隷属しつつ戦前体制に復古しようとする安倍政権に反対する(一市民・東京薬科大学生命科学部分子生命科学科
脳神経機能学研究室 教授:宮川博義さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252938

※【安保法制反対 特別寄稿 Vol.40】「安保法案の成立は、議会制民主主義を死に至らしめる愚挙」(龍谷大学法科大学院教授・石埼学さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253271

※【安保法制反対 特別寄稿 Vol.47】 非暴力不服従運動のすすめ(「安全保障関連法案に反対する学者の会」賛同者 帝京大学名誉教授・山下甫さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00047

※【安保法制反対 特別寄稿 Vol.87】一方で日本会議、他方で日米合同委員会?日本政治を操るルートを国民の共有情報としたい(「安全保障関連法案に反対する学者の会」賛同者
ベルリン自由大学・野呂香代子さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00087

※【安保法制反対 特別寄稿 Vol.111】 声明 衆院での強行採決に抗議し、安保法案の撤回を求める(国際基督教大学特任教授(政治学)千葉眞さん、同客員教授(憲法学)稲正樹さん、同社会科学研究所顧問(国際関係学)功刀達朗さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00111

※【安保法制反対 特別寄稿 Vol.112】 安倍政権の暴挙を許せません (「安全保障関連法案に反対する学者の会」賛同者 東京大学名誉教授(工学)柴田浩司さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00112

※【安保法制反対 特別寄稿 Vol.113】(「安全保障関連法案に反対する学者の会」賛同者 富山国際大学(法学)後藤智さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00113

※【安保法制反対 特別寄稿 Vol.114】 平和のために尽力しよう(「安全保障関連法案に反対する学者の会」呼びかけ人早稲田大学教授(労働法・ジェンダー法専攻)浅倉むつ子さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00114

※【安保法制反対 特別寄稿 Vol.115】 なぜ「女の平和」なのか (「安全保障関連法案に反対する学者の会」呼びかけ人 前中央大学・元北海道大学・横湯園子さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00115

※【安保法制反対 特別寄稿 Vol.116】なぜ安全保障関連法案に反対するか(「安全保障関連法案に反対する学者の会」呼びかけ人、青山学院大学特任教授・京都大学名誉教授・間宮陽介さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00116

※【安保法制反対 特別寄稿 Vol.117】安保法案をめぐる政府・与党の政治姿勢は立憲主義と平和に反する(「安全保障関連法案に反対する学者の会」呼びかけ人 上智大学教授・東京大学名誉教授・島薗進さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00117

※【安保法制反対 特別寄稿 Vol.118】 すぐそこまで忍び寄っている、反戦活動家等の予防拘禁(一橋大学大学特任教授・水岡不二雄さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00118

※【安保法制反対 特別寄稿 Vol.119】 若者たちの怒り(「安全保障関連法案に反対する学者の会」呼びかけ人 早稻田大学名誉教授・戒能通厚さん)
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00119

※【安保法制反対 特別寄稿 Vol.120】 安倍ヒトラーを許してはならない 「安全保障関連法案に反対する学者の会」賛同者 須藤直子さん
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00120

※ご寄稿はこちらへお願いします!
→ office@iwj.co.jp

■SEALDs名スピーチ紹介!「何度でも言い続けましょう。私たちには、力があります」

 またまた素晴らしい演説をピックアップしました!

 昨日、満を持してアップしたのは、筑波大学3年・SEALDs本間信和さんのスピーチです!

 「何度でも言い続けましょう。私たちには、力があります。こうして、街頭に立つ力があります。おかしいことに対しては、声を上げる力があります。自分の頭で考え、行動し、判断する力があります」

 力強くこう訴え、「政治的沈黙からの脱却」を説いた本間さん。この名スピーチ全文を、どうかご一読ください!

 ※【スピーチ全文掲載】「何度でも言い続けましょう。私たちには、力があります。こうして街頭に立つ力があります。おかしいことには声を上げる力があります」筑波大・SEALDs本間さん「政治的沈黙からの脱却」を訴え
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/255274

 これまでにも、SEALDsの皆さんは数々の名スピーチを残しています。IWJはこれらをピックアップし、全文を掲載してきました! こちらも合わせてご覧ください!

※【スピーチ全文掲載】「友人やそのまた友人が、戦地で傷つくことに私は耐えられません」渋谷ハチ公前の戦争立法反対集会で若い女性が訴え アフガニスタンで目の当たりにした「戦争の現実」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253905

※2015/06/12 【スピーチ全文掲載】24歳女子が安倍総理に物申す!「戦場に安全なんて存在しない。安倍さん、あなたが行って証明してください」~6.12 SEALDs主催 戦争立法反対・国会前抗議
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/249008

※【スピーチ全文掲載】SEALDsKANSAIともかさん「安倍総理。民主主義が生きている限り、私たちはあなたを権力の座から引きずり下ろす権利がある。私たちは来年、戦後71年目を無事に迎えるでしょう」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253905

※【スピーチ全文掲載】女子大生から安倍総理へ手紙「あなたの一切の言動に、知性や思いやりのかけらを感じたことがないし、一国民としてナメられている気がしてなりません」SEALDs芝田万奈さん
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/254835

■小林節教授の新刊&前夜で憲法を読み倒しましょう!

 IWJ書店、気合入れて営業中です!

 昨日は慶応大名誉教授・小林節さんのサイン入り著書『憲法改正の覚悟はあるか 主権者のための「日本国憲法」改正特別講座』を入荷しました!

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=139

 「日本建国史上初の憲法改正の『国民投票』に備えよ!」と訴えるこの本。30年来の改憲派憲法学者が、「改憲論争」の問題点を徹底講義し、「憲法とは何か」「戦争とは何か」がゼロからわかる、今こそ読むべき一冊です!

 先日、岩上さんのインタビューで小林教授、共産党も交えた野党連立を提言し、政権交代を訴えました。

 「野党が固まることで、4割の票で8割の議席を取る。このほうがよっぽど現実味があります。一つの党を作るなんて無理はしなくても良い、連立で良いじゃないですか。直近の比例票を机に並べて候補者調整をし、決まったら野党連合で、党の垣根を越えて全力で応援しあう。そうすれば自民党・公明党に勝てますよ」

 こちらのインタビューも合わせてご視聴ください!

※2015/07/16 安保法制「予定通り」の衆院突破 小林節氏が岩上安身のインタビューで「共産党を入れた野党連立」を提言!自民党を牛耳る日本会議は「おかしな人たち」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253214

 そして、小林教授に対向するわけではありませんが、改憲といえば、岩上さんの『前夜』も超力作です!

 基本的人権を制限し、天皇を元首にして、国権を強化し、国家と国民の主従関係を逆転させる自民党改憲草案に、ぜひとも、警戒を!『前夜』を読んで備えてください! 安保法案は、最悪の場合、可決しても政権交代後に廃止法案で潰せますが、憲法が改正されてしまえば、もう簡単には逆転はできません。「国民の基本的人権は、国家の胸先三寸で制約させてもらうかんね。戦争、もちろんOK!」という改憲案ですから、もう二度と「集団的自衛権は違憲だ!」などとも言えなくなります。

 小林教授の本と合わせて読めば、憲法とはなんぞや? ということが網羅できるかと思います! 強くプッシュします! ぜひ、お求めてください!

※前夜 ~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
http://iwj.co.jp/wj/open/%E5%89%8D%E5%A4%9C

■わとはぷ!のコーナー

 1921年のこの日、ヒトラーがナチス党党首に就任しました。安倍総理が再び総裁の座に就いたのは2012年9月26日のことでした。

 …と、両者を同じ文脈で語るという地味な嫌がらせをしてみたわけですが、再来月の総裁選に、野田聖子氏が出馬意欲を見せているようです。

 産経によると、26日に東京都内のホテルで開かれた国際女性ビジネス会議で講演した野田氏は、「これからのリーダーは強いリーダーではない。自分が嫌だと思っている人たちをも受容する力が必要だ」となどと述べ、出馬への意欲をのぞかせたとか。安倍総理をチクリと刺したつもりでしょうか。

 無風で終わるかとも見られていた自民党総裁選ですが、これほどまでに独裁的で、支持率も冷え込ませた安倍総裁を無投票信任するようでは、自民党は完全にオワコンだと向こう千年間は、笑われることでしょう。こちらとしても別に、「善人よ、出てこい!」などとも思っていないので、「まぁおれも悪人だけど、安倍よりはマシだわな」と思える自民党の党内の方、立ち上がっちゃってください! というか、国民のことを考えるのであれば、今の執行部体制を容認するな!

 と、最後は声を荒らげましたけれども、何はともあれ今日も1日、よろしくお願いします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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