■■■ 日刊IWJガイド2015.4.18日号~No.948号~ ■■■
(2015.4.18 8時00分)
おはようございます。IWJで主としてテキスト関係の編集を担当している平山と申します。
今日は4月18日。そろそろ、4月も終盤を迎えようとしています。一年の三分の一が過ぎたことになりますが、昨年末に行われた「饗宴V」がつい昨日のように感じられます。時間が過ぎるのは、本当に早いですね。中身が空疎だと、時間の流れはとても長く感じられますが、濃厚だとあっという間です。
3月末に開幕したプロ野球のペナントレースも、そろそろ1ヶ月が経とうとしています。セ・パ両リーグともに、毎日のように熱戦が繰り広げられていますが、順位表をチェックすると、波乱が起きているようです。
事前の予想で優勝候補にあげられていた、セ・リーグの広島東洋カープと、パ・リーグのオリックス・バファローズが、この時点で、ともに最下位に沈んでいるのは、大波乱だと言わざるをえません。
広島に関しては、黒田博樹投手がメジャーリーグから復帰したことが大きく注目されましたし、オリックスに関しても、昨年2位の雪辱を晴らすべく、優勝を狙って、元西武の中島裕之内野手を獲得するなど、大型補強をしていました。
私は小学生くらいの頃からプロ野球のファンで、特に近鉄バファローズのファンでした(東京の生まれ育ちで、親は九州出身。大阪には縁もゆかりもないのですが)。
ロサンゼルス・ドジャースに入団する以前の野茂英雄投手のフォークボールや、とにかく打って打って打ちまくる「猛牛打線」に魅了されて、ファンになりました。本拠地が藤井寺球場から大阪ドームに移って以降、学校の休みを利用するなどして、応援に駆けつけていたものです。
近鉄は、その後、2004年に身売りすることになってしまいましたが、「バファローズ」の名前は、現在のオリックスに引き継がれています。
ですので、私は今でも、12球団の中では、オリックス・バファローズを応援しています。現在は最下位に低迷していますが、5月から始まる交流戦をきっかけに、上位に浮上してくるのではないか、と期待しています。
IWJも、かつての近鉄バファローズの「猛牛打線」のように、パワフルに中継して、中継して、中継しまくりたいと思っています! ですので、どうか、IWJの定額会員にご登録いただくなど、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!
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■ついに一線を超えたTPP。TPA法案を提出した米議会の思惑とは?
昨日、20時から行った「岩上安身による山田正彦元農水相 緊急インタビュー」の模様は、ご覧いただけましたでしょうか?
昨日の日刊ガイドで佐々木隼也記者も触れていましたが、4月16日、米国の超党派の議員がオバマ大統領に強力な通商交渉の権限を与えるTPA(交渉促進権限)法案を提出しました。
このTPA法案提出を含めて、4月26日からの安倍総理の訪米を控え、TPP妥結に向けた動きが太平洋を挟んでこちら側でとあちら側でも、急加速しています。
山田氏は昨日のインタビューで、「米国と日本のTPP推進派が手を握り合って、TPA法案可決で協力しているのではないか」と述べました。米国の中にもTPPに慎重な人々がいて、特に米議会の中には、慎重派がかなり存在します。そうした慎重派を押さえ込むための「道具」として、安倍総理の訪米を利用するのではないか、というのです。
安倍総理は、訪米時に日本の首相として初めて、連邦議会の上下院の両方で演説することが予定されています。オバマ大統領との会談で、TPP妥結の方向性を明確にし、弾みをつけて議会で演説して、流れを作り出してしまうのではないか、と懸念を語りました。4月8日に突如発表された、JA全中の萬歳章氏の会長辞任も、このタイミングにあわせたものだ、というのです。その万歳会長は、官邸と「握り合っていた」可能性があります。
この一連の流れによって、これまで「日米間には依然として隔たりが存在する」などと報じられてきたTPP交渉が、一気に妥結へと持っていかれる危険性があります。
IWJがこれまで繰り返し報じてきたように、TPPは、単なる「農産品の関税撤廃の問題」などではなく、日本の主権を丸ごと米国発のグローバル資本に明け渡してしまう、恐るべき不平等条約です。
TPPの本質に関わる報道や議論は、どこのメディアもほとんど流しません。しかし、我々IWJだけは、この事態を座視して見逃すことは絶対にしません。
昨日の山田氏へのインタビューは、準備が整い次第、IWJのトップページに掲載いたします。ぜひ、下記の動画アーカイブとあわせ、ご覧ください!
◇岩上安身によるTPP関連インタビュー◇
※2013/02/21 「TPPは現代の植民地政策」 米韓FTAの惨状からTPPを考える ~郭洋春氏(立教大学経済学部教授)緊急インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/59749
※2013/11/18 TPP賛否で揺れる米国の実情 ―日米の共同歩調で進む「知的財産権強化」の危険性 ~岩上安身によるトーマス・カトウ氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/112187
※2014/10/06 グローバル資本の論理に対して如何に抵抗するか 「TPPと国家戦略特区は憲法違反」~TPP交渉差止・違憲訴訟の会・山田正彦氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/174900
※2013/10/16 「重要5品目」は、TPPの本質から目を逸らせる巧妙な罠 ~岩上安身による緒方大造 日本農業新聞論説委員室長インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/106937
※2014/10/23 「TPPはグローバル企業による侵略、国家の乗っ取り」~TPPの違憲性ついて岩月浩二弁護士に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/189222
■TPPで基準値引き下げ!? ネオニコチノイド系農薬問題に迫る
米国がTPPにより日本側に規制緩和を求めているもののひとつに、全世界でミツバチが大量死した原因とされる、ネオニコチノイド系農薬の残留基準が含まれているのでは、疑われています。
このネオニコチノイド系農薬は、欧州食品安全機関の調査によると、恐ろしいことに、ミツバチだけでなく、人間に対しても「発達神経毒性を持つ可能性がある」と指摘されています。
ネオニコチノイド系農薬が、人間の神経回路の働きを阻害し、自閉症やADHD(注意欠陥多動性障害)やLD(学習障害)など、発達障害の原因となる、というのです。
こうしたことから、欧州では、ネオニコチノイド系農薬のうち、因果関係がはっきりしている3種類の農薬について、使用を禁止する決定がくだされました。米国や日本は、ネオニコチノイド系農薬の残留基準について、もともと非常に甘いレベルで設定されています。日本では、農薬散布時にミツバチの巣箱を移動させるという処置しか取っておらず、残留基準に関しても、欧州に比べて、極めて緩いものになっているのです。
本日18時30分から、ネオニコチノイド系農薬の危険性について、この問題に詳しい環境脳神経科学情報センター代表で、首都大学客員教授の黒田洋一郎氏(医学博士、専門は記憶など高次機能の脳神経科学、中枢神経毒性学)と、「饗宴V」にご登壇いただくなど、IWJではお馴染みで内部被曝の問題に詳しい北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏をお迎えし、お話をうかがいます。
黒田洋一郎氏は、昨年、大著『発達障害の原因と発症メカニズム~脳神経科学からみた予防、治療・療育の可能性』を上梓され、子どもの脳の発達異常、行動異常への環境化学物質の影響について、その研究成果をまとめ、憂慮を表明されています。農薬などの環境化学物質が、子どもの発達異常、行動異常の急増の原因となっている可能性が高いというのです。
今回のインタビューでは、他にも、TPPによる混合診療の全面解禁が日本の医療体制に及ぼす深刻な影響や、遺伝子組み換え食品の流入といった話題を取り上げる予定です。
TPP妥結が目前に迫っていると言われる今、必見のインタビューです! どうぞ、ご注目ください!
なお、ネオニコチノイド系農薬の問題に関しては、IWJはこれまでにも取材を行っています。こちらも是非、今回のインタビューの予習としてご覧ください!
◇関連記事◇
・2012/06/09 ねねね、ネオニコチノイドってなあに? 『美味しんぼ』105 巻を読んで、みんなで語ろう!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/18832
・2014/06/26 ミツバチの大量死と日本人の未来 ネオニコチノイド系農薬に科学者たちが警鐘~IUCN/TFSF による「浸透性農薬世界総合評価書(WIA)」研究成果発表会
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/148695
・2015/02/18 世界中の「ミツバチ大量死」 原因はネオニコチノイド系農薬と米ハーバード大が特定! ~日本は規制なし、農水省は「実態調査中」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/233754
(後半に続く)…
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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.4.18 Sat.**
【IWJ_IWATE1】15:30頃~「『さようなら原発 岩手県集会』後のサウンドデモ」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-iwate1
※岩手教育会館大ホールで行われる、「さようなら原発 岩手県集会」の後に開催予定の、サウンドデモ部分を中継します。
【IWJ_KYOTO1】14:00~「イスラム世界の歴史と現在-<近代>をとらえなおす板垣雄三氏講演会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※東京大学名誉教授の板垣雄三氏が、「イスラム世界の歴史と現在―<近代>をとらえなおす」と題し、講演。主催は、「ルネサンス研究所・岡真理研究室」。
【IWJ_FUKUOKA1】14:00~「豊島耕一・佐賀大学名誉教授講演会『玄海原発の今』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukuoka1
※豊島耕一氏(佐賀大学名誉教授 さよなら原発!佐賀連絡会代表)が講演。玄海原発の現状などについてお話しされる予定。主催は、「戦争と原発のない社会をめざす福岡市民の会」。
【IWJ_KYOTO1】18:00~「シンポジウム「集団的自衛権と基地と私たち」」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※フリージャーナリストの西谷文和氏が登壇するシンポジウム。「ABCD アクション実行委員会」「AWC 関西青年部 (準備会)」が主催。
【Ch1】18:30~「岩上安身による北海道がんセンター名誉院長 西尾正道氏・環境脳神経科学情報センター代表 黒田洋一郎氏インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※環境脳神経科学情報センター代表で、首都大学客員教授の黒田洋一郎氏、北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏へ岩上安身がインタビュー。
TPPによる混合診療の全面解禁が日本の医療体制に及ぼす深刻な影響や、遺伝子組み換え食品の流入といった話題を取り上げる予定です。
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…(前半の続き)
■翁長雄志知事と安倍総理が初会談も、議論は平行線に
安倍総理は昨日、首相官邸で、沖縄県の翁長雄志知事と、辺野古新基地建設に関して初会談を行いました。安倍総理としては、4月28日に行われる日米首脳会談を前に、米国に対して、沖縄との対話姿勢をアピールする狙いがあるものと見られます。
4月5日に行われた、菅義偉官房長官と翁長知事の会談と同様、今回の会談も、議論は平行線をたどりました。翁長知事が辺野古での作業中止を求めたのに対し、安倍総理は「名護市辺野古への移転が唯一の解決策だ。沖縄の振興、発展は日本にとって大変重要だ。国家戦略として、さらに進めていきたい」などと応じたとのことです。
今回の会談に伴い、首相官邸前には、約200人の市民が集結し、約1時間半にわたって、「沖縄の声を無視するな!」「翁長さんがんばれ!」とシュプレヒコールをあげました。IWJはこの模様を中継し、速報記事として、ホームページにアップしていますので、ぜひ、ご一読ください。
※【速報】翁長沖縄県知事「絶対に新基地を造らせない」~辺野古移設計画の撤回を求めた翁長知事と安倍首相の初会談 意見は平行線か
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242885
これまで「日程上の都合」を理由に、翁長知事の再三の求めにも関わらず、面会を拒否してきた安倍総理。しかし、日米首脳会談が近づくと、米国の顔色をうかがうために、ポーズだけの会談をしてみせる。安倍総理の視線は、同じ日本国民である沖縄県民ではなく、米国のほうだけを向いているようです。
辺野古新基地建設だけでなく、集団的自衛権行使容認や、TPP参加など、安倍政権は、米国からの要求・圧力に対し、唯々諾々と従ってきました。岩上さんはこれまで、日米関係の真実に迫るインタビューを数多く行っています。この機会にぜひ、アーカイブ動画をチェックしてみてください!
※2013/10/04 「破局しかない」“属国”日本の戦略なき軍事国家化をめぐって~岩上安身による軍事評論家・前田哲男氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/104957
※2013/12/05 特定秘密保護法と日本版NSCで、自衛隊は米軍の「雇い兵」に! 政軍関係史の専門家・纐纈厚氏に岩上安身がインタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/115226
※2014/02/05 安全保障のプロが語る、安倍「タカ派」外交の危険性~岩上安身による元内閣官房副長官補・柳澤協二氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/123724
※2014/06/20 「集団的自衛権と新自由主義はリンクする」 99%の民衆がテロリスト扱いに!?~岩上安身による孫崎享氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/147620
※2014/10/13 「戦後再発見双書」プロデューサーが語る、日米関係に隠された「闇の奥」~岩上安身による『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』著者・矢部宏治氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/181723
■「リニア中央新幹線」特集ページを新しくオープンしました!
IWJはこれまで、福島第一原発事故、集団的自衛権や特定秘密保護法、共謀罪、中東問題、子宮頸がんワクチン副反応被害問題など、精力的に取材してきた様々なテーマに関して、特集ページにまとめ、記事にアクセスしやすいよう整理してきました。
そしてこのたび、新しい特集ページとして、リニア中央新幹線問題に関するページを新しく立ち上げました!
※【特集】構図は原発と同じ!? IWJが追う「マスコミ最大のタブー」リニア中央新幹線問題
http://bit.ly/1OGBsoe
2025年に東京・品川―名古屋間の、2045年には東京・品川―大阪間の開業を目指し、建設が始まったリニア中央新幹線。最高時速500キロ、東京―大阪をわずか1時間7分で結ぶことから、大手マスコミは一様に、このリニア中央新幹線について「夢の超特急」として大々的に報じています。
しかし、沿線の住民を中心に、市民からは、このリニア中央新幹線について、事業者であるJR東海に対し、数多くの疑問の声があがっています。
今回新しく立ち上げた特集ページでは、4月13日(月)に岩上さんが行った『”悪夢の超特急”リニア中央新幹線』の著者でジャーナリストの樫田秀樹氏インタビューをはじめ、シンポジウムや院内集会に関する記事を集約しています。
民間企業が事業を担いつつ、国がそれを「国策」としてバックアップし、地元住民の声を封殺していく。そして、大手メディアは、「JR東海はスポンサーだから」という理由で、問題点を一切報じない。こういう構図において、原発とリニアは、驚くほど似かよっている、と言えます。
ぜひ、この特集ページをチェックしていただき、IWJのリニア中央新幹線に関する取材にご注目ください!
■岩上さんのこれからのインタビュー予定をお知らせいたします!
岩上さんは、本来はもっと休息をとるべきなのでしょうが、AIIBをめぐる一連の動きや、TPP、辺野古新基地建設問題、高浜原発再稼働差し止め仮処分決定など、重要なニュースが立て続けに舞い込み、「時代」が岩上さんを休ませてくれません。
19日(日)には、新しく、高浜原発再稼働差し止め仮処分申請の弁護団メンバーである、井戸謙一弁護士へのインタビューが決定しました! かつて、裁判長として、石川県にある志賀原発2号機の運転差し止めを命じた経験を持つ井戸弁護士に、岩上さんが事務所のある滋賀県まで訪ねて、インタビューを行います!
New★4月19日(日)16時~ 井戸謙一弁護士インタビュー
※かつて裁判長として志賀原発2号機の運転差し止めを命じた経験を持ち、今回の高浜原発再稼働差し止め仮処分申請の弁護団メンバーにも加わっていた井戸謙一弁護士に、安倍政権が進める原発再稼働に対して司法が果たすべき役割について、お聞きします。
◇関連記事◇
・2015/04/15 「新規制基準自体にノーをつきつけた」 高浜原発再稼働禁止の仮処分、何が画期的だったのか~弁護団共同代表の河合弘之弁護士に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242735
★4月21日(火)14時~ 宋文洲氏インタビュー
※ソフトブレーン株式会社の創業者で、経済評論家として、中国経済についてテレビやTwitterなどで積極的に情報発信を行っている宋文洲氏に、AIIBと中国の「シルクロード経済圏」構想について、お話をうかがいます。宋文洲氏は、IWJでは初めての登場となります。どうぞ、ご注目ください!
★4月24日(金)18時 柯隆(かりゅう)氏インタビュー
※中国出身のエコノミストで、富士通総研経済研究所主席研究員。2000年~2009年にかけて、大蔵省にて外国為替審議会の委員など、政府関連の要職を務めてきた柯隆(かりゅう)氏に、インタビューします。テーマはもちろんAIIBと、今後の中国をめぐる情勢の行方です!
◇関連記事◇
・【岩上安身のツイ録】破綻した「アジア基軸(Pivot to Asia)」と「セキュリティ・ダイヤモンド構想」 AIIB不参加で孤立を深め、それでも米国に追従する「政治哲学」なき安倍政権の愚
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241742
・2015/04/10 勃興する中国経済のインパクト AIIB不参加で日本は世界の孤児に――現代の「シルクロード」に日本はどう対応すべきか?~岩上安身による横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242140
★4月30日(木)14時30分~ 古賀茂明氏インタビュー
※2015年4月2日にお話しをうかがった、元経産官僚の古賀茂明氏への、再インタビューが決定しました。古賀氏は、テレビ朝日「報道ステーション」の番組内で「I am not ABE」のプラカードを掲げ、安倍総理を批判し、3月いっぱいで降板。今回のインタビューでは、前回のインタビューで聞ききれなかった、官僚の天下り問題や、古賀氏ご自身が立ち上げた団体「フォーラム4」についておうかがいする予定です。
◇関連記事◇
・2011/07/26 国民無視の「究極のモラルハザード」が引き起こした原発事故と、原子力ムラ温存の実態 ~古賀茂明氏が岩上安身のファーストインタビューで、公務員改革を潰した官僚機構の腐敗を暴露
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241164
・2015/03/27 【速報】「報道ステーション」終了直後の古賀茂明氏に岩上安身が緊急直撃インタビュー!降板の内幕を衝撃暴露
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240770
・2015/04/02 渦中の人が「報道ステーション」降板の全真相を激白! 「I am not ABE」発言の真意――そして、官邸からの圧力の実態とは?~岩上安身による元経産官僚・古賀茂明氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241205
・【IWJ特報202・203号発行!】「日本が『戦争なしでは生きられない国』になってしまう」 岩上安身による元経産官僚・古賀茂明氏インタビュー(ePub版を発行しました!)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/240738
■*IWJ書店* 著者サイン入り本に、樫田秀樹さんのご著書を追加いたしました!!
「出版不況」と言われる昨今ですが、IWJでは良書の紹介に務めるため、「IWJ書店」として、岩上さんがインタビューした方や、IWJとゆかりのある方々の書籍を、著者のサイン入りで販売するサービスを始めました。
これまでのラインナップに加え、新しく、4月13日に岩上さんがインタビューした樫田秀樹氏の『”悪夢の超特急”リニア中央新幹線』の販売を開始しました! リニアの問題点を、粘り強い取材によって浮き彫りにする、必読のルポルタージュです。ぜひ、IWJの会員にご登録いただき、「IWJ書店」からお買い求めください!
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※【西尾正道さんサイン入り】「放射線健康被害の真実」
http://bit.ly/1BcqXPL
※【孫崎享さんサイン入り】「崖っぷち国家 日本の決断~安倍政権の暴走と自主独立への提言」
http://bit.ly/1BWUeQ4
※【杉田聡さんサイン入り】「天は人の下に人を造る―「福沢諭吉神話」を超えて」
http://bit.ly/19QxhH0
※【杉田聡さんサイン入り】「福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集―「国権拡張」「脱亜」の果て―」
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この「IWJ書店」以外にも、IWJのサイトでは、「岩上安身によるスペシャルインタビュー」「饗宴」「クロストークカフェ」「Deep Night」などのDVD、岩上安身直筆サイン入りの『百人百話』第一・第二集、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士とともに自民党の憲法改正草案を逐条で読み解いた『前夜』などの書籍、Tシャツ、オリジナルステッカーなどをご購入いただけます。
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■わとはぷ~What happened today?
本日は4月18日です。1917年(大正6年)の今日、日本の戦後を代表する小説家・島尾敏雄がこの世に生をうけました。
島尾は、戦時中、第十八震洋特攻隊隊長として、奄美群島加計呂麻(かけろま)島に赴任します。1945年8月13日に特攻戦が発動され、出撃命令を受けましたが、発進の号令を受けぬまま、即時待機のうちに終戦を迎えました。その際の島尾の心境は、『出発は遂に訪れず』などの作品で描かれています。
なんといっても、島尾の代表作といえば、加計呂麻島で出会った妻・ミホとの生活を描いた『死の棘』です。本作は、浮気をした島尾に対して、ミホの心が次第に狂気を帯びていく様が、超現実的な文体で記されています。
漫画家でイラストレーターとして活躍しているしまおまほさんは、島尾敏雄の孫にあたります。『女子高生ゴリ子』でデビューしたしまおさんは、漫画や映画などのサブカル業界ではとても有名で、毎週、公開中の映画について批評するTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」への出演でご存知の方も多いのではないか、と思います。ちなみに、映画好きの佐々木隼也記者は、この番組のファンなのだそうです。
島尾敏雄が、8月13日に特攻で出撃していれば、その後の日本の文学界、映画界、サブカル界はまた変わったものになったのではないか、と思います。戦争と文化の関係について、改めて思いを馳せることができるように思います。
それでは、本日もよろしくお願いいたします。
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