「安倍総理は『今のうち解散』で、もう4年間政権を延命しようと保身を目論んだわけです」
維新の党の江田憲司共同代表は、衆院選公示日の12月2日午前10時半頃、神奈川県・横浜駅西口で第一声をあげた。安倍政権の衆院解散の判断は、政権を延命するためだけに国民無視で行われた、大義なき解散であると痛烈に批判した。
(取材・記事:IWJ・細井正治、記事構成:IWJ・原佑介)
特集 総選挙2014
「安倍総理は『今のうち解散』で、もう4年間政権を延命しようと保身を目論んだわけです」
維新の党の江田憲司共同代表は、衆院選公示日の12月2日午前10時半頃、神奈川県・横浜駅西口で第一声をあげた。安倍政権の衆院解散の判断は、政権を延命するためだけに国民無視で行われた、大義なき解散であると痛烈に批判した。
■ハイライト
※以下、発言要旨を掲載します
江田憲司共同代表(以下、江田・敬称略)「いよいよ本日、選挙戦の火蓋が切られました。安倍総理は自らが約束した国会議員定数削減もせず、閣僚の『政治とカネ』の問題も起こり、国民の間で政治不信は蔓延しているでしょう。『アベノミクス』と騒いでいますが、国民の生活は苦しくなっています。
消費税増税前に景気を上げ、みなさんの給料を上げなければいけないのに、サラリーマンの実収入は12ヶ月連続ダウンのままで、見事に失敗しています。この後もどんどん悪くなる一方です。だからこそ安倍総理は『今のうち解散』で、もう4年間政権を延命しようと保身を目論んだわけです。
私たちは、9月の結党時に『こりゃダメだ』と判断し、秋の国会で消費増税凍結法案を提出しました。安倍総理はこれに賛成さえすれば、わざわざ600億円以上も費やして国政多難、師走の繁忙期に『国民そっちのけ解散』などしなくてもよかった。増税の『先送り』だけなら、すぐにできたのです」
(…会員ページにつづく)