「日本会議の大阪の拠点にするのでは」――破格値の土地購入費に「航空機騒音指定区域」…不自然すぎる立地に豊中・木村真市議が懸念! 〜「極右学校法人の闇」第4弾 2017.2.15

記事公開日:2017.2.18取材地: テキスト動画独自
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(取材・文:城石エマ)

特集 極右学校法人の闇

※2月21日テキストを追加しました!

 大阪府豊中市の国有地が、「学校法人森友学園」に払い下げられていた問題は、豊中市の一市会議員が、土地の売却過程に疑問を抱いたところから、明らかになった。

 2017年2月15日、自由法曹団による「瑞穂の國記念小學院」の現地視察後、IWJは建設中の小学校を前に、この問題の第一発見者である豊中市・木村真(まこと)市議に単独インタビューを行った。木村市議は、2月8日、国有地の売買価格を非開示とした近畿財務局の決定は違法だとして、大阪地裁に提訴した。

▲木村真市議

▲木村真市議

 インタビュー中、約10分おきの頻度で、上空を航空機が低空飛行し、たびたび会話の音は遮られた。この土地はもともと、「航空機騒音指定区域」に指定されていた場所だ。さらに、この土地には、ヒ素や鉛の土壌汚染があったことも判明している。

 航空機騒音に土壌汚染――。およそ、子どもの教育環境として最適とは言い難い。わざわざこのような場所に小学校をつくること自体、不自然だ。

 いったいなぜ、「森友学園」は資金不足の問題を抱えながら、わざわざこの国有地を買い取り、小学校を建設することにこだわったのか。木村市議はインタビューの中で、「日本会議大阪の拠点にするのでは」という、懸念を示した。以下に、そのときのインタビューを掲載する。

 IWJはこの森友学園問題を、「極右学校法人の闇」として、シリーズ化している。ぜひ、これまでに掲載した記事もご一読いただきたい。

記事目次

■ハイライト

  • タイトル 「日本会議の大阪の拠点にするのでは」――破格値の土地購入費に「航空機騒音指定区域」…不自然すぎる立地に豊中・木村真市議が懸念! 〜「極右学校法人の闇」第4弾
  • 日時 2017年2月15日(水)14:30頃〜
  • 場所 大阪府豊中市内

「日本会議大阪の拠点をつくる、という意味が絶対ある」――子どもが集まらず、学校経営が成り立たない、資金も不足…なのに森友学園が小学校建設にこだわる理由とは? 木村真・豊中市議が推測

――土地価格の問題から、この学校の問題が次々明るみに出ています。

豊中市・木村真市議(以下、木村市議)「普通の意味での学校経営は成り立たないと思います。現実的に、初年度なんかは1年80人、2年80人と160人しか子どもいれないことになっています。160人首尾よく集まったとしても、収入って微々たるもの。建物は結局20億円近くかかっているという話です。少子化の時代に普通の学校経営って成り立たないはず

――なぜ彼らはそこまでして、小学校を建てたいのでしょうか?

木村市議「彼らの言い方でいえば、『なんぼ幼稚園でいい教育をしても、普通の小学校入ったら台なしや』と。小学校を作りたいというのが、彼らの年来の希望やったみたい。

 ただやっぱり、それだけじゃなくて、日本会議大阪の拠点を作る、という意味が絶対あると思うんですね。

 今までも塚本幼稚園というのは、はっきり言ったら極右の文化人が、たとえば櫻井よしこであるとか、百田尚樹とか、竹田恒泰、田母神俊雄、中山成彬やら、極右の政治家、文化人を呼んで、たびたび講演会をやってたみたいなんですけど、やっぱり幼稚園の講堂って、なんぼ詰め込んでも100人、200人、その程度。

 それが一気にあの大きな体育館ということになると、500人、800人、場合によっては1000人とかいう規模になってくる。おそらく学校としても使うけども、そういう日本会議の講堂という意味合いも持たせて、日本会議大阪の拠点と。

▲塚本幼稚園退園者の方より提供いただいた、塚本幼稚園の「おかあさん新聞」。安倍昭恵氏や曽野綾子氏を招いて行った講演会の様子が紹介されている

▲塚本幼稚園退園者の方より提供いただいた、塚本幼稚園の「おかあさん新聞」。安倍昭恵氏や曽野綾子氏を招いて行った講演会の様子が紹介されている

 実際そういう使い方もするだろうし、象徴的な意味で、名前も『瑞穂の國記念小學院』。安倍昭恵が名誉校長で。大阪の日本会議の象徴的な施設という意味合いもあってつくるもんやと思います」

地下埋設物の撤去は売買契約の前に終わっていたはず! なぜか明かされない「工事の実績価格」

――今日の現地視察の見どころはどこでしたか?

木村市議「一番焦点になっているのは、ゴミ撤去の費用で、8億1900万円割引してということで、ゴミってどんな現場っていう具体的なイメージをつかむため。

 山本(一徳)市議の情報開示請求した資料によると、ゴミ処理の計画でいうと、平成27年(2015年)の11月には撤去完了予定らしいんです。それでいうと、もうすんでいるわけですから、わざわざ見積もりなんか使わなくても。売買契約書は平成28年(2016年)6月20日付なんだから、見積もりなんか使わんと実績で計算すればよいわけで。大阪航空局のつくった8億1900万円の見積もりってだいぶ古いものだから。おかしな話です

――なぜ実績を出さないのでしょうか?

木村市議「そら、隠したいことがあるのでしょうね。何を隠そうとしているのか、ということをなんとか突き止めてってことですが

「安倍さんが総理のうちが憲法改正のチャンス」――願いを込めて、「安倍晋三記念小学校」? ~カルト右翼勢力にとって「安倍晋三」は「希望の星」!?

木村市議「やっぱり、何から何まで不自然。塚本幼稚園で保護者に寄付をつのる仮称が『安倍晋三記念小学校』だと。安倍晋三さん本人はあずかり知らんところで勝手に塚本幼稚園がその名前使ったんだと思うんですが、だから正式に、その後は『瑞穂の國記念小學院』ということになるんですが。

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