「今年は11月に沖縄県知事選もあるが、沖縄県名護市長選の敗北を受け、『オール沖縄』の立て直しをどう考えているか」――。
2016年2月6日に衆議院本館で行われた立憲民主党・福山哲郎幹事長の定例会見でIWJ記者が直撃質問すると、福山氏は「(名護市長選の)結果は結果ですから、重く受け止める」と述べ、以下のように語った。
「今回、初めて(立憲民主党は稲嶺進氏を)支持すると決めた。沖縄県連も立ちあがる前であり、翁長知事がどのようなかたちで沖縄県知事選に臨まれるかも、まだ我々は把握をしていない。沖縄県連をいち早く立ちあげること、検証委員会(辺野古新基地移設方針に関する再検証委員会)を動かしていくこと等を進めることが大事。その推移の中で状況に応じて判断をしていきたい」
またFACTAの記者から、名護市長選に敗北したことに対する危機感を問われ、福山氏は「名護市長選で敗戦したことは小さいことではない。しかし一方で、沖縄県民のみなさんの不安や不満や怒りは、選挙結果に表れただけではないと思う。沖縄県全体の中の総意がどういう状況かについては、まだはっきりとしてないと考えている」と答えた。