改選議席定数がこれまでの5議席から6議席へと増えた参院選東京選挙区。自民党と民進党がそれぞれ2人ずつ、共産、社民、おおさか維新、新党改革、日本のこころがそれぞれ1人ずつ候補者を擁立している。
無所属でも、三宅洋平候補のように注目度の高い候補がいて、東京選挙区では連日、激戦が繰り広げられている。抜群の知名度でトップを走る民進党の蓮舫候補を、自民の中川雅治候補、共産の山添拓候補、公明党の竹谷とし子候補らが追走中だ。
現代芸術のアーティストでもあり、過激なパフォーマンスで知られる東京選挙区・社民党公認の増山麗奈候補は、戦場ジャーナリストである夫の志葉玲氏にもり立てられつつ、この激戦区の東京で奮闘中だ。
自身もジャーナリスト・映画監督として、イラクやパレスチナの戦場取材を通して戦争がいかに悲惨なものかを体験してきたと述べる増山麗奈候補は、「世界平和は一人一人の暮らしを守ることから始まる」と語る。
「平和とは市民の生活そのものであります。私たち市民の生活をしっかりと守ることが世界平和につながるんです。
イラクでは経済的に困窮している、こういった方々がアメリカからイラクに送られていました。
大学生の2人に1人が奨学金の借金を背負っています。給付型奨学金制度を実現し、経済的に困窮する人たちの奨学金返済の免除の枠を拡大していきます。
借金があっても人生を諦めなくてもいい。何度でもチャレンジできる。あたたかい社会を作っていきます」