日刊IWJガイド・非会員版「ノーベル物理学賞をブリンストン大学上級研究員の真鍋淑郎氏が受賞! 他方、ウィシュマ・サンダマリさんが亡くなる直前の映像を遺族が確認!」2021.10.6号~No.3310号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~ノーベル物理学賞をブリンストン大学上級研究員の真鍋淑郎氏が受賞! 他方、ウィシュマ・サンダマリさんが入管で亡くなる直前の映像を遺族が確認! 「職員が食物を口に含ませ吐くの繰り返し」! 「上半身を支える力がなく吐くとバケツに頭が入ってしまう」! 亡くなる前日「甲高い声で『あー』と悲鳴」! IWJは記者会見を中継し、入管庁に直撃質問! 回答は木曜日以降に!

■9月のご寄付・カンパは目標額の56%にとどまり、185万円以上も不足に! 10月は5日間で目標額の2%! どうか経済危機のIWJに皆さまの緊急のご支援をお願いいたします!

■【中継番組表】

┠<ニュース・フラッシュ>

■岸田内閣発足後、初の内閣支持率が発表され、安倍・菅両内閣の政権発足時を下回る!

■岸田新内閣に株式市場はまったく反応せず! 東京株式市場は7日連続、昨日も続落する!

■5年前の口利き疑惑の説明から逃げ続ける自民・甘利幹事長! 野党ヒアリングでURが甘利氏秘書を接待していたことが判明! 甘利事務所の指示でURが薩摩興業と面談を開始したとの議事録も公開! 癒着の三角構図が明白に! 一昨日再配信した「甘利明・前経済再生相が雲隠れ!?『甘利問題』を風化させるな!~岩上安身によるインタビュー 第626回 ゲスト『甘利前大臣疑惑追及チーム』座長・大西健介衆議院議員」、昨日再配信した「『雲隠れ』を続ける甘利明氏を刑事告発! ~岩上安身によるインタビュー 第631回 ゲスト 宮里邦雄弁護士」を公共性、公益性に鑑みてフルオープン配信!ぜひ広く拡散を!

■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から、2016年6月11日収録「幹事長に返り咲いた甘利明氏!しかし疑惑は払拭されず!『甘利議員のしたことは?』衆院神奈川13区選挙民として ―講師 甘利明氏あっせん利得処罰法違反告発人代表・宮里邦雄弁護士」を再配信します!

■<IWJ取材報告 1>小林鷹之経済安全保障担当大臣が、甘利幹事長の「デカップリングをどう戦略的に図っていくか、ということがまさに経済安全保障だ」とのテレビでの発言内容に異論! 会見でIWJ記者の質問に「デカップルは極論、非現実的だ」と回答! 自民党新幹事長と岸田内閣新大臣が早くもデカップリング!?

■<IWJ取材報告 2>IWJは、岸田内閣で初入閣、3人の女性閣僚の1人、堀内詔子新大臣に、過労死促進「高度プロフェッショナル制度」強行採決時のはしゃぎぶりについて聞くも、堀内大臣は「日本のため法案成立の必要があった」とはねつける回答。~10.5堀内詔子 東京五輪担当・ワクチン接種推進担当 大臣記者会見
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■はじめに~ノーベル物理学賞をブリンストン大学上級研究員の真鍋淑郎氏が受賞! 他方、ウィシュマ・サンダマリさんが入管で亡くなる直前の映像を遺族が確認! 「職員が食物を口に含ませ吐くの繰り返し」! 「上半身を支える力がなく吐くとバケツに頭が入ってしまう」! 亡くなる前日「甲高い声で『あー』と悲鳴」! IWJは記者会見を中継し、入管庁に直撃質問! 回答は木曜日以降に!

 今年のノーベル物理学賞の受賞者に、二酸化炭素濃度の上昇が地球温暖化に影響するとの予測モデルを世界に先駆けて発表した、真鍋淑郎氏が、ドイツとイタリアの研究者とともに選ばれました。

 真鍋氏は現在の愛媛県四国中央市の出身で、東京大学で博士課程を修了。米海洋大気局で研究を行い、現在はプリンストン大学の上級研究員で、米国籍を取得しています。

 真鍋氏は、大気と海洋を結合した物質の循環モデルを提唱。地表が太陽から受けるエネルギーと、宇宙に逃げるエネルギーを差し引いた「放射収支」と、空気の動きがどう影響し合うか初めて解明し、二酸化炭素の気候への影響を明らかにしたとされます。

 現代の最重要課題である地球温暖化研究の根幹となる研究として、ノーベル賞の選考委員会は授賞理由を「現代の気候の研究の基礎となった」「二酸化炭素が2倍になれば表面温度が2度上がると予測した」と評価しました。

 ノーベル物理学賞を受賞した日本人は、米国籍取得者を含めて12人となります。

※ノーベル物理学賞に真鍋淑郎氏 二酸化炭素の温暖化影響を予測(NHK、2021年10月5日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211005/k10013292011000.html

 こうした朗報の一方で、ウィシュマ・サンダマリさんが名古屋入管で死亡した痛ましい事件に関して、新しい展開があったことが明らかになりました。

 10月1日に、これまで、保安上の理由から弁護士立ち合いのビデオ開示を拒んできた入管側が、新しい映像を遺族と弁護士に公開したのです。

 IWJは、10月5日午後5時から参議院議員会館で行われた、ポールニマさんと指宿昭一弁護士ら弁護団の記者会見を急遽中継しました。

 IWJは、ウィシュマさんの新映像と、全国の入管に民間警備会社が入っている事実も踏まえて、出入国在留管理庁総務課に次の質問をぶつけました。

 1.何度名前を呼んでも反応がないとか「あー」という高い声の悲鳴を上げたとか、誰の眼にも明らかにウィシュマさんの命が危ない状況であるにも関わらず、入管が救急車を呼ばなかったのはなぜですか。

 2. 入管収容施設には民間警備会社が入っていますが、どこの警備会社が入っていて、全国の入管にどのくらい入っているのか、また、その民間警備会社の業務内容と権限はどうなっているのでしょうか。

 3. 「退去強制令書の発付を受けて仮放免された後,逃亡して仮放免を取り消されて手配中の者」の逃亡理由は何か。

 入管庁は、各担当部署に確認して、木曜日以降に回答するということですので、回答があり次第お伝えします。

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■9月のご寄付・カンパは目標額の56%にとどまり、185万円以上も不足に! 10月は5日間で目標額の2%! どうか経済危機のIWJに皆さまの緊急のご支援をお願いいたします!

 9月のご寄付・カンパの集計が確定しましたので、ご報告させていただきます。

 9月のご寄付・カンパは、223件で、234万7400円でした。ご寄付・カンパいただいた皆さま、本当にありがとうございます。

 しかしながらこの金額は、今期の新たな目標金額である420万円の56%にとどまり、185万2600円の不足となりました。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算の見通しを立てさせていただきました。その上で、今期の会費収入は、7月時点で前期より10%の減少と予想し(第11期実績、6200万円、第12期予想6000万円)、ご寄付・カンパの目標額を月額420万円(年間5040万円)とさせていただきました。前期の目標額は月間450万円でしたから、さらに緊縮して30万円下げております。

 それでも、コロナ禍の続く現状を見ていると、会費・ご寄付・カンパ等の収入は、予測を下回ってしまうかもしれません。何とぞ、皆さまのご支援、ご協力をお願いいたします。

 10月は1日から5日までに、14件、12万6500円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。

 しかしこの金額も、今月の目標額に9月の不足分をあわせた605万2600円に対し、2%にとどまっています。

 IWJは、赤字でキャッシュフローの足りなかった8月を乗り切るため、100万円を岩上安身から借り入れました。すでにお伝えしている通り、IWJは、岩上安身に前期だけで993万5000円借り入れており、今回の100万円とあわせて1093万円を借り入れてしまっています。

 個人から1000万円を超えるお金を会社に貸す、というのは大変なことです。第12期のスタートにあたって、岩上安身は前期も途中から無報酬で働いておりましたが、今期も1年間、無報酬で働くことを決めています。これ以上、会社が岩上安身に頼るのは苦しい状況です。

 どうか皆さまのお力で、IWJをお支えください!

 コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています!

 IWJも例にもれず、前期の第11期に、突然のコロナ禍とコロナに伴う経済的危機の影響により、残念なことですが、会員数が大幅に減少してしまいました。

 9月30日時点の会員総数は3526人で前月同日比で63人減、前年同日比で810人も減少してしまいました。

 どうぞ、IWJを、ご友人、知人にご紹介いただき、会員になっていただけるよう、御口添えをお願いいたします。

 会費とご寄付・カンパがIWJを支える収入の2本柱ですので、会員の減少は即、会費の減少につながり、ご寄付への依存度がどうしても上がってしまうことになります。

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまにご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、特定のスポンサーをもたないことで、縛られず、何者にも忖度せずに、真実をお伝えしてゆくのが、独立メディアであるIWJの存在意義です。

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます。

 その会費と、月々、皆さまからお寄せいただく、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのためになる真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 自民党総裁選が終わり、蓋を開けてみれば、結局は、安倍・菅政権を継承することを前面に打ち出した岸田文雄氏が新総裁に選ばれ、麻生氏が副総裁、甘利氏が幹事長、高市氏が政調会長と、連日「何も変わらない・変えさせない」人事が聞こえてきます。

 それでも、このあとには衆議院選挙を控えており、その際には、報道と言論の力によって日本を変え、破滅的な戦争への道からまぬがれることはできるはずだと我々は信じています。またそうならなければ、日本は本当に滅んでしまいます。

 現在、政府・与党は、このコロナ禍のただ中にもかかわらず、日本列島を中国のミサイルを吸収する「ミサイルホイホイ」にするという米軍戦略に追随し、自殺行為とも言える中距離ミサイルを配備する用意をしています。

 政調会長のポストを得た高市氏は、総裁選中、「電磁パルスで敵基地を無力化」などというトンデモ発言をしていましたが、問題発言はそれだけではありません。高市氏は、中距離ミサイルの配備は「絶対です」とまで公言していました。

※自民党総裁候補・高市早苗氏の「核爆発による電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者にきく!(その3) 元防衛省キャリアで元内閣官房副長官補の柳澤協二氏は「漫画の読みすぎなのかもしれない。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

 安倍・菅政権の路線をそのまま継承することになるであろう岸田政権は、いよいよ改憲発議に着手する可能性があります。岸田新総裁もまた、緊急事態条項を憲法に導入する安倍改憲の支持者です。

 岸田文雄氏は、かつてはリベラル色が強かった宏池会出身です。が、2012年の第2次安倍内閣成立以降、右傾化がはなはだしかった安倍・菅政権の約10年の間ずっとその内部で支えてきた人物でもあります。悪く言えば、信念のない、よく言えば、順応性の高い人物といえるでしょう。

 急に新総裁になって目がさめて、宏池会の伝統のハト派に戻りましたあー! などということは、まずありません。

 改憲による緊急事態条項の導入も、実現すれば、ナチスと変わらない独裁内閣が実現し、どんな無茶な国民への「命令」であろうと、法律と同じ効力をもつ「政令」として出せるようになります。

 もし、次の衆議院選挙で改憲勢力を勝たせるような投票行動を国民がすれば、危険な緊急事態条項が憲法に組み込まれてしまいます。

※コロナ「冬の第6波」に向けて日本はコロナとどう向き合うのか~オリパラ強行開催が残した課題と感染症に強い社会づくりへ向けた新しい政治 ~岩上安身によるインタビュー 第1053回 ゲスト 日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496626

 自民党は、中国、北朝鮮など「仮想敵国」に対する態度に硬軟はあるものの、岸田氏も含め、日米安保を外交方針の基軸としたまま、米国任せ、「思考停止」している点では共通しています。自民党が「日本を戦争できる国にする」改憲を進めるのも、米国の意向に沿っているからです。

 ここで、日本人全員が気づかなくてはいけないのは、日本がいつまで米国の庇護を当てにしていられるのか、という問題です。高市早苗氏のような人が、中国との戦争の戦端を切ったあと、米軍が日本を守るために大きな犠牲を払って中国と戦ってくれると本気で思っているのですか? という問いです。

 8月に米軍が20年間に及んだアフガニスタン戦争を終え、全軍を撤退させました。米軍は、9.11の報復として、アルカイダを匿っているという理由でアフガンにミサイルの雨を降らせて侵攻し、「大量破壊兵器」を持っていると虚偽の言いがかりをつけて、次にイラクをまるごと破壊しました。

 その結果はどうなったでしょうか?

 米軍がアフガニスタンで20年も侵略戦争を行い、あげく樹立した親米傀儡政権を無責任にも「もはや米国の国益ではない」と損切り。米軍と20年間戦ってきたタリバンは、あっという間に支配地域をほぼ全土に拡大し、首都カブールに無血入城を果たしました。

 呆れるのは他国を侵略しておいて、コストが見あわないとか、米軍兵士の犠牲が多いなどと判断した時の、米軍・米国の薄情さ、逃げ足の速さです。

 こんな米軍が、日米安保にもとづき、自分たちをいざという時に守ってくれるだろう、などと信じている方が、さすがにどうかしていると言わざるをえません。彼らは、いざという時には守ってくれず、逃げ出す連中なのだ、ということが誰の目にも明らかになったはずです。

 誰の目にも、と書きましたが、我が日本では、まだ多くの人が目を覚ましていません。まだまだ国民の多くは、目を覚まさず、「日米安保」という「御神体」を拝んで、「日米安保基軸」とマントラを唱え続けているのが現状です。

 こうした日米安保カルトの洗脳が解けるには、まだ相当な時間と一定のショックが必要なのかもしれません。それが、愚かな戦争と再度の徹底した敗北なのだとしたら、あまりに犠牲が大き過ぎます。

 今年の衆議院選挙は、与党を中心とした属米改憲勢力を落選させ、最低限、衆議院の議席の3分の2以下にまで減らして、改憲発議ができないようにしなければいけません。

 そうでないと、改憲による緊急事態条項導入が即座に現実のものとなってしまいます。そして本当に頭のネジが何本か外れた対米依存症の政治家と、米国の言うことを追認するだけの官僚、今ですら「忖度」ばかりの御用メディアがさらに「大本営発表」のプロパガンダ一色にしてしまって、しなくてもいい戦争をしてしまい、地獄を見ることが現実のものとなってしまう可能性があります。

 今年秋の総選挙は、日本という国の生存、存続がかかった、最後の、重要な選挙となるかもしれないのです。

 属米改憲勢力が大勝するようなことがあれば、報道の自由も言論の自由もなくなり、IWJの存続ももちろん不可能になると思います。

 一部の野党だけでなく、多くのメディアが既に権力に屈していることは、自らスポンサーとなった東京五輪を巡る報道や、民放連が自主規制なしに改憲CMを受け入れると開き直っている姿勢を見れば一目瞭然です。

※テレビは民主主義の味方ではなくなった! 民放連が衆院憲法審査会で、「国民投票運動の放送対応の検討作業はこれで一区切り」と表明! テレビCMの量的な自主規制なしに改憲が発議されれば、緊急事態条項創設へまっしぐら!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/448846

 先述した通り、高市早苗氏の、テレビ生放送中の重大な問題発言も、ほとんどのマスメディアが、「問題視」せず、ベタ記事程度ですませています。会見などで質問し、問題視し続けているのはいまだにIWJだけ、というのが、この国の報道・言論の鈍感さ・思考放棄・事なかれ主義のあらわれなのです。

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(前編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496407

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(後編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496442

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その1)石破茂氏は「核爆発を伴うものであり、NPT体制と不整合」と述べる!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496596

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その2)岸田文雄氏は「核保有、これはまったく、するべきではない、私は絶対に我が国は核兵器をもつべきではない」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496601

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その3) 柳澤協二氏は「アメリカはまったくそんなことを考えていない。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると考えています。

 決して負けられないこの戦いに、IWJとともに、ぜひ皆さまにも一緒に参戦していただきたいと思います。前線には我々が立ち、売国的な権力に挑みます。皆さまにはぜひ、後方支援となる会員登録とご寄付・カンパをどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 12年目となるIWJへ、皆さまからの温かいご支援を、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ


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◆中継番組表◆

**2021.10.6 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 1009・IWJ_YouTube Live】20:00~「幹事長に返り咲いた甘利明氏!しかし疑惑は払拭されず!『甘利議員のしたことは?』衆院神奈川13区選挙民として ―講師 甘利明氏あっせん利得処罰法違反告発人代表・宮里邦雄弁護士」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2016年6月に収録した、「戦争法廃止4市共同市民の会」主催の集会を再配信します。これまでIWJが報じてきた甘利明氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%94%98%e5%88%a9%e6%98%8e

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/308220

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◆中継番組表◆

**2021.10.7 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 1010・IWJ_YouTube Live】20:00~「『緊急事態宣言』で感染者は減らない!自粛・補償・感染モニタリングが継続可能な医療・社会体制を構築・維持せよ!~4.16岩上安身によるインタビュー 第990回 ゲスト 医師・弁護士・元知事の視点から鋭い発言を続けている前新潟県知事・医学博士・弁護士の米山隆一氏<エッセンス版>」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2020年4月に収録した、岩上安身による米山隆一氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた米山隆一氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jps/wj/open/archives/tag/%E7%B1%B3%E5%B1%B1%E9%9A%86%E4%B8%80

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/308220

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「党広報本部長任命は懲罰・報復人事ではないか?」とのIWJ記者の質問に「今日『格下げ人事』などと言う人は1人もいないだろうと思う」と河野大臣~10.4河野太郎新型コロナワクチン接種推進担当大臣記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497086

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<ニュース・フラッシュ>

■岸田内閣発足後、初の内閣支持率が発表され、安倍・菅両内閣の政権発足時を下回る!

 岸田内閣の支持率が、初めて発表され59%と、前任の安部内閣・菅内閣の発足時の初回調査を下回ったことが明らかになりました。政権発足時の支持率としては過去ワースト3となっています。最低は麻生太郎内閣(53%)、2番目は福田康夫(59%少数点差)となっています。

 国民は、岸田新内閣に対して、厳しい評価をしていることになります。
  
※岸田内閣支持率59% 安倍・菅政権の発足時下回る 本社世論調査(日本経済新聞、2021年10月5日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA042W10U1A001C2000000/

■岸田新内閣に株式市場はまったく反応せず! 東京株式市場は7日連続、昨日も続落する!

 東京株式市場も、岸田新内閣に反応がありません。通常では、新政権発足時には「御祝儀相場」として、株価は上昇傾向にあるのですが、先週から7日連続で続落しています。27日には30277円だった平均株価も、2000円ほど下げて28050円となっています。

■5年前の口利き疑惑の説明から逃げ続ける自民・甘利幹事長! 野党ヒアリングでURが甘利氏秘書を接待していたことが判明! 甘利事務所の指示でURが薩摩興業と面談を開始したとの議事録も公開! 癒着の三角構図が明白に! 一昨日再配信した「甘利明・前経済再生相が雲隠れ!?『甘利問題』を風化させるな!~岩上安身によるインタビュー 第626回 ゲスト『甘利前大臣疑惑追及チーム』座長・大西健介衆議院議員」、昨日再配信した「『雲隠れ』を続ける甘利明氏を刑事告発! ~岩上安身によるインタビュー 第631回 ゲスト 宮里邦雄弁護士」を公共性、公益性に鑑みてフルオープン配信!ぜひ広く拡散を!

 立憲民主党を中心とした野党が、昨日5日、国会内で「甘利幹事長あっせん利得疑惑追及チーム」ヒアリングを開催し、総務省、法務省、国土交通省、独立行政法人年再生機構の担当者から、2016年に発覚した自民党・甘利明氏(当時内閣府特命大臣・経済財政政策、当時TPP交渉を担当)のUR(都市再生機構)をめぐる千葉県の建設業者への口利き疑惑について、聞き取りを行いました。

※2021年10月5日 野党合同「甘利幹事長あっせん利得疑惑追及チーム」ヒアリング(立憲民主党国会情報)
https://youtu.be/F0AOA3gK9qs

 千葉県内の道路計画(千葉ニュータウン北環状線)をめぐり、この地域に土地を借り受ける形で社屋などを建てていた薩摩興業に対し、URは2013年8月に補償金約2億2000万円を支払っています。しかし、この補償金支払いの直前に、甘利事務所が薩摩興業から現金を受け取った上で、甘利氏の秘書がURと接触していたことから、「あっせん利得罪」の疑惑が持たれていました。

 しかし告発を受けた東京地検特捜部は、2016年5月31日、甘利氏と元秘書を「嫌疑不十分」で「不起訴」としました。

※甘利明・前経済再生相が雲隠れ!?「甘利問題」を風化させるな!自民党が提出した睡眠障害の診断書は循環器内科医が書いていた!~岩上安身によるインタビュー 第626回 ゲスト「甘利前大臣疑惑追及チーム」座長・大西健介衆議院議員 2016.3.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/292244

※「雲隠れ」を続ける甘利明氏を刑事告発!あっせん利得罪の構成要件「請託」「権限行使」「財産上の利益を収受」すべて揃った滅多にない事件だ ~岩上安身によるインタビュー 第631回 ゲスト 宮里邦雄弁護士 2016.3.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/293990

※「あっせん利得処罰法が死文化してしまう!」甘利明議員と元秘書の不起訴処分 刑事告発を行った上脇博之教授、宮里邦雄弁護士が憤り!「これほど証拠が揃っているのは初めて」の事件がなぜ無罪放免に!? 2016.5.31
https://iwj.co.jp/wj/member/archives/305740

※おおさか維新・足立康史議員が「暴言」!? 甘利明氏「金銭授受疑惑」の真相に迫る!岩上安身によるインタビュー 第618回 ゲスト 郷原信郎弁護士 2016.2.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/289552

 ヒアリングの冒頭、原口一博衆議院議員は、甘利氏が麻生内閣で規制改革を担当する特命大臣として、独立行政法人の整理合理化を行っていたことを指摘し、「URについても大きな影響力をお持ちではないのか」と述べました。

 甘利幹事長は10月3日のNHK『日曜討論』で、「特捜のOBの弁護士さんを使って、短い期間ですけど、徹底的に調べていただいた」と述べ、記者会見を行って説明責任を果たしたと主張しましたが、原口議員は「この弁護士さんのお名前はどなたなのか、その報告書は何なのか、国会でご説明をなさるんだと思っておりましたが、いまだに見ておりません」と語りました。

※はじめに~本日、清新さの全くない岸田文雄新政権組閣、甘利明幹事長はNHK『日曜討論』で「論功行賞人事」との批判に「岸田イズムの適材適所」だと主張! 一方、参院広島河井夫妻をめぐる党本部からの1億5000万円については「説明と領収書はピシッとあっている」として3000万円が不透明なままなのに再調査も再説明も否定! 自らのUR口利き疑惑は「秘書がやった。自分はまったく知らなかった」と秘書に責任転嫁、「国会招致という趣旨には合わない」とどこまでも身勝手な言い分!(日刊IWJガイド、2021年10月4日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49554#idx-1

 甘利幹事長は自分に都合の悪いことを隠したまま、「説明責任を果たした」と誤魔化していることがわかります。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■<本日のタイムリー再配信>本日午後8時から、2016年6月11日収録「幹事長に返り咲いた甘利明氏!しかし疑惑は払拭されず!『甘利議員のしたことは?』衆院神奈川13区選挙民として ―講師 甘利明氏あっせん利得処罰法違反告発人代表・宮里邦雄弁護士」を再配信します!

 連日お届けしている、自民党新執行部・甘利明幹事長の「政治とカネ』疑惑をめぐるタイムリー再配信、本日は午後8時から、2016年6月11日に収録した、宮里邦雄弁護士(甘利明氏あっせん利得処罰法違反告発人代表)の講演をフルオープンで再配信します。

 宮里邦雄弁護士が代表を務める「社会文化法律センター」は、2016年3月16日、甘利明前経済再生担当大臣と元公設秘書の清島健一氏を、あっせん利得処罰法違反の疑いで告発に踏み切りました。

 岩上安身は2016年3月30日に、宮里弁護士に単独インタビューを行っています。

※「雲隠れ」を続ける甘利明氏を刑事告発!あっせん利得罪の構成要件「請託」「権限行使」「財産上の利益を収受」すべて揃った滅多にない事件だ ~岩上安身によるインタビュー 第631回 ゲスト 宮里邦雄弁護士 2016.3.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/293990

 しかし、東京地検特捜部は2016年5月31日、甘利氏と元秘書を「嫌疑不十分」で「不起訴」としました。

※「あっせん利得処罰法が死文化してしまう!」甘利明議員と元秘書の不起訴処分 刑事告発を行った上脇博之教授、宮里邦雄弁護士が憤り!「これほど証拠が揃っているのは初めて」の事件がなぜ無罪放免に!? 2016.5.31
https://iwj.co.jp/wj/member/archives/305740

 これについて、甘利幹事長は10月3日のNHK『日曜討論』で、「検察当局がきちんと強制権を持って捜査をして、不起訴と。で、それを不服とする告発者の方々が、民間人で構成している検察審査会でも調査せよということで、検察審査会でも調査をして、同じ結論が出たんです」と述べ「秘書も最終的には不起訴になっって、刑事訴追される人間が一人もいないという事案だった」と主張しました。

 本日再配信する宮里弁護士の講演は、検察が「不起訴」としたことを受け、検察審査会に申し立てをした直後に行われたものです。公演が行われた神奈川県大和市は、神奈川13区、甘利氏の選挙区です。

 宮里弁護士は、不起訴となった背景について、次のように説明しました。

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【タイムリー再配信 1009・IWJ_YouTube Live】20:00~
幹事長に返り咲いた甘利明氏!しかし疑惑は払拭されず!「甘利議員のしたことは?」衆院神奈川13区選挙民として ―講師 甘利明氏あっせん利得処罰法違反告発人代表・宮里邦雄弁護士
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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※幹事長に返り咲いた甘利明氏!しかし疑惑は払拭されず!「甘利議員のしたことは?」衆院神奈川13区選挙民として ―講師 甘利明氏あっせん利得処罰法違反告発人代表・宮里邦雄弁護士 2016.6.11
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■<IWJ取材報告 1>小林鷹之経済安全保障担当大臣が、甘利幹事長の「デカップリングをどう戦略的に図っていくか、ということがまさに経済安全保障だ」とのテレビでの発言内容に異論! 会見でIWJ記者の質問に「デカップルは極論、非現実的だ」と回答! 自民党新幹事長と岸田内閣新大臣が早くもデカップリング!?

 10月5日、岸田政権で新設された「経済安全保障担当」大臣に就任した小林鷹之大臣の最初の記者会見が行われました。小林大臣は、科学技術政策担当、宇宙政策担当も兼務します。

 会見でIWJ記者は、以下のように質問しました。

 「新設のポストですので、国民としては何をなさるための大臣なのか、一番知りたいところです。

 経済安全保障については、甘利自民党幹事長が、テレビ番組の『日曜報道 THE PRIME』で、『中国とのデカップリングをどう戦略的に図っていくか、ということがまさに経済安全保障だ』とおっしゃっています。

 経済安全保障大臣とは、この甘利幹事長の言われた、中国とのデカップリングを主に行う大臣であると考えてよろしいのでしょうか?

 また『中国とのデカップリング』をなぜ、どういう理由があってすすめる必要がある、とお考えでしょうか?

 またデカップリングが必要だ、と、言われましても、民間企業にとっては、大変重要な問題で、工場を中国に持っている企業もあり、生産を依頼している企業もあり、中国という最大のマーケットを輸出先としてあてにして生産を行っている企業もあり、トヨタも、代名詞と言えるカローラを中国で生産しています。

 デカップリングされた時、それら民間企業は、生産拠点を失い、サプライチェーンを寸断され、さらに中国のマーケットを失う可能性もあります。

 またデカップリングは果たして成功するのでしょうか?

 先行事例として、米国では、トランプ前大統領が中国に対し、デカップリング宣言をし、アップル社のMac Book Pro最上級機種の生産拠点を中国からアメリカ本国に移させましたが、アップル社が、コストが高く、作れば作るだけ赤字が出る事態になり、トランプ在任中に生産拠点を中国に戻しました。トランプ前大統領も、最も反中的なポンペオ前国防長官も、これに対し何も言っていません。デカップリングは失敗に終わったわけです。

 このように、中国に対してのデカップリングは米国の失敗を後追いする周回遅れの政策であると思われます。日本は、それでもあえて、中国に対しデカップリング戦略を取ろうとお考えなのはなぜでしょうか?」

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■<IWJ取材報告 2>IWJは、岸田内閣で初入閣、3人の女性閣僚の1人、堀内詔子新大臣に、過労死促進「高度プロフェッショナル制度」強行採決時のはしゃぎぶりについて聞くも、堀内大臣は「日本のため法案成立の必要があった」とはねつける回答。~10.5堀内詔子 東京五輪担当・ワクチン接種推進担当 大臣記者会見

 2021年10月5日(火)午前12時より、岸田内閣で初入閣、3人の女性閣僚の1人、堀内詔子 東京五輪担当・ワクチン接種推進担当大臣の記者会見が開催されました。

 IWJは質疑応答において、以下のように質問しました。

 IWJ「堀内大臣は、2018年5月25日に、過労死を促進させるおそれがあるとして慎重な審議を求められていた、『高度プロフェッショナル制度』を含む『働き方改革関連法案』が、衆議院厚労委員会で野党の反対を押し切って強行採決された際に、傍聴する過労死死者の遺族の前で、大きな身振りで飛び跳ねながら自らの賛意をアピールし、採決への参加を促していた姿が知られています。

 今回大臣に就任されたことで、その動画がインターネット上で拡散し、批判の声もあがっています。その姿勢は党利党略ばかりを意識し、健康や生命を損なうほどの労働に追い込まれる市民への理解を欠落させていたのではないでしょうか。当時お考えだったことと、いま振り返ってそれをどう考えるかをお聞かせください」

 質問中の堀内大臣の衆院厚労委員会での『働き方改革 関連法案』強行採決時の振る舞いについては、昨日の日刊IWJガイドで、以下のようにお伝えしました。

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 なお、3人の女性閣僚のうち、堀内詔子ワクチン担当大臣は、2018年5月25日の衆院厚労委員会で働き方改革関連法案が与党に強行採決された際、過労死犠牲者の家族が傍聴席で見守る中、両手を広げてぴょんぴょん飛び跳ね、強行採決をうながしたことが、早速SNSで話題になっています。(中略)

 社民党副党首の大椿ゆうこ氏は4日、堀内氏について次のように連投ツイートしました。

 「堀内詔子さんって、2018年の高度プロフェッショナル制度を含む「働き方改革」関連法案の時、祭囃子みたいにぴょんぴょん飛び跳ねて強行採決促した、あの人だよね?続」

※大椿ゆうこ氏のツイート(2021年10月4日)
https://twitter.com/ohtsubakiyuko/status/1444779041576210435

 「過労死・過労自死した労働者の遺族が傍聴する中での強行採決。飛び跳ねる堀内詔子議員を見た時、『私たち、この人たちに殺される』って本気で思ったんですよね。私たちの命のこと、これっぽっちも考えてないって。飛び跳ねるあの姿、あまりに醜悪過ぎて忘れられないし、忘れちゃいけない」

※大椿ゆうこ氏のツイート(2021年10月4日)
https://twitter.com/ohtsubakiyuko/status/1444780748804800512

 過労死していく「下級国民」の命には痛みを感じないのは、ご自身は「上級国民」からでしょうか。

 堀内氏は、嫁ぎ先の堀内家が大久保利通や吉田茂とも血縁にあり、夫が富士急行社長の堀内光一郎氏で、義父は堀内光雄元衆議院議員。労働大臣、通産大臣等を遍歴した大物自民党議員です。学習院で、幼稚園から大学院一貫して「かつて現天皇が浩宮時代に妃候補として名前が上がったことがある」ともいわれ、「血統・家柄」も話題になっています。

※堀内詔子ワクチン・五輪相の横顔(日本経済新聞、2021年10月4日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA032RN0T01C21A0000000/

 こうした育ちであれば、過労死させられる側の痛みがわからない言動・行動を取るのは当然、という批判は今後も避けられないかもしれません。

※はじめに~岸田総理、14日衆院解散、19日公示、31日投開票を表明! 閣僚人事では「女性閣僚3割以上」と表明していたにもかかわらず、20名中女性はわずか3人! 党役員人事は甘利明幹事長、小渕優子組織運動本部長、高木毅国対委員長と、「政治とカネ」の疑惑で閣僚を辞任した人ばかり!(日刊IWJガイド、2021.10.05号)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20211005#idx-1

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 また、問題の衆院厚労委員会の映像は下記で御覧いただけます。強行採決時の堀内氏の姿は、9:13:10および9:13:55頃に登場します。

※厚生労働委員会(衆議院インターネット審議中継、2018年5月25日)
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=48199&media_type=

 IWJの質問に対して、堀内大臣は、次のように答えました。

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 他の大臣発言、他社メディアとの質疑応答については、ぜひ会見の全編動画を御覧ください。

※2021.10.5 堀内詔子大臣記者会見 ワクチン接種推進担当 / 東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当
https://www.youtube.com/watch?v=D4l2rJDFmGY

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20211006

IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、渡会裕、浜本信貴、城石裕幸、木原匡康、中村尚貴)

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