2023年9月8日(金)午後5時30分より、京都府京都市の京都弁護士会館地下ホールにて、京都市長選 福山和人氏の出馬会見が行われた。
福山氏は今回の市長選を「忘れものを取りに行く選挙」だとした。
また、前回の市長選で掲げた「すぐやるパッケージ」
・子どもの医療費は中学卒業まで無料
・全員制の中学校給食の実施
・学生の皆さんが高い学費で困っている中、返さないでも良い奨学金の設置
・社会人になっている方への奨学金返済の利息支援
・低所得高齢者の方への医療費助成制度
(元々、京都市は無料だったのに1割⇒2割負担になっている現実への対応)
・地域経済への応援
といった政策が賞味期限切れだと言うのであれば、それは良いことだが、むしろますます生命力を発揮しているのが実際ではないかと問いかけた。
また市民の現金収入は、1997年時の月額38万円をピークに前回選挙時には9万円、今現在は10万円も目減りしている。事業者の休廃業も全国一になってしまった。にもかかわらず、京都市は「子育て環境日本一」という謎としか思えない「異次元の誇大広告」を掲げ続けてきた。
一方で、子どもの医療費無償化・全員制の中学校給食などからはずっと背を向けてきた。市役所職員でさえも、子育て世代が市外へ流出し続けている。
これらを踏まえ、行政がすべきことは、市民の皆さんの暮らしを全力で応援することではないかと問い、前回できなかったこれらの政策を実現する=「忘れ物を取りに行く」と位置付けて、今回の出馬に至ったと述べた。