「非常に汚いやり方」 東電幹部の不起訴処分に対し、原告団が厳しく批判 ~福島原発告訴団 記者会見 2013.9.9

記事公開日:2013.9.9取材地: 動画
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(IWJ・大西雅明)

 福島第一原発事故をめぐり、業務上過失致死傷などの疑いで告訴・告発されていた東京電力の勝俣恒久前会長ら約40人が9日、全員不起訴処分となった。この処分を受けて、同日夕方、福島県民らおよそ1万4700人からなる「福島原発告訴団」の原告らが記者会見を行った。

 もともと、この告訴・告発は福島地検に対して行われたものだったが、今回の不起訴処分に先立ち、事件が東京地検へ移送され最終的な処理が行われた。その結果、告訴団は、福島地裁の検察審査会に申し立てをすることができなくなった。

 福島地検に告訴・告発していた理由について、弁護団の河合弘之弁護士は、「福島県民から構成される検審で不起訴処分の当否を図ってもらう」狙いがあったと語り、今回、事件が東京地検に移されたことに対しては、「非常に汚いやり方だ」と検察を強く批判した。

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