日刊IWJガイド「北海道の80代男性死亡で日本の死亡者8人に!! IOC委員は『東京五輪をキャンセルするか否か』5月に判断と発言して波紋!! 」2020.2.28日号~No.2724号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~北海道の80代男性死亡で日本の死亡者8人に!! 岐阜県で初の感染者!! 大阪のバスガイドの女性が陰性から再度陽性に!! 電通に感染者で本社5000人がテレワークへ、汐留のご近所である資生堂も8000人が、パナソニックも2000人がテレワークに!! プロ野球は、オープン戦すべて無観客試合!! IOC委員は「東京五輪をキャンセルするか否か」5月に判断と発言して波紋!! /全国の小中高校、月曜日から休校へ!!
┠■本日2020年度予算案が衆院通過の見通し! 安倍政権の新型コロナウイルス対策費は日本人一人当たりわずか127円!? なんじゃそりゃあ!! ちなみに香港は5.3万円、台湾9565円、韓国は3660円。PCR検査を受けられない背景にこの予算の乏しさが!!
┠■【中継番組表】
┠■新型コロナウイルス感染症の検査を希望するのが「心配しすぎ」!?  国や自治体の不真面目な対応に不安がいや増す三重県在住の会員の方が、ブログを公開して情報提供! IWJ記者が直接取材、記事は近日アップします!
┠■IWJサポート会員の方が所属する「子どもたちのために食の安全を考える会・埼玉」が埼玉県議会に種苗法改定に関する請願書を提出! IWJに種苗法改定の問題点をわかりやすく解説した文章をお寄せくださいました!
┠■本日午後9時より「岩上安身によるカーン大学教授ジル=エリック・セラリーニ氏インタビューを冒頭のみオープンで、その後は会員限定で録画配信します! この機会にぜひ、IWJ会員へご登録の上、ご視聴ください!
┠■ウィンドウズ7のサポート終了と、OSの更新に伴い、IWJの創業時から使い続けてきたPCが一度に6台使用不可能に! 買いかえが必要となりました! IWJの財政は大ピンチです!2月1日から20日までのご寄付・カンパの実績は126万9178円で、すでに2月の下旬に入りながら、月間目標額の23%にとどまっています! コロナ危機と戦い、NHKが決して報じない安倍政権の腐敗ぶりについての真実の情報をお届けするIWJがこの財政危機を乗り越えられますよう、皆様からの緊急のご支援をよろしくお願い致します!
┠■【スタッフ募集・テキスト班】「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わって頂ける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~
┠■【スタッフ募集・動画班】YouTube用動画編集の経験者優遇! 時給1300円~にアップしました!
┠■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~
┠■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~
┠■【スタッフ募集・その他条件】週休2日、深夜割増あり、契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!
┠■【スタッフ募集・在宅テレワーク】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します!
地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能です。ぜひご応募ください!
┠■【スタッフ募集・インターン】IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています!
報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!
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■はじめに~北海道の80代男性死亡で日本の死亡者8人に!! 岐阜県で初の感染者!! 大阪のバスガイドの女性が陰性から再度陽性に!! 電通に感染者で本社5000人がテレワークへ、汐留のご近所である資生堂も8000人が、パナソニックも2000人がテレワークに!! プロ野球は、オープン戦すべて無観客試合!! IOC委員は「東京五輪をキャンセルするか否か」5月に判断と発言して波紋!! /全国の小中高校、月曜日から休校へ!!

 新型コロナウイルスにより北海道の80代男性1名が27日に死亡したことが報じられました。

※新型コロナウイルス 80代男性死亡 北海道知内町(NHK、2月27日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200227/k10012304391000.html

 男性は3日に呼吸困難を訴えて渡島地方の病院に入院し、22日に新型コロナウイルスの感染が確認され、函館市内の病院で治療を続けていました。

 男性は心臓や肺に基礎疾患があり、健常者に比べ呼吸器系が影響を受けやすかったということです。容体は安定していましたが、入院後に悪化したということです。

 北海道は新型コロナウイルスの感染者が新たに13人確認されたと発表しました。10歳未満の児童2人が含まれ、感染経路が不明な「市中感染」が確実に広がっています。

 これで日本での死亡者は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の乗客4人と、それ以外の4人の計8人になりました。

 厚労省の発表によると、「ダイヤモンド・プリンセス」で実施中の検疫により、27日段階で、陽性が確認されたのは、延べ4061名の検査中709名(うち無症状病原体保有者延べ392名)となりました。

 一方、大阪では26日、武漢からのツアー客を案内して1月に感染が判明したバスガイドの女性が、退院後にいったん陰性が確認された後、再び陽性と診断されました。厚生労働省は「退院後に再び陽性に転じたのは国内初」と述べています。陽性から陰性に転じた人も、決して油断がならない、という厄介なウイルスであることがわかりました。

※大阪の女性、退院後再び新型コロナ陽性 国内初(日本経済新聞、2020年2月26日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56100960W0A220C2AC8000/

 一度の検査で陰性だったのにその後の検査で陽性になるのはどんな理由が考えられるのでしょうか。

(1)一度目の検査が失敗したか。
(2)弱体化していて陰性と出たウイルスが再度勢いを盛り返し増殖したか。
(3)いったんは陰性となり、抗体ができて抵抗力がついたかと思っていたが、それを上回る感染力で再感染したか。
(4)最初に感染したウイルスから、また別種のウイルスへと突然変異したか等々。

 色々な理由が考えられそうですが、陰性から陽性に転じることは、中国ではすでに報告されており、陰性でも再度隔離することもあるとか。

 コロナウイルス、容易ならない相手です。

※新型コロナに感染した退院患者 14%に再び「陽性」(テレビ朝日系 – Yahoo!ニュース(ANN)、2020年2月26日)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200226-00000042-ann-int

 さらに26日、岐阜県では初の感染者が2名見つかったことがわかりました。このお2人は同居しているとのことです。

※岐阜県で2例目の陽性患者 新型肺炎(中日新聞、2020年2月27日)
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020022790171909.html

 コロナの感染者が全国各地で発見されるにつれ、社員の出勤を止め在宅勤務にする大企業が相次いでいます。

 電通は東京・汐留の本社ビルに勤務する50代の男性従業員1人の感染が判明したことを受け、「本社ビルで働く従業員約5000人」を在宅勤務にさせることを決定しました。

※新型コロナ 「電通」1人感染 5000人在宅勤務に(テレビ朝日、2月26日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000177224.html

 報道によれば、「濃厚接触した人が4人いる」とのことですが、昼夜を問わず人と会うのが仕事である広告マンの「濃厚接触者」が「4人」だけとは、にわかに信じられません。

 また、5000人の在宅勤務とは言いながら、「緊急の業務が生じた場合は体調が不調でないことを条件に取引先などでの仕事を認める」とも報じられています。日本の政界、産業界、マスコミ、スポーツ界等あらゆる分野にパイプがある同社から、日本中に感染が拡大する懸念がないとはいえません。

 電通と同じように汐留の再開発地に本社を構える資生堂でも「感染拡大を防ぐため」に、26日から3月6日まで「国内の従業員およそ8000人」をテレワークにすると報じられました。

※資生堂 約8000人がテレワーク 接客の美容部員は対策を徹底(NHK、2020年2月26日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200226/k10012301721000.html

※パナソニック、東京・汐留で2000人出社禁止 新型コロナ(日本経済新聞、2月26日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56078540W0A220C2000000/

一方、プロ野球では、29日以降、「72試合すべてのオープン戦を無観客」で実施することが決まりました。

 ※プロ野球オープン戦 全試合を無観客に コロナウイルス(NHK、2月26日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200226/k10012302661000.html

 26日にはこれに先立って、政府の対策本部会議で、安倍総理が「全国的なスポーツ、文化イベント」に「今後2週間は中止・延期または規模縮小などの対応を要請する」方針を決めたことが報じられています。

※首相 大規模なスポーツやイベント 中止か延期など求める考え(NHK、2020年2月26日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200226/k10012301961000.html

 しかし問題はその「2週間」が過ぎてからどうするかです。プロ野球にしても、オープン戦は無観客試合にしても問題は「2週間」後、少しの間で、3月20日にはペナントレースが開幕しシーズン入りしますが、シーズン入りしてからどうするかです。シーズンを通して無観客試合では、入場料は入らず、球団グッズは売れず、テレビの放映権料が入っても、球団の経営は維持できないでしょう。

 しかし、わずか1~2週間程度でコロナの感染拡大が収束するとは考えにくいと言わざるを得ません。検査もろくに行われず、現時点では特効薬もありません。医療機関への早期の受診も政府が抑制を呼び掛けており(事実上の強制です)、制約しており、感染者を早期に発見し「隔離」するどころか、逆に重症化するまで検査せず「放置」しておくというのが政府の「基本対策」であり、感染の野放し、あるいは感染の抑え込みの事実上の断念ともいうべき内容なのですから、当然感染拡大は防ぎえないでしょう。

 一方で政府も動きを見せ始め、感染の有無を調べる検査を、来週にも公的医療保険の適応対象にする考えを発表しました。
 また安倍総理が、27日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議の席上、「全国全ての小学校、中学校、高校、特別支援学校に対し、3月2日から春休みまで臨時休校とするよう要請する」と発表しました。他方、厚生労働省は、共働き世帯が多い、保育園は休園要請対象ではないとし、同じく低学年の学童保育についても休校要請に含まれていないと伝えました。 
感染検査、来週にも保険適用 新型肺炎対応で厚労相(中日新聞、2020年02月27日)
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020022701001557.html

全国の小中高校を休校 新型肺炎で首相要請 3月2日から春休みまで(毎日新聞、2020年2月27日)
https://mainichi.jp/articles/20200227/k00/00m/040/246000c  

 また神奈川県衛生研究所などのチームが、コロナを30分ほどで検出が可能な検査法を開発したと報道されました。それにより現在検査に使われているCPRと比べて大幅に時間を短縮できることになります。しかし実証実験はこれからということで、検査法が現場に届くのには、まだ時間がかかります。また政府がそれらを採用し、実際の医療場面で用いられるようになるかどうかは、まだ、わかりません。

30分以内の検出可能に、神奈川 新型コロナ検査時間、大幅に短縮(東京新聞、2020年02月27日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020022701001863.html

 国際オリンピック委員会IOCのディック・パウンド委員は、「世界的に健康が危機にさらされている場合は残念ながら五輪より大事と言わざるを得ない」として、7月24日開幕の東京オリンピックの「1年延期」の可能性に言及しました。年内の延期については欧米の人気スポーツと開催時期が重なることから「非常にまずい」と否定的な見解を示しています。

IOCパウンド委員 東京オリンピック「1年延期」に言及 新型肺炎(毎日、2020年02月27日)
https://mainichi.jp/articles/20200227/k00/00m/050/126000c

 「一年延期」というのは、ロンドンでの代理開催より5か月後にコロナが収束しているというのは想像しにくいですが、1年後であれば、新薬やワクチンも開発されているかもしれませんし、現実味もあります。日本にとってははるかにいい条件の提案のはずです。

 ところがこのパウンド議員の発言について、橋本聖子オリンピック・パラリンピック担当大臣や菅義偉官房長官は、「IOCに説明を求めたところ、IOCとしての公式の見解ではなく、発言は東京大会の予定どおりの開催に向け、IOCが準備を進めていることを説明しているものだ」と述べて、火消しに躍起になっています。IOC委員からの懸念と「1年延期」提案を正面から受け止め、コロナのパンデミックを全力で食い止めようとする姿勢を見せることはありません。

※五輪相「IOC委員発言は公式見解ではない」準備進める考え(NHK,2020年2月26日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200226/k10012301861000.html

 IOCの委員が東京五輪の開催に大きな危惧を抱いているのは事実であり、当然のことでもあります。そうした懸念や危惧の念を抱いているのは、今回発言したパウンド委員だけではないでしょう。これまでの安倍政権のコロナへの鈍い対応を見ていれば、当然の不安です。

 「1年延期」という、温情ある現実的な提案に、本来、感謝し、前向きに検討すると回答するのが筋ではないでしょうか。

■本日2020年度予算案が衆院通過の見通し! 安倍政権の新型コロナウイルス対策費は日本人一人当たりわずか127円!? なんじゃそりゃあ!! ちなみに香港は5.3万円、台湾9565円、お隣韓国は3660円。PCR検査を受けられない背景にこの予算の乏しさが!!

 昨日27日、2020年度予算案をめぐり、野党は衆院本会議に森雅子法相の不信任決議案と棚橋泰文衆院予算院長の解任決議案を提出しましたが、両決議案は与党などの反対多数で否決されました。

 これを受け、与野党は本日28日の衆院予算委員会と衆院本会議で予算案を採決する日程で合意しました。

※森法相の不信任案を否決、衆院 棚橋予算委員長の解任決議案も(東京新聞、2020年2月27日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020022701001875.html

 予算案は本日衆院を通過する見通しで、3月末までの年度内に成立することが確実となります。

 予算案には新型コロナウイルスの対策予算が組み込まれていません。安倍総理は26日の衆院予算委員会で、予備費103億を含む総事業費153億で「対応は可能」と答弁しましたが、人口570万人のシンガポールの対策予算は約5000億円で、一人あたりに換算すると約88000円。香港は約4300億円で、一人あたり約53000円の対応。米国は約2800億円を議会に要求しています。米国の人口は約3億2700万人ですから、一人当たりは約856円。台湾は約2200億円の特別予算を可決しました。台湾の人口は約2300万人ですから一人当たりは約9565円。韓国は約67億円の緊急対策の追加支出を発表。予備費約1800億円とあわせて約5100万人の人口に対して一人当たり約3660円です。

 これらに対し、日本は人口およそ1億2千万人ですが、現状の約153億円では一人あたりにすると127円程度の対策費にしかなっていません。中国に次いで世界第2位か第3位の感染ハブとみなされているのに、この対策費の少なさは尋常ではありません。

※新型コロナ肺炎対策 日本共産党の対策本部長 小池書記局長に聞く 国の責任で抜本的な対策強化を(しんぶん赤旗、2020年2月27日)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2020-02-27/2020022703_01_0.html

※新型肺炎 各国、大規模対策費 シンガポール5000億円 米国2700億円 日本153億円(東京新聞、2020年2月27日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/202002/CK2020022702000141.html

 日本国内で重症者以外の検査が進まない背景には、予算が割かれていない事情があることが明らかです。

 2月16日に岩上安身がインタビューを行った医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏は、インタビューの中で「軽症の段階で検査しないとウイルスを蔓延させる。軽い風邪症状の人、全部検査しないと。条件に合う人しか検査しないというのは、検査を国立感染症研究所でやることになっているから。そこに予算がたくさんついているんです。(中略)国民の立場に立てば、健康保険を適用して、どこでも検査を受けられるようにすべき。遠隔診療をすれば他人にうつさないし。(それをしないのは)全部、利権なんですよ。やれることをやってないのは、人災です」と、安倍政権を批判しています。

※パンデミック前夜!? 日本人の間で感染爆発!? 2月13日からフェイズが変わった!「不要な」水際対策で「ダイヤモンド・プリンセス」が犠牲に!~岩上安身によるインタビュー 第983回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏 2020.2.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467819

 この批判は的確なものでした。2020年度予算に新型コロナウイルス対策費を盛らない予算案を衆院で強行採決しようとする安倍政権を見て、一人一人の国民の命と健康を大切にしようとしない、鬼のような政権であることをまざまざと痛感させられます。

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◆中継番組表◆

**2020.2.28 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【録画配信・大阪 IWJ_Youtube Live】18:00~「モリ・カケ・サクラ ~ 政治の“底割れ”と社会の“劣化” 対談 高村薫氏(作家)×青木理氏(ジャーナリスト)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2月22日に収録した、「森友学園問題を考える会」主催の集会を録画配信します。これまでIWJが報じてきた安倍政権関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%94%BF%E6%A8%A9
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】21:00~「遺伝子組み換え作物と除草剤「ラウンドアップ」でラットに腫瘍が多発! 国家も学会もメディアも支配し富を収奪するモンサントの正体! 岩上安身によるカーン大学教授ジル=エリック・セラリーニ氏インタビュー」
YouTube視聴URL(中盤以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(前半のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2019年11月1日に収録した、岩上安身によるカーン大学教授ジル=エリック・セラリーニ氏のインタビューを録画配信します。これまでIWJが報じてきたジル=エリック・セラリーニ氏の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%82%B8%E3%83%AB%EF%BC%9D%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B

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◆中継番組表◆

**2020.2.29 Sat.**

<調整中>

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

森友学園元理事長・籠池泰典「官僚はお咎めなしなのに私達には実刑がおりた。許すことができない」~2.26日本外国特派員協会主催 森友学園元理事長・籠池泰典氏、森友学園元副理事長・籠池諄子氏 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468422

種苗法改定案が今国会に上程!自家増殖(採種)一律禁止になり、違反すると10年以下の懲役1000万以下の罰金共謀罪の対象!? 日本の農業政策の未来にあるのは強欲アグリビジネスの支配体制!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468513

黒川弘務氏を「検事総長にすることはできないということが今日確定した!」予算委員会で人事院規則を突きつけ迫った成果を強調!~2.26立憲民主党 枝野幸男 代表 予算委員会集中審議質疑終了後 囲み取材
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468426

スクープ! IWJにSOS!クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」クルーから助けを求めるコンタクトが!「16日間隔離され続けています!」「先が見えない、助けて!」「発狂しそう!」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468541

新型コロナウィルス 大学入試、高校入試、卒業式、入学式までに影響!! 文部科学省より各行事の対応について~2.27共同会派「文部科学部会」文科省よりヒアリング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468496

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■新型コロナウイルス感染症の検査を希望するのが「心配しすぎ」!?  国や自治体の不真面目な対応に不安がいや増す三重県在住の会員の方が、ブログを公開して情報提供! IWJ記者が直接取材、記事は近日アップします!
  安倍政権の「後手後手」の対応で新型コロナウイルス感染症の実態がなかなかつかめず、日本国内で暮らす多くの人の間に日に日に大きな不安が広がっている中、IWJ会員の方がブログでご自身の体験を綴り、情報を提供していただきました。

 連絡をくださったのは、三重県四日市市在住の白岩佳子様です。白岩さんは介護福祉士で、知的障害のある25歳の息子さんをお持ちです。今月18日頃から目に違和感を感じ、今週に入って息子さんも軽い咳をするようになりました。白岩さんは、テレビのニュースやネットの情報などから新型コロナウイルス感染症の症状に似たところがあると判断し、親子で検査を受けたいと考えました。

※しらいわよしこ「新型コロナウイルスに感染したかも?と思っても、検査してもらえないから・・・」(2020年2月26日)
https://note.com/shiraiwa40/n/nd4f0ad1f314b

 白岩さんの息子さんは、四日市市に昨年設立された生活介護事業所に毎日通っています。息子さんもとても気に入っている場所だそうですが、施設には基礎疾患を持った人、体の弱い人が多く集まる場所でもあります。白岩さんは万が一息子さんが感染していたら、施設に来ている他の人に迷惑をかけることになるため、しばらく息子さんの通所を控えることにしました。

 そこで、白岩さんはまず厚生労働省のLINEアカウントにアクセスし、「目からの感染」を懸念していることを質問すると、AIによる回答は全く当を得ない内容でした。

 そこであらためて市の保健予防課に電話すると、市の担当者はあたかも「あなたは心配しすぎだ」と言わんばかりの口ぶりで、「発熱も肺炎の症状もなければ検査はできない」と言われたそうです。

 また、発症していなくても感染している状態で外出すれば、周囲に感染を広げるおそれがあるのではと白岩さんが尋ねると、市の職員は「『まれに』そんな例もあるようですけど」と答えたそうです。危機意識が本当にないのか、市民からの検査を受けたいという要望を極力受けないよう県や国から指示が出ているのか、とにかく「他人事」のような対応です。

 とりあえず生活介護事業所への通所を当面やめることについては、幸い息子さんの理解も得られたようで、現在「自宅待機」をされているそうです。

 IWJは昨日、白岩さんに貴重なお時間を割いていただき、電話でも詳しいお話をうかがいました。息子さんが大好きな生活介護事業所に再び通えるのがいつになるのか、現在政府が出している情報は全くあてにならず、先が見えないと話しています。

 また、白岩さんは出身地の大分県中津市に近々帰省する予定を立てられていたそうですが、85歳のお母様がいらっしゃることから、万が一のことを考えて帰省も当面見送ることにするとのことでした。

 白岩さんのお仲間で介護関係の事業に従事している方など、健康や衛生について高い関心のある人たちは、みんな口を揃えて政府の対応には当然のことながら批判的です。

 また世間一般に目を向けてみますと、安倍政権が最も気にしているのはオリンピック・パラリンピックへの影響であり、検査を「しない」ことによって感染者数を少なく見せかけたいのではという声があらゆるところで聴かれます。

 数日前にはSNS上で「よく考えたらコロナウイルスかかってる人あんまりいないよね笑 噂の力ってすごい」という投稿が一斉にされるという「現象」があり、これと前後して安倍晋三内閣総理大臣がインターネットのクラウドソーシング会社「ランサーズ」の社長らと例によって「会食」していたことなどから、政府が感染拡大を「矮小化」するために一斉投稿をさせたのではないかと疑う向きもあります。

※宮西瀬名氏「安倍首相と会食のランサーズ 新型コロナ疑惑に『ステマなど不適切な依頼は削除』」
https://wezz-y.com/archives/74038

 ランサーズがどのような企業なのかについては、昨日の「日刊IWJガイド」でも、衆議院予算委員会の記事の中で触れています。

※日刊IWJガイド「スクープ! IWJにSOS! クルーズ船『ダイヤモンド・プリンセス』クルーから助けを求めるコンタクトが!『16日間隔離され続けています!』『先が見えない、助けて!』『発狂しそう!』」2020.2.27日号~No.2723号
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20200227

 政府が自らのメンツを保つためだけの政策により、感染者や最悪の場合には死亡者をいたずらに増やす結果を招き、健康な人までも無用な不安に陥れるのであれば、「本末転倒」も甚だしいと言わざるを得ません。白岩さんのブログと合わせてIWJが取材した情報は、近日中に記事にアップする予定です。

■IWJサポート会員の方が所属する「子どもたちのために食の安全を考える会・埼玉」が埼玉県議会に種苗法改定に関する請願書を提出! IWJに種苗法改定の問題点をわかりやすく解説した文章をお寄せくださいました!

 2月26日発行のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、政府は3月上旬にも種苗法改定案を国会に上程するとみられています。

※種苗法改定案が今国会に上程!自家増殖(採種)一律禁止になり、違反すると10年以下の懲役1000万以下の罰金共謀罪の対象!? 日本の農業政策の未来にあるのは強欲アグリビジネスの支配体制! 2020.2.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468513

 種苗法が改定されれば、農家が育てた作物から自分で種や苗を取って殖やすということが大幅に制限されることになります。そうなると、農家は作物を作るために、毎年種苗会社から新たな種や苗を購入しなくてはなりません。

 このため、今回の種苗法の改定は、2017年の農業競争力強化支援法、昨年の種子法廃止とあわせて、モンサントを始めとする大手種子会社による品種寡占のための法案、日本の食糧安全保障を大企業に売り渡すものとして危惧されています。

 このような中、IWJサポート会員の方(匿名)より、ご自身が参加する「子どもたちのために食の安全を考える会・埼玉」が埼玉県議会に種苗法改定に関する請願書を提出したとのご連絡を、岩上安身宛にいただきました。

 以下にご紹介させていただきます。

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  岩上安身 さま 

 今国会に3月にも提出予定の「種苗法の一部改正(案)」。これまでの農水省で「優良品種の持続的な利用を可能とする植物新品種の保護に関する検討会」でまとめられ公表された資料をもとに、この法案が成立されてしまったら、日本の農家・農業にどんな影響を与えるのか。

 実際に報告された実話から、農家と国・農水省、種苗企業との間で想定される問題について、対話形式でまとめました。

・種子島や沖縄などの南西諸島のサトウキビを栽培する農家の場合

壮年農家「サトウキビの増殖が有料の許諾制になるって!? 毎年刈り取った後の株から新芽が出て、4~5年は増殖して栽培収穫してる。8割くらいは、種苗を買わずに、増殖してる」

年配農家「許諾手続き? 有料? どうやって手続きするんだ」

壮年農家「今栽培してるサトウキビの育種権者は国の農研機構。種子島の農研機構に尋ねたら、つくばの農研機構に尋ねろ、って。尋ねたら、ホームページにアクセスして、書式をダウンロードして申告しろ、だって」

年配農家「ホームページ? ダウンロード? なんだそれは、そんなもの分からん、パソコンもない。毎年増殖して栽培してきたんだぞ、そんな難しいこと言われたら、農業続けられない。政府は、そんなバカみたいなこと法律で決めたのか? 嘘だろ! 国は俺たち農家をつぶす気か? 俺たち農家は、島に根付いて、サトウキビ栽培を続けながら、島の経済を守ってるぞ。栽培を続けながら、村を守り、島に住み続けてるから、日本の国境線も守られているんだぞ。国はどこを向いて、こんな法律作ったんだ!」

・米や麦、豆などを栽培する農家の場合

専業農家「毎年収穫した、米・麦・大豆から、種を選抜して次期作のために使っている。これが、全部種を購入しなければならなくなれば、毎年500万円くらいの出費増になる。これでは農家は続けられない。県は、県が育種育成した公共品種は、登録品種であっても、農家の自家採種・増殖は自由だ、と説明してる。なのに国はこれを禁じるのか!?」

農水担当官「国や地方が育種育成した公共品種であっても、すでに農業競争力強化支援法で、公的品種の知見を民間企業に提供することが、義務付けられているから、これから民間企業に権利譲渡されるかもしれません。そうなれば、その企業との間で、採種のための新たな許諾手続きと許諾料が発生します。さもなくば、すべての種を購入しなければなりません」

・イチゴやトマトや芋などの苗を増殖して、栽培している農家の場合

イチゴ農家「種苗を買ったら、苗を増やし、毎年そこから良い苗を選抜して、増やして栽培してる。そうしてその土地になじんで、強い苗が育ち、立派なイチゴが収穫できるんだ、苗を選別して増殖を繰り返しながら栽培するのは農家の腕の見せ所、農家のやりがいの一つ。当たり前のことだぞ」

トマトなど野菜を栽培する農家「トマトは脇芽差しで苗を増やして栽培してる。芋だって毎年、たねイモから苗採りして増やして栽培してる。これができなくなるのか?」

種苗企業「登録品種の場合は、勝手に増殖してはダメです。毎年種苗を全部購入するか、増殖の許可が必要な品種は、許諾料払って、育種権者の許可を得てください」

・有機栽培農家の場合

有機栽培農家「うちは、先祖伝来の在来種・伝統品種を栽培している。登録品種ではない一般品種だから、種採りも増殖も自由でしょ?」

種苗企業「在来種と思われている品種も、すでに登録されている品種もあります。おたくの栽培している品種は登録品種と特性が似てますね。企業の育成者権者から権利侵害で訴えられるかもしれませんよ。品種の違いを立証できますか? 特性表はありますか? キノコ栽培農家も権利侵害で企業から訴えられていますよ。国は新品種登録を促進するとして、登録料の引き下げをしました。在来種や伝統品種から品種改良してどんどん登録されていく可能性があります。だから在来種と似た特性を持った登録品種が増えます。そしてこれからは、ゲノム編集作物の品種が開発され、特許を持った種子が出回る可能性が高いですから、そうなれば毎年必ず種を買わなければなりません」

有機栽培農家「在来種・伝統品種を栽培・採種・増殖しているのに訴えられる可能性があるのか? ゲノム編集だって!? そんなもの一般農地で栽培されてしまったら、品種が私の栽培する在来種と交雑するじゃないか。交雑してしまったら、もう有機栽培作物と表示できなくなる。農水省は、有機JAS認証に、ゲノム編集作物や遺伝子組み換え作物は認めないって言ってるぞ」

などなど。

 私たちの会の成り立ちと、なぜ種苗法改定問題に取り組むようになったかについては、会のメンバーが浦和スタンデイングというブログにアップしましたので、それを読んでみてくださいませ。

http://blog.livedoor.jp/ura_sta/archives/40002386.html

 政府は、どさくさに紛れて、どんどん悪法を通そうとしています。IWJスタッフの皆さまも追及を続けてください。これからも応援します。

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■本日午後9時より「岩上安身によるカーン大学教授ジル=エリック・セラリーニ氏インタビューを冒頭のみオープンで、その後は会員限定で録画配信します! この機会にぜひ、IWJ会員へご登録の上、ご視聴ください!

 上記の種苗法改定に見られるように、日本政府の農業政策が招き寄せているのは、農薬と添加物、遺伝子技術を使用し、国家規制機関さえ取り込んだ大規模なアグリビジネス体制です。

 岩上安身は昨年11月1日、ラウンドアップやGMOs、ゲノム編集作物を用いたモンサントなどのアグリビジネスの驚くべき強欲さ・悪質さを告発した、フランスカーン大学のジル=エリック・セラリーニ教授にインタビューを行いました。

 セラリーニ教授は2008年より2年間かけて、200頭のラットを使った詳細な動物実験の結果、除草剤「ラウンドアップ」に耐性のある遺伝子組み換えのトウモロコシや、ラウンドアップを含んだ水を餌として与えたラットの多くから、非常に大きな腫瘍ができたことを発見。2012年、ラットの画像は世界中に配信され、人々に衝撃を与えました。

※GMトウモロコシと発がん性に関連、マウス実験 仏政府が調査要請(AFPBB、2012年9月21日)
https://www.afpbb.com/articles/-/2902178

 米国はTPPや日米貿易交渉を通じて、遺伝子組み換え作物に対する日本国内の市場開放を要求し続けてきました。食の安全保障の問題は、日本にとって非常にホットな話題にもかかわらず、マスコミではタブー扱いされ、報道がきわめて乏しい現状があります。IWJは、遺伝子組み換え作物の危険性にいち早く着目し、設立当時からこの問題を追及し続けてきました。

 セラリーニ教授へのインタビューは、先方から岩上安身を指名してきたことから実現しました。岩上安身とIWJがこれまでに、多国籍企業による遺伝子組み換え食品や農薬について、危機感を持って報じてきた積み重ねが評価されたからだろうと思われます。

 本日午後9時より、このインタビューを冒頭のみオープンで、その後は会員限定で録画配信します。この機会にぜひ、IWJ会員へご登録の上、ご視聴ください!

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【録画配信・IWJ_Youtube Live】21:00〜
遺伝子組み換え作物と除草剤「ラウンドアップ」でラットに腫瘍が多発! 国家も学会もメディアも支配し富を収奪するモンサントの正体! 岩上安身によるカーン大学教授ジル=エリック・セラリーニ氏インタビュー
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

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 セラリーニ教授は昨年11月に来日し、講演を行いました。

※モンサントの除草剤と遺伝子組み換え作物(GMO)のエサを与えた実験マウスに発がんが!! 岩上安身による仏カーン大学・セラリーニ教授インタビューを収録! 日米貿易協定によりGMO飼育米国牛肉が日本にも大量輸入される!! 2019.11.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/460142

 2012年に報じられたセラリーニ教授の研究発表については、「岩上安身のIWJ特報」で詳細に報じています。

※【第49-51号 】岩上安身のIWJ特報― TPPで流入するモンサントの“毒性”遺伝子組み換え食品 2012.9.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/64600

※こちらの記事は、下記より単品でのご購入が可能です。一般会員の方は、55円、非会員の方は550円(税別)です。
https://iwj.co.jp/shop/subscription/fee/single.php?imid=SN-0002&acid=F64600

※メルマガ「まぐまぐ」のお知らせ メルマガ「まぐまぐ」は、岩上安身による著名人・知識人へのインタビューを「完全文字起こし」、注:)による詳しい用語解説を盛り込み、わかりやすい内容で紹介しています。
https://www.mag2.com/m/0001334810.html

 2013年にはセラリーニ教授の実験を追った映画『世界が食べられなくなる日』を撮ったジャン=ポール・ジョー監督に岩上安身がインタビューを行いました。

※映画『世界が食べられなくなる日』 岩上安身による独占インタビュー! 第290回 ゲスト ジャン=ポール・ジョー監督! 「われわれは今、第三次世界大戦下にいる」 2013.3.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/70860

※【IWJブログ】映画『世界が食べられなくなる日』の監督に遺伝子組み換え作物の危険性を聞く ~ジャン=ポール・ジョー監督、独占インタビュー! 2013.5.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/77912

 ジャン=ポール・ジョー監督は、日本でトークショーも行っています。

※『世界が食べられなくなる日』プレミア上映後のジャン=ポール・ジョー監督 トーク 2013.3.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/70613

 2015年5月9日に行われた岩上安身による西尾正道氏インタビューでも、セラリーニ教授の研究について取り上げています。

※「動物実験では遺伝子組み換え作物で若くして腫瘍発症。人間も同じに」遺伝子組み換え技術で生まれた子宮頸がんワクチンの危険性~岩上安身によるインタビュー 第535回 ゲスト 西尾正道氏 第三弾・前編 2015.5.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/244874

■ウインドウズ7のサポート終了と、OSの更新に伴い、IWJの創業時から使い続けてきたPCが一度に6台使用不可能に! 買いかえが必要となりました! IWJの財政は大ピンチです! 2月1日から20日までのご寄付・カンパの実績は126万9178円で、すでに2月の下旬に入りながら、月間目標額の23%にとどまっています! コロナ危機と戦い、NHKが決して報じない安倍政権の腐敗ぶりについての真実の情報をお届けするIWJがこの財政危機を乗り越えられますよう、皆様からの緊急のご支援をよろしくお願い致します!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。本日は、IWJの財政状況とともにIWJの創業時から使い続けてきたパソコンの寿命が尽きかけており、機材の状況もピンチであることをお伝えさせていただきたいと思います。

 皆様から頂いた大切なご寄付・カンパによって活動しているIWJでは、できる限り経費を節約するために、2010年12月の創業時にまとめて買い入れたパソコン(PC)をずっと大切に使い続けてきました。

 ところがこれらの古いPCに搭載されている基本ソフト(OS)のウィンドウズ7のサポートが、今年1月に終了となりました。サポートが終了すると、ウイルス対策のためのアップデートがされなくなります。セキュリティー上、非常に危険になるので、そのまま古いOSでPCを使い続けるわけにはいかなくなります。

 会員の皆様の個人情報も多数扱うIWJでは、セキュリティー重視の観点から、先日、専門家の手によってこれら古いPCのOSを最新のウィンドウズ10に更新しました。

 ところがウィンドウズ10をインストールした直後から、起動や使用中の安定性などに不具合の起きるPCが続出。6台のPCは専門家から寿命と判断され、早急に買い換えなければいけなくなってしまいました。

 現在、社内で問題なく使えるPCの数が限られてしまい、通常業務にも大きな支障が起きています。

 また、「岩上安身によるインタビュー」を社外で行う場合、パワーポイントを映し出すためのモニターを持ち出しているのですが、視聴者の方から「画面が小さく、文字が読みにくい」というご意見をいただき、先日、画面の大きなモニターを1台、新たに購入いたしました。

 第10期の後半に入り、特に1月、2月に入ってからの、IWJの財政はますます厳しくなっています。そのような中で、今回のPC機材の新規購入は、セキュリティー確保のために、絶対に必要な設備投資なのですが、財政上は大きな負担となっています。

 どうか、皆様からの温かいご支援をよろしくお願い致します!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 なお、先日ある会員様より、ご寄付を下さるにあたり、IWJの収支決算報告はあるのかというご質問をいただきました。

 IWJでは毎期、決算報告を日刊IWJガイド、および会員向けメールでもご報告させていただいております。また、ホームページ上にも公開しており、過去の分とあわせていつでもご覧いただけます。

 IWJホームページの上端のメニューバーにある「ガイド・お知らせ▼」をクリックしていただき、プルダウンメニューから「IWJ決算報告」をご覧ください。

https://iwj.co.jp/join/about.html#overview

 今期第10期となるIWJは、昨期第9期に引き続き、あらゆる支出を見直し、岩上安身の報酬もそれまでの50%に削減した上で、1年間のご寄付・カンパの目標額を5400万円に設定しています。

 この5400万円を12か月で割ると、1か月あたりは450万円となります。期首の8月1日から1月31日までの6か月間のご寄付・カンパの目標額は、2700万円ですが、この間のご寄付・カンパは2065万8919円にとどまり、約634万1081円の不足となっています。

 このため、2月1日以降の今期第10期の残り6か月間で、3334万1081円が集まらなければ、今期の目標額は達成できません。これは、1か月あたりの平均にすると、555万6847円となります。2月からのご寄付・カンパの目標額は、毎月約556万円となります。

 2月1日から20日まで20日間のご寄付・カンパの実績(暫定)は126万9178円で、すでに2月の下旬に入っていますが、月間目標額の23%どまりです。これは大ピンチであると言わざるをえません。期首の8月1日から2月20日までの総額で見ても2192万8097円と、この期間の目標額の72%の達成率にとどまっています。

 特定のスポンサーをもたないことで、真の報道の自由を目指してきた独立メディアであるIWJは、活動経費の半分を皆様からのご寄付・カンパで、残りの半分を会員の皆様の会費で賄っています。2月18日現在の会員数は4758名様です。会員の人数が増えれば、IWJの経営はそれだけ安定します。早く5000名様に再到達したいと願っています。

 IWJの一般会員へご登録いただければ、岩上安身によるインタビューなどのIWJオリジナルコンテンツを1か月間何度でもご覧いただけます。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方はぜひ、この機会に会員登録をお願いいたします!

 現在一般会員の方は、ぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください!

 サポート会員にご登録いただくと、全てのIWJのコンテンツをいつでもお好きな時に何度でもご覧いただけます。また、サポート会員の比率が高まれば、その分だけIWJの経営は安定します!

 また現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方は、ぜひこの機会に再開をご検討ください!会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます!

 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 IWJの有料会員制度は1ヶ月1000円、支払いをまとめてお得な1年1万円の一般会員と、1ヶ月3000円、まとめてお得な年3万円からのサポート会員の2種類です(全て消費税別)。会費は、クレジットカード、銀行振込(ゆうちょ銀行を含む)でお支払いいただけます。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは、サポート会員にお切替えいただいて、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■【スタッフ募集・テキスト班】「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わって頂ける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任を持って携わっていただける方の時給は、これまで1350円からのスタートとしていましたが、新年より1500円からのスタートと、大幅にアップすることにいたしました!

 パワポ作成には書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集しています。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業は、パワポ作成の担当にかかわらず、すべてのテキスト班スタッフの共通の仕事となります。パワポ作成には関われないが、他のテキスト班の業務は可能という方は、時給1300円からのスタートになります。

■【スタッフ募集・動画班】YouTube用動画編集の経験者優遇! 時給1300円~にアップしました!

 動画班ではYouTubeにアップする動画の編集経験者を募集しています。取材内容を把握し、必要なカットを無駄なくつなぐ編集センス、視聴者の目を引く効果的なサムネイルデザイン、発言者のセリフを伝える字幕、場面を盛り上げる効果的な音楽などでIWJのYouTubeアカウントを盛り上げてください!

 経験・技術のある方はこれまで時給1200円からのスタートでしたが、新年から時給1300円からのスタートにアップしました!

■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~

 IWJではカメラを持って現場へ行き、中継と取材を行う記者を募集しています。機動力が求められますので、運転免許をお持ちの方、特に運転に慣れている方は大歓迎です。体力のある方であれば、男女は問いません。

 動画未経験の方は時給1100円からのスタートになります。また、取材した動画に添える記事も書ける方は、時給1200円からのスタートとなります。

■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~

 事務班は電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、イベント開催の準備など、IWJの中核となる岩上安身のスケジュール管理という、まさに屋台骨となる重要なお仕事です。

 ハドル班は岩上安身以外の記者・カメラマンの中継のアポ取りや取材の手配をしたり、再配信や録画配信の予定を立てるのが主なお仕事です。こちらのお仕事の希望者も募集しています。IWJのヘビーユーザーで過去のコンテンツをよく知っているという人には有利な職種です。

 時給1150円からのスタートですが、特にスケジューリングの実務経験のある方、企業の秘書・マネージャー業種の経験のある方は、時給1200円以上からのスタートと、さらに優遇します!是非ご応募ください!

■【スタッフ募集・その他条件】通勤ラッシュは避けられます! 残業代未払一切なし! 無駄な朝礼、会議一切なし! 在宅テレワークもあり! 週休2日、深夜割増あり、契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!

 コロナウイルスが蔓延して、日常生活におうても感染が心配な日々が続きますが、IWJでは、一律に定刻に出社退社という制度になっていません。創業期からですが、機能的に仕事をするために無意味な通勤ラッシュを避けて時差通勤を徹底しています。また、体調が悪いが休勤するほどではないとという時などは、職務内容にもよりますが、柔軟に在宅テレワークに切り替えることもすでに実践しています。

 そしてもう一点、残業代不払いは一切なし! 同時に無駄な会議もありません! ホウレンソウや引継ぎ等は、おおむねメーリングリストやメール、LINEなどですませています。スタッフが総勢顔をそろえて延々と無駄な会話をやることも、意味のない形式だけの朝礼をすることもありません。無駄な時間は使わず、集中して業務に取り組み、チームワークを発揮するというのがIWJのポリシーです。

 すべての班に共通して、スタート時はアルバイトとなりますが、実績次第で契約社員、正社員への昇格が可能です。正社員の定年は65歳で退職金も会社として積み立てています。

 また、通勤交通費や業務中に移動した交通費、および仕事上必要になった経費やカメラ・PCなど必要な備品も会社が別途支給します!

 なおIWJでは、全職種で、残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。

 メディア業界はどこも、「裁量労働制」(注)をとっているところがほとんどですが、この裁量労働制は過労死に至るほどの長時間労働の根源です。NHKや電通でも長時間労働の果てに過労死・過労自殺などの痛ましい事件が起こっていることは、みなさんご承知の通りです。

 IWJでは、記者職・編集職であっても、裁量労働制はとっていません。長時間残業はさせず、6時間ごとの休息もとらせ、週2回の休みも必ずとらせています。IWJでは「サビ残」や「残業代不払い」などはありません!

(注)「裁量労働制」は何時間働いても一定時間の労働と「みなす」制度です。専門職など労働者の裁量で時間管理するとされますが、経営側に都合の良い「定額働かせ放題」になりがちなのが実態です。「みなし残業」も、何時間残業しても一定時間の残業と「みなす」制度です。要するに労働者を長時間「働かせホーダイ」にし、その賃金を支払わずにすませるトンデモない制度なのです。

 裁量労働制の問題については、岩上安身による明石順平弁護士へのインタビューをご覧ください。

※「低賃金・長時間労働」その結果としての「過労死」の元凶は「残業代不払い」!! ~「裁量労働制」が労働者を殺す!~岩上安身によるインタビュー 第979回ゲスト『人間使い捨て国家』著者・明石順平弁護士 前編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465264

■【スタッフ募集・在宅テレワーク】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します! 地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能です。ぜひご応募ください!

 IWJではテキスト班、動画班、事務ハドル班などの一部で在宅テレワークでの働き方を進めています。

 テキスト班はリサーチや記事執筆、岩上安身のインタビューのパワーポイント作成や、この日刊IWJガイドの執筆などをお願いします。

 動画班は、お住いの地域での中継スタッフをお願いします。動画編集が得意な方であれば、YouTubeのIWJアカウント「Movie Iwj」用の動画編集をお願いいたします。

 事務ハドル班は、岩上安身のインタビューのアポイントやIWJの日々の中継の手配、取材交渉などをお願いいたします。

 首都圏近郊にお住まいであれば、週のうち何日かは事務所に出勤、残りは在宅テレワークという働き方も可能です。地方にお住いの方でも、また、首都圏でも都心までは遠距離で毎日通うのは大変、という方でも、ぜひご応募ください!

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

■【スタッフ募集・インターン】IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています!
報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! ポストドクターの方も含めて、報道に興味ある学生の方は、上記応募フォームより、ぜひご応募ください!

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、近藤ゆり、永田由美、城石裕幸、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】