「女性は、舛添さんにだけは入れてほしくない」――。
東京都知事選での優勢が伝えられている舛添要一候補の言動が「女性蔑視」にあたるとして、女性らが「舛添要一を都知事にしたくない女たちの会」を発足。2月6日に記者会見を行った。
(IWJ・原佑介)
特集 2014東京都知事選
「女性は、舛添さんにだけは入れてほしくない」――。
東京都知事選での優勢が伝えられている舛添要一候補の言動が「女性蔑視」にあたるとして、女性らが「舛添要一を都知事にしたくない女たちの会」を発足。2月6日に記者会見を行った。
■ハイライト
同会は、舛添氏が厚生労働大臣時に生活保護の「母子加算」を廃止に追い込んだことや、重篤な副作用が次々と報告されている子宮頸がんワクチンを承認したことなどを問題視。さらに、「女は生理のときはノーマルじゃない」といった発言や、元妻である片山さつき氏が告白した「物を投げつける」「ナイフをずらっとならべ、刃先を私につきつけた」といった言動を批判した。
神奈川県在住の新井さんは、「巣鴨で、舛添さんが、『おばあちゃんに囲まれて舛添が福祉は任せてね』と言っていた。その後、『やつらはカネを持っている、ジジババからカネを取るために消費税を上げろ』と発言しているのを見て、その感覚に危機感を覚えた」と告白。
渋谷区在住の堀田さんは、女性として、雇用面における厳しい待遇を経験してきたと振り返り、「女性の雇用問題は、改善されていない」と現状を指摘。舛添氏の掲げる政策について、「女性のことはほとんど書いていない。ケアしようという意識がない。堂々と女性蔑視をしている人が知事になるのは許せない」と述べ、「組織票で舛添さんに入れている人もいるかもしれないが、女性は、舛添さんにだけは入れてほしくない」と訴えた。
前日に立ち上げたという同会のホームページには、この日までに、すでに75000件のアクセスがあったという。ネット上では舛添氏に対する不信感は強いが、舛添氏に投票する層の多くはネットで情報収集をしていない可能性もある。同会は、舛添氏による女性蔑視や高齢者蔑視発言を、いかにネットを使わない層に周知するかが課題だとした。
去年の選挙での不正選挙に関する具体例が証言された部分は必見です。是非とも全編視聴するべきです。《「不正をやられてしまう心配をしています。そうでない限り閑古鳥が鳴いている選挙演説しかなさらない方が一位の筈は絶対に無いです。」》という部分です。