2013/01/06 【福岡】『100人の母たち』スライドショー&トークセッション 亀山ののこ×鎌仲ひとみ×村上さとこ

記事公開日:2013.1.6
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 2013年1月6日(日)14時から、福岡県北九州市の男女共同参画センター・ムーブで、「『100人の母たち』スライドショー&トークセッション 亀山ののこ×鎌仲ひとみ×村上さとこ」が開催された。東日本大震災後、子どもを連れて福岡に避難したフォトグラファー、亀山ののこ氏が、同じ状況の母親たちにカメラを向けた写真集『100人の母たち』の出版を記念して、映画監督の鎌仲ひとみ氏、九州ひまわりプロジェクト代表で、北九州市議選に出馬する村上さとこ氏とのトークセッションが行われた。

■主催 『100人の母たち』北九州実行委員会

■Ustream録画(14:01~ 2時間18分)

2分~ 鎌仲氏トーク/35分~ スライドショー/1時間1分~ トークセッション

 始めに「お母さん革命始まる~女性たちが変える未来」と題して、鎌仲氏が講演を行い、写真集『100人の母たち』のスライドショーを挟んで、 亀山氏、鎌仲氏、村上氏の3名によるトークセッションとなった。

 鎌仲氏は、自作の映画『ヒバクシャ~世界の終わりに』『六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』の3作品について、「これは核を巡る三部作であり、撮りながら、どうしたら子どもたちを被曝から守ることができるか、ということを常に考えてきた」と話した。さらに、「被曝の時代をどう生き抜くかは、非常に重要な問題だが、意識の風化や大手マスコミによる『たいした事はない、大丈夫だ』というプロパガンダがあり、難しい」と述べた。

 また、鎌仲氏は「広島と長崎では、原爆投下後、5年間は救済がなく、放射能に感受性の高い人はその間に亡くなってしまった。その後、8万9千人を治療もしないで研究し、データを集めたものが、現在のICRPの基準値になっている」と述べて、低線量の被曝で健康被害はない、という前提に疑問を呈した。「そんな中で、イランでも、ベラルーシ、ウクライナでも、子どもたちが犠牲になった。フクシマでは、私たちが対策を立てなくてはいけない」と語った。

 亀山氏は、自身も震災後に1歳の双子を連れて避難したことから、「同じ子を持つ母として、子どもを守りたいという気持ちや、普通の母親たちが『原発はいらない』と立ち上がっていることを伝えたい」と話した。

 北九州市の被災地がれき受け入れに対して、反対運動の中心となって活動してきた村上氏は、「政治の場で、女性の立場から反原発の声を上げ続けることが大事だ」と話し、1月27日に投票が行われる北九州市議選に立候補した思いを語った。【IWJテキストスタッフ・荒瀬/奥松】

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