ミス・インターナショナル2012優勝の吉松育美氏が脅迫被害の実態を告発 大手芸能プロ役員が協賛企業に圧力か 2013.12.16

記事公開日:2013.12.16取材地: テキスト動画
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(IWJ・石川優)

 2012年のミス・インターナショナル世界大会で日本人初のグランプリに選ばれた吉松育美氏が12月16日、日本外国特派員協会で記者会見を行い、11日に自身のブログで公表した脅迫被害の実態について語った。

 吉松氏は、昨年のミス・インターナショナル世界大会で優勝した後、当時所属していた芸能事務所を辞め、自ら会社を立ち上げて独立した。その際、反社会的勢力とのつながりが取り沙汰されているある芸能事務所に移籍するよう「圧力」があったという。

■ハイライト

 吉松氏は、「暴力団排除条例もありますので、倫理的にもその圧力を断りました」と、その芸能事務所への移籍を拒否。するとその直後から、大手芸能プロダクション・株式会社ケイ・ダッシュ幹部である谷口元一氏による嫌がらせと脅迫行為が始まったという。吉松氏は、今月11日、谷口氏を威力業務妨害罪で警視庁に刑事告発し、あわせて東京地裁に民事提訴した。

自殺した元TBSアナウンサーの名前を出し「同じことになるかもしれない」

 吉松氏によると、谷口氏は今年の6月13日、吉松氏の実家の電話番号を調べ、両親に対して脅迫電話をかけたという。その際、谷口氏は2008年に自殺した元TBSアナウンサーの川田亜子さんの名前を出し、「私が知っている川田という女性はマット(※吉松氏の海外エージェントであるマット・テイラー氏)に洗脳されて自殺しました。育美さんも同じことになるかもしれない」などと語ったという。

 これについて吉松氏は「『川田さんと同じような目にあうぞ』あるいは、『自殺に追い込まれてしまう状況にする』という脅迫のメッセージにしか聞こえませんでした」と報道陣に配布した資料に記している。

 他にも、吉松氏の自宅オフィスに不審者が現れ、部屋の中を覗き込まれたり、写真を撮られるといった被害にあったという。

ミス・インターナショナルからの出席拒否、谷口氏による圧力か

(…会員ページにつづく)

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「ミス・インターナショナル2012優勝の吉松育美氏が脅迫被害の実態を告発 大手芸能プロ役員が協賛企業に圧力か」への23件のフィードバック

  1. ジェイク・エーデルスタイン より:

    非情によくまとめた記事です。詳細あり、記者会見全部の収録もアップしたのが、配慮深いです。

  2. あのねあのね より:

     この事態は世界中に発進されるべき驚愕の事実です。但し、日本の芸能界、政界、マスコミ界では日常風景であり承知の事実のひとつに過ぎず驚くに値しないと考えられています。
     反社会的勢力であるヤクザであったことを公言してはばからない故浜田幸一氏が国会議員として所属した自由民主党が長く政権にあり、現在も政権に有ることから判るように日本はマフィアが堂々と跋扈する国である。その故浜田氏の運転手をしていたのがバーニングプロダクション社長の周防 郁雄氏であり、同級生だったのがケイダッシュ会長の川村龍夫氏、川村氏はバーニングの役員にも名を連ねているそうである。稲川会二代目会長の故石井隆匡氏の出身が横須賀であり、横須賀が地盤の元首相と稲川会との深い関係や、元首相の息子の選挙に稲川会が絡んでいるという噂は絶えない。
     問題は日本の報道機関とヤクザの関係で、新聞販売に関してヤクザと深い関係に有る事は関係者なら誰でも知っている事実です。新聞販売とヤクザの関係は主に営業活動つまり拡張営業にみられ、拡張団とよばれる集団のオーナーがヤクザで有ったり上納金を納めているという話は以前からよく耳にする話ではあった。
     こういう話が漏れると問題が多いようで、販売店からこれらの拡張団に金を払う場合には直接支払わず、朝日会や読売会という団体を経由して払っていた。但し、ここにも別の意味合いがあり脱税をしていた。何年か続けて隠れ蓑の団体が追徴金をとられたというニュースを耳にした。景品販売の景品も購入先が決まっており、販売店がスーパーで安く購入することは不可能だった。拡張団も税金を払っていないという話があったが、本当に払っていなかったようだ。問題が多い新聞販売を警察が許している理由は、主に個人情報の提供だと考えられます。販売店が警察に故人情報を礼状も無く簡単に提供するのはよくあることでした。
     1996年に発覚した話ですが、私の個人情報を勝手に使い預金口座を勝手に作り詐欺に利用していた新聞販売店が会った。その口座を作られた金融機関は別の金融機関を吸収合併した後に破綻している。口座を作られた支店は平塚信用金庫が引き取った。判りにくいと思うが、預金口座開設には本人確認の必要が有るので金融機関の職員もグルだったのだ。この件に関して、大手町の読売新聞に電話し正力と名乗る男と電話で話をしたが、凄んできた。マスコミ自体がそういう姿勢だから、マスコミ自身が自室の隠蔽の為にも売り上げ維持の為にもヤクザを必要とするのです。だから、新聞がある限りヤクザは無くならない。
     脅迫の方法ですが、ヤクザは脅しのプロなので脅し方も“洗練”されており、相手がおびえるが法に触れない方法をいくつも知っているのです。だから、第三者がそれは脅迫に当らないと判断することは禁物です。

  3. ファイト より:

    この事件をこれだけ詳しく掲載されたのはこのサイトが初めてだと思います!ジャーナリスト魂を感じます!今後も外国人記者クラブなどで取り上げられればいいなぁ。

  4. 悪質だね より:

    芸能界はヤクザ=朝鮮人が牛耳ってるのは噂で聞いていましたが、やり口が完全にヤクザそのものですね。

    1. gatiUmont より:

      前々からヤクザ=朝鮮人だとの考えには違和感を持っていた。
      日本人のヤクザはいない との証拠を具体的に示してほしい。

  5. モカ より:

    脅迫行為を行った人間及び団体は断罪されて然るべきだと思うのですが、その問題を女性差別に結びつけるのは違うのではないのかなと思います。

    1. kkjunkokimura より:

      同感です。

    2. tara より:

      脅迫が女性差別だという、そんな短絡的な話じゃないですよ。
      分かったようなコメントをするなら、分かるように動画を見てからの方がいいよ。

      吉松さんはなぜ日本外国特派員協会で会見せざるを得なかったのか?
      いまだ官・政に並ぶ権力を持つ日本のマスコミ業界に巣食う根深い問題。
      業界の裏権力を持つ非道勢力が女性を商品として服従させている問題。

      彼女は第三者には想像できない恐怖の中で、問題に立ち向かっていると思います。

  6. プリン より:

    ダラダラと何年も同じ自民党政権が維持され、メデイア、司法、警察が利権やその枠組みから「抜け出さない」。。。
    こんな事があるのも当たり前では。。。それでもまーた自民党。。。
    日本ほど白々しく腐った国は無いと思う。

  7. こいけた七味 より:

    配信はしたようですが、すぐさま削除されていったようです。
    吉松育美さんのブログ ▷ http://ameblo.jp/ikumi-621/
    どんな圧力が…。

    1. こいけた七味 より:

      そして「圧力」にすぐ屈服するマスコミの現状。

      いろんな面で、日本は本当にいま足元から変わらなければ、もう間に合わなくなってしまう…。

  8. おしゃまん より:

    芸能界ってのは都市伝説が事実なんだよね。こんな世界に娘や息子を入れるつもりの親御さん、一度調べてみませんか?幸せになって欲しいと思うものですが、この世界に入って「幸せ」になってる人間なんていますか?

    それと今回のこの男に関するネタは相当前からいろいろ騒がれているのにいつまで放置しているんだろうか。
    確証がないから動けない?小沢事件もそうだし、ウイルス事件の片山容疑者事件でもそうだし
    検察警察は、確証などなくても逮捕しまくっているでしょうがw

  9. 糖質 より:

    これ報道できないマスコミは今後一切秘密保護法について言えないよね、当たり前だよね、あと吉松さんになにかあったらマスコミや警察、司法が見殺しにしたってことだよね人でなし

  10. 774 より:

    こっわーこれって日本のメディアが来なかったのも圧力かけられたからなんでしょ?
    最後までどこも放送しないつもりなのか・・・知ってるのはたまたまこのサイト見た人だけ・・・

    日本のメディア終わってるな、完全にヤクザに支配されてるじゃん

  11. YOSHIO SHIMIZU より:

    涙が流れてしまいました。頑張ってほしいと祈ります。

  12. KI より:

    猪瀬さんが生贄に見えてきた。

  13. ふぁ~まん より:

    女性問題というか、芸能界の問題であり、日本のメディア問題のような気がします。
    先日、「わたしはマララ」を読んで、今でもパキスタンでは、女性がこんな酷い待遇なのかと悲しい気持ちになりましたが、まさか日本でも、こんな事が起きているなんて。
    悲しいですね。
    吉松さん、応援します!

  14. Highwaydancer より:

    上記の方がおっしゃるように、これは女性差別でも日本の文化が悪いわけではありません。
    ただし、卑劣なやりかたで組織の威をかりて脅迫し女を物にしようとすることは許しがたし。
    芸能界ではこのような事はよくあることかもしれませんが、もっとも驚くべき事は大手メディアがいっさいの
    報道を控えていることです。それこそが大問題!です。
    報道の自由と正義が完全に口先だけだったことがわかりました。権力と暴力を持っている恐ろしい相手には併合する。最悪なのは全てのマスコミがそうしていることが許せません。彼らに報道の自由と正義を語る資格はありません。日本がこのような酷いマスコミの実態を世界にさらしたことは、誠に恥ずかしき事です。
    吉松さんには本当に頑張って頂きたいです。応援しております。

    1. まる より:

      >卑劣なやりかたで組織の威をかりて脅迫し女を物にしようとすること

      こういうことも「女性差別(蔑視)」と言っていいのでは?
      おっさんどもが権力を身につけ、気に入った女性を力ではべらせようとし、拒まれると仕事を奪ったり脅したりする。女は力で都合よく扱うものと思ってるやつが、いまだに少なくない時点で女性差別問題ではあるだろうに。
      これ、一般企業でもあるよね。やり方がもう少し地味なだけで。
      一部芸能界だけの問題じゃないです。今も古い体質の企業はゴマンとある。
      児童買春、人身売買なども組織的に行われているし。暴力組織と企業や政界、警察、司法までつながっている訳だしね。吉松さんも裁判所から「今回の件はなかったことに」って告訴取り下げ求められたらしいけど。怖いね。
      告訴のうち5割が理由不明で不起訴にされて終ってるみたいだね。
      、普段は水面下でされていることだから
      「特殊な世界だけのこと。日本の文化とは関係ない。女性差別でもない」などと思いたくなるのかね。
      そういう差別と言ってさえいけないような風潮自体息苦しい。
      日本人が日本の欠点を指摘しちゃいけないような空気もあるよね。すぐに在日扱いされたり日本から出ていけとか。
      吉松さんも勇気を出したもの、ある「言論」でナショナリスト達にぶったたかれるし、「世間を巻き込んでストーカー被害者ぶったパフォーマー」扱いにされつつあるような。またこうやって「なかったこと」にされていくのかね。

  15. ビューティー・ページェントを廃止すべき より:

    日本の芸能界の膿を出す告発は応援したいし、[136カ国中で「ジェンダーギャップ指数」が105位と先進国でも最低ランクの評価を受けている日本]の状態は改善するべき大きな課題。
    しかしまずは吉松氏からビューティー・ページェントを廃止する、自分のタイトルは返上するという提言があるべき。美人コンテストというジェンダーの平等の対極にあるようなイベントに水着で出る人だと説得力がない。こういったイベントが女性の性の対象化を助長しているので。

    しかしジェンダーギャップ指数以前に、日本の芸能界とヤクザ的な繋がり、そしてそこに属するタレントを必要とする日本のメディアのある意味癒着体質が問題。反原発を口にした山本太郎がほされたのと似た現象。だから彼女はとても大きなものに向かっている訳で、バックアップは得ずらいのだろう。絶対に自殺などしないでもらいたいし、しないよう周りが守らないと。
    日本はアイドル(考えることを期待されない女性たち)が主流なうちはジェンダーギャップ指数云々も空しく聞こえる。ここは女性が意志的に社会参加し、やはり高い地位を企業やメディアなどで占めていかなくては変わらない。

  16. kw より:

    コメントされているほぼ全ての方と同様,吉松氏を応援したいと思います。

    多くの方が言及されているとおり,本件は(一部日本の刑事司法の情けない部分が垣間見られてはいますが),専ら日本のメディアの悪しき部分が,極めてわかりやすく露呈したということにこそ,その重大性があります。
    これを,ジェンダーの問題に「矮小化」してはなりません。

  17. 黄熊 より:

    こんな状況を作ったのは、日本国民なのです。
    TV、新聞、宗教、選挙、パチンコ…etc
    騙されて、反日勢力(朝鮮半島系)に加勢や資金提供しないように
    気を付けて行動しましょう。

  18. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見より) より:

    ここで語られてるのは、ただのストーカー犯罪ではない。この本質は、日本社会の野蛮さ・女性蔑視・物言えぬ社会の歪さではないか?これは氷山の一角だろう、吉松氏の勇気に敬意を払います。

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