「沖縄の私たちに12月10日の人権デーは当てはまらない」糸数慶子議員――『高江オスプレイ・パッド、辺野古新基地の建設を許さない! 東京集会―最高裁は沖縄の民意に応える判決を!―』 2016.12.10

記事公開日:2016.12.14取材地: テキスト 動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(取材・文 青木浩文)

 2016年12月10日、『高江オスプレイ・パッド、辺野古新基地の建設を許さない! 東京集会―最高裁は沖縄の民意に応える判決を!―』東京集会が日比谷野外音楽堂で3つの市民団体の共催で開かれた。この日、東京の最高気温は12度。北風の吹きすさぶ中、主催者の発表によれば3900人が参加した。

 政界からは、民進党・衆議院議員の初鹿明博氏、日本共産党・衆議院議員の笠井亮氏、社民党幹事長で参議院議員の又市征治氏、そして、沖縄社会大衆党・沖縄の風で参議院議員の糸数慶子氏が参加した。

■ハイライト

 糸数議員は、「今日は世界人権デー」だとして、胸につけた世界人権デーのオレンジ色のリボンを示しながら、日本政府が人権啓発の目標として掲げている標語を紹介した。

 「『みんなで築こう 人権の世紀 考えよう 相手の気持ち 未来をつなげよう 違いを認め合う心』と、掲げておりますけれども、笑ってしまいます」と、日本政府の欺瞞を厳しく批判した。

▲平成28年度啓発活動重点目標・調査救済制度周知ポスター
▲平成28年度啓発活動重点目標・調査救済制度周知ポスター

 「沖縄の私たちには、この『人権デー』も、『人権週間』も当てはまらない。これが今の沖縄の実態ではないでしょうか。沖縄の県知事を始めとして、各種選挙で私たちが意思表示をしたのが、衆議院、参議院、地方の選挙を含めて、辺野古に新しい基地はいらない、高江のヘリパッドはいらないという思いで、県民の8割りが意思表示をしていますが、今の日本の政府、司法、立法、行政は、沖縄のこの民意を完全に無視している」と訴えた。

▲沖縄社会大衆党・沖縄の風の糸数慶子氏
▲沖縄社会大衆党・沖縄の風、参議院議員の糸数慶子氏

「いろいろ言う民進党の執行部の方もいますけど、しっかりとケツを叩いて、野党共闘を進める」民進党衆議院議員・初鹿明博氏

 初鹿議員は、「高江では機動隊が顔面パンチをして、反対派の住民を押さえつけようとしている。民進党の国対のヒヤリングで、警察庁の担当者にその動画を見せたらなんと言ったと思いますか。IWJの映像を見た方がいると思いますが、『相手の安全を確保しようと思って止めようとしているんだ』と。ふざけるな」と、興奮しながら語った。

 その上で初鹿議員は、「本来だったら、きちんと本人を呼んで聴取をして、公務員暴行陵虐罪で処罰すべき。それを放置していたら、今度は『土人』、『シナ人』発言。大阪府知事に続き、(鶴保庸介)沖縄北方担当大臣まで『差別とは断定できない』と言っている。あの大臣を辞めさせないような政権。まさに、それがすべてを物語っている」と批判した。

 さらに、続けて初鹿議員は 「そういう安倍政権を絶対に倒さないといけないと思う。次の衆議院選挙がいつあるかわかりませんが、いろいろ言う民進党の執行部の方もいますけど、しっかりとケツを叩いて、野党共闘を進める」と訴えると、参加者から喝采と「民進党がんばれ」などと声がかかった。

▲民進党衆議院議員の初鹿明博氏
▲民進党衆議院議員の初鹿明博氏

 初鹿氏がスピーチの中で触れた、IWJが中継を行った国対のヒヤリングについては、下記に掲載されている。併せてお読みいただきたい。

 また、「土人」発言については、以下の記事にもまとめているので、ぜひご一読いただきたい。

関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です