■■■ 日刊IWJガイド「注目の参院での安保法案審議、原発テロは『脅威』なのに被害予測の対応は『ゼロ』!? 国民の被害はそっちのけで『再稼働』を公言する安倍総理」2015.7.30日号~No.1051号~ ■■■
(2015.7.30 8時00分)
おはようございます。IWJの安斎です。
暑さのあまり、首に濡れタオルを巻いていることが日常化している私ですが、無意識にしていたこの行動、効果があるということを最近知りました(多くの方はすでにご存知ですよね…)。首を冷却することで血液も冷却され、体温の上昇を防いでくれるのだそうです。
炎天下のデモ・抗議行動に出る方はもちろん、野外フェスや甲子園にお出かけになる方々も、暑さ対策は万全に、この夏を乗り切りましょう!
■第四期収支報告(2015年7月28日発表)
一昨日になりますが、会費やカンパ、ご寄付にてご支援いただいている皆様、平素よりIWJの取材活動にご声援いただき、また様々な機会にご協力いただいている皆様に、2014年度(2013年11月1日~2014年10月31日)の決算収支をご報告させていただきました。
厳しい状況下でも、皆様から、IWJには潰れてもらっては困る、ぜひ続けてくれ、という励ましのお便りやご支援もいただき、そのおかげで、最終的には損益19万円とぎりぎりの黒字とすることができました。
わずかながらでも黒字にすることができたのは、皆様からのご支援の賜物に他なりません。改めて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
第四期収支報告(2015年7月28日発表)
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/22480
報告を受けて、皆さまからは次のような温かいメッセージをいただきました。その一部をご紹介します。重ねまして、感謝申し上げます。
「RT @bianconoce: <貴重な情報は… 無料ではない!>【IWJ第四期収支報告】
http://t.co/Brd2bQRam4
役員(岩上氏)が250万円を「会社に寄付」して、19万円の黒字 会員になって、みんなで支えないと… 無くなる」
「RT @activeAirlegend: 明治政府、大久保利通公が他界された時、現金600円(現在の2000万)ほどで、借金が6000円(2億4000万)ほど。今はジャーナリストが国を守る為、報道の為に私財投じて借金。岩上先生、本当に申し訳ありません。少しずつでも支援の輪が広がりますように」
「RT @activeAirlegend: 本当に泣けてきます。IWJが大好きで、自分がやれることは何でもしたいです
第四期収支報告(2015年7月28日発表) http://t.co/ADXdCv28AU」
「RT @nakanori930: 政府と飯を食って長いものに巻かれてしまったマスメディアに代わって奮闘してくれているIWJ。がんばれ。>第四期収支報告(2015年7月28日発表) http://t.co/zPzVJJ9sWw」
■世界の認識と食い違う解釈を堂々と続ける安倍総理
昨日の参議院平和安全特別委員会の審議では、昨日質問に立った自民党・民主党を除く他の政党の議員らによる質疑が行われました。
日本共産党の小池晃議員は、「戦争と火事は本質的に異なる」と、安倍総理がテレビで説明していたあの生肉事件の批判から口火を切っていきました。
小池議員は質疑の中で、いくつかの重要な防衛関連の資料を提示し、安倍政権を追及しています。そのうちの1つ、陸上自衛隊のイラク復興活動記では、イラク戦争当時、自衛隊が派遣されていたサマワの宿営地が、非常に危険な状況にあった、つまり犠牲者が出てもおかしくない状況があったことが示されています。しかし、危険が確認できる記述の部分を防衛省は墨塗りにし、隠蔽するかのような対応をしていたことが明らかになりました。
これについて小池議員は、仮にこのことが特定秘密の対象になれば、「墨塗りだけでは済まされず、国民が客観的・合理的判断をすることができない」と憤りました。
小池議員が明らかにしたのはこれだけではありません。安保法案では「後方支援」という言葉が使用されているのに対し、先述の陸自活動記では、「後方支援」という言葉が一度も登場せず、すべて「兵站」と表記されているというのです。これについても小池議員は、現場では「兵站」という言葉を使っているにもかかわらず、法案では「後方支援」という言葉を使うことで、その危険性を誤魔化していると主張しました。
小池議員の追及はさらに続きます。海上自衛隊の内部資料では、法案で「武器の使用」と呼んでいることが、諸外国では「武力の行使」(=Use of force)と呼ばれていることを指摘。安倍政権が考える「武器の使用」というものが、海外では「武力の行使」だととらえられ、これは憲法で禁じられている海外での武力行使に該当することを明らかにしました。
同じく海上自衛隊における米軍への兵站シミュレーションを示した図では、敵国艦隊の魚雷の射程範囲外であれば、まさに戦闘行為をしている米軍ヘリの給油・整備が可能であると示されています。小池議員は、「こうした行為は世界の誰が見ても、米軍と一体化した武力行使だ」と主張。これに対し安倍総理は、頑として自身の持論を曲げず、「一体化しない」と答弁しました。
「一体化していない後方支援(=兵站)は武力の行使にはあたらない」というのが政府見解ですが、本当にこんな論理が世界で通用するのでしょうか。ぜひ、世界各国に問いたいところです。
続いて、イラク・アフガンでの兵站において、水・燃料の補給に関し、アフガンでは24回の補給のうち1回、イラクでは29回の補給のうち1回の割合で死傷者を出しており、対テロ戦争の現場では、兵站は非常に危険な状況に置かれると小池議員は指摘します。そして、銃撃戦などによる死傷者がいることを前提としたうえで、戦闘が行なわれていない現場であっても、IED(路肩爆弾)等による爆発物で多くの犠牲者が出ていることをデータで示しました。
これについても安倍総理は、「日本では犠牲者は出ていない」「情報収集の技術は進歩している」…など、根拠なき言い訳を延々と述べるという答弁に終始しました。
ちなみに、小池議員が示した自衛隊の内部資料は、安保法案を審議するうえで非常に重要な内容を含むものであるにもかかわらず、これまで国会に提出されたことはなったといいます。
…(後半へ続く)
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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.7.30 Thu.**
【IWJ_KYOTO1】13:00~「宇宙戦争も核戦争もNO!『ミサイル防衛』・『集団的自衛権』の真実を探る」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「宇宙と平和・国際セミナー@京都実行委員会」主催のセミナーの模様を中継する予定です。
【Ch4】14:00~「国会内集会『みんなに開かれた真国立競技場に!!』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会」主催の集会を中継する予定です。
【Ch5】15:00~「日本外国特派員協会主催 升永英俊氏、久保利英明氏 記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「日本外国特派員協会」主催の、升永英俊弁護士、久保利英明弁護士による記者会見を中継する予定です。
【Ch6】17:00~「戦後史から、『60年安保』と今国会を考える」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「立憲フォーラム・戦争をさせない1000人委員会」主催の集会を中継します。
作家の保阪正康氏、宗教界など各界からのアピールが予定されています。
【Ch2】18:00~「『中長期ロードマップの進捗状況』に関する会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※福島第一廃炉推進カンパニー・プレジデントの増田尚宏氏、福島第一廃炉推進カンパニー広報担当の川村信一氏、原子力・立地本部長代理の白井 功氏が会見予定。
【Ch4】18:30~「戦争法案反対国会前集会~第十一回目」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催の国会前集会を中継する予定です。
~関連記事はこちら~
・2015/07/23 元総理が断言「国民の声が国会を揺るがす。必ず、この法案は潰せる」――村山富市氏が国会前に登場!「一総理大臣の恣意で戦争できるようにするなど絶対に許せない」と怒り
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/254446
【IWJ_KYOTO1】18:30~「『7・30戦争をさせない左京1000人委員会』結成集会(京都大学)」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※京都大学で行われる「7・30戦争をさせない左京1000人委員会」の結成集会を中継する予定です。
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(前半の続き)…
■原発テロを「脅威」と言いながら、被害予測の対応は「ゼロ」の安倍政権
昨日は「生活の党と山本太郎となかまたち」の共同代表である山本太郎議員も質問に立ちました。山本議員は、安保法案が「戦争参加法制」であると、党の認識を明らかにし、先ほどの小池議員同様、後方支援としての兵站は「武力行使そのものだ」と指摘。与党が「対案を出せ」というのは「詭弁」でしかなく、これは「論点ずらし」で「廃案しかない」と主張しました。
短い質問時間のほとんどを「原発への弾道ミサイル直撃事態」の想定に費やした山本議員。他国からの弾道ミサイルが原発施設に着弾した場合、どの程度の放射性物質が飛散するのか、その場合の避難計画について質問しました。
結果、原発テロを想定した放射性物質の飛散に関する予測の計算はされておらず、避難計画についても、事故が起きてから汚染レベルを計測して避難指示をする、つまり、一度被曝させてからの避難になるという実態を明らかにしました。
これでは、原発へのミサイル攻撃は起きないから想定しておく必要はないよ、と言っているようにも思えますが、そうでもないのです。
政府は、川内原発の他国による弾道ミサイル攻撃を「脅威」としており、原発テロを想定したシミュレーション、訓練をしていると、山本議員が提出した質問主意書にも、昨日の質問にも答えています。それが、日本の安全保障環境が変化したから、集団的自衛権による安保法制もやむを得ないという根拠になっているのです。
中国や北朝鮮の弾道ミサイルを脅威だと認識しておきながら、実際に飛来して原発を直撃するという最悪の被害があった場合の予測・避難計画をまったくしていないというのは、どういう思考回路なんでしょうか?
「再稼働なんてできないじゃないか」「本気で国民を守るつもりがあるのか」と問い質す山本議員に対し、安倍総理は、弾道ミサイル攻撃の危険性があると強調しておきながら、「新規制基準で安全が認められた原発は再稼働する」と従来通りの答弁を繰り返し、規制委員会にその責任を転嫁する無責任な姿勢に終始しました。
参議院特別委員会での質疑は明日も引き続き行われます。答弁するたびにボロが出ている安倍政権の様子を、しっかり目に焼き付けておかなければなりませんね。
原発×戦争リスクは、岩上さんがずっと警鐘を鳴らしてきたことであり、山本議員をゲストに、米軍と自衛隊の図上演習「ヤマサクラ」のパワポをもとにして、クロストークカフェを開いたことがあります。そこでは、中国軍の上陸地点が、原発が密集して立ち並ぶ「原発銀座」の若狭湾とされ、そこで激しい攻防戦を繰り広げる設定となっています。原発が被弾し、放射能が拡散されるリスクについては、まったく考慮されていません。
日本の海岸線に原発が50基あまりも立ち並び、その上で憲法の平和主義を打ち捨て、他国と戦争するリスクを高める集団的自衛権行使の戦争法案こそ、日本の「存立危機事態」であると言わざるを得ません。安全保障を論じるなら、まず、原発を一基残らず廃炉にして、使用済み核燃料棒も完全に始末してからにしてもらいたいものです。
【質疑全文掲載】「ミサイルが着弾したあとの『最悪のパターン』も考えていないのか。呆れてものも言えない」――山本太郎議員が原発×戦争リスクを追及!「また泣き寝入りか? 福島の事故のように。あまりにもおかしい」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/255492
【山本太郎さんサイン入り】 山本太郎 × 岩上安身 特定秘密会談(原発×戦争)×秘密=?!
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=115
■IWJはデモ情報、デモレポートを募集中! 地方ページ強化も実施中!
毎日のように、全国各地で「安保法案廃案!」「安倍政権退陣!」を求める抗議行動が行われています。IWJでは、できる限り現場に足を運び、皆さまの声をお届けしたいと思っておりますが、資金不足に人材不足、全国をカバーしきれないのが現状です。
そこで、デモに参加した方々に、デモの写真やレポートをお寄せいただくよう、お願いをさせていただいております!
さらに、これを機会に臨時で中継市民ボランティアをやっていただけるという方々のご連絡もお待ちしています! 機材もお貸ししますし、コーチもいたします!
→ office@iwj.co.jp
また、IWJでは、デモに参加する方向けに全国のデモ情報もまとめて掲載しています! デモレポートとともに、どしどし情報をお寄せください!
※「集団的自衛権・戦争法案 反対」全国デモ・抗議行動情報
http://iwj.co.jp/feature/demo/
そして、IWJは現在、地方ページの強化にも力を注いでいます! いただいたデモのレポートはもちろん、全国の中継市民の皆さんが中継してくださった動画も、全国マップからクリックしてご視聴いただけます!
※全国マップメニュー
http://iwj.co.jp/maps/
皆さまからいただいた情報を迅速にキャッチできるよう、連絡先はIWJオフィスのメールアドレスに集約させていただいております。 ぜひ、こちらまで情報をお寄せください!
→ office@iwj.co.jp
IWJの取材活動は、皆さまからの会費・カンパのご支援で成り立っています! 現在の会員数はいまだ5000に満たず、依然として現状の規模を維持できるかどうか、厳しい状況にあります。どうかIWJの取材活動を、これからもお支えください! よろしくお願いいたします。
※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※寄付・カンパもお願いしております!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
■「安保法案反対!」のメッセージ、ご寄稿、声明を募っています!
IWJでは、安保法案に反対する世界中のすべての皆さまからのコメント、ご寄稿を募集中です! 長短は問いませんので、今の率直なお気持ちをぜひ、IWJにお寄せください! よろしくお願いいたします!
→ office@iwj.co.jp
※安倍政権の集団的自衛権にもとづく「安保法制」に反対するすべての人からのメッセージ
http://iwj.co.jp/wj/open/%E5%AE%89%E4%BF%9D%E6%B3%95%E5%88%B6%E5%8F%8D%E5%AF%BE
昨日も、皆さまからいただいた心に響くメッセージを公開いたしました。ぜひ、ご一読いただき、その声を広めていただければと思います。また、まだメッセージを送っていない方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ、一言でもかまいませんので、IWJまでお寄せください。一人でも多くの方が声をあげて、行動してくださることを、心から祈っております。
New!!【安保法制反対 特別寄稿 Vol.171~180】「民主主義なるものが無残にも瓦解」「国民に三重苦を背負わせる安倍政権」「崖っぷち米国の為なら国民殺す」
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00171-00180
New!!【安保法制反対 特別寄稿 Vol.181~190】「嘘で塗り固められていく日本」「法とは人間の論理であり理性である」「私たち母親世代も声を上げましょう」
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00181-00190
学者・研究者の方々からもたくさんのメッセージ・寄稿をいただいておりますが、各大学でも続々と安保法制に反対する、廃案を求める抗議声明が発せられています。
あまりにも数が多いので、その一部のリンクを紹介します!
・安倍政権による安全保障関連法案成立の動きに際して「東京大学人、緊急抗議集会」実行委員会 呼びかけ趣意書(東京大学)
http://todaijinshukai.web.fc2.com/
・安保法案に反対する学芸大からのアピール(東京学芸大学)
http://u-gakugei-peace.strikingly.com/
・安全保障関連法案に反対する恵泉からのアピール(恵泉女学園大学)
http://www.keisen.ac.jp/other/post-440.html
・私たち中央大学教員・学生有志は安全保障関連法案に反対します(中央大学)
http://chuo-anpo.jugem.jp/
・安全保障関連法案に反対する一橋大学有志の声明(一橋大学)
http://hitotsubashi-seimei.blogspot.jp/2015/07/70-9-2015-7-26-50-war-is-peace-0-0-1.html?m=1
・安全保障関連法案に反対する明治学院有志による声明(明治学院大学)
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/?p=2792
・安全保障関連法案に反対する立教人の会 声明(立教大学)
http://rikkyo9.wix.com/home
・安全保障関連法案に反対する早稲田からのアピール(早稲田大学)
http://www.waseda9.org/
さらに、東日本大震災の被災三県、岩手・宮城・福島県の計11大学約50人の学者が「安保関連法案に反対する被災3県大学教員有志の会」を結成。法案の廃案を求めました。
・<安保法案>被災3県大学教員 廃案求め結束(河北新報、2015年7月28日)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150728_73034.html
さらにさらに、宮城県内の大学生が「SEALDs TOHOKU」を結成。東北の学生も安保法案に反対する声をあげようと、立ち上がっています。
・<安保法案>学生も声あげて!宮城で連携組織(河北新報、2015年7月28日)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150728_13017.html
IWJでは、こうした動きも、可能な限り中継したいと思います。シンポジウム・集会・記者会見などの情報をぜひ、お寄せください! また、声明を作成された方々には、一言メッセージを付けていただき、声明を掲載させていただければと思います!
→ office@iwj.co.jp
■安倍政権が企む本丸は「明文改憲」です
解釈改憲をして、安保法案を衆院で強行採決した安倍政権ですが、やはり本丸は明文改憲だと言われています。どうしても改憲がしたいので、自民党憲法改正草案が作成されたことにほかならないわけですよね。
今回は、その明文改憲を前に、ぜひ、皆さまにお読みいただきたい2冊をご紹介します。
NEW!【小林節さんサイン入り】憲法改正の覚悟はあるか 主権者のための「日本国憲法」改正特別講座
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=139
「日本建国史上初の憲法改正の『国民投票』に備えよ!」と訴えるこの本。30年来の改憲派憲法学者が、「改憲論争」の問題点を徹底講義し、「憲法とは何か」「戦争とは何か」がゼロからわかる一冊です!
先日、岩上さんのインタビューに応じた小林節さんは、共産党も交えた野党連立を提言し、政権交代を訴えました。
「野党が固まることで、4割の票で8割の議席を取る。このほうがよっぽど現実味があります。一つの党を作るなんて無理はしなくても良い、連立で良いじゃないですか。直近の比例票を机に並べて候補者調整をし、決まったら野党連合で、党の垣根を越えて全力で応援しあう。そうすれば自民党・公明党に勝てますよ」
こちらのインタビューも合わせてご視聴ください!
※2015/07/16 安保法制「予定通り」の衆院突破
小林節氏が岩上安身のインタビューで「共産党を入れた野党連立」を提言!自民党を牛耳る日本会議は「おかしな人たち」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253214
小林節さんサイン入り著書は、IWJ会員限定販売となっております。ぜひ、この機会に会員登録いただき、お買い求めいただければと思います。
※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
自民党の改憲草案を徹底的に分析した著書では、岩上さん・梓澤和幸弁護士・澤藤統一郎弁護士の『前夜』の右に出るものはないのではないでしょうか。
国家を縛るはずの憲法が、国民を縛るものと変質させられ、国家と国民の主従関係が逆転している自民党改憲草案の本質が、『前夜』には丁寧に読み解かれています。
解釈改憲も安保法案も、最悪の場合、政権交代などで覆すことができますが、明文改憲がともなうと、もう簡単に逆転することは不可能です。その危機感が、『前夜』を読むことで実感できると思います。ぜひ、ご一読ください!
※前夜 ~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
http://iwj.co.jp/wj/open/%E5%89%8D%E5%A4%9C
■わとはぷ!のコーナー
本日、7月30日は梅干の日だそうです。和歌山県みなべ町の東農園が制定したもので、「梅干しを食べると難が去る」という昔からの言い伝えがあったことから、「なん(7)がさ(3)る(0)」の語呂合せで決定されたとか。
国民に突きつけられている安保法制の難が、梅干しのパワーで取り払えるのならありがたい話なのですが、梅干しには疲労回復効果、食欲増進効果も期待できるので夏バテ防止にはもってこい、安倍政権と闘うパワーを養うために摂取して挑んでいきたいと思います。
それでは本日も一日、よろしくお願いいたします。
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】
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