IWJが独自に仮訳して紹介!「米国最高の知性」とも目される言語哲学者、ノーム・チョムスキー氏の米大統領選に関するインタビュー!! 過去40年間に90%の低所得層から超富裕層へ50兆ドル近くの富が移転された! トランプの共和党も、民主党のクリントン派も共犯!! 2020.11.12

記事公開日:2020.11.12 テキスト

 世界的に著名な米国の言語哲学者、認知科学者で、反戦論者、グローバル資本主義批判者としても知られるノーム・チョムスキー氏の独占インタビューが、米国のニュースサイト「truthout」に掲載された。このインタビューの内容を、IWJが仮訳し、ご紹介する。インタビュアーは政治経済学者・政治学者のC.J.ポリクロニユー氏である。


カマラ・ハリスの勝利演説は美しい理想論!? 米国の真の問題は新自由主義とグローバリゼーションによる労働者の二重の搾取構造!IWJはカマラ・ハリス氏の演説を全文仮訳! 2020.11.12

記事公開日:2020.11.12 テキスト

 バイデン政権で副大統領になるカマラ・ハリス上院議員に注目が集まっている。

 カマラ・ハリス議員は、11月7日のバイデン候補に先立つ勝利演説の中で「今、母のことを考えています。何世代にも渡る女性たちのことを考えています。今日、この瞬間に至る道を切り開いてくれた私たちの国の歴史の中の、黒人の女性たち、アジア系の女性たち、ラテン系の女性たち、ネイティブ・アメリカンの女性たちのことを私は考えています」と述べている。


【岩上安身のツイ録】チョムスキー氏の講演を終えて/犠牲を強いられたユダヤ人の歴史と今後のウクライナ政変の展開 2014.3.7

記事公開日:2014.3.7 テキスト

※2014年3月6日の岩上安身の連投ツイートを加筆し、再掲します

 チョムスキー氏の講演。アダム・スミスの著作について解題始める。スミスは、今日、自分のものは自分のもの、人には渡さない、という邪な格率を標榜する支配的な人間たちのアイコンになってしまっている。しかし、スミスは、そうは考えていなかった。

 スミスは、いわば新自由主義に反論していた。今、理解されているのとは、まったく違う。利己的競争がベースになるビジョンと、人への共感、他者への幸福を気にかける互助の精神、ビジョンがある。スミスは今日、新自由主義者によって理解されているのとは違って、他者への共感を唱えていた。


新自由主義は「機能不全の経済」 ~ノーム・チョムスキー教授講演会 第2回「資本主義的民主制の下で人類は生き残れるか」 2014.3.6

記事公開日:2014.3.6取材地: テキスト

 現代における最高の「知の巨人」の一人、マサチューセッツ工科大学名誉教授のノーム・チョムスキー氏による講演「資本主義的民主制の下で人類は生き残れるか」が、2014年3月6日(木)、上智大学四谷キャンパスで行われた。

 チョムスキー教授の講演は、前日の第1回「言語の構成原理再考」に引き続き、今回が第2回となる。チョムスキー教授の研究テーマである「言語学」からさらに発展し、人類にとって「資本主義」「民主主義」とは何か、という深い命題を問う講演となった。


「言語学の世界的権威」ノーム・チョムスキー教授講演会 ~第1回「言語の構成原理再考」 2014.3.5

記事公開日:2014.3.5取材地: テキスト

 「言語とは何かを考えることは、人間とは何かを考えること」――。

 「現代言語学の父」と評される、マサチューセッツ工科大学名誉教授のノーム・チョムスキー氏の講演「言語の構成原理再考」が、3月5日に上智大学四谷キャンパスで行われた。

 チョムスキー教授は1950年代、20代の若さで、言語学における革命的理論となる「生成文法理論」を発表。それまで外的な要因によって習得すると思われていた言語が、実は人間が生まれながらに持っている特性であることを発見し、以来、言語の科学的研究の基本的な考え方となっている。

 チョムスキー教授の上智大学での講演は、1987年以来27年ぶり。会場には700名もの聴衆が詰めかけ、言語学の歴史的経緯を中心に、表現の自由や人間の脳の仕組みなど、チョムスキー教授の幅広い知見に触れた。